JP2510489B2 - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JP2510489B2
JP2510489B2 JP60031178A JP3117885A JP2510489B2 JP 2510489 B2 JP2510489 B2 JP 2510489B2 JP 60031178 A JP60031178 A JP 60031178A JP 3117885 A JP3117885 A JP 3117885A JP 2510489 B2 JP2510489 B2 JP 2510489B2
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は複数の給紙口を有し、そのうちの1つを選
択して給紙する複写装置に関する。
従来技術 同一サイズの複数用紙に対して複数段の給紙カセット
を設けるようにした複写機において、従来は、同一サイ
ズの用紙が多段に渡ってセットしてあった場合に、ユー
ザーが選択した給紙カセットの用紙がなくなるまでその
給紙カセットから給紙を行い、その給紙カセットの用紙
がなくなると、その他に同一サイズのペーパーがセット
されたカセットから給紙をするようになっていた。しか
し、この方法では第1枚目のコピーの時に同一サイズ
で、よりレジストローラーに近い給紙口があるのにユー
ザーが、遠い方の給紙口を選択してしまった場合に、用
紙がレジストローラーに達するのに長い時間がかかり、
結局は第1枚目のコピーに長い時間を要することになる
という欠点があった。
発明の目的 この発明は上述の問題を解決するためになされたもの
であって、複写動作の開始を指示する開始信号に応じて
開始される第1枚目のコピーに要する時間を短縮した複
写装置を提供することを目的とする。
発明の構成 上述の目的を達成するためにこの発明は、用紙を供給
する複数の給紙口を有する複写装置において、供給され
る用紙の種類を判別する種類判別手段と、供給すべき用
紙の種類を選択する種類選択手段と、該種類選択手段に
よって選択された種類の用紙を、少なくとも2つ以上の
給紙口から供給可能である場合、給紙口とレジストロー
ラーまでの距離が最も短い給紙口を自動的に選択する給
紙口選択手段と、複写動作の開始を指示する入力手段
と、入力手段による開始信号に応じて、給紙口選択手段
によって選択された給紙口から用紙を給送する給送手段
とを備えたことを特徴とする。
この構成によって、同一種類の用紙が複数の給紙口に
あるときには、第1枚目のコピーではレジストローラー
に最も近い給紙口が給紙される。
実施例 第1図に本体の断面図を示す。図において、100は複
写機本体、30,505,506,507,508は中間ローラーであり、
31はタイミング(レジスト)ローラーである。1は感光
体、20,21,19,501,502,503は給紙ローラーである。200,
50,51,52,53,54は給紙カセットであり、カセット200に
ついては手差も兼用している。22は中間ローラー、32は
搬送ローラーと同一駆動の定着ローラー、33は排出ロー
ラーである。SE10からSE49はペーパーサイズ検出用及び
色判別用センサーである。給紙された紙はタイミングロ
ーラー31の前の搬送物検出用センサーSE8をONすると、
スキャナーがスキャンを開始し、レジストローラーの手
前でループを作成して待っている用紙とレジストを合わ
せる為にスキャナーからレジスト信号を送り、その信号
によって用紙が動き出す。動き出した用紙は、定着され
て排出される。
第2図に操作面を示す。本図では、用紙サイズを用紙
サイズ選択キー70で選択できる。カセットの選択キーは
ない。用紙サイズを選択することによって自動的にその
用紙サイズの用紙が収納されているカセットの位置のLE
D71a〜71fが点灯するするようになっている。しかし、
カセットを選択して用紙サイズをマイコン(マイクロコ
ンピュータ)が自動的に判別して点灯するようなもので
も本発明は、応用可能である。
第3図に制御装置の構成図を示す。201は複写制御用
のマイコン、202は給紙制御用のマイコンである。図中
キーマトリックス80Mにおいて各スイッチは第1表の如
く入力に対応している。出力は各給紙ローラーの回転の
為に6コ、各中間ローラーの駆動の為に5コ、タイミン
グローラー、感光体,定着モーターの駆動にそれぞれ独
立に出ている。ただし、搬送ベルトと搬出ローラーは定
着モーターと同一駆動であり、同一ポートから出力され
ている。表示装置への出力としては、どのカセットが選
択されたかを表示する為の出力としてカセット1からカ
セット6までそれぞれ独立に6端子の出力がある。光学
系駆動の為の信号としては、SCAN信号がある。そして、
光学系からの入力としてレジスト信号がある。また、コ
ピー枚数は99枚まで設定可能な複写装置を想定して、7
つのポートを入力端子として割り当てている。
第4図にタイミングチャートを示す。図中において、
第一の給紙カセットから給紙されて、第二の給紙カセッ
トから給紙される時に、第一の給紙カセットから給紙さ
れた紙のレジスト信号を基準としたタイマーを用いて制
御しているが、基準とする信号は必ずしもレジスト信号
でなくてもよい。
例としてユーザーがA4ヨコの用紙を選択した時に、A4
ヨコのサイズの同質同色の用紙が第2カセット51と第5
カセット54に入っていた場合(ただし、第1カセットか
ら第6カセットは、第1図において最上部のカセット20
0から順番にカセット1,カセット2と順次対応している
ものとする。)、一枚目と2枚目はタイミングローラー
31に近いカセット50の方から給紙されるので、操作部の
表示は第5図の如く、A4Yと第2カセット50のLEDが点灯
し、第6カセット54の給紙口から給紙されるようになる
と第6図の如く第6カセット54のLEDが点灯するように
なっている。
入力されたサイズコードとカラーコードが第1カセッ
ト200のRAMエリアに記憶される。第1〜第6カセットも
同様の形式で入力される。ペーパーサイズコードは、6
種類の用紙を分類する為に3bitとっている。カラーコー
ドは、本実施例では白の用紙がカラーコードされていれ
ば0、赤い用紙がセットされていれば1になるように、
第1カセット200の場合はセンサーSE15によって反射光
の大きさによって検出している。第2カセット50〜第6
カセット4の場合も同様の方法で用紙の色を検出して行
っている。この実施例では、白と赤しか見ていないが、
どのような色の用紙が挿入されていても検出できるよう
な複写装置にもこの発明は利用できる。
上述の複写機の動作を制御するプログラムを以下に説
明する。このプログラムはマイコン201によって制御さ
れる。第7図は全体フローであり、マイコン201の初期
設定(ステップS1)の後、各サブルーチンを処理し続け
る。通紙制御のステップS2では、通紙系の駆動制御を行
っている。
カセットの選択ルーチンS3では、同一種類の用紙が入
ったカセットがあるかどうか及び幾つ存在するかを調べ
ている。給紙制御1ルーチンS4では、コピー開始時に給
紙する給紙カセットについての制御である。つまり、ユ
ーザーに選択された用紙サイズと同一の種類の用紙が複
数個のカセットに亙って存在するときには、レジストロ
ーラーに近い方から給紙するのであるが、この給紙制御
1ルーチンS4では、レジストローラーに最も近い給紙装
置の制御を行っており、同一種類の用紙がない場合は、
コピーの終了までこのルーチンS4で給紙制御を行う。
給紙制御2のルーチンS5では、第二の給紙口の制御を
行っている。すなわち、レジストローラーからの距離が
最も遠いカセットについての制御である。たとえば、前
の例で言うと、A4Y(Yは黄色の用紙を表す)が、給紙
カセット200と502に入っている場合、給紙カセット200
のローラーについての制御は給紙制御1ルーチンS4で行
い、給紙ローラー502の制御は給紙制御2ルーチンS5で
行う。
表示ルーチンでは、現在どのカセットを選択している
かをLEDの点灯で示す為の表示ルーチンである。
終了ルーチンでは、コピーの終了を判断して駆動の停
止を行っている。キー入力のルーチンではプリントキー
の入力を処理している。次に各ルーチンについて説明す
る。
初期設定では、マイコンの初期設定を行っており、す
べてのフラグに0を代入している。
通紙制御では主に中間ローラー及びタイミングローラ
ー31の制御を行っている。第9図にその動作を示す。第
9図は、通紙制御ルーチンの状態を判定して適切なルー
チンの状態を判定して適切なルーチンへ飛ばす為のフロ
ーである。第10図は、プリントキー72ONからタイマーF1
後に各中間ローラー,搬出ローラー,定着ローラー,感
光体を駆動させる。そして、マイコン201のカウンタMOV
ECTをインクリメントさせることによって、次のM2のル
ーチンへ進める。第11図は、センサーSE8のONを判定し
ており、用紙が中間ローラー30を通過してセンサーSE8
がONするとステップSM22で光学系にスキャンをさせて原
稿走査する。一方、ステップSM21で、ループを作る為の
タイマーM1を設定して、第12図でタイマーM1の終了後に
ステップSM31で中間ローラー30を停止させる。第13図で
は、その後、レジスト信号が入力されると中間ローラー
30とタイミングローラー31をONさせている。第14図で
