JP2503340B2 - 反芻動物への経口投与のための作用物質調合物及び反芻動物の滋養物又は獣医薬供給法 - Google Patents

反芻動物への経口投与のための作用物質調合物及び反芻動物の滋養物又は獣医薬供給法

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JP2503340B2 JP4005557A JP555792A JP2503340B2 JP 2503340 B2 JP2503340 B2 JP 2503340B2 JP 4005557 A JP4005557 A JP 4005557A JP 555792 A JP555792 A JP 555792A JP 2503340 B2 JP2503340 B2 JP 2503340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殊に、生物学的作用物
質少なくとも1種を含有する作用物質核及びこの核を取
り囲む経口投与後の核の遅延放出に作用する被覆を有す
る、反芻動物へ経口投与するための作用物質調合物並び
に反芻動物の滋養物又は獣医薬供給のためのこの作用物
質調合物の使用及び反芻動物へ作用物質を供給する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば肉、牛乳、羊毛又は卵の製品を製
造するために飼育し、かつ飼われる動物には、例えば各
飼料組成物に応じて制限されているアミノ酸又はビタミ
ン又は獣医薬作用物質を供給するために、しばしば付加
的に作用物質を投与すべきである。一般的に、単一胃
(Monogastern)においては、これは問題が
ない。それというのも、単一胃には、供給すべき作用物
質を、例えば添加物として飼料に混入するか、又は作用
物質を充填したゼラチンカプセルの形で、簡単に経口投
与することができるからである。しかし反芻動物におい
ては、一般的にそのような簡単な方法では、うまくいか
ない。それというのも、供給すべき作用物質は、瘤胃
(Pansen)中で既に完全に又は少なくとも大部分
が瘤胃フロラにより物質変化し、かつ引き続く腸内域中
で、せいぜい僅かな量で、直接的吸収のために使用され
るだけだからである。更に、作用物質の遅延放出が望ま
れる場合、これは単一胃でも、殊に多くの場合に困難が
生じる。それというのも、一般的に作用物質は、マトリ
ックスに結合するか又はこれらのマトリックス中に埋め
込まれていて、かつこのマトリックスは大抵、僅かな作
用物質を負荷できるにすぎないからである。拡散制御し
た作用物質添加も、同調するには困難であり、かつ多量
の場合にはほとんど適さない。調合費用が高いことは、
全てに共通している。
【0003】この問題を解決するためには、数えきれな
い程の提案が既に公知である。その全てに共通すること
は、供給すべき作用物質をマトリックス中へ埋め込むこ
と又は被覆で取り囲むことにより、瘤胃又は胃中での早
過ぎる放出から保護することである。マトリックスもし
くは被覆のためには、種々異なる種類の物質が使用され
る。しかし、公知の解決案は、完全には十分でない。そ
れというのも、保護物質用成分として、滋養剤−又は飼
料法的に全く許可されていないか又は少なくとも従来は
まだ許可されておらず、又は直ぐに入手可能ではなく、
経費のかかる処理が必要である物質を使用すべきである
か、又はそれを用いて製造された粒子が、貯蔵の際に粘
着傾向を示し、かつ/又は温度及び機械的に十分に抵抗
性でないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、遅延−放出−作用(slow-release-Effekt)、又は瘤
胃又は胃中での十分な作用物質の保護を示すが、作用物
質を引き続く腸管路(Intestinaltrakt)中で放出し、簡
単にかつ好適な費用で、生理学的に全く問題のない、で
きるだけ僅かな物質から製造することができ、かつ温度
及び機械的に耐久性である作用物質調合物を提供するこ
とである。更に、作用物質調合物の使用及び反芻動物へ
の作用物質の供給法を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、作用物質調
合物に関して、冒頭に記載の種類の作用物質調合物にお
いて、取り囲む被覆が、実質的に一様の被覆に対して、
遅延放出を促進する薄い範囲及び/又は予定破壊部分を
有することにより解決される。
【0006】予定破壊部分とは、完全な被覆部分そのも
のの切離し又は作用物質調合物の割裂をもたらす範囲を
表わす。これは、例えば主にカプセル形の作用物質調合
物を真中で割裂するか、又は例えばペレットのふた(D
eckel)1個以上を切り離すことにより行なうこと
ができる。予定破壊部分は、通常、先細又は薄い範囲、
特に輪形である。取り囲む被覆は、作用物質調合物を投
