JP2508031Y2 - テ―プカセット装填装置 - Google Patents

テ―プカセット装填装置

Info

Publication number
JP2508031Y2
JP2508031Y2 JP9438490U JP9438490U JP2508031Y2 JP 2508031 Y2 JP2508031 Y2 JP 2508031Y2 JP 9438490 U JP9438490 U JP 9438490U JP 9438490 U JP9438490 U JP 9438490U JP 2508031 Y2 JP2508031 Y2 JP 2508031Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cassette
cassette
switch
opening
cassette storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9438490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0454042U (ja
Inventor
伸一 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9438490U priority Critical patent/JP2508031Y2/ja
Publication of JPH0454042U publication Critical patent/JPH0454042U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508031Y2 publication Critical patent/JP2508031Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ビデオテープレコーダまたはオーディオ
テープレコーダなどのテープカセットを使用する磁気記
録再生装置に関するものであり、特にそのカセット収納
台の機構破壊を防止する構成に特徴を有するものであ
る。
従来の技術 従来のテープカセット装填装置について、図面を参照
しながら説明する。第3図はそのテープカセット装填装
置の分解斜視図であり、第4図はその側面図である。
図において、11は一側面にテープカセット21の挿入及
び取り出しが可能な開口部を有するカセット収納台であ
り、テープカセット21の前縁部21aが矢印A方向に挿入
されてスイッチ取付部11aに達することにより前記カセ
ット収納台11に設けられた第1のスイッチ15を押圧す
る。そして、この第1のスイッチ15によって、リード線
8a,8bを通じて、制御ボックス6に駆動源であるモータ
2を正転させる信号が発せられ、その制御ボックス6か
らリード線7a,7bを通じて駆動電流が前記モータ2に伝
達される。このモータ2の回動力は、それと直結された
ウォームギヤ2aを通じて第1の駆動ギヤ3aに伝達され、
その駆動ギヤ3aに同軸的に固定された第2の駆動ギヤ3b
を介して、摺動ギヤ4を矢印D方向に移動せしめるので
ある。
ところで、前記カセット収納台11を支持する手段であ
る従来公知のエレベータ機構10は、基体1の両側方にお
いて、それぞれ同様の支持アーム10a,10bがカセット収
納台11を支持するように設けられている。この支持アー
ム10a,10bは、その中央部で回動自在に結合されている
とともに、それぞれの両端部は以下のように構成されて
いる。すなわち、両支持アーム10aは、その一端に設け
られたピン10cがカセット収納台11に設けられた長孔11b
と摺動自在に係合されている。そして、他端において
は、基体1の端部1aに回動自在に支持された支軸14の両
端に固定され、基体1の両側方において、それぞれ支持
アーム10aどうしを同期して回動するよう構成されると
ともに、一方の支持アーム10aに形成された係合孔10dが
前記摺動ギヤ4に形成された凸部5と摺動自在に係合さ
れるよう構成されている。また、両支持アーム10bは、
その一端においてピン10eによりカセット収納台11に回
動自在に支持され、他端においては、そこに設けられた
摺動ピン10fが基体1の開口孔1bと摺動自在に係合され
るよう構成されている。
このように構成されたテープカセット装填装置におい
ては、テープカセット21がカセット収納台11の正規の位
置に挿入されることにより、前記第1のスイッチ15が押
圧され、モータ2の回動力は摺動ギヤ4を矢印D方向に
移動され、この移動にともなって支持アーム10aに反時
計方向の回動力が生じることになる。従って、エレベー
タ機構10は矢印C方向に下降し、カセット収納台11をテ
ープカセット21の挿入または取り出しが可能な第1の位
置から、図示しないがリール台と係合する第2の位置に
移動せしめるのである。
一方、前記カセット収納台11にテープカセット21を挿
入せずに、カセット収納台11を意図的に前記第1の位置
から第2の位置へ移動させるときは、外装パネル20に設
けられたダウンスイッチ19を人力により押すことで、リ
ード線9a,9bから制御ボックス6へモータ2を正転させ
る信号が発せられ、前記と同様にカセット収納台11を移
動させるよう構成されている。
なお、カセット収納台11を、前記第2の位置より第1
の位置に復帰させるときは、図示しないが、例えば外装
パネル20に設けられたスイッチにより前記モータ2を反
転駆動させて行なう。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、以上のように構成された従来のテープ
カセット装填装置においては、その使用時にテープカセ
ット21がカセット収納台11に不完全に挿入された状態
で、誤ってダウンスイッチ19が押されることがあった。
その際、上述した構成では、テープカセット21が不完全
に挿入されていることを検知することができないので、
