JP2516655B2 - 原子力プラント - Google Patents

原子力プラント

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JP2516655B2
JP2516655B2 JP63052547A JP5254788A JP2516655B2 JP 2516655 B2 JP2516655 B2 JP 2516655B2 JP 63052547 A JP63052547 A JP 63052547A JP 5254788 A JP5254788 A JP 5254788A JP 2516655 B2 JP2516655 B2 JP 2516655B2
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敬三 岡田
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,トツプエントリー配管システム型原子力プ
ラントに関するものである。
(従来の技術) トツプエントリー配管システム型原子力プラントの従
来例を第2図により説明すると,(1)が冷却材の自由
液面を内部に形成する原子炉容器,(2)が同原子炉容
器(1)の上部(ルーフデツキ),(14)が冷却材の自
由液面を内部に形成する熱交換器,(3)が逆U字状の
冷却材配管で,同冷却材配管(3)が上記原子炉容器
(1)及び上記熱交換器(14)の上部を内部へ貫通し,
それから下方に延びた鉛直部が冷却材の自由液面下に開
口している。また(3a)が同冷却材配管(3)の吸込側
開口部,(10)が定格時の冷却材の液位,(11)が熱交
換時の冷却材の液位,(12)が上記原子炉容器(1)内
の炉心支持構造物,(13)が同炉心支持構造物(12)に
より原子炉容器(1)内に支持された炉心,(15)が一
次主冷却ポンプで,原子炉容器(1)と熱交換器(14)
との液位差(サイホン効果)により,炉心(13)を出た
冷却材(ナトリウム)を吸込側開口部(3a)から冷却材
配管(3)内を経て熱交換器(14)内へ流入させるよう
にしている。
(発明が解決しようとする課題) 前記第2図に示す従来の原子力プラントでは,原子炉
容器(1)と熱交換器(14)との液位差(サイホン効
果)により,炉心(13)を出た冷却材(ナトリウム)を
吸込側開口部(3a)から冷却材配管(3)内を経て熱交
換器(14)内へ流入させるので,長周期地震等に起因す
る自由液面の揺動により,冷却材配管(3)の吸込側開
口部(3a)が自由液面上に露出した場合には,サイフオ
ンブレークを起こし,冷却材が流れなくなって,炉心
(13)の冷却が困難になる。また自由液面揺動時の砕波
により,自由液面上のガスが冷却材配管(3)内へ大量
に流れ込んだときにも,サイフオンブレークを起こし,
冷却材が流れなくなって,炉心(13)の冷却が困難にな
る。
このサイフオンブレークを防止するためには,(I)
第3図に示すように揺動防止板(デイツププレート)
(17)をデイツププレートサポート(16)を介して原子
炉容器(1)の上部(ルーフデツキ)(2)に取付ける
か,(II)第4図に示すように冷却材配管(3)の吸込
側鉛直部の差し込み深さ(H)を深くすればよい(吸込
側開口部(3a)の位置を(19)→(18)に代えればよ
い)が, 上記(I)の場合には,揺動防止板(17)を自由液
面の直下に配設しないと,液面揺動防止効果が少ない。
そのため,原子炉容器(1)内の液位が変動する場合,
液位の変動に応じて揺動防止板(17)の位置を変える
か,または運転状態により想定される液位毎に揺動防止
板(17)を設ける必要がある。また揺動防止板(17)
をデイツププレートサポート(16)を介して原子炉容器
(1)の上部(ルーフデツキ)(2)に取付ける必要が
あるが,その取付け作業が面倒である。また揺動防止
板(17)及びデイツププレートサポート(16)を必要と
して,コスト高になる。
また上記(II)の場合には,上部プレナムにおける
ミキシング領域(第4図の(20)参照)が少なくなるの
で,トリツプ時等,過度時の温度変化が急になって,構
造物に加わる熱荷重が過大になる。また吸込側開口部
(3a)(第4図の(18)参照)よりも上方の吸込側鉛直
部の差し込み深さ(ナトリウム深さ)(H)が大きくな
るので,トリツプ時に生じる成層界面の消滅に多くの時
間を要して,構造物(原子炉容器(1)等)に加わる熱
荷重が過大になる。また冷却材配管(3)の吸込側鉛
直部の長さが長くなるので,同吸込側鉛直部をサポート
を介して原子炉容器(1)に取付ける必要があるが,そ
の取付け作業が面倒である。またサポートを必要とし
て,コスト高になるという問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり,そ
の目的とする処は,揺動防止板を取付けたり,冷却材配
管の吸込側鉛直部の差し込み深さを深くしたりしなくて
も,サイフオンブレークを防止できて,これらの対策を
講じた場合に生じていた前記の問題点を解消できる。ま
た冷却材配管の吸込側鉛直部の構造健全性を向上できる
原子力プラントを提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために,本発明は,冷却材の自由
液面を内部に形成する原子炉容器と,冷却材の自由液面
を内部に形成する熱交換器と,同原子炉容器及び同熱交
換器の上部を内部へ貫通してそれから下方に延びた鉛直
部が冷却材の自由液面下に開口した逆U字状の冷却材配
管とを有する原子力プラントにおいて,前記冷却材配管
の吸込側鉛直部下端に管軸方向への移動を可能に取付け
たスリーブと,同スリーブを自由液面の変位に応じて移
動させる自由液面変位検知装置とを具えている。
(作用) 本発明の原子力プラントは前記のように構成されてお
