JP2515101Y2 - マニュアル車に於けるシートベルト非装着警報装置 - Google Patents

マニュアル車に於けるシートベルト非装着警報装置

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JP2515101Y2
JP2515101Y2 JP3263190U JP3263190U JP2515101Y2 JP 2515101 Y2 JP2515101 Y2 JP 2515101Y2 JP 3263190 U JP3263190 U JP 3263190U JP 3263190 U JP3263190 U JP 3263190U JP 2515101 Y2 JP2515101 Y2 JP 2515101Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の走行上必要なシートベルト非装着を
警告するという安全走行を目的とする、マニュアル車に
於けるシートベルト非装着警報装置に関するものであ
る。
〔従来技術とその問題点〕
従来はシートベルト非装着の場合、車種によりパイロ
ットランプが点灯するようになっていた。又従来の警告
方式の場合、走行目的以外の乗車時にも警告を発する方
式がとられていた為、車をバックでガレージに入れる場
合とか、走行目的以外のアイドリング時にも警告装置が
作動していた。又同乗者のシートベルト非装着警報装置
は実施されていなかった。危険を運転者に知らしめる方
法として適切な時、適切なる方法で警報を発する装置が
実施されず、ついつい煩わしさも手伝ってシートベルト
非装着のまま走行する者が後をたたない。道路交通法違
反でもあるし、大変危険きわまりない。
〔問題点を解決する為の手段〕
そこで本考案は以下の如く警報装置を取り付けること
により、問題点を解決せんとするものである。すなわ
ち、シートベルトが非装着であることを検出するシート
ベルトロック金具部分スイッチ(1)が印加されてい
て、クラッチが半クラッチになりかけた時点ないしは有
効状態(クラッチペタルは無効状態)にあることを検出
して作動するスイッチ(2)が印加され、且つミッショ
ンがローないしはセコンドに入っていることを検出して
作動するアッシスイッチ(3)が印加されていると、警
報スピーカー(4)から警報を発して運転者に危険を知
らしめる訳である。本考案の最も特徴とするところは警
報を発する時期が最も適当なる点である。なぜならば運
転者がエンジンをかけても走行に入らないのなら、シー
トベルトは装着しなくても良いのだし、バックでの車庫
入れとか走行目的以外の目的でエンジンをかけた時もシ
ートベルト装着の必要はない。そこで本考案は停車中か
ら走行に入る直前に警報を発しようとするものである。
自動車で走行しようとする場合、運転者が先ずイグニッ
ションキーを回わしてエンジンをかけ、しばらくアイド
リングをする。次にミッションをローかセコンドに入
れ、アクセルを踏み込みながらクラッチを有効状態(ク
ラッチペダルは無効状態)にしつつ発車しようとする。
その時点でシートベルトを着用していない場合、即警報
装置が作動するから、危険を察知した運転者はシートベ
ルトを着用する。又同乗者にも注意を促す。なるべく早
い時期に警報を発する為には、自動車が走行目的の為の
発進直前、半クラッチになりかけたと同時にクラッチに
作動するスイッチが印加するように微妙に調整しなけれ
ばならない。シートベルトロック金具部分スイッチは、
車種により実施されている非装着時に「入」になり、装
着時に「切」になるスイッチである。ミッション部分の
スイッチは現在広く使用されているアッシスイッチをミ
ッションのローとセコンド位置に取り付ければ良い。ロ
ーとセコンド位置と云うのは、セコンド9から発車する
運転者も居るからである。問題は未だ実施されていない
クラッチに作動するスイッチであるが、現在広く使用さ
れているストップスイッチに工夫を凝らせて、一例とし
て、クラッチのレリーズシリンダーとレリーズフォーク
の間にスイッチを取り付けるのが最適である。なお他に
考えられる方法でももちろんかまわない。但し、クラッ
チペダルの踏みしろには少々バリエーションがあるの
で、前記の如く半クラッチになりかけたと同時に印加す
るように微妙に調整しなければならない。クラッチが切
れている状態から半クラッチになる瞬間に警報装置が作
動するから、シートベルト非装着のまま発車しようとし
ても、車は未だ停車中に警報が運転者に聞こえ、本考案
装置の目的を完全に果たす訳である。警報を発する時間
は10秒間程が適当と考えるので、回路内に10秒間程作動
するタイムスイッチを組み込めば問題はない。又他者の
警報装置と組み合わせて実施する場合、各検出部からの
信号がコンピューターの自動制御装置とか記憶装置を介
してコンピューター音声で作動するようにすれば全く問
題はない。一方運転者のシートベルト非装着警報のみな
らず、同乗者のシートベルト非装着時にも以下の様な装
置により有効ならしむる。すなわち、同乗者シートベル
トロック金具部分スイッチ(8),(9),(10),と
現在広く使用されている人体感知センサースイッチ(1
1),(12),(13)を各同乗者シートに設ければ良
い。人体感知センサースイッチは同乗者の腰掛ける適当
なる距離に取り付ける。例えばシート、ドアー、同乗者
の足元などが考えられるが、シートに取り付けるのが最
も適当である。人体感知センサースイッチを同乗者の人
体と5cm〜25cm程の距離で作動するように調整し、警報
装置が他の同乗者と誤作動しない位置に取り付ければ全
く問題はない。以上の如く本考案装置は自動車の全乗車
者が走行目的の為の乗車時に於いてシートベルトを装着
していない場合、適切なる時期に警報を発する訳であ
る。法的にシートベルトを装着しなくても良い人も居る
ので、回路内に警報解除スイッチを設ければ問題はな
い。人体感知センサースイッチは、運転者用シートには
設ける必要はない。なぜならば走行目的の為には必らず
運転者は乗車しているが、同乗者は何人乗車しているか
わからないからである。
〔考案の効果〕
本考案を実施すれば、自動車が走行目的の為だけの
時、運転者ないしは同乗者のシートベルト非装着者に警
報を与えるから、警報伝達時期が最適である。警報の警
報スピーカーへの信号入力は停車中に開始する。すなわ
ち本考案警報装置は発車直前に作動するから適切なる時
期に適切なる方法で、適切なる警報を発しむることがで
きるので、最適なる警報装置と云える。実施上のコスト
面に於いても、装置のほとんどがスイッチのみの集合に
よる装置なので、安価に提供出来る。申し訳程度の警報
ではなく、必要以外の時には絶対作動しない設計になっ
ていて全く誤作動がない。警報で運転者と同乗者にシー
トベルト装置を強要せしむるから、ついうっかり忘れて
走行状態に入ると云うことも防止できる。より交通安全
の為にも、本考案警報装置の一日も早い自動車への取り
付け実施を強く望むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1……運転者用シートベルトロック金具部分スイッチ、
2……クラッチに作動するスイッチ、3……アッシスイ
ッチ、4……警報スピーカー、5……コンピューター、
6……パイロットランプ、7……バッテリー、8,9,10…
…同乗者用シートベルトロック金具部分スイッチ、11,1
2,13……人体感知センサースイッチ、14,15,16,17,18…
…回路分岐点

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートベルトが非装着の状態にあることを
    検出するシートベルトロック金具部分スイッチ(1)と
    クラッチが半クラッチになりかけた時点又は有効状態
    (クラッチペタルは無効状態)にあることを検出して作
    動するスイッチ(2)と、ミッションがローないしはセ
    コンドの位置にあることを検出して作動するアッシスイ
    ッチ(3)からなる各検出部(1),(2),(3)の
    スイッチが全部印加されていると警報スピーカー(4)
    から警報を発するようにした走行直前警告回路を有する
    ことを特徴としたマニュアル車に於けるシートベルト非
    装着警報装置。
  2. 【請求項2】同乗者の有無を感知する人体感知センサー
    スイッチ(11),(12),(13)と前記同乗者が感知さ
    れた場合に作動するシートベルトロック金具部分スイッ
    チ(8),(9),(10),からなる同乗者シートベル
    ト非装着警報回路を請求項1.記載の警報装置に組み込ん
    だことを特徴とするマニュアル車に於けるシートベルト
    非装着警報装置。
JP3263190U 1990-03-27 1990-03-27 マニュアル車に於けるシートベルト非装着警報装置 Expired - Lifetime JP2515101Y2 (ja)

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JPH03121959U JPH03121959U (ja) 1991-12-12
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