JP2521513B2 - 巻取ロ―ル搬出機構付きウェブ分割巻取装置 - Google Patents

巻取ロ―ル搬出機構付きウェブ分割巻取装置

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JP2521513B2
JP2521513B2 JP63081000A JP8100088A JP2521513B2 JP 2521513 B2 JP2521513 B2 JP 2521513B2 JP 63081000 A JP63081000 A JP 63081000A JP 8100088 A JP8100088 A JP 8100088A JP 2521513 B2 JP2521513 B2 JP 2521513B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
    • B65H2301/513Modifying electric properties
    • B65H2301/5133Removing electrostatic charge

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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は,紙,プラスチックフィルム等のウェブを
スリッターにより複数条に分割しながら,分割されたウ
ェブを固定位置に設けたタッチローラを経由させて,前
後の巻取位置で巻芯のまわりに巻取るウェブ分割巻取装
置であって,特に巻取ロールを搬出する機構を備えた装
置に関する。
(従来の技術) この種のウェブ分割巻取装置としては従来,例えば一
枚のシート帯を複数条に縦断し,これを複数個の巻芯に
同時に巻取るスリッター付センタードライブ型シート巻
取装置であって,縦断された各シート帯を巻掛け,複数
個の巻芯へ配分する定位置の共通受ローラと,上記各巻
芯を上端に支持し,これを上記共通受ローラに外接させ
て回転駆動することにより夫々シートロールとして巻取
る複数対の間隔調整自在な揺動支持体と,上記揺動支持
体各対に付属し上記巻芯,受ローラ間外接圧力を加減す
るアクチュエータと,上記揺動支持体各対の基部から先
端に達する伝動機構に介入,装備した夫々のシート張力
制御用磁粉クラッチと,上記揺動支持体各対の,シート
ロール巻径増大による傾動角を検出する夫々の巻取径検
出手段と,この検出手段の信号電流により上記磁粉クラ
ッチの伝達トルクを夫々のシートロール巻径に適した値
に自動制御する夫々の制御装置とを備えることを特徴と
するものがあった。(特公昭53-33711号公報参照) 更に,それぞれ独立した支持アームに支持される多数
の巻取ロールをそれぞれの支持アームに設けた接圧付加
機構により単一の共通接触ローラに圧接させ,巻取ロー
ルまたは接触ローラもしくは,その双方を駆動して,ス
リットされた条片を前記接触ローラを介して各巻取ロー
ルに巻取るようにし,各支持アームは前記共通の接触ロ
ーラに対し,垂直支持位置よりわずかの角度範囲前後に
揺動できるよう一つの共通支持台上に枢支し,各巻取ロ
ールの巻取径の増大に応じた各支持アームの揺動変位を
代表的または平均的に検出し,その検出値に基づいて各
巻取ロール支持アームが全体として常に実質上垂直支持
状態を維持するよう,前記共通の支持台を前記共通の接
触ローラから水平方向に自動制御により積極的に後退さ
せるようにしたものもあった。(特公昭55-293号公報参
照) そして,これらの装置で完成した巻取ロールは,支持
アームを共通支持台ごと,タッチローラと反対の方向へ
傾動させる等により,支持アームの,タッチローラと反
対側にある空間に準備した受取台上へ旋回搬出されてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかし,これらの従来のウェブ分割巻取装置のうち,
前者は揺動支持体の上端に重量の大きな巻取ロール(シ
ートロール)を支持することになるため不安定となり,
高速運転の際巻取ロールがタッチローラ上で踊って支持
アームは前後に振動を生じ,巻取ロールとタッチローラ
との接触圧が激しく変動し易い。場合によっては巻取ロ
ールがタッチローラから瞬間的に浮き上ってしまうこと
もある。巻取ロールとタッチローラが所要の接触圧で接
触することにより,巻取中巻取られるウェブと共に巻取
ロールのウェブ層間に巻込まれる空気量が調節され,ウ
