JP2510490Y2 - 人体中間部緊縛用バンド - Google Patents

人体中間部緊縛用バンド

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JP2510490Y2
JP2510490Y2 JP1992057198U JP5719892U JP2510490Y2 JP 2510490 Y2 JP2510490 Y2 JP 2510490Y2 JP 1992057198 U JP1992057198 U JP 1992057198U JP 5719892 U JP5719892 U JP 5719892U JP 2510490 Y2 JP2510490 Y2 JP 2510490Y2
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Inventor
久男 堀江
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有限会社堀江企画
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、腰部、臀部、腹部、
胸部下方および背中下方(本願においてはこれらを人体
中間部と言う)を緊縛するための弾性バンドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体中間部を緊縛するために、人
体中間部の各部個別の弾性バンドを使用しており、ま
た、それぞれの弾性バンドは均一の弾力の布地で作られ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来は、人体中間部の
各部個別の緊縛用バンドを備えなければならず、かつ、
それぞれの緊縛用バンドの弾力が均一であるので、弾力
が弱いと緊縛の効果が上がらず、弾力が強いと幅広く強
く人体中間部を押さえるので、血液の循環を悪くする。
【0004】この考案は一個の緊縛用バンドで人体中間
部複数の部分を緊縛することができ、また、緊縛用バン
ドを弾力の異なる部分より構成して、永く着用しても血
液の循環を阻害しない人体中間部緊縛用バンドを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】弾性バンドの両端部が切
り込みによりそれぞれ2またはそれ以上の複数に分割
し、それら部分の先端部に係止具を設ける。弾性バンド
を、長手方向中心線にほぼ平行の弾力の異なる2または
それ以上の部分より構成するのが好ましい。また、弾性
バンドを弾力の異なる2または3部分より構成し、その
それぞれが、更に長手方向中心線にほぼ平行の弾力の異
なる部分を繰り返して構成するのが好ましい。
【0006】切り込みにより分割された部分が長さを異
にし、それぞれの分割された部分の先端部に係止具を設
ける。この場合に、分割された端部の長い方の端部が、
少なくとも短い方の端部より突出した部分において、短
い方の端部側へ膨出して幅広く形成するのが好ましい。
【0007】
【作用】緊縛用バンドの両端の切込みにより分かれたそ
れぞれの複数部分は、人体中間部の各部の凹凸に対応し
て係止を可能にする。
【0008】緊縛用バンドの長手方向中心線に平行の弾
力の強さの異なる複数の部分により、人体中間部の各部
を異なる強さの弾力で緊縛する。
【0009】緊縛用バンドの長手方向中心線に平行の弾
力の強さの異なる複数部分のそれぞれが、さらに弾力の
強さの異なる平行の部分のくり返しにより、人体中間部
を幅広く均一の弾力で緊縛するのを防ぐ。
【0010】両端部の切り込みにより分割された長さの
異なる部分は、着用時に、係止具で重ねた部分の位置が
ずれて、必要以上に嵩張らず、体形や服装のスタイルを
くずさない。分割された端部の長い方の膨出幅広の部分
は、着用時腹のふくらみで切り欠き部分に隙間が生じる
のを防ぐ。
【0011】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。弾
性バンド1は、その両端部に、長手方向に切り込み2、
2を設け、切り込み2により分離されたそれぞれ2つの
先端部に係止具を設ける。弾性バンド1の両端部それぞ
れに2箇所切り込み2を設けて、3つまたはそれ以上の
先端部に分離してもよい。
【0012】前記係止具がマジック(登録商標)接着テ
ープである場合には、一方の2つの先端部の表面に雄の
マジック接着テープ3、3を、他方の2つの先端部の裏
面に雌のマジック接着テープ4、4を設ける。それぞれ
の先端部を3つまたはそれ以上に分離させたときには、
それら分離した先端部のそれぞれに係止具を設ける。
【0013】マジック(登録商標)接着テープ3および
4の代わりに、ボタン、ホック、鉤ホック、紐等の公知
の係止具を用いてもよい。
【0014】弾性バンド1は、弾力が長手方向に内部よ
りも縁部の方を弱くするのが好ましい。
【0015】また、弾性ベルト1は、長手方向中心線に
平行な弾力の強さの異なる2つの部分5および6で形成
するのが好ましい。部分5と6の幅は同じでなくてもよ
い。
【0016】更にまた、弾性バンド1の弾力の強さの異
なる部分5および6はそれぞれ均一であってもよい。ま
た、部分5および6は、それぞれ長手中心線に直交方向
に、両側部よりも内部の方が弾力を強くするのが好まし
い。更に、図2に示すように、長手中心線に平行に、縁
部から、弾力の強さの異なる幅のa部分とb部分が複数
回繰り返してなる部分7と、弾力の強さの異なる幅のc
部分とd部分が複数回繰り返してなる部分8とで構成す
るのが好ましい。その場合の弾性の強度は、a<b、c
<d、b<d、a≦cとする。
【0017】先端部が3またはそれ以上の部分に分割さ
れている場合には、弾性バンド1は、それぞれ分割され
た幅に応じた部分の弾力の強さを異にするのが好まし
い。その場合、それぞれの部分が長手中心線に平行に弾
力の異なる幅の繰り返しで構成するのが好ましい。前記
3またはそれ以上の部分の弾力の強度は、それぞれ異な
