JP2519573B2 - 本葺屋根 - Google Patents

本葺屋根

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JP2519573B2
JP2519573B2 JP2131356A JP13135690A JP2519573B2 JP 2519573 B2 JP2519573 B2 JP 2519573B2 JP 2131356 A JP2131356 A JP 2131356A JP 13135690 A JP13135690 A JP 13135690A JP 2519573 B2 JP2519573 B2 JP 2519573B2
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roof
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horizontal
locking
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一郎 大本
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、構造が簡単であって且つ組付け加工が容易
に行わしめられ、しかも強度性にも十分に優れた本葺屋
根に関するものである。
(従来の技術) 従来より各種の瓦装置が提案されているが、しかしこ
れらはいずれも構造的に複雑であり、且つその組付け加
工にも相当なる手数を要し、このため建設コストが相当
高価になる等の不利を有するものである。
(発明が解決しようとする課題) このため本発明のものは、曲成加工することで強度性
を高め、且つボルト等の止め具を用いることなく、単に
係合曲成することによって組付け加工が出来るようにし
たものであり、斯くして人的不足を補うと共に建設コス
トの引き下げにも寄与するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、曲成加工されたドブ板材と、半円状にして
両側端を屈曲せしめた屋根板材と、該屋根板材を支持す
るための両端を内方に曲成し、該曲成付近にフレーム挿
通用の係止片付き孔を有する中央の半円状な座屈防止用
フレームと、モヤ材に固定される支持フレームとから成
るもので、これらを係合することで組付け加工が行わし
められるようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添附図面を参照し乍ら説明す
ると、(1)はモヤ材であって、該モヤ材上に支持片
(3)を有する支持フレーム(2)が熔接等によって固
定されている。
前記支持片は後述する座屈防止用フレームの孔(7)
に挿通後、第3図に示す如くその先端部分は折り曲げら
れて係止部(4)となる。
(5)は屋根板材の座屈防止用フレームであって、そ
の中央部分は半円状に上方に突出形成されていて弾性度
を高め、その両側には水平部(6)と先端を内方に曲成
した係止部(8)とから構成されており、且つ前記の水
平部(6)には第2図に示される如く前記した支持片
(3)を挿通する孔(7)が形成されていて、しかもこ
の孔部分には第3図に示される如く支持片(3)を挿通
することによって上方へ立ち上がるところの切り起こし
の係止部(7a)が配設されていて前記支持片(3)の係
止部(4)と係合する。
(9)はドブ板材であって、その両端には前記の座屈
防止用フレームの水平部(6)下面の接する水平部(1
0)と、屋根板材に接する直立部(11)と、前記の座屈
防止用フレームの係止部(8)と当接可能な内方へ曲成
した傾斜部(12)が形成されている。
(13)は前記した支持フレーム及び座屈防止用フレー
ムを覆うことろの屋根板材であって、全体が半円状に形
成されて成り、その両側部には前記したドブ板材の水平
部(10)の折曲部分に当接する内包への曲成部(14)が
設けられ、しかもこの曲成部(14)による上向きコ字状
部分は排水口(15)となるものである。
(発明の効果) 上記したような本発明によると、モヤ材に固定された
支持フレームへの座屈防止用フレームの取付けは、支持
片(3)を水平部の孔(7)に挿通することで該孔の周
辺に形成される係止部(7a)と、挿通後に支持片の先端
部分を折り曲げて形成される係止部(4)とが係合して
行わしめられる。
次にドブ板材は、その両端に形成された水平部(10)
と直立部(11)と内方へ曲成した傾斜部(12)とで、前
記した座屈防止用フレームに取付けられる。
また屋根板材は、その両端に形成された曲成部(14)
部分を前記したドブ板材の水平部(10)の折り曲げ部分
に当接せしめることで、支持フレームと座屈防止用フレ
ームとドブ板材に一体的に固定される。
このように屋根葺作業は各部材を係合させることによ
り行わしめられるので、従来のようなボルト等を使用し
たものに加べて単純であり、従って格別の技術者でなく
とも作業が可能なことから、構造の簡単なことと相俟っ
て建設コストの低下にも寄する。
また屋根板材の下には屈曲形成された座屈防止用フレ
ームが配設されており、且つこのフレーム両端部分はド
ブ板材の水平部(10)と直立部(11)および内方傾斜部
(12)に係止することでスプリング作用が良く機能し、
内側へのカミコミが大であって変形するようなこともな
く、且つ屋根板材上への荷重にも比較的薄材で適切に対
応することができ、従って例えば多量の降雨や積雪にも
十分に耐え得るもので、しかも長期に使用できる。
更にドブ板材と屋根板材の係合部分から侵入した雨水
の如きは、屋根板材の両端の曲成部(14)によって形成
された上向きコ字状部分が排水口(15)として機能して
排水する。
またドブ板材の直立部(11)が屋根板材に当接すると
共に、ドブ板材の内方傾斜部(12)が座屈防止用フレー
ムの係止部(8)と係合することで毛細管の作用をな
し、内部への風水雨の侵入を確実に防止するものであ
る。
しかも屋根板材には、従来のようなボルト止めをしな
いので孔あけ加工の必要がなく、このためボルト孔部分
から風雨が内部に侵入することもなく、且つ外観上も体
裁が良好である等、工業上、実用上その効果の大きい発
明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る本葺屋根の側面断面図、第2図は
座屈防止用フレームの平面図、第3図はそのA−A断面
図である。 図中、(1)……モヤ材、(2)……支持フレーム、
(3)……その支持片、(4)……その係止部、(5)
……座屈防止用フレーム、(6)……その水平部、
(7)……その孔、(7a)……その切起こし係止部、
(8)……その係止部、(9)……ドブ板材、(10)…
…その水平部、(11)……その直立部、(12)……その
傾斜部、(13)……屋根板材、(14)……その曲成部、
(15)……排水口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モヤ材1に固定される支持片3を有する支
    持フレーム2と、中央部分を半円状に上方に膨出形成し
    その両側の水平部6に孔7及びその周辺に切起こし係止
    部7aとを設けると共に内方へ曲成した係止部8を有する
    座屈防止用フレーム5と、 両端に水平部10と直立部11と傾斜部12を連続形成したド
    ブ板材9と、 全体が半円状に形成されその両側に内方への曲成部14及
    び上向きコ字状の排水口15を有する屋根板材13とで構成
    されて成り、前記した支持フレーム2の支持片3を座屈
    防止用フレーム5の水平部6に設けた孔7に挿通すると
    共に両フレームの係止部4、7aを係合せしめ、 且つドブ板材9の水平部10を座屈防止用フレーム5の水
    平部6に当接せしめ、 しかも該ドブ板材9の直立部11を屋根板材13に当接せし
    めると共にドブ板材9の傾斜部12を座屈防止用フレーム
    5の係止部8に当接可能に組付けて成る本葺屋根。
JP2131356A 1990-05-23 1990-05-23 本葺屋根 Expired - Lifetime JP2519573B2 (ja)

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JPS566845A (en) * 1979-06-29 1981-01-24 Yamaguchi Kouki Yuugengaishiya Roofing tile
JPS598867A (ja) * 1982-07-07 1984-01-18 船木 元旦 屋根

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