JP2523005Y2 - レベル検出装置 - Google Patents

レベル検出装置

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JP2523005Y2
JP2523005Y2 JP1991056304U JP5630491U JP2523005Y2 JP 2523005 Y2 JP2523005 Y2 JP 2523005Y2 JP 1991056304 U JP1991056304 U JP 1991056304U JP 5630491 U JP5630491 U JP 5630491U JP 2523005 Y2 JP2523005 Y2 JP 2523005Y2
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JP
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diaphragm
spring
flange
level
adjusting member
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JP1991056304U
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JPH052046U (ja
Inventor
廣 福原
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株式会社フクハラ
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は液体の液位を検出するレ
ベル検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては本考案者が先に出願
した実公平2−8189号公報に示す考案がある。本考
案者の前記先願の考案に対する従来例は上部ダイヤフラ
ム室とその上部のマイマロスイッチ室の間に軸受を設
け、この軸受を案内として、ダイヤフラムにより押し上
げられる押棒によりマイクロスイッチの押釦を押して、
スイッチを閉じ、警報を発するものである。このものは
上部ダイヤフラム室内の温度変化による圧力変化により
均圧管より、水分塵埃等を含む空気が出入りし、それが
押棒と軸受の間につまって押棒が動かなくなったり、又
それらが押棒と軸受の間隙よりマイクロスイッチ室に入
り、マイクロスイッチが絶縁不良を起こしたりしていた
ものであるがこれらの欠点は本考案者の前記の提案によ
り解消した。本考案者の先願に係わる従来例は図2に示
すように上端がダイヤフラム1により閉塞され、ダイヤ
フラム室7を構成する下部フランジ3と、上端が下部フ
ランジ3に連結され、下部が液位を検出すべき液体中に
開口された検出管8を有する検出すべき液体の液位変化
をダイヤフラムの変位に変換する手段と、ダイヤフラム
の変位の検出手段17を設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例のダイヤフ
ラム1の変位の検出手段17はダイヤフラム1の上部の
上部ダイヤフラム室6において、ダイヤフラム1に近接
体18を設け、上部ダイヤフラム室6の構成部材にリー
ドスイッチ19を設け、リードスイッチ19を外部の回
路に配線したものであり、例えば外部の回路により警報
器21を付勢するようにしたものである。
【0004】このようにすることにより、検出端のリー
ドスイッチ19、近接体18は密閉空間中に有り、摺動
部がなく、水分埃等が入り難くなり、外部の水をかぶっ
たりする影響もまぬがれる効果がある。処が、上部ダイ
ヤフラム室6にリードスイッチ19と近接体18が存在
するため、これらの関係位置は固定されており、検出管
8の下端と液面Lとの間の検出すべき水頭hは一定とな
ってしまう。従って、検出すべき液位を変更しようとす
るとレベル検出装置全体を取付替えしなければならな
い。又、検出すべき液位が一定であっても、ダイヤフラ
ム1のばね常数にばらつきがあり、前記水頭は一定しな
いのでレベル検出装置位置を調節する必要がある。従来
はそのためレベル検出装置を取付けるブラケット位置を
変更したり、該ブラケットにレベル検出装置全体の上下
調節装置を備えたりするが、構造が複雑化し、コストも
高くなり、取扱いも容易でない等の欠点がある。
【0005】本考案は上記従来の欠点を改め、ダイヤフ
ラムの位置検出手段が均圧管より上部ダイヤフラム室に
出入りする水分塵埃等を含む空気の影響を受けず、装置
を固定したまま検出水位を調節可能としたレベル検出装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上端がダイヤフ
ラムにより閉塞され、ダイヤフラムで仕切られてダイヤ
フラム室を構成する下部フランジと、下部フランジの外
周との間で外周がダイヤフラムを挟持する上部フランジ
と、ダイヤフラム室に向かってダイヤフラムを加圧する
圧縮コイルばねと、上部フランジの中心のめねじにねじ
込まれこの圧縮コイルばねを調節するばね調節部材と、
上端が該下部フランジに連結され、下部が液位を検出す
べき液体中に開口された検出管を有する検出すべき液体
の液位変化をダイヤフラムの変位に変換する手段と、上
記ダイヤフラムの変位の検出手段を設けたレベル検出装
置において、前記上部フランジの中心のめねじに中空筒
状のばね調節部材をねじ込み、ばね調節部材の中心をダ
イヤフラムの位置検出手段のアクチュエータが挿通し
て、アクチュエータをダイヤフラム上に接して設けた均
圧部材と接離可能に対設し、前記ダイヤフラムの位置検
出手段を上下部フランジの外部側に取り外し可能に固定
し、上部フランジの外部にばね調節部材の操作部を備え
たことを特徴とするレベル検出装置である。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1に従って説明す
る。ダイヤフラム1は上部フランジ2、下部フランジ3
に密封輪10を介して周辺を圧して挟持固定されてい
る。上下部フランジ2,3間は図示されないボルトにて
周縁を締結されている。ダイヤフラム1上面にはアルミ
ニウムの薄板の均圧板4が重ねられ、均圧板4の周縁は
上部フランジ2と一体で垂下する円環状突条5で上方へ
の移動を止められている。これによって、ダイヤフラム
1と上部フランジ2間に上部ダイヤフラム室6、ダイヤ
フラム1と下部フランジ3間に下部ダイヤフラム室7が
形成されている。下部ダイヤフラム室7と液位を検出さ
れるべき液体を連通する中空の検出管8の上端は下部フ
ランジ3に密封するようにねじ込まれている。
【0008】均圧板4の中心には軸9が固定されてい
る。上部フランジ2の中心には上下方向の貫通孔が設け
られ、該貫通孔にはめねじ11が刻設されている。又、
上部フランジ2には上部ダイヤフラム室6と外部を連通
する排気孔12が設けてある。上部フランジのめねじ1
1には内外周が段付の中空筒状のばね調節部材13がね
じ込まれており、ばね調節部材13の内周側の段となっ
たばね座13aと均圧板4間には圧縮コイルばね14が
縮設されている。ばね調節部材13の操作部はつまみ1
3bであり、つまみ13bを回転することにより、ばね
調節部材13はダイヤフラム1に対して進退するように
なっている。
【0009】上部フランジ2上に図示されないボルトで
固定したマイクロスイッチ取付台15には図示されない
ボルトでスイッチ例えばマイクロスイッチ16が固定さ
れており、該マイクロスイッチ16のアクチュエータ1
6aは軸9と同芯上に配され、軸9が上方へ変位すると
アクチュエータ16aが押されてマイクロスイッチ16
が作動できるようになっている。
【0010】上記構成における作用を説明する。レベル
検出装置は液体を収容した液槽に対して不動に固定さ
れ、検出管8の下部は液体中に存在する。
【0011】これによって液面Lと検出管8の下端間に
は水頭hが生じ、この水頭hにより、ダイヤフラム室
7、検出管8内の空気は圧縮され、液体は検出管8中を
上昇し、検出管8中の液面までの水頭h1とダイヤフラ
ム室7内の圧力P1は釣合う、液体の比重をγとすると
1=γh1となる。これによりダイヤフラム1に加わる
力Fはダイヤフラム径をDとすると F=π/4・D2・P1となる。この力はダイヤフラム1
と圧縮コイルばね14のばね力合計と釣合う。
【0012】液体の液位が変動すると水頭hは変動し、
液体の検出管8内への進入量も変化し、水頭h1も変化
するのでダイヤフラム室7内の圧力P1も変化し、ダイ
ヤフラム1の変位も力Fの変化に従って変化する。液位
が上昇すると水頭h,h1が増加し、ダイヤフラム室7
内の圧力P1は上昇し、ダイヤフラム1は上方へ変位し
て均圧板4に固定されている軸9を上方へ移動させ、軸
9はマイクロスイッチ16のアクチュエータ16aを押
し、液位が上限に達した信号を得ることができる。この
信号は例えば、制御回路を介して警報器を作動し、或は
液槽へ給液しているポンプを停止させる。
【0013】上限液位を調節する場合はばね調節部材1
