JP2507445B2 - 光コネクタコ−ドの製造方法 - Google Patents

光コネクタコ−ドの製造方法

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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コアもクラッドもプラスチックで構成され
たプラスチックファイバをもった光コードの端末部に光
コネクタを射出成形により一体に形成する光コネクタコ
ードの製造方法に関するものである。
(従来技術) プラスチックファイバをもつ光コードの端末部に光コ
ネクタを取付ける技術としては3つの方法がある。
その第1の方法としては、第2図に示すように、まず
光コード(1)の端末部の外部被覆層(12)(図の点線
部分)をニッパー等の工具を用いて除去し、内部のプラ
スチックファイバ(11)を露出させる(同図イ)。つい
で上記露出したプラスチックファイバ(11)上に2液性
の接着剤(4)を塗布し(同図ロ)、この部分にフェル
ール(5)を挿入し、乾燥固着させてから先端を研磨す
る(同図ハ)。しかる後、上記フェルール(5)をプラ
グケース(6)に差し込んで完成する(同図ニ)。この
ような取付方法は工場の製造ラインでも、あるいは現場
作業でも採用されている。
第2の取付け方法は、第1の方法と同様に、光コード
(1)の端末部の外部被覆層(12)を除去して露出させ
たプラスチックファイバ(11)上にフェルール(5)を
かしめ工具を用いてかしめ固定し、先端を研磨又は鋭利
な刃物等で切断した後、プラグケース(6)に差し込む
方法である。
第3の取付け方法は、前二者の方法と同様に、光コー
ド(1)の端末部の外部被覆層(12)を除去して露出さ
せたプラスチックファイバ(11)を、フェルール(5)
を組込んだプラグケース(6)に差し込み、ファイバク
ランパで光コード(1)の外部被覆層(12)を押圧して
固定する方法である。この場合プラスチックファイバを
挿入固定後、フェルール先端面でファイバの突出部を鋭
利に切断するか、あるいはあらかじめ先端部を鋭利に切
断したファイバをフェルール先端部で面位置にしてから
固定する必要がある。
しかし、上述した従来の光コネクタの取付け方法はい
ずれも手作業的であり、又接着剤の乾燥や研磨にかなり
の時間を要した。又第2及び第3の取付け方法では、作
業時間は短縮されているが、光コネクタとプラスチック
ファイバの固定強度(引張り等による強さ)等に問題が
あった。従って、これら従来の取付け方法では、光コネ
クタとしての性能及び品質を保持しながら、かつ安価
に、大量生産するのに適した方法であるとはいえなかっ
た。
この対策として、光コードの端末部の外部被覆層を除
去して露出させたプラスチックファイバ上に、直接光コ
ネクタ材料(プラスチック)を射出成形し、光コネクタ
を一体に成形加工する考えがある。しかし、プラスチッ
クファイバの材料(PMMA等)の耐熱温度はせいぜい110
〜140℃で、光コネクタ材料(例えばPBT等)の射出成形
温度の200〜250℃には到底耐えられず、実験すれば容易
にわかるように、プラスチックファイバが完全に溶融
し、光ファイバとしての性能はおろか、物理的な形状さ
えも維持し得ないという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解決した光コネクタ材料の射
出成形による光コネクタコードの製造方法を提供するも
ので、その特徴は、光コードの端末部の外部被覆層を除
去してプラスチックファイバを露出させ、露出したプラ
スチックファイバ及び外部被覆層の端末部上に熱収縮チ
ューブを挿入し、上記熱収縮チューブ上に光コネクタ材
料を射出成形してコネクタを一体に形成することにあ
る。
第1図は本発明の製造方法の具体例の手順を示す説明
図である。同図(イ)のように、光コード(1)の端末
部の外部被覆層(12)を除去して露出させたプラスチッ
クファイバ(11)上に熱収縮チューブ(2)を挿入す
る。この際、熱収縮チューブ(2)は同図(ロ)のよう
にプラスチックファイバ(11)及び外部被覆層(12)の
端末部を覆うように位置せしめる。上記熱収縮チューブ
(2)の機能は光コネクタ材料の熱が直接プラスチック
ファイバ(11)にかからぬよう熱的クッションを果たす
ことと、この材料を介してプラスチックファイバ(11)
と光コネクタ材料の接着性をよくすることにある。熱収
縮チューブ(2)の材料としてはポリエチレン系のもの
でよいが、特に後者の接着性の意味ではエチレン・酢酸
ビニル共重合体系のものがよく、これは熱で軟化したと
きに、それに接触した材料になじみ易く、又固化すると
接着性を帯びてくるからである。
次に、第1図(ハ)のように、熱収縮性チューブ
(2)の上に光コネクタ材料を射出成形し、光コネクタ
(3)を一体に形成する。この場合、光コード(1)の
外部被覆層(12)は光コネクタ(3)の内部まで入るよ
うにし、又熱収縮チューブ(2)は一端は外部被覆層
(12)の端末部を覆うようにし、かつ、他端は光コネク
タ(3)のフェルール相当部(3a)より外側に突出する
ようにしておく。その後、温度が下がって光コネクタ
