JP2511898Y2 - 家庭用ｂｇｍ装置 - Google Patents
家庭用ｂｇｍ装置Info
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- JP2511898Y2 JP2511898Y2 JP1991097642U JP9764291U JP2511898Y2 JP 2511898 Y2 JP2511898 Y2 JP 2511898Y2 JP 1991097642 U JP1991097642 U JP 1991097642U JP 9764291 U JP9764291 U JP 9764291U JP 2511898 Y2 JP2511898 Y2 JP 2511898Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、一般家庭用として用
いられる蛍光灯に装着可能に設けられた家庭用ＢＧＭ装
置に関する。
いられる蛍光灯に装着可能に設けられた家庭用ＢＧＭ装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、音声再生装置、例えばＢＧＭ
装置は、喫茶店などで音響効果を高めるために装備され
ていて、その構成は天井などに音響用スピーカを取りつ
け、音響発生装置を含む配線系統については、壁裏を通
すなどの対策を施すことにより、喫茶店内の顧客は心地
好い快適な音響効果を楽しめるように構成されている。
さらに、一般家庭用として用いられている蛍光灯は、屋
内の中央に位置する天井部分に配設されているが、その
一般家庭用蛍光灯器具には、室内照明用の蛍光灯のみが
装着されるように構成されている。
装置は、喫茶店などで音響効果を高めるために装備され
ていて、その構成は天井などに音響用スピーカを取りつ
け、音響発生装置を含む配線系統については、壁裏を通
すなどの対策を施すことにより、喫茶店内の顧客は心地
好い快適な音響効果を楽しめるように構成されている。
さらに、一般家庭用として用いられている蛍光灯は、屋
内の中央に位置する天井部分に配設されているが、その
一般家庭用蛍光灯器具には、室内照明用の蛍光灯のみが
装着されるように構成されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音声再生装置、例えばＢＧＭ装置は、上述したように、
音響スピーカを天井に取りつけたり、その装備が大掛か
りでしかも複雑な配線処理を施した装備や施設を必要と
することから高価になるため、一般家庭用としてはほと
んど使用されていない。また、一般家庭用として用いら
れる蛍光灯は、室内の中央に位置する天井の部分に配設
されており、音響装置を配設するには好適であるにも拘
わらず、その一般家庭用蛍光灯にそれを備えたものがな
かった。本考案は、上記課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、一般家庭用蛍光灯に
着脱できるようにして、家庭内のどこの部屋にでも心地
好い快適な音響空間をつくることを可能にするととも
に、この装置から離れたところで各種の音響ソースを選
択でき、その部屋に適した、しかも外部からの混信の影
響を受けにくいＢＧＭを再生することができる家庭用Ｂ
ＧＭ装置を提供することである。 また、本考案の目的と
するところは、蛍光灯に着脱可能な部位を小型化すると
ともに、一ヶ所の音声発生部から発した音声信号を数ヶ
所の音声再生部で同時に、しかも外部からの混信の影響
を受けにくいＢＧＭを再生することができる家庭用ＢＧ
Ｍ装置を提供することである。
音声再生装置、例えばＢＧＭ装置は、上述したように、
音響スピーカを天井に取りつけたり、その装備が大掛か
りでしかも複雑な配線処理を施した装備や施設を必要と
することから高価になるため、一般家庭用としてはほと
んど使用されていない。また、一般家庭用として用いら
れる蛍光灯は、室内の中央に位置する天井の部分に配設
されており、音響装置を配設するには好適であるにも拘
わらず、その一般家庭用蛍光灯にそれを備えたものがな