ェブの厚みムラ等による巻取ロールの変形や,エアーテ
ーブル効果による巻取ロールのウェブ層間の摩擦係数低
下によって生じる,巻取ロール端面不揃いが防止される
のであるが,上述のように巻取ロールとタッチローラと
の接触圧が激しく変動すると巻取ロールのウェブ層間に
巻込まれる空気量が適正に調節されなくなり,巻取ロー
ルに変形を生じたり,巻取ロール端面に不揃いを生じた
りして巻取ロール品質の著しい低下をきたし,更には巻
取ロールの製品価値を失なうという問題を生じる。
また,上述した従来のウェブ分割巻取装置のうち後者
は,支持アームを共通支持台上に枢支し,支持アームを
実質上垂直状態を維持し共通支持台を共通の接触ローラ
から水平方向に積極的に後退させることにより,巻取ロ
ールの成長に応じ支持アーム上の巻芯をタッチローラか
ら離反させることが前者と異なるが,前者と同様に枢支
した支持アームの上端に巻芯を支持するため,前者と同
様な問題を生じる。
なお,巻芯を支持するための揺動支持体(支持アー
ム)の振動を抑制するためにオイルダンパーを使用する
ことは古くから知られているが,巻取速度が高速である
場合,オイルダンパーを用いた振動防止装置だけでは,
従来の揺動支持体(支持アーム)の振動を充分抑制し得
ず,揺動支持体(支持アーム)だけでなく巻取装置全体
の振動も加わり,高品質の巻取ロールを形成することが
できなくなっていた。
更に巻取ロールを完成したとき,揺動支持腕(支持ア
ーム)の,タッチローラと反対側にある空間に準備した
受取台上へ巻取ロールは旋回搬出されるが,受取台は,
作業者の作業場所に設けられるので,作業者の作業空間
に巻取ロールが搬出されることになる。作業空間に巻取
ロールがあると,次の新たな巻取りを行うための巻芯を
巻取装置に装着する等の巻取準備作業の邪魔になり,受
取台上の巻取ロールを更に他の場所へ移動した後に巻取
準備作業を行うことが必要となるので,巻取準備作業を
短時間で行うことが困難となる。また,作業空間へ巻取
ロールを支持した腕が倒れかかることは作業者の安全を
確保するうえで好ましくない。
最近では,例えばビデオテープのベースとなるポリエ
ステルフィルムのように表面が滑り易くて巻取時,巻取
ロール端面が不揃いとなり易く巻取りが困難なウェブが
多くなり,また,ユーザーは企業間の競争力を高めるた
めに,巻取速度が高速化されて,かつ稼動率が高く,高
品質の巻取ロールの生産性が高いウェブ分割巻取装置を
要求するようになった。しかし,従来のウェブ分割巻取
装置では,このユーザーの要求に充分答えることができ
なかった。
(問題を解決するための手段) そこで,この発明はウェブをスリッターで複数条に分
割しながら,分割されたウェブを固定位置に設けたタッ
チローラを経由させて,前後の巻取位置で各々の巻芯の
まわりに巻取り,巻取ロールを造るウェブ分割巻取装置
において,上記前後の巻取装置にそれぞれウェブの長手
方向に直線運動可能に設けられ,ウェブの幅方向に平行
に伸びる案内面をもつ間隔調整台と,上記案内面にスラ
イド運動可能に係合して上記間隔調整台上に取付けられ
て上方へ伸長し,かつタッチローラ側へ突き出る突出腕
部をもち,上記巻芯端付近にそれぞれ位置付けられた支
持体と,上記支持体の突出腕部に枢支され,該枢支点の
下方で,かつ上記タッチローラの高さに上記巻芯を取外
し可能に支持する垂下腕と,上記支持体に設けられ,上
記垂下腕を上記タッチローラ側へ押す接触圧付与機構
と, 上記間隔調整台をウェブの長手方向に移動させる駆動
機構と, 巻取中,上記駆動機構に指令して,上記垂下腕の揺動
角と所定の僅かな範囲内にとどめるように,巻芯上に巻
取られた分割されたウェブの巻取ロールの成長に従い,
間隔調整台の後退量を制御する制御装置と,上記支持体
のタッチローラ側にあり,かつ上記垂下腕による巻芯支
持点の下方にある空所に配設され,上記垂下腕に支持さ
れた巻芯上に完成した巻取ロールを,その位置から該ウ
ェブ分割巻取装置の,ウェブの長手方向に向って見た側
方へ搬出する搬出機構とを備えることを特徴とする。
また,ウェブをスリッターで複数条に分割しながら,
分割されたウェブを,タッチローラを経由させて前後の
巻取位置へ振分け,各々の巻芯のまわりに巻取るウェブ
分割巻取装置において,前後の巻取位置にそれぞれウェ
ブの長手方向に直線運動可能に設けられ,ウェブの幅方
向に平行に伸びる案内面を持つ間隔調整台と,上記案内
面にスライド運動可能に係合して間隔調整台に取付けら
