JP2508372B2 - スペ―サ型光ファイバケ―ブル - Google Patents
スペ―サ型光ファイバケ―ブルInfo
- Publication number
- JP2508372B2 JP2508372B2 JP2175897A JP17589790A JP2508372B2 JP 2508372 B2 JP2508372 B2 JP 2508372B2 JP 2175897 A JP2175897 A JP 2175897A JP 17589790 A JP17589790 A JP 17589790A JP 2508372 B2 JP2508372 B2 JP 2508372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- optical fiber
- melting point
- cable
- low melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、低融点合金線からなる異常温度検知線を
収容したスペーサ型光ファイバケーブルに関する。
収容したスペーサ型光ファイバケーブルに関する。
[従来の技術] 光エネルギー伝送用の光ケーブルまたは電力ケーブル
内での発生する熱により、ケーブルが断線すると火災の
発生等の危険な状態になるので、ケーブル内の熱を検知
するため、従来、ケーブル本体に熱電対を挿入する方法
等が考えられている。
内での発生する熱により、ケーブルが断線すると火災の
発生等の危険な状態になるので、ケーブル内の熱を検知
するため、従来、ケーブル本体に熱電対を挿入する方法
等が考えられている。
[発明が解決しようとする問題点] 熱電対をケーブルに挿入する場合、熱電対はセンサー
部分近傍しか温度検知できないため、ケーブルの長手方
向に温度検知するためには、多数本の熱電対およびリー
ド線を必要とした。しかるに、熱電対およびリード線は
外径が太いため、ケーブル内への収容が難しく、特に多
数本の熱電対、リード線の場合は顕著であった。さら
に、熱電対を長手方向に一定間隔でケーブルに挿入しな
ければならないので、ケーブルの製造が難しい欠点があ
った。
部分近傍しか温度検知できないため、ケーブルの長手方
向に温度検知するためには、多数本の熱電対およびリー
ド線を必要とした。しかるに、熱電対およびリード線は
外径が太いため、ケーブル内への収容が難しく、特に多
数本の熱電対、リード線の場合は顕著であった。さら
に、熱電対を長手方向に一定間隔でケーブルに挿入しな
ければならないので、ケーブルの製造が難しい欠点があ
った。
この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、
ケーブル内の小スペースに収容でき、かつケーブル長手
方向に異常温度の検出できる検知線を入れたスペーサ型
光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
ケーブル内の小スペースに収容でき、かつケーブル長手
方向に異常温度の検出できる検知線を入れたスペーサ型
光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的は、スペーサの外周に複数の溝を設け、該溝
のうち少くともひとつを空溝とし、他の溝のうち少くと
もひとつに光ファイバを収容し、前記スペーサの外側に
押え巻テープ、シースを順次施してなるスペーサ型光フ
ァイバケーブルにおいて、低融点合金線の外周上に直接
ディスク型支持部材を間歇的に設けた異常温度検知線を
前記スペーサの空溝に収容したことにより達成される。
のうち少くともひとつを空溝とし、他の溝のうち少くと
もひとつに光ファイバを収容し、前記スペーサの外側に
押え巻テープ、シースを順次施してなるスペーサ型光フ
ァイバケーブルにおいて、低融点合金線の外周上に直接
ディスク型支持部材を間歇的に設けた異常温度検知線を
前記スペーサの空溝に収容したことにより達成される。
また、低融点合金線は単一のものだけでなく、融点温
度が異なる低融点合金線を複数本(例えば80℃,100℃,1
20℃等)収容することにより、外気温が何度位まで上昇
したかを検知するようにすることもできる。
度が異なる低融点合金線を複数本(例えば80℃,100℃,1
20℃等)収容することにより、外気温が何度位まで上昇
したかを検知するようにすることもできる。
なお、低融点合金線のケーブル端末にリレー回路等を
設けることにより、破断時に警報を発するようにしても
よい。
設けることにより、破断時に警報を発するようにしても
よい。
[作用] 低融点合金線は線条であるので、温度検知がケーブル
長手方向に一様に可能となり、かつケーブルにかさばら
ず収容される。
長手方向に一様に可能となり、かつケーブルにかさばら
ず収容される。
[実施例] 第1図は本発明の実施例について示したものである。
光ファイバ2を収容するスペーサ3の空溝に低融点合金
線1を収容している。この低融点合金線1は、外径1mm
である。低融点合金線1は外気等の温度上昇により所定
温度(例えば80℃)に達すると、スペーサ溝内で溶融し
て破断する。ただ、低融点合金線1の外周全体がプラス
チックで被覆されているような場合には、溶融しても破
断に至らないことも考えられる。そこで低融点合金線1
の外周上に直接ディスク型支持部材15を間歇的に設け
た。これによりスペーサの溝に挿入でき、かつ低融点合
