JP2517037B2 - パン製造機 - Google Patents

パン製造機

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JP2517037B2
JP2517037B2 JP63004204A JP420488A JP2517037B2 JP 2517037 B2 JP2517037 B2 JP 2517037B2 JP 63004204 A JP63004204 A JP 63004204A JP 420488 A JP420488 A JP 420488A JP 2517037 B2 JP2517037 B2 JP 2517037B2
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baking
case
bread
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heater
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典生 池田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で小麦粉等のパン材料を投入する
だけて、自動的にパン作りが行え、かつ2つの焼成ケー
スを有するパン製造機に関するものである。
従来の技術 従来、本発明者らは、この種のパン製造機として、第
4図に示すような構造のものを開発してきた。
すなわち、本体1の内部にフレーム2を設け、このフ
レーム2にはモータ3が固定されるとともに、焼成室4
内には第1の練り羽根5を有する第1の焼成ケース6
と、第2の練り羽根7を有する第2の焼成ケース8が着
脱自在に装着され、そして第1のベルト9と第1のプー
リ10により、第1の練り羽根5が減速駆動され、また第
2のベルト12と第2のプーリ13により第2の練り羽根7
が減速駆動される。また焼成室4の上部は蓋体14で覆わ
れ、そして温度センサー15が第1の焼成ケース6の温度
を検知するために焼成室4に固定されている。16はタイ
マー,温度調節,電力調節用の回路である。このような
構成で、第1,第2の焼成ケース6,8にパン材料をそれぞ
れ投入し、タイマーをセットすると、所定時間に運転が
始まり、そして温度センサー15は第1の焼成ケース6の
温度を検知して、モータ3や、第1の焼成ケース6を加
熱する第1のヒータ17と第2の焼成ケース8を加熱する
第2のヒータ18を制御して各工程を自動的に行い、所定
時間経過後に2個のパンが同時に焼き上がるものであ
る。
発明が解決しようとする課題 上記構造のパン製造機では、2個の食パンを同時に作
る場合は特に問題はないが、1個の食パンのみを作る場
合は、第1の焼成ケース6のみをセットして調理する
が、この場合、回路16は第1のヒータ17と第2のヒータ
18を同時に制御するため、焼成ケースは1個のみである
にもかかわらず、2つのヒータ17,18に通電される。し
かしながら、温度センサー15は、第2のヒータ18からの
距離があるため、第2のヒータ18の影響を受けにくく、
その結果、1個のパンを2つのヒータ17,18で焼くこと
になるため、特にパンの第2のヒータ18側の上部の焼き
が促進されて、焼きムラが生じる。
また、焼成ケースの有無を検知するスイッチをそれぞ
れに設けて、第2の焼成ケース8をセットしない時に第
2のヒータ18に全く通電しないようにすると、焼成室4
の右半分に第1の焼成ケース6と第1のヒータ17がある
形態となるため、焼成室4の左半分の空間との熱のバラ
ンスが悪くなり、その結果、特にパンの第2のヒータ18
側の上部の焼きが薄くなって焼きムラが生じるという課
題を有していた。
本発明は、このような課題を解決するためになされた
もので、2個でも、あるいは1個でも均質な食パンを作
ることができるパン製造機を提供することを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のパン製造機は、第
1および第2のヒータによって加熱される焼成室と、こ
の焼成室内に設置され、かつパン材料を収納する第1お
よび第2の焼成ケースと、これらの焼成ケース内のパン
材料を混練する混練手段と、前記2つの焼成ケースのう
ち、第1の焼成ケースの温度を検知する温度センサー
と、第2の焼成ケースのセットの有無を検知するスイッ
チと、このスイッチと電気的に連動し、かつ第2の焼成
ケースをセットしない時、第2の焼成ケース側の第2の
ヒータへの電流を半波にするダイオードとを備えたもの
である。
作用 上記構成によれば、1個だけの食パンを作るとき、第
2の焼成ケース側に位置する第2のヒータへの電流は半
波になるため、焼成室内の焼成ケースのない側の雰囲気
温度をある程度まで高め、焼成ケースがある側の雰囲気
温度とほぼ同じにすることができ、その結果、パンは1
個でも焼きムラが生じることなく、焼き上げることがで
きる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明
する。第1図および第2図において、21はパン製造機本
体、22は本体21内に設けられたシャーシで、このシャー
