JP2512486B2 - 燃料噴射装置のベ−パロック防止構造 - Google Patents
燃料噴射装置のベ−パロック防止構造Info
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- JP2512486B2 JP2512486B2 JP62189795A JP18979587A JP2512486B2 JP 2512486 B2 JP2512486 B2 JP 2512486B2 JP 62189795 A JP62189795 A JP 62189795A JP 18979587 A JP18979587 A JP 18979587A JP 2512486 B2 JP2512486 B2 JP 2512486B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンに燃料を供給する燃料噴射装置の
ベーパロック防止構造に関するものである。
ベーパロック防止構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、高温時において燃料から発生するベーパは、例
えば特公昭61−24544号公報に記載されているように、
燃料出側伝達通路28bを燃料入側伝達通路28aより上位置
にして、燃料中に混入された蒸気ないし泡が燃料噴射装
置に至るのを防止している。
えば特公昭61−24544号公報に記載されているように、
燃料出側伝達通路28bを燃料入側伝達通路28aより上位置
にして、燃料中に混入された蒸気ないし泡が燃料噴射装
置に至るのを防止している。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、この場合、燃料噴射装置内で発生した蒸気な
いし泡抜きについては何ら考慮されず、燃料噴射装置内
に滞留する燃料量を極力少なくして蒸気ないし泡が発生
しないようにしているだけであるため、燃料噴射装置で
発生した泡がエンジン始動時の混合気空燃比をリーンに
して、エンジンの始動特性を低下させる等の欠点があっ
た。
いし泡抜きについては何ら考慮されず、燃料噴射装置内
に滞留する燃料量を極力少なくして蒸気ないし泡が発生
しないようにしているだけであるため、燃料噴射装置で
発生した泡がエンジン始動時の混合気空燃比をリーンに
して、エンジンの始動特性を低下させる等の欠点があっ
た。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決するための本発明は、アクチュエータ
駆動によるバルブの往復動によって、バルブ側方から供
給される液状燃料をバルブ先端部のノズルから間欠噴射
させる燃料噴射装置のベーパロック防止構造であって、
前記燃料噴射装置におけるバルブ後端部の燃料溜り上位
部分と前記バルブ側方に形成された前記燃料溜り上位部
分より高位置の燃料通路とを前記燃料溜り上位部分のベ
ーパ抜き可能に連通し、前記燃料通路は前記液状燃料が
前記バルブ側方をほぼ接線方向に流れる通路を形成して
いる。
駆動によるバルブの往復動によって、バルブ側方から供
給される液状燃料をバルブ先端部のノズルから間欠噴射
させる燃料噴射装置のベーパロック防止構造であって、
前記燃料噴射装置におけるバルブ後端部の燃料溜り上位
部分と前記バルブ側方に形成された前記燃料溜り上位部
分より高位置の燃料通路とを前記燃料溜り上位部分のベ
ーパ抜き可能に連通し、前記燃料通路は前記液状燃料が
前記バルブ側方をほぼ接線方向に流れる通路を形成して
いる。
(作用) このように構成された燃料噴射装置のベーパロック防
止構造において、エンジン停止直後はエンジンが冷却さ
れないことから、エンジン熱がエンジンルーム内にこも
って燃料温度が上昇し、その結果、燃料噴射装置内に蒸
気による泡(ベーパ)が発生しても、該泡は、バルブ後
端部の燃料溜り上位部分に溜るとともに、該燃料溜り上
位部分からベーパ逃しの連通部を通って燃料溜り上位部
分より高位置の燃料通路に抜ける結果、例えばエンジン
再始動時に燃料噴射装置内で発生した泡がエンジン供給
される燃料に混入されることはなく、エンジンをスムー
スに再始動させることができる。
止構造において、エンジン停止直後はエンジンが冷却さ
れないことから、エンジン熱がエンジンルーム内にこも
って燃料温度が上昇し、その結果、燃料噴射装置内に蒸
気による泡(ベーパ)が発生しても、該泡は、バルブ後
端部の燃料溜り上位部分に溜るとともに、該燃料溜り上
位部分からベーパ逃しの連通部を通って燃料溜り上位部
分より高位置の燃料通路に抜ける結果、例えばエンジン
