JP2500338B2 - 能動型化学センシング装置 - Google Patents

能動型化学センシング装置

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JP2500338B2
JP2500338B2 JP4071318A JP7131892A JP2500338B2 JP 2500338 B2 JP2500338 B2 JP 2500338B2 JP 4071318 A JP4071318 A JP 4071318A JP 7131892 A JP7131892 A JP 7131892A JP 2500338 B2 JP2500338 B2 JP 2500338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合化学物質の各成分
の濃度を精度よく定量する装置であり、本発明は妨害物
質存在下でも臭い、香り、味の各成分濃度の定量ができ
るようにし、環境計測、臭い、香り、味などの品質管
理、製品開発等に適した実用的なセンシングシステムを
実現することを目的とする。
【0002】また環境計測、防災等の分野では、妨害臭
存在下の臭い物質の濃度定量を行なうことが重要であ
る。本発明はこれらの測定をガス分析装置等を使わずに
比較する基本物質を装置自ら能動的に調合し、センシン
グを実時間で行なうことができるようにしたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、臭い・味等の化学物質の違いを識
別するセンサは存在した。すなわち、複数の化学物質が
混合されている場合、各化学物質成分の濃度を定量する
ことが困難であった。また、この問題解決を目指した学
会報告もあるが、精度、測定範囲が不十分なものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から複数センサの
出力パターンにより、混合ガスの濃度定量を行う方法は
存在したが、この従来方法は、各成分ガスに対する出力
の線形加算和でセンサの出力が表されることを仮定して
線形方程式を解く方法であるが、センサに非線形性が存
在するために精度が悪く測定範囲も限定されるという欠
点があった。また、各被検ガス成分に対応した等価回路
モデルを仮定して濃度定量を行う方法も発表されている
が、測定範囲が限定されている欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】本発明は、被検臭ガスを電磁弁を介してガ
スセンサアレイに導びく被検臭ガス系統と、複数個の基
本臭ガスをそれぞれマスフローコントローラを介して混
合器に導びきこれを電磁弁を介して前記ガスセンサアレ
イに導びく基本臭ガス系統と、ガスセンサアレイの計測
結果を受けてパターンマッチングを計算するコンピュー
タと、コンピュータより前記マスフローコントローラを
制御する帰還系統と、電磁弁の開閉を制御するスイッチ
ング回路とを具備し、被検ガス物質と比較する基本ガス
物質をシステム自ら自動的に調合して合成臭を作成する
手段と、被検ガス物質のガスセンサアレイの検出パター
ンと前記混合臭のガスセンサアレイの検出パターンとを
前記コンピュータマッチングを行って比較し、基本臭ガ
スの混合比を変えて、パターンマッチングの改善を逐次
行い、最終的に得られた基本臭の混合比から被検臭の各
成分濃度を定量する手段とよりなることを特徴とする能
動型化学センシング装置である。
【0006】本発明の他の目的とする所は、乾燥空気
と、サンプル臭ガスと、複数個の基本臭ガスのそれぞれ
のガスをマスフローコントローラと電磁弁とを介してセ
ンサセルに吸引するガスフロー系統と、センサセルで計
測したセンシング結果をA/Dコンバータを介してコン
ピュータに入れてパターンマッチング計算をするコンピ
ュータと、コンピュータにより得られた制御信号をD/
Aコンバータを介して複数のマスフローコントローラ群
を制御する制御信号を帰還する制御信号系統とを具備し
て成る能動型化学センシング装置を提供するにある。
【0007】本発明の更に他の目的とする所は、調香用
の液体試料を収容した容器の開口部を封塞して連結した
液体試料供給管系と、乾燥空気供給管系と、該容器中で
できた被検臭ガス取出管系とをもち、基本臭ガスと、容
器より取出した被検臭ガスとを比較し液体試料中より香
りの濃度を実時間で計測する能動型化学センシング装置
を提供するにある。
【0008】
【作用】本発明は混合された化学物質の臭い、香り、味
の各成分を濃度定量するもので、主に環境計測に使用す
るものである。臭の計測の場合は妨害となる臭が存在す
る場合に、対象ガスの濃度定量を行う。また、味の場合
には基本味が明らかになっているので、味自体を定量化
し、客観的評価を与える装置として使用できるものを提
供する。
【0009】
【実施例】実施例1 環境計測用の測定装置 本発明の能動型化学センシング装置の原理図を図1に示
す。図1の装置は混合臭の濃度定量を行うための装置で
あり、内部で能動的に臭いを合成する機能を有すること
が特徴である。図1においては、1は被検臭ガスサンプ
リングバック又はボンベ、2,3,4はそれぞれ基本臭
ガスA,B,Cのガスサンプリングバック又はボンベ、
5,6,7はマスフローコントローラ、8は混合器、
9,10は電磁弁、11はガスセンサアレイ、12,13,14は
それぞれセンサ、15はパターンマッチング計算用コンピ
ュータであって、被検臭ガスは被検臭ガスボンベ1より
電磁弁9を介してガスセンサアレイ11に送られるように
する。これとは別に、基本臭ガスA,B及びCのガスは
それぞれのガスサンプリングバック又はボンベ2,3,
4よりそれぞれのマスフローコントローラ5,6,7を
介して混合器8に送られ、ここで基本臭ガスA,B,C
が混合され、得られた基本臭ガスとして、電磁弁10を介
してガスセンサアレイ11に送るよう構成する。
【0010】ここで、先ず、電磁弁9を開放し、電磁弁
10を閉じ、被検臭ガスをそのガスサンプリングバック又
はボンベ1より電磁弁9を通じてガスセンサアレイ11に
送り、ガスセンサ12,13,14の応答を測定し、この結果
をパターンマッチング計算用コンピュータ15に入れて記
憶させる。
【0011】次にそれぞれのマスフローコントローラ
5,6,7のガス混合率を設定し、基本臭ガスA,B,
Cをこの混合率で混合器8で混合し、電磁弁9を閉じ、
電磁弁10を開放して、この混合ガスをガスセンサアレイ
11に導びき、各センサ12,13,14の応答を測定し、この
結果をコンピュータ15に送りパターンマッチング計算を
行ない、基本臭ガスA,B,Cの適当な混合割合により
合成したガスと被検臭ガスとの臭の比較をするのであ
る。
【0012】本発明装置は混合臭の濃度定量を行うため
の装置であり、内部で能動的に臭を合成する機能を有す
ることが特徴である。すなわち図1に示すように、特性
の異なる複数ガスセンサの出力パターンを測定し、被検
臭と本発明装置のシステムが基本臭を合成して得た合成
臭のいずれかのパターンマッチングを行う。システム内
にはあらかじめ複数の基本臭となる成分ガスを独立に用
意し、マスフローコントローラ5,6,7により混合比
を決めて混合臭をつくりガスセンサアレイ11に供給す
る。この混合比は一度で決めるのではなく、数回繰り返
してガスセンシング測定し、その結果を帰還路16により
帰還し、逐次、被検臭と合成臭のパターンマッチングの
改善を行い、最終的に得られた各成分臭の混合比から被
検臭内の各臭成分の濃度定量を行うことができるのであ
る。
【0013】本発明装置の測定システムの詳細構造を図
2に示す。図2において、17は乾燥空気ボンベ、18はサ
ンプル臭ガスサンプリングバック又はボンベ、19,20,
21は基本臭ガスA,B,Cのそれぞれのガスサンプリン
グバック又はボンベ、22,23,24,25,26,27はマスフ
ローコントローラ(MFC)、28A,28B,29A,29B
はスイッチング用電磁弁、30はセンサセル、30(A,
B,C,D,E)は各センサ、31はポンプ、32はA/D
コンバータ、33はコンピュータ、34はD/Aコンバー
タ、35は電磁弁切換用スイッチング回路、36はマスフロ
ーコントローラ用D/Aコンバータである。
【0014】この測定系はガスフロー測定系であり、乾
燥空気かサンプル臭のいずれかを一定流量でセンサに供
給する。一定流量でセンサ30にガスを供給するのにマス
フローコントローラを用いてガスフローの制御をする。
マスフローコントローラ(MFC)22〜27は外部からの
電気信号によりその流量を制御することができ、これら
をコンピュータ33から流量制御を行う。最上部のマスフ
ローコントローラ(MFC)22は、センサセル30に与え
た臭を乾燥空気で置換するためのものである。2番目の
マスフローコントローラ(MFC)23は、サンプル臭、
合成臭の希釈のために乾燥空気を流すのに用いる。セン
サ30の応答は比較的速いが、高濃度のガスに対しては応
答回復に時間がかかるので、高濃度のガスに対してはそ
れを稀釈して各センサ30(A,B,C,D,E)に供給
するように構成した。3番目のマスフローコントローラ
(MFC)24は、サンプル臭供給のためのものである。
また、下部の3個のマスフローコントローラ(MFC)
25,26,27はシステム内で合成臭を発生させるためのも
のである。各マスフローコントローラ(MFC)25,2