かった。本考案は、上記課題を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、一般家庭用蛍光灯に
着脱できるようにして、家庭内のどこの部屋にでも心地
好い快適な音響空間をつくることを可能にするととも
に、この装置から離れたところで各種の音響ソースを選
択でき、その部屋に適した、しかも外部からの混信の影
響を受けにくいＢＧＭを再生することができる家庭用Ｂ
ＧＭ装置を提供することである。 また、本考案の目的と
するところは、蛍光灯に着脱可能な部位を小型化すると
ともに、一ヶ所の音声発生部から発した音声信号を数ヶ
所の音声再生部で同時に、しかも外部からの混信の影響
を受けにくいＢＧＭを再生することができる家庭用ＢＧ
Ｍ装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の家庭用ＢＧＭ装置は、一般家庭用として用
いられる蛍光灯に着脱可能に形成され、音響ソースの音
声信号により高周波信号を変調する音声信号出力部を備
え、前記高周波信号と該高周波信号に対し低周波数だけ
異なる高周波信号とを混合して中間周波数信号に変え、
該中間周波数信号から前記音声信号を再生する音声再生
部を備えるとともに、外部から指令される前記音響ソー
スの選択指令信号を受信し、該受信信号に基づいて前記
音声信号出 力部に前記音響ソースの選択を指示する制御
手段を備えてなることを特徴とする。 また、本考案の家
庭用ＢＧＭ装置は、一般家庭用として用いられる蛍光灯
に着脱可能に形成され、家庭用オーディオ装置の音響ソ
ースから生起する音声信号により変調された高周波信号
を受信し、受信した高周波信号と該高周波信号に対し低
周波数だけ異なる高周波信号とを混合して中間周波数に
変え、該中間周波数信号から前記音声信号を再生する音
声再生部を備え、前記家庭用オーディオ装置に、前記音
響ソースの音声信号により前記高周波信号を変調し、該
変調信号を前記音声再生部に送信する音声信号出力部を
備えてなることを特徴する。
め、本考案の家庭用ＢＧＭ装置は、一般家庭用として用
いられる蛍光灯に着脱可能に形成され、音響ソースの音
声信号により高周波信号を変調する音声信号出力部を備
え、前記高周波信号と該高周波信号に対し低周波数だけ
異なる高周波信号とを混合して中間周波数信号に変え、
該中間周波数信号から前記音声信号を再生する音声再生
部を備えるとともに、外部から指令される前記音響ソー
スの選択指令信号を受信し、該受信信号に基づいて前記
音声信号出 力部に前記音響ソースの選択を指示する制御
手段を備えてなることを特徴とする。 また、本考案の家
庭用ＢＧＭ装置は、一般家庭用として用いられる蛍光灯
に着脱可能に形成され、家庭用オーディオ装置の音響ソ
ースから生起する音声信号により変調された高周波信号
を受信し、受信した高周波信号と該高周波信号に対し低
周波数だけ異なる高周波信号とを混合して中間周波数に
変え、該中間周波数信号から前記音声信号を再生する音
声再生部を備え、前記家庭用オーディオ装置に、前記音
響ソースの音声信号により前記高周波信号を変調し、該
変調信号を前記音声再生部に送信する音声信号出力部を
備えてなることを特徴する。
【０００５】
【作用】上記構成よりなる家庭用ＢＧＭ装置は、一般家
庭内の部屋にある蛍光灯に装着し、外部からコンパクト
ディスクや磁気テープ或いはラジオなどの無線受信手段
の音響ソースの中からいずれかを選択する指令信号を発
すると、制御手段が、これを受信し音声信号出力部に音
響ソースの選択を指示するため、音声信号出力部におい
て、選択したソースの音声信号により高周波信号を変調
し、音声再生部において、変調された高周波信号とこれ
に対し低周波数だけ異なる高周波信号とを混合して中間
周波数信号に変え、この中間周波数信号から音声信号を
再生する。 したがって、このＢＧＭ装置は、蛍光灯に着
脱可能なので、どこの部屋の蛍光灯にでも装着されて心
地好い快適な音響空間をつくることができ、しかも、コ
