JP2024525400A - 比較的薄い形状を呈する流体収集アセンブリ - Google Patents

比較的薄い形状を呈する流体収集アセンブリ Download PDF

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Abstract

例示的な流体収集アセンブリは、少なくとも1つのチャンバ、少なくとも1つの開口部、及び流体出口を画定する流体不透過性バリアを含む。流体収集アセンブリはまた、チャンバ内に配置された流体透過性支持体及び流体透過性膜を含む。流体収集アセンブリは、比較的薄い形状を呈し、これにより、流体収集アセンブリが、少なくとも一部の従来の流体収集アセンブリよりも多くの状況でより効果的に使用されることが可能になる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2021年6月25日に、「比較的薄い形状を呈する流体収集アセンブリ」と題して出願された米国仮特許出願第63/215,017号に対する優先権を主張し、その開示はその全体が、参照によって本明細書に援用される。
患者は、可動性が限られているか、又は損なわれている場合があり、そのため、通常の排尿プロセスが困難であるか、又は不可能となる。例えば、患者は、可動性を損なう外科術を受けたか、又は障害を有する場合がある。別の例では、患者は、パイロット、運転手、及び危険区域での労働者が経験するような制限された移動条件を有する場合がある。更に、患者からの流体収集が、モニタリング目的又は臨床試験のために必要になる可能性もある。
米国特許第4747166号明細書 国際公開第2019/212951号 米国特許出願公開第2018/228642号明細書 米国特許出願公開第2019/247222号明細書
ベッドパン及び尿道カテーテル、例えばフォーリカテーテルを使用して、このような状況のいくつかに対処し得る。しかし、ベッドパン及び尿道カテーテルには、それに関連するいくつかの問題がある。例えば、ベッドパンは、不快、溢れ、及びその他の衛生上の問題を生じやすい可能性がある。尿道カテーテルは、不快、痛みを伴う場合があり、また***症を引き起こす可能性がある。
一実施形態では、流体収集アセンブリが開示される。流体収集アセンブリは、流体不透過性バリアを含み、流体不透過性バリアは少なくとも1つのチャンバ、少なくとも1つの開口部、流体出口、及び液溜め(サンプ:sump)を画定する。流体収集アセンブリはまた、流体透過性支持体、流体透過性支持体の少なくとも一部分の上に配置され、開口部を横切って延びる流体透過性膜、及び、流体出口に接続された導管を含み、導管は液溜め内又は液溜めに隣接して配置された入口を含む。流体収集アセンブリは比較的薄い形状を呈する。
一実施形態では、流体収集システムが開示される。流体収集システムは、流体収集アセンブリを含む。流体収集アセンブリは、流体不透過性バリアを含み、流体不透過性バリアは少なくとも1つのチャンバ、少なくとも1つの開口部、流体出口、及び液溜めを画定する。流体収集アセンブリはまた、流体透過性支持体、流体透過性支持体の少なくとも一部分の上に配置され、開口部を横切って延びる流体透過性膜、及び、流体出口に接続された導管を含み、導管は液溜め内又は液溜めに隣接して配置された入口を含む。流体収集アセンブリは比較的薄い形状を呈する。流体収集システムは更に、流体貯蔵容器と真空源を含む。流体収集アセンブリのチャンバは、1つ以上の導管を介して流体貯蔵容器及び真空源と流体連通している。
開示された任意の実施形態からの特徴は、限定されることなく、互いに組み合わせて使用され得る。更に、本開示の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び添付図面を考慮することによって当業者には明らかになるであろう。
図面は、本開示のいくつかの実施形態を示し、同一の参照番号は、図面に示される異なる図又は実施形態における同一、又は同様の要素又は特徴を指す。
一実施形態による、流体収集アセンブリの等角図である。 一実施形態による、平面1B-1Bに沿った流体収集アセンブリの断面概略図である。 一実施形態による、平面1C-1Cに沿った流体収集アセンブリの断面概略図である。 一実施形態による、流体収集アセンブリの断面概略図である。 一実施形態による、略非長方形の断面形状を呈する流体収集アセンブリの断面概略図である。 異なる実施形態による、チャンバの外側に少なくとも部分的に延在する導管を含む、異なる流体収集アセンブリの断面概略図である。 異なる実施形態による、チャンバの外側に少なくとも部分的に延在する導管を含む、異なる流体収集アセンブリの断面概略図である。 異なる実施形態による、チャンバの外側に少なくとも部分的に延在する導管を含む、異なる流体収集アセンブリの断面概略図である。 異なる実施形態による、少なくとも1つの面内曲げを呈する流体収集アセンブリの上面図である。 異なる実施形態による、少なくとも1つの面内曲げを呈する流体収集アセンブリの上面図である。 異なる実施形態による、少なくとも1つの面内曲げを呈する流体収集アセンブリの上面図である。 異なる実施形態による、少なくとも1つの面内曲げを呈する流体収集アセンブリの上面図である。 異なる実施形態による、少なくとも1つの面内曲げを呈する流体収集アセンブリの上面図である。 一実施形態による、流体透過性膜の形状にほぼ対応する形状を示さない流体不透過性バリアを含む流体収集アセンブリの等角図である。 平面12B-12Bに沿った流体収集アセンブリの断面概略図である。 一実施形態による、流体収集アセンブリの等角図である。 図13Aの流体収集アセンブリの断面概略図である。 一実施形態による、ユーザによって装着されて示される、図13Aの流体収集アセンブリの等角図である。 一実施形態による、ユーザが装着している流体収集アセンブリの等角図である。 一実施形態による、ユーザが装着している流体収集アセンブリの等角図である。 図15Aの流体収集アセンブリの断面概略図である。 一実施形態による、ユーザが装着している流体収集アセンブリの等角図である。 一実施形態による、流体を集めるための流体収集システムのブロック図である。
実施形態は、流体収集アセンブリと、それを含む流体収集システムと、その形成方法及び使用方法とに関する。例示的な流体収集アセンブリは、流体不透過性バリアを含み、流体不透過性バリアは少なくとも1つのチャンバ、少なくとも1つの開口部、及び流体出口を画定する。流体収集アセンブリはまた、チャンバ内に配置された流体透過性支持体及び流体透過性膜を含む。流体収集アセンブリは比較的薄い形状を呈し、以下でより詳細に説明するように、流体収集アセンブリが、少なくともいくつかの他の従来の流体収集アセンブリよりも多くの状況において効果的に使用されるのを可能にする。
使用中、流体収集アセンブリ(開口部など)は、流体源に隣接して、例えば尿道開口部、創傷、又は他の流体源に隣接して配置され得る。流体源から排出された流体は、開口部を通ってチャンバの中に流入し得る。例えば、流体は流体透過性膜の中に受け取られ、流体透過性支持体の中に流れ込み得る。流体は、一般に、流体透過性支持体を通って液溜め及び導管の入口に向かって流れることができ、それは吸引が導管又は重力からチャンバに与えられるためである。流体は、導管の入口に入り、導管を通って流れ、流体貯蔵容器内に堆積することによってチャンバから除去され得る。したがって、流体収集アセンブリは、流体源の周囲の領域を比較的乾燥した状態に維持し得る。
前述のように、本明細書に開示された流体収集アセンブリは、流体透過性支持体の形状により、他の従来の流体収集アセンブリよりも多くの状況でより効果的に使用され得る。例えば、少なくともいくつかの流体収集アセンブリは、従来の流体収集アセンブリが特定の流体源から流体を受け入れることを可能にする特定の形状を呈し得る。例えば、女性の尿道開口部から流体を受け入れるように構成された従来の流体収集アセンブリは、略円筒形の形状を呈し得て、一方、男性の尿道開口部から流体を受け入れるように構成された従来の流体収集アセンブリは、陰茎を受け入れるように構成された形状(例えば、コンドーム状又は袋状の形状)を呈し得る。このような従来の流体収集アセンブリは、流体をその特定の流体源から除去するのに効果的な場合がある。しかしながら、そのような従来の流体収集アセンブリは、他の流体源(例えば、血液、血清、その他の漿液血液状の排液、膣分泌液、***、便、汗、唾液、水、汚水、又は任意の他の流体)で用いる場合には、効果的でない場合がある(例えば、実質的にすべての流体を受け入れることができないか、又は受け入れた過剰な流体が容易に漏出する可能性がある)。このような従来の流体収集アセンブリは、様々な理由により、他の流体源から流体を集める場合には効果的でない可能性がある。一例において、従来の流体収集アセンブリは、他の流体源を取り囲む領域に対応する形状を示さず、それによって従来の流体収集アセンブリと他の流体源を取り囲む領域との間に隙間を形成させる。このような隙間により、流体は従来の流体収集アセンブリの中に受け入れられることなくその中を流れることが可能になる。一例では、従来の流体収集アセンブリの多孔性材料は、流体源から離隔され得て、その結果、流体の滞留を生じ(それは、患者に不快感を与え、又は不衛生な状態を引き起こす可能性がある)、流体が従来の流体収集アセンブリの中に受け入れられるのを妨げ、又は流体が従来の流体収集アセンブリから容易に漏出できるようになる可能性がある。一例では、従来の流体収集アセンブリは、流体源に隣接した位置決めを維持することが困難な場合がある。
本明細書に開示される流体収集アセンブリは、比較的薄い形状を呈する。本明細書で使用する場合、比較的薄い形状とは、流体収集アセンブリの長手方向軸に平行に測定した長さと、長さに対して垂直に測定して、流体収集アセンブリの厚さよりも著しく大きい幅(例えば、約1.5倍以上、約2倍以上、約3倍以上、約4倍以上、約5倍以上、約7.5倍以上、約10倍以上)を示す形状を指し、ここで厚さは長さと幅に対して垂直に測定される。換言すると、流体収集アセンブリの厚さは、流体収集アセンブリの長さと幅よりも著しく小さい。いくつかの実施形態では、流体収集アセンブリの厚さは曲げ可能であり、アセンブリのユーザである人の指の厚さに比べて薄い。本明細書に開示される流体収集アセンブリが比較的薄い形状を呈する場合、流体不透過性バリアの少なくとも1つは中空の比較的薄い形状を呈し、流体透過性支持体は比較的薄い形状を呈し、又は流体透過性膜は比較的薄い形状を呈する。一実施形態では、本明細書に開示される流体収集アセンブリの比較的薄い形状は、その長さと幅が平面内に位置するように構成され得る。一実施形態では、本明細書に開示される流体収集アセンブリの比較的薄い形状は、略細長の直方体か、略長方形、略台形、略長方形、略楕円形、又は略長円形の断面形状を呈する細長い形状か、略V字状、略Y字状、略ジグザグ状、又は略環状の形状か、あるいは任意の他の適切な比較的薄い形状を含み得る。
一実施形態において、本明細書に開示される流体収集アセンブリの比較的薄い形状は、流体収集アセンブリが、容易に曲げられ、又は成形されて、その相対的な薄さに起因する形状を呈することを可能にする。流体収集アセンブリを容易に曲げて、成形することにより、流体収集アセンブリは、流体源の周囲の領域の形状にほぼ対応する形状を呈することができる。例えば、流体収集アセンブリは、外陰部に隣接して適合するように、若しくは陰茎の先端の周囲で屈曲するように、曲げられ、又は成形され得る。したがって、本明細書に開示される流体収集アセンブリは、流体源の周りの領域の形状に対応する形状に、容易に操作され得て、隙間の形成を防ぎ、多孔性材料(例えば、流体透過性支持体及び流体透過性膜)から流体源までの距離を縮小し、流体源に隣接する流体収集アセンブリの位置を維持するのに役立つ。