6,27に流す流量比を制御することにより、各基本臭ガ
スA,B,Cの濃度を変えることができる。電磁弁28
A,28B,29A,29Bは、フロー制御に用いるもので、
電磁弁28Aと28B、29Aと29Bは互いに相補的に動作
し、乾燥空気、サンプル臭、合成臭の切り替えを行う。
【0015】センサセル30は、それぞれのセンサ30A,
30B,30C,30D,30Eを実装するところである。5個
の特性の異なる半導体ガスセンサ30A,30B,30C,30
D,30Eをフローに対して対称になるようにセル内に配
置した。センサセル30の後には、吸引ポンプ31を設けて
ガスのフローを駆動するようにした。これらのシステム
を制御するのは、パーソナルコンピュータ33である。マ
スフローコントローラ(MFC)22〜27の制御信号はア
ナログ信号なので、コンピュータ33からD/Aコンバー
タ36を通して流量制御を行う。また、電磁弁28A,28
B,29A, 29Bの制御はインターフェースボードを介
してトランジスタでスイッチングするスイッチング回路
35で行う。また、各センサ30(A,B,C,D,E)に
はヒータ電圧を供給するが、その電圧はコンピュータ33
からD/Aコンバータ34を通して制御できるようにして
いる。また、本発明装置のシステムはセンサ30に付属し
たヒータの電圧制御が可能なように構成してある。これ
はセンサ応答回復時間を短縮するために、センサが応答
した直後にヒータ電圧を数秒間高くする操作を行うため
である。センサ応答は、素子に一定電圧を引加し、流れ
る電流を電圧に変換した後に、A/Dコンバータ32によ
りA/D変換してコンピュータ33に送り込まれる。本発
明のこれらの装置を使用することにより、合成臭を発生
してサンプル臭とのパターンマッチングを測定すること
ができる。
【0016】次にパターンマッチング改善のアルゴリズ
ム計算法について述べる。これは各種最適化問題で使わ
れるアルゴリズム計算法であるが、パターンの非類似度
(指標)を定義し、その値が改善されるように逐次マス
フローコントローラ(MFC)の入力電圧を変更して、
各基本臭の濃度を変更する。ここでは、最急降下法によ
り、濃度変更を行うことを考える。n個の基本臭がある
とすると指標値Iが各濃度C1 ,C2 ,C3 ,・・・,
Cn の関数となり、次式で表すことができる。
【数1】 I=f(C1 ,C2 ,C3 ,・・・,Cn ) (1) ここで、fはIと各濃度成分との間の非線形関数であ
る。各基本臭の濃度ベクトル
【外1】 は以下の式で表される。
【数2】 この濃度ベクトルは、以下のように変更される。
【数3】 ここで、ΔCi は基本臭iの濃度変更幅、εは経験的に
決める定数である。符号は山登り法か山下り法かの違い
を表し、パターンマッチング改善の方向を指標値減少の
方向にとる場合は、負の値をとる。このアルゴリズム計
算法は勾配法と呼ばれ、最適化問題の解法として用いら
れる。fはj回目の測定の時、測定濃度の近傍で線形関
数に展開すると
【数4】 のようになる。従って、n+1個の測定点が十分近い距
離にあれば、各
【外2】 を決定することができ、 (3)式より合成臭の濃度変更方
向がわかる。逐次濃度変更を行えば、パターンマッチン
グは改善されて、最終的にサンプル臭と同じパターンと
なるような合成臭を得ることができ、その時のマスフロ
ーコントローラ流量設定値から合成臭の各基本臭濃度が
わかる。
【0017】また、パターンマッチングの指標値として
は、いろいろなものを使うことができる。センサアレイ
出力空間上での測定点間のユークリッド距離、ベクトル
角度、マハラノビス汎距離、WilksのΛ統計量等を
場合に応じて使用する。
【0018】実施例2 調香装置 本発明装置を調香装置に使用する基本的な考え方は、上
述の臭の測定の場合と同じである。食品、飲料、化粧品
等の分野では、調合装置の臭から成分香料の混合比を測
定したり、高価な天然香料の臭を安価な複数の人工香料
で調合する時に、天然香料に近い臭を作り出す等の調合
のツールとして使用する。サンプルの形態としては図
1,図2のように気体で使用する場合もあるが、香料の
形態は液体の場合が多いために、液体を混合してそこか
ら蒸発する臭を測定すれば、一層現実的な装置になる。
図3に調香用のサンプル供給系を示す。密閉容器37の上
部にステンレス管38,39,40が3本とりつけられてお
り、右側のステンレス管40はサンプルの供給、回収を行
う。左側の2本のステンレス管38,39の間にはキャリヤ
ガスを流し液体から蒸発した臭をセンサセルへ送る。原
理的には実施例1と同じであるが、液体の混合比を変え
てサンプル管の中に逐次供給する点が異なるだけで香の
定量的測定も、実施例1の臭の定量的測定が可能なこと
