JP2503855B2 - ペ―ジングシステム - Google Patents

ペ―ジングシステム

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JP2503855B2
JP2503855B2 JP3108793A JP3108793A JP2503855B2 JP 2503855 B2 JP2503855 B2 JP 2503855B2 JP 3108793 A JP3108793 A JP 3108793A JP 3108793 A JP3108793 A JP 3108793A JP 2503855 B2 JP2503855 B2 JP 2503855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はページングシステムに関
し、特に同一のディジタル選択呼出(ページング)信号
により同期的にそれぞれ変調された同一周波数の複数の
無線周波数搬送波を互いに離れて配置された複数の送信
局からそれぞれ送信する広域無線ページングシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】無線ページングシステムにおいては、サ
ービスエリアの広域化を可能にするために、出力100
W程度の無線送信機をそれぞれ含む複数の送信局を所定
の間隔で設置し、それら送信局から、同一のディジタル
ページング信号によりそれぞれ変調された複数の同一周
波数の無線周波数搬送波を同時に送出している。このよ
うな無線ページングシステムにおいては、互いに隣接す
る2つの送信局からの無線周波数搬送波を受信できるエ
リア、すなわち干渉エリアにおける2つの受信搬送波の
間の位相差を一定値以下(通常は上記ディジタルページ
ング信号のビット間隔の1/4位内)に抑える必要があ
る。例えば、POCSAG(Post Office
Code Standardization Advi
soryGroup)により標準化された512BPS
のディジタルページング信号すなわちPOCSAGコー
ドを用いるページングシステムでは、上記位相差は48
8μs以下でなければならない。したがって、各送信局
における基準位相からの位相ずれは約250μs以下に
する必要がある。
【0003】一方、この種の無線ページングシステムは
上記複数の送信局とページング要求の発呼を受ける電話
交換網との間に配置された中央局を備える。この中央局
は発呼加入者からのページング要求のデータを所定の信
号フォーマット、例えばPOCSAGコードに基づくペ
ージング要求信号フォーマットにフォーマット変換する
ページング制御装置を備える。
【0004】上記中央局と上記複数の送信局との間の接
続は有線あるいは無線の時分割多重回線で形成する。上
記中央局・送信局間接続回線を通じた信号伝送に起因す
る遅延を補償して上記位相ずれを上記所定範囲(約25
0μs)以下に抑えるように、可変遅延手段を中央局お
よび送信局の各各に配置する。一方、所定のコードパタ
ーンを有する位相補正コードにより変調した無線周波数
搬送波信号を中央局から送信局に送信し、この搬送波信
号を受信し前記位相補正コードに復調した送信局がこの
位相補正コードに基づき自局における可変遅延手段の遅
延量を算出し設定するページングシステムの一例が米国
特許第4,709,401号明細書に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、中央局と複数
の送信局の各々との間の上記接続回線は現用/予備の2
ルートから成っているので上述の米国特許明細書記載の
位相同期方式では、上記現用回線に障害が発生して予備
回線への切替えが行われたときは上記遅延量の算出およ
び設定を初めからやり直す必要がある。
【0006】また、最近強まりつつある無線周波数の有
効活用への要求を満たすために上記ディジタルページン
グ信号のビットレートをさらに高めると、上記従来技術
による位相補正では精度が十分でない。すなわち、ビッ
トレート9600BPSのPOCSAGコード対応の無
線ページングシステムにおける上記位相補正の精度は2
6μs以内とすることが要求されるが、無線伝送区間に
おける遅延差や送信機内における遅延誤差が不可避的に
発生する送信機変調入力点でみた位相補正精度は10μ
s程度以内であることを要し、これは実現困難である。
さらに上記従来技術では中央局と送信局とを結ぶ伝送回
線における遅延量の変動を上記許容位相ずれより小さく
する必要性があるが、時分割多重回線ではその精度を達
成することはきわめて困難である。上記伝送回線におい
て時分割多重化ディジタル信号を回線分離する際の信号
遅延量の増加はページング制御装置と時分割多重化装置
とのクロックパルスが通常互いに独立であるために絶え