与する哺乳動物の体温でぬるぬるせず、有利には砕ける
物質からなる。ぬるぬるする覆いは、胃−又は腸機能故
に、被覆中にもたらされた予定破壊部分を再び覆い、所
望の効果が得られない。同様に、軟らかいもしくはあま
りに弾性の被覆も、あまり適当ではない。それというの
も、これは、その衝撃吸収特性故に、裂けて作用物質を
放出するのが困難であるからである。他方、この被覆
は、安定性であるので、作用物質調合物は、通常の処理
の際に、なおのこと分離しない。これは、例えば作用物
質核がばらばらの粉末でなく、まとまった固体であるこ
とによっても得られ、従って、経口投与の前の被覆の僅
かな損傷は無害である。それというのも、投与前に作用
物質は、損傷により失われておらず、かつ経口投与後
に、作用物質がゆっくりとそこから溶け出る小さな口を
生じるのみであるからである。この際にも、作用物質の
放出の充分な遅廷が得られる。
【0007】一般的に、被覆は、膜形成物から形成さ
れ、その際、膜形成物としては、自然に生じる又は変性
された自然に生じるポリマー又は常法により製造される
ホモ−及びコポリマーが使用される。このような好適な
ポリマーは、例えば次のものである:セルロース−エス
テル、−エーテル、−アシレート、ポリ(メタ)アクリ
レート、ポリアミド、ポリエステル、もしくは例えばア
クリルニトリル、場合により置換されたビニルピリジン
と、例えばスチロール、エチレン、プロピレン、ブタジ
エン又はメタクリル酸又はアクリル酸のエステル及びア
ミドとからのコポリマー。場合により、軟化剤、例えば
ジエチルフタレート、ポリエチレングリコール又はクエ
ン酸エステル又は他の助剤、例えばケイ酸、タルク又は
アルカリ金属−又はアルカリ土類金属ステアリン酸塩を
膜形成物に加えることもできる。被覆は、早過ぎる溶解
が起きないように選択すべきである。本発明により、更
に、一様の被覆において、全く又は僅少量(<50%)
しか作用物質を放出しないが、予定破壊部分により、所
望の効果がもたらされる膜形成物を使用することができ
る。
【0008】セルロースエーテル、特にエチルセルロー
スを基礎とする被覆及び殊に付加的に内側に充填された
層を有する被覆は、殊に好適である。
【0009】特に、被覆は、作用物質核の重量に対して
1.5〜30重量%である。ここで、更に、膜形成物が
作用物質核の重量に対して1〜20重量%まで及び助剤
又は充填剤が0.5〜10重量%まで存在する場合は有
利であり、その際、双方からの組合せ物が最も好適であ
る。この際、膜形成物と充填物との比は、10:1〜
1:5の範囲にあるべきであり、5:1〜1:2の比が
有利である。
【0010】好適な充填剤は、殊に次のものである:金
属炭酸塩、ケイ酸、ケイ酸塩、アルギン酸塩、ステアリ
ン酸塩、澱粉及びゴム。このような適当な充填剤は、例
えば炭酸マグネシウム、−カルシウム又は−ナトリウ
ム、沈殿ケイ酸、ケイ酸カルシウム、−アルミニウム又
は−アルミニウムナトリウム、アルギン酸カルシウム、
−ナトリウム又は−アルミニウム、ステアリン酸ナトリ
ウム、トウモロコシ澱粉又はアラビアゴム又はこれらの
物質2個以上からの混合物。充填剤の粒度は、重要でな
いが、できるだけ層厚より明らかに小さくすべきであ
り、かつ0.1〜30μm、有利には0.7〜10μm
の範囲にある。
【0011】殊に適当な被覆は、2層を有し、内側層
は、充填剤全量及び膜形成物0.2〜8重量%(やはり
作用物質核の重量に対して)を含有し、かつ外側層は、
特に同じ膜形成物の残量を含有する。
【0012】このような被覆は、十分に砕けやすいの
で、経口投与後に徐々に裂け、これにより、作用物質が
遅延して、徐々に放出する。その際、記載の予定破壊部
分を裂かず、かつ作用物質を放出しないためには、セル
ロースエーテルを基礎とする二重被覆も適当である。こ
の際、簡単な製造、僅かな材料費及び滋養−もしくは飼
料法的な許容性は、好都合でもある。殊に、この被覆
と、破壊を促進する予定破壊部分との組合せは好適であ
る。
【0013】更に関連して、範囲として、平面状又は特
に閉じた線、殊に環形の線で存在しうる薄い範囲は、被
覆の全面積の少なくとも0.5%(面積%)、一般的に
少なくとも1%に広がっているのが好適である。被覆の
全面積の少なくとも2%である薄い範囲は、殊に適当で
あり、かつ殊に、線状の代わりに、平面状の薄い範囲に
おいては、その面は、全面積の少なくとも5%である。
通常、薄い範囲の面は、被覆の全面積の20%を超え
ず、殊に、線状の薄い範囲は、一般的に全面積の10%
を超えないべきである。この際、薄い範囲は、平均層厚
より少なくとも20%下まわるのがよく、少なくとも3
0%及び殊に少なくとも50%が有利である。薄い範囲
は、薄すぎてもいけない。それというのも、さもなくば
早すぎる破壊が生じうるからである。一般的に、平均層
厚の少なくとも10%を守ることが適当である。基本的
には、小さい面の薄い範囲は、層厚において、確実に裂
けるように、殊に薄い。
【0014】薄い範囲及び/又は予定分解部分は、かど
(Kanten)付けにより形成される。このようなか
どは、例えば、ペレット又は錠剤において生じ、かつ薄
い範囲及び/又は予定破壊部分は、かどを被覆前に緩和
させず、鋭角に保つことにより、簡単に得られる。次い
で、被覆は、かどよりも面上で厚く行なう。同様に、全
被覆は、厚すぎて塗布すべきでない。それというのも、
さもなければ、薄い範囲を形成したにもかかわらず、作
用物質の放出が遅すぎるか又は全く行なわれないからで
ある。5〜150μm、殊に10〜80μm及び殊に有
利には20〜60μmは、適当な被覆の平均層厚とし
て、認められている。薄い範囲及び/又は予定破壊部分
がかど付けにより形成される場合、かどを形成する境面
は、特に、≦120゜、有利には≦90°及び殊に≦7
0°の角度に結びつく。角度は、20°を下回るべきで
はなく、45°より上の角度が有利である。かどに接す
る面が小さすぎないこと、すなわち長さが、かどに対し
て垂直に、少なくとも0.05mm、有利には少なくと
も0.1mm及び殊に少なくとも0.2mmを有するの
が有利である。ここで、かどは、あまり大き過ぎない半
径を有する場合が適当であり、すなわち、かどは、十分
な鋭角であるべきである。かど半径は、≦1mm、特に
≦0.7mm及び殊に≦0.5mmであるのが適当であ
る。この際、かどの半径が最大でもかどに接する面のか
どに対して垂直な長さを有する場合、殊に半径が長さの
多くても2/3及び殊に有利には半分であるのが好適で
ある。このようなかど、殊に非常に小さな半径を有する
かどは、機械的作用に対して十分な抵抗力がなく、かつ
殊に薄く被覆されているので、被覆は、このかどの所で
破れ、かつ徐々に作用物質が放出される。
【0015】作用物質の緩徐放出は、反芻動物用の被覆
及び被覆を構造の選択することにより、経口投与6時間
(≒瘤胃中での平均滞留時間)後、多くとも50%、特
に多くとも30%、殊に多くとも20%放出するように
配分する。これに対して、経口投与24時間後に、生物
学的作用物質少なくとも50重量%、特に少なくとも7
0重量%及び殊に少なくとも80重量%を放出すべきで
ある。その際、作用物質の一部が6時間以前にすでに放
出されている場合も好適である。それというのも、これ
は、例えば瘤胃細菌の滋養に使用されるからである。本
発明による被覆を用いて、経口投与6時間後に、一般的
に、少なくとも2重量%、特に5重量%及び殊に10重
量%の生物学的作用物質の放出が達成される。これを考
慮すると、本発明による被覆は、純粋なpH−依存被覆
より、明らかに優れている。それというのも、これは、
一般的に、瘤胃中で作用物質を全く放出しないのに対し
て、胃中で作用物質の急激な放出を生ぜしめるからであ
る。
【0016】反芻動物におけるのとは異なる使用のため
には、作用物質の放出を一般的に、経口摂取2時間後
に、多くても50重量%、特に多くても30重量%及び
殊に多くても20重量%放出するよう調節する。この
際、次いで8時間後に、少なくとも40重量%、特に少
なくとも50重量%及び殊に少なくとも75重量%を放
出すべきである。このような値は、1日に僅か2回の投
与で、作用物質を実質的に一様に、器官へ供給すること
ができる。その際、本発明による薄い範囲及び/又は予
定破壊部分を備える調製物は、一般的に前記の時間後
に、実質的に一様な厚さの被覆を有する調製物よりも、
作用物質を少なくとも20%多く放出し、大抵は、30
重量%以上、特別な場合には50重量%以上放出する。
【0017】その際、本発明による被覆は、被覆の組成
及び/又は構造に応じてその特性を、作用物質の放出が
それぞれの媒体のpH−値又は酵素又は他の分解促進物
質の存在とは十分に無関係に、有利には全体的又は部分
的に、作用物質の使用が所望される胃腸路範囲内で行な
われるように調節することが有利である。例えば、ニコ
チンアミドの場合にいくらか所望されているように、作
用物質の僅かな部分を瘤胃中ですでに放出し、かつ/又
は作用物質の主要量を、迅速に又は遅延−放出−作用を
有するいくらかの場合に、小腸内で、作用物質の固有の
吸収場所に、供することにより達成することができる。
【0018】本発明による作用物質調合物において殊に
重要であるのは、セルロースエーテル及び充填剤が長い
間効果的に動物滋養に使用され、かつ飼料法により無制
限に許可されていることである。
【0019】作用物質とは、ここでは、動物飼料、滋養
物、栄養素及び薬品を示す。これは、特に例えば次のも
のである:蛋白質、アミノ酸及びアミノ酸誘導体、ビタ
ミン、炭水化物、ホルモン及びその他の(動物)薬品。
蛋白質の例は、例えば次のものである:羽根粉末(Feder
