JP2512459B2 - 発毛・育毛促進料 - Google Patents
発毛・育毛促進料Info
- Publication number
- JP2512459B2 JP2512459B2 JP3125387A JP3125387A JP2512459B2 JP 2512459 B2 JP2512459 B2 JP 2512459B2 JP 3125387 A JP3125387 A JP 3125387A JP 3125387 A JP3125387 A JP 3125387A JP 2512459 B2 JP2512459 B2 JP 2512459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair growth
- hair
- aloenin
- weight
- growth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/60—Sugars; Derivatives thereof
- A61K8/602—Glycosides, e.g. rutin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q7/00—Preparations for affecting hair growth
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な発毛・育毛促進料に関するものであ
り、皮膚刺激のない安全なものである。
り、皮膚刺激のない安全なものである。
従来、発毛・育毛促進料としてアロエ抽出エキスが適
用されているが、単純にアロエから抽出しただけの粗エ
キス状態で配合されているため、顕著な効果を示さなか
った。本発明者は種々実験研究の結果、アロエ中からこ
のよう発毛・育毛促進作用を有する化合物としてアロエ
ニンを得、本発明に至った。
用されているが、単純にアロエから抽出しただけの粗エ
キス状態で配合されているため、顕著な効果を示さなか
った。本発明者は種々実験研究の結果、アロエ中からこ
のよう発毛・育毛促進作用を有する化合物としてアロエ
ニンを得、本発明に至った。
本発明は、アロエニンを0.5〜10重量%配合すること
を特徴とする発毛・育毛促進料に関するものである。
を特徴とする発毛・育毛促進料に関するものである。
ここで本発明に係る発毛・育毛促進料の有効成分とし
て含有されるアロエニンは、0.5〜10.0重量%、好まし
くは0.5〜2.0重量%である。すなわち、0.5重量%より
少ないと充分な発毛・育毛促進効果を示すことができ
ず、反対に10重量%を越えると効果の増強がみられない
ばかりか、刺激が強くなり安全性面で問題を生じる。
て含有されるアロエニンは、0.5〜10.0重量%、好まし
くは0.5〜2.0重量%である。すなわち、0.5重量%より
少ないと充分な発毛・育毛促進効果を示すことができ
ず、反対に10重量%を越えると効果の増強がみられない
ばかりか、刺激が強くなり安全性面で問題を生じる。
本発明に適用されるアロエニンを含有する発毛・育毛
促進料は、下記の表−1に示すマウスの毛成長の密度を
測定する方法即ち試験法Iにおいて、従来発毛・育毛促
進料として適用されているアロエ抽出エキスと比較し
て、顕著な効果が示されている。これはアロエニンが、
毛根部の毛母細胞を刺激し毛母細胞の増殖を盛んにした
結果、毛再生が促進されたものである。
促進料は、下記の表−1に示すマウスの毛成長の密度を
測定する方法即ち試験法Iにおいて、従来発毛・育毛促
進料として適用されているアロエ抽出エキスと比較し
て、顕著な効果が示されている。これはアロエニンが、
毛根部の毛母細胞を刺激し毛母細胞の増殖を盛んにした
結果、毛再生が促進されたものである。
試験法Iの簡単な説明 第9週令のC3H系マウスを用いて、1群を10匹とし、
7群作り、これらの背部の2.0cm×2.0cmの広さに除毛し
た部位に除毛後翌日検体を0.02gづつ塗布した後、9日
目、11日目、14日目に当該部位の毛成長の密度を色差計
を用いて黒色増加度としてとらえ、従来の発毛・育毛促
進料に適用されているアロエ抽出エキス及びコントロー
ルとしての99.5%エタノール溶液と比較する。
7群作り、これらの背部の2.0cm×2.0cmの広さに除毛し
た部位に除毛後翌日検体を0.02gづつ塗布した後、9日
目、11日目、14日目に当該部位の毛成長の密度を色差計
を用いて黒色増加度としてとらえ、従来の発毛・育毛促
進料に適用されているアロエ抽出エキス及びコントロー
ルとしての99.5%エタノール溶液と比較する。
表−1において比較物質として使用したアロエ抽出エ
キスは、アロエ100gをメタノール1リットルで2時間づ
つ3回温浸抽出し、これらの抽出液を合わせて(合計3
リットル)吸引ろ過後、減圧下濃縮乾固し、作成した。
キスは、アロエ100gをメタノール1リットルで2時間づ
つ3回温浸抽出し、これらの抽出液を合わせて(合計3
リットル)吸引ろ過後、減圧下濃縮乾固し、作成した。
表−1において適用される各検体は、Aは上記方法で
作成したアロエ抽出エキスを2重量%含有させた99.5%
エタノール溶液、Bは上記方法で作成したアロエ抽出エ
キスを10重量%含有させた99.5%エタノール溶液、Cは
アロエニンを0.1重量%含有させた99.5%エタノール溶
液、Dはアロエニンを0.5重量%含有させた99.5%エタ
ノール溶液、Eはアロエニンを2重量%含有させた99.5
%エタノール溶液、Fはアロエニンを5重量%含有させ
た99.5%エタノール溶液、Gはコントロールとしての9
9.5%エタノールである。
作成したアロエ抽出エキスを2重量%含有させた99.5%
エタノール溶液、Bは上記方法で作成したアロエ抽出エ
キスを10重量%含有させた99.5%エタノール溶液、Cは
アロエニンを0.1重量%含有させた99.5%エタノール溶
液、Dはアロエニンを0.5重量%含有させた99.5%エタ
ノール溶液、Eはアロエニンを2重量%含有させた99.5
%エタノール溶液、Fはアロエニンを5重量%含有させ
た99.5%エタノール溶液、Gはコントロールとしての9
9.5%エタノールである。
表−1の結果に示された如く、アロエニンを0.5重量
%以上含有した試料D、E、Fは、アロエ抽出エキスを
含有した試料A、B、アロエニンを0.1重量%含有した
試料C、コントロールであるGと比較してL値が極めて
小さく、有意な発毛・育毛促進効果を有することが実証
された。
%以上含有した試料D、E、Fは、アロエ抽出エキスを
含有した試料A、B、アロエニンを0.1重量%含有した
試料C、コントロールであるGと比較してL値が極めて
小さく、有意な発毛・育毛促進効果を有することが実証
された。
次に臨床試験例を示す。
試料としてアロエニンを2重量%含有させた99.5%エ
タノール溶液を用いた。
タノール溶液を用いた。
例 1 後頭部に直径3cmの脱毛部位を有する女性(年令44
才)の円形脱毛症患者に検体を1日1回(1回に3〜5
g)塗布したところ、約3ケ月後には脱毛部位に短いう
ぶ毛を生じ6ケ月後には硬毛となり脱毛部位は消失し
た。
才)の円形脱毛症患者に検体を1日1回(1回に3〜5
g)塗布したところ、約3ケ月後には脱毛部位に短いう
ぶ毛を生じ6ケ月後には硬毛となり脱毛部位は消失し
た。
例 2 頭頂部及び側頭部にそれぞれ2.5cmの脱毛部位を有す
る男性(年令36才)の円形脱毛症患者に検体を1日1回
(1回に3〜5g)塗布したところ、3ケ月後頭頂部及び
側頭部の脱毛部位にうぶ毛を生じ、脱毛部位は消失し
た。
る男性(年令36才)の円形脱毛症患者に検体を1日1回
(1回に3〜5g)塗布したところ、3ケ月後頭頂部及び
側頭部の脱毛部位にうぶ毛を生じ、脱毛部位は消失し
た。
例1、例2ともに6ケ月間の連続塗布による皮膚障害
は全く認められなかった。
は全く認められなかった。
次に処方実施例を示す。配合割合は重量部である。
実施例1 ヘアトニック アロエニン 2.0 メントール 0.2 99.5%エタノール 60.0 精製水 37.8 製 法 99.5%エタノールにアロエニン、メントールを溶かし
ておき次に精製水を加えて製造する。
ておき次に精製水を加えて製造する。
実施例2 ヘアクリーム アロエニン 1.0 ワセリン 7.0 蜜ロウ 8.0 クリストール 37.0 乳化剤 5.5 精製水 41.5 製 法 アロエニン、ワセリン、蜜ロウ、クリストール、乳化
剤を混合して80℃で溶解し、次に80℃の精製水を油相に
徐々に加えクリーム状とする。
剤を混合して80℃で溶解し、次に80℃の精製水を油相に
徐々に加えクリーム状とする。
実施例3 軟 膏 アロエニン 1.5 イソプロピルミリステート 10.0 セタノール 2.0 パラフィンロウ 6.0 マイクロクリスタンリンロウ 10.0 乳化剤 11.0 精製水 59.5 製 法 アロエニン、イソプロピルミリステート、セタノー
ル、パラフィンロウ、マイクロクリスタンリンロウ、乳
化剤を加熱溶融し、別に70℃以上に加熱した精製水を加
えて撹拌し、40℃まで撹拌しながら冷却する。
ル、パラフィンロウ、マイクロクリスタンリンロウ、乳
化剤を加熱溶融し、別に70℃以上に加熱した精製水を加
えて撹拌し、40℃まで撹拌しながら冷却する。
Claims (1)
- 【請求項1】下記構造式(1)で表されるアロエニンを
0.5〜10重量%配合することを特徴とする発毛・育毛促
進料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125387A JP2512459B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 発毛・育毛促進料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3125387A JP2512459B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 発毛・育毛促進料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63198615A JPS63198615A (ja) | 1988-08-17 |
JP2512459B2 true JP2512459B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=12326194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3125387A Expired - Lifetime JP2512459B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 発毛・育毛促進料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512459B2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP3125387A patent/JP2512459B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63198615A (ja) | 1988-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |