JP2520311Y2 - 建設用クレーンの支柱の支持部材 - Google Patents

建設用クレーンの支柱の支持部材

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JP2520311Y2
JP2520311Y2 JP10319391U JP10319391U JP2520311Y2 JP 2520311 Y2 JP2520311 Y2 JP 2520311Y2 JP 10319391 U JP10319391 U JP 10319391U JP 10319391 U JP10319391 U JP 10319391U JP 2520311 Y2 JP2520311 Y2 JP 2520311Y2
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JP
Japan
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crane
support
pillars
pillar
climbing device
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JP10319391U
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秀治 三宅
正男 中田
淳 千葉
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建設用クレーンの支柱
の支持部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層建築物を建てる場合、クレ
ーンが使用されている。ところで、図3および図4に示
すように、このクレーン61は、通常、建築物51のす
ぐ側に立設された支柱62に支持されており、建築作業
が進につれて、支柱62を延ばしながら、クレーン61
をクライミング装置63などを使用して上方に移動させ
ている。
【0003】そして、従来、上記支柱61は建築物51
との間に設けられた水平控64により、建築物51側に
固定支持されており、またその水平控64は、支柱62
の上方への延設に伴い、既設の水平控64を取り外し
て、クレーン61を使用して上方に移動させたり、場合
によっては、そのクレーン61の能力に合わせて水平控
64を分解して上方に移動させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成によると、支柱62の延設に伴って、水平控64をク
レーン61を使用して上方位置に吊り上げる作業は、非
常に面倒であるという問題があった。
【0005】また、水平控64が支柱62の上方位置で
上下2箇所に設けられる場合には、上側の水平控64A
をクレーン51で吊り上げることができるが、下側の水
平控64Bは上側の水平控64Aが邪魔になって吊り上
げることができないという問題もある。
【0006】そこで、本考案は上記問題を解消し得る建
設用クレーンの支柱の支持部材を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の建設用クレーンの支柱の支持部材は、高層
建築物を組み立てるクレーンの支柱の支持部材であっ
て、支柱と高層建築物側とを連結する連結体を上下に設
け、これら両連結体同士を連結する索体の中間部を、ク
レーンのクライミング装置側に設けられた案内滑車に支
持させたものである。
【0008】
【作用】上記の構成によると、クライミング装置により
クレーンが上昇すると、支持部材を構成する2本の連結
体のいずれか一方が、索体を介して上昇される。すなわ
ち、クレーンの上昇に伴い、2本の連結体を交互に上昇
させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1および図2に
基づき説明する。図1および図2において、11は高層
建築物1を組み立てるためのクレーンで、支柱(ポスト
ともいう)12に支持されるとともに、クレーン11側
に設けられたクライミング装置13により、支柱12に
沿って昇降自在にされている。
【0010】上記クライミング装置13は、クレーン1
1側に固定されるとともに支柱12に昇降自在に案内さ
れる上部フレーム14と、同じく支柱12に昇降自在に
案内される下部フレーム15と、これら両フレーム1
4,15同士間に亘って設けられて上下方向で互いに接
近離間させる昇降装置(例えば、スクリュウジャッキ装
置などが使用される)16とから構成されている。
【0011】また、上記支柱12は、その上部位置にお
いて設けられた支持部材21により、高層建築物1側に
固定支持されている。この支持部材21は、上下一対の
連結体(水平控ともいい、例えば型鋼などにより構成さ
れている)22と、これら両連結体22同士を連結する
とともにその中間部がクライミング装置13の下部フレ
ーム15上に設けられた案内滑車23に掛けられた索体
(例えば、ワイヤーロープ)24とから構成されてい
る。
【0012】したがって、上記構成において、支柱12
の上方への延設に伴って、支持部材21を上方に移動さ
せる場合、まず上方の連結体22Aの両端部の連結を解
除する。
【0013】次に、クライミング装置13を作動させ
て、上部フレーム14を上方に移動させて固定した後、
昇降装置16により、下部フレーム15を上方に移動さ
せる。すると、下部フレーム15に設けられた案内滑車
23が上方に移動するため、上方の連結体22Aが上昇
される。そして、上方の連結体22Aが所定位置に上昇
されると、その両端部を支柱12および高層建築物1に
連結して固定する。
【0014】次に、下方の連結体22Bの両端部の連結
を解除した後、引き続いて下部フレーム15を上昇させ
る。すると、上記と同様に、案内滑車23を介して、今
度は下方の連結体22Bが上昇される。そして、下方の
連結体22Bが所定位置まで上昇されると、その両端部
を支柱12および高層建築物1に連結して固定すればよ
い。
【0015】このように、支柱12の支持部材21を上
昇させるのに、索体24を介して、クレーン11側のク
ライミング装置13を使用して行うようにしたので、従
来のように、わざわざクレーンを使用して吊り上げる場
合に比べて、作業が非常に簡単となる。
【0016】なお、上記実施例においては、上下の連結
体22A,22Bを引き続いて連続的に上昇させるよう
に説明したが、例えば交互に一方の連結体だけを上昇さ
せるようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案の構成によると、支
持部材を構成する2本の連結体を、クレーンのクライミ
ング装置側の案内滑車に索体を介して支持させたので、
クライミング装置の上昇に伴い、両連結体を交互に上昇
させることができ、したがって従来のように、わざわざ
クレーンを使用して吊り上げる場合に比べて、作業が非
常に簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の建設用クレーンにおける上
昇作業を説明する要部側面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】従来例の建設用クレーンにおける上昇作業を説
明する全体側面図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 高層建築物 11 クレーン 12 支柱 13 クライミング装置 14 上部フレーム 15 下部フレーム 16 昇降装置 21 支持部材 22 連結体 23 案内滑車 24 索体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−223691(JP,A) 実開 昭57−71183(JP,U) 実開 平3−72584(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高層建築物を組み立てるクレーンの支柱の
    支持部材であって、支柱と高層建築物側とを連結する連
    結体を上下に設け、これら両連結体同士を連結する索体
    の中間部を、クレーンのクライミング装置側に設けられ
    た案内滑車に支持させたことを特徴とする建設用クレー
    ンの支柱の支持部材。
JP10319391U 1991-12-16 1991-12-16 建設用クレーンの支柱の支持部材 Expired - Lifetime JP2520311Y2 (ja)

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