JP2509995B2 - クレジット端末機 - Google Patents

クレジット端末機

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JP2509995B2
JP2509995B2 JP1163589A JP1163589A JP2509995B2 JP 2509995 B2 JP2509995 B2 JP 2509995B2 JP 1163589 A JP1163589 A JP 1163589A JP 1163589 A JP1163589 A JP 1163589A JP 2509995 B2 JP2509995 B2 JP 2509995B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クレジット取引可否の問合わせ先である上
位コンピュータとの通信異常発生時にその可否を自動判
定する機能を備えたクレジット端末機に関する。
[従来の技術] 例えばクレジットカードでもって販売商品の代金支払
いを行なうクレジット取引の処理システムは、一般に、
各商品の販売データを登録処理する機能を備えたクレジ
ット端末機を店内に設置し、クレジットカードの発行元
であるクレジット会社にホストコンピュータを設置して
両者をオンライン接続した構成となっている。
このようなクレジット取引処理システムにおいて、ク
レジット端末機は次の如く動作するように構成されてい
る。すなわち、クレジット端末機にて販売登録された商
品についてクレジットカードによる支払いが発生したと
き、カードリーダで客の持参したクレジットカードに磁
気記録されているクレジット会社名(会社コード),会
員番号等のカード情報を読取る。同時にキーパッドから
客が入力した暗証番号を取込む。そして、客の指定する
クレジット支払い方法が入力され、続いて送信キーが操
作されると、上記カード情報,暗証番号,クレジット支
払い金額,支払い方法をクレジット取引データとして該
当するクレジット会社のホストコンピュータへ送信し、
クレジット取引の可否について問合わせる。
各カード発行会社のホストコンピュータには、それぞ
れ契約した顧客の会員番号,暗証番号,客毎に設定され
た許容取引金額,この許容取引金額から既に支出した分
を減額した許容残高などの顧客データが格納された顧客
データファイルが設けられており、クレジット端末機か
らクレジット取引データを受信すると顧客データファイ
ルを検索し、当該顧客の暗証番号が一致していること、
クレジット支払い金額が許容残高を越えていないこと等
を確認すると取引許諾応答をクレジット端末機へ返信す
るようになっている。
そこでホストコンピュータから取引許諾応答を受信し
たクレジット端末機としては、該当するクレジット取引
データに基いて例えば第8図に示すようなクレジット売
上伝票を発行し、1回のクレジット取引を終了するもの
となっている。
しかしながら、上記のようなクレジット取引処理シス
テムにおいては、クレジット端末機とホストコンピュー
タとの通信に異常が発生してオフライン状態に陥ると、
クレジット取引の可否問合わせができなくなる。そこ
で、通常はクレジット会社毎に設定されたクレジット支
払い金額の最大限度額をクレジット端末機の内部または
外部メモリに持ち、オフライン時にはクレジット支払い
金額が該当クレジット会社の最大限度額以内か否かを調
べ、最大限度額以内の場合にはクレジット取引成立を判
定してクレジット伝票を発行するようになっている。た
だしこの場合、クレジット取引データは該当クレジット
会社のホストコンピュータに送信されていないので、店
側でそのクレジット取引データの再入力を行なう必要が
あるため、第8図に示すようにクレジット伝票80の例え
ば右下部分に所定のオフラインマークMを印字し、オン
ライン時のクレジット伝票と区別していた。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、オフライン時のクレジット取引データの再
入力作業は閉店後に行なうのが一般的であり、通常は店
員が取引順に揃えられたその日全てのクレジット伝票の
中からオフラインマークMを頼りにオフライン時のクレ
ジット伝票を抜き出し、その伝票に印字されたクレジッ
ト取引データを再入力し、入力後は一連の取引番号にし
たがって元の位置に戻していた。このため、店員は全て
のクレジット伝票を1枚ずつ捲ってオフラインマークM
の有無を確認しなければならず煩雑で時間を要し作業効
率が悪い上、オフラインマークMの見落としによってク
レジット取引データの再入力漏れが発生するおそれが多
分にあった。