ず変動するので、遅延変動量の抑圧のために時分割多重
化の度合を抑えれば無線伝送回線数の増加が避けられ
ず、回線の設置及び維持のための費用が増大する。
【0007】さらにまた、サービスエリアの拡大のため
の送信局数の増加は中央局と送信局との間の接続回線の
数の増加を要し、回線の設置および維持のための費用を
それぞれ押し上げる。
【0008】この問題の解決には1つの回線に複数の送
信局を接続するマルチドロップ方式や、ツリー接続方式
(中央局と送信局との間に信号分配装置を配置する)が
ある。マルチドロップ方式は伝送回線の構成が中央局と
送信局との間の途中で変わりその結果、遅延量が変わる
と位相補正が極めて困難になる。すなわち、回線の中央
局側に生じた遅延量の変動はその回線に接続されたすべ
ての送信局の位相が同じように変わるので問題はないも
のの、上記回線の末端における遅延量の変動は送信局間
の位相にずれを生じてしまう。また、ツリー方式は回線
の総延長距離の削減を可能にするものの、分配装置を要
する分だけ遅延量の変動の増大を伴う。したがって、デ
ィジタルページング信号のビットレートを高くした場合
は複数の送信局の送信出力の間の位相同期の確保が難し
い。また上記分配装置を複数にした場合はその分配装置
よりも下流に配置された送信局で位相補正が困難にな
る。
【0009】したがって本発明の目的は、同一のディジ
タルベージング信号でそれぞれ同期的に変調された同一
周波数の複数の無線周波数搬送波を複数の送信局からそ
れぞれ送信できるように前記ディジタルページング信号
を前記送信局の各各へ伝送する接続回線を有する無線ペ
ージングシステムにおいて、前記接続回線における伝送
遅延量の変動にかかわりなく前記ディジタルページング
信号による前記複数の無線周波数搬送波の変調の同期の
精度を高く維持できる無線ページングシステムを提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の目的は、前記送信局の数の増
加及び前記無線周波数搬送波の数の増加の割合に比して
前記接続回線の数の増加の割合を抑制できるこの種の無
線ページングシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般公衆電話
網(Public Switched Telepho
ne Network:PSTN)の加入者からその電
話網を通じて受けたページング発呼に応答してその発呼
対応の被呼ページング受信機個有の加入者番号を含むペ
ージング要求信号を発生するページング制御装置と、互
いに異なる所要伝送時間を有する複数の伝送回線により
前記ページング制御装置にそれぞれ接続され各々が前記
ページング要求信号対応のディジタルページング信号に
より互いに同期的に変調された互いに同一の周波数の無
線周波数搬送波をそれぞれ発生する複数の送信局とを含
み、前記送信局のサービスエリアに分布する多数のペー
ジング受信機にページングサービスを提供する広域無線
ページングシステムにおいて、前記ページング制御装置
が、前記複数の所要伝送時間のうち最大の値に等しい第
1の時間値と前記無線送信局の各々が前記ページング要
求信号の受信からディジタルページング信号の発生まで
に要する第2の時間値とをあらかじめ記憶した遅延時間
記憶回路と、複数のNAVSTAR・GPS(navi
gationsatellite time and
ranging global positionin
g system:ナビゲーション サテライト タイ
ムアンド レインジング グローバル ポジショニング
システム)衛星から受信した信号に応答して時刻基準
信号を発生する第1のGPS受信機と、前記時刻基準信
号に応答して世界標準時刻と予め定めた時間関係にある
高精度時刻信号を生ずる第1の時間基準回路と、前記高
精度時刻信号が表わす現在時刻に前記第1の時間値と第
2の時間値との和を加算して得られた時刻以降の時刻を
表わすコードを送信開始時刻指定コードとして前記ペー
ジング要求信号に付加するコード付加手段とを備え、前
記無線送信局の各々が、前記ページング要求信号を受信
して一時蓄積する受信バッファメモリ手段と、前記複数
のGPS衛星から受信した信号に応答して時刻基準信号
を生ずる第2のGPS受信機と、前記時刻基準信号に応
答して世界標準時刻と予め定めた時間関係にある高精度
時刻信号を生ずる第2の時間基準回路と、前記受信バッ
ファメモリ手段に蓄積された前記ページング要求信号の
前記送信開始時刻指定コードと前記第2の時間基準回路
からの前記高精度時刻信号との一致を検出する時刻照合
回路と、前記時刻照合回路からの前記一致を示す出力の
発生した時点から前記ページング要求信号を前記第2の
時間基準回路からの前記高精度時刻信号に同期して前記
ディジタルページング信号にフォーマット変換するフォ
ーマット変換回路と、前記ディジタルベージング信号に
より変調された所定周波数の無線周波数搬送波を発生す
る無線送信機とを備えることを特徴とするページングシ
ステムにある。
【0012】
【実施例】図1を参照すると、この図にブロックで示し
た本発明の第1の実施例のページングシステムにおい
て、中央局に設けられたページング制御装置10は一般
公衆電話網(PSTN)40と接続され一般電話端末4
1からのページング発呼信号を受ける。ページング制御
装置10は、PSTN40との接続の制御と前記ページ
ング発呼信号に応答してPSTN40の発生するページ
ング発呼受付信号の受信とを行うPSTN接続部110
と、前記ページング発呼受付信号に応答して送信時刻指
定コード付きのページング要求信号を生ずる中央制御部
120と、前記ページング要求信号を送信局20および
21にそれぞれ接続された伝送回線60および61にそ
れぞれ送信する出力インタフェース部130および13
1と、ページング受信機80(図示の便宜上1つだけ示
してある)の加入者番号ごとの登録・未登録情報を含む
加入者データファイル140と、米国国防総省により打
ち上げられたNAVSTAR・GPS衛星90からの信
号を受信し、世界標準時刻と極めて正確に同期したクロ
ックパルス及び時間情報を発生しそれらを中央制御部1
20に供給するGPS受信機150とを備える。送信局
20は、伝送回線60を通じてページング要求信号を受
信する入力インタフェース部210と、GPS受信機1
50と同様にGPS衛星90からの信号を受信し、世界
標準時刻と極めて正確に同期したクロックパルス及び時
間情報を発生するGPS受信機230と、この時間情報
に基づき前記送信時刻指定コード付きページング要求信
号をそのコードの指定する時刻にディジタル選択呼出
(ページング)信号フォーマットに変換する符号化制御
部220と、このディジタルページング信号により変調
された無線周波数搬送波を出力する送信機240とを備
える。送信局21は送信局20と同一構成を備えるので
図1にブロックで示すに留める。
【0013】上記GPS受信機150及び230は同一
の構成のもので差支えない。なお、GPS受信機により
世界標準時刻に同期したクロックパルス及び時間情報を
発生する手段は公知であり、互いに遠く隔った2つの地
点の各々で上記時間情報に基づき正確な時刻を算出する
方法は米国特許5,070,537号明細書に述べられ
ている。一方、GPS受信機の構成の詳細は米国特許
5,134,407号明細書に述べられている。GPS
受信機の本来の目的は位置検出であり、複数のGPS衛
星からの軌道情報,時間基準情報等に基づき受信機の位
置を割り出すものである。GPS衛星の各々は、セシウ
ムとルビジウムによる原子時計を備え、世界標準時刻と
の誤差の情報も地上から供給されており実質的に世界標
準時刻と正確に一致している。したがってGPS受信機
150および230で得られる時刻情報の世界標準時刻
との差は、5μs以内であり、この時刻情報の精度は高
い。
【0014】次に図2を参照すると、この図に構成の詳
細をブロックで示した中央制御部120は、PSTN接
続部110からの前記ページング発呼受付信号を一時蓄
積して待ち行列処理を行うキューイング処理回路121
と、前記発呼受付信号の時間軸上の配列を示す所定時間
間隔のタイミング信号TQを発生するキューイングタイ
マ123と、伝送回線60および61上の遅延時間のう
ちの最大遅延時間と送信局20および21で処理される
時間との各々の値を記憶した遅延時間記憶回路124
と、GPS受信機150の出力に基づき世界標準時刻に
同期したクロックパルス及び時間情報を発生する基準時
間パルス発生回路125と、これら回路を制御しタイミ
ング信号TQの受信の度ごとにキューイング処理回路1
21内の発呼受付信号を1群のページング要求信号にフ
ォーマット変換し、基準時間パルス発生回路125の出
力が表わす現在時刻と遅延時間記憶回路124からの出
力が表わす遅延時間とに基づき送信開始時刻を算出その
時刻対応のコードを上記ページング要求信号に付加し、
出力インタフェース部130および131をそれぞれ介
して送信局20および21にそれぞれ供給する制御回路
122とを備えている。
【0015】次に図3を参照すると、この図に詳細をブ
ロックで示した符号化制御部220は、入力インタフェ
ース部210から前記送信時刻指定コード付きページン
グ要求信号を受信し一時蓄積する受信バッファ221
と、GPS受信機230の出力に基づき世界標準時刻に
同期したクロックパルス及び時間情報を発生する基準時
間パルス発生回路225と、この基準時間パルスが表わ
す現在の時刻と受信バッファ221中の前記ページング
要求信号の指定時刻との一致を検出し送信指示信号SS
を出力する時刻照合回路222と、前記ページング信号
をディジタルページング信号にフォーマット変換し変調
信号として送信機240に供給する送信データ変換回路
224と、前記送信指示信号SSに基づき受信バッファ
221内のページング要求信号の送信データ変換部22
4への選択的供給およびフォーマット変換を制御する送
信制御回路223とを備えている。
【0016】次に、上記ディジタルページング信号が5
12BPSのPOCSAGコードである場合について上
記実施例の動作を説明する。
【0017】図1および2に図4を併せて参照すると、
ページング制御装置10は、PSTN接続部110にお
いて、一般電話端末41からのページング要求の発呼が
あるかどうかを常時チェックしており(S1)、発呼が
あったときは被呼加入者番号受信動作に入る(S2)。
この被呼加入者番号は、PSTN40との接続がトラン
ク接続の場合、日本では一般にMF(Multi Fr
equency)信号で構成される。被呼加入者番号の
受信ののち、キューイング処理回路121は加入者デー
タファイル140と照合し(S3)、その被呼加入者番
号が加入者登録されている場合のみページング要求を受
け付ける。その被呼加入者がメッセージサービス付きの
ページングサービス対象者であれば(S4)、PB(P
ushbutton)信号によるメッセージデータを受
け付ける(S5)。このようにして次々に受け付けた複
数のページング発呼受付信号をキューイングタイマ12
3からのタイミング信号TQの出力までキューイング処
理回路121に蓄積しておく。次に、このキューイング
処理回路121はPOCSAGコードのフォーマットに
非常に近い形の複数のページング信号の列を発生する
(S6)(この処理をキューイングと呼ぶ)。
【0018】制御回路122は、キューイング処理回路
121に蓄積されたページング受付信号を所定時間間隔
のタイミング信号TQを受ける度ごとに前記ページング
要求信号にフォーマット変換し、基準時間パルス発生回
路125からの出力が示す現在時刻に遅延時間記憶回路
124からの出力が示すデータ伝送時間及び送信局側受
信処理時間を加算し、その加算結果が表わす時刻以降の
時刻を送信開始時刻としてそのページング要求信号に付
加し、出力インタフェース部130/131及び伝送回
線60/61を通じて送信局20/21へ送信する。
【0019】ページング要求信号の送信プロトコルは、
OSI第2層としてHDLC(High Level
Data Link Control)を使用し、OS
I第7層として図5のフォーマットを使用する。図5に
おいて、“TXNO”は送信相手先の送信局の識別(I
D)番号を、“CHNO”は送信データをどの無線周波
数チャネルで送出するかを指定するチャネル番号を、
“CODE”は送信デーアをどのフォーマットで送出す
るかの指定(例えば、POCSAG512BPSは“0
1”)を、“TIME”は送信データの送信開始時刻の
指定(例えば、12時10分00秒送出の場合“100
0”)を、“TRNO”はトランザクション番号でこの
パケットのID番号を、“TPL”はトランザクション
パケットレングスでこのパケットのデータ長をそれぞれ
示す。また“POCSAGデータ”は1コードワード
(Codeword)として情報ビット21ビットのみ
を3バイトで送出し、パリティビットおよびプリアンブ
ル(Preamble),同期コードワード(Sync
hronization codeword:SC)は
送信局側で付加する。このようにすることにより、回線
の伝送時間の短縮を図っている。上の説明から明らかな
とおり、本発明のシステムはページング要求信号の各各
の前に送信開始時刻情報を挿入することを特徴とする。
【0020】なお各送信局のID番号は、個々の局を指
定できる他にグループー斉や全局一斉指定ができるよう
に体系づけられており、中央制御部120が回線及び送
信局側の状態に応じてID番号を選択し“TXNO”に
設定する。また、“CHNO”は送信局が複数の無線周
波数チャネルを有するときに使用する。
【0021】次に図1および図3に併せて図6を参照す
ると、送信局20では、入力インタフェース部210が
“TXNO”として自局あるいは全局あての指定のある
ページング要求信号を受信し、符号化制御部220がこ
のページング要求信号をアドレスで区分けされた受信バ
ッファ221へ格納する。GPS受信機230から基準
時間バルス発生回路225へは、繰返し周期1秒のパル
ス信号C3及びそれより若干遅れた直列データの時間信
号C4が供給される。基準時間パルス発生回路225
は、高安定の水晶発振器226を備え、GPS受信機2
30からの信号C3/C4により正確な時刻を把握す
る。パルス信号C3よりも時間信号C4の方が遅れて基
準時間パルス発生回路225に供給されるので、パルス
信号C3が入った時刻をその前に受信済みの信号C4の
示す時刻に1秒加算した時刻とすることにより世界標準
時刻と同期させることができる。基準時間パルス発生回
路225は、送信データ変換回路224へ1ビットごと
のクロックパルスC1と1コードワードごとのクロック
パルスC2とを供給し、ディジタルページング信号フォ
ーマットすなわち送信フォーマットデータDSのビット
単位及びコードワード単位の同期をとらせる。基準時間
パルス発生回路225の時間情報は時刻照合回路222
へも供給されており、この時刻照合回路222はパルス
信号C3の供給を受けるごとに受信バッファ221から
のページング要求信号の“TIME”領域の送信開始指
定時刻を読み取り、基準時間パルス発生回路225から
の現在時刻表示パルスと照合し、一致した場合にそのデ
ータの格納アドレスとともに送信指示信号SSを送信制
御回路223へ出力する。送信制御回路223は上記ア
ドレスに対応した“POGSAGデータ”領域のデータ
を順次送信データ変換回路224へ供給する。送信デー
タ変換回路224は、クロックパルスC1及びC2に同
期して動作し、入力ディジタル信号にパリティビットを
付加し、さらにプリアンブル,SCを付加してPOCS
AGの送信フォーマットデータDSに変換し、変調信号
として送信機240へ供給する。送信機240は、送信
データ変換回路224からのディジタルページング信号
により無線周波数搬送波を変調し電磁波として送信し、
ディジタルページング信号が特定するページング受信機
80を呼出す。送信局21も送信局20と同様に世界標
準時刻に同期して動作するので、これら送信局からの電
磁波の変調信号を形成する前記ディジタルページング信
号の相互間の位相差を1/4ビット長以内に抑えること
ができる。
【0022】上述のとおり、本発明のシステムにおいて
は位相比較の基準をGPS受信機により送信局の各各が
個々に発生するので、ページング制御装置(中央局)と
送信局の各々との間の伝送回線の遅延量の変動の影響を
全く受けることなくそれら送信局間で上記変調信号の同
期が確保できる。
【0023】図7のタイミングチャートを参照すると、
時刻T0において、送信開始時刻をTSと指定したペー
ジング要求信号が中央局のページング制御装置10の出
力インタフェース部130及び131からそれぞれ出力
される。回線60に出力されたページング要求信号D1
は伝送遅延時間t1の経過後の時刻T1に送信局20に
受信され一時格納される。回線61に出力されたページ
ング要求信号D2は伝送遅延時間t2の経過後の時刻T
2に送信局21に受信され一時格納される。時刻TSに
は送信局20及び21はそれぞれ信号フォーマット変換
によりディジタルページング信号を形成しその信号によ
り変調した無線周波数搬送波の送信を開始する。ページ
ング制御装置10は伝送遅延時間最大値(図7のt2)
と送信局内でのデータ受信及び処理時間(図7のtp)
とを現在時刻(図7のT0)に加算して送信開始時刻T
Sを指定する。なお、ページング発呼時に発呼加入者が
送信時刻を指定するシステム(特許出願公開番号:昭5
9−85147の明細書参照)に本発明を適用する場合
は、指定された時刻TSよりもt2およびtpの合計時
間以前にページング制御装置からページング要求信号を
出力することにより目的を達成できる。
【0024】次に送信局が互いに周波数の異る2つの無
線周波数搬送波を送信する第2の実施例をブロックで示
す図8を参照すると、この実施例は、図1のシステムに
おける送信局20および21を上記2つの無線周波数搬
送波を有する送信局30および31にそれぞれ置き換え
た構成を備える。図8において、送信局30はこれら2
つの無線周波数搬送波による無線チャネルCH1および
CH2にそれぞれ対応して符号化制御部220および3
20と、送信機240および340とをそれぞれ備え
る。これら構成要素は図1の実施例における符号化制御
部220及び送信機240とそれぞれ同一の構成および
機能を有する。同様に、図8に図1と共通の参照数字で
示した他の構成要素も図1の実施例のそれぞれ対応の構
成要素と同一の構成および機能を備える。
【0025】次にこの実施例の動作を述べると、中央制
御部120はPSTN40に収容された電話端末41か
らのページング発呼を受けると、図4の上記フローに従
ってキューイング処理を行う。一方、複数のページング
受信機80および81(2台のみ図示)の各々は2つの
無線チャネルCH1/CH2のいずれかにあらかじめ同
調させてあり、その送信チャネル番号情報が加入者番号
に対応して加入者データファイル140に格納されてい
る。中央制御部120がキューイング処理する際は、加
入者データファイル140を参照して、被呼加入者番号
が登録されていることを確認するとともに、指定の無線
チャネル番号ごとに分類してキューイング処理を行う。
中央制御部120は、タイミング信号TQに応じて無線
チャネル番号ごとにページング要求信号(図5)を順次
作成し回線60/61を通して送信局30/31へ送信
する。送信局30/31の各々では、入力インタフェー
ス部210が受信したページング要求信号の“CHN
O”領域の無線チャネル番号を識別し、無線チャネルC
H1ならば符号化制御部220へ送り、無線チャネルC
H2ならば符号化制御部320へ送る。無線チャネルC
H1に対応した符号化制御部220および送信機240
と、無線チャネルCH2に対応した符号化制御部320
および送信機340とはそれぞれ独立して動作し、指定
された時刻にページング受信機80/81の各々を個別
に呼出すことができる。ページング制御装置10と送信
局30/31とにおいてGPS受信機150/230か
らの信号により現在時刻を正確に算出する手段は図1の
実施例と同じである。
【0026】本実施例におけるページング要求信号およ
びディジタルページング信号の各部入出力における時間
位置関係を示す図9を参照すると、出力インタフェース
部130から、無線チャネルCH1に対する送信時刻T
S1指定のページング要求信号D11が時刻T01よ
り、無線チャネルCH2に対する送信時刻TS2指定の
ページング要求信号D12が時刻T02よりそれぞれ同
一伝送回線60上に連続して送出され、遅延時間t1経
過後の時刻T11,T12に送信局30に受信される。
送信局30の符号化制御部220は時刻TS1において
信号D11をフォーマット変換し無線チャネルCH1の
ディジタルページング信号とする。無線チャネルCH1
の信号がまだ出力中であっても、時刻TS2には符号化
制御部320は信号D12をフォーマット変換し無線チ
ャネルCH2のディジタルページング信号とする。な
お、ページング制御装置10の出力インタフェース部1
31からも伝送回線61に対し、時刻T01/T02よ
り信号D11/D12がそれぞれ出力されt1とは異な
る遅延時間の経過後に送信局31に受信されるが、無線
チャネルCH1及びCH2のページング信号の送信開始
が送信局30のそれらとそれぞれ同期することは言うま
でもない。
【0027】以上説明したように、複数の無線チャネル
の各々のページング信号が時間的に互いに重複する場合
でも、ページング制御装置10と各送信局30/31と
の間の伝送回線経由で伝送されるページング要求信号に
送信開始時刻指定コードが付加されているので、同一回
線上に複数のページング要求信号を時間をずらして伝送
させることができ、回線の増設を要しない。もちろん、
伝送回線上のページング要求信号のビットレートは送信
フォーマットのそれのN(=無線チャネル数)倍である
必要があるが、逆にそれだけ時分割多重化の度合を高め
ることができる。例えば、512BPSPOCSAGコ
ードの場合、伝送回線におけるページング要求信号のビ
ットレートを9600BPSとすれば、少なくとも10
チャネル以上の多重化が可能である。
【0028】次に、図10を参照すると、この図に示し
た本発明の第3の実施例はページング制御装置11と送
信局20/21との間の伝送回線に変形が加えられてい
るほかは上述の実施例と共通の構成要素を備える。すな
わちページング制御装置11の1つの出力インタフェー
ス部130と複数の送信局20/21の各々の入力イン
タフェース部210との間が伝送回線70によりマルチ
ドロップ接続されている。ページング制御装置11から
回線70に送出するページング要求信号としては“TX
NO”を全局指定にしてもよいが、その場合送信局20
/21の各々で正常に受信されたか否かをページング制
御装置11側で確認することが困難である。すなわち、
送信局20/21の各々からのページング要求信号の正
常受信を示す確認信号(ACK)が互いに衝突するから
である。この問題を解決するために、図11に示すよう
に各送信局20/21宛てに個別のページング要求信号
を送信する。ページング制御装置11は時刻T03に送
信局20宛てのID番号(TX1)を“TXNO”領域
に指定したページング要求信号D3を送出し、その後時
刻T04に送信局21宛てのID番号(TX2)を指定
したページング要求信号D4を送出する。信号D3は伝
送遅延時間t3経過後の時刻T3に、信号D4は遅延時
間t4経過後の時刻T4にそれぞれ送信局20/21に
受信され、送信局20/21の各々はそれぞれ別のタイ
ミングでACKを返送することができる。なお当然なが
ら、送信開始時刻TS3はすべての送信局にページング
要求信号が行き渡る時刻T5以降とする必要がある。こ
の方式の場合、回線70を伝送されるページング要求信
号のビットレートは、接続される送信局の局数がM(図
10ではM=2)であるとき1局の場合のM倍である必
要があるが、逆にそれだけ時分割多重化の度合を高める
ことができる。例えば512BPS POCSAGコー
ドの場合、伝送回線におけるページング要求信号のビッ
トレートを9600BPSとすれば、少なくとも10局
を1回線に接続できる。
【0029】図12を参照すると、この図に示した本発
明の第4の実施例はページング制御装置と送信局の各各
との間の距離の拡大に対応して伝送回線の途中にページ
ング信号の中継/分配のための信号分配装置を設けたツ
リー接続構成を備える。図12において、信号分配装置
50は、ページング制御装置11からの伝送回線71に
接続されページング要求信号を受信し分配する入力分配
部510と、この入力分配部510で分配された各々の
ページング要求信号を伝送回線72及び73を介して送
信局20及び21へそれぞれ出力する分配出力部520
及び521を備えている。本実施例も図10の実施例と
同様にページング制御装置からの伝送回線の数を送信局
の数に比して小さくすることができる。
【0030】なお、各送信局の基準時間パルス発生回路
225は、GPS受信機230からのクロックパルス及
び時間情報が得られなくなった場合には、高安定の水晶
発振器226により自走する。安定度0.01PPM以
下の水晶発振器を使用すれば上記9600BPSのビッ
トレートでも充分に実用性を確保できる。ページング信
号のビットレートがこれよりも小さい場合は上記水晶発
振器の安定度はより低くても差支えない。自走の水晶発
振器による以外の方法としては伝送回線の同期クロック
パルスやテレビ放送電波の同期信号あるいはJJY等の
標準電波を用いてGPS受信機のクロックと位相の合っ
たクロックパルスを作成するバックアップ手段を設け、
一度GPS受信機で同期をとったあとは、該バックアッ
プ手段により同期を保持する方法もある。また、ページ
ング制御装置の基準時間パルス発生回路125について
も同様であるが、送信局側に比して安定度が低くても実
用性は確保できる。したがってGPS受信機150に依
存することなく、上記バックアップ手段のみによる基準
時間パルス発生回路を採用することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明による無線
ページングシステムは、無線周波数搬送波の変調信号を
形成するディジタルページング信号に送信開始時刻情報
を付加する一方、複数の送信局の各々において、GPS
衛星からの極めて高精度の時間情報を基準として指定さ
れた時刻に互いに同一の周波数の複数の無線周波数搬送
波を前記ページング信号により同期的に変調するので、
ページング受信機による上記被変調無線周波数搬送波の
受信の際に隣接送信局からの出力信号間の干渉を防止で
きる。また、ページング制御装置と送信局の各各との間
のページング要求信号伝送回線をマルチドロップ接続,
ツリー接続及びスター接続のいずれの構成にもあるいは
これら接続の組合わされた構成にもすることができるの
で、複数の送信局からの同時送信のための位相同期が可
能となり、伝送回線の数を節約でき所要費用をそれだけ
節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例における中央制御部の詳細のブロ
ック図である。
【図3】図1の実施例における符号化制御部の詳細のブ
ロック図である。
【図4】図1の実施例におけるページング制御装置の動
作のフロー図である。
【図5】図1の実施例におけるページング要求信号のフ
ォーマットを示すタイミングチャートである。
【図6】図3の符号化制御部内部における信号の時間位
置関係を示すタイミングチャートである。
【図7】図1の実施例における変調信号の時間位置関係
を示すタイミングチャートである。
【図8】互いに異る2つの被変調無線周波数搬送波を各
送信局が送信する構成を有する本発明の第2の実施例の
ブロック図である。
【図9】図8の実施例における変調信号の時間位置関係
を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図11】図10の実施例における変調信号の時間位置
関係を示すタイミングチャートである。
【図12】本発明の第4の実施例のシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
10,11 ページング制御装置 20,21,30,31 送信局 40 一般公衆電話網(PSTN) 41 電話端末 50 信号分配装置 60,61,70,71,72,73 伝送回線 80,81 ページング受信機 90 NAVSTAR・GPS衛星 110 PSTN接続部 120 中央制御部 121 キューイング処理回路 122 制御回路 123 キューイングタイマ 124 遅延時間記憶回路 125,225 基準時間パルス発生回路 130,131 出力インタフェース部 140 加入者データファイル 150,230 GPS受信機 210 入力インタフェース部 220,320 符号化制御部 221 受信バッファ 222 時刻照合回路 223 送信制御回路 224 送信データ変換回路 226 水晶発振器 240,340 送信機 510 入力分配部 520,521 分配出力部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般公衆電話網の加入者からその電話網
    を通じて受けたページング発呼に応答してその発呼対応
    の被呼ページング受信機個有の加入者番号を含むページ
    ング要求信号を発生するページング制御装置と、互いに
    異なる所要伝送時間を有する複数の伝送回線により前記
    ページング制御装置にそれぞれ接続され各々が前記ペー
    ジング要求信号対応のディジタルページング信号により
    互いに同期的に変調された互いに同一の周波数の無線周
    波数搬送波をそれぞれ発生する複数の送信局とを含み、
    前記送信局のサービスエリアに分布する多数のページン
    グ受信機にページングサービスを提供する広域無線ペー
    ジングシステムにおいて、 前記ページング制御装置が、 前記複数の所要伝送時間のうち最大の値に等しい第1の
    時間値と、前記無線送信局の各々が前記ページング要求
    信号の受信からディジタルページング信号の発生までに
    要する第2の時間値とをあらかじめ記憶した遅延時間記
    憶回路と、 複数のNAVSTAR・GPS衛星から受信した信号に
    応答して時刻基準信号を発生する第1のGPS受信機
    と、 前記時刻基準信号に応答して世界標準時刻と予め定めた
    時間関係にある高精度時刻信号を生ずる第1の時間基準
    回路と、 前記高精度時刻信号が表わす現在時刻に前記第1の時間
    値と第2の時間値との和を加算して得られた時刻以降の
    時刻を表わすコードを送信開始時刻指定コードとして前
    記ページング要求信号に付加するコード付加手段とを備
    えることと、 前記無線送信局の各々が、 前記ページング要求信号を受信して一時蓄積する受信バ
    ッファメモリ手段と、 前記複数のGPS衛星から受信した信号に応答して時刻
    基準信号を生ずる第2のGPS受信機と、 前記時刻基準信号に応答して世界標準時刻と予め定めた
    時間関係にある高精度時刻信号を生ずる第2の時間基準
    回路と、 前記受信バッファメモリ手段に蓄積された前記ページン
    グ要求信号の前記送信開始時刻指定コードと前記第2の
    時間基準回路からの前記高精度時刻信号との一致を検出
    する時刻照合回路と、 前記時刻照合回路からの前記一致を示す出力の発生した
    時点から前記ページング要求信号を前記第2の時間基準
    回路からの前記高精度時刻信号に同期して前記ディジタ
    ルページング信号にフォーマット変換するフォーマット
    変換回路と、 前記ディジタルページング信号により変調された所定周
    波数の無線周波数搬送波を発生する無線送信機とをそれ
    ぞれ備えることとを特徴とするページングシステム。
  2. 【請求項2】 前記第2の時間基準回路が高安定度の水
    晶発振器を有し、前記第2のGPS受信機からの前記時
    刻基準信号に応答して前記ディジタルページング信号の
    ビット単位の時間的位置を規定するクロックパルスを出
    力することと、前記時刻基準信号の供給が途絶えても前
    記クロックパルスの出力を維持することとを特徴とする
    請求項1記載のページングシステム。
  3. 【請求項3】 前記無線周波数搬送波が互いに周波数の
    異る複数の搬送波から成り、前記多数のページング受信
    機の各々がそれら搬送波のいずれか一つを受信できるこ
    とと、前記ページング制御装置が前記搬送波にそれぞれ
    対応して前記コード付加手段を備えることと、前記ペー
    ジング要求信号のビットレートが前記ディジタルページ
    ング信号のビットレートと前記搬送波の数との積に等し
    いことと、前記送信局の各々が、前記受信バッファメモ
    リ手段、前記フォーマット変換回路、及び前記送信機を
    前記無線周波数搬送波の数に等しい数だけ備えること
    と、前記無線周波数搬送波にそれぞれ対応する前記ペー
    ジング要求信号の前記時刻指定コードにより指定された
    送信開始時刻に前記複数の無線周波数搬送波が前記送信
    局からそれぞれ発信されることとを特徴とする請求項1
    または2記載のページングシステム。
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