JP2522233B2 - 入力トラヒック制御方法 - Google Patents

入力トラヒック制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信すべき情報を固定
長セル単位に分割して転送するATM通信網において、
加入者線上の呼制御信号に対するトラヒック規制を行う
入力トラヒック制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話網においては、加入者から呼
接続要求が発生した場合、その加入者を収容しているモ
ジュ−ル内の呼処理プロセッサが呼接続要求信号に基づ
いて呼の接続処理を行っていた。しかし、企業等の団体
がモジュ−ルに収容されている場合には、そのモジュ−
ルに収容される加入者の殆んど全てが1つの企業に属す
る加入者であるため、一斉発呼や同報通信等が行われ
て、そのモジュ−ルの呼処理プロセッサが輻輳状態にな
ることがあった。図5は、従来のATM網の接続系統図
である。ATM網では、交換ノ−ド800,810,8
20内の回線収容モジュ−ル801に直接端末806,
811,823が接続されか、加入者線多重化装置80
5,815,525を介して複数の端末807,80
8,812,813,821,822が接続されてい
る。交換ノ−ド800,810,820内は、加入者を
収容する回線収容モジュ−ル801および他の交換ノ−
ド810,820と接続する回線収容モジュ−ル80
3,804とが、回線収容モジュ−ル相互接続機構80
2において、互いに接続されている。図4は、従来にお
ける一斉発呼が発生した場合のモジュ−ル接続の概念図
である。図4に示すように、回線収容モジュ−ル401
にはA企業の回線群が収容されており、他の回線収容モ
ジュ−ル402にはB企の回線群が収容されている。こ
れらの各回線収容モジュ−ル401,402は、回線収
容モジュ−ル相互接続機構(セルフル−ティングスイッ
チ部)403に接続されている。いま、A企業の加入者
が同時に多数の対地に情報伝達を行うため、一斉発呼ま
たは同報通信等を行うことにより、呼接続要求が頻発し
た場合には、回線収容モジュ−ル401に内蔵された呼
処理プロセッサが輻輳状態に陥り、その結果、試験診断
処理や課金処理等の呼接続処理以外の処理の実行にも支
障をきたしている。なお、従来のATM交換機における
入力トラヒックの規制に関する方式としては、例えば特
願昭62−3156号明細書および図面に記載の提案が
ある。これによれば、呼設定後の入力トラヒックのセル
流を監視することにより、トラヒックを規制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、図4に示すよう
な輻輳状態を回避するために、例えば、A企業の収容回
線群n404およびB企業の収容回線群m405を異な
る回線収容モジュ−ル401,402に分散収容して、
特定のモジュ−ルにトラヒックが集中しないようにする
方法が一般にとられていた。しかしながら、事前にトラ
ヒック特性を見積ることは困難である。また、その回線
を異なる回線収容モジュ−ルに分散収容した場合でも、
トラヒック入力条件の変化等により何れかの回線収容モ
ジュ−ルにトラヒック負荷が一時的に集中するので、そ
のモジュ−ルの呼処理プロセッサが輻輳状態に陥り、前
述の呼接続処理以外の処理の実行にも支障をきたす可能
性もあった。結局、収容する加入者のトラヒック特性の
変化等により、局舎での収容替えを再び行わざるを得な
い状況が常に想定される。従って、これらの対応に必要
な保守作業が増加するため、保守性の点で障害になって
いた。本発明の目的は、同報通信や一斉発呼等の一時的
呼接続要求が頻発しても、処理能力がオ−バ−フロ−せ
ず、呼接続処理やそれ以外の処理にも支障をきたさない
ようにし、加入者の収容替えの作業を行わずに済む入力
トラヒック制御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の入力トラヒック制御方法は、加入者線上で
ATM多重化された回線デ−タの交換処理を行うATM
交換機の制御方法において、端末から送られたセルに対