れ,かつ下方に伸長し,上記巻芯端付近に位置付けられ
て,その下端部にタッチローラと同じ高さで巻芯を支持
する巻芯支持装置と,上記巻芯支持装置上で巻上った巻
取ロールを,その下方の空所で受取り,その巻取位置か
ら搬出する搬出機構とを備えるようにしてもよい。
(作用) 垂下腕の枢支点の下方に巻芯支持点があるので,垂下
腕は巻取ロールを支持体から吊り下げて支持する。この
ように巻芯を支持することにより巻取ロールに働く重力
は,垂下腕が垂直な姿勢から傾動したとしても垂下腕を
垂直な姿勢に戻すように作用するので,巻取ロールを安
定させるのが容易となる。従来のように下端部を枢支さ
れた腕の上端部に巻取ロールを支持した場合には腕が垂
直な姿勢から僅かでも傾動すると巻取ロールに働く重力
は巻取ロールを支持した腕をより傾動させるように働く
から巻取ロールの支持を安定させるのは容易でない。そ
して,巻取ロールの重量が大きくなるほど,いっそう巻
取ロールを安定させることが困難となる。しかし,巻取
ロールを垂下腕で吊り下げて支持した場合,巻取ロール
の重量が大きいほど巻取ロールを安定させることができ
る。
間隔調整台は支持体をスライドさせてウェブの分割位
置の変更に適応する位置へ位置付ける。また,間隔調整
台は直線運動により移動することで,支持体を安定して
支持し,垂下腕の枢支点の振動を抑制してタッチローラ
から後退させる。更にタッチローラと同じ高さに支持さ
れた巻芯を水平方向に直線運動によりタッチローラから
後退させることで,タッチローラと巻取ロールとの接触
点における分割されたウェブの巻取張力や,巻取ロール
の重力は垂直に作用し,タッチローラと巻取ロールとの
接触圧に影響を与えず,またタッチローラと巻取ロール
との接触圧の方向も常に一定となるので,巻取ロールが
成長しても接触圧付与機構による押付力の補正を不要に
する。従来の巻芯を支持するための腕は,その下側に設
けた支持台に枢支するので,その枢支点と巻芯支持点と
の距離に比べ,その枢支点と接触圧付与機構やオイルダ
ンパとの係合点の距離は極めて小さくなっており,巻取
ロールの僅かな変形や偏心の回転により巻芯支持点に働
く変動する力は,腕の接触圧付与機構やオイルダンパと
の係合点では数倍に拡大されて作用することになるの
で,接触圧付与機構やオイルダンパは,巻芯を支持する
ための腕の姿勢を安定して維持することができなかっ
た。しかし,この発明の巻芯を支持する垂下腕に沿って
支持体が設けられている構造は,垂下腕の枢支点と接触
圧付与機構等の係合点との距離を必要に応じ垂下腕の枢
支点と巻芯支持点との距離に近い大きさ,またはそれ以
上の大きさに選定して接触圧付与機構等を設けることを
簡単にする。支持体を間隔調整台から巻芯の支持点の高
さより,さらに上方へ突き出して設けることは,巻芯を
支持するための機構の高さを高くすることになり,かえ
って巻取ロールの支持を不安定にするように見えるが,
上述したように巻取ロールの支持が安定し,巻取ロール
とタッチローラとの接触圧の制御が簡素となる。そし
て,巻取ロールを安定して支持し,巻取ロールとタッチ
ローラとの接触圧が適正に制御されるようになると,タ
ッチローラは巻取ロールの変形,偏心を修正するように
働き,変形,偏心が修正された巻取ロールは更に安定し
て回転する。
搬出機構は,垂下腕から解放された巻取ロールを支持
して,支持体のタッチローラ側にある空間を通って装置
の側方へ送り出す。
また,間隔調整台から下方に伸長する巻芯支持装置の
下端部に巻芯を支持した場合も同様に巻取ロールは安定
する。そして巻芯支持装置の下方の空所で搬出機構は巻
取ロールを受取り,その位置から巻取装置外の巻取ロー
ル搬出位置へ移動する。搬出機構は巻取中でも巻芯支持
装置の下方の空所へ移動して待機できるので,搬出機構
が巻芯支持装置の下方空所から移動すればただちに次の
巻取り準備が可能となる。
(実施例) 第1図および第2図に本発明の第1実施例を示す。第
1図は本発明によるウェブ分割巻取装置の概略を示す立
面図,第2図は同じく平面図である。
図示しない原反ロール等から繰出されたウェブWは案
内ロール1群を経てスリッター2へ導かれ,スリッター
2により複数条に分割される。スリッター2の近くには
ウェブWの長手方向,即ち第1図によれば左右の方向に
おいて前後する巻取位置があり,この前後の巻取位置の
間には,ある高さの固定した位置に,この実施例によれ
ば2本のタッチローラ3,3が並列に同じ高さで設けられ
