JP2515394Y2 - スイッチング電源の過電流保護回路 - Google Patents
スイッチング電源の過電流保護回路Info
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- JP2515394Y2 JP2515394Y2 JP856890U JP856890U JP2515394Y2 JP 2515394 Y2 JP2515394 Y2 JP 2515394Y2 JP 856890 U JP856890 U JP 856890U JP 856890 U JP856890 U JP 856890U JP 2515394 Y2 JP2515394 Y2 JP 2515394Y2
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- JP
- Japan
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- transistor
- power supply
- protection circuit
- overcurrent protection
- main switch
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は通信機器又はOA機器等に用いられるスイッチ
ング電源の一次側の過電流を検出してなる保護回路に関
するものである。
ング電源の一次側の過電流を検出してなる保護回路に関
するものである。
小出力容量のスイッチング電源の過電流検出回路は、
一次側に挿入された電流検出用抵抗の電圧をトランジス
タで直接検出する方法が一般的であり、又、安価であ
る。この例を第１図、第２図に示す。第１図は従来回路
図、第２図はその出力特性図で、図中V1は入力電源、Ｔ
は電圧変換トランス、Ｄは整流用ダイオード、R1は負
荷、Q1は主スイッチ、１は電流検出抵抗、２はトランジ
スタ、COPは比較器、OSCは基準発振器、R1、R2は出力電
圧検出抵抗、Dpは発光ダイオード、Tpはホトランジスタ
である。この回路動作は出力電圧検出信号をホトランジ
スタTpを介して比較器COPに入力して主スイッチQ1をオ
ン、オフ制御することによりトランスＴを介して出力電
圧V0を一定にすると共に電流検出抵抗１により主スイッ
チQ1を流れる電流を検出し、トランジスタ２のコレクタ
電位を利用して比較器COPの検出側（＋）電位を変化し
て主スイッチQ1を制御し、第２図中ａ点で示す過電流垂
下運転に至る。所で、この例では過電流が検出され保護
機能が動作した場合、出力電圧の減少に伴い出力電流Io
が増加する（Io′）特性を示す。従って２次側の整流用
ダイオードＤ等の電流容量は、上記の過大電流（場合に
よっては定格出力電流の３〜５倍）に長時間耐え得るも
のが必要となりスイッチング電源全体として考えた場
合、必ずしも安価とはなり得ないものとなっている。
一次側に挿入された電流検出用抵抗の電圧をトランジス
タで直接検出する方法が一般的であり、又、安価であ
る。この例を第１図、第２図に示す。第１図は従来回路
図、第２図はその出力特性図で、図中V1は入力電源、Ｔ
は電圧変換トランス、Ｄは整流用ダイオード、R1は負
荷、Q1は主スイッチ、１は電流検出抵抗、２はトランジ
スタ、COPは比較器、OSCは基準発振器、R1、R2は出力電
圧検出抵抗、Dpは発光ダイオード、Tpはホトランジスタ
である。この回路動作は出力電圧検出信号をホトランジ
スタTpを介して比較器COPに入力して主スイッチQ1をオ
ン、オフ制御することによりトランスＴを介して出力電
圧V0を一定にすると共に電流検出抵抗１により主スイッ
チQ1を流れる電流を検出し、トランジスタ２のコレクタ
電位を利用して比較器COPの検出側（＋）電位を変化し
て主スイッチQ1を制御し、第２図中ａ点で示す過電流垂
下運転に至る。所で、この例では過電流が検出され保護
機能が動作した場合、出力電圧の減少に伴い出力電流Io
が増加する（Io′）特性を示す。従って２次側の整流用
ダイオードＤ等の電流容量は、上記の過大電流（場合に
よっては定格出力電流の３〜５倍）に長時間耐え得るも
のが必要となりスイッチング電源全体として考えた場
合、必ずしも安価とはなり得ないものとなっている。
本考案は過電流が検出されて保護機能が動作した時、
１次側の検出電流レベルを自動的に低下させ、出力電圧
が減少しても出力電流が増大しない様に回路構成し、２
次側整流ダイオード等の小型化によるコスト低減と、過
大電流を流さないことによる負荷装置に対する信頼性の
向上を図った回路を提供するものである。第３図、第４
図は本 考案の一実施例回路図及びその出力特性図で、
従来例と同一符号は同等部分を示す。
１次側の検出電流レベルを自動的に低下させ、出力電圧
が減少しても出力電流が増大しない様に回路構成し、２
次側整流ダイオード等の小型化によるコスト低減と、過
大電流を流さないことによる負荷装置に対する信頼性の
向上を図った回路を提供するものである。第３図、第４
図は本 考案の一実施例回路図及びその出力特性図で、
従来例と同一符号は同等部分を示す。
本考案では従来例に用いられていた抵抗１とトランジ
スタ２に加えトランジスタ２のベースと抵抗１の間に第
２の抵抗３を設け、トランジスタ１が過電流を検知した
時にディレイ時間を持たせる為の抵抗４とコンデンサ５
の充電回路と、このコンデンサ５の充電電圧が一定値に
なった時に前記トランジスタ１のベース電位を一定電位
（0.4〜0.5V程度）だけ直流シフトする様に抵抗６を介
して電流を供給する第２のトランジスタ７を具備させた
ものである。ダイオード８は通常動作時に前記充電回路
が充電されない様に阻止する目的で配置されている。抵
抗４とコンデンサ５の充電回路は瞬時の過電流には保護
回路が動作しない様にし、誤動作等を防止すると共に起
動時にスムーズな負荷電圧の立上りを保証する目的で入
れてある。この回路の過電流保護動作は、一旦過電流が
検出され、トランジスタ２が一定時間オンを経統した場
合、トランジスタ７がオンし、トランジスタ２は直流バ
イアスされるのでその分ベース電位を持ち上げる為、保
護動作開始時の検出電流値の３分の１から４分の１程度
の主スイッチ電流で動作する為、出力電圧、電流特性は
第４図に示すように垂下特性は所謂スイッチバック特性
（第４図ｂ点）を示し、出力電圧が降下していっても過
大な出力電流が流れない。なお、トランジスタ２がオン
し、トランジスタ７がオフしているディレイ時間内の期
間は従来例と同じ出力電圧・電流特性のカーブをたどる
（第４図で点線で示す。）しかしこれはごく短時間であ
るので２次側整流ダイオードの電流容量を考慮する必要
はない。
スタ２に加えトランジスタ２のベースと抵抗１の間に第
２の抵抗３を設け、トランジスタ１が過電流を検知した
時にディレイ時間を持たせる為の抵抗４とコンデンサ５
の充電回路と、このコンデンサ５の充電電圧が一定値に
なった時に前記トランジスタ１のベース電位を一定電位
（0.4〜0.5V程度）だけ直流シフトする様に抵抗６を介
して電流を供給する第２のトランジスタ７を具備させた
ものである。ダイオード８は通常動作時に前記充電回路
が充電されない様に阻止する目的で配置されている。抵
抗４とコンデンサ５の充電回路は瞬時の過電流には保護
回路が動作しない様にし、誤動作等を防止すると共に起
動時にスムーズな負荷電圧の立上りを保証する目的で入
れてある。この回路の過電流保護動作は、一旦過電流が
検出され、トランジスタ２が一定時間オンを経統した場
合、トランジスタ７がオンし、トランジスタ２は直流バ
イアスされるのでその分ベース電位を持ち上げる為、保
護動作開始時の検出電流値の３分の１から４分の１程度
の主スイッチ電流で動作する為、出力電圧、電流特性は
第４図に示すように垂下特性は所謂スイッチバック特性
（第４図ｂ点）を示し、出力電圧が降下していっても過
大な出力電流が流れない。なお、トランジスタ２がオン
し、トランジスタ７がオフしているディレイ時間内の期
間は従来例と同じ出力電圧・電流特性のカーブをたどる
（第４図で点線で示す。）しかしこれはごく短時間であ
るので２次側整流ダイオードの電流容量を考慮する必要
はない。
この様に本考案によれば安価な部品の追加により高価
な２次側出力ダイオードの容量定格を下げられると同時
に、負荷異常時に流れる出力電流を従来回路の３分の１
から４分の１程度に減少させることが出来、スイッチン
グ電源自体の信頼性向上とこれを用いて構成される機器
の信頼性向上を達成出来た。
な２次側出力ダイオードの容量定格を下げられると同時
に、負荷異常時に流れる出力電流を従来回路の３分の１
から４分の１程度に減少させることが出来、スイッチン
グ電源自体の信頼性向上とこれを用いて構成される機器
の信頼性向上を達成出来た。
第１図、第２図は従来回路図及びその出力特性図、第３
図、第４図は本考案の一実施例回路図及びその出力特性
図である。図中V1は入力電源、V0は出力電圧、Q1は主ス
イッチ、Ｔは電圧変換トランス、１は電流検出抵抗、
２、７はトランジスタ、３、４、６は抵抗、５はコンデ
ンサである。
図、第４図は本考案の一実施例回路図及びその出力特性
図である。図中V1は入力電源、V0は出力電圧、Q1は主ス
イッチ、Ｔは電圧変換トランス、１は電流検出抵抗、
２、７はトランジスタ、３、４、６は抵抗、５はコンデ
ンサである。
Claims (1)
- 【請求項１】電圧変換トランスの１次巻線に接続された
主スイッチと、前記トランスの２次巻線側に整流ダイオ
ードを介して接続された負荷と、前記主スイッチを流れ
る電流を検出して前記主スイッチを制御する過電流保護
回路を備えたスイッチング電源の過電流保護回路におい
て、前記過電流保護回路は主スイッチと直列に接続され
た電流検出抵抗と、前記電流検出抵抗の両端に第一抵抗
を介してベース、エミッタが接続された第一トランジス
タと、前記第一トランジスタのコレクタと補助電源間に
接続された第二抵抗とコンデンサの直列回路と、前記コ
ンデンサの両端にエミッタ、ベースが接続されコレクタ
が第三抵抗を介して前記第一トランジスタのベースに接
続された第二のトランジスタを備え、前記第一トランジ
スタのコレクタ電位を利用して主スイッチを制御するよ
うにしたことを特徴とするスイッチング電源の過電流保
護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP856890U JP2515394Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | スイッチング電源の過電流保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP856890U JP2515394Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | スイッチング電源の過電流保護回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03101180U JPH03101180U (ja) | 1991-10-22 |
| JP2515394Y2 true JP2515394Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31512194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP856890U Expired - Fee Related JP2515394Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | スイッチング電源の過電流保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515394Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011174712A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | On Semiconductor Trading Ltd | 電流検出回路及び半導体集積回路 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP856890U patent/JP2515394Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03101180U (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |