JP2520874Y2 - 軒樋の支持構造 - Google Patents

軒樋の支持構造

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JP2520874Y2
JP2520874Y2 JP5934190U JP5934190U JP2520874Y2 JP 2520874 Y2 JP2520874 Y2 JP 2520874Y2 JP 5934190 U JP5934190 U JP 5934190U JP 5934190 U JP5934190 U JP 5934190U JP 2520874 Y2 JP2520874 Y2 JP 2520874Y2
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信行 大井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軒樋の支持構造に関し、詳しくは軒樋の支
持構造を簡素化しその作業性も高めようとする技術に関
する。
[従来の技術] 従来、第2図に示す実開平1−50524号公報のよう
に、断面略U字状の軒樋1でその屋外側壁2から上方に
起立片3を立ち上げるとともに起立片3の上端から延出
片4を垂下し、延出片4の下端に屋外側耳部5を全長に
形成した軒樋の支持構造は、その起立片3において外観
を高めるものであり、そして、支持具本体9から延出さ
れた当接片10を起立片3に当接し、延出片4の屋外面に
当接片10に一連に形成された垂下片部10aを当接させ、
垂下片部10aの下端の受片10bを屋外側耳部5の下面に当
接させ、更に支持具本体9にばね力にてスライド固定自
在に設けられたばね片10cにて屋外側耳部5の上面及び
内側面を弾接支持するものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような従来構成においては、別途にば
ね片10cを要するとともにばね片10cをそのばね力に抗し
てスライドさせて屋外側耳部5にばね片10cを弾接させ
るのに、作業が面倒であり、特に鼻板のような固定部F
に支持具本体9が歪んで固定される場合には、ばね片10
cと屋外側耳部5との当接状態が面接状態になり難く、
ばね片10cのスライド操作を行い難くなり、支持が安定
し難くなる等の問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、特殊な形状の軒樋であっ
てもその支持構造を簡素化しかる支持作業を容易に行う
ことができる軒樋の支持構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の軒樋の支持構造は、断面略U字状の軒樋1で
屋外側壁2から斜め上方内方に起立片3を立ち上げると
ともに起立片3の上端から斜め下方内方に向けて延出片
4を延出し、延出片4の下端に屋外側耳部5を全長に形
成し、鼻板のような固定部Fに固定された支持具本体9
の屋外部分に起立片3の屋内面に対する当接片10が形成
され、この当接片10の先端から屋内側に向けて略逆ヘ字
型の押さえ片11が延出され、当接片10を起立片3の屋内
面に弾接させるとともに押さえ片11の屋内面を屋外側耳
部5の屋外面に斜め上方から弾接させて屋外側耳部5を
斜め下方内方に押圧して成ることを特徴とするものであ
る。
[作用] このように、断面略U字状の軒樋1で屋外側壁2から
斜め上方内方に起立片3を立ち上げるとともに起立片3
の上端から斜め下方内方に向けて延出片4を延出し、延
出片4の下端に屋外側耳部5を全長に形成し、鼻板のよ
うな固定部Fに固定された支持具本体9の屋外部分に起
立片3の屋内面に対する当接片10が形成され、この当接
片10の先端から屋内側に向けて略逆ヘ字型の押さえ片11
が延出され、当接片10を起立片3の屋内面に弾接させる
とともに押さえ片11の屋内面を屋外側耳部5の屋外面に
斜め上方から弾接させて屋外側耳部5を斜め下方内方に
押圧することによって、支持具本体9に設けられた当接
片10を起立片3の屋内面に弾接させ、当接片10から延出
された略逆ヘ字型の押さえ片11を屋外側耳部5の屋外面
に斜め上方から弾接させることで、軒樋1の屋外側部分
を軒樋1の弾性を有効に利用して効果的に支持し、ばね
片を別途に設ける手段に比べてその構成を簡素化し、か
つ支持作業を容易に行えるようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
軒樋1は断面略U字状に形成され、施工時に屋外側に
なる屋外側壁2から斜め上方内方に起立片3を立ち上げ