mehl)、魚粉末、カゼイン又は馬鈴薯蛋白質;アミノ酸
及びアミノ酸誘導体の例は、例えば次のものである:メ
チオニン、リジン、スレオニン、トリプファン、N−ア
シルアミノ酸、ヒドロキシアミノ酸又はその生理学的に
認容性の(金属)塩又はペプチド;ビタミンの例は、例
えば次のものである:ビタミンA、ビタミンA−アセテ
ート、ビタミンD、ビタミンE、ニコチン酸又はニコチ
ン酸アミド、B−ビタミン又はコリンクロリド;炭水化
物の例は、例えば次のものである:グルコース、澱粉又
はサッカロース;ホルモン及び(動物)薬品の例は、例
えば次のものである:エストロゲン、タイロトロピン
(Tyrotropin)、抗生物質、虫下し又は駆虫剤。これら
の作用物質1種以上の組合せ物も使用できることは明ら
かである。
【0020】作用物質又は作用物質組合せ物を、有利に
は結合剤の共用下に、慣例の凝集法、例えば押出し、錠
剤化、噴霧−、流動床−又は撹拌顆粒化の使用下に、ペ
レット、錠剤又は顆粒に形成し、かつ凝縮する。結合剤
として、非毒性のゴム、澱粉、ゼラチン、セルロース誘
導体、アルギン酸塩のような物質及び通常食品−又は飼
料加工において、結合剤、ゲル化剤、凝縮剤又は錠剤化
剤としての使用が認められている自体公知の同様の物質
を添加することができる。
【0021】場合により更に、例えば次の物質:ケイ
酸、ケイ酸塩、金属炭酸塩、−リン酸塩又は−酸化物及
びアルカリ金属ステアリン酸塩を、流動助剤、潤滑剤、
濃度調節剤又は液体作用物質用の吸着剤として添加する
ことができる。
【0022】こうして製造された作用物質核を、引き続
き保護被覆で、場合により充填剤が懸濁されている膜形
成物の溶液に作用物質核を接触させ、かつ次いで溶剤を
蒸発させるようにして、被覆する。適当な溶剤は、炭化
水素、短鎖アルコール又はケトンであり、かつ例えばト
ルオール、イソプロピルアルコール、メタノール、エタ
ノール、アセトン又はこれらの溶剤の混合物である。
【0023】これに可溶性の塗膜形成体は、次のものが
有利に認められている:有利には水中で不溶性又は難溶
性のセルロースエーテル又はこのセルロースエーテル1
種以上の混合物、しかし特にエチルセルロース。
【0024】充填剤は、前記物質のもとに選択されるの
が有利である。もちろん、これらの充填剤の混合物を使
用できる。充填剤は、多くの好適な作用を有する:一方
では、充填剤は、膜形成物を脆弱化し、かつこれにより
被覆の裂けを容易にし、他方では、充填剤は、胃酸
(o.a.)のための海綿のように作用し、かつこれに
より被覆の切離し又は溶解を容易にし、かつ最後に充填
剤層に、薄い外側層を塗布することができ、従って殊に
前記の被覆の機械的切離しを容易にする。非常に高い充
填剤含有率を有する被覆は、ほとんど適当でない。それ
というのも、これは、早く溶けすぎてしまうからであ
る。
【0025】被覆法としては、自体公知及び慣例の方
法、例えば種々異なる流動床(Wirbelbett)−及び施糖衣
法が好適である。
【0026】本発明による作用物質調合物の製造は、典
型的な場合には、次のようにして行なわれる:作用物質
を、作用物質の重量に対して5〜95重量%、特に10
〜20重量%の結合剤又は結合剤と水とからの混合物又
は水中の作用物質の飽和溶液と混ぜ、かつ圧縮して錠剤
又はペレットにするか、又は作用物質を結合剤と一緒に
顆粒化する。錠剤又はペレットは、特に0.5〜2mm
×1〜5mmであり、かつ(かどの付いた)顆粒は、1
〜2mmの大きさであるべきであるが、より大きなもの
又は小さなものであってもよい。この被覆においては、
殊にペレット及び錠剤が有利である。それというのも、
ペレット及び錠剤においては、簡単な方法で、薄い範囲
又は予定破壊部分も得られるからである。
【0027】乾燥後に、こうして得られた作用物質に、
先ず膜形成物の溶液中の充填剤の懸濁液及び次いで膜形
成物の純粋溶液を噴霧する。被覆は、作用物質核の重量
に対して1.5〜30重量%、特に2.5〜20重量%
及び殊に4〜14重量%であり、かつ更に、作用物質核
の重量に対して膜形成物1〜20重量%、特に2〜15
重量%及び殊に3〜10重量%及び充填剤0.5〜10
重量%、特に0.5〜5重量%及び殊に1〜4重量%を
含有する。
【0028】被覆は、一般的に、次のようにして塗布す
る:適当な溶剤又は溶剤混合物中の膜形成物の2〜20
重量%、特に4〜15重量%溶液を製造し、かつ内側層
が作用物質核の重量に対して更に、膜形成物0.2〜5
重量%及び殊に0.5〜3.5重量%及び充填剤全量を
含有するように分け、かつ順次に噴霧する。この第1の
層から溶剤が蒸発した後に、膜形成物−溶液の残分を噴
霧して、第2の層を形成し、かつ再び溶剤を蒸発させ
る。
【0029】かど付けされた作用物質核、例えばペレッ
ト又は錠剤をこの方法で被覆する場合、かど部分が明ら
かに薄い被覆が得られる。次いで、消化液中で劣悪な可
溶性の又は全く溶けない膜形成物、例えば一部前記のセ
ルロースエーテルが使用される場合ですら、粒子は、こ
の「脆弱部(Schwachstellen)」のところで、胃又は腸中
で裂ける。かどがあまり丸くなりすぎないように、被覆
工程を慎重に行なうべきであることは、明らかである。
【0030】
【実施例】次の例及び比較実験で本発明を詳述する。全
ての「%」は、「重量%」を表わす。
【0031】被覆の保護作用を評価するためには、pH
−値、温度に関して、及び部分的に運動を考慮して、例
えば反芻動物の消化系における条件をシュミレーション
したイン−ビトロ−テストを基礎とするのが有利であ
る。これのために、製造した作用物質調合物を振動水浴
中、37℃で、それぞれ3種の異なる緩衝溶液中で、す
なわち、先ずクエン酸塩緩衝液(水中へクエン酸×1H
O72g及びNaOH19.5gを溶かし、かつ水を
用いて11まで希釈することにより製造され、pH−値
5.5を有する)中で6時間、引き続きHCl/KCl
−緩衝液(0.2M KCl−溶液250ml及び0.
2M HCl−溶液65mlを水を用いて11まで希釈
することにより製造され、pH−値2.0を有する)中
で2時間、かつ引き続きクエン酸塩緩衝液(水中へクエ
ン酸×1HO42g及びNaOH23gを溶かし、か
つ水を用いて11まで希釈することにより製造され、p
H−値6.5を有する)中で16時間インキュベートす
る。それぞれ記載の時間後に、粒子中の不溶の作用物質
分を、HPLCにより測定し、かつ試験前の100%含
有率に対して、pH5.5でインキュベーション後にa
%、pH2.0でインキュベーション後にb%、pH
6.5でインキュベーション後にc%で示す。
【0032】こうして得られた値は、イン−ビボ−実験
の結果と良好な傾向で相関関係があり、かつ暫時的に動
物実験の放棄下に、早くてかつ信頼できる、試験した粒
子の適性に関する報告を提出することが明らかになっ
た。
【0033】例1:DL−メチオニン3600g及びカ
ルボキシメチルセルロースのナトリウム塩400gを装
入し、かつ激しい撹拌下に水870gを加える。この混
合物を母型口径1.5mmを有する輪転圧縮機(Ringkol
lerpresse)で圧縮して、ペレットにし、これを長さ約2
mmに切り、かつ60℃で乾燥させる。
【0034】このペレット100gに、施糖衣装置中で
先ず、ケイ酸アルミニウムナトリウム(粒度3.5μ
m)2.5gを懸濁したエタノール25ml中のエチル
セルロース0.5gの溶液を噴霧する。引き続き、エタ
ノール95ml中のエチレンセルロース3.5gの溶液
を噴霧する。こうして被覆された粒子を減圧下で、60
℃で乾燥させる。臭素酸塩滴定により測定されたメチオ
ニン含有率は、83.6%及び不溶のメチオニン分は、
それぞれ75%/63%/18%である。
【0035】例2:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側1
g、外側3g)全部で4g及びケイ酸アルミニウムナト
リウム1.5gの使用下に被覆する。メチオニン含有率
は、84.6%及び不溶のメチオニン分は、それぞれ7
0%/56%/13%である。
【0036】例3:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側1.
25g、外側3.75g)全部で5g及びケイ酸アルミ
ニウムナトリウム2.5gの使用下に被覆する。メチオ
ニン含有率は、83.0%及び不溶のメチオニン分は、
それぞれ77%/64%/21%である。
【0037】例4:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側2
g、外側6g)全部で8g及びケイ酸アルミニウムナト
リウム5gの使用下に被覆する。メチオニン含有率は、
79.5%及び不溶のメチオニン分は、それぞれ93%
/87%/47%である。
【0038】比較例5:例1により製造されたペレット
を、これに適当で、かつ慣例の装置、例えば円形化装置
(Rondiergeraet)で処理して、本発明によるかど及び桿
部(stege)を充分に研磨する。引き続き、こうして得
られたペレット100gを例1と同様にして、エチルセ
ルロース(内側0.5g、外側3.5g)全部で4g及
びケイ酸アルミニウムナトリウム2gの使用下に被覆す
る。メチオニン含有率は、84.8%及び不溶のメチオ
ニン分は、それぞれ94%/91%/74%である。
【0039】この比較実験は、かど及び桿部を研磨し、
かつそれにより予定破壊部分を除去した後に、非常に大
部分のメチオニンが24時間後でも不溶のままであるこ
とを示している。
【0040】例6:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側1.
25g、外側3.75g)全部で5g及び充填剤として
のアルギン酸アンモニウム2.5gの使用下に被覆す
る。メチオニン含有率は、84.1%及び不溶のメチオ
ニン分は、それぞれ86%/76%/34%である。
【0041】例7:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側1.
25g、外側3.75g)全部で5g及び充填剤として
の炭酸マグネシウム2.5gの使用下に被覆する。メチ
オニン含有率は、83.4%及び不溶のメチオニン分
は、それぞれ91%/82%/43%である。
【0042】例8:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側1.
25g、外側3.75g)全部で5g及び充填剤として
の澱粉2.5gの使用下に被覆する。メチオニン含有率
は、83.4%及び不溶のメチオニン分は、それぞれ8
4%/75%/31%である。
【0043】例9:例1により製造されたペレット10
0gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側1.
25g、外側3.75g)全部で5g及び充填剤として
のアラビアゴム2.5gの使用下に被覆する。メチオニ
ン含有率は、83.8%及び不溶のメチオニン分は、そ
れぞれ91%/83%/40%である。
【0044】例10:例1により製造されたペレット1
00gを例1と同様にして、エチルセルロース(内側
1.25g、外側3.75g)全部で5g及び充填剤と
してのステアリン酸ナトリウム2.5gの使用下に被覆
する。メチオニン含有率は、82.9%及び不溶のメチ
オニン分は、それぞれ78%/65%/18%である。
【0045】例11:例1と同様にして行うが、作用物
質ペレットを製造する際、カルボキシメチルセルロース
のナトリウム塩の代わりに、澱粉400gを使用する。
【0046】このペレット100gを例1と同様にし
て、エチルセルロース(内側1.25g、外側3.75
g)全部で5g及び充填剤としてのケイ酸アルミニウム
ナトリウム2.5gの使用下に被覆する。メチオニン含
有率は、84.2%及び不溶のメチオニン分は、それぞ
れ80%/69%/29%である。
【0047】例12:例1と同様にして行うが、作用物
質ペレットを製造する際、カルボキシメチルセルロース
のナトリウム塩の代わりに、澱粉360g及びステアリ
ン酸ナトリウム40gを使用する。
【0048】このペレット100gを、エチルセルロー
ス(内側1g、外側2.5g)全部で3.5g及び充填
剤としてのケイ酸アルミニウムナトリウム2gの使用下
に被覆する。メチオニン含有率は、85.5%及び不溶
のメチオニン分は、それぞれ66%/54%/8%であ
る。
【0049】例13:例12により製造されたペレット
100gを、エチルセルロース(内側1g、外側3g)
全部で4g及び充填剤としてのステアリン酸ナトリウム
2gの使用下に被覆する。メチオニン含有率は、84.
8%及び不溶のメチオニン分は、それぞれ73%/63
%/19%である。
【0050】比較例14:例1により製造されたペレッ
ト100gを、1層のみで、エタノール200ml中エ
チルセルロース7.5gの溶液で、充填剤を使用せずに
被覆する。メチオニン含有率は、83.4%及び不溶の
メチオニン分は、それぞれ88%/81%/54%であ
る。
【0051】この比較実験は、比較的厚く、かつ弾性
の、1層での作用物質核の被覆において、メチオニンの
大部分が全部で24時間後でも、不溶であることを示し
ている。
【0052】例15:例1により製造されたペレット
を、ケイ酸アルミニウムナトリウム2.5gを懸濁した
エタノール400ml中エチルセルロース5gの溶液
で、1層に被覆する。メチオニン含有率は、83.1%
及び不溶のメチオニン分は、それぞれ36%/19%/
0%である。
【0053】この実験は、例3と比較して、同じ量のエ
チルセルロース及びケイ酸アルミニウムナトリウムであ
るが、1層での被覆が、瘤胃中の条件下にもかかわら
ず、メチオニンを溶解前に保護するのに不十分であるこ
とを示している。
【0054】これに対して、この被覆は、非−反芻動物
に適当である。それというのも、8時間後に初めて、作
用物質の81%が放出されるからである。得られた遅延
−放出−作用は、2用量/日で、器官への作用物質の一
様な供給を生ぜしめる。
【0055】動物実験:次の試験は、本発明による生成
物の優れた作用を動物実験を用いて示す。乳牛の血漿中
のメチオニン含量の増加を試験した。牛乳中に含有され
ている全栄養素もしくはその前駆体は、血流により乳腺
に運ばれるので、保護された生成物からのメチオニン
は、先ず血液中に入っているはずである。
【0056】予備実験:メチオニン調合物を瘤胃中で6
時間の前インキュベーション(自然の滞留時間のシミュ
レーション)後に、しわ胃(Labmagen)に直接加える予備
試験で、定義量の保護されたメチオニンを投与する際の
血漿中のメチオニン増加量を試験する。
【0057】試験すべき生成物を25g宛て、ナイロン
袋(孔径30μm)中に詰め、かつ実験牛(動物3匹)
の瘤胃中で6時間、前インキュベーションした(動1匹
当り最大6〜8袋)。除去後に、飼料粒子の袋をきれい
にするが、洗浄はしない。全ての袋の内容物を一緒に集
め、かつ物質損失の測定のために重さを量った。前イン
キュベーションされ一緒に集められた物質の試料中の、
メチオニン含量を測定し、これから、6時間の間に消失
したメチオニン量17重量%もしくは瘤胃安定性メチオ
ニンの量83重量%が計算される。同様に試験した公知
生成物(比較例17)は、瘤胃中で100%安定性であ
った。
【0058】前インキュベーションされた物質を引き続
き、数分内でしわ胃中に溶けるゼラチンカプセル中に量
り入れた。投与は、動物3匹において、一日4回、瘤胃
瘻(Pansenfistel)を介して、しわ胃中に直接行なう。4
日間(1〜4日)にわたり、1日当りメチオニン25g
をこの形で投与した。
【0059】対照パラメータの取得には、0日を用い
た。0、3及び4日に、動物における血液試料を、頚静
脈の穿刺により、それぞれ13時間及び16時間に取り
出した。これらの試料において、瘤胃中の放出メチオニ
ン含量を測定した。0日に対して、3及び4日の平均
で、約100%の血漿メチオニン含量の増加を示した。
【0060】例16及び比較例17 この実験では、動物(各生成物につきそれぞれ4匹)に
は、必要な1日分の飼料(干し草10%、草貯蔵飼料3
0%、とうもろこし貯蔵飼料20%(乾燥量15kg/
日)及び穀物/ダイズ屑−栄養強化飼料40%(乾燥量
6kg/日)から成る)に対して、例12により製造さ
れた、作用物質の重量に対して、エチレンセルロース全
部で4重量%(内側0.5%、外側3.5%)及び充填
剤としてのケイ酸アルミニウムナトリウム2重量%の使
用下に被覆されたペレット形のDL−メチオニン30.
6g(例16)、もしくはDL−メチオニン50重量%
を含有し、かつC−原子14〜22個を有するモノカル
ボン酸からの保護を有する作用物質顆粒の形のもの25
g(比較例17)を施与した。
【0061】このような生成物は、欧州特許(EP)第
0037478号及び***特許(DE−PS)第221
2568号明細書から公知であり、市販で入手できる。
【0062】量は、予備実験で測定された生成物の瘤胃
安定性を基にして、小腸中でDL−MET約25gが得
られるように計算した(例16の安定性83%及び比較
例17の安定性100%)。調合物を12日間投与した
(1〜12日)。0、10、12及び14日に、血液試
料を取り出した(頚静脈、11時50分及び14時50
分)。測定結果を表に示す。
【0063】双方の場合に、血漿中のメチオニン含有率
が増加するが、その際、例16の増加は、10日に18
8%を有し、例17の28%と比べて、明らかに多い。
経口投与の最終日、12日で、相当する値は、+151
%及び+5%である。中止の2日後に、血漿中のメチオ
ニン含量は、再び出発水準に戻り、比較処理において
は、出発値よりむしろ10%過少である。
【0064】従って、メチオニン含量の差異は、糞中に
ある。4匹の牛に関して、10及び12日の平均で、例
16では、糞中にメチオニン0.074%が認められる
一方、比較例17では、0.246%である。
【0065】
【表1】
【0066】次に、本発明を実施態様例により、詳述す
る。
【0067】図1は、縦軸に沿った断面図における、本
発明により被覆されたペレットである。
【0068】図2は、図1の点線で示した部分を拡大し
たものである。
【0069】図3は、部分的に開かれた状態のペレット
である。
【0070】作用物質核2を有するペレット1は、回り
に被覆3備えている。被覆3は、殊に各隣接範囲に充填
剤11を含有していてもよい。ペレット1の前面4は、
おう面を形成するので、角度α(図2中の点線で示した
線)を有する輪形のかど52個が形成される。このかど
の範囲において、被覆3は、通常のペレット1よりも明
らかに薄いので、ここに、予定破壊部分6が生じる。予
定破壊部分の発生も、その開放も、その隣接する面(す
なわちこの場合、ペレットの外被(Mantel)7及び付属す
る前面4)で鋭角αを形成する、かど5により促進され
る。その際、角度αは、外被7及びかど5に接する前面
4の接線により、決められる。同様に、機能、すなわち
予定破壊部分6の開放に起因するのは、かど5の半径r
及びかど5に隣接する面7及び4の長さL(かど5に対
して直角に測定)である。その際、長さLは、付属する
面の次の実質的変化まで、すなわち、外被7における場
合には、もう1方のかどまで、かつ前面4の場合には、
付属する輪形のかど5の向い合った部分までを、測る。
この長さLが短かすぎる場合に、破壊予定部分6の被覆
を行なうと、所望の効果が得られない。
【0071】図3は、開かれたペレット8を表わし、こ
れは、ペレット1の構造に相当する。予定破壊部分6の
範囲における被覆3の機械的作用又は溶解により、1前
面4で、被覆3は、ふた状の9を切り離し、従って、作
用物質核が、範囲10において溶出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用物質調合物の縦断面図。
【図2】図1のAの部分拡大図。
【図3】部分的に開かれた状態の本発明の作用物質調合
物を示す図。
【符号の説明】
1 本発明のペレット、 2 作用物質核、 3 被
覆、 4 ペレットの前面、 5 輪形のかど、 6
予定破壊部分、 7 外被、 8 開かれたペレット、
9 ふた状物、 10 範囲、 11 充填剤、 L
かどに隣接する面の長さ、 α 角度、 r かどの
半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィンフリート ハイムベック ドイツ連邦共和国 メンブリス ブレス ラウアー シュトラーセ 23 アー (72)発明者 ヘルベルト タナー ドイツ連邦共和国 ハーナウ 9 ヴィ ルダウシュトラーセ 20

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物学的作用物質少なくとも1種を含有
    する作用物質核及びこの核を取り囲む経口投与後の核の
    遅延放出に作用する被覆を有する、反芻動物への経口投
    与のための作用物質調合物において、取り囲む被覆は、
    実質的に一様な被覆における放出に比べて、遅延放出を
    促進する薄い範囲及び/又は予定破壊部分を有すること
    を特徴とする、反芻動物への経口投与のための作用物質
    調合物。
  2. 【請求項2】 被覆が体温で砕ける、請求項1記載の作
    用調合物。
  3. 【請求項3】 薄い範囲及び/又は予定破壊部分が閉じ
    た線を形成する、請求項1又は2記載の作用物質調合
    物。
  4. 【請求項4】 線は、実質的に形である、請求項3記
    載の作用物質調合物。
  5. 【請求項5】 薄い範囲は、被覆の全面積の少なくとも
    0.5%より上に及ぶ、請求項1から4までのいずれか
    1項記載の作用物質調合物。
  6. 【請求項6】 薄い範囲は、取り囲む被覆の平均層厚よ
    り少なくとも20%下まわる、請求項1から5までのい
    ずれか1項記載の作用物質調合物。
  7. 【請求項7】 薄い範囲及び/又は予定破壊部分は、か
    ど付けにより形成される、請求項1から6までのいずれ
    か1項記載の作用物質調合物。
  8. 【請求項8】 かどは、面の間に、≦120゜の角度で
    互いに存在している、請求項1から7までのいずれか1
    項記載の作用物質調合物。
  9. 【請求項9】 面は、かどに対して直角に、少なくとも
    0.05mmの長さを有する、請求項8記載の作用物質
    調合物。
  10. 【請求項10】 かどは、半径≦1mmを有する、請求
    項7から9までのいずれか1項記載の作用物質調合物。
  11. 【請求項11】 作用物質の放出は、経口投与6時間後
    多くても50%放出されるように調節されている、請
    求項1から10までのいずれか1項記載の作用物質調合
    物。
  12. 【請求項12】 経口投与6時間後に、生物学的作用物
    質の少なくとも2重量%が放出される、請求項11記載
    の作用物質調合物。
  13. 【請求項13】 被覆は、作用物質核の重量に対して
    1.5〜30重量%であり、かつ更に、作用物質核の重
    量に対して、膜形成物としてのセルロースエーテル1〜
    20重量%及び金属炭酸塩、ケイ酸、ケイ酸塩アルギ
    ン酸塩ステアリン酸塩、澱粉及びゴムから選択される
    充填剤少なくとも0.5〜10重量%をそれぞれ含有
    し、但し、2層に被覆が塗られていて、その核に近い内
    側の層が更に作用物質核の重量に対して、膜形成物0.
    2〜8重量%及び充填剤全量を有し、かつ外側の層が膜
    形成物の残量を有するという条件を有する、生物学的作
    用物質少なくとも1種を含有する作用物質核及びこの核
    を取り囲む被覆からなる、反芻動物へ経口投与するため
    の及び殊に請求項1から12までのいずれか1項記載の
    作用物質調合物。
  14. 【請求項14】 膜形成物がエチセルロースである、
    請求項13記載の作用物質調合物。
  15. 【請求項15】 反芻動物飼料中又は反芻動物の滋養
    物又は獣医薬供給のための他の組成物中で使用する、請
    求項1から14までのいずれか1項記載の作用物質調合
    物。
  16. 【請求項16】 求項1から15までのいずれか1項
    記載の作用物質調合物を反芻動物へ経口投与する、作用
    物質を反芻動物に供給する方法。
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