して、セル内の仮想パス番号および仮想チャネル番号を
識別することにより呼制御用セルとユ−ザ情報セルとを
分離し、呼制御用セルないし呼制御用セルを複数組み立
てて得られる呼接続要求用フレ−ム信号がATM交換機
へ到着した数を計数し、到着密度が予め定めた規定値を
越えたことを検出した場合には、それ以降の呼接続要求
用フレ−ム信号が到着した際に、呼接続要求用フレ−ム
信号を呼の交換処理を実行する呼処理プロセッサに引き
渡すことなく、呼接続要求用フレ−ム信号を廃棄し、切
断指示ないし呼の受け付けを拒否するフレ−ムを端末に
返送することに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、信号処理部で、呼接続要求
用フレ−ムの到着密度を常時監視し、送信端末から送出
された呼接続要求用フレ−ムの到着密度が予め定められ
た規定値を越えた場合には、信号処理部は新たに信号処
理部に到着した呼接続要求フレ−ムを呼処理プロセッサ
に引き渡さずに、切断指示または呼の受け付けを拒否す
るための呼接続制御用フレ−ムを作成して、この呼接続
制御用フレ−ムを送信端末に対して返送する。ATM網
においては、呼制御情報またはユ−ザデ−タ情報が全て
セルと呼ばれる固定長のブロックに分解され、呼制御用
セルは特定の仮想パス番号、仮想チャネル番号が付与さ
れて交換網内を転送されるので、回線収容モジュ−ル内
での呼接続制御用セルを識別することが容易である。本
発明は、このATM交換での通信方式の特長を活用した
制御方法である。ここで、本発明で用いられる用語の定
義を行う。呼制御用セルとは、呼の接続、切断等、呼の
生起に関する制御情報セルを全般的に示すものである。
一般的には、呼接続処理を行うために、上記呼接続制御
用セルに分割されたフレ−ムを組み立て直す信号処理部
が交換機内に具備される。通常、呼接続制御用セルは、
回線収容モジュ−ル内の信号処理部において再びフレ−
ムに組み立てられ、そのフレ−ムが呼接続処理に係わる
フレ−ムの場合には、そのモジュ−ル内の呼処理プロセ
ッサに引き渡される。本発明においては、一斉発呼また
は同報通信が起きた場合のように、トラヒックが一時的
に特定回線収容モジュ−ルに集中したときでも、モジュ
−ル内の呼制御用の呼処理プロセッサを輻輳状態に陥ら
せずに、呼処理プロセッサは正常の交換処理を維持する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す信号処理
部、呼制御部の構成図である。この信号処理部218
と、信号処理部218にバスを介して接続される呼制御
部219は、いずれも回線収容モジュ−ル内に設けられ
る。201は呼制御用セル分離部、215は回線収容モ
ジュ−ル結合装置である。また、信号処理部218内の
203はフレ−ム組み立て部、202はセル分解部、2
10はバッファメモリ、211はレイヤ2処理部、そし
て214は輻輳制御部である。輻輳制御部214内の2
04は呼接続要求フレ−ム判定部、205はクロック発
生器、206はカウンタ、207はレジスタ、208は
輻輳検出部、209は呼受け付け拒否/切断フレ−ム生
成部である。また、呼制御部219には、呼処理プロセ
ッサ212とメモリ213が内蔵されている。図1に示
すように、回線収容モジュ−ルに到着するセルは、呼制
御用セル分離部201により、付与されている仮想パス
番号(Virttual Path Identifir:VPI)と仮想
チャネル番号(Virtual Channel Identifir:VC
I)が参照されて、呼制御用セルとユ−ザ情報セルに分
離される。このうち、ユ−ザ情報セルは、回線収容モジ
ュ−ル結合装置215に転送され、目的の方路にスイッ
チングされる。一方、呼制御用セルは、フレ−ム組み立
て部203に転送される。フレ−ム組み立て部203に
転送されたセルは、以下の手順でフレ−ムに組み立てら
れる。すなわち、各セルは、CCITT勧告I.361
に従ったフォ−マットを持つことを前提としている。こ
のセルを複数個結合して、ATMアダプテ−ションレイ
ヤ(CCITT勧告I.362,I.363)によるセ
ル組み立て機能を経由した後、LAPDで規定されるフ
