JP2500417Y2 - トラツキングサ−ボ引込装置 - Google Patents

トラツキングサ−ボ引込装置

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JP2500417Y2
JP2500417Y2 JP1983169553U JP16955383U JP2500417Y2 JP 2500417 Y2 JP2500417 Y2 JP 2500417Y2 JP 1983169553 U JP1983169553 U JP 1983169553U JP 16955383 U JP16955383 U JP 16955383U JP 2500417 Y2 JP2500417 Y2 JP 2500417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラッキングサーボ引込装置に関し、特に記
録情報読取装置におけるトラッキングサーボ引込装置に
関する。
第1図は光学式記録情報読取装置におけるトラッキン
グサーボ系の概略ブロック図であり、トラッキングエラ
ー信号発生器1からのサーボエラー信号はイコライザア
ンプ2及びサーボループスイッチ3を介して駆動アンプ
4へ印加される。この駆動アンプの出力はトラッキング
アクチュエータ5の駆動信号となり、記録情報検出点で
あるレーザスポット光が記録トラックに対して略直交方
向に偏倚駆動される。このトラッキングアクチュエータ
5は駆動コイル51と、トラッキングミラー52とからなっ
ており、このミラー52の回動角に応じてスポット光が位
置偏倚制御される。
一方、このトラッキングアクチュエータの回動角を検
出するためにコイル51に直列に抵抗6が挿入されてお
り、この抵抗6によってコイル51に流れる駆動電流が検
出されて電圧に変換される。この検出電圧はLPF(ロー
パスフィルタ)7へ供給されて低域成分のみが抽出され
る。このLPF7の出力はウィンドコンパレータ8において
所定範囲のレベルか否かが検出され、この範囲外であれ
ば検出出力が発生されてMMV(モノスーブルマルチバイ
ブレータ)9がトリガされる。このMMV9の出力によって
ループスイッチ3がオープン制御される。
いま、特殊再生のひとつであるスキャン動作がなされ
たとする。この動作はトラッキングサーボループをオン
としつつ記録情報検出点を形成するピックアップを担持
するキャリッジを記録トラックに対して直交方向に早送
りして再生をなすものであり、よって、トラッキングミ
ラー52の回動限界に達する以前にサーボループを断とし
てミラーを回動中立点へ復帰せしめることが必要とな
る。そこで、このミラー回動角をLPF7により検出するよ
うにしており、コンパレータ8の上下比較レベルをミラ
ー回動限界に相当するレベルよりも小に選定してミラー
52が回動限界に達する以前にサーボループを所定時間断
としているのである。
このループ断の期間すなわちMMV9の出力パルスの存在
期間トラッキングミラー52はその回動中立点へ復帰しし
かる後に再度ループがオンとなって上記動作を繰返す。
尚、このループオンの瞬間における記録トラックとレー
ザスポット光との相対速度が小なる時にトラッキングサ
ーボループは安定に引込まれてサーボロックすることか
ら、トラッキングエラー信号の周波数を監視すべくゼロ
クロス検出器10と、周波数検出器11とが設けられてい
る。すなわち、トラッキングエラー信号のゼロクロス点
を検出器10によって検出しこのゼロクロス点の発生タイ
ミングに同期したパルスを発生せしめ、このパルス周波
数を例えばリトリガラブルMMVからなる周波数検出器11
により検出している。この周波数が所定値以下の場合に
検出信号が発生され、この検出信号と先のMMV9の出力信
号とが2入力ナンドゲート12へ印加されてこのゲート出
力によりループスイッチ3のオンオフを制御するように
しているのである。
すなわち、アクチュエータ5の回動角が所定値になる
とMMV9の出力によってループを強制的にオープンとし、
アクチュエータを中立点へ復帰せしめ、相対速度が小と
なったときに始めてループをオンとしてサーボ引込を行
っている。
第2図は第1図の装置におけるループオープン時のア
クチュエータ5の回動角の変化状態(A),レーザスポ
ット光と記録トラックとの相対速度(トラッキングエラ
ー周波数)の変化状態(B)を示す図であり、VH,VL
ウィンドコンパレータ8の上下基準レベルを示してい
る。
トラッキングアクチュエータの周波数レスポンスにお
けるQが低い場合は、図の破線で示す如き変化を呈す
る。すなわち、トラッキングエラーの周波数fが周波数
検出器11に設定される閾値周波数である所定値Fになる
時刻とアクチュエータが回動中心位置に復帰する時刻と
が共にt2にて一致している。しかし、Qが高いアクチュ
エータを用いると、図の実線にて示す如く回動角が+側
から−側へも回動する(つまり振動する)ようになり、
この状態でレーザスポット光と記録トラックとの相対速
度が所定値Fとなる例えば時刻t1においてトラッキング
サーボループをオンにすると、−側における回動角の余
裕がないから偏心したディスク等を再生している場合に
はサーボループがオンになった直後に制御範囲から直ち
に外れてオフとなり、以後かかる動作が繰返されてトラ
ッキングサーボループの引込が不可能となる。
本考案の目的は、周波数レスポンスにおけるQの高い
トラッキングアクチュエータを用いた場合でも安定にサ
ーボ引込が可能なトラッキングサーボ引込装置を提供す
ることである。
本考案によるトラッキングサーボ引込装置は、本発明
によるトラッキングサーボ引込装置は、記録媒体の記録
面上に形成される記録情報読取点の前記記録面における
記録トラックに対する偏倚量に応じたトラッキングエラ
ー信号を発生するトラッキングエラー発生手段と、前記
トラッキングエラー信号に応じて前記情報読取点を前記
記録トラックの直交方向に変位させるアクチュエータと
を含むトラッキングサーボループと、前記アクチュエー
タを可動に担持して前記記録トラックの直交方向におい
て位置決めされるキャリッジとを備え、前記キャリッジ
を前記記録トラックの直交方向に高速移送しつつ前記ト
ラッキングサーボループを開閉制御して高速再生をなす
記録情報読取装置であって、記録情報読取点と記録トラ
ックとの相対速度が所定値以下になったときに第1検出
信号を発生する第1検出手段と、前記記録情報読取点が
記録トラック中央から記録トラック間の中央へ向けて移
動しているときに第2検出信号を発生する第2検出手段
と、前記高速再生中に前記トラッキングサーボループが
開放された後において前記第1及び第2検出信号の同時
存在時にトラッキングサーボループを閉成させる制御手
段とを有することを特徴としている。
以下に第3図を用いて本考案の実施例につき説明す
る。図において、第1図と同等部分は同一符号により示
している。本例では、レーザスポット光と記録トラック
との相対速度を検出して第1検出信号を発生する第1検
出手段(ゼロクロス検出器10、周波数検出器11)の他
に、レーザスポット光がトラック中央からトラック間中
央へ向けて移動しているかどうかを検出して第2検出信
号を発生する第2検出手段を付加している。
すなわち第2検出手段は、ピックアップ13からの読取
RF(高周波)信号をエンベロープ検出器14にて検波し、
この検波出力(A)をゼロレベルコンパレータ15により
ゼロレベル比較する。この比較出力(E)をD−FF(デ
ィレイドフリップフロップ)16のデータ入力とし、この
D−FF16のクロック入力にゼロクロス検出器10による検
出パルス(C)を印加するようにしている。そして、こ
のD−FF16の出力(F)はナンドゲート12に反転入力
される構成であり、この3入力ゲート12のゲート出力
(H)によりループスイッチ3のオンオフ制御をなすも
のである。
他の構成は第1図のそれと同等であり説明は省略す
る。
第4図は第3図のブロックの信号波形を示す図であ
り、図(A)〜(H)は第3図の各部信号(A)〜
(H)の波形を夫々対応して示している。
第4図において、時刻T1より前の状態は、トラッキン
グサーボループが閉じたまま、キャリッジが高速移送さ
れている。この状態では、レーザスポット光はそれまで
のトラック追従を維持する一方でピックアップがその追
従の移動速度よりも速い速度で移動するので、トラッキ
ングアクチュエータ5の回動角が増大してウィンドコン
パレータ8に設定されている所定範囲を越えようとす
る。さらにキャリッジの高速移送が進み、時刻T1におい
てトラッキングアクチュエータ5の回動角が所定範囲を
越えたことをウィンドコンパレータ8が検知するとMMV9
がトリガされてその出力(G)がT1〜T2の間低レベルに
なると、その間ナンドゲート12の出力(H)は高レベル
となるから強制的にサーボループはオフとなる。この時
刻T1から時刻T2までトラッキングサーボをオフとするの
は、トラッキングアクチュエータ5の回動角が所定範囲
を越えてから暫くは、激しい振動がトラッキングアクチ
ュエータ5において生じ、ここでのサーボの引込動作を
回避するためである。時刻T1から時刻T2の間、アクチュ
エータ5のミラー52は高速移送されつつ振動し、回動中
立点へ向けて復帰しようとするが、Qの高いアクチュエ
ータの場合は、T1〜T2の期間を過ぎてもミラー52は高速
移送されつつ振動して(B)の如きトラッキングエラー
波形が生じる。それに伴って、ピックアップ13による読
取信号のエンベロープ検波出力は(A)の如くなり、
(A)と(B)とは互いにπ/2の位相差を有することに
なる。このエンベロープ検波出力(A)のゼロレベルコ
ンパレータ15による比較出力は図(E)の如くなって、
ピックアップレーザスポット光が記録トラック上にある