本明細書に開示される流体収集アセンブリは、様々な異なる流体源で効果的に使用され得る。流体収集アセンブリが使用され得る流体源の例は、尿道開口部(女性の尿道開口部又は男性の尿道開口部など)、膣、創傷、皮膚(汗を指から、例えば手術中に外科医の指から除去するためなど)、配管の漏れ、又は任意の他の流体源を含む。したがって、本明細書に開示される流体収集アセンブリが受け入れることができる流体には、尿、血液、血清、その他の漿液血液状の排液、膣分泌液、***、便、汗、唾液、水、汚水、又は任意の他の流体が含まれる。
図1Aは、一実施形態による流体収集アセンブリ100の等角図である。図1B及び図1Cは、それぞれ、一実施形態による、平面1B-1B及び平面1C-1Cに沿った流体収集アセンブリ100の断面概略図である。流体収集アセンブリ100は、流体不透過性バリア106、流体透過性支持体102、及び流体透過性膜104を含む。流体透過性膜104は、流体透過性支持体102の周囲を取り囲んでも、取り囲まなくてもよい。流体不透過性バリア106は、少なくともチャンバ108、開口部110、流体出口、及び液溜め114を画定し得る。流体透過性支持体102及び流体透過性膜104が、チャンバ108に配置されることで、流体透過性膜104は開口部110を横切って延在する。流体収集アセンブリ100はまた、チャンバ108と流体連通する導管116を含み、それによってチャンバ108の中に受け入れられた1つ以上の流体は導管116を使用してそこから除去され得る。
流体透過性支持体102は、第1の表面120、第2の表面122、及び第1の表面120から第2の表面122まで延びる1つ以上の縁部124を含む。第1の表面120は、一般に、流体不透過性バリア106に形成された開口部110を横切って延在する。流体透過性支持体102は、第1の表面120から第2の表面122まで測定した厚さtを示し得る。厚さtは、約3cm以下、約2.5cm以下、約2cm以下、約1.75cm以下、約1.5cm以下、約1.25cm以下、約1cm以下、約9mm以下、約8mm以下、約7mm以下、約6mm以下、約5mm以下、約4mm以下、約3mm以下、あるいはは約2mm~約4mm、約3mm~約5mm,約4mm~約6mm、約5mm~約7mm、約6mm~約8mm、約7mm~約9mm、約8mm~約1.25cm、約9mm~約1.5cm、約1cm~約1.75cm、約1.25cm~約2cm、約1.5cm~約2.5cm、又は約2cm~約3cmの範囲内であるように選択され得る。一般に、厚さtを減少させると、流体収集アセンブリ100の曲げ及び成形が容易になる場合がある。しかしながら、流体透過性支持体102の厚さtを減少させると、支持体102内の任意の瞬間に存在する(例えば、流動する、収集される、又は内部に一時的に貯蔵される)可能性がある流体の体積が減少する場合がある。したがって、厚さtは、流体収集アセンブリ100を曲げて、成形する必要性と、任意の時点で流体透過性支持体102内に存在し得る流体の所望の体積とのバランスに基づいて選択され得る。流体透過性支持体102の他の寸法(長さ及び幅)を増加させるか、又は流体透過性支持体102から流体が除去される速度を増加させると、厚さtを更に減少させることができ得ることに留意されたい。
一実施形態では、第1の表面120、第2の表面122、又は1つ以上の縁部124のうちの少なくとも1つは、略細長の長方形などの略平面形状を呈し得る。略長方形の形状により、第1の表面120、第2の表面122、及び/又は縁部124を平面状又は略平面状の流体源に隣接して位置決めすることができるのと同時に、表面を曲げ、又はその他に成形して非略平面状の流体源に適合させることもできるようになる。
流体透過性支持体102は、比較的薄い形状、例えば、本明細書に開示される任意の比較的薄い形状を示す。一実施形態では、図示のように、流体透過性支持体102は、略直方体形状を呈し得る。流体透過性支持体102が略直方体形状を呈する場合、流体透過性支持体102は、断面が流体収集アセンブリ100の長手方向軸118に対して平行に(図1Bに示すように)及び垂直に(図1Cに示すように)とられた場合に、略長方形の断面形状(例えば、略正方形の断面形状)を示し得る。例えば、第1の表面120、第2の表面122、及び縁部124は、流体透過性支持体102が略直方体形状を呈する場合に、略長方形の形状を呈し得る。流体収集アセンブリ100は、流体透過性支持体102の形状にほぼ対応する形状を呈してもよい。したがって、流体収集アセンブリ100は、流体透過性支持体102の略直方体形状にほぼ対応する略直方体形状を呈する場合がある。流体収集アセンブリ100及び流体透過性支持体102の略直方体形状により、前述したように、流体収集アセンブリ100を様々な状況で効果的に使用することが可能になる。例えば、流体収集アセンブリ100の略直方体形状により、流体収集アセンブリ100を容易に曲げ、又は成形することができ、また流体透過性膜104は、流体収集アセンブリ100がどのように成形され、曲げられているかに関係なく、開口部110を横切って延在し、開口部110に隣接することができるようになる。
流体透過性支持体102は、流体透過性膜104を支持するように構成され、それは流体透過性膜104が、比較的折り畳み可能で、薄くて弱く、又はその他の容易に変形可能な材料から形成され得るためである。例えば、流体透過性支持体102は、流体透過性膜104が流体透過性支持体102と流体不透過性バリア106との間に配置されるように位置決めされ得る。したがって、流体透過性支持体102は、流体透過性膜104の位置を支持し、維持し得る。流体透過性支持体102は、流体を吸い上げることができる任意の材料、例えば本明細書において上記で開示された流体透過性膜材料のいずれかを含み得る。例えば、流体透過性膜材料(複数可)は、流体透過性支持体102として使用される場合、流体透過性膜104よりも高密度又は高剛性の形態で利用され得る。流体透過性支持体102は、流体透過性膜104よりも変形しにくい任意の流体透過性材料から形成され得る。例えば、流体透過性支持体102は、多孔質ポリマ(例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレンなど)構造、又は連続気泡フォーム(例えば、紡績ナイロン繊維)、又は不織材料を含み得る。いくつかの例では、流体透過性支持体102は、綿、羊毛、絹、又はそれらの組み合わせなどの天然材料から形成され得る。このような例では、材料は、材料への流体の吸収を防止又は制限するためのコーティング、例えば撥水コーティングを有する場合がある。いくつかの例では、流体透過性支持体102は、布地、フェルト、ガーゼ、又はそれらの組み合わせから形成され得る。
一実施形態では、流体透過性支持体102は、多孔性材料のシート、例えば、紡績ナイロン繊維のシート又は不織シートから形成され得る。流体透過性膜104の比較的薄い形状(例えば、流体透過性支持体102の略直方体形状)により、流体透過性支持体102は、任意の他の成形手順を実行する必要なく、多孔性材料のシートを単に切断することで形成され得るようになる。したがって、流体透過性支持体102を略直方体形状を呈するように形成することは、流体透過性支持体102の形成を容易にし得る。
流体透過性膜104は、開口部110から流体を吸い上げるように構成され、これにより、流体がチャンバの中に引き込まれ、流体及び真空がチャンバ108から漏れるのを防止し得る。一実施形態では、流体透過性膜104は、流体を吸い上げ得る任意の材料を含むことができる。例えば、流体透過性膜104は、布地、例えば、ガーゼ(絹、リネン、又は綿ガーゼなど)、別の柔らかい布地、紙、あるいは別の滑らかな布地を含み得る。流体透過性膜104をガーゼ、柔らかい布地、及び/又は滑らかな布地から形成すると、流体収集アセンブリ100によって引き起こされる擦れを軽減し得る。いくつかの例では、流体透過性膜104は任意であってもよい。
流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104はまた、流体を流体収集アセンブリ100の外面から内側に移動させるように、流体をそこに通して吸い上げる能力及び/又は流体の流れを可能にする能力を有し得る。
一実施形態では、流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104の少なくとも一部分は、開口部110から流体を吸い上げ、及び/又は流体の流れを可能にするように構成された多孔性材料であり得て、これにより、流体及び真空がチャンバ108から漏れるのを防止し得る。多孔性材料(例えば、流体透過性支持体102又は流体透過性膜104のうちの1つ以上)は、ウィッキング材料への流体の吸収を含まない場合がある。言い換えると、流体透過性支持体102又は流体透過性膜104のうちの1つ以上への流体の吸収は、ウィッキング材料が流体に曝された後には実質的に起こらない場合がある。吸収しないことが望ましい場合、「実質的に吸収しない」という用語は、多孔性材料の中への流体の吸収の公称量(例えば、吸収性)が、ウィッキング材料の乾燥重量の約30重量%、ウィッキング材料の乾燥重量の約20重量%以下、約15重量%以下、約10重量%以下、約7重量%以下、約5重量%以下、約3重量%以下、約2重量%以下、約1重量%以下、又は約0.5重量%以下などであることを可能にし得る。いくつかの実施形態では、流体透過性支持体102又は流体透過性膜104の少なくとも一方は、非ウィッキング材料(例えば、吸収性材料及び/又は吸着性材料)を含む。
流体透過性膜104は、流体透過性支持体102の第1の表面120の少なくとも一部分上に配置される。いくつかの実施形態では、流体透過性膜104はまた、第1の表面120の全体又は実質的に全体、流体透過性支持体102の第2の表面122の少なくとも一部分(例えば、全体)、及び/又は流体透過性支持体102の縁部124の少なくとも一部分(例えば、全体)に配置されてもよい。
一実施形態では、流体透過性膜104は、(図1Bに示すように)流体透過性支持体102の周囲全体に延在し得る。このような実施形態では、流体透過性膜104は、略管状の形状を呈し得る。流体透過性膜104を流体透過性支持体102の周囲全体に延在させることにより、流体透過性膜104を流体透過性支持体102に固定することができるようになり、開口部110を横切って延びる流体透過性膜104を、接着剤、縫い合わせ、又は他の取り付け方法を使用することなく維持し得る。しかしながら、以下により詳細に説明するように、流体透過性膜104は、流体透過性支持体102の一部分の周囲にのみ延在してもよい。
前述したように、流体収集アセンブリ100は流体不透過性バリア106を含む。流体不透過性バリア106は、任意の適切な流体非通性(インポーラス:imporous)材料(複数可)、例えば、流体不透過性ポリマ(シリコーン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなど)、金属フィルム、天然ゴム、別の適切な材料、又はそれらの組み合わせから形成され得る。流体不透過性バリア106は、流体が流体不透過性バリア106を通過するのを実質的に防止する。一例では、流体不透過性バリア106は空気透過性で流体不透過性であり得る。このような例では、流体不透過性バリア106は、複数の細孔を画定する疎水性材料で形成され得る。個人と接触し得る流体不透過性バリア106の少なくとも表面は、柔らかい及び/又は滑らかな材料(シリコーンなど)から形成され、それによって擦れを低減し得る。一実施形態では、流体不透過性バリア106は、シリコーンなどの可撓性材料から形成され得て、流体不透過性バリア106を個人の解剖学的構造に適合する形状に曲げることを可能にする。
流体不透過性バリア106は、流体透過性支持体102の形状にほぼ対応する形状を呈する。したがって、図示の実施形態では、流体不透過性バリア106は、流体透過性支持体102の略直方体形状に対応する略直方体形状を呈し得る。例えば、流体不透過性バリア106は、開口部110を画定する前面126と、前面126の反対側の後面128と、前面126から後面128まで延びる少なくとも1つの側面130とを呈し得る。前面126は、第1の表面120に隣接し、これによりって、前面126は、第1の表面120の形状にほぼ対応する形状(略長方形の形状など)を呈し得る。後面128は、第2の表面122に隣接し、これによって、後面128は、第2の表面122の形状にほぼ対応する形状(略長方形の形状など)を呈し得る。側面130は、流体透過性支持体102の縁部124に隣接し、これによって、側面130は、縁部124の形状に対応する形状(略長方形の形状など)を呈し得る。