り,スリーブを上昇位置に保持して,自由液面変位検知
装置を自由液面の直上に位置させた状態から,自由液面
が揺動して,揺動する液面が自由液面変位検知装置を叩
くと,そのとき得られる検知信号によりスリーブを開放
して,スリーブを自重により冷却材配管の吸込側鉛直部
に沿い下端位置まで下降させ,冷却材配管の吸込側鉛直
部を冷却材内へ深く差し込んだ状態と同じにして,サイ
フオンブレークを防止する。また自由液面の揺動が始ま
ると,スリーブを上昇させて,上昇位置に保持する。
(実施例) 次に本発明の原子力プラントを第1図に示す一実施例
により説明すると,(1)が冷却材の自由液面を内部に
形成する原子炉容器,(2)が同原子炉容器(1)の上
部(ルーフデツキ),(3)が逆U字状の冷却材配管
で,同冷却材配管(3)が上記原子炉容器(1)及び熱
交換器(第2図の(14)参照)の上部を内部へ貫通し,
それから下方に延びた鉛直部が冷却材の自由液面下に開
口している。また(3a)が同冷却材配管(3)の吸込側
開口部,(10)が定格時の冷却材の液位,(11)が熱交
換時の冷却材の液位,(12)が上記原子炉容器(1)内
の炉心支持構造物,(13)が同炉心支持構造物(12)に
より原子炉容器(1)内に支持された炉心,(4)が上
記冷却材配管(3)の吸込側鉛直部下端に管軸方向への
移動を可能に取付けたスリーブ,(5)(6)が上記定
格時の冷却材の液位(10)と上記熱交換時の冷却材の液
位(11)とに対応して同スリーブ(4)の外周面に取付
けた2つの圧力検知板(自由液面変位検知装置),
(7)が上記冷却材配管(3)の吸込側鉛直部下端に固
定したストツパ,(8)が上記原子炉容器(1)の上部
(ルーフデツキ)(2)に取付けたスリーブ支持装置
で,同スリーブ支持装置(8)は,例えば電磁石により
スリーブ(4)を上昇位置に吸着,保持するようになっ
ている。また(9)が上記スリーブ(4)を下降位置か
ら上昇位置へ吊り上げるロツド,チエーン等のスリーブ
吊上金具である。
次に前記第1図に示す原子力プラントの作用を具体的
に説明する。冷却材の液位が(10)の定格時には,スリ
ーブ支持装置(8)によりスリーブ(4)が第1図
(I)の上昇位置に保持されて,圧力検知板(5)が自
由液面の直上に位置している。また冷却材の液位が(1
1)の熱交換時には,スリーブ支持装置(8)によりス
リーブ(4)が第1図(I)の上昇位置に保持されて,
圧力検知板(6)が自由液面の直上に位置している。こ
れらの状態から自由液面が揺動すると,揺動する液面が
圧力検知板(5)を叩き,同圧力検知板(5)の圧力検
知素子が自由液面の揺動を検知して,そのとき得られる
検知信号がスリーブ支持装置(8)へ送られ,同スリー
ブ支持装置(8)の電磁石が消磁して,第1図(II)に
示すようにスリーブ(4)が自重により冷却材配管
(3)の吸込側鉛直部に沿いストッパ(7)に当接する
まで下降し,冷却材配管(3)の吸込側鉛直部が冷却材
内へ深く差し込まれた状態と同じになって,サイフオン
ブレークが防止される。また自由液面の揺動が始まる
と,スリーブ吊上金具(9)によりスリーブ(4)が引
き上げられて,スリーブ支持装置(8)により吸着,保
持される。
(発明の効果) 本発明の原子力プラントは前記のようにスリーブを上
昇位置に保持して,自由液面変位検知装置を自由液面の
直上に位置させた状態から,自由液面が揺動して,揺動
する液面が自由液面変位検知装置を叩くと,そのとき得
られる検知信号によりスリーブを開放して,スリーブを
自重により冷却材配管の吸込側鉛直部に沿い下端位置ま
で下降させ,冷却材配管の吸込側鉛直部を冷却材内へ深
く差し込んだ状態と同じにして,サイフオンブレークを
防止する。また自由液面の揺動が治まると,スリーブを
上昇させて,上昇位置に保持するので,揺動防止板を取
付けたり,冷却材配管の吸込側鉛直部の差し込み深さを
深くしたりしなくても,サイフオンブレークを防止でき
て,これらの対策を講じた場合に生じていた前記の問題
点を解消できる。またスリーブが冷却材配管の吸込側鉛
直部の熱遮蔽部材になるので,同吸込側鉛直部の構造健
全性を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(I)は本発明に係わる原子力プラントの一実施
例のスリーブ上昇状態を示す縦断側面図,第1図(II)
はスリーブ下降状態を示す縦断側面図,第2図は従来の
原子力プラントを示す縦断側面図,第3,4図は従来のサ
イフオンブレーク防止対策を示す説明図である。 (19)……原子炉容器,(2)……原子炉容器(1)の
上部,(3)……逆U字状の冷却材配管,(3a)……冷
却材配管(3)の吸込側開口部,(4)……スリーブ,
(5)(6)……自由液面変位検知装置,(10)……定
格時の液位,(11)……熱交換時の液位。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却材の自由液面を内部に形成する原子炉
    容器と,冷却材の自由液面を内部に形成する熱交換器
    と,同原子炉容器及び同熱交換器の上部を内部へ貫通し
    てそれから下方に延びた鉛直部が冷却材の自由液面下に
    開口した逆U字状の冷却材配管とを有する原子力プラン
    トにおいて,前記冷却材配管の吸込側鉛直部下端に管軸
    方向への移動を可能に取付けたスリーブと,同スリーブ
    を自由液面の変位に応じて移動させる自由液面変位検知
    装置とを具えていることを特徴とした原子力プラント。
JP63052547A 1988-03-08 1988-03-08 原子力プラント Expired - Lifetime JP2516655B2 (ja)

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