そこで本発明は、オフライン時クレジット伝票の管理
を確実に行ない得、クレジット取引データ再入力作業の
作業性を向上できるとともに、再入力漏れを防止できる
クレジット端末機を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、顧客データファイルを備えた上位コンピュ
ータに通信回線を介して接続され、入力された顧客のク
レジット取引データを通信回線を介して上位コンピュー
タへ送信してクレジット取引の可否を問合わせ、上位コ
ンピュータより取引許諾応答があるとクレジット取引デ
ータに基いて所定のクレジット伝票を発行するクレジッ
ト端末機において、識別番号カウンタと、この識別番号
カウンタにより計数される識別番号の格納エリアが形成
されたオフラインバッファと、上位コンピュータに対す
る通信異常を検知する通信異常検知手段と、この検知手
段が通信異常を検知したとき入力されたクレジット取引
データによりクレジット取引の可否を判定する取引可否
判定手段と、この判定手段がクレジット取引成立を判定
したときクレジット伝票を発行するとともに識別番号カ
ウンタの識別番号をオフラインバッファの該当エリアに
格納するオフラインデータ処理手段と、この処理手段に
よりデータが格納されたオフラインバッファの内容を記
録紙に印字してクレジットオフラインレポートとして発
行するオフラインレポート発行手段とを備えたものであ
る。
そして、取引可否判定手段がクレジット取引成立を判
定したとき、識別番号カウンタの識別番号を記録紙に印
字して指標レシートとして発行する指標レシート発行手
段を設けるとよい。
[作用] このような手段を講じたクレジット端末機であれば、
顧客のクレジット取引データが入力されると、先ずこの
クレジット取引データが上位コンピュータへ送信されて
クレジット取引の可否問合わせが行なわれる。ここで通
信異常検知手段により上位コンピュータに対する通信異
常が検知されると、当該クレジット取引データによりク
レジット取引の可否が判定され、取引成立時にはクレジ
ット伝票が発行されるとともに、識別番号カウンタの識
別番号がオフラインバッファに格納される。そして、こ
のオフラインバッファに格納されたオフライン時のクレ
ジット取引に対応する取引番号データは、記録紙に印字
されてクレジットオフラインレポートとして発行され
る。したがって、取引順に備えられた全クレジット伝票
束のなかから上記クレジットオフラインレポートに印字
された識別番号に一致するクレジット伝票を抜き出すこ
とによりオフライン時のクレジット伝票を確実にかつ速
やかに抽出できる上、クレジット取引データの再入力漏
れが防止される。
また、指標レシート発行手段を設けることにより、オ
フライン時にはクレジット伝票とともに指標レシートが
発行される。そこで、この指標レシートをオフライン時
クレジット伝票に接着して保存しておくことにより、オ
ンライン時クレジット伝票とオフライン時クレジット伝
票の選別が容易となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は本発明を適用したクレジット取引処理システ
ムの概略構成を示すブロック図である。同図において1
はクレジット端末機、2はファイルコントローラであっ
て、複数台のクレジット端末機1と1台のファイルコン
トローラ2とが伝送回線3によりインライン接続され、
閉ループを形成している。上記ファイルコントローラ2
は伝送回線4を介してストアコントローラ5にインライ
ン接続されている。上記ストアコントローラ5は、電話
回線6および電話局内の電話交換網7を介して各クレジ
ット会社のホストコンピュータ8にオンライン接続され
ている。
前記各クレジット会社のホストコンピュータ8は、そ
の会社のクレジットカードを発行した顧客に関するデー
タとして会員番号,暗証番号,許容取引金額,許容残高
等が記憶された顧客データファイルを備え、クレジット
取引の可否判定等を行なうものである。
前記ファイルコントローラ2は、各商品の商品コード
に対応して単価等が設定された商品データファイルを備
え、各クレジット端末機1での販売登録業務を制御す
る。また、各クレジット端末機1とストアコントローラ
5との間のパススルー機能を備えている。
前記ストアコントローラ5は、CPU,ROM,RAM,CRTディ
スプレイ,プリンタ,キーボードなどから構成され、各
クレジット端末機1およびファイルコントローラ2に対
するデータの設定業務や各クレジット端末機1にて登録
された商品の売上集計業務等を行なう。
前記クレジット端末機1は、商品販売データの登録処
理機能を兼用したもので、第2図示すように、制御部本
体としてのCPU1、プログラムデータなどが記憶格納され
たROM12、CPU11の制御演算に使用される各種メモリが形
成されたRAM13、現在時刻を計時する時計回路14、前記
伝送回線3を介して上位機種との間で行なわれるデータ
送受信を制御する伝送制御回路15、モードスイッチ16お
よびキーパッド17からの信号を取込みCPU11に出力するI
/Oポート18、キーボード19からのキー信号を入力処理す
るキーボード回路20、CRTディスプレイ21を駆動して表
示データに対応する文字等を表示させる表示制御回路2
2、ドットプリンタ23を駆動制御するプリンタ制御回路2
4、カードリーダ25からの読取り信号を処理するカード
リーダ制御回路26、等から構成されている。
上記モードスイッチ16は「登録」「精算」「設定」等
の各種業務モードを選択するためのもので、鍵にて操作
される。
上記キーパッド17にはテンキーが設けられており、客
が暗証番号を入力する際に使用する。
上記キーボード19には、販売商品のコード,販売点数
等を入力するための商品登録用キー19A,クレジット取引
の宣言を行なうクレジットキー19B,クレジット取引に対
する支払い方法の入力キー19C,クレジット取引データの
送信を指令する送信キー19Dなどの各種キーが配設され
ている。なお、クレジットキー19Bは登録締めキーとし
て機能する。
上記ドットプリンタ23はレシートおよび内部記録紙
(ジャーナル)に商品販売データなどを印字するための
もので、クレジット取引成立時には装着された所定の伝
票用紙にクレジット取引データの印字を行なう。
上記カードリーダ25はクレジットカードに記録された
クレジット会社名,会員番号,有効期限等のカード情報
を読取るためのものである。
上記RAM13には、第3図に示すように、クレジット会
社名エリア31A,会員番号エリア31B,支払い方法エリア31
C,有効期限エリア31Dおよび買上げ金額エリア31Eからな
るクレジット取引データメモリ31、各クレジット会社が
それぞれ設定した取引限度額がクレジット会社別に設定
された限度額テーブル32、識別番号としての取引番号が
格納される取引番号エリア33A,クレジット番号エリア33
B,発行時刻エリア33Cおよび責任者コードエリア33Dから
なるオフラインバッファ33、1回の取引が行なわれる毎
にカウントアップする取引番号カウンタAのカウンタメ
モリ34、一回のクレジット取引が行なわれる毎にカウン
トアップするクレジット番号カウンタBのカウンタメモ
リ35、サインオン業務によって登録された責任者コード
を格納する責任者コードメモリ36、該当するクレジット
会社のホストコンピュータ8に対する通信異常状態いわ
ゆるオフライン状態においてクレジット取引成立時にイ
ンデックスレシート(以下Iレシートと省略する)の発
行を行なうか否かを示すIレシート発行フラグFのフラ
グメモリ37、前記オフラインバッファ33にデータが格納
される毎にカウントアップするオフラインデータ数カウ
ンタCのカウンタメモリ38、前記オフラインバッファ33
からデータの読出しが行なわれる毎にカウントアップす
る読出しカウンタDのカウンタメモリ39、等が形成され
ている。
しかして、上記CPU11は、モードスイッチ16により
「登録」モードが選択された状態で、第4図の流れ図に
示す処理を実行するようにプログラム設定されている。
すなわち、ST(ステップ)1として商品登録用キー19A
のキー操作によって販売商品の商品コードが入力される
と、ファイルコントローラ2に問合わせを行なって入力
商品コードに対応する金額を得、この点数と金額をファ
イルコントローラ2へ送信するとともに金額をデータメ
モリ31の買上げ金額エリア31Eに累計する(通常の登録
処理)。
その後、ST2として登録締め操作がキー操作によって
行なわれると、その締め種類に応じた処理を実行する。
ここで、クレジットキー19Bによりクレジット取引によ
る締めが指令されると、ST3としてカードリーダ25に挿
入されたクレジットカードのカード情報を読取る。そし
て、クレジット会社名,会員番号および有効期限をデー
タメモリ31の該当エリア31A,31Bおよび31Dにそれぞれ格
納する。また、キーパッド17で入力された暗証番号を取
込むとともに、支払い方法入力キー19Cにて指定された
支払い方法を取込み、支払い方法をデータメモリ31のエ
リア31Cに格納する。
次いで、ST4として送信キー19Dが入力されると、カー
ド情報として読取ったクレジット会社名に一致するクレ
ジット会社のホストコンピュータ8へクレジット取引の
可否を問合わせるべく、入力されたカード情報,暗証番
号,支払い方法および買上げ金額エリア31E内の買上げ
合計金額を回線3,ファイルコントローラ2,回線4を介し
てストアコントローラ5へ送信する。ここで、ストアコ
ントローラ5は回線6,電話交換網7および回線6を介し
て該当するクレジット会社のホストコンピュータ8へク
レジット取引の可否を問合わせる。そして、当該ホスト
コンピュータ8より応答があるとそれを問合わせのあっ
たクレジット端末機1へ送信する。これに対し、上記ホ
ストコンピュータ8から何等応答がない場合にはその旨
を示す応答を問合わせのあったクレジット端末機1へ送
信する。
したがって、問合わせを行なったクレジット端末機1
のCPU11としては、データ送信後にタイマを起動し、一
定時間内にホストコンピュータ8からの応答を受信した
ならば、当該クレジット端末機1,回線3,ファイルコント
ローラ2,回線4,ストアコントローラ5,回線6,電話交換網
7,回線6および当該クレジット会社のホストコンピュー
タ8を接続する通信回線が正常であると判断し、その応
答の種類を調べる。そして、ホストコンピュータ8から
の応答が販売許諾応答であれば、ST5としてドットプリ
ンタ23を駆動し、クレジット取引データメモリ31内の各
データ,取引番号カウンタAのカウント値(レシート番
号),クレジット番号カウンタBのカウント値(クレジ
ット番号),責任者コードメモリ36の責任者コード(係
員コード)等に基いてクレジット伝票を印字・発行し
て、この処理を終了する。
ホストコンピュータ8からの応答が取引不可応答ある
いはエラー応答の場合、ST6として取引中止の旨をCRTデ
ィスプレイ21に表示させて、この処理を終了する。
一方、データを送信してから一定時間内に何等応答が
なかった場合、または応答があったがその応答がストア
コントローラ5からの応答であった場合、当該クレジッ
ト端末機1,回線3,ファイルコントローラ2,回線4,ストア
コントローラ5,回線6,電話交換網7,回線6および該当ク
レジット会社のホストコンピュータ8を接続する通信回
線の少なくとも一部で異常が発生してオフライン状態に
なっていることを判断し(通信異常検知手段)、ST7と
して限度額テーブル32から該当するクレジット会社の取
引限度額を読出し、買上げ金額エリア31E内の買上げ合
計金額がその取引限度額を越えているか否かを判断する
(取引可否判定手段)。そして、越えている場合にはク
レジット取引不可を判定してST6の取引中止処理を実行
する。
これに対し、限度額以下の場合にはST8としてドット
プリンタ23を駆動し、クレジット取引データメモリ31内
の各データ,取引番号カウンタAのカウント値(レシー
ト番号),クレジット番号カウンタBのカウント値(ク
レジット番号),責任者コードメモリ36内の責任者コー
ド(係員コード)等に基いてクレジット伝票を印字し、
さらに第8図に示すように伝票右下部分にオフラインマ
ークMを印字して、このクレジット伝票80を発行する。
また、ST9として取引番号カウンタAのカウント値(取
引番号),クレジット番号カウンタBのカウント値(ク
レジット番号),時計回路14から読取った現在時刻(伝
票発行時刻)および責任者コードメモリ36の責任者コー
ドをオフラインバッファ33の各エリア33A〜33Dにそれぞ
れ格納し、オフラインデータ数カウンタCを「+1」だ
けカウントアップする。(オフラインデータ処理手段) 次いで、ST10としてIレシート発行フラグFの状態を
調べる。そして、フラグFがリセット(0)されている
場合にはCRTディスプレイ21にクレジットカードのエン
ボスを複写するための操作ガイダンスを表示させて、こ
の処理を終了する。
これに対し、フラグFがセット(1)されている場合
には、第7図に示すようなIレシート70の発行処理を行
なった後、この処理を終了する。
なお、第7図において71は現在の日付、72は当該端末
機1に予め設定されているレジ番号、73はオフラインで
ある旨を示すメッセージ、74はクレジット番号、75は責
任者コード、76は取引番号(レシート番号)、77は現在
の時刻である。
また上記CPU11は、モードスイッチ16により「精算」
モードが選択されている状態で、第5図の流れ図に示す
オフラインレポート発行処理を実行するようにプログラ
ム設定されている。すなわち、キーボード19によりオフ
ラインレポートの発行を示すコードがキー入力される
と、先ず読出しカウンタDを「0」に初期化した後、ST
11としてこのカウンタDを「+1」だけカウントアップ
する。そして、ST12としてオフラインバッファ33のD番
目のデータ(取引番号,クレジット番号,伝票発行時刻
および責任者コード)を読出し、ドットプリンタ23を駆
動制御してレシートにプリントアウトする。しかる後、
読出しカウンタDとオフラインデータ数カウンタCとを
比較し、カウンタDがカウンタCを越えていなければ、
オフラインバッファ33内に未だ読出していないデータが
存在するので、ST11に戻る。
こうして、ST13にてカウンタDがカウンタCを越えた
ならば、オフラインバッファ33に格納保持されたオフラ
イン時のクレジットデータを全て読出してレシートにプ
リントアウトしたのでST14に進み、そのレシートを第6
図に示すようなクレジットオフラインレポート60として
発行する。その後、オフラインバッファ33の各エリアを
クリアし、オフラインデータ数カウンタCを「0」に初
期化して、この処理を終了する。
なお、第6図において、61は現在の日付、62はクレジ
ットオフラインレポートを示すメッセージ、63は読出し
カウンタDのカウント値、64はクレジット番号、65は責
任者コード、66は取引番号(レシート番号)、67は伝票
発行時刻、68は取引番号カウンタAのカウント値、69は
現在の時刻である。
このように構成された本実施例においては、クレジッ
ト端末機1のオペレータは客が購入した商品の販売デー
タを商品登録用キー19Aで登録する。そして、客がクレ
ジットカードでの支払いを希望すると、そのクレジット
カードのカード情報をカードリーダ25で読取らせるとと
もに、クレジットキー19Bを入力する。また、キーパッ
ド17を用いて客自身に暗証番号を入力してもらうととも
に、客の希望する支払い方法を支払い方法入力キー19C
で入力後、送信キー19Dを操作する。そうすると、ファ
イルコントローラ2,ストアコントローラ5等を介して該
当するクレジット会社のホストコンピュータ8にカード
情報,暗証番号,支払い方法,買上げ合計等のクレジッ
ト取引データが送信され、クレジット取引可否の問合わ
せが行なわれる。
ここで、データを送信してから一定時間内にホストコ
ンピュータ8から正常応答がない場合、当該クレジット
端末機1からホストコンピュータ8を結ぶ通信回線に異
常が発生してオフライン状態となっていることが検知さ
れ、クレジット端末機単独でのクレジット取引可否判定
が行なわれる。すなわち、その客の買上げ合計が該当す
るクレジット発行会社の取引限度額を越えているか否か
が判断され、越えていない場合にはクレジット取引成立
としてオフラインマークMが印字されたクレジット伝票
80が発行される。また、Iレシートの発行が選択されて
いる場合(フラグ=1)には、取引番号,クレジット番
号,責任者コードなどが印字されたIレシート70が発行
される。さらに、取引番号,クレジット番号,伝票発行
時刻,責任者コードがオフラインバッファ33に格納され
る。
そこで、オペレータは店控え用のクレジット伝票80に
Iレシート70を接着し、他のクレジット伝票とともに取
引番号順に揃えて保管する。このとき、Iレシート70は
クレジット伝票80の裏面に、クレジット番号74,責任者
コード75,取引番号76および時刻77が伝票80の表面側か
ら見えるように接着する。
そして閉店後の精算時において、オペレータはクレジ
ットオフラインレポート60の発行指令を行なう。そうす
ると、レシートにオフラインバッファ33内の全データが
順次印字され、クレジットオフラインレポート60として
発行される。
そこで、オペレータは取引番号順に揃えられている当
日分の全クレジット伝票束からレポート60上の取引番号
と一致するオフライン時クレジット伝票80を選別して全
て抜き出す。このとき、各オフライン時クレジット伝票
にはIレシート70が接着されている。しかして、ストア
コントローラ5より抜き出したオフライン時クレジット
伝票80のクレジット会社,会員番号,支払い方法,買上
げ合計金額,買上げ日等の必要データをキー入力し、該
当するクレジット会社のホストコンピュータ8へ送信す
る。
このように本実施例によれば、オフライン時に発生し
たクレジット取引の必要データがオフラインバッファ33
に格納保持され、クレジットオフラインレポート60とし
て印字出力される。したがって、オペレータは取引順に
揃えられたクレジット伝票束からオフラインレポート60
に記録された取引番号と一致する伝票を抜き出せばよい
ので、従来のように伝票を1枚1枚捲ってオフラインマ
ークMの有無を確認する手間が無くなり、作業性を向上
できる。しかも、同レポート60にはオフライン時の全ク
レジット取引に関するデータが印字出力されるので、全
