JP2503809Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2503809Y2
JP2503809Y2 JP8638190U JP8638190U JP2503809Y2 JP 2503809 Y2 JP2503809 Y2 JP 2503809Y2 JP 8638190 U JP8638190 U JP 8638190U JP 8638190 U JP8638190 U JP 8638190U JP 2503809 Y2 JP2503809 Y2 JP 2503809Y2
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JP
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heat exchanger
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air conditioner
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年夫 木村
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松下冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気調和機に係り、特に多翼送風機の周囲
に部分的に接近する熱交換器を配置した、全周吹き出し
の空気調和機に関するものである。
従来の技術 全周吹き出しの空気調和機では、多翼送風機からの風
を整流板によって熱交換器の各部に対して直角方向に導
き、通風抵抗の減少を図り、騒音の低減を行なってい
る。従来のこの種の空気調和機としては例えば特開昭60
−30921号公報に示されているものがあった。
以下、上記従来の空気調和機を第2図及び第3図を参
照しながら説明する。
第2図は従来の空気調和機の概略横断面図、第3図は
その側面図である。
第2図及び第3図において、1は複数の銅パイプ4を
多数の平板状のアルミフィン5に直角に挿入してなる熱
交換器である。2は熱交換器1へ空気を送風するための
多翼送風機で熱交換器1とともに空気調和機3を構成し
ている。6は熱交換器1に取付けた整流板である。整流
板6は熱交換器1の内側、すなわち多翼送風機2側の全
周にわたり、複数個配置されている。
以上のように構成された従来の空気調和機について、
以下その動作を説明する。まず、多翼送風機2の風の流
れは、多翼送風機2の半径方向よりある程度円周接線方
向に角度をもった矢印の方向に流れ、整流板6によりそ
の流れを熱交換器1に直角方向に導くように偏向してい
る構成になっている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、熱交換器1が縦長形状
の場合、熱交換器1と多翼送風機2との距離が大きい場
合(多翼送風機外径の0.2以上の場合)は整流板6によ
る効果はないが熱交換器1と多翼送風機2とが部分的に
接近するところでは、整流板6の配置による効果がある
が、整流板6を取付けるために、熱交換器1と多翼送風
機2との距離を大きくしなければならない。
そこで、多翼送風機2の外径を小さくして、回転数を
アップさせて、所要の風量を確保する。その結果、回転
数アップにより、騒音も高くなるという欠点を有してい
た。さらに、多翼送風機2の全周にわたり整流板6を配
置するので、作業性が悪いという欠点もあった。
本考案は上記課題に鑑み、熱交換器と多翼送風機とが
部分的に接近する空気調和機の騒音を簡単な構成で低減
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する本考案の空気調和機は、多翼送風
機と熱交換器とが接近する空間に、前記熱交換器におけ
る前記多翼送風機に接近する部分に対して直角方向に前
記多翼送風機からの風が流れるように構成した前記整流
板を配設したものである。
作用 本考案の空気調和機は上記の構成となっているので整
流板により、熱交換器における多翼送風機に接近する部
分に直角方向に多翼送風機からの風を流すことができ、
風の乱れを少なくして騒音を低減できる。また、多翼送
風機と熱交換器とが接近する空間に整流板を配設するだ
けで済むので構成が簡単であり、作業性も良い。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の空気調和機の概略横断面
図である。第1図において、1は複数の銅パイプ4とア
ルミフィン5からなる熱交換器である。2は多翼送風機
である。熱交換器1は多翼送風機2の周囲に部分的に接
近して配置されている。多翼送風機2と熱交換器1で空
気調和機3を構成している。6は多翼送風機2と熱交換
器1との接近部分で多翼送風機2の回転方向側に配置し
た整流板である。
以上のような構成において、多翼送風機2から吹き出
される風の流れは第1図の矢印に示すように、半径方向
から回転方向に向けて、ある程度円周接線方向に角度を
もっている。この風の流れが多翼送風機2と熱交換器1
との接近部分で整流板6により偏向されて、熱交換器1
に対して直角方向に流入するので、流れに対して障害と
はならず、風の流れに乱れを生じることはなく、通風抵
抗は小さくできると共に乱れによる騒音の発生もない。
考案の効果 以上のように本考案の空気調和機は、多翼送風機と、
多翼送風機の周囲に部分的に接近して配置される熱交換
器と、多翼送風機と熱交換器とが接近する空間に配設さ
れる整流板とを備え、前記熱交換器における前記多翼送
風機に接近する部分に対して直角方向に前記多翼送風機
からの風が流れるように構成したものであるので、多翼
送風機から送風された風の流れは熱交換器へ乱れなく流
入するので、通風抵抗も小さくできるとともに乱れによ
る騒音の発生もない。さらに、多翼送風機の外径も大き
くでき低騒音化が図れる。また、多翼送風機の全周にわ
たり整流板を配置しなくてよいので、作業性が向上でき
るとともにコスト低減ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す空気調和機の概略横断
面図、第2図は従来の空気調和機の概略横断面図、第3
図は従来の空気調和機の概略側面図である。 1…熱交換器、2…多翼送風機、3…空気調和機、6…
整流板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多翼送風機と、前記多翼送風機の周囲に部
    分的に接近して配置される熱交換器と、前記多翼送風機
    と前記熱交換器とが接近する空間に配設される整流板と
    を備え、前記熱交換器における前記多翼送風機に接近す
    る部分に対して直角方向に前記多翼送風機からの風が流
    れるように前記整流板を構成したことを特徴とする空気
    調和機。
JP8638190U 1990-08-16 1990-08-16 空気調和機 Expired - Lifetime JP2503809Y2 (ja)

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JPH0443729U JPH0443729U (ja) 1992-04-14
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