JP2515001B2 - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2515001B2
JP2515001B2 JP63140751A JP14075188A JP2515001B2 JP 2515001 B2 JP2515001 B2 JP 2515001B2 JP 63140751 A JP63140751 A JP 63140751A JP 14075188 A JP14075188 A JP 14075188A JP 2515001 B2 JP2515001 B2 JP 2515001B2
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JP
Japan
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impeller
caulking
main plate
electric blower
blades
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JP63140751A
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泉 山浦
正美 福本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空掃除機などに使用される電動送風機に関
するものである。
従来の技術 通常、この種の電動送風機は、第7図に示すように、
ケーシング21と、このケーシング21の内部に配置された
整流子モータ22と、このモータ22の回転軸23に取付けら
れた遠心形インペラ24と、中央に空気の吸込口25aが形
成されたインペラ24のカバー25と、インペラ24とケーシ
ング21との間に配置されてインペラ24によって吸込まれ
た空気をモータ22の方に導くエアガイド26とから構成さ
れている。上記構成において、インペラ24から吐出され
た空気は、エアガイド26のディフューザ部26aに入り、
ここで圧力が回復され、そしてケーシング21内に入り、
モータ22の内部を冷却して排出口21aから外部に排出さ
れていた。ところで、従来、上記インペラ24は、円形の
主板(リヤシュラウドともいう)27と、中央に吸込用開
口部28aが形成された側板(フロントシュラウドともい
う)28と、これら主板27と側板28との間に螺旋状に複数
個配置された羽根29とから構成され、またこの羽根29と
主板27および側板28とはかしめ構造により互いに一体化
されていた。すなわち、第8図に示すように、羽根29の
上下端縁面の所定位置には角形状のかしめ用突起30が形
成され、そしてこのかしめ用突起30が主板27および側板
28に形成された穴部に挿通された後、このかしめ用突起
30の突出部分が押しつぶされて互いに一体化されてい
た。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成によると、かしめ用突起30が角形状で
ありしかもそのかしめ方法はただ上方から押しつぶすだ
けであるため、かしめ後の形状も角形状になっていた。
したがって、インペラ24の回転時に、送風機内部すなわ
ちカバー25内部の空気流を乱して吸込空気のエアガイド
26へのスムースな流れをさまたげるとともに、インペラ
24に大きな空気抵抗が作用して動力損失が大きくなり、
さらには風切り音による騒音が高いという問題があっ
た。特に、近年の送風機の小型化にともなって回転の高
速化を図る場合にその影響が著しい。
そこで、本発明は上記問題点を解消し得る電動送風機
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の電動送風機は、
モータにより駆動されるとともに主板、羽根および側板
よりなる遠心形インペラを、羽根側に設けられたかしめ
用突起を主板および側板側に形成された穴部に挿通して
かしめることにより一体化し、かつ上記かしめ用突起の
少なくとも羽根の長手方向の前後端部の角部を丸くした
ものである。
作用 上記構成によると、あらかじめかしめ用突起の前後端
部の角部が丸くされているため、かしめ後の形状も丸く
なり、したがってインペラの高速回転時に生じる空気抵
抗が非常に小さくなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図に基づき説
明する。
なお、本発明の要旨は遠心形のインペラにあるため、
本実施例においてはインペラについて説明し、他の構成
については従来例で説明したものと同一であるため、そ
の説明を省略する。
第1図および第2図に示すように、本発明に係る遠心
形インペラ1は、円形の主板2と、中央に空気の吸込用
開口部3aが形成された環状の側板3と、これら主板2と
側板3との間に螺旋状に配置された複数個の羽根4とか
ら構成されている。そして、これらの互いの結合はかし
め構造により行われている。すなわち、各羽根4の上下
端縁面には、第3図に示すように、前後一対の突部5,6
を有するかしめ用突起7が複数個づつ突設されるととも
に、これら突起7に対応する主板2および側板3には、
突起7を挿通可能な穴部8,9が形成されている。また、
上記各突起7の各突部5,6の羽根長手方向の前後端部の
形状が半円状に丸くされている。そして、この羽根4側
の各突起7を主板2および側板3の穴部8,9に挿通させ
た後、その穴部8,9から突出した突起7の突部5,6を押し
つぶすことによって羽根4と主板2および側板3とを互
いに一体化させている(第4図にその平面図を示す)。
このように、あらかじめ各突起7の各突起5,6の前後端
部形状が半円状に丸くされているため、押しつぶした後
も、第5図に示すように丸くなっている(なお、第5図
の破線は従来例の場合を示している)。
したがって、上記構成において、モータ11によりイン
ペラ1が回転されると、空気はカバー12の吸込口12aか
らインペラ1に入った後、エアガイド13のディフューザ
部13aを通り、ケーシング14の内部に入る。そして、モ
ータ11を冷却した後、排出口14aより外部に排出され
る。ところで、インペラ1が高速で回転した場合、主板
2および側板3から突出しているかしめ部によって、送
風機内部すなわちカバー12の内部の空気の流れが乱され
るとともに、空気抵抗が生じて動力損失が生じるが、か
しめ部である突部5,6の前後端部の形状が半円状に丸く
されているため、空気抵抗が小さくなって、空気の流れ
もあまり乱れなくなるとともに動力損失も少なくなり、
さらには風切り音もなくなって騒音が低くなる。
ところで、上記実施例においては、突起7の各突部5,
6の前後端部の形状を丸くしたが、第6図に示すよう
に、突起7の前後端部すなわち両突部5,6の外側端部5a,
6aだけを半円状に丸くした場合でも上記と同様の効果が
生じる。
発明の効果 上記本発明の構成によると、主板および側板から突出
したかしめ部形状の少なくとも前後端部の形状が丸くな
るため、インペラの高速回転時に生じる空気抵抗が従来
の角形状のものに比べて小さくなり、したがって送風機
内での空気流の乱れを少なくすることができるととも
に、動力損失を少なくすることができ、さらには風切り
音もなくなって騒音の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電動送風機の一部切
欠側面図、第2図は同インペラの断面図、第3図は同イ
ンペラの羽根の要部拡大斜視図、第4図は同インペラの
一部切欠平面図、第5図は同インペラのかしめ部の拡大
断面図、第6図は他の実施例におけるインペラの羽根の
要部拡大斜視図、第7図は従来例における電動送風機の
一部切欠側面図、第8図は同インペラの羽根の側面図で
ある。 1……インペラ、2……主板、3……側板、4……羽
根、5,6……突部、7……突起、8,9……穴部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより駆動されるとともに主板、羽
    根および側板よりなる遠心形インペラを、羽根側に設け
    られたかしめ用突起を主板および側板側に形成された穴
    部に挿通してかしめることにより一体化し、かつ上記か
    しめ用突起の少なくとも羽根の長手方向の前後端部の角
    部を丸くした電動送風機。
JP63140751A 1988-06-08 1988-06-08 電動送風機 Expired - Lifetime JP2515001B2 (ja)

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