ている。タッチローラ3,3はそれぞれウェブWの幅より
少し大きな長さを有しており,その両端をフレーム4,4
によりウェブWの幅方向に平行に,回転可能に支持され
ている。分割された各々のウェブCWは,それぞれ前後い
ずれかのタッチローラ3を経て,前後の巻取位置で交互
に巻芯Cのまわりに巻取られ,巻取ロールRとなる。そ
して,巻取ロールRはタッチローラ3に接触しながら成
長する。
前後の巻取位置には,分割されたウェブCWを巻芯Cに
巻取るための巻取装置が互いに向い合うように設けられ
ており,それぞれ同様な構成と機能を持っている。そこ
で詳しい説明は一方の巻取装置について行うことにす
る。巻取装置は,ウェブWの長手方向に直線運動するこ
とができる間隔調整台5をウェブWに対応するように備
えている。間隔調整台5は振動が生じないように,円滑
に安定して直線運動することを必要とする。そこでこの
実施例によれば,間隔調整台5は,第2図に示すように
ウェブWの幅方向において3箇所に配置した基台6上に
固着され,各基台6は,レール7とスライド体8とから
成る直線運動軸受(通称リニアウェイ)のスライド体8
上にそれぞれ固着され,スライド体8は基盤9上に固定
された,ウェブWの長手方向に水平に伸びるレール7に
スライド可能に,かつそのスライド方向以外の方向には
実質的に移動しないように係合している。また,間隔調
整台5は,その上部に第1図に示すように断面が鳩尾形
の,ウェブWの幅方向に平行に伸びる案内面5aを持って
いる。
間隔調整台5上には,分割されたウェブCWを巻取るた
めに巻取位置に配置される各々の巻芯Cの両端の近くに
それぞれ位置付けられる支持体10が取り付けられてい
る。支持体10は,間隔調整台5から上方へ伸長してお
り,その上部にはタッチローラ3側へ突き出る突出腕部
10aをもつ。支持体の基部10bは間隔調整台5の案内面に
スライド運動可能に係合している。そして,支持体10は
間隔調整台5上をウェブWの幅方向にスライドして平行
移動することができ,所望の位置でクランプ装置11によ
って間隔調整台5に固定することができる。また支持体
10は,その突出腕部10aに垂下腕12を枢支している。垂
下腕12は枢支点02を通る,タッチローラに平行な軸線を
中心として揺動可能である。支持体10による垂下腕12の
枢支点02はタッチローラ3の高さよりも高い位置にあ
り,巻芯Cの両側に配置された一対の支持体の突出腕部
10a,10aそれぞれに枢支された垂下腕12.12は一対となっ
てタッチローラ3と平行に,かつタッチローラ3と同じ
高さで巻芯Cを回転可能に支持することができる。な
お,タッチローラ3に平行な巻芯Cの姿勢を損なわない
ようにするために,一対の垂下腕12.12は,それぞれの
上端部にそれぞれに共通な一本の棒13の両端を取外し可
能に固着することで一体化されており,一対となる垂下
腕12.12の両方は運動することができる。支持体10に
は,巻芯Cをタッチローラ3へ押付け付勢して巻取ロー
ルRとタッチローラ3との接触圧を所望の大きさに調節
するために接触圧付与機構14が設けられている。そして
接触圧付与機構14は垂下腕12に係合して,垂下腕12をタ
ッチローラ3の方向へ押すことができる。接触圧付与機
構14は,この実施例によれば支持体12に設けた図示しな
いエアーハイドロタンクと,巻芯支持点01の高さで支持
体10と垂下腕12に係合する液圧シリンダ14aとから成り
立ち,エアーハイドロタンクで圧縮空気圧を液圧に変え
て液圧シリンダを働かせる。このような接触圧付与機構
を用いると,液圧シリンダ14aにより,オイルダンパと
同様な,垂下腕の振動を抑制する作用と接触圧を調節す
る作用を得ることができ,オイルダンパを不要とするこ
とができる。
スリッター2によるウェブWの分割数,分割幅が変更
されたとき巻取装置では分割されたウェブCWに適する長
さの巻芯Cを対応する位置に支持するために支持体10を
間隔調整台5上の適当する位置へ付けることで多様な幅
の分割されたウェブCWを巻取ることが可能となる。
一対の垂下腕12.12の間に支持された巻芯Cは,一対
の支持体12の一方または双方に取付けられた回転駆動装
置(図示せず)による中心駆動と,回転駆動されるタッ
チローラ3に巻取ロールRを接触させることによる表面
駆動との併用により回転駆動される。タッチローラ3は
案内ローラ1の原動機(図示せず)により無段変速機構
(図示せず)を介して案内ローラ1の周速に対し微変速
可能である。もっとも必要に応じ巻芯Cを中心駆動また
は表面駆動のいずれか一方により駆動する方式を採用し
てもよい。
巻芯Cのまわりの巻取ロールRが成長すると巻芯Cは
タッチローラ3から離反するので,間隔調整台5を固定
したと仮定すると,垂下腕12のみが巻芯Cをタッチロー
ラ3から離反させる方向へ傾動することになり,垂下腕
12の傾動範囲は小さく制限されるので,大きな外径の巻
取ロールを得ることはできない。そのため巻取ロールR
の成長に従い,間隔調整台5をタッチローラ3から後退
させる必要が生じる。そこで,この実施例によれば,間
隔調整台5のねじ受部材15に螺合する2本のねじ棒16
と,ねじ棒16を回転駆動する,正転逆転可能なモータ17
と,モータ17の回転を両方のねじ棒16に同期回転できる
ように伝える回転伝達機構18とから成る駆動機構19と基
盤9上に備えている。この駆動機構19の駆動により間隔
調整台5をウェブWの長手方向に前後に,レール7に沿
って移動させることができる。また,巻取中,垂下腕12
の傾動角を所定の微小範囲におさえるために,駆動機構
19に指令して間隔調整台5の後退量を制御する制御装置
(図示せず)を備えている。制御装置は巻取ロール径の
検出装置から巻取ロールR径の信号を受け,その巻取ロ
ールR径の信号に応じて後退量を指令するとともに,垂
下腕12の傾動角を検出して,その検出信号を受けて後退
量の微少な修正の指令を行い,垂下腕12の揺動角を所定
の僅かな範囲内にとどめて垂下腕12を実質的に垂直に維
持するように,間隔調整台5を円滑に後退させることが
できる。
支持体10のタッチローラ3側にあり,かつ垂下腕12の
巻芯支持点01の下方にある空所には,所定の長さの分割
されたウェブCWを巻芯Cのまわりに巻取って完成した巻
取ロールRを,その位置からこのウェブ分割巻取装置
の,ウェブWの長手方向に向って見た側方へ搬出する搬
出機構20が備えられている。この実施例によれば搬出機
構20は,巻取ロールRをその長手軸線方向に移動するた
めのコンベア装置21と,このコンベア装置21を上下に移
動させる昇降装置22とから成る。昇降装置22は基盤19上
に設けたレール23に案内されてウェブWの長手方向に移
動可能に支持されており,図示しない駆動手段,または
間隔調整台とのコイルバネ等による伸縮可能な連結手段
の働きにより,コンベア装置21をウェブWの長手方向に
移動させることができる。完成した巻取ロールRの垂下
腕12に支持されているので,巻取ロールRの下方にコン
ベア装置21を位置させて垂下腕12から巻取ロールRを解
放するだけで,巻取ロールRを簡単にコンベア装置21上
へ移すことができる。
次に,このウェブ分割巻取装置の動作について説明す
る。
前後の巻取装置の垂下腕12にスリッター2によるウェ
ブWの分割位置に適当するように巻芯Cを支持し,駆動
機構19により間隔調整台5を前進させて各巻芯Cをタッ
チローラ3に接触する巻取開始位置に付け,分割された
ウェブCWの先端をそれぞれの巻芯C上に止めた後巻取り
を始動する。このとき,搬出機構20の昇降装置22により
コンベア装置21は,支持体12,間隔調整台5等から退避
させられる。巻取を始動するとウェブWが繰出されると
ともに巻芯Cが回転駆動され,ウェブWはスリッター2
で分割されつつ,前後の巻取装置で巻取られる。巻取中
は,接触圧付与機構14により各巻取ロールRはタッチロ
ーラ3へ所望の押付力で押付けられ,各巻取ロールRと
タッチローラ3との接触圧はそれぞれ個別に制御され
る。巻取ロールRが成長すると,前後の巻取装置の間隔
調整台5は互いに反対方向へ,各駆動機構19と制御装置
の働きにより後退し,巻取位置に配置された各巻芯C
は,タッチローラ3から,片側の巻取位置ごとに一括し
て離反する。また,分割されたウェブCWの巻取張力も巻
芯Cの駆動手段を介して個別に制御される。巻取ロール
Rが完成すると,間隔調整台は所定の位置で後退をやめ
ると共に,昇降装置22が移動してコンベア装置21は巻取
ロールの真下に付けられ,昇降装置22の作用により上昇
して巻取ロールRの下面を支える。そして,垂下腕12が
巻取ロールRを解放した後,間隔調整台5を後退させ,
コンベア装置21上の巻取ロールRから支持体10および垂
下腕12を退避させて巻取ロールRをその長手軸線方向へ
移動するための空間を作る。次にコンベア装置21を,巻
取ロールの受取位置または所要の高さで作動させて,巻
取ロール3をウェブ分割巻取装置の側方,つまり第2図
においては右方へ送り出す。もちろん,巻取ロールRに
つながる分割されたウェブCWはコンベア装置21が作動す
る前に切断される。また垂下腕12が巻取ロールRから退
避すると直ちに,次の巻取りのための巻芯Cを作業者
が,支持体10のタッチローラとは反対側に設けられた作
業床24上から垂下腕に装着することや必要に応じ支持体
の位置を変更することが,コンベア装置21で巻取ロール
Rを搬出しながら行える。また,コンベア装置21を用い
ることにより,ウェブ分割巻取装置の側方の,巻取ロー
ルRを搬出するために必要な床面積を小さくできる。
第3図に本発明の第2実施例を示す。第3図はウェブ
分割巻取装置の一方の巻取装置と省略した概略立面図で
ある。この実施例では接触圧付与機構14がエアーシリン
ダ14cから成り立ち,オイルダンパ25を巻芯支持点01よ
りさらに下方へ伸びた垂下腕12の下端部に係合している
点,タッチローラ3を前後の巻取位置の巻取ロールRに
共通に1本だけ設けている点が前述の実施例と相違して
いる。この実施例によれば垂下腕12の枢支点02と巻芯支
持点01の距離より,垂下腕12の枢支点02とオイルダンパ
25の係合点03の距離を大きくすることにより,小形のオ
イルダンパ25であっても効果的に垂下腕12の振動を抑制
することができる。第4図に本発明の第3実施例を示
す。第4図はウェブ分割巻取装置の一方の巻取装置を省
略した概略立面図である。この実施例の場合,支持体10
が徐々に湾曲して上部の突出腕部10aを突き出すと共に
その基部10bおよび間隔調整台5が垂下腕の真下から,
タッチローラ3とは反対の方へ寄せて設けられている
点,搬出機構20が,巻取ロールRの長手軸線方向に平行
に移動することができ,巻取中はウェブ分割巻取装置
の,ウェブWの長手方向に向って見た側方の待機位置に
待機しており,巻取ロール搬出時に垂下腕12に支持され
た巻取ロールRの下方に上記待機位置から移動する可動
台26と,この可動台26上に取付けられた昇降装置22と,
この昇降装置22上に取付けられた受取台27とから成り立
つ点,更に,昇降装置22により,受取台27を上昇させて
巻取ロールを受取台27上に受取った後,受取台27を下降
させ,例えば第4図に2点鎖線で示される位置に巻取ロ
ールを付けてから,可動台26を上記待機位置へ移動させ
て巻取ロールRを搬出する点が主に,最初に説明した実
施例と相違する。この実施例によれば,間隔調整台5の
移動距離を大きくしなくて済み,その駆動機構19の操作
も簡素となる。また,搬出機構20を待機位置へ移せばそ
の空所を利用できるので,保守点検等が容易となる。
第5図に本発明の第4実施例を示す。この実施例では
厚みムラが比較的少ないウェブの巻取りを行っており,
巻取ロールRも変形しにくい。そこで,一対となって巻
芯Cを支持する垂下腕12はそれぞれ独立して揺動できる
ようにしてある。従って前述の実施例のように一対とな
る垂下腕12に共通な棒を固着していない。そして調整さ
れた圧力の空気を供給されるベロフラムシリンダ,低摩
擦シリンダ等の接触圧付与機構14により,巻取ロールR
をタッチローラ3との接触圧が所望の大きさに精密に調
節される。
これまで説明した実施例では,基盤上のレールに間隔
調整台が支持されており,その間隔調整台上の上方へ伸
長する支持体先端部に垂下腕が枢支され,その枢支点の
下方で巻芯が垂下腕を介して吊り上げた状態で支持され
る。これと同じように巻芯を吊り下げた状態で支持する
が,これまでの実施例とは少し異なる構造のウェブ分割
巻取装置を次に説明する。
このウェブ分割巻取装置は,ウェブをスリッターで複
数条に分割しながら,分割されたウェブをタッチローラ
を経由させて前後の巻取位置へ振分け,各々の巻芯のま
わりに巻取る点については,これまで説明した実施例と
変わらない。この装置においては巻取準備作業,巻取ロ
ールの搬出に都合の良い高さに巻芯の支持点の高さを選
ぶことが望ましい。そしてこの装置は前後の巻取位置の
巻芯の上方にそれぞれ梁状の間隔調整台を備える。この
間隔調整台は,ウェブの幅方向に平行に伸びる案内面を
持っており,ウェブの長手方向に水平に直線運動可能に
設けてある。間隔調整台をこのように設けるには,例え
ば,ウェブの幅方向における間隔調整台の両側に機枠を
配設し,この機枠に前述の実施例と同様なレールを取付
け,このレールに係合するスライド体に間隔調整台の両
端部を固着して両端支持するとか,あるいはウェブをま
たぐ所要の高さの門型の機枠を設置し,この機枠の中央
の梁部下面に複数のレールを,ウェブの幅方向において
所定の間隔で取付け,このレールに係合するスライド体
に間隔調整台を固着して3箇所以上で支持するとか,必
要に応じ適当な手段を用いれば良い。この間隔調整台に
は,少なくとも巻取位置の巻芯の数に応じて,対をなす
巻芯支持装置が上記の案内面にスライド運動可能に係合
して取付けられており,それぞれ下方へ伸長している。
そして各巻芯支持装置は,巻取位置の巻芯端付近に位置
付けられ,その下端部に巻芯をタッチローラと同じ高さ
で支持することができる。巻芯支持装置は,前述の実施
例のように,巻取中に間隔調整台に固定される支持体
と,支持体に対し,巻芯を僅かに移動できるように支持
する垂下腕とを備えたものでもよいが,巻取中に巻芯が
間隔調整台に対し移動しないように支持する,間隔調整
台と一体化した構造であっても良い。巻芯支持装置が間
隔調整台と一体化した構造の場合,タッチローラと巻取
ロールとの接触圧を個々に調節するために,各巻芯ごと
に個別のタッチローラを備えて,タッチローラの支持手
段側に接触圧付与機構を設けて,各タッチローラを個々
に所望の押付力で巻取ロールへ押付けることができるよ
うにすればよい。各巻芯は巻芯支持装置により間隔調整
台から吊下げた状態で適当な高さに支持されるので,巻
芯上に巻上げられた巻取ロールと床との間に空所を設け
ることができる。この装置はこの空所に入ることができ
る巻取ロールの搬出機構を備えている。搬出機構は巻芯
支持装置で巻上った巻取ロールを,その下方の空所で受
取り,その巻取位置から搬出することができる。この搬
出機構の一実施例を説明すると次のようになる。即ち,
搬出機構は,前後の巻取位置ごとに台車を備える。台車
には巻取位置で巻上げられた各巻取ロールを一括して受
取ることができる幅の巻取ロール受取部を設けておく。
そして台車はウェブの長手方向に床上を移動して巻取装
置外の巻取ロール搬出位置を巻芯支持装置の下方空所に
ある巻取ロール受取位置につくことができるようにして
おく。完成した巻取ロールを巻芯支持装置から解放する
前に台車に設けた巻取ロール受取部で巻取ロール下面を
支えておき,巻取ロール解放時に巻取ロールに落下の衝
撃を与えないようにするために,巻取ロール部を昇降さ
せる昇降装置を台車に備えておくことが好ましい。この
実施例の搬出機構によれば,巻取中に巻取ロール受取位
置に台車を用意しておき,巻取ロールが完成し巻芯支持
装置から台車上の巻取ロール受取部へ渡されると,台車
はただちに巻取ロール搬出位置へ移動する。巻取位置に
台車が無くなると,すぐに次の巻取準備作業を行い,巻
取りを開始できる。そして巻取ロールの搬出を終えた台
車は再び巻取中に巻芯支持装置下方の空所の巻取ロール
受取位置に準備される。なお,搬出機構は,この実施例
に限られず,例えば前述の実施例で述べたようなコンベ
ア装置を備えたものでもよい。各巻芯支持装置に巻芯を
支持して巻取りを開始すると,前後の間隔調整台は,そ
の駆動機構により,互いに離反する方向に駆動されて,
巻取ロールの半径の増大量に応じてウェブの長手方向に
移動し,タッチローラから巻芯を巻芯支持装置と共に離
反させる。
以上,少数の実施例によりこの発明を説明したが,こ
れに対して本発明の主旨内に於いて種々の改変が行われ
得る。例えば,ウェブ分割巻取装置に要求される分割仕
様に応じて,間隔調整台に予じめ設けられる支持体の数
は変わり得る。また,ウェブは巻取装置の下方に設けた
走行路を経て,繰り出すようにしてもよい。間隔調整台
の直線運動の方向は完全な水平だけでなく,支障がない
範囲で水平から僅かに傾斜する場合もあり得る。またタ
ッチローラの中心高さと巻芯支持点の高さは,接触圧,
巻取張力の変動分を実質的に無視し得る程度であれば,
概略等しくしてもよい。また,垂下腕は必ずしも完全な
垂直に設けられるとは限らず,概略垂直でもよい。間隔
調整台の駆動機構として油圧サーボ機構等を利用した
り,この駆動機構の作動を指令するための制御装置を公
知の制御装置を用いたりすることもできる。またタッチ
ローラは分割されたウェブごとに個別に設けるようにし
てもよい。
搬出機構は,各巻取ロールごとに設けた搬送用ロボッ
トから成り立つものでもよいし,巻取ロールをごく僅か
な距離だけ落下させて受取る形式でもよい。
(発明の効果) この発明によれば,巻取装置の振動が抑制される。ま
