JP2512506Y2 - 自動車用コ―ドレス電話の充電回路 - Google Patents

自動車用コ―ドレス電話の充電回路

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JP2512506Y2
JP2512506Y2 JP1990003405U JP340590U JP2512506Y2 JP 2512506 Y2 JP2512506 Y2 JP 2512506Y2 JP 1990003405 U JP1990003405 U JP 1990003405U JP 340590 U JP340590 U JP 340590U JP 2512506 Y2 JP2512506 Y2 JP 2512506Y2
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力 富田
一浩 五水井
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 自動車のバッテリを充電源とするコードレス電話の充
電回路に関し、 コードレス電話の内蔵バッテリを電源SWをONにしたま
までも過放電させないようにすることを目的とし、 充電式バッテリを有するコードレス電話に、自動車の
バッテリより充電する自動車用コードレス電話の充電回
路において、自動車のバッテリよりイグニッションキー
を介して供給されるアクセサリ電源の供給の有無を検出
する電源供給検出手段と、前記電源供給検出手段によ
り、アクセサリ電源の供給が停止したことが検出された
時には、前記充電式バッテリにアクセサリ電源供給停止
後一定時間だけ充電電源を供給した後、充電電源の供給
を遮断する制御手段とを有するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車のバッテリを充電源とするコードレス
電話の充電回路に関する。
電話ベースとの接続コードがないコードレス電話は、
その便利さからホーム用ばかりでなく、自動車用にも普
及しつつある。このコードレス電話は充電式のバッテリ
を内蔵し、これを非使用時にベース側から充電する必要
がある。
〔従来の技術〕
通常の自動車電話はハンドセットとベースの間が有線
伝送用のコードで接続されているが、コードレス電話に
はこのコードがなく、代りに微弱電波を使用するため一
定の範囲内であれば移動させて使用できる。
この様なコードレス電話は充電式のバッテリを動作電
源とするため、非使用時にはベース上に置いて充電する
必要がある。この内蔵バッテリを充電する電源は、自動
車のバッテリに直結したバックアップ電源(+B)か、
該電源からIG(イグニッション)キーを通して取り出す
アクセサリ電源(ACC)である。
しかしながら+Bを使用すると、コードレス電話の非
使用時に常に充電しようとするので、コードレス電話側
での放電が大きいと自動車のバッテリが放電してバッテ
リ上りの原因になる。このため一般にはACCを使用する
傾向にある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、コードレス電話には内蔵バッテリから内部
負荷への通電経路に介在した手動式の電源SWがある。こ
の電源SWは、発信時に限ればコードレス電話を使用する
ときにONにし、使用しないときはOFFにしておけばよい
が、着信を考えると使用しないときもONにしておかなけ
ればならない。このSWがONでもACCがONであればオンフ
ック状態で充電されるので問題はないが、ACCをOFFにす
るとオンフック状態でも内蔵バッテリは充電されない。
この結果、内蔵バッテリはやがて放電しきってしまうの
で、次にコードレス電話を使用しようとしたとき、該バ
ッテリが充電されるのを待たなければならない不都合が
生ずる。
この点を回避するためには、ACCをOFFにするときに必
ずコードレス電話の電源SWもOFFにすればよいが、この
操作は人手によるため煩らわしく、また忘れ易い。仮に
この電源SWのOFFを確実に行っても、次にACCをONにした
ときに電源SWをONにすることを忘れれば着信できない。
かかる内蔵バッテリの過放電は電源SWと直列に、オン
フック及び充電端子の電圧状態で動作するスイッチ回路
を接続することで回避できるが、アクセサリ電源を充電
電源にすると、オンフック直後にアクセサリ電源をオフ
にしたような場合、内蔵バッテリが充電される期間がな
く、コードレス電話の再使用には内蔵バッテリの充電が
必要になることがある。
本考案はかゝる点を改善し、オンフック直後にアクセ
サリ電源をオフにしても内蔵バッテリの充電を保証し、
クイックレスポンス性を確保することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的を達成するために、充電式バッ
テリを有するコードレス電話に、自動車のバッテリより
充電する自動車用コードレス電話の充電回路において、 自動車のバッテリよりイグニッションキーを介して供給
されるアクセサリ電源の供給の有無を検出する電源供給
検出手段と、前記電源供給検出手段により、アクセサリ
電源の供給が停止したことが検出された時には、前記充
電バッテリにアクセサリ電源供給停止後一定時間だけ充
電電源を供給した後、充電電源の供給を遮断する制御手
段とを有することを特徴とする。
〔作用〕
自動車のイグニッションキーがオフにされ(自動車の
エンジンが停止され)た時には、その後一定時間だけコ
ードレス電話の充電式バッテリに充電が行われるので、
次回のコードレス電話使用時(通常は自動車のイグニッ
ションキーのオンされた時)に充電式バッテリが放電し
てコードレス電話が直ぐに使えないといったことを防止
することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例におけるコードレス電話の
構成を示す原理図で、1はコードレス電話、2は電話ベ
ースである。コードレス電話1側には送受話器やプッシ
ュ式のダイヤル部、更にはベース側と無線交信するため
の微弱な送受信部等があるが、図ではこのような負荷に
電源を供給する手動式の電源SW(スイッチ)3と充電式
のバッテリ4、それに逆流防止用のダイオード5、充電
端子6A,6B、充電用の定電流回路8、電源SW3と直列に接
続された電気的なスイッチ回路13、充電端子6Aの電圧の
有無を検出する電圧検出回路14、この電圧検出回路14の
OFF(電圧無)検出信号を一方の入力としてスイッチ回
路13をON/OFF制御するゲート回路15だけを示してある。
このゲート回路15の他方の入力は、コードレス電話1が
ベース2上の定位置に載置されているオンフック状態か
否かを検出する機構(例えば機械式SW)からのオンフッ
ク検知信号である。
一方、電話ベース2側にもコードレス電話1と無線交
信するための送受信部等があるが、図ではバッテリ4の
充電に必要な部分、つまり、コードレス電話1側の充電
端子6A,6Bと切離可能に接触する電源端子7A,7Bだけを示
してある。端子7AにはACCが導入され、端子7Bは接地さ
れている。
電話ベース2の端子7Aに導入されるACCは、自動車の
バッテリに直結した+Bから図示せぬIGキーを介して供
給される。この端子7Aはコードレス電話1をオンフック
状態にすると端子6Aと接触する。従って、ACCがONであ
ればオンフック時にバッテリ4は定電流回路8の出力で
充電され、また電圧検知回路14は端子6Aの電圧有を検出
しているのでOFF検知信号は出力しない。このためスイ
ッチ回路13はON状態にあり、電源SW3がONしていればバ
ッテリ4から内部負荷に動作電流iが供給される。
このオンフック状態でACCがOFFになると、電圧検知回
路14はOFF検知信号を出力するので、ゲート回路15はス
イッチ回路13をOFFにする。従って、電源SW3がONのまま
でも負荷電流iの供給は断たれ、バッテリ4の過放電が
防止される(ACCがOFFのときは自動車電話そのものが機
能しないので、コードレス電話1の内部負荷に電流を供
給する必要は全くない)。
ゲート回路15はオンフック検知信号も入力としている
ので、コードレス電話1を使用するためにオフフック
し、その結果端子6Aが電圧無となってもそれだけではス
イッチ回路13をOFFにはしない。従って、通常動作には
全く支障がない。
また、オフフック状態でACCがOFFからONに切換わる
と、スイッチ回路13は直ちにONになるので、電源SW3が
予めONになっていればコードレス電話1は速やかに着信
応答可能になる(クイックレスポンス)。このようなこ
とは、電源SW3だけでは期待できない。何故ならばクイ
ックレスポンスをするために電源SW3を常にONにしてお
くと、ACCのOFF期間にバッテリ4が過放電してしまうか
らである。勿論、ACCをONしたら直ちに電源SW3をONにす
ればよいが、前述した様にこの操作を忘れることもある
ので確実性がない。
定電流回路8は負荷電流iの有無を検出して内蔵バッ
テリ4への充電電流の値を切換える。つまり、内蔵バッ
テリ4の最大出力電流をCとしたとき、電源SW3がOFF
(負荷電流iが0)のときは0.1C程度の充電電流を供給
し、電源SW3がONのときは0.1Cに負荷電流iを加えた充
電電流を供給する。
第2図は本考案の一実施例におけるコードレス電話お
よび電話ベースの構成を示す構成図である。本例は自動
車のバッテリ上りを防止しながら、ACCのOFF後もコード
レス電話1のバッテリ4を充電可能とするもので、コー
ドレス電話1側の構成は第1図と変らないが、電話ベー
ス2側に図示のような構成を追加してある。つまり、9A
