JP2501171B2 - 外壁パネル - Google Patents

外壁パネル

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JP2501171B2
JP2501171B2 JP10158193A JP10158193A JP2501171B2 JP 2501171 B2 JP2501171 B2 JP 2501171B2 JP 10158193 A JP10158193 A JP 10158193A JP 10158193 A JP10158193 A JP 10158193A JP 2501171 B2 JP2501171 B2 JP 2501171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外装面材を付設した外
壁パネル本体の屋内外に配設される梁材のような構造材
同士が接続される外壁パネルに関し、詳しくは、外壁パ
ネルの屋内外に配設される構造材同士を接続しながら、
かかる箇所の外観を高め、かつその施工性を向上させよ
うとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外装面材20を付設した外壁パネ
ル本体の屋内外に配設される梁材のような構造材a同士
が接続される外壁パネルAにおいては、図8(a)に示
すように、構造材a同士が接続されて貫通する箇所にお
いては、外装面材20を施工しない箇所を形成したり、
また、図8(b)に示すように、構造材aが接続される
箇所においては、外壁パネルA,A間に隙間Dを形成し
たりするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の構成
のように外装面材20を切欠くものや、後者の構成のよ
うに、外壁パネルA,Aに隙間Dを形成するものにおい
ては、構造材a同士が接続されて貫通する箇所における
防水も含めた仕舞いをおこなう作業が面倒になり、その
施工性が大幅に低下するという問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、外壁パネルの屋
内外に配設される構造材同士を接続しながら、かかる箇
所の外観を高め、かつその施工性を向上させることがで
きる外壁パネルを提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外装面材20
を付設した外壁パネル本体16Aの屋内外に配設される
梁材のような構造材2A,3A同士が接続される外壁パ
ネルであって、構造材2A,3Aが屋内外に配設される
箇所の外壁パネル部分のみが鋼板のような金属板16B
にて形成されて成ることを特徴とするものである。
【0006】また、金属板16Bと略同高さの外装面材
20部分が予め防水処理がなされて成ることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】外壁パネル本体16Aの屋内外に配設される梁
材のような構造材2A,3Aを金属板16Bを挟持する
状態で接続する。このことで、外壁パネル本体16Aに
何等貫通孔をあけることがない。構造材2A,3Aの接
続箇所において防水性も含めての仕舞いが金属板16B
においてなされていて、構造材2A,3A同士の接続及
びかかる箇所の防水性も含めた施工性を大幅に高める。
【0008】また、金属板16Bと略同高さで屋外側に
沿って長く梁などが施工されても、かかる高さにおいて
は防水処理がなされていて、一層その施工性を向上す
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1(a)は、建物本体から突出して屋外廊下やバ
ルコニーなどの外部構築物を構築する際の一部省略した
概略断面図を示している。建物本体(図示せず)側にお
ける梁1から本発明における構造材2Aとしての支持金
具のような中間梁2を介して外部構築物としての屋外廊
下13の下地となる構造材3Aとしての片持ち梁3を支
持するものである。
【0010】図1(b)は、構造材2Aとしての中間梁
2の概略斜視図を示し、図1(c)は概略側面図を示
し、中間梁2の主体5はH型鋼を使用し、そのウエブ4
を垂直方向になされる。主体5の屋屋内外方向における
端部に連結板6,6が溶接されている。そして、連結板
6が主体5の下フランジ10の下端よりも垂下されてい
る。連結板6の垂下部分7,7間に補強板8をその板面
を垂直方向にして溶接されている。更に、連結板6は主
体5のH型鋼の上下フランジ9,10の表面側を除き、
主体5の上下フランジ9,10の内面側及びウエブ4の
両面側の全縁において主体5に溶接されている。この溶
接部分は、図1(d)において符号ロで示している。そ
して、中間梁2の屋外側の連結板6には上下フランジ
9,10の間でウエブ4の両側と、下フランジ10の下
方でウエブ4の両側の4箇所において連結孔11・・が
形成されている。一方、建物本体の梁1はH型鋼が使用
されている。
【0011】しかして、中間梁2の屋内側の連結板6と
H型鋼の控え梁14の連結板材15とで梁1のウエブを
挟持し、これら3者をボルトにて連結して、中間梁2を
梁1に固定する。そして、屋外側の連結板6がその連結
孔11・・において片持ち梁3の屋内側端部の取付板1
2にボルトb・・にて連結されるのである。かかる場
合、控え梁14はなくてもよい。中間梁2と片持ち梁3
との間には外壁パネル16が介在され、このように、構
造材2A,3Aとしての中間梁2と片持ち梁2との連結
において、その接続箇所における外壁パネル16には何
等貫通孔あけなどをおこなわなくてもよく、かかる箇所