ときに高レベルを呈するいわゆるオントラック信号とな
る。
このオントラック信号(E)をD−FF16によってトラ
ッキングエラー信号(B)のゼロクロス信号(C)の各
タイミングで読込むことにより、その出力は図(F)
の如くなる。すなわち、このQ出力(F)の低レベル期
間が、レーザスポット光が記録トラック中央からトラッ
ク間の中央へ向けて移動している期間であり、この間は
アクチュエータは減速する如き力を受けることになる。
一方、出力(F)の高レベル期間は、レーザスポット
光がトラック間中央からトラック中央へ向けて移動して
いる期間であって、アクチュエータは加速する如き力を
受けることになる。
ナンドゲード12の3入力は(D),(F)及び(G)
の各信号であるから、そのゲート出力は(H)の如くな
る。ゲート出力(H)の高レベル期間がループオープン
(オフ)であり、低レベル期間がループクローズ(オ
ン)であり、よって、サーボループは、レーザスポット
光とトラックとの相対速度が所定値以下でかつアクチュ
エータが減速を受けている間オンとされ、それ以外の加
速を受けている間はオフとされることになる。そのため
に、アクチュエータは減速力のみを受けることになって
サーボループは安定に引込まれてロックイン可能となる
のである。ロックインする時点は、周波数検出器11の閾
値周波数レベルを選定することにより設定できるもので
ある。
叙上の如く、本考案によればQの高いアクチュエータ
を用いた場合にも安定にサーボロックインが可能となる
利点がある。
尚、上記においてはスキャン動作時におけるアクチュ
エータ回動角の制限の場合について述べたが、再生装置
の電源オン時の初期時にループオフからループオンする
場合等にも同様に適用できる。また、光学式情報読取装
置に限定されることなく他の例えば静電方式の場合にも
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトラッキングサーボ引込装置の1例のブ
ロック図、第2図は第1図の装置の動作を説明する図、
第3図は本考案の実施例のブロック図、第4図は第3図
のブロックの動作波形図である。 主要部分の符号の説明 1……トラッキングエラー信号発生器、3……ループス
イッチ、5……アクチュエータ、11……周波数検出器、
14……エンベローブ検波器、16……D−FF、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の記録面上に形成される記録情報
    読取点の前記記録面における記録トラックに対する偏倚
    量に応じたトラッキングエラー信号を発生するトラッキ
    ングエラー発生手段と、前記トラッキングエラー信号に
    応じて前記情報読取点を前記記録トラックの直交方向に
    変位させるアクチュエータとを含むトラッキングサーボ
    ループと、前記アクチュエータを可動に担持して前記記
    録トラックの直交方向において位置決めされるキャリッ
    ジとを備え、前記キャリッジを前記記録トラックの直交
    方向に高速移送しつつ前記トラッキングサーボループを
    開閉制御して高速再生をなす記録情報読取装置であっ
    て、 記録情報読取点と記録トラックとの相対速度が所定値以
    下になったときに第1検出信号を発生する第1検出手段
    と、前記記録情報読取点が記録トラック中央から記録ト
    ラック間の中央へ向けて移動しているときに第2検出信
    号を発生する第2検出手段と、前記高速再生中に前記ト
    ラッキングサーボループが開放された後において前記第
    1及び第2検出信号の同時存在時にトラッキングサーボ
    ループを閉成させる制御手段とを有することを特徴とす
    るトラッキングサーボ引込装置。
JP1983169553U 1983-11-01 1983-11-01 トラツキングサ−ボ引込装置 Expired - Lifetime JP2500417Y2 (ja)

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JPS6077024U JPS6077024U (ja) 1985-05-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040093B2 (ja) * 1978-09-09 1985-09-09 パイオニアビデオ株式会社 トラッキングサ−ボ引込装置
JPS57120276A (en) * 1981-01-19 1982-07-27 Pioneer Electronic Corp Tracking servo lead-in system of recorded information reader

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