は、コピーが終了したかどうかを判定し、終了でなく、
マルチコピーの場合は、M2ルーチンへ戻って同様のこと
を繰り返す。終了の場合は、通紙制御ルーチンを終了す
る。
第14図にカセットの選択ルーチンを示す。このルーチ
ンでは、用紙サイズ選択キー70を押した時に、どういう
サイズ及び色の用紙が選択されたかを情報として、SIZE
PAのRAMエリアへ入れており、同じ種類の紙がいくつ存
在するかも数えている。ただし、用紙サイズ及び用紙の
色は、第1図のセンサーSE10〜SE49で判定している。
第15図では、用紙サイズ選択キー70を押した時に現在
どのカセットが選択されているのかを判定する為のカウ
ンタCTSELへの書き込みをしている。
まず、コピー中はカセットの変更ができないようにす
る為に、コピー中は“1"となるフラグFCOPYが0かどう
かをステップKO1で判定している。フラグFCOPYが1であ
れば第21図のRETURNに行ってコピー中はこの第15図のル
ーチンは無視される。FCOPYが0であればステップKO2に
進み、次にペーパーサイズ選択キーがおされるとステッ
プKO3に進み、カウンタCTSELを1だけプラスする。選択
できるカセットが6種類なので、カウンタCTSELが6を
こえるとカウンタCTSELのないようを1に戻している。
第15−2図では、カウンタCTSELの値によって選択さ
れたカウンタに入っている用紙サイズと色の情報をメモ
リSIZEPAに代入している。ただし、各第1カセット200
から第6カセット54までに入っている用紙サイズと色の
情報は、第1図のセンサーSE10〜SE49で判定されて第1
カセット200から第6カセット54までの各メモリへ用紙
サイズと色のデータが入力される。
第15−3図と第15−4図では、同一サイズ同色の用紙
が何種類セットされているかを調べており、最終的にメ
モリPAEQUAにその値がセットされる。
なお、この実施例では用紙サイズ選択キーは直接サイ
ズを選択するものでなく、カセットを選択するものであ
る。このキーをオンする度にカセットは1→2→3→4
→5→6→1と循環するように制御されている。
そして、選択されたカセットに収容されている用紙の
サイズが表示部に表示される。
第16図のステップFO1〜FO8において、給紙制御用カウ
ンタ1FEED1CTの内容にしたがって各ステートまたはブロ
ックF1〜F8へ振り分ける。
ブロックF1ではこのステートは、プリントON信号が入
力されると戻るステートなのでプリントONからのタイマ
ーで給紙をさせる為にタイマーF1をSETしている。この
タイマーは、コピー開始の為の条件をそろえる為のタイ
マーである(たとえばドラムの前処理など)。ブロック
F2ではタイマー終了時にタイミングローラーに近い方の
給紙口から給紙をして、給紙ローラーを回転する時間を
タイマーF2にセットしている。この給紙1のONルーチン
では、第1枚目の複写の際にタイミングローラー31に最
も近い給紙カセットを選択して、そのカセットの給紙ロ
ーラーを回転させて給紙をする。ブロックF3では、給紙
ローラーのOFFを給紙1のOFFルーチンタイミングローラ
ーに最も近い給紙ローラーに対して行っている。また、
同一種類の用紙サイズが2種類以上存在する時は第二給
紙用ルーチンに起動をかけている。ブロックF4は、すべ
ての枚数分コピーを写し終えたかどうかを判定し、すべ
て写し終えた場合は、給紙ルーチンを終了させている。
ブロックF5では、次の給紙をさせる為のタイマーF3をセ
ットする為のルーチンである。光学系からレジスト信号
が入力されると、タイマーF3をスタートさせる。
ブロックF6は、タイマーF3の終了と同時にタイミング
ローラー31に最も近い給紙口から給紙させている。そし
て同時に給紙ローラーをOFFするタイマーF4をセット
し、ブロックF7でそのタイマーF4の終了後、給紙ローラ
ーをOFFしている。ブロックF8では、今まで給紙してき
た用紙と同サイズ,同質,同色の用紙が他の給紙カセッ
トにも存在する場合は、給紙制御1ルーチンを終了し、
この後の給紙は、給紙制御2のルーチンで、タイミング
ローラーからの距離が最も遠い同サイズ,同質,同色の
用紙が収納されたカセットに対して行われる。ブロック
F8において、同一サイズ,同色,同質の用紙が他のカセ
ットに存在しない場合は、給紙制御1のルーチンでひき
続き行わせる為に、ブロックF3のフローに戻って同様の
ことをくり返す。
第17図に給紙制御2のルーチンを示し、ステップFO9
〜FO12ではカウンタFEED2CTの内容によって各ステート
へふり分ける。
ブロックF9は、枚数分給紙したかどうかを判定してお