開口部110は、流体がチャンバ108に入る進入経路を提供する。開口部110は、流体不透過性バリア106によって、例えば流体不透過性バリア106の内縁によって画定され得る。例えば、開口部110は、流体不透過性バリア106内に形成され、そこを通って延在することによって、流体(複数可)が流体収集アセンブリ100の外側からチャンバ108に入ることが可能になる。開口部110は、流体不透過性バリア106内の細長い穴であってもよい。例えば、開口部110は、流体不透過性バリア106の切り欠きとして画定される場合がある。開口部110は、流体源、例えば女性の尿道開口部、創傷、人工瘻部位などに隣接して位置決めされるように配置され、成形され得る。
流体収集アセンブリ100は、流体源に近接して位置決めされ得て、流体は、流体収集アセンブリ100のチャンバに開口部110を介して流入し得る。流体収集アセンブリ100は、流体をチャンバ108の中に開口部110を介して受け入れるように構成される。
開口部110は、流体不透過性バリア106の前面126に形成される。開口部110は、前面126の形状にほぼ対応する形状を呈して、開口部110を通ってチャンバ108の中に流入し得る流体の量を最大化し得る。言い換えると、開口部110は、第1の表面120の形状にほぼ対応する形状を呈し得る。
開口部110は、長さL及び幅Wを呈し得る。長さL及び幅Wは、それぞれ、開口部110の経路に対して平行及び垂直に測定され得る。例えば、長さL及び幅Wは、開口部110が長手方向軸118に対して略平行に延びる場合、それぞれ長手方向軸118に対して平行及び垂直に測定され得る。長さLは、約1cm~約3cm、約2cm~約4cm、約3cm~約5cm、約5cm~約7cm、約6cm~約8cm、約7cm~約9cm、約8cm~約10cm、約9cm~約12cm、約10cm~約13.5cm、約12cm~約15cm、約13.5cm~約17.5cm、約15cm~約20cm、約17.5cm~約22.5cm、約20cm~約25cm、又は約22.5cmより大きくなるように選択され得る。幅Wは、約0.5cm~約1cm、約0.75cm~約1.25cm、約1cm~約1.5cm、約1.25cm~約1.75cm、約1.5cm~約2cm、約1.75cm~約2.5cm、約2cm~約3cm、約2.5cm~約3.5cm、約3cm~約4cm、約3.5cm~約4.5cm、約4cm~約5cm、約4.5cm~約6cm、又は約5cmを超えるように選択され得る。一般に、開口部110の長さL及び幅Wを増加させると、より多くの量の流体がチャンバ108の中に流入し、流体透過性膜104によって受け取られ、流体透過性支持体102の中に流入することが可能になる。しかしながら、長さL及び幅Wを増加させると、導管116からチャンバ108に印加される吸引力が消失して、チャンバ108から流体を除去する際の吸引の効力が低下する。したがって、長さLは約3cm~約20cmに制限されてもよく、及び/又は幅Wは約1cm~約5cmに制限されてもよい。
開口部110は、約3cm~約5cm、約4cm~約6cm、約5cm~約10cm、約8cm~約15cm、約10cm~約20cm、約15cm~約25cm、約20cm~約25cm、約20cm~約30cm、約25cm~約35cm、約30cm~約45cm、約40cm~約55cm、約50cm~約65cm、約60cm~約75cm、約70cm~約85cm、約80cm~約95cm、約90cm~約105cm、又は100cmより大きい表面積を呈し得る。開口部110の表面積は、開口部110の長さL及び幅Wに依存する。したがって、開口部110の表面積を増加させることにより、より多くの量の流体がチャンバ108の中に流入し、流体透過性膜104によって受け取られ、流体透過性支持体102の中に流入することが可能になる。しかしながら、表面積を増加させると、導管116からチャンバ108に加えられる吸引力が消失して空気流が増加して、チャンバ108から流体を除去する際の吸引の効力が低下する。
前述したように、流体不透過性バリア106は、チャンバ108から流体を除去するように構成された流体出口を画定し得る。流体出口は、開口部110及びバルブ120とは異なる。いくつかの例では、流体出口は、導管116を受け入れるようにサイズ決めされる。導管116は、流体出口を介してチャンバ108内に配置され得る。流体出口は、導管116又は少なくとも1つの導管に対して少なくとも実質的に流体密封シールを形成するようにサイズ決めされ及び成形されて、流体がチャンバ108から漏れるのを実質的に防止し得る。
液溜め114は、チャンバ108内の場所であり、そこには流体が集まり、チャンバ108から導管116を使用して除去され得る。一実施形態では、液溜め114は、流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104によって占有され得て、これにより、導管116の入口136と、流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104との間の直接接触が可能になる。
液溜め114を流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104で占有することにより、チャンバ108からの流体の除去が容易になり得る。例えば、チャンバ108内の流体は水を含む場合がある。現在、流体の水分子間の水素結合により、導管116内に吸引されている流体が更なる流体を導管116に向かって引き寄せると考えられている。流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104と導管116との間の隙間(例えば、液溜め114が流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104に占有されていないことによって生じる)は、水分子間の水素結合を壊す可能性があることに留意されたい。水素結合の欠如は、液溜め114がチャンバ108の重量測定的に低い点又はその近くにない場合に、導管116内への流体の引き込みを妨げる場合がある。代わりに、流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104を流れる流体は、ウィッキング及び重力に依存して流体を液溜め114及び導管116に向かって移動させることができるが、これは、液溜め114がチャンバ108の重量測定的に低い点又はその近くにある場合には遅くなるか不可能となる場合がある。水分子間の水素結合、ならびに流体透過性支持体102及び/又は流体透過性膜104と導管116の入口136との間の直接接触により、導管116の入口136を予想されるチャンバ108の重量測定的に低い点又はその近くに位置決めする必要性を低減する。
一実施形態では、図示されていないが、流体透過性支持体102及び流体透過性膜104は、液溜め114を完全には占有していない。言い換えると、液溜め114は、実質的に占有されていないリザーバを含み得る。流体収集アセンブリ100によって受け取られた流体は、リザーバ内に保持され、その後、チャンバ108から流体を除去し得る。
流体不透過性バリア106は、近位端領域132から遠位端領域134まで延在し得る。一実施形態では、液溜め114は、遠位端領域134に、又はその近傍に置かれてもよく、それは遠位端領域134が使用中にチャンバ108の重量測定的に低い点又はその近くにあり得るためである。このような実施形態では、流体不透過性バリア106は、近位端領域132から開口部110まで第1の距離だけ延び、遠位端領域134から開口部110まで第2の距離だけ延在し得る。第2の距離は、第1の距離よりも大きくてもよく、それによって、液溜め114の容積を増加させ(例えば、液溜め114内に貯蔵され得る流体の量を増加させるため)、液溜め114内の流体がチャンバ108から開口部110を通って漏れるのを阻止する。
導管116は、少なくとも部分的にチャンバ108内に配置され得る。導管116を使用して、チャンバ108から流体を除去し得る。導管116(導管など)は、入口136と、入口136の下流に位置決めされる出口とを含む。出口は、真空源、例えば、導管116を通じてチャンバ108から流体を引き出すための真空ポンプに動作可能に結合され得る。例えば、導管116は、近位端領域132から流体不透過性バリア106の中に延在してもよく、また遠位端領域134へ、中のリザーバに近接する点まで延在してもよく、その結果、入口136はリザーバと流体連通する。導管116は、チャンバ108を流体貯蔵容器(図示せず)又は真空源(図示せず)と流体的に結合する。このような実施形態では、流体透過性支持体102又は流体透過性膜104の少なくとも一方は孔(表示なし、占有される)を画定し、そこを通って導管116が延在し得る。一実施形態では、導管116は、流体収集アセンブリの長手方向軸118と略平行に延在し得る。
導管116は、プラスチックチューブ(例えば、医療用チューブ)などの可撓性材料を含み得る。このようなプラスチックチューブは、熱可塑性エラストマ、ポリ塩化ビニル、エチレンビニルアセテート、ポリテトラフルオロエチレンなどのチューブを含み得る。いくつかの例では、導管116はシリコン又はラテックスを含み得る。いくつかの例では、導管116は、例えば、導管が可撓性であることを可能にする直径又は壁厚のうちの1つ以上を有する、弾性である1つ以上の部分を含み得る。
入口136を、患者が装着した時に、チャンバ108(液溜め114など)の重量測定的に低い点となるよう予測される位置、又はその近くに配置することにより、導管116は、入口136が他の場所に配置された場合よりも多くの流体を受け取ることができ、滞留(例えば、微生物の増殖と悪臭を引き起こす場合がある流体の滞留)の可能性を低減し得る。例えば、流体透過性支持体102と流体透過性膜104内の流体は、毛細管力のために任意の方向に流動し得る。しかし、流体は、重力の方向に流動することに優先性を示し得て、特に流体透過性膜104及び/又は流体透過性支持体102の少なくとも一部分が流体で飽和される場合にそうである。したがって、入口136又はリザーバのうちの1つ以上は、流体収集アセンブリ100内の、患者が装着したときに流体収集アセンブリ100内の重量測定的に低い点であると予想される位置、例えば遠位端領域134に配置され得る。
以下により詳細に説明するように、導管116は、1つ以上の流体貯蔵容器(図示せず)と真空源(図示せず)に結合され、それらの間に少なくとも部分的に延在するように構成される。一例では、導管116は、真空源(図示せず)に直接接続されるように構成される。このような例では、導管116は、流体不透過性バリア106から少なくとも1フィート、少なくとも2フィート、少なくとも3フィート、又は少なくとも6フィートまで延在し得る。別の例では、導管116は、流体貯蔵容器(図示せず)及び真空源(図示せず)のうちの少なくとも1つに間接的に接続されるように構成される。いくつかの例では、導管は、カテーテル固定装置を用いて患者の皮膚に固定され、例えば、C.R.Bard,Inc.から入手可能なSTATLOCK(登録商標)カテーテル固定装置であり、限定するものではないが、米国特許第6,117,163号、第6,123,398号、及び第8,211,063号に開示されるものを含み、これらの開示はすべて、その全体が参照により本明細書に援用される、
入口136及び出口は、真空源(図示せず)をチャンバ108(リザーバなど)に流体的に(例えば直接的又は間接的に)結合するように構成される。真空源(図13)が導管116内に真空/吸引を印加すると、チャンバ108内の流体が(例えば、リザーバ内のような遠位端領域で)入口136の中に引き込まれ、導管116を介して流体収集アセンブリ100の外に排出され得る。いくつかの例では、導管は、つや消し又は不透明(例えば、黒色)であり、その中の流体の視認性を妨げ得る。
前述したように、本明細書に開示される流体収集アセンブリの流体透過性膜は、流体透過性支持体の周囲に完全に延在する必要はない。図2は、一実施形態による、流体収集アセンブリ200の断面概略図である。本明細書に別途開示される場合を除き、流体収集アセンブリ200は、本明細書に開示される流体収集アセンブリのいずれかと同じ又は実質的に同様である。例えば、流体収集アセンブリ200は、流体透過性支持体202、流体透過性膜204、及び開口部210を画定する流体不透過性バリア206を含む。
流体透過性支持体202は、第1の表面220と、第1の表面220の反対側の第2の表面222と、第1の表面220から第2の表面222まで延びる1つ以上の縁部224とを含む。流体透過性膜204は、第1の表面220の少なくとも一部分に隣接して配置されるが、流体透過性支持体202の周囲に完全には延在しない。例えば、図示されるように、流体透過性膜204は、第1の表面220のすべて及び縁部224の一部分の上に配置され得る。開口部210を横切って延びる流体透過性膜204を維持するために、流体透過性膜204は、流体透過性支持体202及び/又は流体不透過性バリア206に固定され得る。流体透過性膜204は、接着剤、縫い合わせ、摩擦、又は任意の他の適切な取り付け方法を使用して、流体透過性支持体202又は流体不透過性バリア206に固定され得る。
図1A~図2に示される流体収集アセンブリは、略長方形の断面形状を呈するものとして示される。しかしながら、本明細書に開示される流体収集アセンブリは、流体収集アセンブリが比較的薄いままである限り、任意の適切な形状(例えば、任意の適切な断面形状)を呈し得る。図3は、一実施形態による、略非長方形の断面形状を呈する流体収集アセンブリ300の断面概略図である。本明細書に別途開示される場合を除き、流体収集アセンブリ300は、本明細書に開示される流体収集アセンブリのいずれかと同じ又は実質的に同様である。
流体透過性支持体302は、第1の表面320、第1の表面320の反対側の第2の表面322、及び第1の表面320から第2の表面322まで延びる1つ以上の縁部324を示す略台形の形状を呈する。一例では、図示のように、第1の表面320は略台形の形状の長辺を形成し得て、第2の表面322は略台形の形状の短辺を形成し得る。このような例では、流体透過性支持体302の形状は、チャンバ308の容積に対して流体不透過性バリア306によって画定される開口部310のサイズを最大にすることができる。更に、このような形状は、開口部310を女性の尿道開口部に隣接して位置決めすることを容易にすることができ、これは、流体透過性支持体302が略長方形の断面形状を呈する場合よりも、縁部324が外陰部と大腿部との間に形成される隙間によりよく適合し得るためである。一例では、第1の表面320は略台形の形状の短辺を形成し得て、第2の表面322は略台形の形状の長辺を形成し得る。このような例では、チャンバ308は、開口部310のサイズに対して、より大きな体積の流体をチャンバ308内に存在させることができる場合がある。
流体不透過性バリア306はまた、流体透過性支持体302の略台形の形状にほぼ相当する(例えば、わずかに大きい)略台形の形状を呈し得ることに留意されたい。
本明細書に開示される流体収集アセンブリは、略長方形の断面形状(図1A~図2に示すような)又は略台形の断面形状(図3に示すような)以外の断面形状を呈し得ることに留意されたい。一例では、流体収集アセンブリ100は、半円形の断面形状(例えば、半円筒形の形状)を呈し得る。このような例では、流体収集アセンブリ100の半円形の断面形状の平坦な側面は、個人の皮膚に隣接して位置決めされ得る。一例では、本明細書に開示される流体収集アセンブリは、略楕円形の断面形状、略長円形の断面形状、又は他の長方形の断面形状を呈し得る。
図1B~図3に示されるように、導管は、チャンバ内、例えばチャンバの中央部分内に延在し得る。しかしながら、流体収集アセンブリは、本明細書に開示される流体収集アセンブリの構成要素及び構造により、少なくとも部分的にチャンバの外側に延びる導管を含み得る。例えば、図4~図6は、異なる実施形態による、チャンバの外側に少なくとも部分的に延びる導管を有する、異なる流体収集アセンブリの断面概略図である。本明細書で別途開示される場合を除き、図4~図6に示される流体収集アセンブリは、本明細書に開示される流体収集アセンブリのいずれかと同じ又は実質的に同様であり得る。
図4を参照すると、流体収集アセンブリ400は、近位端領域432から遠位端領域434まで延びる流体不透過性バリア406を含む。流体不透過性バリア406は、開口部410を画定する前面426と、前面426の反対側の後面428とを含む。流体出口412は、液溜め414に又はその近くで、後面428内又はその近くに形成される。例えば、流体出口412は、液溜め414が遠位端領域434又はその近くにあるとき、遠位端領域434又はその近くの、後面428内又はその近くに形成され得る。
導管416は、流体出口412に取り付けられ得ることで、導管416がチャンバ408と流体連通する。一実施形態では、図示のように、導管416は、流体出口412から流体収集アセンブリ400の長手方向軸418に対して略垂直な方向に延在し得る。言い換えると、導管416の少なくとも一部分は、流体不透過性バリア406の後面428に沿って延在し得る。導管416は、例えば接着剤を用いて後面428に取り付けられて、流体不透過性バリア406の後面428に対して導管416を維持し得る。導管416を後面428に沿って延在させることで、図1A~図1Cに示す導管116と同様に、導管416は流体収集アセンブリ400から、近位端領域432又はその近傍で延在することが可能になる。導管416を近位端領域432から又はその近傍で延在させることで、導管416は表面(例えば、皮膚)に沿って延在することが可能になり、1つ以上の要素が導管416と干渉することなく、流体収集アセンブリ400の上に配置することが可能になり、その逆も同様である。例えば、導管416を近位端領域432から又はその近傍で延在させることで、流体収集アセンブリ400が尿道開口部の上に配置される場合、下着を流体収集アセンブリ400の上に置くことを可能にし、又は流体収集アセンブリ400が創傷に配置される場合、包帯を流体収集アセンブリ400の上に置くことを可能にし得る。更に、導管416が後面428に沿って延びることを可能にすることで、流体透過性支持体402又は流体透過性膜402の少なくとも一方に孔を形成する必要がなくなり、それによって流体収集アセンブリ400の製造が簡素化され、チャンバ408内に存在する可能性のある流体の体積を増加することができる。
一実施形態では、図示のように、導管416はチャンバ408の中に延在しないため、流体透過性支持体402又は流体透過性膜402の少なくとも一方に孔を形成する必要がなくなり、それによって流体収集アセンブリ400の製造が簡素化され、チャンバ408内に貯蔵され得る流体の量を増加させることができる。このような実施形態では、入口436は、導管416を形成する壁の終端438に形成されていないか、又は終端438によって完全に画定されていなくてもよい。代わりに、入口436は、導管416の終端438に近接して、又は終端438によって部分的にのみ形成されてもよく、これにより、入口436がその側部から流体を受け取ることができるようになり、導管416に曲げを形成する必要がなくなる。一実施形態では、導管416は、流体出口412からチャンバ408の中に延在し得る。
図5に示されるように、流体収集アセンブリ500は、流体不透過性バリア506及び導管516を含む。一実施形態では、流体不透過性バリア506は導管516の少なくとも一部分を形成し得る(例えば、流体不透過性バリア506と導管516は一体的に形成される)。このような実施形態では、流体不透過性バリア506は、チャンバ508から1つ以上の流体を除去するように構成される中空通路540を画定し得る。導管516の少なくとも一部分を、流体不透過性バリア506を用いて形成することで、流体収集アセンブリ500を形成する構成要素の数を減らすことができる。一実施形態では、図示されていないが、流体収集アセンブリ500は、中空通路540内に配置された導管を含み得る。このような実施形態では、中空通路540は導管を流体不透過性バリア506に固定し得る。
図6を参照すると、流体収集アセンブリ600は、流体不透過性バリア606及び導管616を含む。図4~図5に示された導管とは異なり、導管616は、流体不透過性バリア606の表面(例えば、後面628)に沿って延在せず、又は流体収集アセンブリ600の長手方向軸618と略平行に延在する。代わりに、導管616は、流体収集アセンブリ600の長手方向軸618に対して垂直であるか、又は斜めに角度をなす方向に、流体出口612から離れて延在し得る。このような実施形態では、導管616は、流体不透過性バリア606の後面628から離れて延びることができる。導管616は流体不透過性バリア606の他の表面から延在してもよいことに留意されたい。
前述したように、本明細書に開示される流体収集アセンブリの開口部、特にその開口部は、限られた範囲の長さ及び幅を呈することができ、そうでなければ、流体収集アセンブリのチャンバに提供される吸引力が分散しすぎて、流体収集アセンブリから流体を効果的に除去することができなくなる。本明細書に開示される流体収集アセンブリの開口部の、制限された長さ及び幅は、流体収集アセンブリがパッド(例えば、吸引力の過度の消失を引き起こす長さ、幅、又は面積を呈する開口部を含む収集アセンブリ)となることを防止する。流体収集アセンブリがパッドとなることを防止すると、流体収集アセンブリが流体を受け入れることができる領域を制限する可能性がある。1つの解決策は、本明細書に開示される流体収集アセンブリが、その中に1つ以上の面内曲げを含む形状を示すようにすることである。面内曲げ(複数可)により、流体収集アセンブリがその部分の間に隙間を画定することができるようになる。流体収集アセンブリは、流体収集アセンブリに隣接する流体源から、又は可能性として隙間内に配置された流体源から体液を受け取り得る。したがって、面内曲げにより、本明細書に開示される流体収集アセンブリは、広い表面積から流体を集めることができるのと同時に、流体収集アセンブリの開口部が吸引源を消失させるような幅、長さ、及び/又は表面積を示さないようにすることが可能となる。更に、面内曲げにより、多孔性材料内の流体の移動を改善できるようになる。図7~図11は、異なる実施形態による、少なくとも1つの面内曲げを呈する流体収集アセンブリの上面図である。本明細書で別途開示される場合を除き、図7~図11に示される流体収集アセンブリは、本明細書に開示される流体収集アセンブリのいずれかと同じ又は実質的に同様であり得る。例えば、図7~図11に示される流体収集アセンブリは、流体透過性支持体(図示せず、隠されている)と、流体透過性膜と、チャンバ(図示せず、占有されている)、開口部、流体出口、及び液溜めを画定する流体不透過性バリアとを含み得る。
図7を参照すると、流体収集アセンブリ700は、複数の分岐742(例えば、複数の細長い分岐)と、少なくとも2つの隣接する分岐742の間に延在する共通領域744とを含む。分岐742は、共通領域744から異なる方向に延在し得る。言い換えると、共通領域744は、分岐742の間にブリッジ及び面内曲げを形成する。したがって、共通領域744は、流体収集アセンブリ700を、屈曲した比較的薄い形状に呈することができる。分岐742は、それらの間に隙間746を画定し得る。流体不透過性バリア706は、隙間を画定する分岐742の部分を形成して(例えば、隙間746を形成する流体透過性支持体の縁部を覆う)、吸引力が隙間746の中に分散するのを防ぎ、1つの分岐742からの開口部710が別の分岐742からの開口部710に接触するのを防止することができ、それにより開口部710の2つの部分の幅を合わせて効果的に増加させ得る。
一実施形態では、図示のように、流体収集アセンブリ700は2つの分岐742を含む。2つの分岐742は、共通領域744から互いに対して斜め又は垂直の角度で延在し、それによって、流体収集アセンブリ700が図1Aに示される流体収集アセンブリとは異なる形状を呈することを可能にする。2つの分岐742及び共通領域744により、流体収集アセンブリ700は略V字状の形状を呈する。略V字状の形状により、流体収集アセンブリ700は、パッドと同様に、広い表面積から流体を受け取ることを可能にし得る。例えば、略V字状の形状により、流体収集アセンブリ700は、開口部710に隣接する流体源から流体を受け取ることができ、おそらく、隙間746に隣接して位置決めされた流体源から流体を受け取ることができるようになる。
一実施形態では、共通領域744は、流体収集アセンブリ700の液溜め714を形成し得て、それは各分岐742によって受け取られた流体が共通領域744の中に流入することができ、共通領域744が中央に配置され得るためである。更に、共通領域744は、流体収集アセンブリ700のチャンバの重量測定的に低い点であり得る。流体不透過性バリア706は、分岐742の縁部よりも共通領域744の縁部からより内側に延在し、液溜め714の容積及び液溜め714内に存在し得る流体の量を増加させ得る。一実施形態では、流体出口(図示せず、隠されている)は共通領域744に形成され得て、導管716は流体出口に接続され得る。一実施形態では、液溜め714は、共通領域744から離隔されてもよく、例えば、共通領域744がチャンバの重量測定的に低い点ではない場合である。
流体透過性支持体、流体透過性膜704、又は流体不透過性バリア706のうちの少なくとも1つは、全体として流体収集アセンブリ700の形状にほぼ対応する形状を呈し得ることに留意されたい。例えば、流体透過性支持体、流体透過性膜704、又は流体不透過性バリア706のうちの少なくとも1つは、共通領域から延びる2つの分岐を含み得る。開口部710はまた、全体として流体収集アセンブリ700の形状にほぼ対応する形状を呈することができ、それにより開口部710が広い表面積から流体を受け入れることを可能にすることに留意されたい。
本明細書に開示される流体収集アセンブリは、単一の共通領域から延びる2つ以上の分岐(例えば、3、4、5、6、7、8、9、又は10以上の分岐)を含み得る。例えば、図8を参照すると、流体収集アセンブリ800は、共通領域844から延びる3つの分岐842を含む。3つの分岐842及び共通領域844により、流体収集アセンブリ800は略Y字状の形状を呈することができる。分岐842は、分岐842のそれぞれの間に隙間846を形成し得る。流体収集アセンブリ800は、開口部810に隣接する流体源及び/又は隙間846に隣接して位置決めされる流体源から流体を受け取るように構成され得る。
一実施形態では、図示されるように、液溜め814は、分岐842のうちの1つの終端に配置され得る。例えば、液溜め814は、分岐842のうちの1つの終端に配置されてもよく、これはその特定の分岐842が流体収集アセンブリ800のチャンバの予想される重量測定的に低い点を形成する場合である。流体不透過性バリア806は、分岐842の終端から別の縁部よりもより内側に延在して、液溜め814の容積及び液溜め814内に貯蔵され得る流体の量を増加させ得る。一実施形態では、液溜め814は共通領域844にあり得て、これは共通領域が分岐842の終端よりもより中心に位置し得るためである。
本明細書に開示される流体収集アセンブリは、3つよりも多くの分岐、例えば4、5、6、7、8、9、10又は10よりも多くの分岐を含み得ることに留意されたい。
本明細書に開示される流体収集アセンブリは、単一の共通領域の代わりに複数の共通領域を含み得る。例えば、図9を参照すると、流体収集アセンブリ900は、複数の分岐942及び複数の共通領域944を含む。共通領域944のそれぞれは、そこから延びる少なくとも2つの分岐942を含む。分岐942の少なくとも一部は、異なる共通領域944の間に延びる。一実施形態では、図示のように、分岐942が共通領域944から互いに略平行な方向に延在し得る。複数の共通領域944により、流体収集アセンブリ900は、ジグザグ形状を形成するように曲げられた比較的薄い形状を呈することができるようになる。互いに略面内に延びる分岐942に沿ったジグザグ形状により、流体収集アセンブリ900は、分岐942の間の隙間946を除いて、一般に、パッド状の形状を呈することが可能になる。隙間946は、任意の点で開口部910の幅を制限し、それによって、流体収集アセンブリ900と実質的に同様のパッド(例えば、隙間946を含まない収集アセンブリ)で生じるような吸引力の消失を防止する。一実施形態では、液溜め914は、共通領域944(例えば、中央に位置する共通領域944)に、分岐942のうちの1つの終端に、又はそれらの間の任意の位置に配置され得る。
図10を参照すると、流体収集アセンブリ1000は、複数の分岐1042及び複数の共通領域1044を含む。図9の流体収集アセンブリ900と同様に、共通領域1044は、そこから延びる少なくとも2つの分岐1042を含み、分岐1042の少なくとも一部は、異なる共通領域1044間に延びることで、流体収集アセンブリ1000が略ジグザグ形状を呈するようにする。しかしながら、分岐1042の少なくとも一部は、共通領域1044から互いに対してほぼ斜めに角度をなす方向に延在し得る。斜めに角度を付けた分岐1042により、流体収集アセンブリ1000は流体収集アセンブリ900よりも表面上に広がり、それによって流体収集アセンブリ1000がより大きな表面積から流体を受け取ることが可能となる。一実施形態では、液溜め1014は、共通領域1044(例えば、中央に位置する共通領域1044)、分岐1042のうちの1つの終端、又はそれらの間の任意の位置に配置され得る。
図11を参照すると、流体収集アセンブリ1100は、複数の比較的細い分岐1142及び複数の共通領域1144を含む。複数の分岐1142は、同じ2つの共通領域1144の間に延在し、かつそれらの間に隙間1146を画定する2つの分岐1142を含む。言い換えると、2つの分岐1142及び2つの共通領域1144は、略中空の環状形状(例えば、略中空の円形、略中空の楕円形、又は略中空の長円形状)を形成する。一実施形態では、流体収集アセンブリ1100は、流体源が開口部1110に隣接するか、又は隙間1146内に位置決めされ得て、その結果、流体収集アセンブリ1100は、流体が流体源から流れる方向には関係なく、流体源から流体を受け取ることができる。
上述の実施形態では、流体不透過性バリアは、流体透過性支持体の形状にほぼ対応する形状を呈する。しかしながら、いくつかの実施形態では、流体不透過性バリアは、流体透過性支持体の形状にほぼ対応する形状を示さない。例えば、図12Aは、一実施形態による、流体透過性膜1204の形状にほぼ対応する形状を示さない流体不透過性バリア1206を含む、流体収集アセンブリ1200の等角図である。図12Bは、平面12B-12Bに沿った流体収集アセンブリ1200の断面概略図である。本明細書に別途開示される場合を除き、流体収集アセンブリ1200は、本明細書に開示される流体収集アセンブリのいずれかと同じ又は実質的に同様であり得る。
流体収集アセンブリ1200は、男性の流体収集アセンブリの一例であるが、いくつかの実施形態では、流体収集アセンブリ1200を用いて、女性の尿道開口部から体液を受け取ることができる。流体収集アセンブリ1200は、シース1250及びベース1252を含む。ベース1252は、シース1250に取り付けられるように構成される(例えば、永久的に取り付けられる、又は永久的に取り付けられるように構成される)。ベース1252はまた、個人の尿道開口部(例えば、陰茎)の周囲の領域に取り付けられるように構成される。
シース1250は、第1のパネル1254及び第2のパネル1256から少なくとも部分的に形成される流体不透過性バリア1206を含む。第1のパネル1254及び第2のパネル1256は、一緒に取り付けられるか、又は一体的に形成され得る(例えば、単一部品構造を呈する)。一実施形態では、図示のように、第1のパネル1254と第2のパネル1256は別個のシートである。流体不透過性バリア1206はまた、第1のパネル1254と第2のパネル1256との間にチャンバ1208、シース1250の近位端領域1564に開口部1210、及びシース1250の遠位端領域1562に流体出口1212を画定する。シース1250はまた、チャンバ1208内に配置された流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204を含む。
流体不透過性バリア1206の内面(複数可)(例えば、第1及び第2のパネル1254、1256の内面)は、流体収集アセンブリ1200内のチャンバ1208を少なくとも部分的に画定する。流体不透過性バリア1206は、体液をチャンバ1208内に一時的に貯蔵する。流体不透過性バリア1206は、本明細書に開示される流体不透過性材料のいずれかから形成されてもよい。したがって、流体不透過性バリア1206は、体液が流体不透過性バリア1206を通過するのを実質的に防止する。
一実施形態では、第1のパネル1254又は第2のパネル1256の少なくとも一方は、少なくとも部分的に透明な流体不透過性材料、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、又はポリ塩化ビニルから形成される。第1のパネル1254又は第2のパネル1256の少なくとも一方を、少なくとも部分的に透明な流体不透過性材料から形成することで、人(例えば、医師)が陰茎を検査することが可能になる。いくつかの実施形態では、第1のパネル1254と第2のパネル1256の両方は、少なくとも部分的に透明な流体不透過性材料から形成される。第1のパネル1254又は第2のパネル1256の少なくとも一方を、少なくとも部分的に透明な不透過性材料から形成されるように選択することで、流体収集アセンブリ1200全体を陰茎周囲の領域から取り外すことなく陰茎を検査することが可能になる。例えば、チャンバ1208は、陰茎受容領域1260を含み得て、それは個人の陰茎を、その陰茎がチャンバ1208の中に延在するときに受容するように構成される。陰茎受容領域1260は、少なくとも流体透過性膜1204と、第1のパネル1254及び/又は第2のパネル1256の少なくとも部分的に透明な材料の少なくとも一部分とによって画定され得る。言い換えると、流体透過性膜1204は、陰茎が開口部1210を通ってチャンバ1208の中に挿入される場合に、陰茎と第1のパネル1254及び/又は第2のパネル1256の透明部分の少なくとも一部分との間に位置決めされないように、チャンバ1208内に位置決めされる。流体透過性膜1204は一般に透明ではなく、したがって、陰茎受容領域1260を画定する第1のパネル1254及び/又は第2のパネル1256の少なくとも部分的に透明な材料の部分は、窓を形成し、窓を通して、人が陰茎受容領域1260の中を観察し、陰茎を検査することを可能にする。
流体不透過性バリア1206によって画定される開口部1210は、陰茎が埋没陰茎である場合に体液がチャンバ1208に入る進入経路を提供し、陰茎が埋没していない場合に陰茎がチャンバ1208(例えば、陰茎受容領域1260)に入ることを可能にする。開口部1210は、流体不透過性バリア1206(例えば、流体不透過性バリア1206の内縁)によって画定され得る。例えば、開口部1210は、流体不透過性バリア1206内に形成され、これを通って延びることにより、体液が流体収集アセンブリ1200の外側からチャンバ1208に入るのを可能にする。
流体不透過性バリア1206は、導管1262を受け入れるようにサイズ決めされた流体出口1212を画定する。導管1262は、少なくとも部分的にチャンバ1208内に配置され得て、又は流体出口1212を介してチャンバ1208と流体連通し得る。流体出口1212は、導管1262に対して少なくとも実質的に流体密封シールを形成するようにサイズ決めされて成形され、それによって体液がチャンバ1208から漏れるのを実質的に防止し得る。一実施形態では、流体出口1212は、一緒に取り付けられていない、又は一体的に形成されていない第1のパネル1254及び第2のパネル1256の一部分から形成され得る。このような実施形態では、流体不透過性バリア1206は、その周囲の流体不透過性バリア1206の部分よりも高い剛性を示すキャップを含まなくてもよく、これにより、流体収集アセンブリ1200の製造が容易になり得て、流体収集アセンブリ1200を形成するために使用される部品の数を減少でき、流体収集アセンブリ1200の製造に必要な時間が短縮され得る。キャップがないことで、導管1262を、締り嵌めを用いて流体出口1212に固定することが困難になる可能性があるが、導管1262を流体出口1212に取り付けることは依然として可能であり得ることに留意されたい。したがって、導管1262は、流体出口1212に(例えば、第1及び第2のパネル1254、1256に)、接着剤、溶接を用いて、又は流体出口1212を流体出口1212に結合することで取り付けられ得る。導管1262を流体出口1212に取り付けることは、漏れを防止し得て、また導管1262が流体出口1212から不用意に外れるのを防ぎ得る。一例では、導管1262は、第1及び第2のパネル1254、1256を一緒に取り付けるのと同じ製造ステップで流体出口1212に取り付けられ得る。
流体収集アセンブリ1200はまた、チャンバ1208内に配置された流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204を含む。流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、体液をチャンバ1208の1つ以上の選択された領域に、例えば陰茎から離れて流体出口1212に向けてもよい。流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、それぞれ、本明細書に開示される流体透過性膜及び流体透過性支持体のいずれかから形成され得る。
一実施形態では、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204はシートであってもよい。流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204をシートとして形成することで、流体収集アセンブリ1200の製造が容易になり得る。例えば、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204をシートとして形成することで、第1のパネル1254、第2のパネル1256、流体透過性支持体1202、及び流体透過性膜1204をそれぞれシートとすることが可能になる。流体収集アセンブリ1200の製造中、第1のパネル1254、第2のパネル1256、流体透過性支持体1202、及び流体透過性膜1204は、同じ製造ステップで積み重ねられ、その後、互いに取り付けられ得る。例えば、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、第1のパネル1254及び第2のパネル1256のサイズと同じサイズ、又はより好ましくはわずかに小さい形状を呈し得る。したがって、第1のパネル1254と第2のパネル1256をその外縁に沿って一緒に取り付けることによって、流体透過性支持体1202と流体透過性膜1204を第1のパネル1254と第2のパネル1256に取り付けることもできる。流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、第1のパネル1254及び第2のパネル1256よりわずかに小さくてもよく、その結果、第1のパネル1254及び/又は第2のパネル1256は流体透過性支持体1202の周囲に延在する。また、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204を第1のパネル1254及び/又は第2のパネル1256に取り付けることは、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204がチャンバ1208内で大きく移動することを防止し、例えば、流体透過性支持体1202と流体透過性膜1204が流体出口1212付近で束になるのを防ぎ得る。一例では、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204が、第1のパネル1254又は第2のパネル1256に(例えば、接着剤を介して)取り付けられた後、又は取り付けられる前に、第1のパネル1254を第2のパネル1256に取り付けてもよい。一例では、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204を第1のパネル1254又は第2のパネル1256の少なくとも一方に取り付けることなく、単にチャンバ1208内に配置され得る。一実施形態では、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、シート以外の形状、例えば中空の略円筒形の形状を呈し得る。
一実施形態では、流体不透過性バリア1206は、流体透過性膜1204及び流体透過性支持体1202の形状にほぼ対応する形状を示さない。このような例では、流体不透過性バリア1206は、袋、例えば略長方形の形状を呈する袋である。流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、共通領域から延びる複数の分岐を含む。複数の分岐は、それらの間に隙間1246を画定し得る。
一般に、シース1250は、陰茎が陰茎受容領域1260になく、シース1250が平らな表面上に置かれているとき、実質的に平坦である。シース1250は、流体不透過性バリア1206が、略管状の流体不透過性バリアの代わりに第1のパネル1254及び第2のパネル1256から形成されるため、実質的に平坦である。更に、前述したように、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204はシートであってもよく、これによりまた、シース1250を実質的に平坦にする。シース1250はまた、流体収集アセンブリ1200が、その周囲の流体不透過性バリア1206の部分よりも高い剛性を示す比較的剛性のリング又はキャップを含まない可能性があることで実質的に平坦であり得て、これは、そのようなリング及びキャップはシース1250が実質的に平坦であることを妨げる可能性があるためである。シース1250は、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204のうちの少なくとも一方が、流体透過性支持体1202、流体透過性膜1204の厚さに応じて、シース1250内にわずかな膨らみを形成する可能性があり、流体出口1212及び/又は導管1262がその周囲に膨らみを生じさせる可能性があり、あるいは、ベース1252がその周囲のシース1250の一部を引っ張る可能性があるため、実質的に平坦であるものとして記載されていることに留意されたい。また、シース1250は柔軟であってもよく、それによって、シース1250は使用中に実質的に平坦でない場合があり、これは、使用中、シース1250が非平坦な表面上(例えば、睾丸、会陰、及び/又は大腿間)に置かれる場合があり、またシース1250は、これらの形状の表面に適合し得るためであることにも留意されたい。
陰茎が陰茎受容領域1260になく、シース1250が平らな表面上に置かれているときに、シース1250が実質的に平坦となることができることで、流体収集アセンブリ1200は埋没陰茎及び非埋没陰茎で使用することが可能になる。例えば、流体収集アセンブリ1200が埋没陰茎で使用されるとき、陰茎は陰茎受容領域1260の中に延在せず、これによりシース1250はベース1252の開口1264を横切って比較的平らに置かれる。シース1250が開口1264を横切って比較的平らに置かれる場合、流体透過性膜1204は開口部1210及び開口1264を横切って延在し得て、埋没陰茎に近接する。したがって、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204は、埋没陰茎から排出された体液が個人の皮膚に溜まるのを防止又は抑制し、これは、そうでない場合に個人の皮膚に溜まるであろう体液の少なくとも大部分を流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204が受け取り、除去するためである。したがって、個人の皮膚は乾燥したままであり、それによって流体収集アセンブリ1200の使用の快適性が向上し、皮膚の劣化が防止される。しかしながら、埋没陰茎に使用するように構成された他の従来の流体収集アセンブリとは異なり、流体収集アセンブリ1200は、更に非埋没陰茎でも使用することができ、それは、陰茎が完全に***している場合であっても、非埋没陰茎を依然として陰茎受容領域1260の中に受け入れることができるためである。加えて、シース1250が実質的に平坦となることができることにより、流体収集アセンブリ1200は、シース1250が実質的に平らでない場合よりも、より個別に使用することが可能になり、それによって起こり得る厄介なシナリオを回避し得る。
シース1250が実質的に平らであるとき、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204はチャンバ1208の実質的に全体を占め、陰茎受容領域1260は折り畳まれる(陰茎受容領域1260を示すために、図12Bでは折り畳まれていない状態で示される)。言い換えると、シース1250は、流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204によって常に占有されていない領域を画定しなくてもよい。流体透過性支持体1202及び流体透過性膜1204がチャンバ1208の実質的にすべてを占める場合、チャンバ1208内に排出された体液は、長期間にわたって溜まる可能性が低く、それは体液の滞留が衛生上の問題を引き起こし、臭気を発生する可能性があり、及び/又は個人の皮膚が体液と接触したままになり、不快感や皮膚の劣化を引き起こし得るためである。
前述のように、流体収集アセンブリ1200は、シース1250に取り付けられるように構成されたベース1252を含む。例えば、ベース1252は、シース1250に永久的に取り付けられるように構成される。ベース1252は、例えば、流体収集アセンブリ1200がシース1250に永久的に取り付けられたベース1252を備えているか、又はベース1252がシース1250に永久的に取り付けられることはないが、シース1250に将来のある時点で永久的に取り付けられるように構成される場合に、シース1250に永久的に取り付けられるように構成される。永久的に取り付けられたとは、シース1250又はベース1252の少なくとも一方を損傷するか、ブレードを使用してシース1250をベース1252から分離するか、及び/又は化学薬品を使用してシース1250を取り付けている接着剤をベース1252から溶解する、ということなしに、シース1250をベース1252から取り外すことはできないことを意味する。ベース1252は、接着剤、縫い合わせ、ヒートシール、RF溶接、又はUS溶接を使用してシース1250に永久的に取り付けられ得る。一実施形態では、ベース1252は、シース1250に可逆的に取り付けられるように構成される。一実施形態では、ベース1252はシース1250と一体的に形成される。
ベース1252は、開口1264を含む。ベース1252は、シース1250の遠位端領域1234に永久的に取り付けられて、開口1264が開口部1210と位置合わせされる。
ベース1252は、陰茎(例えば、恥丘、大腿部、睾丸、及び/又は会陰)を取り囲む皮膚に結合され、そこを通って陰茎が配置されるようにサイズ決めされ、成形され、かつ材料で作られる。例えば、ベース1252は、陰茎がそこを通って位置決めされるように構成された開口1264を画定し得る。一例では、ベース1252は、皮膚表面の全体的な形状又は輪郭を示し得て、ベース1252が皮膚表面に結合されるように構成される。ベース1252は可撓性であってもよく、これにより、ベース1252が皮膚表面の任意の形状に適合し、ベース1252が皮膚表面を引っ張るのを軽減することができるようになる。ベース1252は、シース1250を越えて横方向に延在し、それにより、流体収集アセンブリ1200が取り付けられ得る個人の皮膚の表面積を、ベースを含まなかった実質的に同様の流体収集アセンブリ1200と比較して増大させ得る。
シース及びベースの更なる例は、2020年8月19日に出願された米国仮特許出願第63/067,542号に開示されており、その開示内容全体が参照により本明細書に援用される。
図13Aは、一実施形態による流体収集アセンブリ1300の等角図である。図13Bは、流体収集アセンブリ1300の断面概略図である。流体収集アセンブリ1300は、流体不透過性バリア1306内の流体透過性支持体1302と、流体透過性膜1304とを含む。流体不透過性バリア1306は、少なくともチャンバ1308、開口部1310、流体出口1312、及び液溜め1314を画定し得る。流体透過性支持体1302及び流体透過性膜1304がチャンバ1308内に配置され得ることで、流体透過性膜1304は開口部1310を横切って延在する。流体収集アセンブリ1300はまた、チャンバ1308と流体連通する導管1316を含み、その結果、チャンバ1308の中に受け取られた1つ以上の流体は、そこから導管1316を使用して除去され得る。流体透過性支持体1302は、比較的薄い形状、例えば、本明細書に開示される比較的薄い形状のいずれかを呈する。流体透過性支持体1302は、流体透過性膜1304を支持するように構成される。流体透過性膜1304は、開口部1310から流体を吸い上げ、それによって流体をチャンバの中に引き込み、流体及び真空がチャンバ1308から漏れるのを防ぐように構成され得る。
いくつかの実施形態では、導管1316は、液溜め1314内又は液溜め1314に隣接して配置された入口1318を含む。導管1316は、チャンバ1308内に少なくとも部分的に配置され得る。導管1316を用いて、チャンバ1308から流体を除去し得る。導管1316は、入口1318と、入口1318の下流に位置決めされる出口とを含む。出口は、真空源に動作可能に結合され得る。導管1316は、チャンバ1308を流体貯蔵容器(図示せず)又は真空源(図示せず)と流体的に結合する。液溜め1314は、流体が集まることができ、流体が、導管1316を使用してチャンバ1308から除去され得るチャンバ1308内の場所である。一実施形態では、液溜め1314は、流体透過性支持体1302及び/又は流体透過性膜1304によって占有され得て、これにより、導管1316の入口1318と流体透過性支持体1302及び/又は流体透過性膜1304との間の直接接触が可能になる。導管1316は、流体出口に結合し得るか、又は開口部1310の反対側の表面上の流体不透過性バリア1306を通って延在し得て、導管1316は開口部1310と干渉しない。
液溜め1314を流体透過性支持体1302及び/又は流体透過性膜1304で占有することで、チャンバ1308からの流体の除去を容易にし得る。流体透過性支持体1302及び/又は流体透過性膜1304と導管1316の入口1318との間の直接接触により、導管1316の入口1318をチャンバ1308の予想される重量測定的に低い点又はその近くに位置決めする必要性が低減される。いくつかの実施形態では、流体透過性支持体1302は、導管1316の入口1318の中に延在し得る。
上述のように、流体収集アセンブリ1300は、流体不透過性バリア1306を更に含む。流体不透過性バリア1306は、流体が流体不透過性バリア1306を通るのを実質的に防止する。一例では、流体不透過性バリア1306は、空気透過性で流体不透過性であり得る。流体不透過性バリア1306は、遠位端領域1332及び近位端領域1334を含み得る。一実施形態では、流体不透過性バリア1306は、シリコーンなどの可撓性材料から形成され得て、これにより、流体不透過性バリア1306を個人の解剖学的構造に適合する形状にすることができるようになる。流体不透過性バリア1306は、流体透過性支持体1302の形状にほぼ対応する形状を呈する。したがって、図示の実施形態では、流体不透過性バリア1306は、手術中に使用して、血液、灌流流体、液状便、羊水、腸内容物などを手術の間に吸い上げることができる形状を示し得る。いくつかの実施形態では、流体収集アセンブリ1300は、外科医が流体収集アセンブリ1300を手術野に配置することができ、外科医が流体収集アセンブリ1300を用いて流体を吸い取ることができ、流体が流体収集アセンブリ1300の中に開口部1310を通して引き込まれるように成形され得る。
開口部1310は、流体がチャンバ1308に入る進入経路を提供する。開口部1310は、流体不透過性バリア1306によって、例えば流体不透過性バリア1306の内縁によって画定され得る。例えば、開口部1310は、流体不透過性バリア1306内に形成され、そこを通って延在することによって、流体(複数可)が流体収集アセンブリ1300の外側からチャンバ1308に入ることが可能になる。開口部1310は、流体源に隣接して位置決めされるように配置され成形され得る。したがって、流体収集アセンブリ1300は、ヤンカウア吸引器の代わりに、及び/又は外科用スポンジの代わりに、手術で使用され得る。流体収集アセンブリ1300は、流体源に近接して位置決めされ得て、流体は、開口部1310を介して流体収集アセンブリ1300のチャンバに流入し得る。流体収集アセンブリ1300は、開口部1310を介してチャンバ1308の中に流体を受け入れるように構成される。
流体収集アセンブリ1300は、少なくとも1つのグリップ1320を更に含み得る。グリップ1320は、流体不透過性バリア1306に結合され得る。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのグリップ1320は、流体不透過性バリア1306の外面に結合され得る。いくつかの実施形態では、グリップ1320は、開口部1310の反対側の流体不透過性バリア1306の表面に結合され得る。グリップ1320を有する流体収集アセンブリ1300は、外科医又は他のユーザによって、流体の除去を制御できることにより制御され得る。外科医又は看護師は、手術を行っている間に、グリップ1320に指を挿入し、グリップ1320を使用してアセンブリを位置決めできる。手術の間、指がグリップ1320に挿入されると、ユーザはグリップを使用して手術部位の上に開口部1310を位置決めして、血液及び他の流体を手術部位から除去し得る。
図13A~図16を参照すると、グリップ1320は、様々な手段によってユーザの指で保持され得る。いくつかの実施形態では、グリップ1320は、手の1本の指又は2本の指に装着されるように構成され得る。外科医又は看護師の手の第4指又は第5指、あるいは第4指と第5指の両方に装着すると、外科医、助手、又は看護師は、必要に応じて手術開口部内の流体を吸い取ることができ、更に、主要な指(第1指~第3指、それぞれ、図13C、図14、及び図16で表示される)を使用して手術器具を保持し得る。流体収集アセンブリ1300はまた、手術野における指及び/又は手の数を最小限にすることによって、針刺し傷害の危険性を最小限に抑制し得る。
いくつかの実施形態では、図13A及び図15に示すように、グリップ1320は、流体不透過性バリア1306の少なくとも遠位端領域1332及び/又は近位端領域1334に配置された少なくとも1つの指ポケット1322を含み得る。指ポケット1322は、ユーザの手の指(フィンガー:finger)又は指(ディジット:digit)に適合するように構成されている。指ポケット1322は、手の1本の指又は2本の指に装着されるように構成され得る。いくつかの実施形態では、指ポケット1322は耐針性のある材料を含む場合がある。したがって、指の少なくとも一部分を耐針性材料で覆うことで、針刺し傷害を更に低減し得る。いくつかの実施形態では、指ポケット1322は、任意の適切な流体非通性材料(複数可)、例えば、流体不透過性ポリマ(シリコーン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなど)、金属フィルム、天然ゴム、別の適切な材料、又はそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの実施形態では、指ポケット1322は、2本以上の指で使用されるようにサイズ決めされ得る。言い換えると、ユーザは、特定の指をツール又はその他の理由で使用することを望む場合がある。ユーザは、先に指ポケット1322内にあった指を、そのポケットから出して、別の指をそのポケットの中に滑り込ませることができる。指ポケット1322を用いると、ユーザは、指を入れ替え、流体収集アセンブリ1300の指に対する角度を変更し、流体収集アセンブリ1300を指ポケット1322に指がない状態で一時的に使用することなどができる。更に、必要に応じて、ユーザは、流体収集アセンブリ1300の制御を別のユーザと変わることができ、その後そのユーザは、再調整又は困難を伴うことなく、指ポケット1322内に指を置くことができる。指ポケット1322は、図13A~図13Bに示すように閉鎖端であり得るか、又は図14に示すように開放端であり得る。
いくつかの実施形態では、グリップ1320は指に確実に固定されることが必要な場合がある。図16に示すように、グリップ1320は、弾性ループ、紐、面ファスナ、又は他の適切な留め金を含み得る。グリップ1320は、ユーザの指のサイズ、ユーザの好み、及び/又は手術手順のために調整可能であってもよく、又は所定のサイズに構成されてもよい。いくつかの実施形態では、グリップ1320は、他のループ又は留め具を更に含み、導管1316を指及び/又は手術野の邪魔にならないように固定し得る。いくつかの実施形態では、グリップ1320はリストストラップを含み得る。
いくつかの実施形態では、重り1324が流体不透過性バリア1306に組み込まれ得る。重り1324は、導管1316を平衡させて、ユーザが流体収集アセンブリ1300を制御し、開口部1310を位置決めして流体をチャンバ1308の中に引き込むことを容易にし得る。重り1324は、任意の適切な重り及び材料であり得て、製造中に流体不透過性バリア1306の中に埋め込まれ得る。いくつかの実施形態では、重り1324は調整可能であってもよい。流体収集アセンブリ1300は、流体不透過性バリア1306に結合され、及び/又は、流体不透過性バリア1306に一体化された様々な位置に重りを含み得る。いくつかの実施形態では、重り1324は、流体収集アセンブリ1300の遠位端領域1332に配置され得る。
いくつかの実施形態では、流体収集アセンブリ1300は通気口1326を含み得る。通気口1326は、流体不透過性バリア1306内からの圧力蓄積を軽減し得て、以下でより詳細に説明する流体収集アセンブリの詰まりを低減し得る。いくつかの実施形態では、通気口1326は、グリップ1320の近く、及び、又は開口部1310を介した血液の吸引を妨げない、若しくは減少させない位置に配置され得る。通気口は、ガスの通過を可能にして流体の通過を許可しないように、適切にサイズ決めされ得る。通気口は、必要であれば/必要なときに、指及び/又はポートを用いて遮断され得る。いくつかの実施形態では、通気口はバルブを含むことができる。通気口は、流体収集アセンブリ1300の用途のための必要に応じて、過大加圧と過小加圧の両方を最小限に抑えるように構成され得る。