た,巻取ロールとタッチローラとの接触圧の調整が簡素
化される。そのため,巻取中,巻取ロールとタッチロー
ラとの接触圧が安定し,かつ正確になるので,巻取ロー
ルの端面不揃い等の不良を起こすことなく,巻取速度を
高速化することができる。また,巻取長さを長くする等
により巻取ロールの重量が非常に大きくなる巻取りにお
いても高品質の巻取ロールを得ることができる。更に,
搬出機構により,完成した巻取ロールの搬出作業を自動
化することが可能となり,また巻取ロールを搬出しなが
ら,巻取準備作業を行うことができるので,ウェブ分割
巻取装置の運転停止時間を短縮することができる。従っ
て,ウェブ分割巻取装置の生産性は著しく向上する。ま
た,巻取ロール搬出作業および巻取準備作業における安
全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のウェブ分割巻取装置を示
す概略立面図,第2図は同じく平面図,第3図は本発明
の第2実施例のウェブ分割巻取装置を,一方の巻取装置
を省略して示した概略立面図,第4図は本発明の第3実
施例のウェブ分割巻取装置を,一方の巻取装置を省略し
て示した概略立面図,第5図は本発明の第4実施例のウ
ェブ分割巻取装置を,一方の巻取装置およびスリッター
を省略して示した概略立面図である。 W……ウェブ,CW……分割されたウェブ,2……スリッタ
ー,3……タッチローラ,5……間隔調整台,10……支持体,
12……垂下腕,14……接触圧付与機構,19……駆動機構,2
0……搬出機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブをスリッターで複数条に分割しなが
    ら,分割されたウェブを固定位置に設けたタッチローラ
    を経由させて前後の巻取位置で各々の巻芯のまわりに巻
    取り,巻取ロールを巻上げるウェブ分割巻取装置におい
    て, 上記前後の巻取装置にそれぞれウェブの長手方向に直線
    運動可能に設けられ,ウェブの幅方向に平行に伸びる案
    内面をもつ間隔調整台と, 上記案内面にスライド運動可能に係合して上記間隔調整
    台上に取付けられて上方へ伸長し,かつタッチローラ側
    へ突き出る突出腕部をもち,上記巻芯端付近にそれぞれ
    位置付けられる支持体と, 上記支持体の突出腕部に枢支され,該枢支点の下方で,
    かつ上記タッチローラの高さに上記巻芯を取外し可能に
    支持する垂下腕と, 上記支持体に設けられ、上記垂下腕を上記タッチローラ
    側へ押す接触圧付与機構と, 上記間隔調整台をウェブの長手方向に移動させる駆動機
    構と, 巻取中,上記駆動機構に指令して,上記垂下腕の揺動角
    を所定の僅かな範囲内にとどめるように巻取ロールの成
    長に従い間隔調整台の後退量を制御する制御装置と, 上記支持体のタッチローラ側にあり,かつ上記垂下腕に
    よる巻芯支持点の下方にある空所に配置され,上記垂下
    腕に支持された巻芯上に完成した巻取ロールを,その位
    置から該ウェブ分割巻取装置の,ウェブの長手方向に向
    って見た側方へ搬出する搬出機構とを備えることを特徴
    とする巻取ロール搬出機構付きウェブ分割巻取装置。
  2. 【請求項2】ウェブをスリッターで複数条に分割しなが
    ら,分割されたウェブを,タッチローラを経由させて前
    後の巻取位置へ振分け,各々の巻芯のまわりに巻取るウ
    ェブ分割巻取装置において, 前後の巻取位置にそれぞれウェブの長手方向に直線運動
    可能に設けられ,ウェブの幅方向に平行に伸びる案内面
    を持つ間隔調整台と, 上記案内面にスライド運動可能に係合して該間隔調整台
    に取付けられ,かつ下方に伸長し,上記巻芯端付近に位
    置付けられて,その下端部にタッチローラと同じ高さで
    巻芯を支持する巻芯支持装置と, 上記巻芯支持装置上で巻上った巻取ロールを,その下方
    の空所で受取り,その巻取位置から搬出する巻取ロール
    搬出機構とを備えることを特徴とする巻取ロール搬出機
    構付きウェブ分割巻取装置。
JP63081000A 1987-12-15 1988-04-01 巻取ロ―ル搬出機構付きウェブ分割巻取装置 Expired - Lifetime JP2521513B2 (ja)

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