JP2502081Y2 - グラフィックイコライザ - Google Patents

グラフィックイコライザ

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JP2502081Y2
JP2502081Y2 JP4155190U JP4155190U JP2502081Y2 JP 2502081 Y2 JP2502081 Y2 JP 2502081Y2 JP 4155190 U JP4155190 U JP 4155190U JP 4155190 U JP4155190 U JP 4155190U JP 2502081 Y2 JP2502081 Y2 JP 2502081Y2
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高幸 松永
信之 生川
俊二 石橋
英裕 大橋
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は音響機器のグラフィックイコライザに係
り、特に音楽信号のスペクトラム表示に好適なグラフィ
ックイコライザに関する。
(ロ)従来技術 従来より、音響機器におけるグラフィックイコライザ
は、第5図に示すブロック図のものが多く提供されてい
た。
図において、10はグラフィックイコライザの入力端
子、11は複数チャンネルのスペクトラム分析と各チャン
ネルの信号レベルを設定することができるグラフィック
イコライザ回路(以下、単にGE回路という)、13はGE回
路11からのグラフィックイコライザカーブ(以下、単に
GEカーブという)を表示する表示部である。
一般に、音響機器のグラフィックイコライザは、入力
端子10に加えられた音楽信号(例えば、FM受信器からの
放送音楽信号、又は磁気テープや光ディスクからの音楽
信号等)がGE回路11に供給され、GE回路11に備え付けら
れた複数チャンネルのGEカーブ設定用調節器(図示せ
ず)で調整され、この設定されたGEカーブ特性を加味し
て音楽信号は出力される。
一方、このGE回路11で複数チャンネルのスペクトラム
分析された音楽信号は、表示部13でスペクトラム表示さ
れる。
しかし、上記した従来のグラフィックイコライザのス
ペクトラム表示は、音楽信号の瞬時の入力信号をスペク
トラム分析して表示するため、このスペクトラム表示は
常に動いていて、音楽信号の代表的スペクトラムを知る
ことが困難であるという欠点があった。
また、スペクトラム表示ホールド機能を備えたグラフ
ィックイコライザは、上記瞬時のスペクトラム表示をホ
ールドして止めることができるが、この場合も瞬時の音
楽信号スペクトラムをホールド表示するため、本来の音
楽信号の代表的スペクトラムを認識することができない
という欠点があった。
このように、音楽信号の代表的スペクトラムを認識す
ることができないため、グラフィックイコライザのGEカ
ーブを設定して最適音質の音楽聴取ができないことにな
る。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、音楽信
号の一定時間内のスペクトラム分析データをサンプリン
グして、平均スペクトラムを算出してスペクトラム表示
するグラフィックイコライザを提供するところにある。
(ニ)問題を解決するための手段 第1図及び第2図はこの考案の構成を示す機能ブロッ
ク図であり、この考案のグラフィックイコライザは音楽
信号をスペクトラム分析して複数チャンネルのスペクト
ラム表示を行なうグラフィックイコライザにおいて、上
記音楽信号の一定時間内の平均スペクトラムを表示する
平均スペクトラムを表示キーと、この平均スペクトラム
表示キーによって一定時間内の音楽信号スペクトラムを
サンプリングして平均スペクトラムを算出する算出手段
と、この算出した平均スペクトラムのGEカーブを表示部
に表示する表示手段とを備えたものである。
また、信号再生装置と接続した上記グラフィックイコ
ライザであって、このグラフィックイコライザからの制
御信号で信号再生装置の音楽信号の一部分をサーチして
再生する再生手段を設けたものである。
(ホ)作用 この考案の作用を第1図及び第2図の機能ブロック図
を用いて説明する。
音楽信号の瞬時レベルのスペクトラム表示中に平均ス
ペクトラム表示キーをONにする(キー操作手段1)と、
マイクロコンピュータ(以下、単にマイコンという)は
GE回路を制御して、GE回路に供給されている音楽信号の
一定時間内の一定時間間隔のスペクトラムをサンプリン
グし、この一定時間内の平均スペクトラム値を算出する
(平均スペクトラム算出手段2)。
この一定時間に算出された平均スペクトラムは一定時
間後、表示部にスペクトラム表示され(平均スペクトラ
ム表示手段3)、ユーザは音楽信号の代表的スペクトラ
ムを認識することができる。
また、このグラフィックイコライザが信号再生装置等
と接続してオーディオシステムを形成する場合、グラフ
ィックイコライザの平均スペクトラム表示キーを操作す
ると(平均スペクトラム表示キー操作手段1)、グラフ
ィックイコライザのマイコンから信号再生装置のマイコ
ンに制御信号が供給され、音楽信号の任意の部分を信号
再生装置によってサーチして再生することができる(再
生手段4)。
この再生信号はグラフィックイコライザのGE回路に供
給され、前記のように平均スペクトラムの算出(平均ス
ペクトラム算出手段5)及び表示がされる(平均スペク
トラム表示手段3)。
このように、ユーザは再生したい音楽信号のスペクト
ラムを自動的に、しかも簡単に知ることができる。
(ヘ)実施例 この考案に係るグラフィックイコライザの実施例を第
1図乃至第4図に基づいて説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
第1図はこの考案の機能ブロック図、第2図は他の実
施例の機能ブロック図、第3図はハードウェアのブロッ
ク図、第4図は他の実施例のブロック図である。
図において、12はGEカーブ表示部13やGE回路11などを
制御する第1のマイコン、14はマイコン12を操作する平
均スペクトラム表示キー、15は光ディスクなどからの音
楽信号入力端子、16は光ディスクなどの信号再生部、17
は信号再生部16を制御する第2のマイコン、20は例えば
光ディスクプレーヤ、21は例えばオーディオシステムを
構成するグラフィックイコライザである。
入力端子10に供給された音楽信号は、GE回路11でスペ
クトラム分析され、GE回路11に備え付けられた複数チャ
ンネルのGEカーブ設定用調節器(図示せず)で調整さ
れ、この設定されたGEカーブ特性を加味して音楽信号は
出力されると同時に、第1のマイコン12を介して表示部
13にスペクトラム表示される。
マイコン12を制御する平均スペクトラム表示キー14を
ONすると、GE回路11でスペクトラム分析された複数チャ
ンネルの音楽信号はマイコン12に供給され、マイコン12
はt秒間の一定時間内を例えば1msec間隔で音楽信号の
周波数スペクトラムをサンプリングして、マイコン12の
内部メモリに記憶する。
このマイコン12の内部メモリに記憶したt時間内のデ
ータから、平均スペクトラム値を算出することができ
る。
この平均スペクトラム算出を、最も音楽信号の代表的
な部分の一定区間を一定時間間隔でサンプリングして平
均値を算出すれば、音楽信号の代表的スペクトラムを取
り出すことができる。
この平均スペクトラム算出結果は表示部13に供給され
てスペクトラム表示を行ない、ユーザは容易に音楽信号
の代表的スペクトラムを知ることができ、今、聴取して
いる音楽信号の再生に対して最適音質のGEカーブを設定
することができる。
第4図のブロック図は信号再生装置、例えば光ディス
クプレーヤ20とグラフィックイコライザ21とを組み合わ
せた、オーディオシステムの実施例を示したものであ
る。
光ディスク(図示せず)からの音楽信号は入力端子15
から信号再生部16に供給され、再生された音楽信号がグ
ラフィックイコライザ21のGE回路11に供給される。
この光ディスクプレーヤ20の信号再生部16は第2のマ
イコン17で制御され、この第2のマイコン17はグラフィ
ックイコライザ20の前記第1のマイコン12と情報通信が
できる。
今、前述のように、グラフィックイコライザ20の平均
スペクトラム表示キー14を操作してONにすると、第1の
マイコン12から第2のマイコン17に指令を送り、第2の
マイコン17は光ディスクプレーヤ21を制御して、光ディ
スクからの音楽信号の平均スペクトラムを算出するため
のに、実験的に求められた一定区間をサーチする。
例えば、光ディスク中の曲を一曲間隔に曲の初め部
分、中間部分、終了部分の約10秒間の再生信号をサーチ
して取り出し、グラフィックイコライザ21に供給する。
グラフィックイコライザ21は、第1のマイコン12によ
って平均スペクトラムが算出されて、表示部13に表示さ
れ光ディスクからの音楽信号の代表的スペクトラム値を
知ることができる。
以上、信号再生装置として光ディスクプレーヤ20と組
み合わせオーディオシステムで説明したが、光ディスク
プレーヤ20だけでなく、マイコン制御の信号再生機器
(FM放送受信機や磁気テープレコーダなど)にも、この
考案は応用することができる。
(ト)考案の効果 この考案に係るグラフィックイコライザは前述のよう
に、音楽信号の任意区間を一定時間サンプリングして平
均スペクトラム値を算出し、この平均スペクトラムをス
ペクトラム表示部に表示することができるので、今、聴
取している音楽信号の周波数スペクトラムを容易に知る
ことができ、この音楽信号に最っとも良く合致した最適
音質特性のGEカーブを設定することできるという効果が
ある。
また、信号再生装置の光ディスクプレーヤなど代表的
一定区間を自動的にサーチして、平均スペクトラムを算
出することができるので、光ディスク(CDディスク等)
の音楽信号の周波数スペクトラムの傾向を容易に知るこ
ともできるという効果もある。
しかも、この平均スペクトラム算出及び表示機能は、
グラフィックイコライザに内蔵されているマイコンのソ
フトウェアに大きく依存しており、コストを上げること
なく機能を増やすことができるという効果があり、実施
も容易であるなどの優れた特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案に係るグラフィックイコラ
イザの実施例を示し、第1図は機能ブロック図、第2図
は信号再生装置と組み合わせた時の機能ブロック図、第
3図は第1図のハードウェアのブロック図、第4図は第
2図の実施例のブロック図である。 第5図は従来例を示したブロック図である。 主な符号の説明 10:グラフィックイコライザの入力端子、11:グラフィッ
クイコライザ回路(GE回路)、12:マイクロコンピュー
タ(マイコン)、13:GEカーブの表示部、14:マイコンを
操作する平均スペクトラム表示キー、15:光ディスク等
からの音楽信号の入力端子、16:光ディスク等の信号再
生部、17:信号再生部等を制御する第2のマイコン、20:
光ディスクプレーヤ、21:グラフィックイコライザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石橋 俊二 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 (72)考案者 大橋 英裕 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式 会社ケンウッド内 審査官 伊東 和重

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽信号をスペクトラム分析して複数チャ
    ンネルのスペクトラム表示を行なうグラフィックイコラ
    イザにおいて、 上記音楽信号の一定時間内の平均スペクトラムを表示す
    る平均スペクトラム表示キーと、この平均スペクトラム
    表示キーによって一定時間内の音楽信号スペクトラムを
    サンプリングして平均スペクトラムを算出する算出手段
    と、この算出した平均スペクトラムを表示部に表示する
    表示手段とを備えたことを特徴とするグラフィックイコ
    ライザ。
  2. 【請求項2】信号再生装置と接続した上記グラフィック
    イコライザであって、 グラフィックイコライザからの制御信号で信号再生装置
    の音楽信号の一部分をサーチして再生する再生手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のグラフィックイコ
    ライザ。
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