再始動時に燃料噴射装置内で発生した泡がエンジン供給
される燃料に混入されることはなく、エンジンをスムー
スに再始動させることができる。
(実施例) 次に、本発明の第1実施例の構成を第1図〜第3図に
よって説明する。
よって説明する。
エンジンのシリンダーヘッド1とインテークマニホー
ルド2との間には第2図に示すフューエルレイル3、即
ち、インテークマニホールドの一部を形成するととも
に、インジェクタ4を複数のシリンダ、この場合、4本
のシリンダ別に取付け、かつ、4本のシリンダ別インジ
ェクタ4に燃料を供給する燃料通路5を形成した4本の
シリンダに対して一体形成のフューエルレイル3がガス
ケット6を介して気密状態を保持した状態で図示省略ボ
ルト締めで取付けられている。なお燃料通路5は、第2
図に示されるように、各シリンダ別インジェクタ取付孔
29に対し接線方向に液状燃料を流す通路を形成してい
る。
ルド2との間には第2図に示すフューエルレイル3、即
ち、インテークマニホールドの一部を形成するととも
に、インジェクタ4を複数のシリンダ、この場合、4本
のシリンダ別に取付け、かつ、4本のシリンダ別インジ
ェクタ4に燃料を供給する燃料通路5を形成した4本の
シリンダに対して一体形成のフューエルレイル3がガス
ケット6を介して気密状態を保持した状態で図示省略ボ
ルト締めで取付けられている。なお燃料通路5は、第2
図に示されるように、各シリンダ別インジェクタ取付孔
29に対し接線方向に液状燃料を流す通路を形成してい
る。
インジェクタ4の本体7先端部にストッパ8を介して
取付けられたバルブハウジング9には、先端部にボール
10を取付けたバルブ11が、ストッパ8の端面とバルブハ
ウジング9先端部の噴射孔12周辺に形成されたシート面
との間で移動量が規制された状態で軸心方向移動可能に
取付けられ、バルブ11が噴射孔12方向に移動してバルブ
11先端部のボール10が噴射孔12周辺のシート面当接した
状態において噴射孔12は閉じ、噴射孔12からの燃料噴射
は停止され、バルブ11がストッパ8方向に移動してバル
ブ11に形成されたフランジ面13がストッパ8端面に当接
した状態において噴射孔12は開き、噴射孔12からはフュ
ーエルレイル3の燃料通路5からインジェクタ4の本体
7外周位置の燃料用フィルタ14と本体7外周等間隔位置
に形成した燃料用貫通孔15とストッパ8に形成した図示
省略割溝とバルブ11に形成した燃料通路16とのそれぞれ
を経由して燃料が噴射される。
取付けられたバルブハウジング9には、先端部にボール
10を取付けたバルブ11が、ストッパ8の端面とバルブハ
ウジング9先端部の噴射孔12周辺に形成されたシート面
との間で移動量が規制された状態で軸心方向移動可能に
取付けられ、バルブ11が噴射孔12方向に移動してバルブ
11先端部のボール10が噴射孔12周辺のシート面当接した
状態において噴射孔12は閉じ、噴射孔12からの燃料噴射
は停止され、バルブ11がストッパ8方向に移動してバル
ブ11に形成されたフランジ面13がストッパ8端面に当接
した状態において噴射孔12は開き、噴射孔12からはフュ
ーエルレイル3の燃料通路5からインジェクタ4の本体
7外周位置の燃料用フィルタ14と本体7外周等間隔位置
に形成した燃料用貫通孔15とストッパ8に形成した図示
省略割溝とバルブ11に形成した燃料通路16とのそれぞれ
を経由して燃料が噴射される。
なお、噴射孔12とその関連については、本願出願人が
昭和61年8月19日付出願の特願昭61−193522号願書に添
付した明細書及び図面に詳細に示してある通りである。
昭和61年8月19日付出願の特願昭61−193522号願書に添
付した明細書及び図面に詳細に示してある通りである。
インジェクタ4の本体7の側壁には、バルブ11後端部
の燃料溜り上位部分と該燃料溜り上位部分より高位置の
バルブ11側方に形成されたフューエルレイル3の燃料通
路5とが、燃料溜り上位部分のベーパ抜き可能にベーパ
逃し孔17を介して連通されている。
の燃料溜り上位部分と該燃料溜り上位部分より高位置の
バルブ11側方に形成されたフューエルレイル3の燃料通
路5とが、燃料溜り上位部分のベーパ抜き可能にベーパ
逃し孔17を介して連通されている。
又、インジェクタ4の本体7にコネクタ18と燃料漏れ
防止用Oリング19を介して取付けられたソレノイドコイ
ル20には、筒状の強磁性材製固定鉄心21が燃料漏れ防止
用Oリング22を介して挿着され、バルブ11の後端部には
ソレノイドコイル20の励磁によって固定鉄心21に吸引さ
れるアーマチュア23が取付けられ、固定鉄心21の筒内に