てのオフライン時クレジット伝票80を確実に抽出でき、
オフライン時に発生したクレジット取引データの入力漏
れを防止できる。
また、オフライン時クレジット伝票80にIレシート70
を接着して保管しておくことにより、オフライン時クレ
ジット伝票80とオンライン時クレジット伝票とを容易に
選別して抜き出すことができる。このとき、Iレシート
70の内容とオフライン時クレジット伝票80の内容とを比
較照合することにより、抜き出した伝票がオフライン時
クレジット伝票であることを確証できる。
さらに、Iレシート70の発行を行なうか否かは選択で
きるので、クレジットオフラインレポート60のみでオフ
ライン時クレジット伝票80を選別容易な場合にはIレシ
ート70の発行を停止させることによりレシートの無駄使
いを防止できる。しかも、Iレシート70の発行停止時に
はクレジットカードのエンボス複写ガイダンスが表示さ
れるので、実用的である。
なお、前記実施例では識別番号として取引番号(レシ
ート番号)を示したが、クレジット番号を識別番号とし
て使用してもよく、この場合、識別番号カウンタとして
はクレジット番号カウンタBが機能する。また、クレジ
ットオフラインレポート60を精算業務時に発行する場合
を示したが、点検業務時に発行されるようにプログラム
設定してもよいものである。このほか、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、オフライン時
クレジット伝票の管理を確実に行ない得、クレジット取
引データ再入力作業の作業性を向上できるとともに、再
入力漏れを防止できるクレジット端末機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す図であって、第1図はクレ
ジット取引処理システムの概略構成図、第2図はクレジ
ット端末機のブロック構成図、第3図はクレジット端末
機におけるRAMの主要なメモリ構成を示す図、第4図お
よび第5図はクレジット端末機におけるCPUの主要な処
理を示す流れ図、第6図はクレジットオフラインレポー
トの一例図、第7図はIレシートの一例図、第8図はオ
フライン時クレジット伝票の一例図である。 11……CPU、12……ROM、13……RAM、14……時計回路、1
6……モードスイッチ、17……キーパッド、19……キー
ボード、21……CRTディスプレイ、23……ドットプリン
タ、25……カードリーダ、31……クレジット取引データ
メモリ、32……限度額テーブル、33……オフラインバッ
ファ、60……クレジットオフラインレポート、70……I
レシート、80……オフライン時クレジット伝票。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客データファイルを備えた上位コンピュ
    ータに通信回線を介して接続され、入力された顧客のク
    レジット取引データを前記通信回線を介して前記上位コ
    ンピュータへ送信してクレジット取引の可否を問合わ
    せ、前記上位コンピュータより取引許諾応答があると前
    記クレジット取引データに基いて所定のクレジット伝票
    を発行するクレジット端末機において、識別番号カウン
    タと、この識別番号カウンタにより計数される識別番号
    の格納エリアが形成されたオフラインバッファと、前記
    上位コンピュータに対する通信異常を検知する通信異常
    検知手段と、この検知手段が通信異常を検知したとき入
    力されたクレジット取引データによりクレジット取引の
    可否を判定する取引可否判定手段と、この判定手段がク
    レジット取引成立を判定したとき前記クレジット伝票を
    発行するとともに前記識別番号カウンタの識別番号を前
    記オフラインバッファの該当エリアに格納するオフライ
    ンデータ処理手段と、この処理手段によりデータが格納
    された前記オフラインバッファの内容を記録紙に印字し
    てクレジットオフラインレポートとして発行するオフラ
    インレポート発行手段とを具備したことを特徴とするク
    レジット端末機。
  2. 【請求項2】前記取引可否判定手段がクレジット取引成
    立を判定したとき前記識別番号カウンタの識別番号を記
    録紙に印字して指標レシートとして発行する指標レシー
    ト発行手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のク
    レジット端末機。
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