JP2501339Y2 - 視界シミュレ―タ装置 - Google Patents
視界シミュレ―タ装置Info
- Publication number
- JP2501339Y2 JP2501339Y2 JP6552890U JP6552890U JP2501339Y2 JP 2501339 Y2 JP2501339 Y2 JP 2501339Y2 JP 6552890 U JP6552890 U JP 6552890U JP 6552890 U JP6552890 U JP 6552890U JP 2501339 Y2 JP2501339 Y2 JP 2501339Y2
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- Japan
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は，車輛等の視界シミュレータ装置に関するも
のである。
のである。
（従来の技術） 従来の車輛等の視界シミュレータ装置を第３図により
説明すると，（１）が視界計算機，（２）が模擬視界発
生装置で，上記視界計算機（１）は，その周辺装置に相
当する記憶装置（例えば100メガバイトの容量を有する
磁気デイスクや磁気テープ等の記憶装置）に予め設定し
た地形の山，道路，樹木，建物等の人工物等の地図情報
をデータベースとして蓄積している。また同視界計算機
（１）は例えばスーパーミニコンピユータであり，映像
信号の視界発生部に相当する上記模擬視界発生装置
（２）を制御する。また（3a）（3b）（3c）が複数のCR
T表示装置で，視界計算機（１）及び模擬視界発生装置
（２）により，視界角の大きな１つの模擬視界例えば12
0°の模擬視界を３つに分けて作成し，この３つの模擬
視界信号をCRT表示装置（3a）（3b）（3c）へ送って，
視界シミュレータ装置のコックピットに着座した被訓練
者に120°の模擬視界を３つに分けて表示するようにし
ている。
説明すると，（１）が視界計算機，（２）が模擬視界発
生装置で，上記視界計算機（１）は，その周辺装置に相
当する記憶装置（例えば100メガバイトの容量を有する
磁気デイスクや磁気テープ等の記憶装置）に予め設定し
た地形の山，道路，樹木，建物等の人工物等の地図情報
をデータベースとして蓄積している。また同視界計算機
（１）は例えばスーパーミニコンピユータであり，映像
信号の視界発生部に相当する上記模擬視界発生装置
（２）を制御する。また（3a）（3b）（3c）が複数のCR
T表示装置で，視界計算機（１）及び模擬視界発生装置
（２）により，視界角の大きな１つの模擬視界例えば12
0°の模擬視界を３つに分けて作成し，この３つの模擬
視界信号をCRT表示装置（3a）（3b）（3c）へ送って，
視界シミュレータ装置のコックピットに着座した被訓練
者に120°の模擬視界を３つに分けて表示するようにし
ている。
上記のように120°の模擬視界を３つに分けて表示す
る理由は，次の通りである。即ち，視界が120°必要な
場合，第２図に示すようにCRT表示装置上に120°の模擬
視界を一度に表示すると，目とCRT表示装置との間の距
離がCRT表示装置前幅の1/（2 3）＝0.29になり，近過ぎ
て，目が疲労する。また戦車の視察潜望鏡のように視界
が60°位しかない場合には,120°の模擬視界を複数に分
けて，表示する必要がある。
る理由は，次の通りである。即ち，視界が120°必要な
場合，第２図に示すようにCRT表示装置上に120°の模擬
視界を一度に表示すると，目とCRT表示装置との間の距
離がCRT表示装置前幅の1/（2 3）＝0.29になり，近過ぎ
て，目が疲労する。また戦車の視察潜望鏡のように視界
が60°位しかない場合には,120°の模擬視界を複数に分
けて，表示する必要がある。
（考案が解決しようとする課題） 前記第３図に示す従来の車輛等の視界シミュレータ装
置では，視界計算機（１）及び模擬視界発生装置（２）
により，視界角の大きな１つの模擬視界例えば120°の
模擬視界を３つに分けて作成する必要があり，視界計算
機（１）及び模擬視界発生装置（２）で取り扱う情報量
が多くなり，演算処理時間が長くなる上に，これら視界
計算機（１）及び模擬視界発生装置（２）のハードウエ
ア面の構成及びコンピユータプログラムのステツプ数等
が複雑化して，視界シミュレータ装置が高価になるとい
う問題があった。
置では，視界計算機（１）及び模擬視界発生装置（２）
により，視界角の大きな１つの模擬視界例えば120°の
模擬視界を３つに分けて作成する必要があり，視界計算