は定電流回路8の入力をアクセサリ電源ACCまたはバッ
クアップ電源+Bのいずれかに切替える充電源切替SW、
9Bはこれと連動するタイマ入力切替SW、10はこれらの切
替SW9A,9BをACCのON/OFFに応じて切替える電圧検知回
路、11は定電流回路8に+Bを供給するスイッチ回路、
12はこのスイッチ回路11のON期間をACCのOFF後一定時間
Tだけに限定するタイマである。
バックアップ電源+Bは自動車のバッテリ(図示せ
ず)に直結されているのに対し、アクセサリ電源ACCは
+Bをソースとして図示せぬIGキーでON/OFFされる。こ
のACCがONになると電圧検知回路10は切替SW9A,9Bを図示
のように切替えるため定電流回路8は入力はACCにな
り、またタイマ12の入力は抵抗R1を通してアースGNDと
なる。
この状態でコードレス電話1をベース2上に置き(オ
ンフック)、端子6A,6Bと端子7A,7Bがそれぞれ接続され
ると、バッテリ4はダイオード5を通して定電流回路8
から充電される。一般にACCがONになるときはエンジン
が回転しているので自動車のバッテリも充電されてい
る。従って、この期間にコードレス電話1の内蔵バッテ
リ4を充電し続けることに問題はない。
この状態でコードレス電話1をベース2から外すと
(オフフック)、電源SW3がONであればバッテリ4から
各負荷へ電流が供給されるので、発着信や通話が可能に
なる。
通話が終了して再度コードレス電話1をベース2に置
くと(オンフック)、内蔵バッテリ4は自動的に充電さ
れるので、通話時の蓄積電荷減少を補って次の発着信に
備えることができる。
ところで、このオンフック直後にACCをOFFにすると定
電流回路8の入力がなくなるので、そのままでは内蔵バ
ッテリ4が充電されない。そこで本例ではACCがOFFにな
ると電圧検知回路10が切替SW9A,9Bを図示とは逆の側へ
切替え、定電流回路8の入力をスイッチ回路11の出力と
し、同時にタイマ12の入力を抵抗R2を介して+Bとす
る。タイマ12は入力がGNDから+Bに立上ると起動さ
れ、その時点から一定時間Tだけスイッチ回路11をONに
する。スイッチ回路11は+Bを入力としてそれをON期間
だけ出力するので、定電流回路8からはACCのOFF後も一
定時間Tだけは同じ充電電流が供給される。従って、オ
ンフック直後にACCをOFFにしても内蔵バッテリ4は一定
時間Tの間だけ充電される。
尚、定電流回路8にスイッチ回路11の出力だけを入力
するようにし、このスイッチ回路11のONを電圧検知回路
10によってACCのONと同期させるようにすると、+Bか
らだけ充電しながら同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、自動車用コードレ
ス電話において、使用時に充電式バッテリが放電してい
て直ちに使用できないといった事態を防止することがで
き、必要時には直ちに対応できるクイックレスポンス性
を持たせておくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、 第2図は本考案の一実施例を示す構成図である。 図中、1はコードレス電話、2は電話ベース、3は電源
スイッチ、4はバッテリ、13はスイッチ回路、14は電圧
検知回路、15はゲート回路である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電式バッテリを有するコードレス電話
    に、自動車のバッテリより充電する自動車用コードレス
    電話の充電回路において、 自動車のバッテリよりイグニッションキーを介して供給
    されるアクセサリ電源の供給の有無を検出する電源供給
    検出手段(10)と、 前記電源供給検出手段(10)により、アクセサリ電源の
    供給が停止したことが検出された時には、前記充電式バ
    ッテリにアクセサリ電源供給停止後一定時間だけ充電電
    源を供給した後、充電電源の供給を遮断する制御手段
    (11,12)とを有することを特徴とする自動車用コード
    レス電話の充電回路。
JP1990003405U 1990-01-18 1990-01-18 自動車用コ―ドレス電話の充電回路 Expired - Lifetime JP2512506Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63248227A (ja) * 1987-04-03 1988-10-14 Aisin Seiki Co Ltd 電話装置
JPH0371758A (ja) * 1989-08-10 1991-03-27 Sharp Corp コードレス電話機

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