(3)及び熱収縮チューブ(2)が固化すると、図のX-
Xの位置で鋭利に切断し、光コネクタの端面特性を確立
する。
なお、熱収縮チューブ(2)は120〜140℃で収縮する
から、この用途には温度的に十分であり、又短時間なら
200〜250℃に耐えられるため、光コネクタ材料の射出成
形においても用を足すことができる。
(実施例) 光コードの端末部の外部被覆層を除去して露出したプ
ラスチックファイバ上に、エチレン・酢酸ビニル共重合
体系の熱収縮チューブをその一部が外部被覆層の端部上
に位置するように挿入し、これを射出成形用金型にセッ
トし、これに光コネクタ材料を射出成形した。
光コードとしては、直径1.0mmφのPMMA上にポリ塩化
ビニルの被覆層を有する外径2.2mmφのものを用いた。
エチレン・酢酸ビニル共重合体系の熱収縮チューブは、
収縮前の内径が3.2mmφ、肉厚0.3mmで収縮後の内径が0.
6mmφ、肉厚0.9mmのものを用いた。又光コネクタ材料と
してはPBTを用い、射出温度210〜230℃、射出圧力400〜
430kg/cm2、射出時間4〜6秒で射出成形した。これに
よってまず熱収縮チューブが収縮温度以上になり、材料
圧力も加わって光コードのプラスチックファイバ上及び
外部被覆層上に密着する。この時の熱収縮チューブの温
度は少くとも120℃になっている。
光コネクタ材料の射出が終了した時点、あるいはその
数秒〜10秒後には伝熱により熱収縮チューブ及び光コー
ドの温度はそれ以上の温度になるが、特にプラスチック
ファイバは熱収縮チューブの伝熱を抑える効果によっ
て、光学的、機械的特性が損われるこがない。
その後、約10秒間冷却を行ない、光コネクタ材料が固
まった後金型より取り出し、光コネクタのフェルール部
の先端の所定の位置で、熱収縮チューブ及びプラスチッ
クファイバを鏡面カットして光コネクタコードを得る。
(発明の効果) 上述したように、本発明の製造方法によれば、迅速、
かつ安定した品質の光コネクタコードの大量生産が可能
となる。
光コードの調尺切断、被覆の除去、熱収縮チューブの
挿入作業等は、例えば電源コードにプラグを取付ける工
程と同様に、容易に自動化することが出来、製造コスト
も大幅に下げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ハ)は本発明の製造方法の具体例の手
順を示す説明図である。 第2図(イ)〜(ニ)は従来の光コネクタ取付け方法の
一例の手順を示す説明図である。 1……光コード、11……プラスチックファイバ、12……
外部被覆層、2……熱収縮チューブ、3……光コネク
タ、3a……フェルール部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバがプラスチックファイバにより
    構成された光コードの端末部の外部被覆層を除去してプ
    ラスチックファイバを露出させ、露出したプラスチック
    ファイバ及び外部被覆層の端末部上に熱収縮チューブを
    挿入し、上記熱収縮チューブ上に光コネクタ材料を射出
    成形してコネクタを一体に形成することを特徴とする光
    コネクタコードの製造方法。
  2. 【請求項2】熱収縮チューブ材料がエチレン・酢酸ビニ
    ル共重合体系であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の光コネクタコードの製造方法。
  3. 【請求項3】コネクタの先端部より熱収縮チューブ及び
    光コードがはみ出すように光コネクタ材料を射出成形す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光コネ
    クタコードの製造方法。
JP15727187A 1987-06-23 1987-06-23 光コネクタコ−ドの製造方法 Expired - Lifetime JP2507445B2 (ja)

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JPS64906A JPS64906A (en) 1989-01-05
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EP1179744A1 (de) * 2000-08-07 2002-02-13 Tyco Electronics Logistics AG Ferrule für einen Lichtwellenleiter und Verfahren zum Befestigen einer Ferrule an einem Lichtwellenleiter
DE102011114094A1 (de) 2011-09-21 2013-03-21 F. Holzer Gmbh Stimulierendes und belebendes Nasenspray und Nasentropfen

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JPS64906A (en) 1989-01-05

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