JP2500173B2 - 曲げ部材切削加工用クランピング装置 - Google Patents

曲げ部材切削加工用クランピング装置

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JP2500173B2
JP2500173B2 JP11085292A JP11085292A JP2500173B2 JP 2500173 B2 JP2500173 B2 JP 2500173B2 JP 11085292 A JP11085292 A JP 11085292A JP 11085292 A JP11085292 A JP 11085292A JP 2500173 B2 JP2500173 B2 JP 2500173B2
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JP
Japan
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clamping
clamping device
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cutting
fixed
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均 鈴木
敏幸 勝占
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断面L形で2方向に曲
率を持つ部材を切削加工する際にこの部材をクランピン
グする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は本発明で切削加工しようとする断
面L形で2方向に曲率を持つ部材の例示する斜視図であ
る。従来、このような形状の部材をクランピングする装
置としては、部材が図1に示すように、2つの方向に曲
率を持つので、水平方向、上下方向に受けボルトを配置
し、もう一方からボルト等で締めつけてクランピングし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラン
ピング装置が前述のように手動によるものであるので、
部材をセットするのに時間がかかり、またクランピング
後の切削加工時には締めつけムラによるビビリで切削面
の悪化という問題が生じていた。
【0004】したがって、本発明の目的は、1回の切削
加工時に多数の部材を同時に処理できると共に、セット
時間の短縮でき、加工精度を向上できる曲げ部材切削加
工用クランピング装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、L形断面形状の部材を切削する際のク
ランピング装置において、切削すべき部材を載置しかつ
イコイライズ機能を有する上下クランピング手段と、前
記部材を前後方向に位置決めする前後位置決め手段と、
前記部材を左右方向に位置決めしかつイコイライズ機能
を有する左右クランピング手段とを有することを特徴と
する曲げ部材切削加工用クランピング装置を採用するも
のである。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の好ましい実施
例を説明する。図2は、クランピング装置をフライス盤
にセットしたときの正面図である。図3は、クランピン
グ装置のクランプ爪と受け部だけを示す側面図である。
図4は、クランピング装置のクランプ部分だけを示す平
面図である。
【0007】図2において、ベースプレート1は、例え
ば切削加工用のフライス盤(図示せず)に取付けられて
いる。このベースプレート1には支柱2、2が設けられ
ており、これらの支柱2、2の上部には補助ベース3が
固定されている。補助ベース3上には、水平方向のクラ
ンピング手段5、5が左右方向に摺動可能に載置されて
いる。また、補助ベース3の中央には、2つの部材受け
台7、7(図3参照)が固定されている。前方の部材受
け台7(図3では左側)には、自由受け台7aが可動可
能に取付けられており、後方の部材受け台7(図3では
右側)には固定受け台7bが固定されている。
【0008】補助ベース3の下端中央には、油圧シリン
ダ8が取付けられており、この油圧シリンダ8のプラン
ジャ下端には下部ベース10が取付けられている。下部
ベースの両端の上部にはスライドホルダ9、9が取付け
られている。これらのスライダホルダ9、9の各々の中
央内部にはガイド溝9aが設けられている。これらのス
ライダホルダ9、9のガイド溝9a、9aにはクランプ
保持本体4が水平方向にガイドされるようにその両端の
下部4c、4cが嵌入されている。このように構成され
ているので、油圧シリンダ8が動作すると、クランプ保
持本体4も上下動されるが、水平方向には可動である。
クランプ保持本体4には、この実施例の場合、中央下部
には5つのクランプ爪4bが一列に配置されており、そ
の内側の隅には楔部分4a、4aが形成されている。
【0009】次に、図4を参照すると、切削すべき部材
11が切削面12を上にして例えば5本並べられてい
る。これらの部材11の前後を固定するためのストッパ
14とエアシリンダ15が設けられている。図4から明
らかなように、部材11は、その後部(図4では右方部
分)がストッパ14で止められて、前方からエアシリン
ダ15のプランジャの先端に固定されたストッパ15a
で押されることによって所定の位置に位置決めされるよ
うになっている。
【0010】図2に示すように、クランピング補助手段
5のうちの右側(図4では下側)のクランピング補助手
段の上部には固定クランピング部材5aが固定されてお
り、クランピング補助手段5のうちの左側(図4では上
側)のクランピング補助手段の上部には自由クランピン
グ部材5bが回動可能に取付けられている。これらの部
材5a、5a、5b、5bはそれぞれの油圧シリンダ6
によって中央に押されるようになっており、これらの油
圧シリンダ6によって部材11は位置決めされる。
【0011】次に、本発明のクランピング装置の動作に
ついて説明する。最初に、部材受け台7、7の自由受け
台7aと固定受け台7bの上に5本の部材11を切削面
12を上にして載置する。このとき、クランプ保持本体
4のクランプ爪4bは、油圧シリンダ8によって上方の
待機位置にあり、また部材受け台7、7を支持する補助
ベース3はエアシリンダ(図示せず)によって例えば前
方にスライドしていてセット部から外れている。また、
図3に示すカッタ刃13もこの時点ではセット部から外
れている。
【0012】載置された部材11は、図4に示すよう
に、ストッパ14に対してエアシリンダ15によって押
されて前後方向の位置決めがなされる。その後、クラン
プ保持部材4がエアシリンダ(図示せず)によって動作
されてセット位置に戻され、クランプ爪4bが油圧シリ
ンダ8によって加圧されて図3に示すように部材11を
加圧して定位置に保持して上下方向の位置決めを行う。
このとき、自由受け台7aと固定受け台7bによってイ
コイライズしながら部材11をクランプする。また、図
2に示すように、クランプ保持本体4の楔部分4a、4
aが下降してクランピング補助手段5を中心方向に押
す。それにより、一時的な左右方向の位置決めがなされ
る。最後に、図4に示すように、油圧シリンダ6の加圧
により、左右から部材11が押され、左右の位置決めが
なされる。このとき、固定クランピング部材5aと自由
クランピング部材5bにより、イコイライズしながらク
ランプされる。このようにして上下、前後、左右のすべ
てのクランピングが完了する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は2方向に
曲率を持つ部材を容易にセットでき、かつクランプ部分
にイコイライズ機構を設けることにより、安定したクラ
ンプ力を得ることができ、切削時のビビリをなくすこと
ができ、加工精度を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明で切削加工しようとする断面L形
で2方向に曲率を持つ部材の例示する斜視図である。
【図2】図2は、クランピング装置をフライス盤にセッ
トしたときの正面図である。
【図3】図3は、クランピング装置のクランプ爪と受け
部だけを示す側面図である。
【図4】図4は、クランピング装置のクランプ部分だけ
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 支柱 3 補助ベース 4 クランプ保持本体 5 クランピング補助手段 7 部材受け台 8 油圧シリンダ 9 スライドホルダ 6 油圧シリンダ 13 カッタ刃 15 エアシリンダ 7a 自由受け台 7b 固定受け台 5a 固定クランピング部材 5b 自由クランピング部材 4a 楔部分 4b クランプ爪

