JP2506454Y2 - 溶接用補助ケ―ブル - Google Patents
溶接用補助ケ―ブルInfo
- Publication number
- JP2506454Y2 JP2506454Y2 JP1990085254U JP8525490U JP2506454Y2 JP 2506454 Y2 JP2506454 Y2 JP 2506454Y2 JP 1990085254 U JP1990085254 U JP 1990085254U JP 8525490 U JP8525490 U JP 8525490U JP 2506454 Y2 JP2506454 Y2 JP 2506454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- cable
- welding rod
- core wire
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被覆溶接棒を用いる汎用の溶接機に対し
て極細径溶接棒を用いて溶接するのに使用する溶接用補
助ケーブルに関する。
て極細径溶接棒を用いて溶接するのに使用する溶接用補
助ケーブルに関する。
被覆溶接棒を用いる汎用の溶接機による溶接では、溶
接機から延びるケーブルの溶接棒ホルダーに溶接棒を挟
持し、溶接棒ホルダーを手に持っての溶接が行われ、溶
接棒心線の太さに応じて溶接電流が調節される。
接機から延びるケーブルの溶接棒ホルダーに溶接棒を挟
持し、溶接棒ホルダーを手に持っての溶接が行われ、溶
接棒心線の太さに応じて溶接電流が調節される。
上記するように、溶接棒ホルダーを手に持って行う溶
接において、溶接棒心線の太さからして溶接電流が比較
的大きい場合には、発熱量が大きくて多少のアーク長の
変化があっても、特に被溶接材（母材）が薄板等でない
限り問題なく溶接は行われる。
接において、溶接棒心線の太さからして溶接電流が比較
的大きい場合には、発熱量が大きくて多少のアーク長の
変化があっても、特に被溶接材（母材）が薄板等でない
限り問題なく溶接は行われる。
しかし、極細径溶接棒を用いる溶接では溶接棒心線の
太さからして溶接電流が小さくて発熱量も少なく、しか
も溶接対象が薄板等の溶接困難なものが多くなるため、
アーク長の変化は僅かな変化であっても溶接結果に大き
く影響するものである。
太さからして溶接電流が小さくて発熱量も少なく、しか
も溶接対象が薄板等の溶接困難なものが多くなるため、
アーク長の変化は僅かな変化であっても溶接結果に大き
く影響するものである。
従って、極細径溶接棒を用いる溶接では、溶接棒を通
常の溶接棒ホルダーに挟持し、ホルダーを手に持って溶
接するとなると、作業上から極めて高度の熟練度が要求
されるものであり、また、作業性も悪いものである。
常の溶接棒ホルダーに挟持し、ホルダーを手に持って溶
接するとなると、作業上から極めて高度の熟練度が要求
されるものであり、また、作業性も悪いものである。
この考案は上述の点に鑑みなされたものであって、極
細径溶接棒を用いての溶接を簡素化し、且つ、作業能率
も向上できる溶接用補助ケーブルを提供することを目的
とする。
細径溶接棒を用いての溶接を簡素化し、且つ、作業能率
も向上できる溶接用補助ケーブルを提供することを目的
とする。
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨とすると
ころは、被覆溶接棒を用いる溶接機のメインケーブルに
接続して使用するものであって、ケーブル本体の一端に
メインケーブルの溶接棒ホルダーに挟持される接続片を
設け、他端に溶接棒心線端部が挿入されて接続される接
続部を設け、該接続部を、ケーブル本体端を切断したま
までより線からなる芯線中心部に、より線群を全周的に
押拡げる形で適宜深さの細孔を形成し、該細孔に対応し
てケーブル本体端部に弾性外装材を嵌着して構成したこ
とを特徴とする溶接用補助ケーブルである。
ころは、被覆溶接棒を用いる溶接機のメインケーブルに
接続して使用するものであって、ケーブル本体の一端に
メインケーブルの溶接棒ホルダーに挟持される接続片を
設け、他端に溶接棒心線端部が挿入されて接続される接
続部を設け、該接続部を、ケーブル本体端を切断したま
までより線からなる芯線中心部に、より線群を全周的に
押拡げる形で適宜深さの細孔を形成し、該細孔に対応し
てケーブル本体端部に弾性外装材を嵌着して構成したこ
とを特徴とする溶接用補助ケーブルである。
上記構成において、接続片を、溶接機から延びるメイ
ンケーブルの溶接棒ホルダーに挟持し、ケーブル本体の
端部に設けた接続部において、ケーブルの芯線中央に形
成した細孔に溶接棒心線端部を挿入すると、接続部が拡
径されて溶接棒心線端部に対して周りからの弾性的な圧
力が加えられてしまりばめ的にケーブルの芯線が溶接棒
心線端部面に圧着される。こうして接続部に対する極細
径溶接棒の心線端部の接続は細孔への抜き挿しで行わ
れ、作業員は手に耐熱・絶縁性繊維からなる手袋を装着
して鉛筆を持つ要領で溶接棒の先端近くを持って溶接棒
先端と溶接材間にアークを発生させて溶接を行う。
ンケーブルの溶接棒ホルダーに挟持し、ケーブル本体の
端部に設けた接続部において、ケーブルの芯線中央に形