シ22にはモータ23が固定され、かつこのモータ23のシャ
フト23aには小プーリ24が固定されている。また前記シ
ャーシ22には、第1の軸受25を介して第1の大プーリ26
が軸支され、かつこの第1の大プーリ26と反対側の軸端
には第1のコネクタ27が取付けられ、第1のベルト28を
介して前記小プーリ24と第1の大プーリ26が結合されて
いる。また前記シャーシ22には、第2の軸受29を介して
第2の大プーリ30が軸支され、かつこの第2の大プーリ
30と反対側の軸端には第2のコネクタ31が取付けられ、
第2のベルト32を介して前記小プーリ24と第2の大プー
リ30が結合されている。さらに前記シャーシ22には、容
器固定ガイド33、焼成室34及びこの焼成室34の周囲を覆
う遮熱板35が固定されている。
また前記焼成室34内には第1のヒータ36と第2のヒー
タ37が固定されているとともに、第1のヒータ36に接近
して弾性的に支持された温度センサー38が固定されてい
る。39は焼成室34内に着脱自在に装着される第1の焼成
ケースで、この第1の焼成ケース39は底部に軸受40を介
して羽根軸41を有しており、この羽根軸41の一方には容
器コネクタ42を第1の焼成ケース39の装着時に第1のコ
ネクタ27に嵌合装着するようにしている。また羽根軸41
の他方は第1の焼成ケース39内に突出させ、この突出し
た羽根軸41の他方に第1の練り羽根43を着脱自在に装着
するようにしている。44は焼成室34内に着脱自在に装着
される第2の焼成ケースで、この第2の焼成ケース44は
軸受45を介して羽根軸46を有しており、この羽根軸46の
一方には容器コネクタ47を固定し、この容器コネクタ47
を第2の焼成ケース44の装着時に第2のコネクタ31に嵌
合装着するようにしている。また羽根軸46の他方は第2
の焼成ケース44内に突出させ、この突出した羽根軸46の
他方に第2の練り羽根48を着脱自在に装着するようにし
ている。なお、前記温度センサー38は第1の焼成ケース
39を焼成室34内に装着したとき、第1の焼成ケース39の
外側面に当接して第1の焼成ケース39の温度、すなわち
パン生地の温度を検知するようにしている。
また前記焼成室34は上部を固定部材49に固定し、さら
に本体上枠50を固定部材49に固定している。そして前記
本体21は本体上枠50と固定するとともに、シャーシ22と
も固定されている。
51は本体上枠50の上方に開閉自在に設けられた蓋体
で、この蓋体51には蓋カバー52と内蓋53が設けられてい
る。54は第1の焼成ケース39の上方に位置して内蓋53に
固定した第1のイースト容器で、この第1のイースト容
器54の上部は前記蓋体51の上面に露出させ、かつこの第
1のイースト容器54の上部開口は開閉自在なイースト容
器蓋55で覆われている。56は第2の焼成ケース44の上方
に位置して内蓋53に固定した第2のイースト容器で、こ
の第2のイースト容器56の上部も前記蓋体51の上面に露
出させ、かつこの第2のイースト容器56の上部開口は開
閉自在なイースト容器蓋57で覆われている。
58は第1のスイッチレバーで、この第1のスイッチレ
バー58は軸59で軸支され、かつ先端60が第1の焼成ケー
ス39の底部に位置し、この第1の焼成ケース39をセット
すると、第1のスイッチレバー58は先端60が押圧されて
軸59を中心に回転し、そしてスイッチレバー58の他端61
が第1のマイクロスイッチ62を動作させて回路がON状態
になる。63は第1のマイクロスイッチ62をシャーシ22に
固着するスイッチ取付台である。
64は第2のマイクロスイッチで、この第2のマイクロ
スイッチ64は第2の焼成ケース44がセットされた時、第
2のスイッチレバー65によってON状態になる。
次に本実施例の動作について、第3図の回路図も参照
しながら説明する。
まず、2個の食パンを作る場合は、第1の焼成ケース
39内に第1の練り羽根43を装着するとともに、小麦粉,
水等のイースト以外のパン材料を入れ、そしてこの第1
の焼成ケース39を焼成室34内にセットする。そして第2
の焼成ケース44内にも第2の練り羽根48を装着するとと
もに、小麦粉,水等のイースト以外のパン材料を入れ、
そしてこの第2の焼成ケース44を焼成室34内にセットす
る。それぞれの焼成ケース39,44がセットされたため、
第1のマイクロスイッチ62はONし、かつ第2のマイクロ
スイッチ64は接点(ロ)側に接続される。
このセットが終ったら蓋体51を閉める。そして第1の
イースト容器54と第2のイースト容器56にそれぞれ所定
量のイーストを入れておく。
この状態で、パンの出来上がり時間を入力してスター
トさせる。そして所定時間がくると、モータ23の運転が
始まって小プーリ24が回転し、第1のベルト28を介して
第1の大プーリ26および第1のコネクタ27を回転させる
とともに、第2のベルト32を介して第2の大プーリ30お
よび第2のコネクタ31を回転させる。そして第1のコネ
クタ27は容器コネクタ42に動力伝達を行って第1の焼成
ケース39内の第1の練り羽根43を回転させてパン材料を
練るとともに、第2のコネクタ31が容器コネクタ47に駆