レ−ムフォ−マットに組み立てる。このLAPDで規定
されたフレ−ム内の情報フィ−ルドにより、このフレ−
ムは呼の接続要求を行うフレ−ムであることが、容易に
識別可能である。なお、ATM交換機においては、呼の
制御用に使用される仮想チャネル番号について、通常
は、呼の設定時に交換機により割り当てられる主情報用
の仮想チャネル番号とは異なる特定のチャネル番号が割
り当てられているため、交換機側では、主情報用の仮想
チャネル番号と呼制御用のチャネル番号とを容易に識別
することができる。フレ−ム組み立て部203で組み立
てられたフレ−ムは、バッファメモリ210に書き込ま
れて、レイヤ2処理部211に引き渡され、処理部21
1から読み出されて処理される。
【0007】輻輳制御部214の呼接続要求フレ−ム判
定部204では、その後、LAPDで規定されたフレ−
ム内の情報フィ−ルドによりこのフレ−ムが新規呼の接
続を要求するものか否かを判定し、判定結果を呼接続要
求判定出力217の信号として出力する。同時に、呼受
け付け拒否/切断フレ−ム生成部209に対してこのフ
レ−ムを送出する。呼接続要求フレ−ム判定部204の
出力信号217は、そのフレ−ムが呼接続要求を行うも
のであれば‘1’を、それ以外の呼接続制御用フレ−ム
であれば、‘0’を示している。そして、このフレ−ム
が新規呼の接続を要求する場合には、カウンタ206の
値に1を加算する。ただし、カウンタ206の値が上限
値のときには加算されない。カウンタ206の値は、ク
ロック205が一定周期で発生するタイミングパルスに
より1だけ減算される。ただし、カウンタ206の値が
0のときには減算されない。その結果、時々刻々と変化
するカウンタ206の値は、その時点での呼接続要求フ
レ−ムの到着密度を表わす。呼接続要求フレ−ムの到着
密度がレジスタ207の値で示された予め定められた閾
値を越えた場合には、輻輳検出部208の出力である制
御線216が‘1’となり、バッファメモリへの書き込
みを禁止することによって、この呼接続要求フレ−ムを
呼処理プロセッサに引き渡すことなく、廃棄することに
なる。また、呼受け付け拒否/切断フレ−ム生成部20
9により、呼の受け付け拒否を指示するための呼接続制
御用フレ−ムを作成し、セル分解部202を介して発呼
した端末に返送する。このように、輻輳制御部214
は、呼制御要求フレ−ムの到着密度が高い時には、呼接
続要求フレ−ムを呼処理プロセッサに引き渡さずに、輻
輳制御を実行する。特定の交換モジュ−ルにトラヒック
が集中した場合にも、呼処理プロセッサにより輻輳制御
を行うか否かの判断を行わせることなく、交換機が輻輳
するのを未然に防止することができる。
【0008】図3は、図1における輻輳制御部の動作手
順を示すフロ−チャ−トである。輻輳制御部214の具
体的な手順は、以下の通りである。レジスタ207に
は、予め呼の生起密度の閾値を呼処理用ソフトウェアに
より設定しておく(ステップ101)。輻輳検出部20
8は、呼接続要求フレ−ム到着時に(ステップ10
2)、カウンタ値を更新し(ステップ111)、カウン
タ206の値とレジスタ207に保持されている値とを
比較し(ステップ103)、前者が後者より小さい場合
には(ステップ104)、輻輳が生じていないと判断し
て、‘0’を出力線216に送出し、バッファメモリ2
10をこの呼接続要求フレ−ムの受信を可能な状態に設
定する(ステップ105)。また、前者が後者よりも大
きい場合には、輻輳状態と判定して‘1’を出力し、バ
ッファメモリ210による呼接続要求フレ−ムの受信を
禁止する(ステップ106)。同時に、呼の受け付け拒
否/切断フレ−ム生成部209で呼受け付け拒否を指示
するためのフレ−ム生成部を動作可能な状態に設定する
(ステップ107)。一方、フレ−ム組み立て部203
で組み立てられた呼接続要求フレ−ムは、一旦バッファ
メモリ210に蓄積される(ステップ105)。その場
合、バッファメモリ210は、輻輳検出部208の出力
信号216の論理否定を基にして蓄積を禁止するか、受
け付けるかを決定する。すなわち、輻輳検出部208の
出力信号を見て、その値が‘0’のときにはバッファメ