テープカセット21が前記リール台と正規の位置で係合で
きず機構が破壊するという問題点を有していた。
さらに、テープカセット21を挿入せずに、カセット収
納台11を意図的に移動させたい場合には、いちいち外装
パネル20上のダウンスイッチ19を捜さなければならず取
り扱いが面倒であった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本考案のテープカセット
装填装置は以下の構成を有している。すなわち、カセッ
ト収納台を、テープカセットの挿入及び取り出しが可能
な第1の位置と、テープカセットがリール台と係合する
第2の位置との間を移動可能に支持する手段と、その移
動を行なうための駆動手段と、前記第1の位置に位置す
るカセット収納台にテープカセットが正規の位置に挿入
されることにより、前記駆動手段を駆動する第1のスイ
ッチとを設けてなる磁気記録再生装置において、前記カ
セット収納台に回動可能に設けられた上板を押圧するこ
とにより前記駆動手段を駆動する第2のスイッチと、前
記テープカセットの一部がカセット収納台に挿入される
ことにより前記第2のスイッチを動作不能にする第3の
スイッチとを設けた構成としている。
作用 このような構成によれば、テープカセットが不完全に
挿入されているときには、カセット収納台は第1の位置
から第2の位置には移動しないので、機構の破壊を防止
することができる。
また、テープカセットを収納しない状態で、意図的に
カセット収納台を移動させるには、その上板を軽く押す
だけでその移動が開始されるので、取り扱いが非常に簡
単になる。
実施例 次に、この考案の一実施例について説明する。第1図
は本考案の一実施例におけるテープカセット装填装置の
分解斜視図であり、第2図は同テープカセット装填装置
の側面図である。なお、従来のテープカセット装填装置
と同一の構成部品には同じ符号を付して説明を略し、従
来の構成と異なる部分について以下説明をする。
まず、カセット収納台11の上部には、そのカセット収
納台11の側部に設けられた上板回動支点ピン18を回動支
軸とし、バネ体13により反時計方向に回動力が与えられ
る上板12が設けられていることである。なお、この回動
力による上板12の回動位置は第2図に示すようにエレベ
ータ機構10の支持アーム10aの一端に設けられたピン10c
に上板開口量規制部12aが当接することにより規制され
ている。すなわち、この上板12は、カセット収納台11が
第1の位置にあるときには、そのカセット収納台11のテ
ープカセット挿入開口部を拡大した状態にあり、また第
2の位置にあるときには、その拡大された開口部は閉じ
られた状態となる。
さらに、従来外装パネル20上に設けられていたスイッ
チ19の代わりに、以下のような第2のスイッチ16および
第3のスイッチ17を設けた点が異なる。すなわち、第2
のスイッチ16は、前記第1の位置にカセット収納台11が
位置し、上板12がカセット収納台11の開口部を拡大した
状態のときはOFFであり、前記上板12が押圧され、その
スイッチ押付部12bによって押圧された場合にONとなる
ように前記カセット収納台11の側方に配設されている。
そして、第3のスイッチ17は、カセット収納台11にテー
プカセット21が挿入されていないときにはONであるが、
テープカセット21が少量でも挿入されているとき、その
テープカセット21の上面に押圧されてOFFとなるよう
に、カセット収納台11の開口部に近接してその上部に配
設されている。
以上のような第2のスイッチ16および第3のスイッチ
17を直列に接続し、そのONまたはOFFの状態をリード線9
a,9bによって制御ボックス6に伝達し前記モータ2を駆
動するよう構成している。
このように構成されたテープカセット装填装置につい
て、以下その動作について説明する。
まず、テープカセット21を挿入せずに、カセット収納
台11のみを第1の位置から第2の位置へと移動せしめる
場合、前記上板12を矢印B方向に軽く押圧することによ
り、モータ2が駆動されて移動が行なわれる。なぜな
ら、第2のスイッチ16は上板12のスイッチ押付部12bに
押圧されることによりONとなり、また、第3のスイッチ
17はONであることにより、制御ボックス6とリード線9
a,9bで構成された回路が閉じられ、制御ボックス6から
モータ2へ正転信号が発せられるからである。
次に、テープカセット21がカセット収納台11に不完全
に挿入された場合においては、誤って前記上板12を矢印
B方向に押圧しても、カセット収納台11の移動は行なわ
れない。これは、前記第3のスイッチ17は、テープカセ
ット21がカセット収納台11に少量でも挿入されるとOFF
状態になるので、前記制御ボックス6とリード線9a,9b
で構成される回路は、前記第2のスイッチ16のON,OFFに
関わらず開いた状態になるからである。従って、従来例
のように、テープカセット21が不完全に収納されている
状態で、カセット収納台11が第1の位置から第2の位置
に移動することがなくなり、テープカセット装填装置の
機構破壊を防止することができる。
また、テープカセット21がカセット収納台11の正規の
位置に完全に挿入された場合には、従来例と同様に第1
のスイッチ15の押圧によりモータ2が駆動され、移動が
開始される。
考案の効果 以上のように本考案によれば、カセット収納台の上部
に回動可能に設けられた上板により駆動される第2のス
イッチと、テープカセットがカセット収納台に挿入され
ることにより前記第2のスイッチを動作不能にする第3
のスイッチとを設けることにより、以下の効果を得るこ
とができる。
まず、テープカセットがカセット収納台に不完全に挿
入された場合においては、上板を押圧してもカセット収
納台を移動させることができないので、テープカセット
の不完全挿入によって生じる機構破壊を防止することが
できる。
また、テープカセットを挿入せずに意図的にカセット
