JP2522445B2 - 乗用型苗植機 - Google Patents

乗用型苗植機

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JP2522445B2 JP2156366A JP15636690A JP2522445B2 JP 2522445 B2 JP2522445 B2 JP 2522445B2 JP 2156366 A JP2156366 A JP 2156366A JP 15636690 A JP15636690 A JP 15636690A JP 2522445 B2 JP2522445 B2 JP 2522445B2
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玉井  利男
塩崎  孝秀
清家  理伯
神谷  寿
正文 佐伯
裕之 新山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、乗用型苗植機に関するもので、前車輪と
後車輪とを同じ苗条間位置の前方を走行させて、然も、
前車輪のトレッドを後車輪のトレッドよりも広くして、
安定した走行を行なわせようとするものである。
〔従来の技術〕
この種の従来例としては、特開昭60−244213号公報に
示すように、車体に対して昇降不能に設けた左右前車輪
と車体に対して背反的に昇降可能に設けた左右後車輪と
を有する乗用型走行車体の後部に苗植作業機を装着した
乗用型田植機がある。
〔従来技術の課題〕
上記の従来技術のものは、耕盤に凹凸があっても左右
後車輪が車体に対して背反的に昇降可能であるから、不
当な昇降とローリングが生じて苗植作業機が揺れ動くこ
とが抑制され、左右均等で所定の植付深さに苗の植付け
が行える。
ところが、左右前車輪と左右後車輪とが同じトレッド
であるために、左右後車輪が背反的に昇降すると、その
側方に位置する苗植付位置の泥面を掻き乱したり、側方
に前工程で既に植付けた苗がある場合には、その既植苗
を押倒してしまったりして、良好な苗植付作業が行えな
い欠陥があった。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記の従来技術の課題を解決するため
に、車体に対して昇降不能に設けた左右前車輪3・3と
車体に対して背反的に昇降可能に設けた左右後車輪4・
4とを有する乗用型走行車体2の後部に、左右方向に所
定の間隔をあけて複数の苗植付装置22…を配置して複数
条の苗を植付ける苗植作業機1を装着した乗用型苗植機
において、該左右前車輪3・3と左右後車輪4・4とを
苗植作業機1の左右最外側の苗植付装置22・22よりも機
体内方で各苗植付装置22…が植付ける複数の苗条Aにお
ける同じ条間位置B・Bの前方に位置させると共に、左
右前車輪3・3のトレッドDよりも左右後車輪4・4の
トレッドCを狭くして、後車輪4が該同じ条間位置B・
Bの前方の中央部で、前車輪3が該同じ条間位置B・B
の前方の機体外側の苗条Aに近い外側部に位置させたこ
とを特徴とする乗用型苗植機としたものである。
〔作用効果〕
この発明は、左右前車輪3・3と左右後車輪4・4と
を苗植作業機1の左右最外側の苗植付装置22・22よりも
機体内方で各苗植付装置22…が植付ける複数の苗条Aに
おける同じ条間位置B・Bの前方に位置させると共に、
左右前車輪3・3のトレッドDよりも左右後車輪4・4
のトレッドCを狭くして、後車輪4が該同じ条間位置B
・Bの前方の中央部で、前車輪3が該同じ条間位置B・
Bの前方の機体外側の苗条Aに近い外側部に位置させた
ので、耕盤が左右に傾斜した所又は凹凸のある所で、車
体を水平に保つべく車体に対して左右後車輪4・4が背
反的に昇降し、その接地部が外側方へ移動する後車輪4
にて泥土が外側方へ押し出されようとするが、後車輪4
の外側には前車輪3が通った車輪跡が形成されているた
めに、この後車輪4によって泥土が押し出されるのが阻
止されるように作用する。
従って、上記作用に加えて、後車輪4が条間位置B・
Bの前方の中央部で前車輪3がその機体外側の苗条Aに
近い外側部に位置していることにより、左右後車輪が背
反的に昇降しても、その側方に位置する苗植付装置の泥
面を掻き乱したり、側方に前工程で既に植付けた苗があ
る場合には、その既植苗を押倒してしまったりすること
が防止され、良好な苗植付作業が行える。
また、前車輪3・3のトレッドDが後車輪4のトレッ
ドCよりも広い為に、車体の走行姿勢が安定し、左右後
車輪4・4の背反的昇降による車体姿勢の補正も適確に
行える。
〔実施例〕
この発明の一実施例である乗用型田植機を図面に基づ
いて詳細に説明する。
乗用型走行車体2は、前部に操向ハンドル5によって
操向自在の左右前車輪3・3を有し、後部には操縦席
6、エンジン7、及び左右後車輪4・4等を有し、これ
ら左右前車輪3・3と左右後車輪4・4とをエンジン7
から伝動装置を経て伝動することによって四輪駆動の走
行形態としている。
乗用型走行車体2の後端部には、左右両側端部に左右
後車輪4・4を車軸8・8で軸装した後輪支枠9の左右
中央部を、ローリング軸10回りに回動自在に設ける。後
輪支枠9の両端部にあって該車軸8・8を軸装する車軸
ケース11・11には、車体前部の前部伝動ケース12から伝
動軸13・13を経て入力されて、該車軸8・8を伝動する
伝動装置を内装する。
また、該乗用型走行車体2、または後輪支枠9に一体
のマスト14からは、上下一対の平行リンク15を上下回動
自在に連結し、この後端部のリンク部材16に、苗植作業
機1の苗植機体17を、ローリング軸18回りに回動自在に
設け、油圧による伸縮されるリフトシリンダ19を介して
支持し、このリフトシリンダ19の伸縮によって苗植作業
機1が乗用型走行車体2に対して昇降される。苗植機体
17とリンク部材16との間には、苗植作業機1を左右水平
状にローリング制御して維持するローリングシリンダ
や、ローリング制御装置等を設けるもよい。
