JP2521390Y2 - エアゾール形射出器 - Google Patents

エアゾール形射出器

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JP2521390Y2
JP2521390Y2 JP40443290U JP40443290U JP2521390Y2 JP 2521390 Y2 JP2521390 Y2 JP 2521390Y2 JP 40443290 U JP40443290 U JP 40443290U JP 40443290 U JP40443290 U JP 40443290U JP 2521390 Y2 JP2521390 Y2 JP 2521390Y2
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aerosol
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早川  茂
土田治夫
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は手動の押下げ操作で泡等
を射出するエアゾール形射出器に関する。
【0002】
【従来の技術】エアゾール形の射出器は周知のように、
例えばフロンガスを内容物と共に缶容器体内に封入し、
このガスの気化した圧力を利用し、頂部の押下げヘッド
部の押下げ操作でエアゾール弁を開弁している間連続的
に泡等を射出できるようにしたものであり、最近環境保
護の観点からフロンガスに代え、クエン酸と重曹の圧力
を利用したもの、あるいは蓄圧形の加圧シリンダーを改
良したもの等無公害形が開発され、出現している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来の泡射出
等のエアゾール形射出器の押下げヘッド部は、エアゾー
ル弁に連通されるノズル管を持つ可動部、この可動部を
支持するキャップ体及び、可動部の不用意な押下げを防
止する蓋板等の防止部材の3部品からなり、部品数が多
く、加工や組立てに手数を要し、コスト高の要因となっ
ていた。
【0004】本考案は、押下げヘッド部を構成するキャ
ップ体、ノズル管を含む可動部及び押下げ防止の係止部
を一体成形により一部品で形成し、コストダウンを企図
したエアゾール形射出器を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のエアゾール形射
出器は、缶容器体1の頂部に周壁2により嵌着固定する
キャップ体3の頂壁4の中央帯を凹陥して上面部にノズ
ル管収納室5を形成し、この収納室5一側のこの収納室
5より下方の周壁2を内方に凹陥6させ、前記収納室5
の底壁7の他側から凹陥周壁6近くまでを、他側を肉薄
ヒンジ8とし他周縁を切り離して押下げ可能とすると共
に裏面から、缶容器体1頂部に突出しているエアゾール
弁9に連通する連通管10を貫通垂設し、周壁2の前記一
側部外面から肉薄ヒンジ11を介し上方に立上って収納室
5上面に屈曲する逆L形の押下げ操作板12を立設し、こ
の操作板12端に肉薄ヒンジ13を介し中腹部を結合したノ
ズル管14を起倒可能に設け、このノズル14を起立したと
き前記連通管10に連通させ、倒伏させたとき収納室5に
収納し、かつこのノズル管14の先端つまみ15、基端をそ
れぞれ周壁2上端、凹陥周壁6上端に係止させて押下げ
不能とした押下げヘッド部16を具えた構成としている。
【0006】
【作用】上記において、起倒可能なノズル管14は常時は
図1のように水平状態に倒伏され、この状態で収納室5
に収納され、この収納状態で管口が周壁2により閉塞さ
れ、そして管口先端のつまみ15が周壁2上端に、又基端
が凹陥周壁6上端に乗ってそれぞれ係止されることから
押下げることができず、不用意に泡等を射出したりする
おそれはない。
【0007】射出に当たっては、つまみ15により図2の
ようにノズル管14を起立させてこのノズル管14基端開口
を連通管10に連通させ、この後押下げ操作板12を押下
げ、この押下げでノズル管14、収納室底壁7、連通管10
の可動部を押下げてエアゾール弁9を押下げ開弁し、ノ
ズル管14から外方に泡等を射出させる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して一実施例を説明するに、
本考案はエアゾール形射出器において、押下げヘッド部
16のキャップ体3、ノズル管14を含む可動部及びつまみ
15と凹陥周壁6、つまり押下げ防止部材の各部材を一体
成形による一部品で構成したことを特徴としている。
【0009】即ち、本考案の押下げヘッド部16は、キャ
ップ体3の頂壁4の中央帯を下方に凹陥してこのキャッ
プ体3上面部にノズル管収納室5を形成し、この収納室
5一側のこの収納室5より下方の周壁2を内方に凹陥6
させ、前記収納室5の底壁7の他側から凹陥周壁6近く
