JP2516734Y2 - 作業機のハンドル部を利用したエンジンの空気取入構造 - Google Patents

作業機のハンドル部を利用したエンジンの空気取入構造

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JP2516734Y2
JP2516734Y2 JP1989061905U JP6190589U JP2516734Y2 JP 2516734 Y2 JP2516734 Y2 JP 2516734Y2 JP 1989061905 U JP1989061905 U JP 1989061905U JP 6190589 U JP6190589 U JP 6190589U JP 2516734 Y2 JP2516734 Y2 JP 2516734Y2
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洋二 平井
克宏 中山
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、小型建設機械、小型農業機械、園芸機器等
のエンジン、特にその空気取入部の構造に関する。
〔従来の技術〕
実開昭60-49261号として出願公開された考案を第6
図、第7図について説明する。
この考案は、吸気管12を備えたエアクリーナ8におい
て、絞り孔21を有するダンパプレート20を吸気管12内に
管長方向に移動自在に収納するとともに、吸気管12の内
周にはダンパプレート20の移動を規制するストッパ15,1
6を管長方向前後に離間させて設け、且つストッパ15,16
の内径よりダンパプレート20の絞り孔21の径を小とした
ことを特徴としている。
〔考案が解決しようとする課題〕
エンジン部分がダストを被り易い小型建設機械(例と
して振動プレート)等においては、エンジンに吸入する
空気の過性能(シリンダ、燃焼室内へのダスト浸入防
止)が機械の寿命を大きく左右している。
エンジンが地面に比較的近い位置に装備されるため、
作業中に地面から巻き上がるダストを直接エンジンが被
ることはまぬがれない。
エンジンの吸気取入口にはエアクリーナを装備し、
過した空気をエンジン内に吸入する構造となっている
が、過性能の良いエアクリーナを装備すると短時間の
使用でエアクリーナが閉塞し、頻繁に清掃手入れをしな
いと機械を正常に使用できない。
また過性能の悪いエアクリーナを使用するとダスト
がエンジン内に浸入しシリンダー、ピストンの摩耗が早
期に発生する等の問題点が存在する。
〔課題を解決するための手段〕
作業機本体の両側に連結される基端部から延長する左
右一対の中空パイプで構成される操作ハンドルを有する
エンジン付き作業機において、操作ハンドル上部の比較
的オペレータに近い部分に、水平方向に開口する少なく
とも1つ以上の空気取入口を設け、操作ハンドルのパイ
プ内部を空気通路となすと共に前記左右一対の中空パイ
プを下方部で互いに連通し、同連通部とエンジンの吸気
口とを可撓管により接続し、同可撓管の接続位置より下
方部にドレン装置を設けた構成に特徴を有する。
〔作用〕
作業中に地面から巻き上げられたダストがエンジン部
分に飛散する使用条件において、空気取入口が比較的地
面より離れているため、比較的濃度の低いダストを吸入
する。
また、空気通路が長いため、空気通路壁でダストをあ
る程度捕獲することにより、エアクリーナ部へ到達する
ダスト量が軽減され、清掃手入れの頻度が大巾に下が
る。
またハンドルが支点を中心に前後、上下に回動して
も、接続部の可撓管により、吸気通路が確保される。
ドレン装置を設けたので、空気通路内に堆積するダス
ト等の排出が容易となる。
〔実施例〕
第1図、第2図に実施例として振動プレートへの適用
例を示す。
エンジン51は振動プレート本体52の上方に搭載されて
いる。
ハンドル54は本体52に対して54c部を支点として54′
の如く自由に回動する。
エンジン51に取付けられたエアクリーナ53とハンドル
54とは伸縮自在な可撓管55により54b部分で接続されて
いる。
エンジンの運転に必要な空気はハンドル54の上部に設
けた空気取入口54aから吸入され、ハンドル54内を通路
として54b部分から可撓管55を通りエアクリーナ53に入
る。エアクリーナ53内で過された空気はエンジン51内
に吸入される。ハンドル54が54′の位置に回動した場合
にも可撓管55はハンドルの54b部分の移動に追従する。
地面G上で運転した場合、地面Gから巻き上がるダス
トは上方に飛散するが、空気取入口54aは地面GからH
の高さがあり、エンジン51のエアクリーナ53の高さhよ
り高い位置となっているため、比較的ダスト濃度の低い
空気を吸入できる。
