JP2518934B2 - 自動車用ウオッシャタンクのウオッシャ液面確認装置 - Google Patents

自動車用ウオッシャタンクのウオッシャ液面確認装置

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JP2518934B2
JP2518934B2 JP1238682A JP23868289A JP2518934B2 JP 2518934 B2 JP2518934 B2 JP 2518934B2 JP 1238682 A JP1238682 A JP 1238682A JP 23868289 A JP23868289 A JP 23868289A JP 2518934 B2 JP2518934 B2 JP 2518934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ウオッシャタンクのウオッシャ液面
確認装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来の自動車用ウオッシャタンクのウオッシャ液面確
認装置としては例えば第9図に示すようなものがある
(実開昭61-45334号等参照)。
すなわち、この図において、1はウオッシャ液2を貯
留するウオッシャタンク、3はこのウオッシャタンク1
の上端開口1aに被冠するキヤップである。キヤップ3は
その中心にウオッシャタンク1の内外を連通する連通孔
4が穿設され、この連通孔4の内部側開口4aには塩ビ製
の透明チューブ5の上端が連結され、透明チューブ5の
下端部がウオッシャタンク1に貯留したウオッシャ液2
内に挿入されている。
そして、ウオッシャタンク1内のウオッシャ液2の液
面を確認する場合には、第10図に示すように、キヤップ
3の連通孔4における外部側開口4bを指Fで押さえて閉
塞し、この状態で該キヤップ3を外し、透明チューブ5
をウオッシャ液2から引き抜き、透明チューブ5内に残
ったウオッシャ液2′の液面を該透明チューブ5を透か
して見ることにより確認するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来のウオッシャ液面確認装
置にあっては、ウオッシャ液2が粗悪な場合には、該ウ
オッシャ液2が黄変したり白濁し、透明チューブ5内の
ウオッシャ液2′が見えにくくなり、また、透明チュー
ブ5が硬化すると、キヤップ3との連結部に隙間が生
じ、この結果空気洩れが発生し、透明チューブ5内に残
るウオッシャ液2′の保持が困難となり、さらには、キ
ヤップ3の連通孔4に塵埃等が入り、該連通孔4が目詰
まりすることがあるばかりでなく、連通孔4の外部側開
口4bを押さえ損なうとウオッシャ液2′の量が狂い、い
ずれも正確にウオッシャ液の液面を確認できないという
課題があった。
これを解決するものとしては、実開昭56-41111号公報
に示されるような液面と直交する方向に複数の孔を縦列
配置した液面計を、ウオッシャタンクに設けることが考
えられるが、このような構成では、ウオッシャ液の液面
が確認しやすくなるものの、ウォッシャ液の濃度判別及
び凍結温度判別をすることができないという別の問題点
がある。
本発明はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、ウォッシャ液の液面を確認することができるのに
加えて、ウォッシャ液の濃度判別及び凍結温度判別をす
ることができる自動車用ウォッシャタンクの液面を確認
することができる自動車用ウオッシャタンクのウオッシ
ャ液面確認装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はかかる目的を達成するため、ウオッシャ液を
貯留するウオッシャタンクの上端開口に被冠したキヤッ
プに、前記ウオッシャ液に挿入される液面指示体を垂設
し、この液面指示体の側面に表面張力により前記ウオッ
シャ液が付着する複数の孔を縦列配置するとともに、該
孔と同一レベル上に互いに内径の異なる複数の孔をそれ
ぞれ横列配置したものである。
〔作用〕
ウオッシャタンクからキヤップを外し、これに垂設し
た液面指示体におけるウオッシャ液が付着した孔を見つ
け、該孔の位置によりウオッシャ液の液面を判断するこ
とができる。また、同一レベル上の孔のうちでウオッシ
ャ液が付着した孔の大小関係によりウォッシャ液の濃度
判別及び凍結温度判別をすることができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を従来と同一の
部品に同一符号を付して説明する。
第1図および第2図において、1はウオッシャ液2を
貯留するウオッシャタンク、3はこのウオッシャタンク
1の上端開口1aに被冠するキヤップである。このキヤッ
プ3には前記ウオッシャタンク1内に貯留したウオッシ
ャ液2に挿入される短冊板状の液面指示体6が垂設され
ている。この液面指示体6は例えば塩ビ等の軟質材で形
成されている。
この液面指示体6の側面には上下方向に複数の孔7a,7
b,7c,……が下から順次レベルを変えかつ一定の間隔を
おいて縦列配置されている。
これら各孔7a,7b,7c,……は夫々第3図に詳細に示す
ように、大,中,小と異なる内径を有する3つの孔7a1,
7a2,7a3,7b1,7b2,7b3,7c1,7c2,7c3,……が同一レベル
上に横列配置されている。
前記ウオッシャ液2を貯留したウオッシャタンク1の
ウオッシャ液2からキヤップ3と共に液面指示体6を引
き出したとき、各孔7a,7b,7c,……のうち、前記ウオッ
シャタンク1に貯留されたウオッシャ液2に浸漬された
