JP2513099Y2 - 構築用支持部材の連結装置 - Google Patents

構築用支持部材の連結装置

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JP2513099Y2
JP2513099Y2 JP6543893U JP6543893U JP2513099Y2 JP 2513099 Y2 JP2513099 Y2 JP 2513099Y2 JP 6543893 U JP6543893 U JP 6543893U JP 6543893 U JP6543893 U JP 6543893U JP 2513099 Y2 JP2513099 Y2 JP 2513099Y2
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四郎 田中
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株式会社タカシロ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、土木・建築現場等で用い
る支柱構築物を構成する縦の支柱部材と、この縦の支柱
部材に連結される横継ぎ材、斜材、交差筋違い等の連結
部材における連結装置、すなわち、構築用支持部材の連
結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。 1.各々の連結板をボルト・ナット又は外部品のピンを
使用して結合する方法。 2.箱形、円板形、多角形の連結装置に他部材に組み込
まれた楔で結合する方法。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。1.
各々の連結板をボルト・ナット又は外部品のピンを使用
して結合する方法にあっては、部品数が多く組立解体時
の作業性が悪い。2.箱形、円板形、多角形の連結装置
に他部材に組み込まれた楔で結合する方法にあっては、
振動等で楔がゆるむことがあり、また、楔の締め付け程
度が作業内容に依り異なり強度にばらつきが生じる。こ
のため、支柱構築物の基本構成がラーメン合成力を期待
した場合、締め付け強度の不安定な状態は致命的な欠陥
となることがある。このように、従来の連結方法はその
基本的な構造において改良の余地があった。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち本願のものは、支柱構築物を構成する縦の支柱部材
2と、この縦の支柱部材に連結される横継ぎ材、斜材、
交差筋違い等の連結部材3とから構成されていると共
に、縦の支柱部材2には支柱部材側連結金具4が、ま
た、連結部材3には連結部材側連結金具5がそれぞれ取
付けられ、支柱部材側連結金具4は、支柱部材側連結金
具本体6と結合ピン7とから構成され、支柱部材側連結
金具本体6は、縦の支柱部材2の側壁における所望する
箇所をもって外方に向け突設された平面コ字状に構成さ
れた連結板6Aと、この連結板6Aの中央部に水平方向
に開設されたピン用穴6Bと、ピン用穴6Bに併設され
た結合ピンロック用ほぞ6Dとから構成され、結合ピン
7は、ピン用穴5Bにより連結板6Aに貫入される結合
ピン本体7Aと、この結合ピン本体の外方端部分に連設
された膨大部7Bと、結合ピン本体7Aの側壁に当該結
合ピン本体の長手方向に刻設された断面凹形状の結合ピ
ンスライド用溝部7Cと、この結合ピンスライド用溝部
の外方端と直交方向に連結して刻設された断面凹形状の
結合ピン回転用溝部7Dと、膨大部7Bに開設した円孔
に遊嵌された棒状のハンドル7Eとから構成され、結合
ピン7は、結合ピン7の結合ピンスライド用溝部7C
に、支柱部材側連結金具本体6の結合ピンロック用ほぞ
6Dが嵌合する状態にして、支柱部材側連結金具本体6
に装着され、一方、連結部材側連結金具5は、連結部材
3における端面に当該連結部材3の長手方向をもって連
設された凸形連結板5Aと、この凸形連結板の中央に開
設された結合用ピン穴5Bとから構成されている構築用
支持部材の連結装置である。この場合、縦の支柱部材2
の側壁における上下部分に四方に向け支柱部材側連結金
具4を設け、連結部材3の両端における端面に連結部材
側連結金具5を設けることができる。
【0006】
【実施例】本考案の支柱構築物連結装置の実施例につい
て図面を参照して説明する。1は本案の構築用支持部材
の連結装置で、詳しくは、土木・建築現場等で用いる支
柱構築物を構成する縦の支柱部材2と、この縦の支柱部
材に連結される横継ぎ材、斜材、交差筋違い等の連結部
材3とから構成されていると共に、縦の支柱部材2には
支柱部材側連結金具4が、また、連結部材3には連結部
材側連結金具5がそれぞれ取付けられている。
【0007】そこで、支柱部材側連結金具4は、支柱部
材側連結金具本体6と、この支柱部材側連結金具本体6
に装着される結合ピン7とから構成されている。支柱部
材側連結金具本体6は、縦の支柱部材2の側壁における
所望する箇所をもって外方に向け突設された2枚の連結
板単体6A1,6A2が平面コ字状に構成された連結板
6Aと、この連結板6Aの中央部に水平方向に開設され
たピン用穴6Bと、結合ピン7はピン用穴5Bにより連
結板6Aに貫入される結合ピン本体7Aと、この結合ピ
ン本体の外方端部分に連設された膨大部7Bと、結合ピ
ン本体7Aの側壁に当該結合ピン本体の長手方向に刻設
された断面凹形状の結合ピンスライド用溝部7Cと、こ
の結合ピンスライド用溝部の外方端と連結した状態で当
該結合ピン本体の周方向をもって刻設された断面凹形状
の結合ピン回転用溝部7Dと、膨大部7Bに開設した円
孔に遊嵌された棒状のハンドル7Eとから構成されてい
る。
【0008】そして、結合ピン7は、結合ピン7の結合
ピンスライド用溝部7Cに、支柱部材側連結金具本体6
の結合ピンロック用ほぞ6Dが嵌合する状態にして、支
柱部材側連結金具本体6に装着されている。なお、図示
のものでは、縦の支柱部材2の上端に四方に向け支柱部
材側連結金具4が取付けられている状態になっいている
が、当然この縦の支柱部材2の下端にも四方に向け取付
けられている。しかし、このような四方の他に三方で
も、二方でも、一方であっても良い。
【0009】また、連結部材側連結金具5は、連結部材
3における端面に当該連結部材3の長手方向をもって連
設された凸形連結板5Aと、この凸形連結板の中央に開
設された結合用ピン穴5Bとから構成されている。な
お、図示のものでは、連結部材3の一端に連結部材側連
結金具5が取付けられている状態になっているが、当然
連結部材3の他端にも取付けられている。
【0010】本考案のものは下記のように使用する。縦
の支柱部材2と連結部材3とを連結する場合。縦の支柱
部材2の支柱部材側連結金具4における連結板6Aに、
連結部材3の凸形連結板5Aを差し込み、互いのピン用
穴6Bと結合用ピン穴5Bとを一致させ、結合ピン7を
貫入する。この場合、当然のことながら上述のように結
合ピンスライド用溝部7Cに結合ピンロック用ほぞ6D
が嵌合する状態にする。この後、結合ピンロック用ほぞ
6Dが結合ピン回転用溝部7Dに達したとき、ハンドル
7Eにより結合ピン7を回動させることで結合ピンが確
実に固定することになる。ハンドル7Eは膨大部7Bに
開設した円孔に遊嵌されているので、当該ハンドルはそ
の重みで自然に重力方向(下向)に降下する。(図5参
照)縦の支柱部材2から連結部材3を分離する場合。上
述とは逆の作業をすると良い。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.支柱構築物の合成力が保持できる。 2.組立、解体作業及び取扱管理を考慮し部品点数を極
力少なくしたので効率化を図ることができる。 3.縦の支柱部材に連結板6Aと結合ピン7を組込み一
体化することができたので、従来のようにボルト、ナッ
トなどを不要とすることができると共に、組立、解体時
の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡大斜視図である。
【図2】結合ピン部分の拡大斜視図である。
【図3】連結部材側連結金具部分の拡大斜視図である。
【図4】支柱部材側連結金具の1部を破断した斜視図で
ある。
【図5】ハンドルの作用を説明する1部を破断した斜視
図である。
【符号の説明】
1 構築用支持部材の連結装置 2 支柱部材 3 連結部材 4 支柱部材側連結金具 5 連結部材側連結金具

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱構築物を構成する縦の支柱部材2
    と、この縦の支柱部材に連結される横継ぎ材、斜材、交
    差筋違い等の連結部材3とから構成されていると共に、
    縦の支柱部材2には支柱部材側連結金具4が、また、連
    結部材3には連結部材側連結金具5がそれぞれ取付けら
    れ、支柱部材側連結金具4は、支柱部材側連結金具本体
    6と結合ピン7とから構成され、支柱部材側連結金具本
    体6は、縦の支柱部材2の側壁における所望する箇所を
    もって外方に向け突設された平面コ字状に構成された連
    結板6Aと、この連結板6Aの中央部に水平方向に開設
    されたピン用穴6Bと、ピン用穴6Bに併設された結合
    ピンロック用ほぞ6Dとから構成され、結合ピン7は、
    ピン用穴5Bにより連結板6Aに貫入される結合ピン本
    体7Aと、この結合ピン本体の外方端部分に連設された
    膨大部7Bと、結合ピン本体7Aの側壁に当該結合ピン
    本体の長手方向に刻設された断面凹形状の結合ピンスラ
    イド用溝部7Cと、この結合ピンスライド用溝部の外方
    端と直交方向に連結して刻設された断面凹形状の結合ピ
    ン回転用溝部7Dと、膨大部7Bに開設した円孔に遊嵌
    された棒状のハンドル7Eとから構成され、結合ピン7
    は、結合ピン7の結合ピンスライド用溝部7Cに、支柱
    部材側連結金具本体6の結合ピンロック用ほぞ6Dが嵌
    合する状態にして、支柱部材側連結金具本体6に装着さ
    れ、一方、連結部材側連結金具5は、連結部材3におけ
    る端面に当該連結部材3の長手方向をもって連設された
    凸形連結板5Aと、この凸形連結板の中央に開設された
    結合用ピン穴5Bとから構成されていることを特徴とす
    る構築用支持部材の連結装置。
  2. 【請求項2】 縦の支柱部材2の側壁における上下部分
    に四方に向け支柱部材側連結金具4が設けられ、連結部
    材3の両端における端面に連結部材側連結金具5が設け
    られている請求項1記載の構築用支持部材の連結装置。
JP6543893U 1993-11-12 1993-11-12 構築用支持部材の連結装置 Expired - Lifetime JP2513099Y2 (ja)

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JPH0729194U JPH0729194U (ja) 1995-06-02
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