また空気取入口54aからエアクリーナ53に至るまでの
空気通路を充分長く設定できるので、空気通路壁面でダ
ストを捕獲するためエアクリーナ53に入る空気はエンジ
ン51の周囲雰囲気に比較して大巾にダスト濃度が低下し
ており、エアクリーナへのダスト負荷が軽減される。
またハンドル54が54′の位置に回動しても、吸入空気
通路は正常に確保される。
ハンドルの最下部にはドレン装置57が取付けてあり、
空気通路内に堆積したダスト、水の除去を行うためのも
のである。
第3図、第4図、第5図は他の実施例を示す。
第3図と第4図の実施例は、作業機のハンドル形状と
その空気取入口の形状を変更した例を示し、154,155は
ハンドルを、154a,155aは空気取入口を夫々示す。作用
効果は前例と同等である。
第5図の実施例は、ハンドル156の空気取入口156a部
にフイルタ59を設け、空気取入口156aであらかじめ空気
を過してハンドル156内に取り入れることによりエア
クリーナへのダストの負荷をさらに軽減するものであ
る。
ハンドル156の下部にドレン装置58が取付けられてお
り、空気通路内下部に堆積したダスト、水等を排出口15
6b部から外部へ排出することができる。
なお、第1,2図、第3図、第4図の実施例において
も、第5図の実施例に示したフイルタ59を空気取入口に
装着してもよい。
〔考案の効果〕
このように本考案によるときは作業機本体の両側に連
結される左右一対の中空パイプで構成される操作ハンド
ルは、その操作ハンドル上部の比較的オペレータに近い
部分に水平方向に開口する少なくとも1つ以上の空気取
入口を設けてパイプ内部を空気通路に形成すると共に左
右一対の中空パイプを下方部で互いに連通し、同連通部
とエンジンの吸気口と可撓管により接続したものである
から水平方向に高く開口する操作ハンドルの吸気取入口
はダストの吸気量を少なくしてスムーズに吸気できると
共に直角方向に屈曲する操作ハンドルの空気通路は長い
空気通路を形成して、エアクリーナ部に到達するダスト
量を著しく軽減してエアクリーナの保守が容易となり又
操作パイプの下方部の連通部でエンジンの吸気口と接続
する可撓管は、その取付けを容易にすると共に操作ハン
ドルの取付角度を変更しても空気通路の機能には影響な
く、而も可撓管の接続位置より下方部にドレン装置を設
けたから空気通路内に仮にダストが堆積してもドレン装
置により除去作業が可能となり、エアクリーナへ供給さ
れる空気をクリーンに維持できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を振動プレートに実施した実施例の側面
図、第2図は第1図の正面図、第3図は他の実施例を示
す要部断面図、第4図は他の実施例を示す要部断面図、
第5図は他の実施例を示す要部断面図、第6図は従来装
置の側面図、第7図は第6図の要部拡大図である。 51……エンジン、52……振動プレート 54……ハンドル、55a……空気取入口 57……ドレン装置、55……可撓管 53……エアクリーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−26629(JP,U) 実開 平2−74562(JP,U) 実公 昭60−985(JP,Y2) 実公 平1−7613(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機本体の両側に連結される基端部から
    延長する左右一対の中空パイプで構成される操作ハンド
    ルを有するエンジン付き作業機において、操作ハンドル
    上部の比較的オペレータに近い部分に、水平方向に開口
    する少なくとも1つ以上の空気取入口を設け、操作ハン
    ドルのパイプ内部を空気通路となすと共に前記左右一対
    の中空パイプを下方部で互いに連通し、同連通部とエン
    ジンの吸気口とを可撓管により接続し、同可撓管の接続
    位置より下方部にドレン装置を設けたことを特徴とする
    作業機のハンドル部を利用したエンジンの空気取入構
    造。
JP1989061905U 1989-05-30 1989-05-30 作業機のハンドル部を利用したエンジンの空気取入構造 Expired - Fee Related JP2516734Y2 (ja)

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JPS6126629U (ja) * 1984-07-23 1986-02-17 本田技研工業株式会社 作業機の吸気装置
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