てある。この起立片3の上端から斜め下方内方に向けて
延出片4を延出してある。延出片4の下端に中空の屋外
側耳部5を全長に形成してある。そして軒樋1の屋内側
壁6の上端に中空の屋内側耳部7を形成してある。この
ような軒樋1は金属芯材21の全面に合成樹脂皮膜22を被
覆したものであり、上記金属芯材21は屋外側耳部5及び
屋内側耳部7の被支持部側に存在するようにして、支持
強度を高めるようにしてある。
支持具本体9は帯鉄を曲成して形成してあり、その屋
内側端部には被固定部13が垂下され、釘等により鼻板12
のような固定部Fに固定することができるようにしてあ
る。被固定部13の上方には横片14と斜め下降片15とで、
軒樋1の屋内側耳部7を挿入し得る挿入部16が形成さ
れ、この挿入部16にコ字状に形成された載設片17とばね
板から形成されら押さえ18を各々ボルト等にて取付け、
載設片17から垂下したガイド片19をガイドとして軒樋1
の屋内側耳部7をスライドさせて上昇させ、ばね板製の
押さえ18を上方に弾性変形させ、そして屋内側耳部7が
載設片17に載設され、この載設状態を押さえ18にて維持
するようにしてある。
支持具本体9の先端には、軒樋1の屋外側壁2の内面
に当接する直立片20及び軒樋1の起立片3の屋内面に対
する当接片10が形成されている。この当接片10の先端か
ら屋内側に向けて略逆ヘ字型の押さえ片11が延出されて
いる。しかして直立片20を軒樋1の屋外側壁2の内面に
当接させ、当接片10を起立片3の屋内面に弾接させ、押
さえ片11の屋内面を屋外側耳部5の屋外面に斜め上方か
ら弾接させて屋外側耳部5を斜め下方内方に押圧してい
る。
このように、支持具本体9に設けられた当接片10を起
立片3の屋内面に弾接させ、当接片10から延出された略
逆ヘ字型の押さえ片11を屋外側耳部5の屋外面に斜め上
方から弾接させることで、軒樋1の屋外側部分を効果的
に支持し、ばね片を別途に設ける手段に比べてその構成
を簡素化し、かつ支持作業を容易に行えるのである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、断面略U字状の軒樋で屋外側
壁から斜め上方内方に起立片を立ち上げるとともに起立
片の上端から斜め下方内方に向けて延出片を延出し、延
出片の下端に屋外側耳部を全長に形成し、鼻板のような
固定部に固定された支持具本体の屋外部分に起立片の屋
内面に対する当接片が形成され、この当接片の先端から
屋内側に向けて略逆ヘ字型の押さえ片が延出され、当接
片を起立片の屋内面に弾接させるとともに押さえ片の屋
内面を屋外側耳部の屋外面に斜め上方から弾接させて屋
外側耳部を斜め下方内方に押圧するから、支持具本体に
設けられた当接片を起立片の屋内面に弾接させ、当接片
から延出された略逆ヘ字型の押さえ片を屋外側耳部の屋
外面に斜め上方から弾接させることで、軒樋の屋外側部
分を軒樋の弾性を有効に利用して効果的に支持し、ばね
片を別途に設ける手段に比べてその構成を簡素化し、か
つ支持作業を容易に行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)(b)は本考案の一実施例の施工状態の断
面図、軒樋の部分断面図、第2図は従来例の断面図であ
り、1は軒樋、2は屋外側壁、3は起立片、4は延出
片、5は屋外側耳部、9は支持具本体、10は当接片、11
は押さえ片である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略U字状の軒樋で屋外側壁から斜め上
    方内方に起立片を立ち上げるとともに起立片の上端から
    斜め下方内方に向けて延出片を延出し、延出片の下端に
    屋外側耳部を全長に形成し、鼻板のような固定部に固定
    された支持具本体の屋外部分に起立片の屋内面に対する
    当接片が形成され、この当接片の先端から屋内側に向け
    て略逆ヘ字型の押さえ片が延出され、当接片を起立片の
    屋内面に弾接させるとともに押さえ片の屋内面を屋外側
    耳部の屋外面に斜め上方から弾接させて屋外側耳部を斜
    め下方内方に押圧して成る軒樋の支持構造。
JP5934190U 1990-06-05 1990-06-05 軒樋の支持構造 Expired - Lifetime JP2520874Y2 (ja)

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JPH0418127U JPH0418127U (ja) 1992-02-14
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