り、給紙し終えた場合は、給紙制御2のルーチンを終了
する。終了していなければ、次のステートへ行く。ブロ
ックF10ではレジスト信号が入力されたかどうかを判定
しており、レジスト信号が入力されると、第二の給紙口
から給紙されるようにタイマーFE1をセットする。そし
て、ブロックF11でタイマーFE1の終了判定を行い、終了
すると、第二の給紙口から給紙をする。これによって第
3枚目からのコピーは第二の給紙口からの給紙により行
われる。そして、第二の給紙口が選択されたことをLED
CA2を点灯して表示し、第一の給紙口の選択を解除した
ことを示す為に、第一の給紙口の点灯表示用のLEDCA1を
消す。そして、給紙ローラーを止める為のタイマーをセ
ットする。ブロックF12でタイマーFE2が終了すると給紙
ローラーを止めて、ブロックF9のステートへ戻る。
第18図と第19−1図はカセット用LEDの表示ルーチン
を示す。このルーチンでは、選択されたカセット50〜5
4,200に対する表示の為のLED CA1〜CA6(第2図)の点
灯及び消灯を示している。まず、カセットの選択がされ
て変更された場合、以前に点灯していたカセットのLED
を消す必要がある為にカセット表示をまずすべて消して
いる。その次に、変更のあるなしにかかわらず現在選択
されているカセットについて点灯を行っている。ただ
し、まず、タイミングローラー31までの距離が近い給紙
カセットを選択する為に判定の順番が、カセット2〜カ
セット6とタイミングローラー31までの距離が近い順に
判定している。すなわち、ユーザーが用紙サイズ選択キ
ーを押しても選択したカセットに入っている用紙サイズ
と色が同一の用紙が2種類以上存在する場合は、タイミ
ングローラー31に近い方のカセットのLEDを点灯するよ
うになっている。
しかし、コピー中に途中からタイミングローラー31か
ら遠い方の給紙カセットに変更して給紙する場合に表示
も変更した給紙口のLEDを点灯させなければならない為
に、その場合のフローを第19−2図に示す。このルーチ
ンに来るのは、タイミングローラー31からの距離が遠い
方の給紙カセットから給紙し始めてから枚数分だけ給紙
し終えるまでカウンタFEED2CTが0にならない為にこの
ルーチンに来るようになっている。
カウンタFEED2CTが0以外の値の時は、第19−2図の
ルーチンを実行する。第19−2図のルーチンはタイミン
グローラー31からの距離が遠い方の給紙ローラーを選択
してそのカセットのLEDを点灯している。
第20図に終了ルーチンを示す。コピー動作が終了する
と、中間ローラー,排出ローラー,タイミングローラ
ー,定着ローラー,感光体の駆動を停止させる。そし
て、すべてのフラグを0にする。そうすることによって
複写装置は、待機状態となる。
第21図にキー入力ルーチンを示す。このルーチンはプ
リントキーが入力されたかどうかを判定しており、プリ
ントキーが入力されると、通紙制御,給紙制御1ルーチ
ンを呼び出す為にそれぞれのルーチンカウンタを1にす
る。そして、コピー中であることを示す為にFCOPYフラ
グを1にする。また、このルーチンはエッヂ処理を行っ
ている為に、FPRINEフラグを1にして、ルーチンの最初
に判定に用いている。また、PAEQUAが0かどうかの判定
をしているが、これは選択したペーパーサイズがどの給
紙カセットにも入っていなかった場合で(第16図参
照)、その場合にプリントキーを押した時にはコピー動
作を開始しないようにしている。第22図にシングルコピ
ー、又はマルチコピーの場合に最初に給紙動作をさせる
カセットを選択して給紙ローラーをONさせるフローを示
す。SIZEPAは、B5からA3までの用紙サイズのコードを記
憶する記憶エリアの番地を示しており、その番地に選択
された用紙サイズコードが記憶されている。まず、この
ルーチンは、タイミングローラー31から給紙口までの距
離が最も近い給紙口の給紙ローラーを回転させる時に呼
ばれ、このルーチンの中でタイミングローラー31までの
距離が最も近い給紙口を選択して、その給紙口の給紙ロ
ーラーを回転させるようになっている。即ち、選択され
た用紙サイズのコード(SIZEPA)と、レジストローラー
までの距離が最も短い第2給紙カセット51に入っている
用紙のサイズコード(CASET2)とを比べて、等しけれ
ば、この給紙カセットの給紙ローラー21を回転させる。
等しくなければ、タイミングローラー31までの距離が第
2給紙カセット51の次に近い第3給紙カセット52に入っ
ている用紙のサイズコード(CASET3)とSIZEPAとを比べ
て等しければ第3給紙カセット52の給紙ローラー21を回
転する。同様に第6給紙カセット54まで判定を行い、ど