成した細孔に溶接棒心線端部を挿入すると、接続部が拡
径されて溶接棒心線端部に対して周りからの弾性的な圧
力が加えられてしまりばめ的にケーブルの芯線が溶接棒
心線端部面に圧着される。こうして接続部に対する極細
径溶接棒の心線端部の接続は細孔への抜き挿しで行わ
れ、作業員は手に耐熱・絶縁性繊維からなる手袋を装着
して鉛筆を持つ要領で溶接棒の先端近くを持って溶接棒
先端と溶接材間にアークを発生させて溶接を行う。
溶接中は溶接棒を持つ手は溶接材上に軽く載せるよう
にして溶接棒を動かし、アーク長を調整しながら溶接を
行う。
にして溶接棒を動かし、アーク長を調整しながら溶接を
行う。
以下、この考案の実施例を図面について説明する。
第１図は一部を欠除したこの考案の補助ケーブルの斜
視図、第２図は使用態様を示す概略図である。
視図、第２図は使用態様を示す概略図である。
図において、１はケーブル本体で、このケーブル本体
１の一端に、溶接機Ａから延びるメインケーブルＢの溶
接棒ホルダーＣに挟持される板状の接続片２を設け、他
端には極細径溶接棒Ｄが接続される接続部３を設けてい
る。
１の一端に、溶接機Ａから延びるメインケーブルＢの溶
接棒ホルダーＣに挟持される板状の接続片２を設け、他
端には極細径溶接棒Ｄが接続される接続部３を設けてい
る。
上記ケーブル本体１は、極細径溶接棒Ｄを用いての溶
接に必要な溶接電流を通電可能な太さのものである。そ
して、接続部３としては、ケーブル本体１の端部を切断
したままで、より線からなる芯線４中心部で中心部でよ
り線群を全周的に押拡げる形で適宜深さで細孔５を形成
し、該細孔５に対応してケーブル本体端部にゴム資材等
からなる弾性外装材６を嵌着して構成したもので、弾性
外装材６は、細孔５に対し溶接棒心線端部Ｄ′が押入状
に挿入されて弾性的な圧力を付与するのと、接続部３を
保護するものである。
接に必要な溶接電流を通電可能な太さのものである。そ
して、接続部３としては、ケーブル本体１の端部を切断
したままで、より線からなる芯線４中心部で中心部でよ
り線群を全周的に押拡げる形で適宜深さで細孔５を形成
し、該細孔５に対応してケーブル本体端部にゴム資材等
からなる弾性外装材６を嵌着して構成したもので、弾性
外装材６は、細孔５に対し溶接棒心線端部Ｄ′が押入状
に挿入されて弾性的な圧力を付与するのと、接続部３を
保護するものである。
上記のように構成したこの考案によれば、接続部にお
いてケーブルの芯線中央に形成した細孔に溶接棒心線端
部を挿入すると、弾性外装材を含めて接続部径が拡大さ
れるようになり、溶接棒心線端部に対しては周りから弾
性的な圧力が加えられてしまりばめ的にケーブルの芯線
を溶接棒心線端部面に圧着させての接続となるから、極
細径溶接棒の心線端部の接続部に対する接続は細孔への
抜き挿しで簡単に行われて作業性を向上できる。また、
ケーブル本体が溶接機から延びるメインケーブルに比べ
て細径で軽量であり、この補助ケーブルに接続された極
細径溶接棒は、作業者は手に耐熱・絶縁性繊維からなる
手袋を装着して鉛筆を持つ要領で溶接棒先端近くを持っ
て溶接を行うから、溶接中に補助ケーブルの存在が気に
ならず、作業性が良く、アーク長も微妙に調整できて安
定したアークによって溶接部の仕上がりも良好となる。
いてケーブルの芯線中央に形成した細孔に溶接棒心線端
部を挿入すると、弾性外装材を含めて接続部径が拡大さ
れるようになり、溶接棒心線端部に対しては周りから弾
性的な圧力が加えられてしまりばめ的にケーブルの芯線
を溶接棒心線端部面に圧着させての接続となるから、極
細径溶接棒の心線端部の接続部に対する接続は細孔への
抜き挿しで簡単に行われて作業性を向上できる。また、
ケーブル本体が溶接機から延びるメインケーブルに比べ
て細径で軽量であり、この補助ケーブルに接続された極
細径溶接棒は、作業者は手に耐熱・絶縁性繊維からなる
手袋を装着して鉛筆を持つ要領で溶接棒先端近くを持っ
て溶接を行うから、溶接中に補助ケーブルの存在が気に
ならず、作業性が良く、アーク長も微妙に調整できて安
定したアークによって溶接部の仕上がりも良好となる。
第１図は一部を欠除したこの考案の補助ケーブルの斜視
図、第２図は使用状態を示す斜視図である。 １……ケーブル本体、２……接続片、３……接続部、４
……ケーブル心線、５……中穴、６……弾性外装材、Ａ
……溶接機、Ｂ……メインケーブル、Ｃ……溶接棒ホル
ダー、Ｄ……極細径溶接棒。
図、第２図は使用状態を示す斜視図である。 １……ケーブル本体、２……接続片、３……接続部、４
……ケーブル心線、５……中穴、６……弾性外装材、Ａ
……溶接機、Ｂ……メインケーブル、Ｃ……溶接棒ホル
ダー、Ｄ……極細径溶接棒。
Claims (1)
- 【請求項１】被覆溶接棒を用いる溶接機のメインケーブ
ルに接続して使用するものであって、ケーブル本体の一
端にメインケーブルの溶接棒ホルダーに挟持される接続
片を設け、他端に溶接棒心線端部が挿入されて接続され
る接続部を設け、該接続部を、ケーブル本体端を切断し
たままでより線からなる芯線中心部に、より線群を全周
的に押拡げる形で適宜深さの細孔を形成し、該細孔に対
応してケーブル本体端部に弾性外装材を嵌着して構成し
たことを特徴とする溶接用補助ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990085254U JP2506454Y2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 溶接用補助ケ―ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990085254U JP2506454Y2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 溶接用補助ケ―ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0443472U JPH0443472U (ja) | 1992-04-13 |
| JP2506454Y2 true JP2506454Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31634287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990085254U Expired - Lifetime JP2506454Y2 (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 溶接用補助ケ―ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506454Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113787246B (zh) * | 2021-10-15 | 2023-06-16 | 中国电建集团山东电力建设第一工程有限公司 | 一种受热面蛇形管防磨瓦焊接方法及蛇形管换热器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53119428U (ja) * | 1977-02-28 | 1978-09-22 |
-
1990
- 1990-08-09 JP JP1990085254U patent/JP2506454Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0443472U (ja) | 1992-04-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2506454Y2 (ja) | 溶接用補助ケ―ブル | |
| AU2002225537A1 (en) | Method and forming machine for deforming a hollow workpiece | |
| CN110918689A (zh) | 新型焊片、拉拔配件及钣金拉拔件 | |
| JP2008029056A (ja) | 電柱絶縁防具およびこれを備えた絶縁防具 | |
| CN209503202U (zh) | 一种防触电电焊钳 | |
| KR200488027Y1 (ko) | 용접용 홀더 | |
| JP3591182B2 (ja) | プラズマ切断トーチ | |
| JP2000197973A (ja) | ア―ス固定具 | |
| TW360577B (en) | Adjustable collet, and stud welding device in combination with the same | |
| AU703053B3 (en) | Cupped head pin | |
| US4948935A (en) | Apparatus for use with a carbon arc torch to retain short electrodes | |
| JPS5849186Y2 (ja) | 帯状電極用給電治具 | |
| HK1007420A1 (en) | Multi-way electrode holder jaws usable for arc welding with a lever inserted in the handle | |
| US2783362A (en) | Multiple electrode arc welding assembly | |
| KR102228327B1 (ko) | 용접봉의 지지가 용이한 홀더 | |
| JP7439873B1 (ja) | 作業用治具 | |
| JPS6336952Y2 (ja) | ||
| JPH0242956Y2 (ja) | ||
| JP2006320926A (ja) | はんだコテ | |
| JP4376384B2 (ja) | 架空配電線用絶縁カバ− | |
| US2806126A (en) | Arc welding apparatus | |
| JPH0349830Y2 (ja) | ||
| JPH073884U (ja) | 横置き潜孤溶接用電極 | |
| JPH0557457A (ja) | スポツト溶接用電極 | |
| RU2166418C1 (ru) | Электрододержатель для ручной электродуговой сварки |