モリ210は呼接続要求フレ−ムを受信処理し、‘1’
のときには呼接続要求フレ−ムを廃棄する。バッファメ
モリ210から出力された呼接続要求フレ−ムは、レイ
ヤ2処理部211においてレイヤ2処理が施され(ステ
ップ109)、呼処理プロセッサ212にバスを経由し
て渡される(ステップ110)。バッファメモリ210
に蓄積されていた呼接続要求フレ−ムが廃棄される場合
には、呼受け付け拒否/切断フレ−ム生成部209にお
いて、受け付け拒否を指示するための呼接続制御用フレ
−ムを生成し(ステップ107)、このフレ−ムをセル
分解部202で該当するVPIとVCIを参照すること
により、制御を行う呼接続制御用フレ−ムをセルに変換
処理し、呼接続要求用フレ−ム送信端末に対して、その
呼制御用セルを返送する(ステップ108)。
【0009】なお、本実施例では、呼制御フレ−ムのう
ち、切断要求フレ−ムを回線収容モジュ−ルで受信した
場合においては、その切断要求フレ−ムはレイヤ2処理
部211で処理された後、呼処理プロセッサは切断処理
を実行することになる。また、呼接続要求判定部204
において、切断要求フレ−ムを検出した場合には、即座
に呼の受け付け拒否/切断フレ−ム生成部209を起動
し、発呼端末に切断確認用フレ−ムを送出することによ
り、レイヤ2処理部211および呼処理プロセッサ21
2を用いることなく、この呼処理を実行することも可能
である。また、本実施例においては、各端末と交換機と
の間で通信を行うに際して、既に通信用リンクは確立さ
れたものとして記載されているが、仮に通信リンクが設
定されていない場合には、通常のリンク確立と同じよう
な手順、例えば、端末側からのSAMBによるリンク設
定要求、交換機側からのUAレスポンスによるリンク設
定等を行うことにより、対応すればよい。
【0010】図2は、本発明の他の実施例を示す信号処
理部および呼制御部のブロック図である。図2の実施例
では、本発明のトラヒック制御を、レイヤ2処理終了済
みのフレ−ムに対しても適用可能とした場合である。本
実施例においては、輻輳制御部312内に呼接続要求フ
レ−ム判定部が設けられておらず、また呼の受け付け拒
否/切断フレ−ム生成部も設けられていない。そして、
フレ−ム組み立て部の直接の後段にレイヤ2処理部30
3が設けられ、またそのレイヤ2処理部303の指示に
より呼制御フレ−ム生成部315が起動され、呼の受け
付け拒否/切断フレ−ムを生成して端末に返送する。回
線収容モジュ−ルに到着したセルは、付与された仮想パ
ス番号(VPI)と仮想チャネル番号(VCI)が参照
されることにより、呼制御用セル分離部314において
呼制御用セルとユ−ザ情報セルに分離される。分離され
た呼制御用セルは信号処理防311に転送され、ユ−ザ
情報セルは回線収容モジュ−ル結合装置に転送される。
信号処理部311のフレ−ム組み立て部302では、到
着した制御用セルからフレ−ムに組み立てる。組み立て
られたフレ−ムは、レイヤ2処理部303においてレイ
ヤ2処理が施される。レイヤ2処理部303は、フレ−
ムの内容が呼接続要求フレ−ムであれば、輻輳制御部3
12のバッファ308を介して呼制御部313にその呼
接続要求フレ−ムを引き渡す。本実施例では、呼処理プ
ロセッサ309が輻輳状態に陥らないようにするため
に、レイヤ2処理部303でレイヤ2の処理を行った後
に到着する呼接続要求フレ−ム数の密度を監視し、呼制
御部313にフレ−ムを渡すか否かの判断を行うことに
特徴がある。
【0011】輻輳制御部312においては、レイヤ2処
理部303から呼制御部313に渡される呼制御用フレ
−ムのうち呼接続要求フレ−ムの数を常時監視し、その
呼接続要求フレ−ムがレイヤ2処理部303から呼制御
部313に渡される前にカウンタ307の値が加算され
る。ただし、カウンタ307の値が上限値の場合には、
加算されない。また、クロック304から生成される一
定周期のクロックパルスにより、カウンタ307の値は
減算される。ただし、カウンタ307の値は0の場合に
は、減算されない。カウンタ307の値は、レイヤ2処
理部303から呼制御部303に渡されるフレ−ムのう
ち呼接続要求フレ−ムの数の密度を表わしている。輻輳