れでもなければ、第6給紙カセット54の給紙ローラーを
回転させる。第6給紙カセットの判定がないのは選択さ
れた用紙サイズが、被写機内にセットされていないとき
は、コピーがとれない為、このルーチンに来ないから、
最後の第5給紙カセット53と比べて等しくないときは、
選択された用紙サイズは、第6給紙カセット54と等しい
ということになる。以上のような動作で給紙ローラーが
回転して給紙を始める。
次にタイミングローラーまでの距離が最も短い給紙口
の給紙ローラーのOFFについて第23図で説明する。ロー
ラーのOFFは、起動をさせた給紙ローラーを止める為
に、第22図と同様の順番でペーパーサイズを比べていっ
て、給紙ローラーをOFFしている。
次に、マルチコピーの際に、途中で給紙口を替えて給
紙をする為の給紙口の選択及びその給紙ローラーの回転
をさせる為のフローを第24図に示す。このルーチンは、
選択された用紙サイズが複数の給紙カセットに存在する
場合に、マルチコピーを実行した時に呼ばれるサブルー
チンである。また、ここではタイミングローラー31から
の距離が遠い方の給紙口を選択されるようになっている
為に第23図の場合とは逆にタイミングローラーからの距
離が最も遠い給紙カセット54の用紙サイズから比べてい
る。判定の結果、等しい時は第1図に示す給紙ローラー
503を回転させる。等しくなければその次にタイミング
ローラーからの距離が遠い第5給紙カセットの用紙サイ
ズと比べて同様の処理を行う。給紙ローラーのOFFは、
第25図にフローを示す。ここでは第24図で回転した給紙
ローラーを止める為に、用紙サイズの比較を第24図のフ
ローと同様の順番で行っている。
上述の実施例によれば、複数枚の連続複写開始時に
は、レジストローラー(タイミングローラー)から最も
近い給紙部から給紙し、レジストローラーから遠い給紙
部からの給紙が追いつくようになったとき、その給紙部
から給紙をひきつづいて行うようにしたものである。
たとえば、3枚以上の連続複写を行うとき、最初の2
枚の複写用紙はレジストローラーから最も近い給紙部か
ら給紙し、3枚目からはレジストローラーから最も遠い
給紙部(同サイズの複写紙を収容しているもの)から給
紙を行うように制御している。
それ故複写機内に同一サイズ及び同一種類の用紙がセ
ットされている時に、マルチコピーの場合、途中でレジ
ストローラーからの距離の遠い方の給紙口を自動的に選
択してコピーを行うことにより、なるべく長い期間、レ
ジストローラーからの距離が短い方の給紙カセットの用
紙を空にしないように制御することができる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は、同一種類の用紙が
複数の給紙口にあるときには、レジストローラーに最も
近い給紙口を選択して給紙を行ってコピー動作を開始す
ることができ、第1枚目のコピーに要する時間を短縮で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の複写機の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の実施例に用いられる操作部の一例を示す
平面図、第3図は第1図の実施例に用いられる制御装置
の一例を示す回路図、第4図は動作を示す波形図、第5
図と第6図は操作盤上のLEDの点灯状態の一例を示す平
面図、第7図から第25図は第3図の制御装置の動作を示
すフローチャートである。 31…タイミングエラー、50〜54,200…カセット、SE1〜S
E8…センサー、201,202…マイコン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を供給する複数の給紙口を有する複写
    装置において、 供給される用紙の種類を判別する種類判別手段と、 供給すべき用紙の種類を選択する種類選択手段と、 該種類選択手段によって選択された種類の用紙を少なく
    とも2つ以上の給紙口から供給可能である場合、給紙口
    とレジストローラーまでの距離が最も短い給紙口を自動
    的に選択する給紙口選択手段と、 複写動作の開始を指示する入力手段と、 入力手段による開始信号に応じて、給紙口選択手段によ
    って選択された給紙口から用紙を給送する給送手段と を備えたことを特徴とする複写装置。
JP60031178A 1985-02-18 1985-02-18 複写装置 Expired - Lifetime JP2510489B2 (ja)

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