収納台を移動させたい場合には、カセット収納台に設け
られた上板を軽く押圧するという人間の直観的動作に応
じた動きでカセット収納台を移動させることができるの
で、取扱が簡単になるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるテープカセット装填
装置の分解斜視図、第2図は同テープカセット装填装置
の側面図、第3図は従来例のテープカセット装填装置の
分解斜視図、第4図は同テープカセット装填装置の側面
図である。 1……基体、2……モータ、3a,3b……駆動ギヤ、4…
…摺動ギヤ、6……制御ボックス、10……エレベータ機
構、11……カセット収納台、12……上板、15……第1の
スイッチ、16……第2のスイッチ、17……第3のスイッ
チ、21……テープカセット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット収納台を、その一側面に形成され
    た開口部よりテープカセットの挿入および取り出しが可
    能な第1の位置と、テープカセットがリール台と係合す
    る第2の位置との間を移動可能に支持する手段と、その
    移動を行なうための駆動手段と、前記前記第1の位置に
    位置するカセット収納台にテープカセットが正規の位置
    に挿入されることにより前記駆動手段を駆動する第1の
    スイッチとを設けてなる磁気記録再生装置において、前
    記開口部側に位置する端部側が前記開口部を開放並びに
    閉じる方向に回動可能となるように前記カセット収納台
    の上方に設けられた上板と、その上板が前記開口部を閉
    じる方向に押圧されると、前記駆動手段を駆動するON状
    態になるように前記カセット収納台に設けられた第2の
    スイッチと、前記テープカセットの一部が前記開口部に
    挿入されると、そのテープカセットによって前記第2の
    スイッチを動作不能にするOFF状態になるように前記カ
    セット収納台の前記開口部に近接した位置に設けられた
    第3のスイッチとを有することを特徴とするテープカセ
    ット装填装置。
JP9438490U 1990-09-07 1990-09-07 テ―プカセット装填装置 Expired - Fee Related JP2508031Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9438490U JP2508031Y2 (ja) 1990-09-07 1990-09-07 テ―プカセット装填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9438490U JP2508031Y2 (ja) 1990-09-07 1990-09-07 テ―プカセット装填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0454042U JPH0454042U (ja) 1992-05-08
JP2508031Y2 true JP2508031Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=31832282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9438490U Expired - Fee Related JP2508031Y2 (ja) 1990-09-07 1990-09-07 テ―プカセット装填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508031Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0454042U (ja) 1992-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4737945A (en) Multi-disk player
JPH0538438Y2 (ja)
US5105317A (en) Cassette loading and lid mechanisms for a portable video tape recorder
EP0599820B1 (en) Disc changer
JP2508031Y2 (ja) テ―プカセット装填装置
JPS6318260B2 (ja)
US4080638A (en) Housing and tape playback apparatus with improved tape drive system
JPS6113298B2 (ja)
JPH0449564A (ja) 磁気記録再生装置
KR101077857B1 (ko) 디스크 드라이브 장치용 픽업 유닛 호밍 기구
JPS6349296B2 (ja)
JP2503673Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2677046B2 (ja) ディスクチェンジャー装置
JP2527974Y2 (ja) テープカセット装填装置
JPH0648607Y2 (ja) ディスク再生装置
JP2003077260A (ja) ディスク搬送装置
JPS62229567A (ja) デイスクプレイヤ
JP2505129B2 (ja) 音響機器の開閉パネル移動装置
JP2592082Y2 (ja) ローディング装置
JP3090576B2 (ja) ディスクチェンジャー装置
JP2002032938A (ja) 光磁気記録再生装置
JPH04254955A (ja) ディスク装置
JPH0422475Y2 (ja)
JP2761682B2 (ja) ディスク装置
JP2559717Y2 (ja) ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees