JP2505405B2 - 感光体および静電式記録装置 - Google Patents

感光体および静電式記録装置

Info

Publication number
JP2505405B2
JP2505405B2 JP60119292A JP11929285A JP2505405B2 JP 2505405 B2 JP2505405 B2 JP 2505405B2 JP 60119292 A JP60119292 A JP 60119292A JP 11929285 A JP11929285 A JP 11929285A JP 2505405 B2 JP2505405 B2 JP 2505405B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
latent image
electrostatic latent
photosensitive layer
effective portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60119292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61275878A (ja
Inventor
哲郎 巴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP60119292A priority Critical patent/JP2505405B2/ja
Publication of JPS61275878A publication Critical patent/JPS61275878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2505405B2 publication Critical patent/JP2505405B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は反転現像に好適に用いられる感光体およびこ
の感光体が備えられる静電式記録装置に関する。
背景技術 電子写真機器にレーザ光学系、液晶シヤツタ、LEDア
レイ、CRT、オプテイカルフアイバおよび磁気光学素子
などの露光系を組合わせて、プリンターを構成すること
が一般に広く用いられている。このような場合に感光体
の疲労、光学系制御の簡素化、さらには光学走査系の低
コスト化などの理由で反転現像を採用している。このよ
うな反転現像では、光が当たり電荷が除去された部分に
トナーを付着させるいわゆるバイアス現像を用いてい
る。なおこの現像バイアスには、交流または直流さらに
は両方の組合わせを印加している。
ところで感光体の両端部は、感光層が蒸着または塗布
しにくく、そのため層厚が薄い。したがつて感光体の両
端部は、主放電器によつて帯電しにくく、そのため反転
現像時にトナーが過度に付着する。したがつて機体内が
汚損し、また複写紙の現像部分以外の部分にトナーが付
着して汚れてしまう。さらには放電器にトナーが入り込
んで漏電する。そこでこのような問題を解決するために
従来では、複写紙の最大幅に対して感光体の幅を大きく
したり、現像幅を制限したり、さらには複写幅を規制し
たりしている。これによつて、感光体の両端部へのトナ
ーの付着を防いでいる。しかしながらこのような先行技
術では装置の大型化さらにはコストアツプを招く。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述の技術的課題を解決し、装置を大型化
することなく、簡単な構成で反転現像時に感光体両端部
に過度にトナーが付着することを防ぐようにした感光体
および静電式記録装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、感光体表面の感光層の帯電電荷が除去され
て形成された静電潜像の電荷が除去された部分を顕像化
する反転現像方式の静電式記録装置に用いられる感光体
であつて、 感光層における感光層の走行方向に垂直な方向の略中央
部に位置し、静電潜像が形成される有効部と、 上記感光層の走行方向に垂直な方向の前記有効部の両側
に位置し、静電潜像が形成されない両端部と、 該両端部表面に形成され、上記有効部以上の体積抵抗値
を有するコート部とを有することを特徴とする感光体で
ある。
また本発明は、感光層における感光層の走行方向に垂
直な方向の略中央部に位置し、静電潜像が形成される有
効部と、上記感光層の走行方向に垂直な方向の前記有効
部の両側に位置し、静電潜像が形成されない両端部と、
前記両端部表面に形成され、上記有効部以上の体積抵抗
値を有するコート部とを有する感光体と、 該感光体を帯電する帯電手段と、 該帯電手段によつて帯電された上記感光体を露光する
露光手段と、 該露光手段によつて電荷が除去されて形成された静電
潜像の電荷が除去された部分を顕像化する反転現像手段
と、 該反転現像手段で上記感光体表面を現像後、上記コー
ト部を除電する手段とを設けたことを特徴とする静電式
記録装置である。
作用 本発明に従えば、感光層の有効部の両側となる両端部
表面に前記有効部以上の体積抵抗値を有するコート部が
形成される。これによつて反転現像時に前記両端部の表
面に過度にトナーが付着することが防がれる。
また本発明に従えば、感光層の有効部の両側の両端部
表面に前記有効部以上の体積抵抗値を有するコート部が
形成される感光体と、この感光体を帯電する帯電手段
と、この感光体を露光する露光手段と、露光によつて電
荷が除去された部分を現像化する反転現像手段と、現像
後に前記コート部を除電する手段とが設けられる。これ
によつて、感光体の両端部に蓄積されて増大する電荷を
確実に除電することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例の感光体1の斜視図であ
る。この感光体1は直円筒状の感光体ドラムの表面に感
光層が形成され、感光体1の軸線2回りに矢符3方向に
回転自在である。この感光体1の表面に臨んで帯電用コ
ロナ放電器4が配置される。このコロナ放電器4は感光
体1の一端部から他端部に亘つて軸線2とほぼ平行に延
在している。感光体1の幅方向の両端部には、コロナ放
電器4と同一の極性に帯電されるコート部5,6が形成さ
れる。このコート部5,6は、感光体1と同じかまたはそ
れ以上の体積抵抗値を有する材料、たとえばポリエステ
ル樹脂などによつてコーテイングされて構成される。し
たがつて第2図に示されるように、このコート部5,6の
電位は、感光体1の感光層の有効蒸着幅1における暗
電位以上となる。したがつて感光体1の幅長l2を広げる
ことなく、両端部の帯電位を高く保つことができる。
第3図は感光体1が用いられる静電式記録装置8の感
光体1付近の簡略化した断面図である。この静電式記録
装置8では、帯電用コロナ放電器4によつて帯電された
領域に光が照射されて電荷が除去された部分にトナーが
付着するいわゆる反転現像が行なわれる。感光体1の露
光領域10よりも矢符3方向上流側には帯電用コロナ放電
器4が配置される。露光領域10における感光体1の露光
に先立ち、感光体1の表面は帯電用コロナ放電器4によ
つて感光体1の適した極性たとえばプラスに帯電され
る。感光体1は矢符3方向に回転走行し、光学系11を介
して露光領域10において光が照射され、この照射部分で
電荷が除去されて静電潜像が形成される。露光領域10よ
りも矢符3方向下流側には磁気ブラシ現像装置12が設け
られる。
磁気ブラシ現像装置12の現像スリーブ15はバイアス源
16によつて感光体1の帯電極性と同極になるように電圧
が印加されており、このバイアス源16によつて磁気ブラ
シ現像装置12内のトナーが感光体1の照射部分に付着し
てトナー像が形成される。このトナー像は、転写用コロ
ナ放電器13によつて複写紙に転写され、転写された複写
紙は除電用コロナ放電器14によつて分離されて、熱定着
装置(図示せず)に搬送される。なお、複写時において
は感光体1の幅方向の中央と複写紙の中央とが一致して
搬送され、また原稿の静電潜像はその感光体1の幅方向
に沿う中央位置が感光体1の幅方向の中央位置に一致す
るように結像される。
第4図は感光体1および現像スリーブ15の平面図であ
る。現像スリーブ15の両端部には、コート部5,6に対応
した幅l3だけマイラーフイルム30が巻回される。これに
よつて現像スリーブ15の両端部の磁界の小さい領域にト
ナーが付着した場合でもそのトナーが落化することが防
止される。なおこのようなマイーフイルム30が設けられ
た場合であつても、感光体1の両端部にトナーが矢符方
向に飛んでゆき、したがつてコート部5,6がない場合に
はその両端部にトナー付着がしてしまい、好適な反転現
像を行なうことができない。そこで本実施例では、コー
ト部5,6を設け、これによつて感光体1の両端部にトナ
ーが付着することを防止している。また複写動作を連続
して行なうことによつてコート部5,6には電荷が帯電し
ていくけれども、除電用コロナ放電器14によつてこのコ
ート部5,6の帯電された電荷を除電するようにしている
ため、コート部5,6への電荷の蓄積によつてコート部5,6
と放電器4,13,14のケースとの間に火花が生じることは
なく、したがつて火花によつて感光体1が損傷すること
が防止される。また火花に起因するノイズの発生、さら
にはこのノイズによつて生じる電子回路の誤動作を防止
することができる。なお転写後、感光体1の有効蒸着幅
1に帯電された電荷は、除電用ランプ60によつて除電
用ランプ60によつて除電される。
第5図は本発明の他の実施例の斜視図である。この実
施例は前述の実施例に類似し、対応する分には同一の参
照符を付す。この実施例では複写紙は感光体1の一端部
Hを基準にして搬送される。注目すべきは、この実施例
では前述の実施例における除電用コロナ放電器14は用い
られておらず、転写用コロナ放電器13近傍に感光体1の
コート部5,6に沿つて案内片40,41が設けられる。案内片
40,41はコード部5,6に接触または近接可能に構成され
る。案内片40,41は、導電性材料たとえばポリエステル
フイルムの表面に薄い金属層を付着したものから成る。
そのため感光体1の回転時に、感光体1が案内片40,41
に接触してもコート部5,6が損傷することはない。
また案内片40,41は接地されている。したがつてコー
ト部5,6の電荷はこの案内片40,41に接触することによつ
て除電される。
案内片40は、感光体1の曲率とほぼ同一の曲率を有す
る円弧部分40aと、この円弧部分40aから延在する延在部
40bとを含む。延在部40bの端部は搬送ローラ35近傍まで
延在している。そのため転写後の複写紙は、案内片40に
よつて分離されて搬送ローラ35に搬送される。また案内
片41は、感光体1の曲率と同一な曲率を有する円弧部分
41aのみからなる。したがつて案内片41では、除電の働
きのみであつて、複写紙を分離する働きはない。
なお、複写紙を分離する働きおよび除電する働きを併
有するように、案内片41を案内片40と同様な構成にする
ようにしてもよい。
効果 本発明によれば、感光層の有効部の両端部にこの有効
部以上の体積抵抗値を有するコート部を形成するように
したので、簡単な構成でかつ低コストで反転現像時にコ
ート部にトナーが付着することを防止することができ
る。
また本発明によれば、感光体表面が現像された後、そ
の感光体のコート部を除電するようにしたので、これに
よつてコート部へのトナーの付着をより一層確実に防ぐ
ことができ、機体内の汚損を防ぎ、また複写紙の現像部
以外の部分に不所望にトナーが付着して複写品位が低下
してしまうことを防ぐことができる。しかも前記コート
部に過剰にトナーが付着することはないので、放電器な
どにトナーが入り込んで漏電するという不具合が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の感光体1の斜視図、第2図
は感光体1の電位を示すグラフ、第3図は感光体1が用
いられる静電式記録装置8の感光体1付近の簡略化した
断面図、第4図は感光体1および現像スリーブ15の平面
図、第5図は他の実施例の斜視図である。 1……感光体、2……軸線、3……矢符、4……帯電用
コロナ放電器、8……静電式記録装置、12……磁気ブラ
シ現像装置、13……転写用コロナ放電器、14……除電用
コロナ放電器、15……現像スリーブ、16……バイアス
源、40,41……案内片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体表面の感光層の帯電電荷が除去され
    て形成された静電潜像の電荷が除去された部分を顕像化
    する反転現像方式の静電式記録装置に用いられる感光体
    であつて、 感光層における感光層の走行方向に垂直な方向の略中央
    部に位置し、静電潜像が形成される有効部と、 上記感光層の走行方向に垂直な方向の前記有効部の両側
    に位置し、静電潜像が形成されない両端部と、 該両端部表面に形成され、上記有効部以上の体積抵抗値
    を有するコート部とを有することを特徴とする感光体。
  2. 【請求項2】感光層における感光層の走行方向に垂直な
    方向の略中央部に位置し、静電潜像が形成される有効部
    と、上記感光層の走行方向に垂直な方向の前記有効部の
    両側に位置し、静電潜像が形成されない両端部と、該両
    端部表面に形成され、上記有効部以上の体積抵抗値を有
    するコート部とを有する感光体と、 該感光体を帯電する帯電手段と、 該帯電手段によつて帯電された上記感光体を露光する露
    光手段と、 該露光手段によつて電荷が除去されて形成された静電潜
    像の電荷が除去された部分を顕像化する反転現像手段
    と、 該反転現像手段で上記感光体表面を現像後、上記コート
    部を除電する手段とを設けたことを特徴とする静電式記
    録装置。
JP60119292A 1985-05-31 1985-05-31 感光体および静電式記録装置 Expired - Lifetime JP2505405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60119292A JP2505405B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 感光体および静電式記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60119292A JP2505405B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 感光体および静電式記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61275878A JPS61275878A (ja) 1986-12-05
JP2505405B2 true JP2505405B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=14757793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60119292A Expired - Lifetime JP2505405B2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31 感光体および静電式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2505405B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03269563A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Mitsubishi Electric Corp 電子写真感光体
JP7111594B2 (ja) * 2018-11-28 2022-08-02 京セラ株式会社 画像形成装置および感光体ドラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5793936U (ja) * 1980-11-26 1982-06-09
JPS57139747A (en) * 1981-02-24 1982-08-28 Canon Inc Latent image bearing material

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61275878A (ja) 1986-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4769676A (en) Image forming apparatus including means for removing residual toner
US5182604A (en) Transfer roller with voltage polarity control
CA1103745A (en) Electrophotographic apparatus
US3976484A (en) Screen electrophotographic process
US4809038A (en) Color electrophotographic apparatus and method
JP2505405B2 (ja) 感光体および静電式記録装置
JPH08244277A (ja) トナ−画像形成装置
JP7095275B2 (ja) 画像形成装置
US7092659B2 (en) Discharge methods and systems in electrophotography
JPH02123379A (ja) 感光体の縁を現像しない現像方法及び装置
JPS6064364A (ja) 画像形成方法および装置
CA1114005A (en) Method of image formation
JP3005410B2 (ja) 画像形成装置
JPS6356674A (ja) 転写装置のクリ−ニング方法
JPH0673038B2 (ja) 電子写真記録方式
JPH0447314B2 (ja)
JPS6271969A (ja) カラ−電子写真方法
JPH05313507A (ja) 画像形成装置
JP2018185451A (ja) 画像形成装置
JPH0635335A (ja) 画像形成装置
JPH0246474A (ja) カラー電子写真装置
JPS6356999B2 (ja)
JPH01129278A (ja) 記録装置
JPH01116581A (ja) 画像形成装置
JPS60159866A (ja) 画像乱れ防止装置