金線の破断を確実なものとすることが可能となる。
光ファイバ2を収容するスペーサ3の空溝に低融点合金
線1を収容している。この低融点合金線1は、外径1mm
である。低融点合金線1は外気等の温度上昇により所定
温度(例えば80℃)に達すると、スペーサ溝内で溶融し
て破断する。ただ、低融点合金線1の外周全体がプラス
チックで被覆されているような場合には、溶融しても破
断に至らないことも考えられる。そこで低融点合金線1
の外周上に直接ディスク型支持部材15を間歇的に設け
た。これによりスペーサの溝に挿入でき、かつ低融点合
金線の破断を確実なものとすることが可能となる。
[発明の効果] 低融点合金線の外周上に直接ディスク型支持部材を間
歇的に設けた異常温度検知線をスペーサの溝に挿入して
いるため、ケーブル外径を大きくすることなく温度検知
が可能となる。
歇的に設けた異常温度検知線をスペーサの溝に挿入して
いるため、ケーブル外径を大きくすることなく温度検知
が可能となる。
また、低融点合金線自体が検知機能を持っているた
め、ケーブル長手方向に一様に検知可能となった。
め、ケーブル長手方向に一様に検知可能となった。
さらに、低融点合金線の外周上に直接ディスク型支持
部材を間歇的に設けたことにより、破断が確実に起こる
ようにできる。
部材を間歇的に設けたことにより、破断が確実に起こる
ようにできる。
第1図はこの発明のスペーサ型光ファイバケーブルの実
施例を示す断面図、第2図は本発明に用いるスペーサを
示す断面図、第3図は低融点合金線の外周上にディスク
型支持部材を間歇的に設けた異常温度検知線を示す斜視
図である。 1:低融点合金線 2:光ファイバ 3:スペーサ 4:押え巻テープ 5:シース 6:テンションメンバ 15:支持部材
施例を示す断面図、第2図は本発明に用いるスペーサを
示す断面図、第3図は低融点合金線の外周上にディスク
型支持部材を間歇的に設けた異常温度検知線を示す斜視
図である。 1:低融点合金線 2:光ファイバ 3:スペーサ 4:押え巻テープ 5:シース 6:テンションメンバ 15:支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】スペーサの外周に複数の溝を設け、該溝の
うち少くともひとつを空溝とし、他の溝のうち少くとも
ひとつに光ファイバを収容し、前記スペーサの外側に押
え巻テープ、シースを順次施してなるスペーサ型光ファ
イバケーブルにおいて、 低融点合金線の外周上に直接ディスク型支持部材を間歇
的に設けた異常温度検知線を前記スペーサの空溝に収容
したことを特徴とするスペーサ型光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2175897A JP2508372B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | スペ―サ型光ファイバケ―ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2175897A JP2508372B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | スペ―サ型光ファイバケ―ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0465029A JPH0465029A (ja) | 1992-03-02 |
JP2508372B2 true JP2508372B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=16004144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2175897A Expired - Lifetime JP2508372B2 (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | スペ―サ型光ファイバケ―ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508372B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100228046B1 (ko) * | 1997-03-19 | 1999-11-01 | 정명세 | 고온정밀백금저항온도센서 |
CN211699808U (zh) * | 2020-05-11 | 2020-10-16 | 江苏中利集团股份有限公司 | 感温火灾探测电缆 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52128034U (ja) * | 1976-03-26 | 1977-09-29 | ||
JPH0330951Y2 (ja) * | 1981-03-30 | 1991-06-28 | ||
JPS6451224U (ja) * | 1987-09-24 | 1989-03-29 |
-
1990
- 1990-07-03 JP JP2175897A patent/JP2508372B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465029A (ja) | 1992-03-02 |
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