JP2510161B2 - 駆動伝達方法 - Google Patents

駆動伝達方法

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JP2510161B2 JP61172599A JP17259986A JP2510161B2 JP 2510161 B2 JP2510161 B2 JP 2510161B2 JP 61172599 A JP61172599 A JP 61172599A JP 17259986 A JP17259986 A JP 17259986A JP 2510161 B2 JP2510161 B2 JP 2510161B2
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【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は駆動伝達方法に関し、特に、複写装置の感光
体ドラムとこれに対向する現像ローラとの間の駆動伝達
方法に関する。
(従来技術) 周知のように、電子複写を行なう場合であって、一成
分系現像剤を用いて感光体上に静電潜像を可視像処理す
る方式のひとつとして、接触現像方式がある。
この接触現像方式は、感光体ドラムの周面に直接、現
像ローラを接触させ、同現像ローラ上に静電的に付着し
ている現像剤、この場合はトナー粉末を感光体ドラム周
面の静電潜像に吸着させる方式である。
そしてこの方式は、磁気ブラシ現像方式よりも比較的
低コスト化が可能であり、また鮮明度も高いという理由
で多用されるようになってきている。
ところで、このような方式にあっては、感光体ドラム
と現像ローラとの間の駆動伝達手段として歯車が用いら
れ、この歯車の組合せによる歯車比によって現像ローラ
が感光体ドラムの約2〜3倍の速度で駆動されている。
しかしながら、歯車による駆動伝達にあっては、歯車
間に存在するバックラッシュによって画像品質を著しく
悪化される虞れがある。
すなわち、第4図において、現像ローラAが駆動側で
感光体ドラムBが従動側である場合でいうと、現像ロー
ラAは安定した接触状態を得るために、感光体ドラムB
に対してかなり強い圧接力を以って接触している。従っ
て、仮りにこの圧接力をP1とすると、感光体ドラムBは
これよりも速く回転する現像ローラの回転により、現像
ローラAとの接触部において、μ1P1(但しμは摩擦
係数)の力によって現像ローラAにつれ回ることにな
る。一方、一般に電子複写を行なう工程には、感光体ド
ラム上に残存するトナー粉末を除去しゅるためのクリー
ニング工程が設定されており、この工程のためにクリー
ニングブレードCが圧接している。
従って、感光体ドラムBは、前述した現像ローラAと
接触部における回転力に対し、クリーニングブレードC
からの圧接力P1により、μ2P2(但し、μ2:摩擦係数、P
2:クリーニングブレードCの接触圧)の力及び他の摩擦
力によって揺動方向とは逆の方向の力、換言すれば制御
力を受ける。
しかしてこれら回転力および制動力は、感光体ドラム
と現像ローラ、および感光体ドラムとクリーニングブレ
ードとの間の接触状態が、これら部材間での機械的誤差
の発明に起因して一様な範囲に収まらないので、感光体
ドラム側の歯車と現像ローラ側の歯車の歯間に存在する
バックラッシュの寸法内で感光体ドラムが現像ローラに
つれ回る段階と歯車同士の噛合う段階とで盲動し、感光
体ドラムに速度差を生じる。この速度差は感光体ドラム
の回転ムラとなり、画像上でのずれ所謂、ジッターが発
生する。しかも、このような状態にあっては、歯車同士
が噛合った時点、つまり歯車同士が衝合した時点で騒音
を発生することになるばかりでなく、この衝合によって
歯車の歯の寿命を損ねるという問題もあった。
そこで、従来では前述した盲動を防止するために、感
光体ドラムおよび現像ローラの相方に騒動モータを連結
することが考えられているが、この構造では、個々の速
度制御が難しく、しかも、前述した速度差が発生する段
階の割り出しおよびこれに対する即応性を可能にするこ
とができず、事実上、先に挙げた問題は解消されない。
また、感光体ドラムおよび現像ローラに対して個々に
駆動モータを設ける方式とは異なり、感光体ドラムと現
像ローラとの間の歯車同士の噛み合い時での盲動を防止
する構成として、歯車の歯面間に存在するバックラッシ
ュの範囲内で常に歯面同士をずれないようにするため
に、感光体ドラムに対して制動を行うようにした構成が
提案されている(例えば、実開昭60−101262号公報)。
しかし、この提案では、感光体ドラムに対する制御構造
として、感光体ドラムの回転軸に設けられたブレーキプ
ーリに接触するブレーキバンド等を備えたブレーキ装置
を特別に設けたものであることから、制動機構が特別に
必要となることで構造が複雑化あるいは大型化すること
は否めない。また、一成分現像剤を用いた現像ローラ
は、感光体ドラムに対して前述したように、かなり強い
圧接力を以って接触しているため、制動に必要な力もか
なり強いものが必要となる。しかし、上記した構成の制
動装置では、ブレーキバンドが接触している位置で集中
荷重を大きくすることができないため、制動力を大きく
する場合、ブレーキバンドに作用する張力を大きくする
ことになり、これによって、感光体ドラムの回転軸に軸
方向一端端部で極端な曲げ負荷が集中してしまう虞れが
ある。このような感光体ドラムの軸方向での負荷増大
は、感光体ドラムと現像ローラとの均一接触を阻害する
ことになり、一成分現像剤による可視像処理を行なって
も、感光体ドラムの軸方向で、所定濃度の画像が得られ
ないことになる。
(目的) 本発明の目的は、従来の感光体ドラムと現像ローラと
の駆動伝達方法の問題に鑑み、画像上のジッターの発
生、回転駆動時の騒音発生および歯車の寿命低下を解消
できるとともに、構造の複雑化や大型化を招くことがな
い駆動伝達方法を得るにある。
(構成) 上記目的を達成するために、本発明は、周面に静電潜
像を担持する感光体ドラムと、その感光体ドラムに対し
て強い圧力の下で直接接触し、表面に有する一成分現像
剤を前記静電潜像に供給する現像ローラとの間の動力伝
達を、上記現像ローラ側に有する歯車と上記感光体ドラ
ム側に有する歯車とを噛み合わせた状態で上記現像ロー
ラ側を駆動入力側として上記感光体ドラム側に伝達する
駆動伝達方法において、前記現像ローラが強い圧力の下
で直接接触することにより得られる上記感光体ドラムに
対する回転力よりも大きい駆動力を、同感光体ドラムの
軸方向に対して均一に配設されたクリーニングブレード
により、同感光体ドラムに対して付与することを特徴と
している。
本発明では、歯車による駆動伝達を実行する際、歯車
同士が噛み合う段階での盲動が、既存の部材であって、
クリーニング装置として機能するクリーニングブレード
によって制動されることにより解消される。
以下、第1図乃至第3図によって発明の実施例の詳細
を説明する。
第1図は第4図相当の説明図であり、同一構造部分に
ついては同一符号で示してある。
本実施例の特徴は、感光体ドラムBに対する現像ロー
ラAの圧接による回転力のμ1P1よりも大きい制動力を
既存のクリーニングブレードを用いて同感光体ドラムB
に印加し、結果としてその制動力により歯車間のバック
ラッシュ内で逆転する感光体ドラム側の歯車の歯面を、
駆動側である現像ローラ側の歯車の歯面に接触させてお
くことにある。
すなわち、現像ローラAの接触によって得られる回転
力をμ1P1とし、ドクターブレードCによって得られる
制動力をμ2P2とすると、μ2P2>μ1P1なる関係を設定
する。
こうすることによって、感光体ドラム側の歯車の歯
は、第2図に示すように、感光体ドラムBが回転方向
(図示矢印方向)と反対の方向にひきづられることによ
って結果的にバックラッシュを無くした状態で現像ロー
ラA側のアイドル歯車の歯に接触する。したがって、現
像ローラA側から感光体ドラムBに対して駆動伝達を行
なうと、上記各部材に装備されている歯車の歯面同士は
常に接触した状態で回転伝達がなされる。
本実施例によれば、感光体ドラムBに対して制動力を
付与する部材であるクリーニングブレードは、ローラ等
と違って、感光体ドラムに対して制動力を付与した状態
で、所謂、リジッドな状態に保持されるものであるの
で、ローラを用いた場合に生じやすい感光体ドラムに対
する回転むら等を引き起こすことがない。これにより、
常に安定した制動力を感光体ドラムに付与することが可
能になる。
なお、回転力と制動力との差は大きい程歯車の歯同士
の接触が確実となるので、ドクターブレードCによる制
動力に加えて他の摩擦力αを設定することも考慮され
る。
この場合、例えば、第1図において、ドクターブレー
ドCとは別に、感光体ドラム周面に接触する制動部材D
を設ける。
すなわち、この制動部材Dは、ばねEによって感光体
ドラムBの周面に圧接するように付勢されている。
したがって、感光体ドラム側の歯車の現像ローラ側の
歯車との間の遊びは、前記制動部材Dとドクターブレー
ドCとによる制動力によって無くされたと同じ結果とな
る。また、制動力で安定域を維持するのと同様な考え方
で回動力を強く加え逆側の歯面に維持する方法でも良
い。
(効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現
像ローラの圧接によって得られる感光体ドラムに対する
回転力に対して、これよりも大きい制動力を加えるとい
う原理によって、感光体ドラム側の歯車と現像ローラ側
の歯車との間の遊び、つまり、バックラッシュ内での盲
動を解消できる。
しかも、バックラッシュをなくすために用いられる制
動機能として、既存のクリーニングブレードを用いるだ
けでよいので、特別な制動機構を必要としないですみ、
構成の簡略化が図れる。これに関して、特別な制動機構
を準備しないで済むことも寄与している。
さらには、感光体ドラムに対して、その軸方向で均一
な垂直方向の力を付与されることができるので、垂直方
向の力を弱くしても軸方向全域に渡っての制動力は十分
得られることになり、これによって、感光体ドラムの軸
方向での変形や制動力の不均一をなくすことが可能にな
る。
加えて、感光体ドラムに対する制動力を付与するクリ
ーニングブレードは、感光体ドラムと略同等な経時変動
を生じるものであるので、感光体ドラムと同様に部品交
換などの管理を行なうことが可能となり、敢えて、制動
手段のみについての部品管理を行なう必要をなくすこと
ができる。したがって、感光体ドラムに対する現像ロー
ラからの駆動伝達時に生じる感光体ドラムの回転ムラを
防止してジッターの発生を解消し、かつ盲動による騒音
発生および歯の寿命低下を防止することができる。
なお、本発明者は、前述した回転力と制動力との差に
よってジッターの発生の可否を実験したところ、第3図
に示すように、上記差が大きい程ジッター発生が少なく
所謂、形成された画像の状態が良好であることが確認さ
れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の駆動伝達方法の実施例を用いる複写装
置の要部を示す説明図、第2図は第1図の複写装置にお
ける感光体ドラム側と現像ローラ側との駆動伝達部の要
部を示す説明図、第3図は本発明の駆動伝達方法の原理
に基づく作用を示す線図、第4図は複写装置の一例を説
明する説明図である。 A……現像ローラ、B……感光体ドラム、C……クリー
ニングブレード、D……制動部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−149632(JP,A) 特開 昭53−3233(JP,A) 特開 昭57−76575(JP,A) 特開 昭53−74435(JP,A) 実開 昭60−101262(JP,U) 実開 昭50−7042(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に静電潜像を担持する感光体ドラム
    と、その感光体ドラムに対して強い圧力の下で直接接触
    し、表面に有する一成分現像剤を前記静電潜像に供給す
    る現像ローラとの間の動力伝達を、上記現像ローラ側に
    有する歯車と前記感光体ドラム側に有する歯車とを組み
    合わせた状態で上記現像ローラ側を駆動入力側として上
    記感光体ドラム側に伝達する駆動伝達方法において、 前記現像ローラが強い圧力の下で直接接触することによ
    り得られる上記感光体ドラムに対する回転力よりも大き
    い制動力を、同感光体ドラムの軸方向に対して均一に配
    設されたクリーニングブレードにより、同感光体ドラム
    に対して付与することを特徴とする駆動伝達方法。
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