動伝達を行って第2の焼成ケース44内の第2の練り羽根
48を回転させてパン材料を練る。また所定時間(ねかし
工程)が経過すると、第1のイースト容器54および第2
のイースト容器56の下部開口を閉塞している開閉板(図
示せず)が開かれて、第1のイースト容器54および第2
のイースト容器56内に入れられているイーストが第1の
焼成ケース39および第2の焼成ケース44内に投入され
る。そして第1の焼成ケース39および第2の焼成ケース
44内に投入されたイーストは、他のパン材料とともに再
度所定時間混練された後、制御装置のプロセス制御に基
づき、温度センサー38からの温度情報を入力しながら、
第1のヒータ36で第1の焼成ケース39の温度を調整し、
そして1次発酵、ガス抜き、2次発酵、ガス抜き、3次
発酵、ガス抜き、整形発酵、焼成の各工程を自動的に行
って設定した時間にパンが焼き上がるものである。この
場合、温度センサ38は第1の焼成ケース39の温度のみを
検知し、第2の焼成ケース44側もこの温度検知にもとづ
き、みなし制御されるようになっている。
次に1個の食パンを作る場合は、第1の焼成ケース39
内に第1の練り羽根43を装着するとともに、小麦粉,水
等のイースト以外のパン材料を入れ、そして、この第1
の焼成ケース39を焼成室34内にセットする。よって第1
のマイクロスイッチ62はON状態となり、一方、第2の焼
成ケース44はセットしないため、第2のマイクロスイッ
チ64は接点(イ)側に接続される。
そして蓋体51を閉める。この場合、第1のイースト容
器54に所定量のイーストを入れておく。この状態でパン
の出来上がり時間を入力してスタートさせる。そして所
定時間がくると、モータ23の運転が始まって小プーリ24
が回転し、第1のベルト28を介して第1の大プーリ26お
よび第1のコネクタ27を回転させる。この第1のコネク
タ27は容器コネクタ42に動力伝達を行って第1の焼成ケ
ース39内の第1の練り羽根43を回転させ、パン材料を練
る。所定時間が経過すると、第1のイースト容器54の下
部開口を閉塞している開閉板(図示せず)が開かれて第
1のイースト容器54内に入れられているイーストが第1
の焼成ケース39内に投入される。そして、この第1の焼
成ケース39内に投入されたイーストは、他のパン材料と
ともに再度、所定時間混練され、その後は、制御装置の
プロセス制御に基づき、温度センサー38からの温度情報
を入力しながら、1次発酵、ガス抜き、2次発酵、ガス
抜き、3次発酵、ガス抜き、整形発酵の各工程が自動的
に行われる。
1個の食パンを作る場合における焼成の工程において
は、前述したように、第2のマイクロスイッチ64が接点
(イ)側に接続されるため、第2のヒータ37にはダイオ
ード66によって半波の電流が供給され、これにより、第
2のヒータ37は2個焼きのときの1/2の電力となり、そ
して温度センサー38により、温度制御されながら、所定
の時間にパンが焼き上がるものである。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、1個の食パンのみを作る場合、焼成室内の第1の焼
成ケースの雰囲気温度の均衡を確保するために、第2の
焼成ケース側の第2のヒータの電力を、焼成ケースが2
個ともセットされた時の1/2に下げて焼成を行うように
しているため、第2のヒータは焼成室内の第2の焼成ケ
ースがあるべき空間の雰囲気温度等を高めるにとどま
り、その結果、第1の焼成ケースで焼かれるパンは焼ム
ラのないパンが出き上がるもので、このように本発明に
おいては、2個の食パンを同時に作る場合はもちろんの
こと、1個の食パンのみを作る場合のいずれにおいて
も、焼きムラのない焼成を行わせることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパン製造機の縦断面
図、第2図は同パン製造機の要部の上面図、第3図は同
パン製造機の回路図、第4図は本発明者らが開発したパ
ン製造機を示す縦断面図である。 34……焼成室、36……第1のヒータ、37……第2のヒー
タ、38……温度センサー、64……第2のマイクロスイッ
チ、66……ダイオード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2のヒータによって加熱され
    る焼成室と、この焼成室内に設置され、かつパン材料を
    収納する第1および第2の焼成ケースと、これらの焼成
    ケース内のパン材料を混練する混練手段と、前記2つの
    焼成ケースのうち、第1の焼成ケースの温度を検知する
    温度センサーと、第2の焼成ケースのセットの有無を検
    知するスイッチと、このスイッチと電気的に連動し、か
    つ第2の焼成ケースをセットしない時、第2の焼成ケー
    ス側の第2のヒータへの電流を半波にするダイオードと
    を備えたパン製造機。
JP63004204A 1988-01-12 1988-01-12 パン製造機 Expired - Lifetime JP2517037B2 (ja)

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