の外観的な仕舞いや防水処理をおこなわなくてもよいよ
うにしてある。以下かかる構成を詳述する。
【0012】図2に示すように、中間梁2と片持ち梁3
が屋内外に配設される箇所の外壁パネル部分のみが鋼板
のような金属板16Bにて形成してある。具体的には、
図3に示すように枠組みされた金属製の枠フレーム21
に外装面材20を張設するのに、外装面材20が細巾に
分割され、かかる外装分割面材20a・・を張設するの
である。そして、このような外装分割面材20aはオー
トクレーブ炉にて養生乾燥硬化させたALC材を使用す
るものである。そして、最も上位の外装分割面材20a
は、更にその長さ方向にも分割され、そして、中間梁2
と片持ち梁3が屋内外に配設される箇所の外壁パネル部
分のみが鋼板のような金属板16Bにて形成したもので
ある。金属板16B以外のものは同様にALC材のもの
である。
【0013】図4に示すように、金属板16Bは周部に
フランジ16cが形成され、このフランジ16cにおい
て枠フレーム21にビス止めされる。枠フレーム21に
は受桟16eを設けてある。そして、金属板16Bには
通孔16dが形成され、かかる通孔16dにボルトbが
貫通するものである。片持ち梁3や床上梁26の上には
コンクリート系でオートクレーブで養生硬化されたAL
Cパネル36が敷設され、ALCパネル36の上には廊
下モルタル17が打設され、外部構築物としての屋外廊
下13が施工されるのである。図中24は水切りであ
る。
【0014】このように、中間梁2と片持ち梁3が屋内
外に配設される箇所の外壁パネル部分のみが鋼板のよう
な金属板16Bにて形成されていて、外壁パネル本体1
6Aの屋内外に配設される中間梁2と片持ち梁3を金属
板16Bを挟持する状態で接続することで、外壁パネル
本体16Aに何等貫通孔をあけるようなことなく、中間
梁2と片持ち梁3をボルトbにて接続して、かかる接続
箇所において防水性も含めての仕舞いが金属板16Bに
おいてなされていて、中間梁2と片持ち梁3の接続及び
かかる箇所の防水性も含めた施工性を大幅に高めるので
ある。
【0015】図5は他の実施例を示していて、金属板1
6Bと略同高さの外装分割面材20aが防水塗装などが
なされて予め防水処理がなされている〔図5(a)の斜
線域にて示している〕。このように、金属板16Bと略
同高さの外装分割面材20aが予め防水処理がなされて
いて、金属板16Bと略同高さで屋外側に梁22などが
施工されても、かかる高さにおいては防水処理がなされ
ていて、図5(b)のように梁22を施工するのに、か
かる箇所Wにおける防水処理をおこなわなくてもよく、
一層その施工性を向上できるのである。図6は、梁22
の施工をおこなった箇所の断面図である。
【0016】図7は更に他の実施例を示し、片持ち梁3
が貫通される箇所の外壁パネルの外装面材20を無くし
て貫通孔23を形成し、かかる貫通孔23において、片
持ち梁3を貫通させて接続するようにしたものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、外装面材を付設
した外壁パネル本体の屋内外に配設される梁材のような
構造材同士が接続される外壁パネルであって、構造材が
屋内外に配設される箇所の外壁パネル部分のみが鋼板の
ような金属板にて形成されているから、外壁パネル本体
の屋内外に配設される梁材のような構造材を金属板を挟
持する状態で接続することで、外壁パネル本体に何等貫
通孔をあけるようなことなく構造材同士をボルトにて接
続でき、かかる接続箇所において防水性も含めての仕舞
いが金属板においてなされていて、構造材同士の接続及
びかかる箇所の防水性も含めた施工性を大幅に高めるこ
とができるという利点がある。
【0018】また、金属板と略同高さの外装面材部分が
予め防水処理がなされているから、金属板と略同高さで
屋外側に梁などが施工されても、かかる高さにおいては
防水処理がなされていて、一層その施工性を向上できる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は一部省略し
た断面図、(b)は中間梁の斜視図、(c)は中間梁の
概略側面図、(d)は中間梁における溶接箇所を示す説
明図である。
【図2】(a)は外壁パネルの概略分解斜視図、(b)
は概略分解断面図である。
【図3】(a)は外壁パネルの枠フレームの正面図、
(b)は外壁パネルの概略正面図である。
【図4】(a)は金属板の正面図、(b)は側面図、
(c)は平面図である。
【図5】(a)は他の実施例の分解斜視図、(b)は部
分拡大説明斜視図である。
【図6】同上の実施例における一部省略した断面図であ
る。
【図7】(a)は他の実施例の概略分解斜視図、(b)
は概略分解断面図である。
【図8】従来例を示し、(a)(b)は概略正面図であ
る。
【符号の説明】
2A 構造材 3A 構造材 16A 外壁パネル本体 16B 金属板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装面材を付設した外壁パネル本体の屋
    内外に配設される梁材のような構造材同士が接続される
    外壁パネルであって、構造材が屋内外に配設される箇所
    の外壁パネル部分のみが鋼板のような金属板にて形成さ
    れて成ることを特徴とする外壁パネル。
  2. 【請求項2】 金属板と略同高さの外装面材部分が予め
    防水処理がなされて成ることを特徴とする請求項1記載
    の外壁パネル。
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