るか、または、いずれかの部分が他の部分と異なるよう
にする。
【0018】弾性バンド1は、2枚またはそれ以上のベ
ルトを平行にし、両端部を残して中間部を互いに縫い合
わせて形成してもよい。
【0019】この考案に係る弾性バンドを使用する場合
には、弾性バンド1を人体中間部に当てた後、両端部を
腹部前方に持ってきて、切り込み2により分離された先
端部分を平行にするか、または、交叉させて、雄のマジ
ック接着テープ3と雌のマジック(登録商標)接着テー
プ4とを接着させて係止する。
【0020】上記実施例の弾性バンドの分割された端部
が同じ長さの場合には、着用時に弾性バンドの端部が全
幅に渡って人体中間部の同じ位置で重なるので、着用し
た衣服に大きな脹らみが生じて体系がくずれて好ましく
ない。この問題を解決するためには、図3および図4に
示すように、分割された弾性バンドの端部の長さを異に
して着用時に、端部を重ねて係止具で係止した位置を上
下でずらすのが好ましい。
【0021】図3に示す弾性バンド7は、上部用バンド
8と下部用バンド9とを1枚のベルトで形成したもので
ある。すなわち、1枚のベルトの両端に切り込み10を
設け、一方の端部では上部用バンド8の方が下部用バン
ド9よりも長く、他方の端部は下部用バンド9の方が上
部用バンド8よりも長くする。図4に示す弾性バンド1
3は、上記と同様の手法で先端部を3つに分割したもの
である。
【0022】上部用バンド8および下部用バンド9の端
部または其の他の端部には前記実施例と同様に係止具を
取り付ける。
【0023】係止具としてマジック(登録商標)接着テ
ープを用いる場合には、雄マジック接着テープ11の隣
には雌マジック接着テープ12を設ければ、使用してい
ない保管時に、端部を折り重ねて、雄マジック接着テー
プとその隣の雌マジック接着テープを接着させておけ
ば、雄マジックが、弾性バンドの他の部分または、他の
衣服を傷めるのを防止することができて好ましい。
【0024】弾性バンド7は、先の実施例の弾性バンド
と同じく長手方向に平行に弾力の異なる部分で構成する
のが好ましい。
【0025】なお、両端の切り欠きにより分割された部
分を重ねた時に、腹の膨らみで切り欠き部分にすきまが
出来て腹が見えるが、これを防止するために、弾性バン
ド7の分割された両端部の、長い方の端部の内側または
内側と外側を、弾性バンド7の長手中心線方向に、切り
欠き10の側方部分よりも幅をふくらませて幅広に形成
すれば、隙間が生ぜずに、腹が見えることもない。図3
に示すものは、内側を膨出させたものを示す。分割され
た両端部は、長い方の端部が、少なくとも短い方の端部
より突出した部分において、短い方の端部側に膨出して
幅広くするのが好ましい。また、膨出部分は、長い方の
端部の、切り欠きの縁部全般にわたって設け、不使用時
に長い方と短い方の端部が少々重なってもよい。
【0026】弾性バンドには、公知のように、長手方向
に直角に、または傾斜して複数のコイルボーン(図示省
略)を取り付けるのが好ましい。
【0027】
【効果】この考案による弾性バンドは、人体中間部の凹
凸に適合して安定確実に着用でき、その上に着用する衣
服の着くずれがせず、人体中間部の各部を緊縛する弾性
強度を異にすることができ、また、弾性バンドが強弱弾
性の繰り返した布地で構成されているので、人体中間部
の各部を幅広く一様の弾力で押さえないので、血液の循
環を阻害することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾性バンドの平面図である。
【図2】弾性バンドの弾力の強さの説明図である。
【図3】弾性バンドの平面図である。
【図4】弾性バンド平面図である。
【符号の説明】
1 弾性バンド 2 切り込み 3 雄のマジック(登録商標)接着テープ 4 雌のマジック接着テープ 5 部分 6 部分 7 弾性バンド 8 上部用バンド 9 下部用バンド 10 切り込み 11 雄マジック接着テープ 12 雌マジック接着テープ 13 弾性バンド 14 上部用バンド 15 中間用バンド 16 下部用バンド

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性バンドの両端部が、切り込みにより
    それぞれ複数部分に分かれ、それら分割された端部が、
    長さを異にし、それぞれの端部先端部に係止具を備えた
    ことを特徴とする人体中間部緊縛用バンド。
  2. 【請求項2】 分割された端部のうち、長い方の端部
    が、少なくとも短い方の端部より突出した部分におい
    て、短い方の端部側へ膨出して幅広く構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載の人体中間部緊縛用バンド。
  3. 【請求項3】 端部先端部の係止具が、雌雄のマジック
    (登録商標)接着テープと、更に前記雄のマジック接着
    テープの隣に設けた、前記雌のマジック接着テープとは
    別の雌のマジック接着テープとよりなることを特徴とす
    る請求項1または請求項2のいずれかに記載の人体中間
    部緊縛用バンド。
JP1992057198U 1992-04-15 1992-07-21 人体中間部緊縛用バンド Expired - Lifetime JP2510490Y2 (ja)

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JP3167592 1992-04-15
JP4-31675 1992-04-15
JP1992057198U JP2510490Y2 (ja) 1992-04-15 1992-07-21 人体中間部緊縛用バンド

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JPH0625309U JPH0625309U (ja) 1994-04-05
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