流体収集アセンブリ1300は、使用するにつれて、血液で詰まる場合がある。いくつかの実施形態では、流体不透過性バリア1306は、その上に配置された抗凝固タンパク質を含み、手術中に流体収集アセンブリ1300の交換を要する回数を最小限に抑えることができる。いくつかの実施形態では、流体不透過性バリア1306は、ヘパリン又は他の適切な抗凝固タンパク質でコーティングされてもよい。
図17は、一実施形態による、流体収集のための流体収集システム1770のブロック図である。流体収集システム1770は、流体収集アセンブリ1700、流体貯蔵容器1772、及び真空源1774を含む。流体収集アセンブリ1700は、本明細書に開示される流体収集アセンブリのいずれかと同じ又は実質的に同様であり得る。流体収集アセンブリ1700、流体貯蔵容器1772、及び真空源1774は、1つ以上の導管1716を介して互いに流体的に結合され得る。例えば、流体収集アセンブリ1700は、導管1716を介して流体貯蔵容器1772又は真空源1774のうちの1つ以上に動作可能に結合され得る。流体収集アセンブリ1700内に集められた体液は、流体収集アセンブリ1700から、流体収集アセンブリ1700の中に突出する導管1716を介して除去され得る。例えば、導管1716の入口は、流体収集アセンブリ1700の中に、例えばその中のリザーバまで延在し得る。導管1716の出口は、流体収集アセンブリ1700又は真空源1774の中に延在し得る。吸引力は、導管1716の出口に加えられる吸引(例えば、真空)力に応答して、導管1716の入口を介して流体収集アセンブリ1700のチャンバの中に導入され得る。
吸引力は、真空源1774によって導管1716の出口に直接的又は間接的に印加され得る。吸引力は、流体貯蔵容器1772を介して間接的に印加されてもよい。例えば、導管1716の出口は流体貯蔵容器1772内に配置されてもよく、追加の導管1716が流体貯蔵容器1772から真空源1774まで延在してもよい。したがって、真空源1774は、流体貯蔵容器1772を介して流体収集アセンブリ1700に吸引を印加し得る。吸引力は、真空源1774を介して直接的に加えられてもよい。例えば、導管1716の出口は、真空源1774内に配置され得る。追加の導管1716は、真空源1774から流体収集アセンブリ1700の外側の点、例えば流体貯蔵容器1772まで延在し得る。このような例では、真空源1774は、流体収集アセンブリ1700と流体貯蔵容器1772との間に配置され得る。
流体貯蔵容器1772は、その中に体液を保持するようにサイズ決めされて成形される。流体貯蔵容器1772は、袋(例えば、排液バッグ)、ボトル若しくはカップ(例えば、収集ジャー)、又は尿などの体液を貯蔵するための任意の他の密閉容器を含み得る。いくつかの例では、導管1716は、流体収集アセンブリ1700から延在し、流体貯蔵容器1772にその中の第1の点で取り付けられ得る。追加の導管1716は、流体貯蔵容器1772にその上の第2の点で取り付けられてもよく、真空源1774まで延在して真空源1774に取り付けられてもよい。したがって、真空(吸引など)は、流体貯蔵容器1772を介して流体収集アセンブリ1700を通して引き込まれ得る。尿などの体液は、真空源1774を使用して流体収集アセンブリ1700から排出され得る。
真空源1774は、手動真空ポンプ、電動真空ポンプ、ダイヤフラムポンプ、遠心ポンプ、容積型ポンプ、磁気駆動ポンプ、蠕動ポンプ、又は真空を生成するように構成された任意のポンプのうちの1つ以上を含み得る。真空源1774は、真空又は吸引を供給して、体液を流体収集アセンブリ1700から除去し得る。いくつかの例では、真空源1774は、1本以上の電源コード(例えば、電源ソケットに接続される)、1つ以上のバッテリ、又は更に手動電源(例えば、手動真空ポンプ)のうちの1つ以上よって給電され得る。いくつかの例では、真空源1774は、流体収集アセンブリ1700の外側、上、又は内部に適合するようにサイズ決めされ、成形され得る。例えば、真空源1774は、1つ以上の小型ポンプ又は1つ以上のマイクロポンプを含み得る。本明細書に開示される真空源1774は、スイッチ、ボタン、プラグ、リモコン、又は真空源1774を作動させるのに適した任意の他のデバイスのうちの1つ以上を含み得る。
様々な態様及び実施形態が本明細書に開示されるが、他の態様及び実施形態が考えられる。本明細書に開示される様々な態様及び実施形態は、例示を目的とするものであり、限定することを意図するものではない。
程度の用語(例えば、「約」、「実質的に」、「一般的に」)は、構造的又は機能的に重要でない変動を示す。一例では、程度の用語が量を示す用語とともに含まれる場合、程度の用語は、量を示す用語の±10%、±5%、又は+2%を意味すると解釈される。一例では、程度の用語が形状を修正するために使用される場合、程度の用語は、程度の用語によって修正される形状が開示された形状の外観を有することを示す。例えば、程度の用語は、形状が、鋭い角部の代わりに丸い角部を有し、直線の縁部の代わりに湾曲した縁部を有してもよく、そこから延びる1つ以上の突起が長方形であり、開示された形状と同じであることなどを示すために使用され得る。

Claims (27)

  1. 少なくとも1つのチャンバ、少なくとも1つの開口部、流体出口、及び液溜めを画定する流体不透過性バリアであって、遠位端領域及び近位端領域を含む流体不透過性バリアと、
    流体透過性支持体と、
    前記流体透過性支持体の少なくとも一部分上に配置された流体透過性膜であって、前記少なくとも1つの開口部を横切って延在する流体透過性膜と、
    前記流体出口に接続された導管であって、前記液溜め内又は前記液溜めに隣接して配置された入口を含む導管と、を備え、
    ここで比較的薄い形状を呈する、
    流体収集アセンブリ。
  2. 前記比較的薄い形状は略直方体形状である、請求項1に記載の流体収集アセンブリ。
  3. 前記比較的薄い形状は、少なくとも1つの共通領域から延びる複数の分岐を含み、前記複数の分岐はそれらの間に隙間を形成する、請求項1に記載の流体収集アセンブリ。
  4. 前記複数の分岐及び前記少なくとも1つの共通領域は、略面内曲げを形成する、請求項3に記載の流体収集アセンブリ。
  5. 前記複数の分岐及び前記少なくとも1つの共通領域は、略V字状の形状を形成する、請求項3又は4のいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  6. 前記複数の分岐及び前記少なくとも1つの共通領域は、略Y字状の形状を形成する、請求項3又は4のいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  7. 前記少なくとも1つの共通領域は、複数の共通領域を含み、前記複数の分岐のうちの少なくとも1つは、前記複数の共通領域のうちの少なくとも2つの間に延在する、請求項3又は4のいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  8. 前記比較的薄い形状は略ジグザグ状の形状を形成する、請求項7に記載の流体収集アセンブリ。
  9. 前記複数の分岐は、前記複数の共通領域から互いに略平行な方向に延びる、請求項8に記載の流体収集アセンブリ。
  10. 前記複数の分岐は、前記複数の共通領域から互いに対してほぼ斜めに角度をなす方向に延びる、請求項8に記載の流体収集アセンブリ。
  11. 前記複数の分岐は2つの分岐を含み、前記複数の共通領域は2つの共通領域を含み、前記2つの分岐のそれぞれは前記2つの共通領域の間に延在する、請求項8に記載の流体収集アセンブリ。
  12. 前記流体不透過性バリアは前記隙間を画定する、請求項3に記載の流体収集アセンブリ。
  13. 前記流体透過性支持体は略長方形の断面形状を呈する、請求項1~12のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  14. 前記流体透過性支持体は略台形の断面形状を呈する、請求項1~12のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  15. 前記開口部は、長さ及び前記長さに対して垂直に測定された幅を呈する細長い開口部であり、前記長さは前記幅よりも大きく、前記長さは約3cm~約30cmであり、前記幅は約1cm~約5cmである、請求項1~14のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  16. 前記流体出口は、前記流体不透過性バリアの前記遠位端領域及び前記近位端領域から離隔される、請求項1~15のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  17. 前記液溜めは、前記流体不透過性バリアの前記遠位端領域及び前記近位端領域から離隔される、請求項1~16のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  18. 前記流体透過性支持体又は前記流体透過性膜の少なくとも一方は、前記流体収集アセンブリの長手方向軸に略平行な孔を画定し、前記導管は前記孔内で前記液溜めから前記流体出口まで延びる、請求項1~17のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  19. 前記流体透過性支持体又は前記流体透過性膜の少なくとも一方は、前記流体収集アセンブリの長手方向軸に略平行でない孔を画定し、前記導管は前記孔内で前記液溜めから前記流体出口まで延びる、請求項1~17のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  20. 前記導管は前記流体出口から前記流体不透過性バリアの後面の一部分に沿って延在し、又は前記導管は前記後面を形成する前記流体不透過性バリアの一部分内に延在し、前記流体不透過性バリアの前記後面は前記開口部の反対側にある、請求項1~17のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  21. 前記流体不透過性バリアに結合された少なくとも1つのグリップを更に備える、請求項1~20のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  22. 前記少なくとも1つのグリップは、前記少なくとも1つの開口部の反対側の前記流体不透過性バリアの表面に結合される、請求項21に記載の流体収集アセンブリ。
  23. 前記少なくとも1つのグリップは、前記流体不透過性バリアの少なくとも前記遠位端領域又は前記近位端領域に配置された少なくとも1つの指ポケットを含む、請求項21又は22のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  24. 前記グリップは、弾性ループ、紐、又は面ファスナを含む、請求項21~23のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  25. 前記流体不透過性バリアは、その上に配置された抗凝固タンパク質を含む、請求項1~24のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  26. 前記流体不透過性バリアに一体化された重りを更に備える、請求項1~25のうちのいずれか一項に記載の流体収集アセンブリ。
  27. 請求項1~26のうちのいずれか一項に記載の前記流体収集アセンブリと、
    流体貯蔵容器と、
    真空源と、を備え、
    ここで前記流体収集アセンブリの前記チャンバは、1つ以上の導管を介して前記流体貯蔵容器及び前記真空源と流体連通している、
    流体収集システム。
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