ンパクトディスクや磁気テープ或いはラジオなどの無線
受信手段の音響ソースの中からいずれかを選択してその
場に適したＢＧＭを流すことができるとともに、選択し
た音響ソースに対して外部からの混信の影響を受けにく
くすることができる。 また、上記構成よりなる家庭用Ｂ
ＧＭ装置は、家庭用オーディオ装置の音響ソースの中か
らいずれかを選択してそれを再生すると、家庭用オーデ
ィオ装置に備えられた音声信号出力部において、再生さ
れたソースの音声信号により高周波信号を変調し、この
高周波信号を、家庭内の部屋にある蛍光灯に装着された
音声再生部に送信し、この音声再生部において、送信さ
れた高周波信号を受信し、受信 した高周波信号とこれに
対し低周波数だけ異なる高周波信号とを混合して中間周
波数に変え、この中間周波数信号から音声信号を再生す
る。したがって、このＢＧＭ装置は、音声再生部のみを
蛍光灯に着脱可能にして着脱部位を小型化したので、ど
この部屋の蛍光灯にでも簡単に装着できるとともに、一
ヶ所の家庭用オーディオ装置の音声発生部から発した音
声信号を数ヶ所の蛍光灯に装着された音声再生部で同時
に再生し、しかも外部からの混信の影響を受けにくくす
ることができる。
庭内の部屋にある蛍光灯に装着し、外部からコンパクト
ディスクや磁気テープ或いはラジオなどの無線受信手段
の音響ソースの中からいずれかを選択する指令信号を発
すると、制御手段が、これを受信し音声信号出力部に音
響ソースの選択を指示するため、音声信号出力部におい
て、選択したソースの音声信号により高周波信号を変調
し、音声再生部において、変調された高周波信号とこれ
に対し低周波数だけ異なる高周波信号とを混合して中間
周波数信号に変え、この中間周波数信号から音声信号を
再生する。 したがって、このＢＧＭ装置は、蛍光灯に着
脱可能なので、どこの部屋の蛍光灯にでも装着されて心
地好い快適な音響空間をつくることができ、しかも、コ
ンパクトディスクや磁気テープ或いはラジオなどの無線
受信手段の音響ソースの中からいずれかを選択してその
場に適したＢＧＭを流すことができるとともに、選択し
た音響ソースに対して外部からの混信の影響を受けにく
くすることができる。 また、上記構成よりなる家庭用Ｂ
ＧＭ装置は、家庭用オーディオ装置の音響ソースの中か
らいずれかを選択してそれを再生すると、家庭用オーデ
ィオ装置に備えられた音声信号出力部において、再生さ
れたソースの音声信号により高周波信号を変調し、この
高周波信号を、家庭内の部屋にある蛍光灯に装着された
音声再生部に送信し、この音声再生部において、送信さ
れた高周波信号を受信し、受信 した高周波信号とこれに
対し低周波数だけ異なる高周波信号とを混合して中間周
波数に変え、この中間周波数信号から音声信号を再生す
る。したがって、このＢＧＭ装置は、音声再生部のみを
蛍光灯に着脱可能にして着脱部位を小型化したので、ど
この部屋の蛍光灯にでも簡単に装着できるとともに、一
ヶ所の家庭用オーディオ装置の音声発生部から発した音
声信号を数ヶ所の蛍光灯に装着された音声再生部で同時
に再生し、しかも外部からの混信の影響を受けにくくす
ることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本考案にかかる家庭用ＢＧＭ装置の一
実施例を図面に基づいて説明する。 一般の家庭では、図
１に示すような家庭用蛍光灯器Ｌが使用され、図で示す
ように、それらの多くの家庭用蛍光灯器には、通常必要
に応じて明るさを調節できるように、蛍光灯用の傘１内
に２本のルックスの異なる大・小の環状蛍光灯２，３が
装着されるように構成されている。そうして、上記蛍光
灯を使い分けることにより家庭の室内に必要とされる適
度な照明を提供するようになっている。なお、図中、
４，４は、上記各蛍光灯２，３の各電源部、５，５，５
は上記各蛍光灯２，３を係止しておくための支え金具、
６は電源スイッチ切替用の紐、７は電源スイッチ、補助
ランプ、グロー電球等が収納される収納ボックスであ
る。図１及び図２に示すように、蛍光灯２，３は、２段
に設置されていて、収納ボックス７の底面とのあいだに
は空隙部Ｂが構成されている。このＢＧＭ装置８を装着
した状態を下方からみたのが図３の底面図である。上記
ＢＧＭ装置８は、図４に示すように、外側部に支え金具
９が設けられたボックス１０の中に、スピーカ１１と図
５に示す電気回路が内蔵された音声再生部１２とが収納
されるように構成され、さらに、ボックス１０は、扇状
に形成されていて、図３の切欠部４０ａには図４で示す
コンパクトディスク２５ａや磁気テープ２５ｂ、ラジオ
２５ｃなどを備えた音声出力手段２５が収納される挿入
部３０が形成されている。また、この音声再生部１２
は、電源スイッチ切替え紐兼用のアンテナ１３、及び電
源供給用の電源コンセント１４に接続されている。さら
に、このコンセント１４は、家庭用の図示しない電灯線
に接続されている。図５は、ＢＧＭ装置８を構成する音
声再生部１２と音声出力手段２５との接続状態を示す回
路ブロック図で、音声出力手段２５内のコンパクトディ
スク２５ａや磁気テープ２５ｂ或いはラジオ２５ｃの音
響ソースは、外部から選択できるようになっており、音
声出力手段２５の音声信号出力部２６は選択された音響
ソースの音声信号により高周波信号を変調する機能を有
する。 即ち、携帯用コントロール装置２８のレーザ信号
発生部２８ａから音響ソースを選択する指令信号を発す
ると、音声出力手段２５内のＣＰＵを内蔵した制御手段
２７が、これをレーザ光受信部２７ａで受信し音声信号
出力部２６に音響ソースの選択を指示するため、音声信
号出力部２６において、指示されて選択したソースの音
声信号により高周波信号を変調する。 そして、音声信号
出力部２６からの変調された高周波信号が音声再生部１
２内に設けられた音声信号入力部１６で受信され、図で
示すように発信回路１７からの上記高周波信号と低周波
数だけ異なる高周波信号とを混合し、周波数変換回路１
８で中間周波数に落とすように構成されている。さら
に、上記周波数変換回路１８で中間周波数に落とした信
号を増幅回路１９で増幅し、検波回路２０で検波した
後、ダイナミックレンジの幅を調節する振幅圧縮回路を
内蔵した低周波増幅回路２１に搬送する。その低周波増
幅回路２１の振幅圧縮回路を通すことによって、高振幅
の入力信号は抑えられ、全体的に静かな音に整えられ
る。この音信号はスピーカ１１に送られ、家庭の室内の
空間部に発射されるように構成されている。ところで、
音声再生部１２の電源は、電源スイッチ回路２２で２つ
に分けられる。また、この電源スイッチ回路２２は、平
滑回路が内蔵されていて、その平滑回路からの出力は、
上記音声信号入力部１６乃至検波回路２０などの回路に
供給されている。そして、図中＋Ｂ１の部分には、常時
数ｍＡの電流が流れるように設定されている。また、音
声信号入力部１６で上記高周波信号を受信すると、周波
数変換回路１８に信号電流が流れるが、この信号電流の
一部を電源スイッチ回路２２に導き、電源スイッチ回路
２２の検波回路で整流し、その信号で内蔵されているス
イッチング回路を作動させ、電源＋Ｂ２を低周波増幅回
路２１に供給する。こうした構成にすることにより、常
時流れる電流を減らすようになっている。なお、この実
施例では、音響ソースを選択する指令信号としてレーザ
光を使用したが、これに限定されるものではなく、赤外
線などを用いることもできる。 図６は、本考案の第２実
施例を示す回路ブロック図である。第１実施例で説明し
た同等の部材や部品などについての説明はここでは省略
する。この実施例の場合には、家庭用オーディオ装置２
３の音響ソースの中からいずれかを選択してそれを再生
すると、家庭用オーディオ装置２３に備えられた音声信
号出力部３１の変調回路３１ａで、再生されたソースの
音声信号により赤外線信号（高周波信号）を変調し、そ
の赤外線信号出力手段３１ｂで、これを蛍光灯３に装着
された音声再生部１２に送信する。そして、音声再生部
１２において、送信された赤外線信号を受信して周知の
光電子回路３２で光信号を電気信号（高周波信号）に変
換した後、第１実施例で説明したのと同様な方法で、変
換された高周波信号とこれに対し低周波数だけ異なる高
周波信号とを混合して中間周波数に変え、この中間周波
数信号から音声信号を再生する。 本実施例では、家庭用
ＢＧＭ装置２３から音声再生部１２への光信号搬送手段
として赤外線を用いたものについて説明したが、レーザ
光を用いたものであってもよい。
実施例を図面に基づいて説明する。 一般の家庭では、図
１に示すような家庭用蛍光灯器Ｌが使用され、図で示す
ように、それらの多くの家庭用蛍光灯器には、通常必要
に応じて明るさを調節できるように、蛍光灯用の傘１内
に２本のルックスの異なる大・小の環状蛍光灯２，３が
装着されるように構成されている。そうして、上記蛍光
灯を使い分けることにより家庭の室内に必要とされる適
度な照明を提供するようになっている。なお、図中、
４，４は、上記各蛍光灯２，３の各電源部、５，５，５
は上記各蛍光灯２，３を係止しておくための支え金具、
６は電源スイッチ切替用の紐、７は電源スイッチ、補助
ランプ、グロー電球等が収納される収納ボックスであ
る。図１及び図２に示すように、蛍光灯２，３は、２段
に設置されていて、収納ボックス７の底面とのあいだに
は空隙部Ｂが構成されている。このＢＧＭ装置８を装着
した状態を下方からみたのが図３の底面図である。上記
ＢＧＭ装置８は、図４に示すように、外側部に支え金具
９が設けられたボックス１０の中に、スピーカ１１と図
５に示す電気回路が内蔵された音声再生部１２とが収納
されるように構成され、さらに、ボックス１０は、扇状
に形成されていて、図３の切欠部４０ａには図４で示す
コンパクトディスク２５ａや磁気テープ２５ｂ、ラジオ
２５ｃなどを備えた音声出力手段２５が収納される挿入
部３０が形成されている。また、この音声再生部１２
は、電源スイッチ切替え紐兼用のアンテナ１３、及び電
源供給用の電源コンセント１４に接続されている。さら
に、このコンセント１４は、家庭用の図示しない電灯線
に接続されている。図５は、ＢＧＭ装置８を構成する音
声再生部１２と音声出力手段２５との接続状態を示す回
路ブロック図で、音声出力手段２５内のコンパクトディ
スク２５ａや磁気テープ２５ｂ或いはラジオ２５ｃの音
響ソースは、外部から選択できるようになっており、音
声出力手段２５の音声信号出力部２６は選択された音響
ソースの音声信号により高周波信号を変調する機能を有
する。 即ち、携帯用コントロール装置２８のレーザ信号
発生部２８ａから音響ソースを選択する指令信号を発す
ると、音声出力手段２５内のＣＰＵを内蔵した制御手段
２７が、これをレーザ光受信部２７ａで受信し音声信号
出力部２６に音響ソースの選択を指示するため、音声信
号出力部２６において、指示されて選択したソースの音
声信号により高周波信号を変調する。 そして、音声信号
出力部２６からの変調された高周波信号が音声再生部１
２内に設けられた音声信号入力部１６で受信され、図で
示すように発信回路１７からの上記高周波信号と低周波
数だけ異なる高周波信号とを混合し、周波数変換回路１
８で中間周波数に落とすように構成されている。さら
に、上記周波数変換回路１８で中間周波数に落とした信
号を増幅回路１９で増幅し、検波回路２０で検波した
後、ダイナミックレンジの幅を調節する振幅圧縮回路を
内蔵した低周波増幅回路２１に搬送する。その低周波増
幅回路２１の振幅圧縮回路を通すことによって、高振幅
の入力信号は抑えられ、全体的に静かな音に整えられ
る。この音信号はスピーカ１１に送られ、家庭の室内の
空間部に発射されるように構成されている。ところで、
音声再生部１２の電源は、電源スイッチ回路２２で２つ
に分けられる。また、この電源スイッチ回路２２は、平
滑回路が内蔵されていて、その平滑回路からの出力は、
上記音声信号入力部１６乃至検波回路２０などの回路に
供給されている。そして、図中＋Ｂ１の部分には、常時
数ｍＡの電流が流れるように設定されている。また、音
声信号入力部１６で上記高周波信号を受信すると、周波
数変換回路１８に信号電流が流れるが、この信号電流の