までを、他側を肉薄ヒンジ8とし他の周縁を切り離して
押下げ可能とすると共に裏面から、缶容器体1頂部中央
に突出しているエアゾール弁9に連通固定する連通管10
を貫通垂設し、周壁2の前記一側部外面から肉薄ヒンジ
11を介し上方に立上って収納室5上面中央部近くまで屈
曲する逆L形の押下げ操作板12を立設し、この操作板12
端に肉薄ヒンジ13を介し中腹部を結合したノズル管14を
起倒可能に設けた一体成形品であり、キャップ体3の周
壁2下端を嵌着させて缶容器体1頂部周縁に取付けてい
る。
【0010】前記ノズル缶14は収納室5に対応した角形
外形のものであり、また先端開口の肉薄ヒンジ13側の端
縁を延長して係止部兼用のつまみ15とし、そして基端部
を球面状としている。
【0011】一方、収納室5の底壁7の連通管10を垂設
した上面部を球面状に凹設してノズル管14を起立し連通
管10に連通させたとき、この連通状態が安定に保持され
るようにしている。
【0012】またキャップ体3は凹陥周壁6をL形に内
方に凹陥させ、その水平壁を利用して缶容器体1頂部周
縁を挟着させ、この缶容器体1へのキャップ体3取付け
を強固なものとしている。
【0013】なお、缶容器体1を持つエアゾール形射出
器本体は、首記したように例えばフロンガスの気化圧力
を利用して内容液を常時加圧状態としているもの、また
エアゾール弁9は図示しない復帰ばねに抗して僅かに押
下げられると、押下げられている間開弁して上端の図示
細管が缶容器体1内に連通するもので、いずれも極く周
知であり、しかも本考案要旨と直接係わりがないのでそ
れらの説明は省略する。
【0014】この実施例において、図1の常時において
は、水平状態に収納されたノズル管14は押下げ操作板12
により収納状態に保持され、この収納状態で管口は周壁
2を閉塞され、またつまみ15、ノズル管14基端がそれぞ
れ周壁2上端、凹陥周壁6上端に係止されるので可動部
であるノズル管14、収納室5の底壁7を押下げることは
できず、不用意に泡を射出することはない。
【0015】ノズル管14を起立した図2の状態では、ノ
ズル管14、底壁7の押下げの拘束が解かれるので、押下
げ操作板12を押下げるとノズル管14、底壁7、連通管10
の可動部が下降してエアゾール弁9を押下げて開弁する
ので、ノズル管14から泡が射出され、この射出は押下げ
操作している間つづく。
【0016】上記実施例で、エアゾール形射出器本体は
フロンガスを用いない無公害形であってもよく、また射
出物は泡にかぎらず霧であってもよい。
【0017】
【考案の効果】上記したように、本考案のエアゾール形
射出器では、押下げヘッド部16を構成するキャップ体
3、ノズル管14を含む可動部及びつまみ15、凹陥周壁6
の押下げ防止の係止部を一体成形により一部品で形成し
たので、加工が簡単化し、管理と組立ての手数が省略す
るので大巾なコストダウンを図ることが可能となり、ま
たノズル管14は下半部が常時収納室5内に在る構成なの
で、その起倒は収納室5を案内として行われるので起倒
動作が安定する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案エアゾール形射出器の一実施例の常時を
示し、図aは要部の平面図、図bは要部を断面した側面
図である。
【図2】同実施例の射出時を示し、図aは要部の平面
図、図bは要部を断面した側面図である。
【符号の説明】
1 缶容器体 3 キャップ体 5 ノズル管収納室 6 凹陥周壁 7 収納室底壁 9 エアゾール弁 12 押下げ操作板 14 ノズル管 15 つまみ 16 押下げ操作部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶容器体1の頂部に周壁2により嵌着固
    定するキャップ体3の頂壁4の中央帯を凹陥して上面部
    にノズル管収納室5を形成し、この収納室5一側のこの
    収納室5より下方の周壁2を内方に凹陥6させ、前記収
    納室5の底壁7の他側から凹陥周壁6近くまでを、他側
    を肉薄ヒンジ8とし他周縁を切り離して押下げ可能とす
    ると共に裏面から、缶容器体1頂部に突出しているエア
    ゾール弁9に連通する連通管10を貫通垂設し、周壁2の
    前記一側部外面から肉薄ヒンジ11を介し上方に立上って
    収納室5上面に屈曲する逆L形の押下げ操作板12を立設
    し、この操作板12端に肉薄ヒンジ13を介し中腹部を結合
    したノズル管14を起倒可能に設け、このノズル14を起立
    したとき前記連通管10に連通させ、倒伏させたとき収納
    室5に収納し、かつこのノズル管14の先端つまみ15、基
    端をそれぞれ周壁2上端、凹陥周壁6上端に係止させて
    押下げ不能とした押下げヘッド部16を具えたエアゾール
    形射出器。
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