は、燃料漏れ防止用Oリング24を介してネジ込みされた
ネジロッド25とアーマチュア22間において該アーマチュ
ア23を反吸引方向に付勢してバルブ11のボール10をバル
ブハウジング9先端部の噴射孔12周辺シート面に圧接す
るコイルスプリング26が取付けられ、ソレノイドコイル
19は端子27を介して外部回路に接続され、インジェクタ
4は、その本体7先端部をグロメット28を介してフュー
エルレイル3に形成された各シリンダ別インジェクタ取
付孔29に挿入され、かつ、フューエルレイル3用カバー
30のネジ31止めによってインジェクタ4後端面をグロメ
ット32を介して押圧することにより、フューエルレイル
3の各シリンダ別インテークマニホールド位置に取付け
られている。
防止用Oリング19を介して取付けられたソレノイドコイ
ル20には、筒状の強磁性材製固定鉄心21が燃料漏れ防止
用Oリング22を介して挿着され、バルブ11の後端部には
ソレノイドコイル20の励磁によって固定鉄心21に吸引さ
れるアーマチュア23が取付けられ、固定鉄心21の筒内に
は、燃料漏れ防止用Oリング24を介してネジ込みされた
ネジロッド25とアーマチュア22間において該アーマチュ
ア23を反吸引方向に付勢してバルブ11のボール10をバル
ブハウジング9先端部の噴射孔12周辺シート面に圧接す
るコイルスプリング26が取付けられ、ソレノイドコイル
19は端子27を介して外部回路に接続され、インジェクタ
4は、その本体7先端部をグロメット28を介してフュー
エルレイル3に形成された各シリンダ別インジェクタ取
付孔29に挿入され、かつ、フューエルレイル3用カバー
30のネジ31止めによってインジェクタ4後端面をグロメ
ット32を介して押圧することにより、フューエルレイル
3の各シリンダ別インテークマニホールド位置に取付け
られている。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成された燃料噴射装置33、即ち、図示省
略電気制御回路によるソレノイドコイル19のパルス通電
によって、アーマチュア23とともにバルブ11を往復動さ
せ、バルブ11側方に位置するフューエルレイル3の燃料
通路5からの液状燃料をバルブ11先端部の噴射孔12から
インテークマニホールドに間欠噴射させる通称ボトムフ
ィードタイプの燃料噴射装置33の場合、ベーパロック防
止構造として、インジェクタ4の本体7の側壁に、バル
ブ11後端部の燃料溜り上位部分と該燃料溜り上位部分よ
り高位置のバルブ11側方位置に形成されたフューエルレ
イル3の燃料通路5との間に、前記バルブ11後端部の燃
料溜り上位部分のベーパ抜き可能なベーパ逃し孔17を形
成してある。
略電気制御回路によるソレノイドコイル19のパルス通電
によって、アーマチュア23とともにバルブ11を往復動さ
せ、バルブ11側方に位置するフューエルレイル3の燃料
通路5からの液状燃料をバルブ11先端部の噴射孔12から
インテークマニホールドに間欠噴射させる通称ボトムフ
ィードタイプの燃料噴射装置33の場合、ベーパロック防
止構造として、インジェクタ4の本体7の側壁に、バル
ブ11後端部の燃料溜り上位部分と該燃料溜り上位部分よ
り高位置のバルブ11側方位置に形成されたフューエルレ
イル3の燃料通路5との間に、前記バルブ11後端部の燃
料溜り上位部分のベーパ抜き可能なベーパ逃し孔17を形
成してある。
従って、エンジン停止直後において、エンジンが冷却
されなくなり、エンジン熱がエンジンルーム内にこもっ
て燃料温度が上昇し、その結果、燃料噴射装置33内に蒸
気による泡(ベーパ)が発生しても、該泡は、バルブ11
後端部の燃料溜り上位部分に溜るとともに、該燃料溜り
上位部分からベーパ逃し孔17を通って燃料溜り上位部分
より高位置のフューエルレイル3の燃料通路5に抜ける
結果、例えばエンジン再始動時に燃料噴射装置33内で発
生した泡がエンジンに供給される燃料に混入されること
はなく、エンジンをスムースに再始動させることができ
る。
されなくなり、エンジン熱がエンジンルーム内にこもっ
て燃料温度が上昇し、その結果、燃料噴射装置33内に蒸
気による泡(ベーパ)が発生しても、該泡は、バルブ11
後端部の燃料溜り上位部分に溜るとともに、該燃料溜り
上位部分からベーパ逃し孔17を通って燃料溜り上位部分
より高位置のフューエルレイル3の燃料通路5に抜ける
結果、例えばエンジン再始動時に燃料噴射装置33内で発
生した泡がエンジンに供給される燃料に混入されること
はなく、エンジンをスムースに再始動させることができ
る。
同様に、エンジン再始動時の燃料ポンプ作動による燃
料の流れで、燃料噴射装置33の燃料用フィルタ14部分か
ら特に泡が発生し易いものの、該泡も、バルブ11後端部
の燃料溜り上位部分に溜るとともに、該燃料溜り上位部
分からベーパ逃し孔17を通って燃料溜り上位部分より高
位置のフューエルレイル3の燃料通路5に抜ける結果、
例えばエンジンをスムースに再始動させることができ
る。
料の流れで、燃料噴射装置33の燃料用フィルタ14部分か
ら特に泡が発生し易いものの、該泡も、バルブ11後端部
の燃料溜り上位部分に溜るとともに、該燃料溜り上位部
分からベーパ逃し孔17を通って燃料溜り上位部分より高
位置のフューエルレイル3の燃料通路5に抜ける結果、
例えばエンジンをスムースに再始動させることができ
る。
ところで燃料通路5を流れる燃料がバルブ側方をほぼ
接線方向に流れることにより、その燃料の流れが燃料溜
り上位部分の泡をベーパ逃し孔17を通じて引き出すよう
に作用するため、高いベーパ排出能力が得られる。
接線方向に流れることにより、その燃料の流れが燃料溜
り上位部分の泡をベーパ逃し孔17を通じて引き出すよう
に作用するため、高いベーパ排出能力が得られる。
次に、第4図は本発明の第2実施例であって、この場
合、第1実施例におけるインジェクタ4の本体7外周位
置に取付けられた筒状燃料用フィルタ14のうち、フュー
エルレイル3の燃料通路5と干渉する部分をインジェク
タ4の本体7の一部として残す(その部分に符号34を付
す。)ことによって、その部分34の燃料通路5側の周辺
部にベンチュリ負圧を発生させ、該ベンチュリ負圧発生
部とバルブ11後端部の燃料溜り上位部分との間を、ベー
パ抜き可能なベーパ逃し孔17に差込んだベーパ逃しパイ
プ35で連通し、これによって、バルブ11後端部の燃料溜
り上位部分に溜った泡を、ベンチュリ負圧によって積極
的にフューエルレイル3の燃料通路5に抜かせた他は、
構成、作用、効果とも前記第1実施例と同様である。
合、第1実施例におけるインジェクタ4の本体7外周位
置に取付けられた筒状燃料用フィルタ14のうち、フュー
エルレイル3の燃料通路5と干渉する部分をインジェク
タ4の本体7の一部として残す(その部分に符号34を付
す。)ことによって、その部分34の燃料通路5側の周辺
部にベンチュリ負圧を発生させ、該ベンチュリ負圧発生
部とバルブ11後端部の燃料溜り上位部分との間を、ベー
パ抜き可能なベーパ逃し孔17に差込んだベーパ逃しパイ
プ35で連通し、これによって、バルブ11後端部の燃料溜
り上位部分に溜った泡を、ベンチュリ負圧によって積極
的にフューエルレイル3の燃料通路5に抜かせた他は、
構成、作用、効果とも前記第1実施例と同様である。
(発明の効果) 本発明によると、エンジン停止直後のエンジン熱がエ
ンジンルーム内にこもって燃料温度が上昇し、燃料噴射
装置内に蒸気による泡(ベーパ)が発生しても、該泡を
燃料通路に抜き、例えばエンジン再始動時に燃料噴射装
置内で泡が発生しても、エンジンに供給される混合気を
リーンにすることなく、エンジンをスムースに始動させ
ることができる効果がある。
ンジンルーム内にこもって燃料温度が上昇し、燃料噴射
装置内に蒸気による泡(ベーパ)が発生しても、該泡を
燃料通路に抜き、例えばエンジン再始動時に燃料噴射装
置内で泡が発生しても、エンジンに供給される混合気を
リーンにすることなく、エンジンをスムースに始動させ
ることができる効果がある。
また本発明によると、燃料通路を流れる燃料がバルブ
側方をほぼ接線方向に流れることにより、その燃料の流
れが燃料溜り上位部分の泡を引き出すように作用するた
め、高いベーパ排出能力が得られる。
側方をほぼ接線方向に流れることにより、その燃料の流
れが燃料溜り上位部分の泡を引き出すように作用するた
め、高いベーパ排出能力が得られる。
第1図は本発明の第1実施例の破断側面図、第2図はそ
のフューエルレイル3の主に燃料通路5部分を示す破断
平面図、第3図はその平面図、第4図は本発明の第2実
施例の破断側面図である。 3……フューエルレイル、4……インジェクタ 5……燃料通路、7……本体 11……バルブ、12……噴射孔 14……フィルタ、15……燃料用貫通孔 17……ベーパ逃し孔、20……ソレノイドコイル 21……固定鉄心、23……アーマチュア 26……コイルスプリング、33……燃料噴射装置
のフューエルレイル3の主に燃料通路5部分を示す破断
平面図、第3図はその平面図、第4図は本発明の第2実
施例の破断側面図である。 3……フューエルレイル、4……インジェクタ 5……燃料通路、7……本体 11……バルブ、12……噴射孔 14……フィルタ、15……燃料用貫通孔 17……ベーパ逃し孔、20……ソレノイドコイル 21……固定鉄心、23……アーマチュア 26……コイルスプリング、33……燃料噴射装置
Claims (2)
- 【請求項1】アクチュエータ駆動によるバルブの往復動
によって、バルブ側方から供給される液状燃料をバルブ
先端部のノズルから間欠噴射させる燃料噴射装置のベー
パロック防止構造であって、前記燃料噴射装置における
バルブ後端部の燃料溜り上位部分と前記バルブ側方に形
成された前記燃料溜り上位部分より高位置の燃料通路と
を前記燃料溜り上位部分のベーパ抜き可能に連通し、前
記燃料通路は前記液状燃料が前記バルブ側方をほぼ接線
方向に流れる通路を形成していることを特徴とする燃料
噴射装置のベーパロック防止構造。 - 【請求項2】燃料通路にベンチュリ負圧発生部を形成
し、そのベンチュリ負圧発生部と燃料溜り上位部分とを
ベーパ抜き可能なベーパ逃しパイプで連通することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の燃料噴射装置の
ベーパロック防止構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62189795A JP2512486B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 燃料噴射装置のベ−パロック防止構造 |
US07/225,724 US4966120A (en) | 1987-07-29 | 1988-07-28 | Fuel injection system assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62189795A JP2512486B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 燃料噴射装置のベ−パロック防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6435071A JPS6435071A (en) | 1989-02-06 |
JP2512486B2 true JP2512486B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=16247333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62189795A Expired - Lifetime JP2512486B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 燃料噴射装置のベ−パロック防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512486B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2766658B2 (ja) * | 1989-02-01 | 1998-06-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 燃料噴射式多気筒エンジン |
DE3907972A1 (de) * | 1989-03-11 | 1990-09-13 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzsystem fuer brennkraftmaschinen |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589968U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-22 | 株式会社日立製作所 | 電磁式燃料噴射弁の構造 |
JPS6032973A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-20 | Automob Antipollut & Saf Res Center | 燃料噴射弁 |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP62189795A patent/JP2512486B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6435071A (en) | 1989-02-06 |
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