一部を電源スイッチ回路２２に導き、電源スイッチ回路
２２の検波回路で整流し、その信号で内蔵されているス
イッチング回路を作動させ、電源＋Ｂ２を低周波増幅回
路２１に供給する。こうした構成にすることにより、常
時流れる電流を減らすようになっている。なお、この実
施例では、音響ソースを選択する指令信号としてレーザ
光を使用したが、これに限定されるものではなく、赤外
線などを用いることもできる。 図６は、本考案の第２実
施例を示す回路ブロック図である。第１実施例で説明し
た同等の部材や部品などについての説明はここでは省略
する。この実施例の場合には、家庭用オーディオ装置２
３の音響ソースの中からいずれかを選択してそれを再生
すると、家庭用オーディオ装置２３に備えられた音声信
号出力部３１の変調回路３１ａで、再生されたソースの
音声信号により赤外線信号（高周波信号）を変調し、そ
の赤外線信号出力手段３１ｂで、これを蛍光灯３に装着
された音声再生部１２に送信する。そして、音声再生部
１２において、送信された赤外線信号を受信して周知の
光電子回路３２で光信号を電気信号（高周波信号）に変
換した後、第１実施例で説明したのと同様な方法で、変
換された高周波信号とこれに対し低周波数だけ異なる高
周波信号とを混合して中間周波数に変え、この中間周波
数信号から音声信号を再生する。 本実施例では、家庭用
ＢＧＭ装置２３から音声再生部１２への光信号搬送手段
として赤外線を用いたものについて説明したが、レーザ
光を用いたものであってもよい。
【０００７】
【考案の効果】本考案の家庭用ＢＧＭ装置によれば、蛍
光灯に着脱可能なので、どこの部屋の蛍光灯にでも装着
されて心地好い快適な音響空間をつくることができ、し
かも、コンパクトディスクや磁気テープ或いはラジオな
どの無線受信手段の音響ソースの中からいずれかを選択
してその場に適したＢＧＭを流すことができるととも
に 、選択した音響ソースに対して外部からの混信の影響
を受けにくくすることができる。 また、本考案の家庭用
ＢＧＭ装置によれば、音声再生部のみを蛍光灯に着脱可
能にして着脱部位を小型化したので、どこの部屋の蛍光
灯にでも簡単に装着できるとともに、一ヶ所の家庭用オ
ーディオ装置の音声発生部から発した音声信号を数ヶ所
の蛍光灯に装着された音声再生部で同時に再生し、しか
も外部からの混信の影響を受けにくくすることができ
る。
光灯に着脱可能なので、どこの部屋の蛍光灯にでも装着
されて心地好い快適な音響空間をつくることができ、し
かも、コンパクトディスクや磁気テープ或いはラジオな
どの無線受信手段の音響ソースの中からいずれかを選択
してその場に適したＢＧＭを流すことができるととも
に 、選択した音響ソースに対して外部からの混信の影響
を受けにくくすることができる。 また、本考案の家庭用
ＢＧＭ装置によれば、音声再生部のみを蛍光灯に着脱可
能にして着脱部位を小型化したので、どこの部屋の蛍光
灯にでも簡単に装着できるとともに、一ヶ所の家庭用オ
ーディオ装置の音声発生部から発した音声信号を数ヶ所
の蛍光灯に装着された音声再生部で同時に再生し、しか
も外部からの混信の影響を受けにくくすることができ
る。
【図１】 本考案の第１実施例に係る装置が取りつけら
れる家庭用蛍光灯を斜め下方から見た斜視図である。
れる家庭用蛍光灯を斜め下方から見た斜視図である。
【図２】 図１の家庭用蛍光灯に本装置を装着した状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図３】 図１の家庭用蛍光灯に本装置を装着した状態
を示す底面図である。
を示す底面図である。
【図４】 図３のＡ−Ａ断面図である。
【図５】 本装置の回路構成を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図６】 本考案の第２実施例に係る装置の回路構成を
示す回路ブロック図である。
示す回路ブロック図である。
Ｌ 家庭用蛍光灯 ８ ＢＧＭ装置１２ 音声再生部 ２３ オーディオ装置 ２５ａ コンパクトディスク（音響ソース） ２５ｂ 磁気テープ（音響ソース） ２５ｃ ラジオ（音響ソース）２６ ３１ 音声信号出力部 ２７ 制御手段 ２７ａ レーザ光受信部３１ａ 変調回路 ３１ｂ 赤外線信号出力手段
Claims (2)
- 【請求項１】 一般家庭用として用いられる蛍光灯に着
脱可能に形成され、音響ソースの音声信号により高周波
信号を変調する音声信号出力部を備え、前記高周波信号
と該高周波信号に対し低周波数だけ異なる高周波信号と
を混合して中間周波数信号に変え、該中間周波数信号か
ら前記音声信号を再生する音声再生部を備えるととも
に、外部から指令される前記音響ソースの選択指令信号
を受信し、該受信信号に基づいて前記音声信号出力部に
前記音響ソースの選択を指示する制御手段を備えてなる
ことを特徴とする家庭用ＢＧＭ装置。 - 【請求項２】 一般家庭用として用いられる蛍光灯に着
脱可能に形成され、家庭用オーディオ装置の音響ソース
から生起する音声信号により変調された高周波信号を受
信し、受信した高周波信号と該高周波信号に対し低周波
数だけ異なる高周波信号とを混合して中間周波数に変
え、該中間周波数信号から前記音声信号を再生する音声
再生部を備え、前記家庭用オーディオ装置に、前記音響
ソースの音声信号により前記高周波信号を変調し、該変
調信号を前記音声再生部に送信する音声信号出力部を備
えてなることを特徴する家庭用ＢＧＭ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991097642U JP2511898Y2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 家庭用ｂｇｍ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991097642U JP2511898Y2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 家庭用ｂｇｍ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528200U JPH0528200U (ja) | 1993-04-09 |
| JP2511898Y2 true JP2511898Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=14197782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991097642U Expired - Lifetime JP2511898Y2 (ja) | 1991-09-21 | 1991-09-21 | 家庭用ｂｇｍ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511898Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS62192383A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-22 | Hidetoshi Tsuchida | ポリテトラアザポルフイン鉄錯体および有機磁性材料 |
| JPS6371536A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-31 | Hitachi Ltd | 内燃機関の空燃比制御装置 |
| JP2626079B2 (ja) * | 1989-08-23 | 1997-07-02 | 松下電器産業株式会社 | シャワー装置 |
-
1991
- 1991-09-21 JP JP1991097642U patent/JP2511898Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528200U (ja) | 1993-04-09 |
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