部分に対応するもののみが表面張力によりウオッシャ液
2が付着するようになっている。この場合、大,中,小
の孔例えば7a1,7a2,7a3へのウオッシャ液2の付着によ
り該ウオッシャ液2の濃度が判別できる。すなわち、表
面張力が小さい程(つまり含有するアルコール分が多い
程)濃度が高くなる。この関係は第4図に示す通りであ
る。同様に、ウオッシャ液2の濃度に応じて凍結温度も
変化することから、ウオッシャ液2の孔7a1,7a2,7a3
の付着有無から凍結温度が判断できるようになってい
る。これらの関係も第4図に示している。
因みに、ウオッシャ液2の濃度と凍結温度の関係は、
第5図に示す通りである。この図において、濃度100%
とはウオッシャ液2が原液(アルコール)のみで水が含
まれていないこと、また濃度0%とはアルコールが含ま
れておらず水のみであることを表している。
通常、ウオッシャ液2の使用雰囲気温度は−20℃まで
であるが、この範囲内の水とウオッシャ原液との混合量
の関係を示すと次の通りである。
水2:ウオッシャ液1≒濃度33%≒凍結温度−5° 水1:ウオッシャ液1≒濃度50%≒凍結温度−10° 水1:ウオッシャ液2≒濃度66%≒凍結温度−15° 水1:ウオッシャ液4≒濃度80%≒凍結温度−20° 一般に20℃での表面張力は、 水が72、75(dyn・cm-1)、 ウオッシャ液(アルコール)が22、27〜22、55(dyn・c
m-1)である。
前記各孔7a1,7a2,7a3(7b1,7b2,7b3,7c1,7c2,7c3,…
…)の大きさは上記したように、表面張力が水とアルコ
ール分で異なるので、使用するウオッシャ液の混合液濃
度の範囲を設定し、その濃度の時の表面張力を勘案して
設定すれば良い。
かかる構成につき、ウオッシャ液2の液面を確認する
場合には、キヤップ3を外し、これに垂設した液面指示
体6におけるウオッシャ液2が付着した孔7a(7b,7c,…
…)を見つけ、この孔7a(7b,7c,……)の位置によりウ
オッシャ液2の液面を判断することができる。
例えば、第2図示のように、下から三番目までの孔7
a,7b,7cの中,小の孔7a2,7a3,7b2,7b3,7c2,7c3にウオッ
シャ液2が付着している場合にはウオッシャ液2の液面
は三番目の孔7cと四番目の孔7dとの中間にあることが判
る。同時に、ウオッシャ液2は中,小の孔7a2,7a3,7b2,
7b3,7c2,7c3に付着していることからウオッシャ液2の
濃度は中間であることが判る。ここで、小の孔7a3,7b3,
7c3のみにウオッシャ液2が付着している場合には、表
面張力の小さいすなわちアルコール分が多いことが判
り、濃度が高いことが判る。
したがって、補充するウオッシャ液2の液量とその混
合割合を適切かつ速やかに判断することができる。
このように、本発明はウオッシャ液2が付着した各孔
7a,7b,7c,……の位置により、液面が確認することがで
きるが、従来のように、ウオッシャ液2の黄変・白濁や
空気洩れ等に影響されることなく、常時正確に液面を確
認することができるものである。
なお、上記実施例では、液面指示体6の形状が短冊板
状であったが、本発明はこれに限定されず、例えば第6
図および第7図に示すように、円筒形、あるいは第8図
に示すように、円柱状でも良く、また、材質,材料も自
由に選択可能である。
さらに、横列配置する孔の個数も自由に設定できるこ
とは勿論である。
〔効果〕 以上説明してきたように、本発明によれば、ウオッシ
ャ液を貯留するウオッシャタンクの上端開口に被冠した
キヤップに、前記ウオッシャ液に挿入される液面指示体
を垂設し、この液面指示体の側面に表面張力により前記
ウオッシャ液が付着する複数の孔を縦列配置するととも
に、該孔と同一レベル上に互いに内径の異なる複数の孔
をそれぞれ横列配置したので、ウォッシャ液の液温を確
認することができるのに加えて、ウォッシャ液の濃度判
別及び凍結温度判別をすることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断正面図、第2図は
その構成部品である液面指示体の斜視図、第3図はその
要部の詳細説明図、第4図は液面指示体に設けた孔の大
きさと表面張力,ウオッシャ液濃度,凍結温度,アルコ
ール分等との関係を示す関係図、第5図はウオッシャ液
の濃度と凍結温度との関係を示す関係図、第6図は本発
明の他の実施例を示す縦断正面図、第7図はその構成部
品である液面指示体の斜視図、第8図は本発明のさらに
他の実施例における液面指示体の斜視図、第9図は従来
例を示す一部省略縦断正面図、第10図はその使用状態を
示す説明図である。 1……ウオッシャタンク、1a……上端開口、3……キヤ
ップ、6……液面指示体、7a,7b,7c……孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウオッシャ液を貯留するウオッシャタンク
    の上端開口に被冠したキヤップに、前記ウオッシャ液に
    挿入される液面指示体を垂設し、この液面指示体の側面
    に表面張力により前記ウオッシャ液が付着する複数の孔
    を縦列配置するとともに、該孔と同一レベル上に互いに
    内径の異なる複数の孔をそれぞれ横列配置したことを特
    徴とする自動車用ウオッシャタンクのウオッシャ液面確
    認装置。
JP1238682A 1989-09-13 1989-09-13 自動車用ウオッシャタンクのウオッシャ液面確認装置 Expired - Lifetime JP2518934B2 (ja)

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