苗植機体17は、下側のフロート20で支持され、上側に
は苗を収容して繰出す苗タンク21を設け、後部にはこの
苗タンク21から供給される苗を分離挿植する複数条植え
の苗植付装置22…を設け、フロート20で滑走均平にした
土壌面に挿苗する。また、フロート20の苗植機体17に対
する上下動によって、リフトシリンダ19の油圧制御弁23
を切換えて、苗植機体17が土壌面上ほぼ一定の高さに維
持されるように制御して、苗植付深さを一定にする。
図例の苗植作業機1の苗植付装置22…及び苗タンク21
の横方向の設置数を4条植として、中央部の二条分の苗
植付装置22・22が左右前車輪3・3、及び左右後車輪4
・4のトレッド内に位置し、外側の左右一条が左右前車
輪3・3、及び左右後車輪4・4の外側に位置する。し
かも、左右後車輪4・4はその後方左右の苗条A間の条
間位置Bの左右中央部に位置し、左右前車輪3・3は、
この条間位置Bで該左右後車輪4・4の位置よりも外側
に偏位して設けられ、左右後車輪4・4のトレッドCに
対して左右前車輪3・3のトレッドDを広く設定する。
また、左右前車輪3・3の回転径は左右後車輪4・4の
回転径よりも小さくし、車輪幅も狭く形成している。左
右後車輪4・4は、広幅のラグ24を配置している。
25はフロア、26はハンドルポスト、27は操縦席6の横
側に設けるリフトレバーで、手動操作でリフトシリンダ
19を伸縮制御して、苗植作業機1を非作業姿勢と作業姿
勢とに昇降するものである。28はエンジン7の始動のた
めのスタータノブである。29は苗タンク21を横方向へ往
復移動案内する案内枠で、苗植付装置22の苗取出口30を
配置し、植付本数分の苗を分離させる。また、各苗植付
装置22は、公転伝動される植付アームの両端に一定のタ
イミングで自転伝動される苗植具32を設けて、一回転に
二株の苗植付を行う。
乗用型走行車体2の走行によって、左右後車輪4・4
によるトレッドCの範囲内に二条の苗条Aが植付けら
れ、その外側に一条づつの苗条Eが植付けられる。この
左右後車輪4・4は、内側の植付条Aと外側の植付条E
との間の条間位置Bのほぼ中央部に位置する。また、左
右前車輪3・3は、該左右後車輪4・4よりも外側にお
いて、同じ条間位置Bを走行回転する。このため、左右
前車輪3・3と左右後車輪4・4とで形成される土壌面
に対する走行車輪跡は、同じ条間位置Bにおいて形成さ
れる。
左右後車輪4・4がローリングによって揺動するとき
は、後輪支枠9がトレッドCの中央部にあるローリング
軸10回りに回動するものであるから、上昇側の後車輪4
(第1図の左側の後車輪4)が、土壌面側へ泥土を掻き
寄せる。このとき左右前車輪3・3による車輪跡と接
近、乃至交錯するような状態となり、従って、後車輪4
で外側へ押される泥土は、この左右前車輪3・3による
車輪跡によって吸収されて、これ以上の外側への土寄せ
が少なくなる。このため、外側の苗条Eへの影響を少な
くして、その苗植付深さや姿勢を一定に保つことができ
る。
また、後車輪4のローリングによる左右への偏位は、
左右前車輪3・3のトレッドDのほぼ範囲内において行
われることとなって、ローリング時の乗用型走行車体2
の安定走行を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
作用を示す背面図、第2図は要部の平面図、第3図は全
体側面図、第4図は全体平面図である。 尚、図中、符号1は苗植作業機、2は乗用型走行車体、
3は前車輪、4は後車輪、22は苗植付装置、Aは苗条、
Bは条間位置、Cはトレッドを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 (72)発明者 佐伯 正文 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 (72)発明者 新山 裕之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 審査官 郡山 順 (56)参考文献 特開 昭63−198907(JP,A) 特開 昭55−114208(JP,A) 特開 昭56−32908(JP,A) 特開 昭59−74912(JP,A) 実開 昭56−15031(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に対して昇降不能に設けた左右前輪車
    3・3と車体に対して背反的に昇降可能に設けた左右後
    車輪4・4とを有する乗用型走行車体2の後部に、左右
    方向に所定の間隔をあけて複数の苗植付装置22…を配置
    して複数条の苗を植付ける苗植作業機1を装着した乗用
    型苗植機において、該左右前車輪3・3と左右後車輪4
    ・4とを苗植作業機1の左右最外側の苗植付装置22・22
    よりも機体内方で各苗植付装置22…が植付ける複数の苗
    条Aにおける同じ条間位置B・Bの前方に位置させると
    共に、左右前車輪3・3のトレッドDよりも左右後車輪
    4・4のトレッドCを狭くして、後車輪4が該同じ条間
    位置B・Bの前方の中央部で、前車輪3が該同じ条間位
    置B・Bの前方の機体外側の苗条Aに近い外側部に位置
    させたことを特徴とする乗用型苗植機。
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JPS55114208A (en) * 1979-02-27 1980-09-03 Kubota Ltd Riding type rice transplanter
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JPS63198907A (ja) * 1987-02-13 1988-08-17 井関農機株式会社 乗用型走行車体

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