検出部306は、カウンタ307の値と予め設定された
呼の生起密度を保持したレジスタ305の値とを比較
し、前者が後者よりも大きいときには輻輳と判定し、接
続要求を拒否するためのフレ−ム信号作成をバッファ3
08に通知する。また、輻輳が発生していない通常の場
合には、レイヤ2処理部303から呼処理プロセッサ3
09に呼接続要求フレ−ムを渡す前に、一度フレ−ムの
内容をバッファ308に蓄積する。すなわち、輻輳検出
部306で輻輳が検出されていない場合にのみ呼処理プ
ロセッサ309に呼接続要求を通知し、バッファ308
の内容をメモリ310に引き渡す。逆に、輻輳検出部3
06が輻輳の発生していることを通知している場合に
は、呼処理プロセッサ309に通知せずに、即座に呼制
御フレ−ム生成部315において、呼受け付け拒否また
は切断フレ−ムを生成し、セル分解部301でそのVP
I,VCIを参照することにより、拒否または切断フレ
−ムをセルに変換処理し、呼接続要求フレ−ム送信端末
に対してそのセルを返送する。また、従来のATM交換
方式における入力トラヒックの規制方法(特願昭62−
3156号明細書および図面参照)の呼のトラヒックの
流を監視するための回路を、本発明に共用することも可
能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成の輻輳制御部を設けるだけで、一斉発呼また
は同報通信のように、トラヒックが一時的に特定回線収
容モジュ−ルに集中した場合でも、モジュ−ル内の呼制
御用の呼処理プロセッサを輻輳状態にさせることなく、
呼処理プロセッサに正常の交換処理を実行させることが
可能である。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す入力トラヒック制御シ
ステムのブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す入力トラヒック制御
システムのブロック図である。
【図3】図1における輻輳制御部の動作フロ−チャ−ト
である。
【図4】従来における一斉発呼が発生した場合の収容モ
ジュ−ルの接続概念図である。
【図5】ATM網と回線収容モジュ−ルとの関連を示す
図である。
【符号の説明】
201,314 呼接続制御用セル分離部 215 回線収容モジュ−ル結合装置 218,311 信号処理部 219,313 呼制御部 202,301 セル分解部 203,302 フレ−ム組み立て部 211,303 レイヤ2処理部 209,315 呼制御フレ−ム生成部,呼受け付け拒
否/切断フレ−ム生成部 204 呼接続要求フレ−ム判定部 205,304 クロック 206,307 カウンタ 208,306 輻輳検出部 210,308 バッファメモリ 214,312 輻輳制御部 212,309 呼処理プロセッサ 213,310 メモリ 219,313 呼制御部 401,402 回線収容モジュ−ル 403 回線収容モジュ−ル相互接続機構 404,405 回線束

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線上でATM多重化された回線デ
    −タの交換処理を行うATM交換機の制御方法におい
    て、端末から送られたセルに対して、該セル内の仮想パ
    ス番号および仮想チャネル番号を識別することにより呼
    制御用セルとユ−ザ情報セルとを分離し、該呼制御用セ
    ルないし呼制御用セルを複数組み立てて得られる呼接続
    要求用フレ−ム信号が該ATM交換機へ到着した数を計
    数し、到着密度が予め定めた規定値を越えたことを検出
    した場合には、それ以降の呼接続要求用フレ−ム信号が
    到着した際に、該呼接続要求用フレ−ム信号を呼の交換
    処理を実行する呼処理プロセッサに引き渡すことなく、
    該呼接続要求用フレ−ム信号を廃棄し、切断指示ないし
    呼の受け付けを拒否するフレ−ムを上記端末に返送する
    ことを特徴とする入力トラヒック制御方法。
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