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L形断面形状の部材を切削する際のクラ
    ンピング装置において、切削すべき部材を載置しかつイ
    コイライズ機能を有する上下クランピング手段と、前記
    部材を前後方向に位置決めする前後位置決め手段と、前
    記部材を左右方向に位置決めしかつイコイライズ機能を
    有する左右クランピング手段とを有することを特徴とす
    る曲げ部材切削加工用クランピング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクランピング装置におい
    て、上下クランピング手段は、前記部材に対して下方の
    前後に配置した自由受け台と、固定受け台と、上方に配
    置され下方に押されるクランプ爪とから成ることを特徴
    とするクランピング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のクランピング装置におい
    て、前記位置決め手段は、前記部材に対して後方に配置
    したストッパと前記ストッパに対して部材を押すエアシ
    リンダから成ることを特徴とするクランピング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のクランピング装置におい
    て、左右クランピング手段は、複数の部材を間に挟んで
    中央に押す自由クランピング部材と固定クランピング部
    材から成ることを特徴とするクランピング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のクランピング装置におい
    て、部材を左右方向に位置決めする前に、一時的に部材
    を位置決めする手段をさらに有することを特徴とするク
    ランピング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のクランピング装置におい
    て、前記一時的に部材を位置決めする手段は、前記左右
    クランピング手段のクランプ爪の両側に配置した楔部分
    であることを特徴とするクランピング装置。
JP11085292A 1992-04-03 1992-04-03 曲げ部材切削加工用クランピング装置 Expired - Lifetime JP2500173B2 (ja)

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JPH05285759A JPH05285759A (ja) 1993-11-02
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ES2230664T3 (es) * 1997-12-01 2005-05-01 Hawe Neos Dental Dr. H. V. Weissenfluh Ag Dispositivo para el afilado de instrumentos dentales.
CN102390020A (zh) * 2011-09-30 2012-03-28 吉林建龙钢铁有限责任公司 一种数控立式铣床的夹取装置

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