3の操作部のつまみ13bを回転するとねじ対偶によ
り、ばね調節部材13は進退し、圧縮コイルばね14は
伸縮し、ダイヤフラム1及び圧縮コイルばね14を合せ
たばね力は変化する。即ち、該ばね力はばね調節部材1
3の前進により大きくなり、後退により小さくなる。こ
の力は下部ダイヤフラム室7に加わる圧力P1によるダ
イヤフラム1に加わる力Fと対向するので、上記ダイヤ
フラム1と圧縮コイルばね14の合せたばね力を強くす
ると力Fは大きくなるのでダイヤフラム1を上方へ変位
させてアクチュエータ16aを押すための下部ダイヤフ
ラム室7内の圧力P1は増大する。従って水頭h1は増加
し、水頭h1に従って水頭h、即ち検出管8の没水長は
大きくなり、上限液位は上昇する。逆にダイヤフラム1
と圧縮コイルばね14の合せたばね力を弱くすると力F
は小さくなるのでダイヤフラム1を上方へ変位させてア
クチュエータ16aを押すための下部ダイヤフラム室7
内の圧力P1は減少する。従って水頭h1は減少し、水頭
1に従って水頭h即ち検出管8の没水長は小さくな
る。
【0014】実施例はダイヤフラム1の位置を検出する
ためマイクロスイッチ16を用いたが、ダイヤフラム1
の位置検出手段には限定はなく、近接スイッチ、空気検
出装置、容量変化を利用する変位計、差動変圧器等何れ
であってもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案は以上のとおり、ダイヤフラムを
加圧する圧縮コイルばねを設け、該圧縮コイルばねを調
節するばね調節部材を備えて水位検出器を固定したまま
検出レベルの変更を可能としたものにおいて、ダイヤフ
ラムの位置検出手段が外部にあるため、均圧管から上下
ダイヤフラム室に出入りする水分塵埃等を含む空気の影
響をダイヤフラムの位置検出手段が受けることがない。
また、ダイヤフラムの位置検出手段の取替えが容易に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断面図である。
【図2】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 ダイヤフラム 2 上部フランジ 3 下部フランジ 8 検出管 9 軸 13 ばね調節部材 14 圧縮コイルばね 16 マイクロスイッチ 16a アクチュエータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端がダイヤフラムにより閉塞され、ダイ
    ヤフラムで仕切られてダイヤフラム室を構成する下部フ
    ランジと、下部フランジの外周との間で外周がダイヤフ
    ラムを挟持する上部フランジと、ダイヤフラム室に向か
    ってダイヤフラムを加圧する圧縮コイルばねと、上部フ
    ランジの中心のめねじにねじ込まれこの圧縮コイルばね
    を調節するばね調節部材と、上端が該下部フランジに連
    結され、下部が液位を検出すべき液体中に開口された検
    出管を有する検出すべき液体の液位変化をダイヤフラム
    の変位に変換する手段と、上記ダイヤフラムの変位の検
    出手段を設けたレベル検出装置において、前記上部フラ
    ンジの中心のめねじに中空筒状のばね調節部材をねじ込
    み、ばね調節部材の中心をダイヤフラムの位置検出手段
    のアクチュエータが挿通して、アクチュエータをダイヤ
    フラム上に接して設けた均圧部材と接離可能に対設し、
    前記ダイヤフラムの位置検出手段を上下部フランジの外
    部側に取り外し可能に固定し、上部フランジの外部にば
    ね調節部材の操作部を備えたことを特徴とするレベル検
    出装置。
JP1991056304U 1991-06-24 1991-06-24 レベル検出装置 Expired - Lifetime JP2523005Y2 (ja)

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JPH052046U JPH052046U (ja) 1993-01-14
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JP2007101563A (ja) * 1998-04-28 2007-04-19 Saginomiya Seisakusho Inc ホール素子を用いた水位センサ

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