JP2515330Y2 - 電動式ロールスクリーン - Google Patents

電動式ロールスクリーン

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JP2515330Y2
JP2515330Y2 JP1990107512U JP10751290U JP2515330Y2 JP 2515330 Y2 JP2515330 Y2 JP 2515330Y2 JP 1990107512 U JP1990107512 U JP 1990107512U JP 10751290 U JP10751290 U JP 10751290U JP 2515330 Y2 JP2515330 Y2 JP 2515330Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
set frame
ultrasonic motor
screen
space
pipe
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990107512U
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English (en)
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JPH0463800U (ja
Inventor
郁夫 武居
英二 佐久間
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Nichibei Co Ltd
Original Assignee
Nichibei Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、電動式ロールスクリーンに関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 従来の電動式ロールスクリーンとして、例えば特開平
2-167982号公報に示されるものがある。これに示される
電動式ロールスクリーンは、超音波モータによってロー
ルスクリーンの巻取りパイプを駆動するようにしたもの
である。すなわち、巻取りパイプを支持するブラケット
に超音波モータが固定され、巻取りパイプは超音波モー
タによって直接又は中間軸を介して回転駆動されるよう
に連結されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の電動式ロールスク
リーンには、超音波モータが巻取りパイプの軸方向一端
側に配置されるため、ロールスクリーンの側部にスペー
スを必要とするという問題点、超音波モータ制御用の制
御装置を別に配置してこれと超音波モータとを接続する
必要があり、配線作業が面倒であるという問題点、ま
た、ブラケットに超音波モータが取付けられているため
窓へのブラケットの取付作業が面倒で施行性が悪いとい
う問題点がある。すなわち、超音波モータは通常のモー
タよりも偏平な構造とすることができ、回転軸方向の寸
法を小さくすることができるものの、ブラケットの外側
にこれを配置すると、この分だけスペースを必要とする
ことになる。このため、窓枠の幅に対してスクリーンの
幅が小さくなることになる。また、超音波モータの径方
向がブラケットの上下方向を向くので、超音波モータが
大型になり径方向寸法が大きくなると、ブラケットが大
型化するとともに巻取りパイプの位置が窓の下方に移動
し、窓に対してスクリーンのストロークが小さくなり、
スクリーンを全開にしても窓を完全に開放することがで
きなくなる。また、上記公報には超音波モータ制御用の
制御装置の配置については全く説明されていないが、こ
れをどこかに配置する必要があり、また制御装置と超音
波モータの接続も必要となる。本考案は、このような課
題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、ロールスクリーン上部に設けたセットフレ
ーム内に超音波モータ及び制御装置を収納するととも
に、超音波モータと巻取りパイプとをギアを介して連結
することによって、上記課題を解決する。すなわち、本
考案による電動式ロールスクリーンは、空間部(10a)
を備えたセットフレーム(10)と、該セットフレームを
窓枠などに固定するためのブラケット(40)と、前記セ
ットフレームの両端からそれぞれ垂下するように設けら
れた軸支持部材(12、14)と、前記セットフレームの下
方に配置され、前記軸支持部材の下端部に両端を回転可
能に支持される巻取りパイプ(16)と、該巻取りパイプ
に取付けられるスクリーン(18)と、該スクリーンの下
端側に取付けられるロールウエイト(20)と、前記セッ
トフレームの前記空間部内に該セットフレームの長手方
向に垂直な方向に軸方向を一致させて配置される超音波
モータ(22)と、前記セットフレームの前記空間部内に
配置され前記超音波モータの作動を制御する制御装置
(24)と、前記セットフレームを貫通した前記超音波モ
ータの回転軸(22a)に一体回転するように固着された
駆動ギア(26)と、該駆動ギアとかみ合うとともに前記
軸支持部材と平行に配置されて前記巻取りパイプと一体