が確かめられた。
【0019】
【発明の効果】従来から複数センサの出力パターンによ
り、混合ガスの濃度定量を行う方法は存在したが、この
方法は各成分ガスに対する出力の線形加算和でセンサの
出力が表されることを仮定して線形方程式を解く方法で
あるが、センサに非線形性が存在するために精度が悪く
測定範囲も限定されるというものであった。また、各ガ
ス成分に対応した等価回路モデルを仮定して濃度定量を
行う方法も発表されているが、測定範囲が限定されてい
るものである。本発明の装置は、システム内部で合成臭
を発生させて、サンプル臭との比較を行うためにセンサ
特性に非線形性があっても十分な精度、測定範囲が原理
的に保証されるので、従来のこれらの方法に比べて精度
が高く十分な測定精度が得られるのである。また、味の
測定の場合は基本味というものが明らかになっているた
め、本発明を応用すれば各種の味がどのような基本味に
より構成されているかが明らかになり、客観的な味の評
価も可能となる工業上大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明装置のシステム説明用原理図であ
る。
【図2】図2は本発明装置のシステムの詳細を示す回路
図である。
【図3】図3は本発明装置の他の実施の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 被検臭ガスボンベ 2,3,4 基本臭ガスA,B,Cのガスボンベ 5,6,7 マスフローコントローラ 8 混合器 9,10 電磁弁 11 ガスセンサアレイ 12,13,14 センサ 15 パターンマッチング計算用コンピュータ 16 帰還路 17 乾燥空気ボンベ 18 サンプル臭ガスボンベ 19,20,21 基本臭ガスボンベ 22〜27 マスフローコントローラ 28A,28B 電磁弁 29A,29B 電磁弁 30 センサセル 30(A,B,C,D,E) 各センサ 31 ポンプ 32 A/Dコンバータ 33 コンピュータ 34 D/Aコンバータ 35 電磁弁切換用スイッチング回路 36 マスフローコントローラ用D/Aコンバータ 37 密閉容器 38,39,40 ステンレス管 50 乾燥空気供給口 51 被検香液体 52 被検香ガス排出口 53 被検香液体出入口

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検臭ガスを電磁弁を介してガスセンサ
    アレイに導びく被検臭ガス系統と、複数個の基本臭ガス
    をそれぞれマスフローコントローラを介して混合器に導
    びきこれを電磁弁を介して前記ガスセンサアレイに導び
    く基本臭ガス系統と、ガスセンサアレイの計測結果を受
    けてパターンマッチングを計算するコンピュータと、コ
    ンピュータより前記マスフローコントローラを制御する
    帰還系統と、電磁弁の開閉を制御するスイッチング回路
    とを具備し、被検ガス物質と比較する基本ガス物質をシ
    ステム自ら自動的に調合して合成臭を作成する手段と、
    被検ガス物質のガスセンサアレイの検出パターンと前記
    混合臭のガスセンサアレイの検出パターンとを前記コン
    ピュータマッチングを行って比較し、基本臭ガスの混合
    比を変えて、パターンマッチングの改善を逐次行い、最
    終的に得られた基本臭の混合比から被検臭の各成分濃度
    を定量する手段とよりなることを特徴とする能動型化学
    センシング装置。
  2. 【請求項2】 乾燥空気と、サンプル臭ガスと、複数個
    の基本臭ガスのそれぞれのガスをマスフローコントロー
    ラと電磁弁とを介してセンサセルに吸引するガスフロー
    系統と、センサセルで計測したセンシング結果をA/D
    コンバータを介してコンピュータに入れてパターンマッ
    チング計算をするコンピュータと、コンピュータにより
    得られた制御信号をD/Aコンバータを介して複数のマ
    スフローコントローラ群を制御する制御信号を帰還する
    制御信号系統とより成る請求項1記載の能動型化学セン
    シング装置。
  3. 【請求項3】 調香用の液体試料を収容した容器の開口
    部を封塞して連結した液体試料供給管系と、乾燥空気供
    給管系と、該容器中でできた被検臭ガス取出管系とをも
    ち、基本臭ガスと、容器より取出した被検臭ガスとを比
    較し液体試料中より香りの濃度を実時間で計測すること
    を特徴とする請求項1または2記載の能動型化学センシ
    ング装置。
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