JP2502786B2 - 蓄冷型保冷庫 - Google Patents

蓄冷型保冷庫

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、蓄冷剤を用いて庫内をを保冷し、生鮮食品
や医薬品等の冷蔵あるいは冷凍を要する使用品の輸送に
使用する蓄冷型保冷庫に関するものである。
従来の技術 蓄冷型保冷庫としては特開平1−234778号公報に示さ
れるごとく、生鮮食品の流通におけるトラック等の配送
に小型の蓄冷型保冷庫が使用されてきいる。以下図面を
参照しながら、上述した従来の蓄冷型保冷庫の一例につ
いて説明する。
第5図は従来の蓄冷型保冷庫の構造を示す縦断面図で
あり、第6図は電気回路図である。
同図において、1は保冷庫本体で断熱材を内蔵したキ
ャビネット2と、ドア3と、ドア3とキャビネット2を
シールするガスケット11とで構成されている。10は保冷
庫本体1の底に取り付けているキャスターである。12は
保冷室であり保冷室12の下部に蓄冷室13があり、蓄冷剤
と冷媒蒸発管からなる蓄冷式熱交換体8と送風機により
構成している。また保冷庫本体1の底板下面には、コン
デンシングユニット4が取り付けられている。コンデン
シングユニット4は、凝縮器5及び凝縮器ファンモータ
6も加え圧縮機7が設けられている。圧縮機7、凝縮器
5、キャピラリ(図示せず)及び前記冷媒蒸発管は、冷
媒循環型冷却ユニットを構成する。14は商用電源、15は
メインスイッチ、16は蓄冷感知サーモスタット、22は充
電器、17は保冷室温度調節器(サーモスタット)、19は
送風機9を運転させる切換スイッチである。20はリレー
であり、商用電源14が入っている時のみ前記充電器22と
蓄電池21とを接続する。蓄電池21は、送風ファン9を動
作させる電源である。
以上の様に構成された蓄冷型保冷庫について第5図と
第6図を用いてその動作を説明する。
まず、蓄冷運転は商用電源14を入れ、メインスイッチ
15をONすると冷媒循環型冷却ユニット(圧縮機7、凝縮
器5及び凝縮器ファンモータ6等含む)は蓄冷式熱交換
体8の蓄冷を感知する蓄冷感知サーモスタット16を介し
て運転し、所定の温度にて圧縮機7の運転、停止を繰り
返し、蓄冷式熱交換体8の蓄冷温度を一定の温度範囲内
に制御する。
また、商用電源14により充電器22及びリレー20が動作
し、リレー20の動作により充電器22を介して蓄電池21に
通電充電される。蓄電池21は、庫内温度調節器17及び切
換スイッチ19(クローズ時保冷で、オープン時蓄冷専用
または非冷却)を介して送風機9に接続されている。
次に、保冷運転は、蓄冷式熱交換体8が蓄冷完了後、
切換スイッチ19をONすることで蓄電池21を電源として庫
内温度調節器17により保冷室12内を任意の設定温度に制
御するべく送風機9をON/OFFさせる。そして、産地等か
ら運ばれてきた生鮮食品等の冷却された輸送品物を保冷
室12に入れた後、商用電源14を抜取り圧縮機7の運転を
停止する。そして運送用トラック等に乗せて目的地まで
輸送する。この時保冷室12内は、蓄冷式熱交換体8の融
解潜熱により冷却されている蓄冷室13により冷却されて
おり、輸送品物の温度上昇を防止する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、蓄冷式熱交換体8
の蓄冷完了がわからなかった。このため輸送担当者が、
蓄冷が完了していない蓄冷型保冷庫に輸送品物を貯蔵し
て輸送することも考えられ、この場合には冷却能力が十
分に得られず到着するまでに庫内が温度上昇してしま
い、大切な輸送品物の品質が劣化してしまうという課題
を有していた。
また、蓄冷室13を冷却する場合は、輸送担当者が切換
スイッチ19をONしなけれんばいけないため、切換スイッ
チ19をONすることを忘れた場合、蓄冷型保冷庫が、必要
時に保冷室12温度が設定温度まで低下していなく使用で
きないことになる。
さらに、輸送後に輸送担当者が、切換スイッチ19をOF
Fしないで長時間放置すると、送風機9は運転を続け、
蓄電池21が完全放電してしまい、蓄電池21の性能劣化を
生じてしまうとういう課題を有していた。
本発明は上記問題点を解決するもので、蓄冷が完了し
たことを誰でも容易に確認でき、人為的なミスによる輸
送品物の品質劣化や、保冷庫の使用不可能をなくし、か
つ、充電器完全放電を防止することで充電器を長時間使
用できる経済性の高い蓄冷型保冷庫を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の蓄冷型保冷庫は、
蓄冷剤と冷却器を内装する冷却器と、食品などの輸送品
物を保冷する保冷室とより構成する保冷庫本体と、蓄冷
室と保冷室を区画し通気孔を配設する断熱区画壁と、保
冷室の温度制御時のみ運転する通気ファンと、通気ファ
ンに電力を供給し通気ファンを運転させる充電式蓄電池
と、蓄冷剤の近傍に設けられた温度検知部からの信号を
入力し蓄冷剤の温度が所定値以下に下ったことを判定す
る温度判定手段と、充電式蓄電池を充電する充電器と、
充電器の充電式蓄電池への充電が終了したことを検知す
る充電終了検知手段と、温度判定手段と充電終了検知手
段とからの信号を入力することにより蓄冷運転が完了し
たことを判定する蓄冷完了判定手段と、商用電源が入力
しているか判定する電源入力判定手段と、通気ファンの
運転,停止を設定する保冷スイッチとを備え、電源入力
判定手段により商用電源入力がOFFしたことを検知し作
動するタイマ手段を備え、商用電源入力がOFF時に、通
気ファンを運転し保冷室を任意の設定温度に制御中は、
タイマー手段により任意時間後に充電式蓄電池の負荷を
OFFするものである。
また、電源入力判定手段により商用電源入力がONした
ことを検知し蓄冷剤を冷却器と熱交換することにより蓄
冷させ、蓄冷完了判定手段により蓄冷完了を検知した後
自動的に通気ファンを運転し、保冷室を任意の設定温度
に制御し、かつ、保冷スイッチを押すことで蓄冷剤の蓄
冷中にでも通気ファンを運転し保冷室を任意の設定温度
に制御し、かつ保冷中に再度保冷スイッチを押すことで
保冷を中止するものである。
作用 本発明は上記した構成によって、蓄冷完了判定手段に
より輸送担当者に蓄冷が完了したことを知らせることが
でき、しかも、蓄冷剤が蓄冷完了すると自動的に保冷室
の温度を任意の設定温度に制御するので、輸送担当者は
電源を入れる操作のみで蓄冷型保冷庫を使用することが
できるとともに、さらに、電源切後任意時間後に、自動
的に充電式蓄電池の負荷をOFFさせるので、人為的ミス
による充電式蓄電池の性能劣化がなく長時間使用可能と
なる。
また、例えば電源を入れてすぐに蓄冷型保冷庫を使用
したい場合には、保冷スイッチを電源投入後押すこと
で、短時間で使用可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例の蓄冷型保冷庫について図面を
参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例にお
ける蓄冷型保冷庫の凍結モード及び保冷モードにおける
機能ブロック図、第2図は本発明の一実施例における蓄
冷型保冷庫の充電式蓄電池過放電防止モードにおける機
能ブロック図である。
第1図において、23は保冷庫本体で断熱材を内蔵した
キャビネット24と、ドア25と、ドア25とキャビネット24
をシールするガスケット26とで構成されている。27は蓄
冷室で、保冷庫の設定庫内温度より低い凝固点を有する
潜熱型の蓄冷剤28と蓄冷剤28を冷却凝固させる冷却器29
となり構成され、保冷庫本体23の下部に形成されてい
る。
31は断熱性を有する断熱区画壁であり、32は通気孔で
あり、断熱区画壁31の2ケ所に配設されている。30は通
気ファンであり、通気孔32の1つの近傍のキャビネット
24下部に配置されている。33は保冷室で、断熱区画壁31
により区画され保冷庫本体23の上部に形成されている。
34はコンプレッサ35はコンデンサ、36はコンデンサファ
ンで、保冷庫本体23の下断熱壁面外に取り付けられてい
る。コンプレッサ34とコンデンサ35とキャピラリチュー
ブ(図示せず)を直列に接続し冷凍機ユニット37構成
し、蓄冷室27の冷却器29と接続して冷凍サイクルを形成
している。
38は蓄冷剤28の温度の検知を行う温度検知部で、蓄冷
剤28の近傍に所定の熱容量をもたせ取り付けられてい
る。39は産地等から運ばれてきた生鮮食品等の冷却され
た輸送品物であり40は電源コードである。41は保冷室33
内上部に設置し保冷室33内温度を検知する庫内温度検知
部である。42は温度検知部38で検知された温度が、予め
設定された温度T1より低くなったとき信号を送出する温
度判定手段である。43は電源入力判定手段であり、電源
コード40を差し込むことで、冷却ユニット37に商用電源
が印加されている時に、後述するコンプレッサ制御手段
44とタイマ手段53とに信号を送出する。44はコンプレッ
サ制御手段であり、電源入力判定手段43により商用電源
が印加されている時に、温度検知部38で検知された温度
によりコンプレッサー34をT1でOFF、T2でON制御する。
45は充電蓄式電池46を蓄冷運転中に充電する充電器で
ある。47は通気ファン制御手段であり、保冷運転中に充
電式蓄電池46より電源の供給をうけ通気ファン30をT4で
ON、T3でOFFを制御する。48は充電器45から充電式蓄電
池46への充電が終了すると信号を送信する充電終了検知
手段である。49は温度判定手段42と充電終了検知手段48
から送出された信号を基に蓄冷運転が完了したことを判
定する蓄冷完了判定手段、50は蓄冷完了判定手段49によ
り蓄冷完了したことを表示する蓄冷完了表示手段(例え
ばLED、ネオンランプなど)である。51は保冷室33を任
意の設定温度に制御している時に保冷室33が保冷中であ
ることを表示する保冷中表示手段である。52は任意時に
保冷を開始または中止する保冷スイッチである。53は電
源入力判定手段43により商用電源がOFFしたことを検知
し商用電源OFFから任意時間後に、充電式蓄電池46の負
荷をOFFさせるタイマ手段である。
以上の様に構成された蓄冷型保冷庫について、以下第
1図〜第4図を用いて動作を説明する。
第3図は本実施例における凍結モード及び充電式蓄電
池過放電防止モード機能のタイミングチャートの一例を
示すものであり、第4図は本実施例における保冷モード
及び充電式蓄電池過放電防止モード機能のタイミングチ
ャートの一例を示すものである。図において、A、Cは
保冷室33内の温度であり、B、Dは蓄冷剤28の温度であ
る。
まず凍結モード機能を説明する。蓄冷運転は電源コー
ド40を電源に差し込んだことを時間tOで電源入力判定手
段43で検知し、コンプレッサ制御手段44に信号を送出す
る。そして、電源入力判定手段43からの信号を入力した
コンプレッサ制御手段44は、コンプレッサ34を運転し蓄
冷運転を行う。そして冷却された冷却器29により蓄冷剤
28を冷却する。蓄冷剤28の温度が低下するに従って蓄冷
剤28の温度検知部38の温度も低下する。
更に冷却がすすみ温度が時間t1でT1になると、温度判
定手段42は設定温度より低くなったことを検知し信号を
送出する。その信号をコンプレッサ制御手段44が受け、
コンプレッサ34を停止させ冷却運転を停止する。冷却運
転停止後、温度検知部38の温度が上昇し時間t2でT2(T2
−T1はディファレンシャル)を越えると再度コンプレッ
サ34は動作し、冷却運転を行う。
このようにコンプレッサ34はON/OFFを繰り返し、蓄冷
剤28を一定温度に保つことになる。またこの蓄冷運転中
には充電式蓄電池46は充電器45により充電される。充電
式蓄電池46がほぼ満たんに充電されると、充電終了検知
手段48から信号が送出される。時間t1で温度判定手段42
と充電終了検知手段48からの信号とが共に発生している
のを受け、蓄冷完了手段49は蓄冷運転が終了したと判定
し、蓄冷完了表示手段50にて蓄冷運転完了したことを使
用者に知らせると同時に通気ファン制御手段47に信号を
送出し、通気ファン制御手段47により通気ファン30をT3
(時間t3)OFF、T4(時間t4)でON制御し保冷室33を任
意の設定温度に制御し、保冷中表示手段51にて保冷中で
あることを使用者に知らせる。そして輸送担当者は保冷
室33に輸送品物39を入れ、そして時間t5で電源コード40
を電源より抜きとり輸送用トラック等にのせて目的地ま
で輸送する。このとき保冷庫本体23内は、蓄冷剤28の融
解潜熱と、通気ファン制御手段47により冷却されており
輸送貧物39の温度上昇を防止することができる。
次に保冷モード機構について説明する。
まず、輸送担当者が早く保冷室33の準備をしたい場合
は、時間t7で電源コード40を差し込んだ後、保冷スイッ
チ52を押すことで蓄冷剤28の蓄冷中でも通気ファン制御
手段47により凍結モードと同様の制御で保冷室33内を任
意の設定温度に制御することで早く保冷室33の温度を低
下させることができる。また、輸送担当者が保冷運転を
中止したい場合は時間t8でもう一度保冷スイッチ52を押
すことで中止し、保冷室33の温度制御を中止する。そし
て再度保冷を行いたい場合は時間t9で再度保冷スイッチ
52を押す。
次に、充電式蓄電池過放電防止モード機能について説
明する。
電源コード40が抜かれ商用電源がOFFしたことを電源
入力判定手段43からの信号がOFFしたことで検知した
(時間t5、t10)タイマ手段53は、任意時間後(例えば
5時間後時間t6、t11)に充電式蓄電池46の負荷(通気
ファン30等)をOFFさせる。これにより、輸送後の不必
要な通気ファン30の運転を自動的に停止させることがで
き、無駄な充電式蓄電池46の放電が防止できる。
以上のように本実施例によれば、電源入力判定手段43
により商用電源入力がONしたことを検知し蓄冷剤28を冷
却器29にて蓄冷させ、蓄冷完了判定手段49により蓄冷完
了を検知した後自動的に通気ファン30を運転し保冷室33
を任意の設定温度に制御する凍結モード機能と、保冷ス
イッチ52を押すことで蓄冷剤28の蓄冷中にでも通気ファ
ン30を運転し保冷室33を任意の設定温度に制御しかつ保
冷中に再度保冷スイッチ52を押すことで保冷を中止する
保冷モード機能と、商用電源入力OFF時、通気ファン30
を運転し保冷室33を任意の設定温度に制御中は、タイマ
手段53により任意時間後に充電式蓄電池46の負荷をOFF
する充電式蓄電池過放防止モード機能を備えたことで、
蓄冷剤28が蓄冷を完了すると、輸送担当者に知らせるこ
とができ、さらに、蓄冷剤28が蓄冷完了すると自動的に
保冷室33の温度を任意の設定温度に制御するので、輸送
担当者は電源を入れる操作のみで蓄冷型保冷庫23を使用
することができる。また、例えば電源を入れてすぐに蓄
冷型保冷庫23を使用したい場合には、保冷スイッチ52を
電源投入後押すことで、短時間で使用可能となる。さら
に、電源切後任意時間後に自動的に充電式蓄電池46の負
荷をOFFさせるので、人為的ミスによる充電式蓄電池46
の性能劣化がなく長時間使用可能となる。
なお、実施例において蓄冷完了表示手段50,保冷中表
示手段53についてはランプ、LED等の表示のみでなくこ
の主旨を逸脱しない範囲い警報等、報知する手段であれ
ばよい。
発明の効果 以上のように本発明は、蓄冷剤と冷却器を内装する冷
却器と、食品などの輸送品物を保冷する保冷室とより構
成する保冷庫本体と、蓄冷室と保冷室を区画し通気孔を
配置する断熱区画壁と、保冷室の温度制御時のみ運転す
る通気ファンと、通気ファンに電力を供給し通気ファン
を運転させる充電式蓄電池と、蓄冷剤の近傍に設けられ
た温度検知部からの信号を入力し蓄冷剤の温度が設定値
以下に下ったことを判定する温度判定手段と、充電式蓄
電池を充電する充電器と、充電器の充電式蓄電池への充
電が終了したことを検知する充電終了検知手段と、温度
判定手段と充電終了検知手段とからの信号を入力するこ
とにより蓄冷運転が完了したことを判定する蓄冷完了判
定手段と、商用電源が入力しているか判定する電源入力
判定手段と、通気ファンの運転,停止を設定する保冷ス
イッチとを備えているので蓄冷が完了したことを誰でも
容易に確認でき、さらに、電源入力判定手段により商用
電源入力がOFFしたことを検知し作動するタイマ手段を
備え、商用電源入力がOFF時に、通気ファンを運転し保
冷室を任意の設定温度に制御中は、タイマー手段により
任意時間後に充電式蓄電池の負荷をOFFすることによ
り、充電器完全放電を防止することで充電器を長期間使
用できる経済性の高い蓄冷型保冷庫となる。
また、電源入力判定手段により商用電源入力がONした
ことを検知し蓄冷剤を冷却器と熱交換することにより蓄
冷させ、蓄冷完了判定手段により蓄冷完了を検知した後
自動的に通気ファンを運転し、保冷室を任意の設定温度
に制御し、かつ、保冷スイッチを押すことで蓄冷剤の蓄
冷中にでも通気ファンを運転し保冷室を任意の設定温度
に制御し、かつ保冷中に再度保冷スイッチを押すことで
保冷を中止することにより、人為的なミスによる輸送品
物の品質劣化や、保冷庫の使用不可能をなくし、かつ、
早期に保冷庫を使用可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における蓄冷型保冷庫の凍結
モード及び保冷モードを示す機能ブロック図、第2図は
充電式蓄電池放電防止モード及び充電式蓄電池過放電防
止モードを示すタイミングチャート、第3図は凍結モー
ド及び充電式蓄電池過放電防止モードを示すタイミング
チャート、第4図は保冷モード及び充電式蓄電池過放電
防止モードを示すタイミングチャート、第5図は従来の
蓄冷型保冷庫の構造を示す縦断面図、第6図は従来の蓄
冷型保冷庫の電源回路図である。 23……保冷庫本体、27……蓄冷室、28……蓄冷剤、29…
…冷却器、30……通気ファン、31……断熱区画壁、32…
…通気孔、42……温度判定手段、43……電源入力判定手
段、45……充電器、46……充電式蓄電池、48……充電終
了検知手段、49……蓄冷完了判定手段、52……保冷スイ
ッチ、53……タイマ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 純一 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−318873(JP,A) 特開 平1−318870(JP,A) 特開 平2−85671(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄冷剤(28)と冷却器(29)を内装する蓄
    冷室(27)と、食品等の輸送品物を保冷する保冷室(3
    3)とにより構成する保冷庫本体(23)と、前記蓄冷室
    (28)と保冷室(33)を区画し通気孔(32)を配設する
    断熱区画壁(31)と、前記保冷室(33)の温度制御時の
    み運転する通気ファン(30)と、前記通気ファン(30)
    に電力を供給し前記通気ファン(30)を運転させる充電
    式蓄電池(46)と、前記蓄冷剤(28)の近傍に設けられ
    た温度検知部(38)からの信号を入力し前記蓄冷剤(2
    8)の温度が所定値以下に下がったことを判定する温度
    判定手段(42)と、前記充電式蓄電池(46)を充電する
    充電器(45)と、前記充電器(45)の前記充電式蓄電池
    (46)への充電が終了したことを検知する充電終了検知
    手段(48)と、前記温度判定手段(42)と前記充電終了
    検知手段(48)とからの信号を入力することにより蓄冷
    運転が完了したことを判定する蓄冷完了判定手段(49)
    と、商用電源が入力しているか判定する電源入力判定手
    段(43)と、前記通気ファン(30)の運転,停止を設定
    する保冷スイッチ(52)とを備え、前記電源入力判定手
    段(43)により商用電源入力がOFFしたことを検知し作
    動するタイマ手段(53)を有し、商用電源がOFF時に、
    前記通気ファン(30)を運転し前記保冷室(33)を任意
    の設定温度に制御中は、前記タイマ手段(53)により商
    用電源OFFから任意時間後に前記充電式蓄電池(46)の
    負荷をOFFすることを特徴とする蓄冷型保冷庫。
  2. 【請求項2】電源入力判定手段(43)により商用電源入
    力がONしたことを検知し前記蓄冷剤(28)を前記冷却器
    (29)と熱交換することにより蓄冷させ、前記蓄冷完了
    判定手段(49)により蓄冷完了を検知した後自動的に前
    記通気ファン(30)を運転し前記保冷室(33)を任意の
    設定温度に制御し、かつ、前記保冷スイッチ(52)を押
    すことで前記蓄冷剤(28)の蓄冷中にでも前記通気ファ
    ン(30)を運転し前記保冷室(33)を任意の設定温度に
    制御し、かつ保冷中に再度前記保冷スイッチ(52)を押
    すことで保冷を中止することを特徴とする請求項1記載
    の蓄冷型保冷庫。
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