に回転するように設けられた従動ギア(30)と、を有し
ている。なお、かっこ内の符号は後述の実施例の対応す
る部材を示す。
(ホ)作用 巻取りパイプの上方にセットフレームを配置し、この
セットフレームの両端部から垂下する軸支持部材に巻取
りパイプを取付け、セットフレームの任意の位置をブラ
ケットに固定するだけで、巻取りパイプをブラケットに
取付けることができる構造のものにしたので、窓枠に対
するブラケットの位置を巻取りパイプの軸方向寸法に合
わせて調整しなくてもよくなり、巻取りパイプのブラケ
ットへの取付作業が極めて容易になる。
また、セットフレームが持っている空間部を利用して
この空間部内に超音波モータや制御装置を配置すること
ができるので、超音波モータや制御装置の配置スペース
を他の場所に設ける必要がなく、巻取りパイプの高さ位
置を変更してスペースを設けたり、軸支持部材の側部に
スペースを設けたりする必要がなくなる。
さらには、超音波モータの軸方向をセットフレームの
長手方向に垂直な方向に一致させて配置したことによ
り、超音波モータを大型化して径方向寸法が大きくなっ
てもセットフレームの奥行きが大きくなるだけなので、
スクリーンのストロークを侵すことがない。
また、超音波モータ及び制御装置は結線された状態で
あらかじめセットフレームの空間部内に配置されるた
め、施工現場において超音波モータや制御装置を取付け
たり配線したりする作業が不要になり、施工が容易にな
る。
また、駆動ギア及び従動ギアをかみ合わせて巻取りパ
イプを軸支持部材に取付けるだけで、機械装置部とセッ
トフレーム内の電気装置部とが組み付けられるので、組
付け作業が容易になる。また、電装部分をまとめて配置
してあるため、生産性の点でも有利であり、また故障の
際の修理も容易となる。
(ヘ)実施例 第1〜3図に実施例を示す。第3図に示すように、電
動式ロールスクリーンは、上部に設けられるセットフレ
ーム10と、これの両端に配置される軸支持部材12及び14
と、軸支持部材12及び14に回転可能に支持される巻取り
パイプ16と、これに取付けられたスクリーン18とを有し
ている。スクリーン18の下端側にはウエイトバー20が取
付けられている。
第1図に示すように、セットフレーム10は中空構造と
してあり、これの空間部10a内に超音波モータ22及び制
御装置24が配置されている。超音波モータ22はこれの回
転軸22aが垂直となるように配置されており、セットフ
レーム10の底面を貫通した回転軸22aに駆動ギア26が固
着されている。駆動ギア26は、巻取りパイプ16の軸28と
一体に回転するように設けられた従動ギア30とかみ合っ
ている。駆動ギア26及び従動ギア30は、かさ歯車であ
り、回転軸が互いに直交するように配置されている。軸
28は軸支持部材12に軸受32を介して回転可能に支持され
ている。巻取りパイプ16の反対側の端部も、第2図に示
すように、軸34が軸支持部材14に固着された軸受36によ
って回転可能に支持されている。セットフレーム10は窓
枠にビス38によって固着される2つのブラケット40によ
って窓枠などに取付けられる。
次にこの実施例の動作について説明する。図示してな
い操作スイッチを操作することにより、制御装置24から
超音波モータ22に電流が供給され、これにより回転軸22
aが回転し、この回転が駆動ギア26及び従動ギア30を介
して軸28に伝達され、巻取りパイプ16が回転する。巻取
りパイプ16の回転によってスクリーン18が巻取られ、又
は巻出される。巻取り・巻出しは超音波モータ22の回転
方向を変えることによって切換えられる。巻取りパイプ
16は両端の軸28及び軸34によってそれぞれ軸支持部材12
及び軸支持部材14に支持されているため、超音波モータ
22に巻取りパイプ16の重量が作用することはなく、超音
波モータ22は駆動ギア26及び従動ギア30を介して回転力
のみを巻取りパイプ16に伝達する。なお、超音波モータ
22は静止トルクが大きいため、スクリーン18及びウエイ
トバー20の自重による落下は超音波モータ22のみによっ
て防止され、ラッチ機構などは不要である。また、スク
リーン18及びウエイトバー20の重量、必要な巻取り速度
などに応じて、駆動ギア26及び従動ギア30のギア比を所
望どおり設定することができる。超音波モータ22及び制
御装置24はセットフレーム10の空間部10a内に配置され
ているため、施行の際にこれらの配線作業などは不要で
ある。また、ブラケット40を窓枠に取付け、これにセッ
トフレーム10を固定すれば取付けすることができるの
で、取付作業及び取外し作業が簡単であり、超音波モー
タ22、制御装置24の修理なども手間がかからない。
なお、超音波モータ22は比較的熱に弱いが、セットフ
レーム10に固定することによってこれを通して放熱させ
ることができ、更に放熱を良くするためにセットフレー
ム10に通風のための穴などを設けてもよく、また強制的
な通風装置を設けることもできる。
第1図に示したように、巻取りパイプ16の端部には、
軸支持部材12のほかに従動ギア30が設けられるだけであ
るので、巻取りパイプ16側部の必要空間は小さくなって
おり、窓枠に対して適正な幅寸法のスクリーン18を用い
ることができる。また、多数のスクリーン18を並べて配
置する場合にもこれらの間に大きいすきまを設ける必要
がない。さらには、超音波モータ22の回転軸22aを巻取
りパイプ16の軸方向に対して垂直となるように配置して
いるため、超音波モータ22が大型化してもセットフレー
ム10の奥行きが大きくなるだけなので、スクリーン18の
ストロークを侵すことがない。
(ト)考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、巻取りパ
イプの上方にセットフレームを配置し、このセットフレ
ームの両端部から垂下する軸支持部材に巻取りパイプを
取付け、セットフレームの任意の位置をブラケットに固
定するだけで巻取りパイプがブラケットに取付けられる
構造のものにしたので、取付作業が極めて容易になり、
また、セットフレームが持っている空間部を利用してこ
の空間部内に超音波モータや制御装置を配置すればよい
ので、巻取りパイプの高さ位置を変更してスペースを設
けたり、軸支持部材の側部にスペースを設けたりする必
要がなくなる。また、超音波モータを大型化してもスク
リーンのストロークを侵すことがない。
さらには、施工現場において超音波モータや制御装置
を取付けたり配線したりする作業が不要になり、施工が
容易になる。
また、駆動ギア及び従動ギアをかみ合わせて巻取りパ
イプを軸支持部材に取付けるだけで、機械装置部とセッ
トフレーム内の電気装置部とが組み付けられるので、組
付け作業が容易になる。また、超音波モータと制御装置
の間の配線の長さを常に一定にすることができる。超音
波モータが故障した場合にもロールスクリーン本体とは
別に修理することができる。工場での生産の際、電気装
置部と機械装置部とを別々に生産することができるの
で、生産が効率化され、また品質管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の超音波モータ配置側断面図、
第2図は巻取りパイプの超音波モータ配置側とは反対側
端部の断面図、第3図は電動式ロールスクリーン全体を
示す図である。 10……セットフレーム、10a……空間部、12,14……軸支
持部材、16……巻取りパイプ、18……スクリーン、20…
…ロールウェイト、22……超音波モータ、24……制御装
置、26……駆動ギア、30……従動ギア。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空間部を備えたセットフレームと、該セッ
    トフレームを窓枠などに固定するためのブラケットと、
    前記セットフレームの両端からそれぞれ垂下するように
    設けられた軸支持部材と、前記セットフレームの下方に
    配置され、前記軸支持部材の下端部に両端を回転可能に
    支持される巻取りパイプと、該巻取りパイプに取付けら
    れるスクリーンと、該スクリーンの下端側に取付けられ
    るロールウエイトと、前記セットフレームの前記空間部
    内に該セットフレームの長手方向に垂直な方向に軸方向
    を一致させて配置される超音波モータと、前記セットフ
    レームの前記空間部内に配置され前記超音波モータの作
    動を制御する制御装置と、前記セットフレームを貫通し
    た前記超音波モータの回転軸に一体回転するように固着
    された駆動ギアと、該駆動ギアとかみ合うとともに前記
    軸支持部材と平行に配置されて前記巻取りパイプと一体
    に回転するように設けられた従動ギアと、を有する電動
    式ロールスクリーン。
JP1990107512U 1990-10-12 1990-10-12 電動式ロールスクリーン Expired - Lifetime JP2515330Y2 (ja)

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JP1990107512U JP2515330Y2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 電動式ロールスクリーン

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JPH0463800U JPH0463800U (ja) 1992-05-29
JP2515330Y2 true JP2515330Y2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=31854062

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2838124B2 (ja) * 1988-09-29 1998-12-16 文化シヤッター 株式会社 シャッター開閉装置
JP2662276B2 (ja) * 1988-12-21 1997-10-08 トーソー株式会社 電動ロールブラインド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0463800U (ja) 1992-05-29

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