機（１）及び模擬視界発生装置（２）で取り扱う情報量
が多くなり，演算処理時間が長くなる上に，これら視界
計算機（１）及び模擬視界発生装置（２）のハードウエ
ア面の構成及びコンピユータプログラムのステツプ数等
が複雑化して，視界シミュレータ装置が高価になるとい
う問題があった。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり，そ
の目的とする処は，視界計算機及び模擬視界発生装置で
取り扱う情報量を減少できて，演算処理時間を短縮でき
る。また視界計算機及び模擬視界発生装置で取り扱う情
報量を減少でき，視界計算機及び模擬視界発生装置のハ
ードウエア面の構成及びコンピユータプログラムのステ
ツプ数等を簡素化できて，制作コストを低減できる視界
シミュレータ装置を提供しようとする点にある。
の目的とする処は，視界計算機及び模擬視界発生装置で
取り扱う情報量を減少できて，演算処理時間を短縮でき
る。また視界計算機及び模擬視界発生装置で取り扱う情
報量を減少でき，視界計算機及び模擬視界発生装置のハ
ードウエア面の構成及びコンピユータプログラムのステ
ツプ数等を簡素化できて，制作コストを低減できる視界
シミュレータ装置を提供しようとする点にある。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために，本考案の視界シミュレ
ータ装置は，視界角の大きな１つの模擬視界信号を作成
する視界計算機及び模擬視界発生装置と，これらの視界
計算機及び模擬視界発生装置により作成した模擬視界信
号をそのまま表示する第1CRT表示装置と，同第1CRT表示
装置に表示した上記模擬視界を分割して撮影する複数台
のテレビカメラと，同各テレビカメラにより撮影した複
数の撮像信号を受けてこれを個別に表示する複数の第2C
RT表示装置とを具えている。
ータ装置は，視界角の大きな１つの模擬視界信号を作成
する視界計算機及び模擬視界発生装置と，これらの視界
計算機及び模擬視界発生装置により作成した模擬視界信
号をそのまま表示する第1CRT表示装置と，同第1CRT表示
装置に表示した上記模擬視界を分割して撮影する複数台
のテレビカメラと，同各テレビカメラにより撮影した複
数の撮像信号を受けてこれを個別に表示する複数の第2C
RT表示装置とを具えている。
（作用） 本考案の視界シミュレータ装置は前記のように構成さ
れており，視界計算機及び模擬視界発生装置により，視
界角の大きな１つの模擬視界信号を作成し，この模擬視
界信号を第1CRT表示装置へ送って，視界角の大きな１つ
の模擬視界として表示する。そしてこの模擬視界を複数
台のテレビカメラにより撮影し，そのとき得られる撮像
信号を複数の第2CRT表示装置へ送って，ここに個別に表
示する。
れており，視界計算機及び模擬視界発生装置により，視
界角の大きな１つの模擬視界信号を作成し，この模擬視
界信号を第1CRT表示装置へ送って，視界角の大きな１つ
の模擬視界として表示する。そしてこの模擬視界を複数
台のテレビカメラにより撮影し，そのとき得られる撮像
信号を複数の第2CRT表示装置へ送って，ここに個別に表
示する。
（実施例） 次に本考案の視界シミュレータ装置を第１図に示す一
実施例により説明すると，（４）が視界計算機，（５）
が模擬視界発生装置で，上記視界計算機（４）は，その
周辺装置に相当する記憶相違（例えば100メガバイトの
容量を有する磁気デイスクや磁気テープ等の記憶装置）
に予め設定した地形の山，道路，樹木，建物等の人工物
等の地図情報をデータベースとして蓄積している。また
同視界計算機（４）は例えばスーパーミニコンピユータ
であり，映像信号の視界発生部に相当する上記模擬視界
発生装置（５）を制御する。また（６）がこれらの視界
計算機（４）及び模擬視界発生装置（５）により作成し
た模擬視界を視界角の大きなまま表示する第1CRT表示装
置，（7a）（7b）（7c）が同第1CRT表示装置（６）に表
示した上記模擬視界を分割して撮影する複数台のテレビ
カメラ，（8a）（8b）（8c）が同各テレビカメラ（7a）
（7b）（7c）により撮影した複数の撮像信号を個別に表
示する複数の第2CRT表示装置，（9a）（9b）（9c）が第
2CRT表示装置（8a）（8b）（8c）の横縞のノイズを除去
するために上記模擬視界発生装置（５）と上記テレビカ
メラ（7a）（7b）（7c）とを接続したノイズ除去用同期
信号線である。
実施例により説明すると，（４）が視界計算機，（５）
が模擬視界発生装置で，上記視界計算機（４）は，その
周辺装置に相当する記憶相違（例えば100メガバイトの
容量を有する磁気デイスクや磁気テープ等の記憶装置）
に予め設定した地形の山，道路，樹木，建物等の人工物
等の地図情報をデータベースとして蓄積している。また
同視界計算機（４）は例えばスーパーミニコンピユータ
であり，映像信号の視界発生部に相当する上記模擬視界
発生装置（５）を制御する。また（６）がこれらの視界
計算機（４）及び模擬視界発生装置（５）により作成し
た模擬視界を視界角の大きなまま表示する第1CRT表示装
置，（7a）（7b）（7c）が同第1CRT表示装置（６）に表
示した上記模擬視界を分割して撮影する複数台のテレビ
カメラ，（8a）（8b）（8c）が同各テレビカメラ（7a）
（7b）（7c）により撮影した複数の撮像信号を個別に表
示する複数の第2CRT表示装置，（9a）（9b）（9c）が第
2CRT表示装置（8a）（8b）（8c）の横縞のノイズを除去
するために上記模擬視界発生装置（５）と上記テレビカ
メラ（7a）（7b）（7c）とを接続したノイズ除去用同期
信号線である。
次に前記第１図に示す視界シミュレータ装置の作用を
具体的に説明する。視界計算機（４）では，模擬視界発
生に必要なデータを記憶装置から取り出し，これに模擬
視界表示に関する制御データを付加して，この結果得ら
れた計算機作像データを模擬視界発生装置（５）へ送
り，同模擬視界発生装置（５）では，この計算機作像デ
ータを高速で座標変換して，これを２次元平面表示スク
リーンデータとした後，色を伴った映像信号（ビデオ信
号）に変換して，模擬視界信号を作成する。次いでこの
模擬視界信号を第1CRT表示装置（６）へ送って，ここに
表示する。この第1CRT表示装置（６）に表示される映像
の横幅の表示角度は,120°である。この第1CRT表示装置
（６）の前方には，複数台のテレビカメラ（7a）（7b）
（7c）があり，これらのテレビカメラ（7a）（7b）（7
c）が第1CRT表示装置（６）に表示される映像を撮影
し，そのとき得られる撮像信号を同各テレビカメラ（7
a）（7b）（7c）に対応した第2CRT表示装置（8a）（8
b）（8c）へ送って，ここに個別に表示する。この第2CR
T表示装置（8a）（8b）（8c）に表示される映像の横幅
の表示角度は,30°である。
具体的に説明する。視界計算機（４）では，模擬視界発
生に必要なデータを記憶装置から取り出し，これに模擬
視界表示に関する制御データを付加して，この結果得ら
れた計算機作像データを模擬視界発生装置（５）へ送
り，同模擬視界発生装置（５）では，この計算機作像デ
ータを高速で座標変換して，これを２次元平面表示スク
リーンデータとした後，色を伴った映像信号（ビデオ信
号）に変換して，模擬視界信号を作成する。次いでこの
模擬視界信号を第1CRT表示装置（６）へ送って，ここに
表示する。この第1CRT表示装置（６）に表示される映像
の横幅の表示角度は,120°である。この第1CRT表示装置
（６）の前方には，複数台のテレビカメラ（7a）（7b）
（7c）があり，これらのテレビカメラ（7a）（7b）（7
c）が第1CRT表示装置（６）に表示される映像を撮影
し，そのとき得られる撮像信号を同各テレビカメラ（7
a）（7b）（7c）に対応した第2CRT表示装置（8a）（8
b）（8c）へ送って，ここに個別に表示する。この第2CR
T表示装置（8a）（8b）（8c）に表示される映像の横幅
の表示角度は,30°である。
（考案の効果） 本考案の視界シミュレータ装置は前記のように視界計
算機及び模擬視界発生装置により，視界角の大きな１つ
の模擬視界信号を作成し，この模擬視界信号を第1CRT表
示装置へ送って，視界角の大きな１つの模擬視界として
表示する。そしてこの模擬視界を複数台のテレビカメラ
により撮影し，そのとき得られる撮像信号を複数の第2C
RT表示装置へ送って，ここに個別に表示するので，視界
計算機及び模擬視界発生装置は，視界角の大きな１つの
模擬視界信号を作成すればよく，視界計算機及び模擬視
界発生装置で取り扱う情報量を減少できて，演算処理時
間を短縮できる。
算機及び模擬視界発生装置により，視界角の大きな１つ
の模擬視界信号を作成し，この模擬視界信号を第1CRT表
示装置へ送って，視界角の大きな１つの模擬視界として
表示する。そしてこの模擬視界を複数台のテレビカメラ
により撮影し，そのとき得られる撮像信号を複数の第2C
RT表示装置へ送って，ここに個別に表示するので，視界
計算機及び模擬視界発生装置は，視界角の大きな１つの
模擬視界信号を作成すればよく，視界計算機及び模擬視
界発生装置で取り扱う情報量を減少できて，演算処理時
間を短縮できる。
また上記のように視界計算機及び模擬視界発生装置
は，視界角の大きな１つの模擬視界信号を作成すればよ
くて，視界計算機及び模擬視界発生装置で取り扱う情報
量を減少でき，視界計算機及び模擬視界発生装置のハー
ドウエア面の構成及びコンピユータプログラムのステツ
プ数等を簡素化できて，視界シミュレータ装置の制作コ
ストを低減できる効果がある。
は，視界角の大きな１つの模擬視界信号を作成すればよ
くて，視界計算機及び模擬視界発生装置で取り扱う情報
量を減少でき，視界計算機及び模擬視界発生装置のハー
ドウエア面の構成及びコンピユータプログラムのステツ
プ数等を簡素化できて，視界シミュレータ装置の制作コ
ストを低減できる効果がある。
第１図は本考案に係わる視界シミュレータ装置の一実施
例を示す系統図，第２図はCRT表示装置の横幅方向の視
界を示す説明図，第３図は従来の視界シミュレータ装置
を示す系統図である。 （４）……視界計算機，（５）……模擬視界発生装置，
（６）……第1CRT表示装置，（7a）（7b）（7c）……テ
レビカメラ，（8a）（8b）（8c）……第2CRT表示装置，
（9a）（9b）（9c）……ノイズ除去用同期信号線。
例を示す系統図，第２図はCRT表示装置の横幅方向の視
界を示す説明図，第３図は従来の視界シミュレータ装置
を示す系統図である。 （４）……視界計算機，（５）……模擬視界発生装置，
（６）……第1CRT表示装置，（7a）（7b）（7c）……テ
レビカメラ，（8a）（8b）（8c）……第2CRT表示装置，
（9a）（9b）（9c）……ノイズ除去用同期信号線。
フロントページの続き (72)考案者 植田 伸太郎 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重 工業株式会社相模原製作所内 (56)参考文献 特開 昭54−53040（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−49537（ＪＰ，Ａ) 特公 昭54−37541（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】視界角の大きな１つの模擬視界信号を作成
する視界計算機及び模擬視界発生装置と，これらの視界
計算機及び模擬視界発生装置により作成した模擬視界信
号をそのまま表示する第1CRT表示装置と，同第1CRT表示
装置に表示した上記模擬視界を分割して撮影する複数台
のテレビカメラと，同各テレビカメラにより撮影した複
数の撮像信号を受けてこれを個別に表示する複数の第2C
RT表示装置とを具えていることを特徴とした視界シミュ
レータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6552890U JP2501339Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 視界シミュレ―タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6552890U JP2501339Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 視界シミュレ―タ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0424777U JPH0424777U (ja) | 1992-02-27 |
| JP2501339Y2 true JP2501339Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31597436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6552890U Expired - Lifetime JP2501339Y2 (ja) | 1990-06-22 | 1990-06-22 | 視界シミュレ―タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501339Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-22 JP JP6552890U patent/JP2501339Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0424777U (ja) | 1992-02-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |