JP2503879Y2 - 保護機構つき内径測定器 - Google Patents

保護機構つき内径測定器

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JP2503879Y2
JP2503879Y2 JP771490U JP771490U JP2503879Y2 JP 2503879 Y2 JP2503879 Y2 JP 2503879Y2 JP 771490 U JP771490 U JP 771490U JP 771490 U JP771490 U JP 771490U JP 2503879 Y2 JP2503879 Y2 JP 2503879Y2
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JP771490U
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武史 松本
秀夫 藤井
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安藤電気株式会社
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、タッチレバーの開閉によりワークの内径
を測定する内径測定器において、寸法の違うワークをセ
ットするときにタッチレバーや検出器を破損しないよう
にした保護機構つき内径測定器についてのものである。
(b) 従来の技術 次に、従来技術による内径測定器の構成図を第4図に
より説明する。第4図の1は検出器、2と3はタッチレ
バー、2Aはタッチレバー2の支点、3Aはタッチレバー3
の支点、6はタッチレバー2・3を押し広げるばね、9A
と9Bはアクチュエータ、9Eと9Fはアーム、10はガイド、
11は内径を測定されるワークである。
第4図で、アクチュエータ9Aを駆動すると、ロッド9C
がアクチュエータ9Aから出入りする。アーム9Eはタッチ
レバー2の外側に取り付けられており、アーム9Fもタッ
チレバー3の外側に取り付けられている。アクチュエー
タ9Aを駆動し、ロッド9Cがアクチュエータ9Aから出るよ
うにすると、タッチレバー2は内側に回転する。
アクチュエータ9B・ロッド9D・アーム9Fの関係は、ア
クチュエータ9A・ロッド9C・アーム9Eの関係と同じであ
り、ロッド9C・9Dが同時に出る方向にアクチュエータ9A
・9Bを駆動すると、タッチレバー2・3の先端の間隔Q
は短くなる。ガイド10はタッチレバー2・3とワーク11
の測定部分の中心を合わせ、測定誤差を防ぐために検出
器1に取り付けられる。
タッチレバー2・3は、第4図の状態からワーク11に
接触し、ワーク11の内径を検出器1に伝える。検出器1
の内部には、差動トランスなどがあり、タッチレバー2
・3の位置からワーク11の内径を測定する。なお、タッ
チレバー2・3と検出器1の関係は、例えば実開昭61−
46410号公報などにも記載されている。
ワーク11をガイド10に挿入するときに、タッチレバー
2・3の間隔Qがガイド10のガイド径Pよりも大きい
と、タッチレバー2・3とワーク11が接触し、タッチレ
バー2・3や検出器1を破損することがある。
タッチレバー2・3や検出器1の破損を防ぐため、ワ
ーク11を挿入するときに、アクチュエータ9A・9Bでロッ
ド9C・9Dを出し、アーム9E・9Fを押してタッチレバー2
・3の間隔Qがガイド10のガイド径Pより小さくなるよ
うにする。
次に、第4図の斜視図を第5図により説明する。第5
図は第4図のガイド10をタッチレバー2・3の間から取
り出した状態図である。ガイド10は円筒形であり、検出
器1に取り付けたときに、タッチレバー2・3に干渉し
ないように、断面はT字形に形成される。
次に、ワーク11を測定している状態を第6図を参照し
て説明する。第6図は第4図の状態からアクチュエータ
9A・9Bを駆動して、ロッド9C・9Dを引込め、バネ6の力
でタッチレバー2・3の間隔を広げ、ワーク11にタッチ
レバー2・3を接触させ、ワーク11の内径を検出器1で
測定している状態図である。
第4図の内径測定器でワーク11と寸法の違うワークを
測定する場合、タッチレバー2・3とワークの中心がず
れると測定誤差となるので、ワークの内径寸法に合わせ
て、ガイド10を違うガイドと交換する。
(c) 考案が解決しようとする課題 第4図の内径測定器で寸法の違うワークを測定する場
合、ガイドを交換するとともに、ワーク挿入時にタッチ
レバー2・3を破損させないために、アクチュエータ9A
・9Bを駆動する制御機構が必要となる。ところが、制御
機構の誤動作や、使用者の操作ミス等により、タッチレ
バー2・3が開いたままになっている可能性もあり、こ
の状態でワークをガイドに挿入すると、タッチレバー2
・3や検出器を破損するという問題がある。
この考案は、第4図のアクチュエータ9A・9B、ロッド
9C・9D、アーム9E・9Fの代わりに、タッチレバー2・3
の内側にそれぞれ別のアームを設け、ガイドと検出器の
取付面からガイドの端面までの寸法をワークの内径に合
わせて変更し、ガイドの端面が新たに設けたアームに当
たることにより、タッチレバー2・3の間隔Qを変え、
寸法の違うワークの交換にともなう制御機構を不要にし
た保護機構つき内径測定器の提供を目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 この目的を達成するため、この考案は、支点2Aで回転
するタッチレバー2と、タッチレバー2の反対側に配置
され、支点3Aで回転するタッチレバー3と、タッチレバ
ー2の内側に固定されるアーム4と、タッチレバー3の
内側に固定されるアーム5と、測定されるワークの内径
に対応して交換するガイドを取り付ける取付面1Aを形成
する検出器1を備え、前記ガイドは断面がT字形に形成
され、前記ガイドからのタッチレバー2・3のとび出し
寸法Yが適正になる任意の寸法だけ軸方向の取付面1A側
に突出する端面を形成し、取付面1Aに取り付けることに
より前記端面がアーム4とアーム5に接触し、前記ガイ
ドからのタッチレバー2・3のとび出し寸法Yを適正に
設定する構成である。
(e) 作用 次に、この考案による保護機構つき内径測定器の構成
図を第1図により説明する。第1図の1Aは検出器の取付
面、4と5はアーム、7は7Aはガイド7の端面、7Bはガ
イド7の奥行寸法、すなわち、取付面1Aから寸法Vだけ
突出した端面7Aまでの寸法であり、その他は第4図と同
じものである。アーム4はタッチレバー2の内側に固定
され、アーム5はタッチレバー3の内側に固定される。
すなわち、第1図は第4図のアクチュエータ9A・9B、
ロッド9C・9D、アーム9E・9Fの代わりにアーム4・5を
設け、ワークごとに交換されるガイド7は、取付面1Aか
ら端面7Aの寸法Vを規定し、端面7Aにアーム4・5が接
触するようにしたものである。
ガイド7は、断面がT宇形に構成され、ワーク11の内
径Xに対応して取付面1Aから寸法Vだけ軸方向に突出し
た端面7Aが形成される。第1図で、ガイド7を検出器1
の取付面1Aに取り付けたとき、端面7Aはアーム4とアー
ム5に接触する。
次に、第1図のワーク11を挿入する前のガイド7とタ
ッチレバー2の部分拡大図を第2図により説明する。第
2図の寸法Yは、ガイド7からのタッチレバー2のとび
出し量である。寸法Yが大きすぎる場合は、ワーク11を
挿入するときに、タッチレバー2にワーク11が当たり、
ワーク11が挿入できなくなるだけでなく、タッチレバー
2・3や検出器1を破損することになる。また、寸法Y
が小さすぎる場合は、ワーク11の内径を測定することが
できない。
したがって寸法Yは、ワーク11をガイド7に挿入する
ときに、タッチレバー2・3や検出器1を破損しないよ
うに、また、ワーク11に接触するような寸法に設定され
る。
次に、第1図の内径測定器で内径の違うワーク12を測
定する場合の状態図を第3図により説明する。第3図の
8はガイド、12はワークである。第3図のガイド8は、
第1図のガイド7とは外径Zと奥行寸法8B、すなわち取
付面1Aから寸法Wだけ軸方向に突出した端面8Aまでの寸
法が違っており、寸法Wはガイド8の外径Zに対応して
形成されている。
寸法Wにより、ガイド8に合わせたタッチレバー2・
3のとび出し寸法Yを得ることができ、ワーク12とタッ
チレバー2・3が接触し、ワーク12の内径が測定され
る。
(g) 考案の効果 この考案によれば、タッチレバーの内側にそれぞれア
ームを設け、ガイドは、ワークの内径に合わせて検出器
の取付面からガイドの端面までの軸方向に突出させる寸
法を変更し、検出器の取付面に取り付けることによりガ
イドの端面がアームに当たって、タッチレバーの間隔を
変えるようにしているので、ガイドを交換したとき、ガ
イドからとび出すタッチレバーのとび出し寸法がガイド
の相違によっても適正になり、ガイドを交換するだけ
で、内形の寸法の違うワークの交換にともなう制御機構
は不要になり、制御機器の誤動作や操作ミスによるタッ
チレバーや検出器の破損をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による保護機構つき内径測定器の構成
図、第2図は第1図のタッチレバー2とガイド7の部分
拡大図、第3図は第1図の内径測定器でワーク12を測定
している断面図、第4図は従来技術による内径測定器の
構成図、第5図は第4図の斜視図、第6図は第4図の内
径測定器でワーク11を測定している断面図である。 1……検出器、1A……取付面、2……タッチレバー、2A
……支点、3……タッチレバー、3A……支点、4……ア
ーム、5……アーム、6……ばね、7……ガイド、7A…
…端面、8……ガイド、8A……端面、9A・9B……アクチ
ュエータ、9C・9D……ロッド、9E・9F……アーム、10…
…ガイド、11・12……ワーク。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の支点(2A)で回転する第1のタッチ
    レバー(2)と、 第1のタッチレバー(2)の反対側に配置され、第2の
    支点(3A)で回転する第2のタッチレバー(3)と、 第1のタッチレバー(2)の内側に固定される第1のア
    ーム(4)と、 第2のタッチレバー(3)の内側に固定される第2のア
    ーム(5)と、 測定されるワークの内径に対応して交換するガイドを取
    り付ける取付面(1A)を形成する検出器(1)を備え、 前記ガイドは断面がT字形に形成され、前記ガイドから
    のタッチレバー(2・3)のとび出し寸法Yが適正にな
    る任意の寸法だけ軸方向の取付面(1A)側に突出する端
    面を形成し、取付面(1A)に取り付けることにより前記
    端面が第1のアーム(4)と第2のアーム(5)に接触
    し、前記ガイドからのタッチレバー(2・3)のとび出
    し寸法Yを適正に設定する構成であることを特徴とする
    保護機構つき内径測定器。
JP771490U 1990-01-30 1990-01-30 保護機構つき内径測定器 Expired - Lifetime JP2503879Y2 (ja)

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IT1299902B1 (it) * 1998-03-13 2000-04-04 Marposs Spa Testa, apparecchiatura e metodo per il controllo di dimensioni lineari di pezzi meccanici.
FR2963965B1 (fr) * 2010-08-20 2013-02-15 Vallourec Mannesmann Oil & Gas Procede et dispositif de controle d'un filetage de joint tubulaire utilise dans l'industrie du petrole

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