JP2024523119A - 可燃性エアロゾル供給システムにおいて使用する構成要素 - Google Patents

可燃性エアロゾル供給システムにおいて使用する構成要素 Download PDF

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Abstract

不燃性エアロゾル供給用品(1)用の構成要素(2)、及びこの構成要素を形成する方法。構成要素は、エアロゾル生成材料のシートから形成された本体(7)であって、空隙(8)を備える本体(7)と、本体の内部の空隙に配置された少なくとも1つのチューブ(11)とを備える。エアロゾル生成材料のシートは、空隙の閉鎖端部を少なくとも部分的に画定する内部エッジを備える。空隙は、本体の端部の平面に開放端部を備える。本出願は、この構成要素を製造するための装置も開示する。【選択図】 図1

Description

発明の技術分野
本発明は、不燃性エアロゾル供給用品の構成要素と、その構成要素を形成する方法とに関する。
発明の背景
特定の送達システムは、使用中にエアロゾルを生成し、エアロゾルがユーザによって吸入される。たとえば、タバコ加熱デバイスは、タバコなどのエアロゾル生成基材を加熱して、その基材を燃やさずに加熱することによってエアロゾルを形成する。そのような送達システムは、一般に、加熱要素を有する加熱デバイスを含み、加熱要素は、加熱されたとき、エアロゾル生成基材を加熱してエアロゾルを放出する。
本発明の実施形態によれば、第1の態様において、不燃性エアロゾル送達システム用の構成要素が提供され、構成要素は、エアロゾル生成材料のシートから形成されて空隙を備える本体と、本体の内部の空隙に配置された少なくとも1つのチューブとを備え、エアロゾル生成材料のシートは、空隙の閉鎖端部を少なくとも部分的に画定する内部エッジを備え、空隙は、本体の端部の平面に開放端部を備える。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料のシートは、エアロゾル生成材料の横方向に延びるバンドの間に延びる複数の細長いストリップを備えることができる。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジはエアロゾル生成材料のシートの切り口でもよい。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料のシートは、第1の内部エッジを形成するスリットを備えることができる。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料のシートは開口を備えることができ、開口のエッジは、シート材料の第1の内部エッジを備える。
いくつかの実施形態では、開口の断面は実質的に長方形でもよい。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料のシートは、シート材料の軸端部に第1の外部エッジ及び第2の外部エッジを備えることができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのチューブが、エアロゾル生成材料の本体と同軸に配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、チューブの端部は、エアロゾル生成材料の本体の端部の平面に配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、チューブはサセプタを収容するように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、チューブは、少なくとも1つの反応性物質及び/又はエアロゾル修飾物質を含むことができる。
いくつかの実施形態では、チューブは紙から形成されてもよい。
いくつかの実施形態では、チューブの端部は、空隙の閉鎖端部壁と接触して係合するように配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジは、空隙の開放端部から長手方向に約5mm~約45mmの範囲の間隔をおいて配置されてもよい。
本発明の別の態様では、送達システム用の構成要素を製造する方法が提供され、方法は、少なくとも1つのチューブと、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを備えるエアロゾル生成材料のシートとを備えるアセンブリを用意するステップと、シート材料を、本体の中に、本体が第1の内部エッジと第2の内部エッジとの間に少なくとも1つのチューブを収容する空隙を備えるように配置するステップであって、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジが空隙の閉鎖端部を少なくとも部分的に画定する、配置するステップと、第1の内部エッジと第2の内部エッジとの間で本体を切断して、開放端部を伴う空隙を有する2つの本体部分を用意するステップとを含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップは、エアロゾル生成材料のシートを切断して、エアロゾル生成材料の複数の細長いストリップを形成することを含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップは、シート材料に第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、シート材料に第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成するステップは、シート材料を切断して、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成することと、任意選択で、シート材料の全体の厚さを通じて切断して、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成することとを含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成するステップは、ナイフ及び/又はレーザを使用してシート材料を切断することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成するステップは、シート材料にスリットを形成することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成するステップは、シート材料に、開口を、開口のエッジがシート材料の第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを含むように形成することであって、任意選択で、開口が実質的に長方形である、形成することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、開口を形成するステップは、シート材料に切欠を形成することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップは、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを備えるシート材料を用意することと、次いで、シート材料に少なくとも1つのチューブを供給することとを含むことができ、また、任意選択で、アセンブリを用意するステップは、シート材料に第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成することと、次いで、シート材料に少なくとも1つの物体を供給することとを含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップは、シート材料を用意することと、シート材料に少なくとも1つの物体を供給することと、次いで、シート材料に第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを形成することとを含むことができる。
方法は、シート材料をクリンプするステップと、任意選択で、シート材料を、0.1mm~2mmの範囲のクリンプ深さまでクリンプするステップとをさらに含むことができる。
方法は、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジが形成された後に、シート材料をクリンプするステップをさらに含むことができる。
方法は、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジが形成される前に、シート材料をクリンプするステップをさらに含むことができる。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップは、シート材料の連続ウェブを用意することを含むことができる。
方法は、連続ウェブにおいて複数の内部エッジを一定間隔で形成するステップをさらに含むことができる。
方法は、連続ウェブを移動させるステップと、連続ウェブが搬送経路に沿って移動するにつれて、少なくとも1つのチューブを一定間隔で供給するステップとを含むことができる。
いくつかの実施形態では、本体にシート材料を配置するステップは、シート材料を収集して本体を形成することを含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1の壁部分はシート材料の第1の内部エッジを収集することによって画定され得、及び/又は第2の壁部分はシート材料の第2の内部エッジを収集することによって画定され得る。
方法は、シート材料の少なくとも1つの内部エッジを指示する情報を検知してもよい。
方法は、センサによって検知された少なくとも1つの内部エッジを指示する情報に基づいて、シート材料に対する、少なくとも1つのチューブが供給される位置を制御するステップを含むことができる。
方法は、シート材料に対する、少なくとも1つのチューブを供給する位置を制御するために、センサによって検知された少なくとも1つの内部エッジの位置を指示する情報に基づいて、チューブ供給デバイスを制御するステップと、任意選択で、少なくとも1つのチューブをシート材料に分配するタイミング及び/又は頻度を制御するステップとを含むことができる。
本発明の別の態様では、送達システム用の構成要素を製造するための装置が提供され、装置は、エアロゾル生成材料のシートに第1の内部エッジを形成するように構成されたエッジ形成デバイスと、エアロゾル生成材料のシートに少なくとも1つのチューブを配置するように構成されたチューブ供給デバイスと、本体の中に、本体が、少なくとも1つのチューブを収容する空隙を備えるように、エアロゾル生成材料のシートを配置するように構成された本体形成デバイスであって、第1の内部エッジが空隙の境界を少なくとも部分的に画定する、本体形成デバイスとを備える。
本発明の実施形態が、添付図面を参照しながら、例としてのみ説明される。
用品の側断面図である。 用品の側断面図である。 用品の構成要素の側断面図である。 用品の構成要素の端面図である。 構成要素を形成するための材料のシートを示す図である。 倍長構成要素を形成するための材料のシートを示す図である。 多倍長構成要素を形成するための材料のシートを示す図である。 送達システムの構成要素を製造する方法の一実施形態のステップを示すブロック図である。 エアロゾル生成材料の連続ウェブにチューブが付いた一実施形態を示す図であり、このウェブが搬送経路に沿って進められている図である。 送達システムの構成要素を製造するための装置の一実施形態と、この装置のセンサ及び供給デバイスに接続されたコントローラの概略とを示す図である。
詳細な説明
本明細書で使用される「送達システム」という用語は、ユーザに少なくとも1つの物質を送達するシステムを包含するように意図されており、
(タバコ、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコ、タバコ代替品、又は他の喫煙材に基づくかどうかにかかわらず)タバコ、シガリロ、葉巻、及びパイプ用又は自己巻き用若しくは自己製造用のタバコなどの可燃性エアロゾル供給システムと、
電子タバコ、タバコ加熱製品、及びエアロゾル生成材料の組合せを使用してエアロゾルを生成するハイブリッドシステムなど、エアロゾル生成材料を燃焼させずにエアロゾル生成材料から化合物を放出する不燃性エアロゾル供給システムと、
ロゼンジ、ガム、パッチ、吸入可能な粉末を含む用品、及びかぎタバコ又は湿ったかぎタバコを含む口腔タバコなどの口腔製品を含むが、これらに限定されない、エアロゾルを形成せずに、口腔、鼻、皮膚を通じて、又は別の方法で、ユーザに少なくとも1つの物質を送達する、エアロゾルなしの送達システムであって、少なくとも1つの物質が、ニコチンを含んでも、又は含まなくてもよい、エアロゾルなしの送達システムと
を含む。
本開示によれば、「可燃性」エアロゾル供給システムは、エアロゾル供給システム(又はその構成要素)を構成するエアロゾル生成材料が、ユーザへの少なくとも1つの物質の送達を助長するために使用中に燃焼させられる、又は燃やされるシステムである。
いくつかの実施形態では、送達システムは、紙巻タバコ、シガリロ及び葉巻から成るグループから選択されたシステムなどの可燃性エアロゾル供給システムである。
いくつかの実施形態では、本開示は、可燃性エアロゾル供給システムで使用する、フィルター、フィルターロッド、フィルターセグメント、タバコロッド、スピルなどの構成要素、カプセル、糸、又はビーズなどのエアロゾル変性剤放出構成要素、或いはプラグラップ、チップペーパー、又はシガレットペーペーなどの紙に関する。
本開示によれば、「不燃性」エアロゾル供給システムは、エアロゾル供給システム(又はその構成要素)を構成するエアロゾル生成材料が、ユーザへの少なくとも1つの物質の送達を助長するために燃焼させられる又は燃やされることのないシステムである。
いくつかの実施形態では、送達システムは、給電される不燃性エアロゾル供給システムなどの不燃性エアロゾル供給システムである。
いくつかの実施形態では、不燃性エアロゾル供給システムは、吸引デバイス又は電子的ニコチン送達システム(END)としても知られている電子タバコであるが、エアロゾル生成材料におけるニコチンの存在は必要条件ではないことが注目される。
いくつかの実施形態では、不燃性エアロゾル供給システムは、非燃焼加熱式システムとしても知られているエアロゾル生成材料加熱システムである。そのようなシステムの一例にはタバコ加熱システムがある。
いくつかの実施形態では、不燃性エアロゾル供給システムは、エアロゾル生成材料の組合せを使用してエアロゾルを生成するハイブリッドシステムであり、エアロゾル生成材料のうち1つの又は複数は加熱されてもよい。エアロゾル生成材料の各々が、たとえば、固体、液体又はゲルの形態であり得、ニコチンは含有してもしなくてもよい。いくつかの実施形態では、ハイブリッドシステムは、液体又はゲルのエアロゾル生成材料及び固体エアロゾル生成材料を含む。固体エアロゾル生成材料は、たとえばタバコ又は非タバコ製品といった植物ベースの材料を含むことができる。
通常は、不燃性エアロゾル供給システムは、不燃性エアロゾル供給デバイスと、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する消耗品とを備えることができる。
いくつかの実施形態では、本開示は、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用するように構成されてエアロゾル生成材料を含む、消耗品に関する。これらの消耗品は、本開示の全体にわたって用品と称されることがある。
いくつかの実施形態では、不燃性エアロゾル供給システム、不燃性エアロゾル供給システムの不燃性エアロゾル供給デバイスなどは、パワーソース及びコントローラを備えることができる。パワーソースは、たとえば電源又は熱源でもよい。いくつかの実施形態では、熱源は炭素基材を含み、炭素基材は、パワーを、エアロゾル生成材料又は熱源に近接する伝熱材に熱の形態で分散するように、エネルギーを与えられ得る。
いくつかの実施形態では、不燃性エアロゾル供給システムは、消耗品を収容するための領域、エアロゾル生成装置、エアロゾル生成領域、ハウジング、マウスピース、フィルター及び/又はエアロゾル変性剤を備えることができる。
いくつかの実施形態では、不燃性エアロゾル供給デバイスとともに使用する消耗品は、エアロゾル生成材料、エアロゾル生成材料貯蔵領域、エアロゾル生成材料を移送する構成要素、エアロゾル生成装置、エアロゾル生成領域、ハウジング、包み紙、フィルター、マウスピース、及び/又はエアロゾル変性剤を備えることができる。
いくつかの実施形態では、本開示は、不燃性エアロゾル供給システムで使用する、フィルター、フィルターロッド、フィルターセグメント、タバコロッド、スピルなどの構成要素、カプセル、糸、又はビーズなどのエアロゾル変性剤放出構成要素、或いはプラグラップなどの紙、又はチップペーペーなどの紙に関する。
いくつかの実施形態では、送達システムは、ロゼンジ、ガム、パッチ、吸入可能な粉末を含む用品、及びかぎタバコ又は湿ったかぎタバコを含む口腔タバコなどの口腔製品を含むが、これらに限定されない、エアロゾルを形成せずに、口腔、鼻、皮膚を通じて、又は別の方法で、ユーザに少なくとも1つの物質を送達する、エアロゾルなしの送達システムであって、少なくとも1つの物質は、ニコチンを含んでも、又は含まなくてもよい、エアロゾルなしの送達システムである。
いくつかの実施形態では、送達される物質は、エアロゾル生成材料又はエアロゾル化を意図されていない材料でもよい。必要に応じて、いずれかの材料が、1つ又は複数の活性成分、1つ又は複数の香料、1つ又は複数のエアロゾル形成材料、及び/又は1つ又は複数の他の機能材料を含むことができる。
いくつかの実施形態では、送達される物質は活性物質を含む。
本明細書で使用される活性物質は、生理学的に活性な材料でもよく、生理学的反応を達成又は強化するように意図された材料である。活性物質は、たとえば栄養補助食品、ヌートロピックス、精神作用物質から選択されてもよい。活性物質は、自然に存在するもの又は合成的に得られるものであり得る。活性物質は、たとえば、ニコチン、カフェイン、タウリン、テイン、B6、B12若しくはCなどのビタミン、メラトニン、カンナビノイド、又はこれらの成分、派生物、若しくは組合せを含むことができる。活性物質は、タバコ、カンナビス又は別の植物性物質の1つ又は複数の成分、派生物、又は抽出物を含むことができる。
いくつかの実施形態では、活性物質はニコチンを含む。いくつかの実施形態では、活性物質はカフェイン、メラトニン又はビタミンB12を含む。
本明細書で言及されたように、活性物質は、1つ又は複数のカンナビノイド又はテルペンなど、カンナビスの1つ又は複数の成分、派生物、又は抽出物を含むことができる。
本明細書で言及されたように、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又はその成分、派生物、若しくは抽出物を含むことができ、又はこれらに由来するものとすることができる。本明細書で使用される「植物性物質」という用語は、抽出物、葉、樹皮、繊維、茎、根、種、花、果実、花粉、殻、外皮などを含むがこれらに限定されない、植物由来のあらゆる材料を含む。或いは、材料は、植物性物質の中に自然に存在する活性体を含むことができ、合成的に得られる。材料は、液体、ガス、固体、粉末、塵、粉砕粒子、顆粒、ペレット、細片、ストリップ、シートなどの形態であり得る。植物性物質の例には、タバコ、ユーカリノキ、スターアニス、麻、ココア、カンナビス、ウイキョウ、レモングラス、ハッカ、スペアミント、ルイボス、カモミール、亜麻、生姜、イチョウ、ハシバミ、ハイビスカス、月桂樹、甘草(リコリス)、抹茶、マテ茶、オレンジの果皮、パパイア、バラ、セージ、緑茶又は紅茶などの茶、タイム、クローブ、シナモン、コーヒー、アニシード(アニス)、バジル、月桂樹の葉、カルダモン、コリアンダー、クミン、ナツメグ、オレガノ、パプリカ、ローズマリー、サフラン、ラベンダー、レモン果皮、ミント、ビャクシン、ニワトコの花、バニラ、ウィンターグリーン、シソ、ウコン属の植物、ウコン、ビャクダン、コリアンダー、ハッカ属の植物、オレンジの花、キンバイカ、カシス、カノコソウ、ピーマン、メース、ダミアン、マジョラム、オリーブ、レモンバーム、レモンバジル、チャイブ、キャラウェイ、バーベナ、タラゴン、ゼラニウム、桑、朝鮮人参、テアニン、テアクリン、マカ、アシュワガンダ、ダミアナ、ガラナ、クロロフィル、バオバブ又はこれらの任意の組合せがある。ミントは、ヨウシュハッカ、モロッカンミント、エジプシャンミント、ペパーミント、ライムミント、チョコレートミント、カーリーミント、ワイルドミント、ホースミント、パイナップルミント、ペニーロイヤルミント、イングリッシュスペアミント、及びアップルミントといったミント品種から選択されてもよい。
いくつかの実施形態では、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又はその成分、派生物、若しくは抽出物を含むもの又はこれらに由来するものであり、植物性物質はタバコである。
いくつかの実施形態では、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又はその成分、派生物、若しくは抽出物を含むもの又はこれらに由来するものであり、植物性物質はユーカリノキ、スターアニス、ココア及び麻から選択される。
いくつかの実施形態では、活性物質は、1つ又は複数の植物性物質又はその成分、派生物、若しくは抽出物を含むもの又はこれらに由来するものであり、植物性物質はルイボス及びウイキョウから選択される。
いくつかの実施形態では、送達される物質が香料を含む。
本明細書で使用される「香料」及び「香味料」という用語は、所望の味、香り又は他の身体感覚を生成するために、地方条例が許す場合には成人消費者向けの製品に使用することができる材料を指す。材料は、自然発生の香味材料、植物性物質、植物性物質の抽出物、合成的に得られた材料、又はこれらの組合せ(たとえば、タバコ、カンナビス、甘草(リコリス)、紫陽花、オイゲノール、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、モミジ、マテ茶、メンソール、日本のハッカ、アニシード(アニス)、シナモン、ウコン、インドの香辛料、アジアの香辛料、ハーブ、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、レッドベリー、クランベリー、桃、りんご、オレンジ、マンゴー、クレメンタイン、レモン、ライム、トロピカルフルーツ、パパイア、ルバーブ、ブドウ、ドリアン、ドラゴンフルーツ、キュウリ、ブルーベリー、桑、柑橘類、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウイスキー、ジン、テキーラ、ラム酒、スペアミント、ハッカ、ラベンダー、アロエベラ、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、カート、ナスワール、キンマ、シーシャ、松、ハチミツエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、オレンジの花、桜の花、カシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、ワサビ、ピーマン、生姜、コリアンダー、コーヒー、ヘンプ、メンタ属の任意の種からハッカ油、ユーカリノキ、スターアニス、ココア、レモングラス、ルイボス、亜麻、イチョウ、ハシバミ、ハイビスカス、月桂樹、マテ、オレンジ果皮、ローズ、緑茶又は紅茶などの茶、タイム、ビャクシン、ニワトコの花、バジル、月桂樹の葉、クミン、オリガノ、パプリカ、ローズマリー、サフラン、レモン果皮、ハッカ、シソ、ウコン属の植物、コリアンダー、ギンバイカ、カシス、カノコソウ、ピーマン、メース、ダミアン、マジョラム、オリーブ、レモンバーム、レモンバジル、チャイブ、キャラウェイ、バーベナ、タラゴン、リモネン、チモール、カンフェン)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位の活性化剤若しくは刺激剤、砂糖及び/又は砂糖の代用品(たとえばスクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、又はマンニトール)、及びチャコール、葉緑素、ミネラル、植物性物質、又は口臭予防剤などの他の添加剤を含むことができる。材料は、模倣、合成、若しくは自然な成分、又はこれらの混合物であり得る。材料は、たとえばオイルなどの液体、粉末などの固体、又はガスといった任意の適切な形態であり得る。
いくつかの実施形態では、香料は、メンソール、スペアミント及び/又はハッカを含む。いくつかの実施形態では、香料は、キュウリ、ブルーベリー、柑橘類及び/又はレッドベリーの香料成分を含む。いくつかの実施形態では、香料はオイゲノールを含む。いくつかの実施形態では、香料は、タバコから抽出された香料成分を含む。いくつかの実施形態では、香料は、カンナビスから抽出された香料成分を含む。
いくつかの実施形態では、香料は、通常は化学的に誘発され、香り神経又は味覚神経に加えて、又はその代わりに、第5の脳神経(三叉神経)を刺激することによって知覚される身体感覚を実現するように意図された感覚物質を含むことができ、これらは、熱さ、冷たさ、ひりひり感や、しびれの効果をもたらす作用物を含むことができる。適切な熱効果剤は、それだけではないが、バニリルエチルエーテルでもよく、適切な冷却剤は、それだけではないが、ユーカリプトールやWS-3でもよい。
エアロゾル生成材料は、たとえば、加熱、照射又は何らかの他の方法によってエネルギーを与えられるとエアロゾルを生成することができる材料である。エアロゾル生成材料は、たとえば固体、液体又はゲルの形態であり得、活性物質及び/又は香味料は含有してもしなくてもよい。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料は、代替的に「単結晶固体」(すなわち非繊維)と称されることもある「非晶質固体」を含むことができる。いくつかの実施形態では、非晶質固体は乾燥したゲルでもよい。非晶質固体は、内部に液体などの何らかの流体を保持する固体材料である。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料は、たとえば約50wt%、60wt%又は70wt%の非晶質固体から、約90wt%、95wt%又は100wt%までの、非晶質固体を含むことができる。
エアロゾル生成材料は、1つ又は複数の活性物質及び/又は香料と、1つ又は複数のエアロゾル形成材料と、任意選択の1つ又は複数の他の機能材料とを含むことができる。
エアロゾル形成材料は、エアロゾルを形成することができる1つ又は複数の成分を含み得る。いくつかの実施形態では、エアロゾル形成材料は、グリセリン、グリセロール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、エリトリトール、メソ-エリトリトール、バニリン酸エチル、ラウリン酸エチル、スベリン酸ジエチル、クエン酸トリエチル、トリアセチン、ジアセチン混合物、安息香酸ベンジル、ベンジル酢酸フェニル、トリブチリン、酢酸ラウリル、ラウリン酸、ミリスチン酸、及び炭酸プロピレンのうち1つ又は複数を含むことができる。
1つ又は複数の他の機能材料は、pH調整器、着色剤、防腐剤、結合剤、充填剤、安定化装置、及び/又は酸化防止剤のうち1つ又は複数を含むことができる。
材料は、基材を形成するために、支持体の上に、又は支持体の中に存在するかことができる。支持体は、たとえば、紙、カード、板紙、厚紙、再構成された材料、プラスチック材料、セラミック材、複合材料、ガラス、金属、若しくは合金でもよく、又はこれらを含むことができる。いくつかの実施形態では、支持体はサセプタを含む。いくつかの実施形態では、サセプタは材料の内部に組み込まれる。いくつかの代替実施形態では、サセプタは、材料の片側又は両側にある。
消耗品は、エアロゾル生成材料を含むか又はエアロゾル生成材料から成る用品であり、一部又はすべてが、使用中にユーザによって消費されるように意図されている。消耗品は、エアロゾル生成材料貯蔵領域、エアロゾル生成材料を移送する構成要素、エアロゾル生成領域、ハウジング、包み紙、マウスピース、フィルター及び/又はエアロゾル変性剤などの1つ又は複数の他の構成要素を備えることができる。消耗品は、使用においてエアロゾル生成材料にエアロゾルを生成させるように熱を放射するヒータなどのエアロゾル生成装置も備えることができる。ヒータは、たとえば、可燃性物質、電気伝導による加熱が可能な材料、又はサセプタを含むことができる。
サセプタは、交番磁場などの変動磁場を侵入させることによって加熱することができる材料である。サセプタは導電性材料であり得、そのため、変動磁場を侵入させると、加熱材料の誘導加熱をもたらす。加熱材料は磁性材料であり得、そのため、変動磁場を侵入させると、加熱材料の磁気ヒステリシス加熱をもたらす。サセプタは導電性と磁性との両方であり得、そのため、サセプタは両方の加熱機構によって加熱され得る。変動磁場を生成するように構成されたデバイスは、本明細書では磁場生成器と称される。
エアロゾル変性剤は、たとえば、生成されたエアロゾルの味、香り、酸度又は別の特性を変化させることによって、そのエアロゾルを変えるように構成される、通常はエアロゾル生成領域の下流に配置される物質である。エアロゾル変性剤は、エアロゾル変性剤を選択的に放出するように動作可能なエアロゾル変性剤放出構成要素の中に用意されてもよい。
エアロゾル変性剤は、たとえば添加物又は吸着剤でもよい。エアロゾル変性剤は、たとえば、香味料、着色剤、水、及び炭素吸着剤のうち1つ又は複数を含むことができる。エアロゾル変性剤は、たとえば、固体、液体、又はゲルでもよい。エアロゾル変性剤は、粉末、糸又は顆粒の形態でもよい。エアロゾル変性剤は、濾過材を含まなくてもよい。
エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成材料からエアロゾルを生成するように構成された装置である。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成材料から1つ又は複数の揮発性物質を放出させてエアロゾルを形成するために、エアロゾル生成材料に熱エネルギーを与えるように構成されたヒータである。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成装置は、加熱することなくエアロゾル生成材料からエアロゾルを生成するように構成される。たとえば、エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成材料に、振動、圧力増加、又は静電エネルギーのうち1つ又は複数を与えるように構成されてもよい。
本明細書で説明された送達システムは、可燃性エアロゾル供給システム、不燃性エアロゾル供給システム又はエアロゾルなしの送達システムとして実施され得る。
次に図1を参照して、不燃性エアロゾル送達用品1の一実施形態が示されている。不燃性エアロゾル供給用品1は、現在の例では不燃性エアロゾル供給システム1用の構成要素である構成要素2と、フィルター構成要素3とを備える。すなわち、構成要素2は、不燃性エアロゾルを生成する構成要素2である。
外側のラップ4は、フィルター構成要素3と構成要素2の一部とを囲む。外側のラップ4は、構成要素2をフィルター構成要素3に取り付けるチップペーペー4を備える。構成要素2は、ロッド包み紙6によって囲まれている。フィルター構成要素3は、たとえば、それだけではないが、酢酸セルロースなどのトウ又はシート材料などのフィルター材料を含むことができる。
構成要素2は、本体7が少なくとも1つのチューブ11を収容する内部の空隙8を含むように本体7の内部に配置されたエアロゾル生成材料10を含む。空隙8は、構成要素2の一端に開放端部を含む。現在の例では、少なくとも1つのチューブ11は紙から形成されてもよい。しかしながら、代替実施形態では、少なくとも1つのチューブ11は、たとえば、それだけではないが、結合剤及び/又は繊維状物質及び/又はグリセロールを伴うタバコ材料の押出し形状又はシート形状、任意選択で押出し形状であるプラスチックなどの非タバコ材料、エアレイド又は不織布のシート、アルミニウムなどの金属又は紙層を伴う金属とのバイラミネートなどのラミネート、或いはグリセロール及び/又はメンソール及び/又は他の香料を含有し得る乾燥ゲルシートによって形成されたシートから形成されてもよいことが理解されよう。加えて、本体は多孔性でも非多孔性でもよい。
少なくとも1つのチューブ11が、エアロゾル生成材料10の本体7と同軸に配置される。本体7は全体的にロッド状である。現在の実施形態では、少なくとも1つのチューブ11が、エアロゾル生成材料10の本体7の長さの一部に沿って延在する。
本体7は全体的に円筒状である。円筒状本体は、たとえば、それだけではないが、円筒、楕円筒、双曲筒、又は放物筒でもよい。しかしながら、当業者なら、他の形状が可能であることを認識するであろう。現在の例では、本体7はプラグ7を形成する。現在の実施形態では、構成要素はエアロゾル生成構成要素2である。
現在の実施形態では、エアロゾル生成材料10は、タバコ材料などの植物ベースの材料を含むことができる。
植物ベースの材料は、微粒子又は粒状材料でもよい。いくつかの実施形態では、植物ベースの材料は粉末である。代わりに、又はそれに加えて、タバコ材料は、タバコのストリップ、ストランド又は繊維を含むことができる。たとえば、タバコ材料は、タバコの粒子、顆粒、繊維、ストリップ及び/又はストランドを含むことができる。いくつかの実施形態では、タバコ材料はタバコ材料の粒子又は顆粒から成る。タバコ材料は再生タバコ材料を含むことができる。
エアロゾル生成材料のシート又は寸断されたシートは、シート又はシート材料に対して、重量で約0.1%~約0.3%の量のニコチンを含むことができる。
紙製再生タバコは、本明細書で説明されたエアロゾル生成材料でもよい。紙製再生タバコは、当技術で既知の任意のタイプの紙製再生タバコでもよい。
エアロゾル生成材料10はエアロゾル形成材料を含むことができる。エアロゾル形成材料は、エアロゾルを形成することができる1つ又は複数の成分を含む。エアロゾル形成材料は、グリセリン、グリセロール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、エリトリトール、メソ-エリトリトール、バニリン酸エチル、ラウリン酸エチル、スベリン酸ジエチル、クエン酸トリエチル、トリアセチン、ジアセチン混合物、安息香酸ベンジル、ベンジル酢酸フェニル、トリブチリン、酢酸ラウリル、ラウリン酸、ミリスチン酸、及び炭酸プロピレンのうち1つ又は複数を含む。いくつかの例では、エアロゾル形成材料は、グリセロール又はプロピレングリコールである。
エアロゾル生成材料10は結合剤を含むことができる。結合剤は、エアロゾル生成材料の構成要素を結合して、シート又は寸断されたシートを形成するように配置される。結合剤は、タバコ材料の表面を少なくとも部分的に覆うことができる。タバコ材料が微粒子の形態である場合には、結合剤は、タバコの粒子の表面を少なくとも部分的に覆って結合することができる。
エアロゾル生成材料10は充填剤を含むことができる。いくつかの実施形態では、シート又は寸断されたシートは充填剤を含む。充填剤は、一般に非タバコ構成要素、すなわちタバコに由来する成分を含まない構成要素である。充填剤は、炭酸カルシウム、パーライト、バーミキュライト、ケイ藻土、コロイドシリカ、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、及びモレキュラシーブスなどの適切な無機吸着剤などの1つ又は複数の無機充填剤材料を含むことができる。充填剤は、木部繊維、パルプ、又は小麦繊維などの非タバコ繊維でもよい。充填剤は、セルロースを含む材料であり得、又は、材料はセルロースの派生物を含む。充填剤構成要素は、非タバコ成型材料又は非タバコ押出し成型材料でもよい。
充填剤を含む特定の実施形態では、充填剤は繊維である。たとえば、充填剤は、木材、木材パルプ、ヘンプ繊維、セルロース又はセルロース誘導体などの繊維の有機充填剤材料であり得る。理論による束縛を望むことなく、繊維充填材を含むと、材料の引張り強度が増すと考えられる。
本明細書のエアロゾル生成材料10は、本明細書で説明された香料のうち任意のものなどのエアロゾル変性剤を含むことができる。一実施形態では、エアロゾル生成材料はメンソールを含む。エアロゾル供給システムに使用する用品に、エアロゾル生成材料が組み込まれるときには、用品はメンソールを含む用品と称されてもよい。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10は、代替的に「単結晶固体」(すなわち非繊維)と称されることもあるエアロゾル形成「非晶質固体」を含むことができる。いくつかの実施形態では、非晶質固体は乾燥したゲルを含むことができる。非晶質固体は、内部に液体などの何らかの流体を保持する固体材料である。非晶質固体は香料を含むことができる。いくつかの実施形態では、非晶質固体は活性物質をさらに含む。活性物質はタバコ抽出物でもよい。いくつかの実施形態では、非晶質固体は、1つ又は複数の活性物質及び/又は香料と、1つ又は複数のエアロゾル形成材料と、任意選択の1つ又は複数の他の機能材料とを含むことができる。非晶質固体は複数の細長いストリップとして用意されてもよい。
エアロゾル生成材料10は、本明細書で説明されたエアロゾル化可能な材料と非晶質固体材料との混合物を含むことができる。そのようなエアロゾル生成材料は、追加の香りが、非晶質固体材料成分に含まれることによってエアロゾル生成材料に導入され得るので、使用時に、望ましい香りプロファイルを伴うエアロゾルを提供することができる。非晶質固体材料の中に用意された香りは、タバコ材料に直接付加された香りと比較して、非晶質固体材料内により安定して保持され得ることにより、製造された用品の間で、香りプロファイルがより一貫したものになる。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10は、収集及び/又は展開されて、少なくとも1つのチューブ11が本体7の内部の空隙8の中に保持されるように本体7を形成する。
現在の実施形態では、エアロゾル生成材料10は本体7の中に配置される前にクリンプされる。たとえば、エアロゾル生成材料10は、一対のクリンプローラーに通される。クリンプすると、エアロゾル生成材料10を収集して本体を形成することがより容易になり得る。クリンプすると、特定のボリュームの本体7を形成するために使用され得るエアロゾル生成材料の長さを増加することもできる。本体の中のエアロゾル生成材料10の量が増加すると、エアロゾル生成材料10の表面積が増加し得、したがって、エアロゾル生成材料10によって形成され得るエアロゾルの量が増加する。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10は、少なくとも0.1mmのクリンプ深さまで、いくつかの例では、少なくとも0.2mm、0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、0.9mm、1mm、1.5mm、又は2mmのクリンプ深さまで、クリンプされる。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10は、高々2mmのクリンプ深さまでクリンプされる。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10は、0.1mm~2mmの範囲のクリンプ深さまで、いくつかの例では、0.1mm~1mmの範囲、又は0.2mm~0.7mmの範囲まで、クリンプされる。
クリンプ深さ(「クリンプ係数」としても知られている)は、クリンプによってエアロゾル生成材料10に形成される溝の深さを指す。すなわち、エアロゾル生成材料をクリンプすると、エアロゾル生成材料の第1の側から観察したとき、エアロゾル生成材料10に複数の谷が生じ、クリンプ深さは谷の深さである。クリンプすると、ジグザグ成形又は別の形状を形成することができる。いくつかの実施形態では、クリンプされたエアロゾル生成材料10の隣り合う溝の間隔は0.1~3mmの範囲であり、いくつかの例では0.2~2mmの範囲である。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10は、クリンプされるにつれて加熱される。たとえば、エアロゾル生成材料10は、クリンプローラーの間を通されてもよく、クリンプローラーの一方又は両方が加熱されている。
構成要素2は、構成要素2のエアロゾル生成部に挿入するためのエアロゾル生成装置を備える不燃性エアロゾル供給デバイスにおいて使用するように構成されている。エアロゾル生成装置は、抵抗加熱又は誘導加熱の加熱要素でもよい。構成要素2は、エアロゾル生成材料10のロッド7の中にエアロゾル生成装置を収容するように構成されている。
いくつかの実施形態では、フィルター構成要素3は、エアロゾル生成材料10の構成要素2のすぐ下流に、隣り合って配置された冷却部13を備える。現在の実施形態では、冷却部13は、エアロゾル生成材料10の供給源と接する関係にある。フィルター構成要素2は、用品1の口端部に、冷却部13の下流の材料の本体14と、材料の本体14の下流の中空の管状要素15とを備える。
冷却部13は、少なくとも1つの中空チャネルを備えることができる。冷却部13は、たとえば、それだけではないが、平行に巻かれて継ぎ目を接合された複数の紙の層、又は螺旋状に巻かれた紙の層、厚紙チューブ、パピエマシェタイプの処理を使用して形成されたチューブ、成型又は押出し成型されたプラスチックチューブ又は類似のものから形成されてもよい。冷却部13は、用品1の製造中や使用中に生じる可能性がある軸方向の圧縮力や曲げモーメントに耐える十分な剛性を有するように製造される。
材料の本体14及び中空の管状要素15のそれぞれが、実質的に円筒状の全体的な外形状を画定し、縦軸を共有する。材料の本体14は、第1のプラグラップ17で包まれている。現在の例では、材料の本体14は繊維状のトウから形成される。トウは、可塑化された酢酸セルローストウを備えることができる。
他の例では、材料の本体14を形成するために種々の材料が使用され得る。たとえば、本体14は、トウではなく、たとえばタバコに使用する既知の紙フィルターと同様に紙から形成され得る。たとえば、紙又は他のセルロースベースの材料は、折り曲げられ、及び/又はクリンプされて本体14を形成するシート材料の1つ又は複数の部分として用意され得る。或いは、本体14は、たとえば、ポリ乳酸(PLA)、繊維状のトウ又は類似の材料に関して本明細書で説明された他の材料といった酢酸セルロース以外のトウから形成され得る。中空の管状要素15は、材料の本体14に関連して上記で説明されたように形成されてもよい。
現在の例では、中空の管状要素15、材料の本体14及び冷却部13は、すべての3つの部分に巻き付けられる第2のプラグラップ18を使用して組み合わされる。各部分のうち任意のものがフィルター構成要素3から省略されてもよいことが理解されよう。
外側のラップすなわちチップペーペー4は、フィルター構成要素3の全長とエアロゾル生成材料10のロッド7の一部とにわたって巻き付けられており、内面に、フィルター構成要素3とエアロゾル生成材料10のロッドとを接続するための接着剤を有する。現在の例では、エアロゾル生成材料10のロッドは、第1のラップ材料を形成するロッド包み紙6で包まれており、チップペーペー4は外側のラップ材料を形成し、エアロゾル生成材料10のロッドの少なくとも一部にわたって延在して、マウスピースとしても知られているフィルター構成要素3とエアロゾル生成材料10のロッドとを接続する。いくつかの例では、チップペーペー4は、エアロゾル生成材料10のロッドの一部のみにわたって延在することができる。
図2に示されるように、フィルター構成要素3は、材料の本体14の内部に用意されたエアロゾル変性剤を含むことができる。現在の実施形態では、エアロゾル変性剤は、カプセル19の形態で用意される。他の例では、エアロゾル変性剤は、材料の本体14に注入される材料、又は、糸、たとえば、香味料若しくは他のエアロゾル変性剤を担持する糸の上に提供される材料などの、他の形態で提供され得、この糸も、材料の本体14の内部に配設され得る。
カプセル19は、たとえば液体のペイロードを取り囲む、固体の脆弱なシェルを有するカプセルといった、壊れやすいカプセルを備えることができる。現在の例では単一のカプセル19が使用されている。カプセル19は、材料の本体14の中に全体的に埋め込まれる。言い換えれば、カプセル19は、本体14を形成する材料によって全面的に取り囲まれる。他の例では、たとえば2つ、3つ、又はより多くの壊れやすいカプセル19といった複数の壊れやすいカプセルが、材料の本体14の内部に配設されてもよい。
カプセル19はコアシェル構造を有する。言い換えれば、カプセル19は、たとえば香味料又は他の剤といった液状剤を封入するシェルを備え、液状剤は、本明細書で説明された香味料又はエアロゾル変性剤のうち任意のものであり得る。カプセル19のシェルは、材料の本体7に香味料又は他の剤を放出するために、ユーザによって破裂され得る。
図3を参照して、構成要素2が示されている。構成要素2は、第1の端部21及び第2の端部22を備える。少なくとも、第1の端部21と第2の端部22との外側の寸法は一致する。現在の実施形態では、第1の端部21は、構成要素2の、フィルター構成要素3から最も遠い自由端部であって、第2の端部22は、フィルター構成要素3に隣接しており、すなわちマウスピース2に最も近い。第1の端部21は第1の面23を備え、第2の端部22は第2の面24を備える。
図3及び図4に示されるように、構成要素2は少なくとも1つのチューブ11を備える。少なくとも1つのチューブ11は、構成要素2の空隙8に配置されて構成要素2のコア部26を形成する。コア部26は、構成要素2の縦軸Xの長さに沿って長手方向に延在する。現在の実施形態では、コア部26は、構成要素2の縦軸Xの長さの一部に沿って長手方向に延在する。
構成要素2は外側部分27をさらに備える。外側部分27は、縦軸Xの長さに沿って長手方向に延在する。現在の実施形態では、外側部分27は構成要素2の全長に延在する。外側部分27は、第1の端部面28及び反対側の第2の端部面29を備える。現在の実施形態では、第1の端部面28は、構成要素2の第1の端部21の第1の面23と同一の平面において延在し、第2の端部面29は、構成要素2の第2の端部22の第2の面24と同一の平面において延在する。
外側部分27がコア部26を取り囲む。したがって、コア部26は、外側部分27の半径方向内側に配置される。外側部分27は、加熱されたときエアロゾルを生成するように構成されたエアロゾル生成材料10を含む。
現在の実施形態では、図4に示されるように、第1の端部面28は断面が輪状であり、第2の端部面29は断面が円形であり、このことは、以下でより詳細に説明される。しかしながら、代替実施形態では、面28、29は、図示のものと異なる断面を有し得てもよいことが理解されよう。
少なくとも1つのチューブ11は、第1の端部面31及び反対側の第2の端部面32を備える。現在の実施形態では、第1の端部面31は、構成要素2のエアロゾル生成材料10の第1の端部と同一の平面において延在する。すなわち、チューブ11の第1の端部面31は、外側部分27の第1の端部面28と同一の平面において延在する。
現在の実施形態では、第2の端部面32は、外側部分27の第2の端部面29が延在する平面から間隔をおいて配置された平面において延在する。いくつかの例では、第2の端部面32が延在する平面と、第2の端部面29が延在する平面とは、互いに平行である。
したがって、外側部分27は輪状の部分33及び円形の部分34を備える。輪状の部分33は管状部と称されてもよい。円形の部分34は円筒状部と称されてもよい。輪状の部分33は、少なくとも1つのチューブ11を取り囲み、輪状の断面を有する。したがって、輪状の部分33は、チューブ11の第1の端部面31が延在する平面から、チューブ11の第2の端部面32が延在する平面まで、長手方向に延在する。エアロゾル生成材料10の輪状の部分33の内部に空隙8が形成される。円形の部分34は、チューブ11の第2の端部面32が延在する平面から、エアロゾル生成材料10の第2の端部面24が延在する平面まで、長手方向に延在する。
現在の実施形態では、少なくとも1つのチューブ11は中空チューブである。中空チューブ11は、全体的に円筒状でもよい。したがって、現在の実施形態では、中空チューブ31の断面の形状は、コア部26の縦軸に対して垂直に延在する平面において輪状である。
現在の実施形態では、中空チューブ11は、空洞36すなわち中空を取り囲む周囲壁35を備える。現在の実施形態では、周囲壁35は、断面において輪状である。周囲壁35は、約50μm~約1mmの範囲の厚さを有することができる。加えて、又はその代わりに、周囲壁35は、少なくとも約50%の範囲で硬さ又は硬度を有する。すなわち、周囲壁は、変形が生じるまでに、約0.1Nの範囲の圧潰力に耐えることができる。圧潰力は、縦軸Xに対して垂直な方向に印加される可能性がある。
空洞36は、第1の端部面31から第2の端部面32まで、チューブ11の長さに沿って長手方向に延在する。空洞36は、使用中に発熱体を収容するように構成されている。したがって、空洞36は、約1mm~約5mmの範囲の直径を有することができる。いくつかの例では、空洞36は、約2mm~4mmの範囲の直径を有することができる。空洞36は、チューブ11の第1の端部31において開いており、発熱体を収容するように構成されている。
現在の実施形態では、チューブ11は紙から形成される。したがって、紙チューブ11は、平行に巻かれて継ぎ目を接合された複数の紙の層、又は螺旋状に巻かれた紙の層、厚紙チューブ、又はパピエマシェタイプの処理を使用して形成されたチューブから形成されてもよい。
しかしながら、代替実施形態では、第1の材料は、たとえば、それだけではないが、別の紙材、バンドキャストタバコ、紙再生タバコ、又は非晶質固体のうち1つでもよいことが理解されよう。
現在の実施形態では、構成要素2の外側部分27は第1の壁43Aを備える。第1の壁43Aは、構成要素2の外側部分27の円筒状部34の端部を画定する。第1の壁43Aは、構成要素2の第1の端部21及び第2の端部22に対して全体的に平行な平面において延在する。少なくとも1つのチューブ11は、第1の壁43Aと隣接してもよい。第1の壁43Aは、スリット41を使用することによってエアロゾル生成材料10に形成され、このことは以下でより詳細に説明される。
図5を参照して、構成要素2を形成するエアロゾル生成材料10のシート100が示されている。構成要素2のエアロゾル生成材料10は、エアロゾル生成材料10の対向する端部である、第1の外部エッジ10A及び第2の外部エッジ10Bを備える。第1の外部エッジ10Aと第2の外部エッジ10Bとは、互いに実質的に平行に延在する。エアロゾル生成材料10が、本体7を形成するように配置されたとき、第1の外部エッジ10Aが本体7の第1の軸端7Aを形成し、第2の外部エッジ10Bが本体7の第2の軸端7Bを形成する。製造プロセス中に、連続したロッドから構成要素2が切り取られるまで、第2の外部エッジ10Bは、形成されなくてもよいことが理解されるはずであり、このことは以下でより詳細に説明される。
エアロゾル生成材料10は、第3の外部エッジ10C及び第4の外部エッジ10Dをさらに備える。第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとは、互いに実質的に平行に、第1の外部エッジ10A及び第2の外部エッジ10Bに対して実質的に垂直に延在する。エアロゾル生成材料10が、本体7を形成するように配置されたとき、第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとは、構成要素2の中心軸A-Aに対して実質的に平行になる。シートのエアロゾル生成材料10は、全体的に長方形でもよい。
構成要素2を形成するエアロゾル生成材料10は、第1のスリット41を備える。
第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10の第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとに対して、全体的に垂直な方向に延在する。第1のスリット41は、第1の外部エッジ10Aと第2の外部エッジ10Bとに対して全体的に平行な方向に延在する。
エアロゾル生成材料10の幅(図5の矢印「W」で示されている)は、エアロゾル生成材料10の第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとの間で測定される。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10の幅Wは、エアロゾル生成材料10を平らにおいて測定したとき、30mm~400mmの範囲であり、いくつかの例では、40mm~300mmの範囲、50mm~280mmの範囲、75mm~225mmの範囲、又は100mm~200mmの範囲である。
いくつかの実施形態では、第1のスリット41は、第3の外部エッジ10C及び第4の外部エッジ10Dから間隔をおいて配置される。言い換えれば、第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10の全幅Wにわたって延在するわけではない。
第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10の第1の内部エッジ43を形成する。すなわち、本体7を形成するためにエアロゾル生成材料10が収集されるとき、第1の内部エッジ43が、少なくとも1つのチューブ11を含有している空隙8の境界を少なくとも部分的に画定するように、第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10が、少なくとも1つのチューブ11のたとえば使用中の下流側といった第1側に収集されることを可能にする。したがって、第1の内部エッジ43は第1の壁部分43Aを形成することができる。
したがって、第1の内部エッジ43は、エアロゾル生成材料10が空隙8の一方の側に収集され、空隙8の境界を少なくとも部分的又は完全に画定して、少なくとも1つのチューブ11が空隙8の第1の端部から出るのを防止することを可能にする。これは、構成要素4の内部の、少なくとも1つのチューブ11の配置を改善する。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43は、第2の外部エッジ10Bから軸方向に10mm~80mmの範囲の距離だけ間隔をおいて配置される。いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43は、第2の外部エッジ10Bから軸方向に20mm~70mmの範囲、30mm~60mmの範囲の距離だけ間隔をおいて配置される。
いくつかの実施形態では、第1のスリット41の少なくとも一部が直線的に延在し、いくつかの例では、第1のスリット41の全体が直線的に延在する。しかしながら、他の実施形態では、第1のスリット41は、たとえば湾曲して、少なくとも部分的又は全体的に非直線でもよいことを理解されたい。一実施形態(図示せず)では、第1のスリット41はジグザグの経路を辿る。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43は連続している。他の実施形態では、第1の内部エッジ43は断続的であり、第1の内部エッジ43の隣り合う部分を接続するエアロゾル生成材料10の1つ又は複数の中間の部分が所々に挿入される。
いくつかの実施形態では、第1の壁部分43Aは、構成要素4の中心軸Aの全体のまわりに境界を定める。
第1の壁部分43Aは多孔性である。現在の例では、吸入剤は、第1の壁部分43Aの収集されたエアロゾル生成材料10の層を通って流れることができる。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10を平らに置いたとき、第1の内部エッジ43の長さL1は、5mm~360mmの範囲であり、いくつかの例では5mm~270mmの範囲である。
製造プロセス中に、エアロゾル生成材料10は、少なくとも1つのチューブ11のまわりに収集された連続したロッドに形成される。次いで、連続したロッドは、個々の構成要素2に切断される。
上記で説明されたように、エアロゾル生成材料10が本体7へと形成されるのに先立って、又は同時に、少なくとも1つのチューブ11がエアロゾル生成材料10に与えられてもよい。しかしながら、少なくとも1つのチューブ11は倍長チューブ11でもよい。
いくつかの実施形態では、本体7は、たとえば包装紙といった包み紙6によって囲まれている。包み紙6は、たとえばエアロゾル生成材料10が展開するのを防止することにより、エアロゾル生成材料10を本体7の形状に保持するのを支援することができる。
図6を参照して、倍長構成要素2を形成するためのエアロゾル生成材料10のシート110が示されている。倍長構成要素2のエアロゾル生成材料10は、エアロゾル生成材料10の対向する端部である、第1の外部エッジ10A’及び第2の外部エッジ10B’を備える。第1の外部エッジ10A’と第2の外部エッジ10B’とは、互いに実質的に平行に延在する。エアロゾル生成材料10が、本体7を形成するように配置されたとき、第1の外部エッジ10A’が本体7の第1の軸端7A’を形成し、第2の外部エッジ10B’が本体7の第2の軸端7B’を形成する。製造プロセス中に、連続したロッドから構成要素が切り取られるまで、第2の外部エッジ10B’は形成されなくてもよいことが理解されよう。
エアロゾル生成材料10は、第3の外部エッジ10C及び第4の外部エッジ10Dをさらに備える。第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとは、互いに実質的に平行に、第1の外部エッジ10A’及び第2の外部エッジ10B’に対して実質的に垂直に延在する。エアロゾル生成材料10が、本体7を形成するように配置されたとき、第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとは、構成要素の中心軸A-Aに対して実質的に平行になる。エアロゾル生成材料10のシートは、全体的に長方形でもよい。
倍長構成要素2を形成するエアロゾル生成材料10は、第1のスリット41及び第2のスリット42を備える。
第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10の第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとに対して、全体的に垂直な方向に延在する。第1のスリット41は、第1の外部エッジ10A’と第2の外部エッジ10B’とに対して全体的に平行な方向に延在する。
いくつかの実施形態では、第1のスリット41は、第3の外部エッジ10C及び第4の外部エッジ10Dから間隔をおいて配置される。言い換えれば、第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10の全幅Wにわたって延在するわけではない。
第2のスリット42は、第3の外部エッジ10Cと第4の外部エッジ10Dとに対して全体的に垂直な方向に延在する。言い換えれば、第2のスリット42は、エアロゾル生成材料10の全幅(図6の矢印「W」で示されている)にわたって延在するわけではない。
第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10の第1の内部エッジ43を形成する。第2のスリット42は、エアロゾル生成材料10の第2の内部エッジ44を形成する。すなわち、本体7を形成するためにエアロゾル生成材料10が収集されるとき、第1の内部エッジ43が、少なくとも1つのチューブ11を含有している空隙8の境界を少なくとも部分的に画定するように、第1のスリット41は、エアロゾル生成材料10が、少なくとも1つのチューブ11のたとえば下流側といった第1側に収集されることを可能にする。したがって、第1の内部エッジ43は第1の壁部分43Aを形成することができる。
同様に、本体7を形成するためにエアロゾル生成材料10が収集されるとき、第2の内部エッジ44が、少なくとも1つのチューブ11を含有している空隙8の境界を少なくとも部分的に画定するように、第2のスリット42は、エアロゾル生成材料10が、少なくとも1つのチューブ11のたとえば上流側といった第2側に収集されることを可能にする。したがって、第2の内部エッジ44は第2の壁部分44Aを形成することができる。
したがって、第1の内部エッジ43は、エアロゾル生成材料10が空隙8の一方の側に収集され、空隙8の境界を少なくとも部分的又は完全に画定して、少なくとも1つのチューブ11が空隙8の第1の端部から出るのを防止することを可能にする。これは、構成要素2の内部の、少なくとも1つのチューブ11の配置を改善する。
第2の内部エッジ44は、エアロゾル生成材料10が空隙8の一方の側に収集され、空隙8の境界を少なくとも部分的又は完全に画定して、少なくとも1つのチューブ11が空隙8の第2の端部から出るのを防止することを可能にする。これは、構成要素2の内部の、少なくとも1つのチューブ11の配置を改善する。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とは、軸方向に10mm~80mmの範囲の距離だけ間隔をおいて配置される。いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とは、軸方向に12mm~60mmの範囲、15mm~30mmの範囲の距離だけ間隔をおいて配置される。したがって、単一の構成要素2の空洞36の長さは、約5mm~40mmの範囲になり得る。
いくつかの実施形態では、第1のスリット41及び第2のスリット42の少なくとも一部が直線的に延在し、いくつかの例では、第1のスリット41及び/又は第2のスリットの全体が直線的に延在する。しかしながら、他の実施形態では、第1のスリット41及び/又は第2のスリット42は、たとえば湾曲して、少なくとも部分的又は全体的に非直線でもよいことを理解されたい。一実施形態(図示せず)では、第1の外部エッジ及び/又は第2の外部エッジはジグザグの経路を辿る。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43は連続している。他の実施形態では、第1の内部エッジ43は断続的であり、第1の内部エッジ43の隣り合う部分を接続するエアロゾル生成材料10の1つ又は複数の中間の部分が所々に挿入される。同様に、第2の内部エッジ44は、連続していても断続的でもよい。
第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とは、少なくとも1つのチューブ11の両側に設けられてもよく、反対方向を向いてもよい。
倍長構成要素2は、第1の端部3A’及び第2の端部3B’を備える。現在の例では、第1の内部エッジ43は、少なくとも1つの物体11と倍長構成要素2の第1の端部3A’との間に配置される。他の実施形態では、第1の内部エッジ43は、少なくとも1つのチューブ11と構成要素2の第2の端部3B’との間に配置される。
現在の実施形態では、第2の内部エッジ44は、少なくとも1つのチューブ11と構成要素2の第2の端部3B’との間に配置される。他の実施形態では、第2の内部エッジ44は、少なくとも1つのチューブ11と構成要素2の第1の端部3A’との間に配置される。
いくつかの実施形態では、第1の壁部分43A及び/又は第2の壁部分44Aは、構成要素2の中心軸Aの全体のまわりに境界を定める。いくつかの実施形態では、第1の壁部分43Aは、構成要素の中心軸Aの全体のまわりに境界を定める。加えて、第2の壁部分44Aは、構成要素3の中心軸Aの全体のまわりに境界を定める。
第1の壁部分43A及び第2の壁部分44Bは多孔性である。現在の例では、吸入剤は、第1の壁部分43Aの収集されたエアロゾル生成材料10の層と、第2の壁部分44Aの収集されたエアロゾル生成材料10の層とを通って流れることができる。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10の輪状の部分33が、少なくとも1つのチューブ11を囲む。第1の内部エッジ43及び第2の内部エッジ44は、エアロゾル生成材料10の輪状の部分33の対向する側に与えられてもよい。輪状の部分33は、全体的に管状であってもよく、円筒状であってもよい。エアロゾル生成材料10の輪状の部分33の内部に空隙8が形成される。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10を平らに置いたとき、第1の内部エッジ43の長さL1は、5mm~360mmの範囲であり、いくつかの例では5mm~270mmの範囲である。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10を平らに置いたとき、第2の内部エッジ44の長さL2は、5mm~360mmの範囲であり、いくつかの例では5mm~270mmの範囲である。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43及び/又は第2の内部エッジ44は、エアロゾル生成材料10を平らに置いて測定したとき、第3の外部エッジ10C及び/又は第4の外部エッジ10Dから、少なくとも3mm、いくつかの例では、少なくとも4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm又は10mmだけ、間隔をおいて配置される。
製造プロセスの最後に、倍長構成要素2は、縦方向の中心を通って2分され、すなわち、倍長構成要素2を2つの個別の構成要素2に分割するために、構成要素2の縦軸の中点において縦軸に対して平面において垂直に切断される。2つの構成要素2は、互いに実質的に鏡像である。
製造プロセスが連続したロッドを形成すると、次いで、少なくとも1つのチューブ11及び輪状の部分33を通る第1の切断で、連続したロッドから第1の構成要素を分離することによって、第1の構成要素を形成し、輪状の部分33の間のエアロゾル生成材料10を通る、すなわち筒状の部分34を通る第2の切断によって、連続したロッドから第2の構成要素2を分離する。
次に図7を参照して、構成要素2の代替実施形態の、エアロゾル生成材料10のシート115が示されている。図7のエアロゾル生成材料10のシート115は、前述のエアロゾル生成材料10のシート110に類似であり、類似の特徴は同じ参照番号を保持しているが、第1のスリット41及び第2のスリット42が省略されて、開口120によって置換されている。開口120は、エアロゾル生成材料10の第1の内部エッジ121からエアロゾル生成材料10の第2のエッジ122まで延在する。
開口120は、たとえば、エアロゾル生成材料10の一部をエアロゾル生成材料10の残りから切り取って第1の開口120を形成することにより、エアロゾル生成材料10における切欠として形成されてもよい。たとえば、第1の開口120は、エアロゾル生成材料10から前記部分を打ち抜くことによって形成されてもよい。
他の実施形態では、第1の開口120は、たとえば1つ又は複数のレーザを使用してエアロゾル生成材料10を切断するような別の方法によって形成されてもよい。もう一つの実施形態では、エアロゾル生成材料10が成型されるとき、エアロゾル生成材料に第1の開口120が形成されるように、エアロゾル生成材料10は型の中で成型されてもよい。
現在の例では、第1の開口120は長方形である。しかしながら、他の実施形態では、第1の開口120は別の形状でもよい。
エアロゾル生成材料10のシート115は、構成要素2の製造プロセスにおいてさらなる空洞を形成するように構成された、図7に示される第2の開口121などの追加の開口をさらに備えることができる。
次に図8を参照して、送達システム用の構成要素2を製造する方法の一実施形態を表すブロック図が示されている。方法は、少なくとも1つのチューブ11を備えるアセンブリ及び第1の内部エッジ43を備えるエアロゾル生成材料10を用意するステップ(ステップS1)と、本体7が少なくとも1つのチューブ11を収容する空隙8を備えるように、本体7の中にエアロゾル生成材料10を配置するステップであって、第1の内部エッジ43が、空隙8の境界を、少なくとも部分的に、又は完全に画定する、配置するステップ(ステップS2)とを含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップ(S1)は、エアロゾル生成材料10に第1の内部エッジを形成することを含む。或いは、エアロゾル生成材料10には、エアロゾル生成材料10の中に前もって形成された第1の内部エッジ43が備わっていてもよい。
いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料10に第1の内部エッジ43を形成するステップは、エアロゾル生成材料10を切断して、第1の内部エッジ43を形成することを含み、いくつかの例では、エアロゾル生成材料10の全体の厚さを通して切断して、第1の内部エッジ43を形成することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43を形成するステップは、たとえばナイフ及び/又はレーザといった適切な切断デバイスを使用してエアロゾル生成材料10を切断することを含む。いくつかの実施形態では、第1の内部エッジを形成するステップは、エアロゾル生成材料にスリットを形成することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジを形成するステップは、エアロゾル生成材料に、開口を、開口のエッジがエアロゾル生成材料の第1の内部エッジを含むように形成することを含む。開口は、実質的な長方形又は別の形状であってもよい。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップ(S1)は、第1の内部エッジを備えるエアロゾル生成材料を用意することと、次いで、エアロゾル生成材料に少なくとも1つのチューブを供給することとを含み、いくつかの例では、アセンブリを用意するステップは、エアロゾル生成材料に第1の内部エッジを形成することと、次いで、エアロゾル生成材料に少なくとも1つのチューブを供給することとを含む。
他の実施形態では、アセンブリを用意するステップ(S1)は、エアロゾル生成材料を用意することと、エアロゾル生成材料に少なくとも1つのチューブを供給することと、次いで、エアロゾル生成材料に第1の内部エッジを形成することとを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、エアロゾル生成材料をクリンプするステップを含み、いくつかの例では、エアロゾル生成材料を、以前に説明されたようなクリンプ深さまでクリンプするステップを含む。いくつかの実施形態では、方法は、エアロゾル生成材料をクリンプするとき、エアロゾル生成材料を加熱することを含む。
方法は、内部エッジ若しくは各内部エッジが形成された後に、エアロゾル生成材料をクリンプするステップ、又は内部エッジ若しくは各内部エッジが形成される前に、エアロゾル生成材料をクリンプするステップを含むことができる。
いくつかの実施形態では、方法は、たとえばチューブ送達ホイールといったチューブ供給デバイスを使用して、エアロゾル生成材料に少なくとも1つのチューブを供給するステップを含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリのエアロゾル生成材料は第2の内部エッジを備え、本体の中にエアロゾル生成材料を配置するステップは、第2の内部エッジが、少なくとも部分的に、又は全体的に、空隙の境界を形成するように、エアロゾル生成材料を配置することを含む。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップ(S1)は、エアロゾル生成材料に第2の内部エッジを形成することを含む。いくつかの実施形態では、第2の内部エッジは、上記で説明された第1の内部エッジと同じ方法で形成される。
いくつかの実施形態では、アセンブリを用意するステップ(S1)は、エアロゾル生成材料の連続ウェブを用意することを含む。
いくつかの実施形態では、方法は、本体の中にエアロゾル生成材料を配置した後に、エアロゾル生成材料(及びあらゆる周囲の包み紙)の連続ウェブを切断するステップを含む。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料の連続ウェブを切断するステップは、1つ又は複数の個別部品を形成する。いくつかの実施形態では、本体の中にエアロゾル生成材料を配置した後にエアロゾル生成材料の連続ウェブを切断するステップは、単一長さ(すなわち、送達システムにおいて使用する最終的な長さ)の構成要素が形成されるようにウェブを切断することを含む。他の実施形態では、本体の中にエアロゾル生成材料を配置した後にエアロゾル生成材料の連続ウェブを切断するステップは、後に(タバコロッドなどのさらなる構成要素に取り付ける前又は取り付けた後に)単一長さの構成要素を形成するために切断され得る多長構成要素を形成するように、ウェブを切断することを含む。
図9には、シート材料の連続ウェブ200の一例が示されている。
現在の例では、連続ウェブ200は、エアロゾル生成材料10の一部を連続ウェブ200の残りから分離するために、隣り合う第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44との間の領域で(図9の破線「Z-Z」に沿って)断続的に切断される。現在の例では、連続ウェブ200及び上に重なるプラグラップ(図示せず)は、エアロゾル生成材料が、一旦、本体の中に収集されてプラグラップを巻き付けられたら、前記領域において切断される。すなわち、ウェブ200は、少なくとも1つのチューブ11を含有しているロッドへと形成された後に切断される。いくつかの実施形態では、ロッドは、エアロゾル生成材料10のそれぞれの分離された部分が構成要素の最終的な長さに相当する(すなわち、切断されたロッドは単一長さの構成要素になる)ように切断される。他の実施形態では、ロッドは、エアロゾル生成材料10のそれぞれの分離された部分が、構成要素の最終的な長さの複数倍に相当するように、切断される(たとえば、切断されたロッドは、後に、単一長さの構成要素を形成するように切断される倍長構成要素であり、又は構成要素の最終的な長さの3倍、4倍、5倍、6倍、7倍、8倍若しくはそれ以上長さである)。いくつかの実施形態では、エアロゾル生成材料のそれぞれの分離された部分は、第1の内部エッジと第2の内部エッジとの1つ又は複数の対を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、連続ウェブにおいて複数の内部エッジを一定間隔で形成するステップを含む。たとえば、方法は、連続ウェブにおいて第1、第2、第3及び/又は第4の内部エッジを一定間隔で形成するステップを含むことができる。図9の例では、ウェブ200において、複数の第1の内部エッジ43が一定間隔(図9の矢印「D2」を参照されたい)で形成され、ウェブ200において複数の第2の内部エッジ44が一定間隔(図9の矢印「D3」で示されている)で形成される。
それぞれの第1の内部エッジ43の間の距離D2及び/又はそれぞれの第2の内部エッジ44の間の距離D3は、40mm~100mmの範囲であり得、いくつかの例では80mm~90mmの範囲であり得る。いくつかの実施形態では、距離D2及び/又はD3は、少なくとも40mmであり、任意選択で、少なくとも45mm、50mm、55mm、60mm、65mm、70mm、75mm、80mm、85mm、90mm、95mmである。いくつかの実施形態では、距離D2及び/又はD3は、せいぜい100mmであり、せいぜい95mm、90mm、85mm、80mm、75mm、70mm、65mm、60mm、55mm、50mm、45mmであるのが好ましい。
それぞれの第1の内部エッジ43は、それぞれの第2の内部エッジ44から距離(図9の矢印「D1」によって示されている)をおいて配置されており、それぞれの対の第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44との間に少なくとも1つの物体11が配設されている。ウェブ200のエアロゾル生成材料が本体を形成するために収集されるとき、第1の内部エッジ43及び第2の内部エッジ44は、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とで、少なくとも1つのチューブ11を含有する空隙の境界を少なくとも部分的に画定するように、エアロゾル生成材料が一緒に収集されることを可能にする。他の実施形態では、第1の内部エッジ43及び第2の内部エッジ44のうち1つが省略されてもよい。さらなる実施形態では、連続ウェブ200において第3の内部エッジ及び/又は第4の内部エッジ(図示せず)が形成されてもよく、任意選択で、ウェブ200において、第3の内部エッジ及び/又は第4の内部エッジの近傍に、少なくとも1つのさらなるチューブ(図示せず)が配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44との間の距離D1は、10mm~90mmの範囲であり、いくつかの実施形態では20mm~45mmの範囲である。いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とは、少なくとも10mm、いくつかの例では、少なくとも10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mm、45mm、50mm、55mm、60mm、65mm、70mm、75mm、80mm、85mm、又は90mmの距離D1だけ、間隔をおいて配置される。いくつかの実施形態では、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とは、せいぜい90mm、いくつかの例では、せいぜい85mm、80mm、75mm、70mm、65mm、60mm、55mm、50mm、45mm、40mm、35mm、30mm、25mm、20mm、15mm、又は10mmの距離D1だけ、間隔をおいて配置される。
いくつかの実施形態(図示せず)では、ウェブは第3及び第4の内部エッジを備え、第3の内部エッジと第4の内部エッジとの間の距離は10mm~90mmの範囲である。いくつかの実施形態では、第3の内部エッジと第4の内部エッジとは、少なくとも3mm、いくつかの例では、少なくとも10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mm、40mm、45mm、50mm、55mm、60mm、65mm、70mm、75mm、80mm、85mm、又は90mmの距離だけ、間隔をおいて配置される。いくつかの実施形態では、第3の内部エッジと第4の内部エッジとは、せいぜい50mm、いくつかの例では、せいぜい85mm、80mm、75mm、70mm、65mm、60mm、55mm、50mm、45mm、40mm、35mm、30mm、25mm、20mm、15mm、又は10mmの距離だけ、間隔をおいて配置される。
いくつかの実施形態では、方法は、搬送経路(図9の矢印「Y」で示されている)に沿って連続ウェブ200を移動するステップと、連続ウェブ200が搬送経路Yに沿って移動するとき、少なくとも1つのチューブ11(及び/又は少なくとも1つのさらなる物体)を一定間隔で供給するステップとを含む。少なくとも1つのチューブ11は、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44との間に配置されてもよく、或いは、第1の内部エッジ43及び第2の内部エッジ44のうち1つが省略された場合には、第1の内部エッジ43又は第2の内部エッジ44のうち1つの近傍に配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、ウェブ200の幅(図9の矢印「W1」で示されている)は、30mm~400mmの範囲であり、いくつかの例では、40mm~300mmの範囲、50mm~280mmの範囲、75mm~225mmの範囲、又は100mm~200mmの範囲である。
いくつかの実施形態では、ウェブ200の幅W1は、少なくとも30mmであり、いくつかの例では、少なくとも40mm、50mm、75mm、100mm、125mm、150mm、175mm、190mm、250mm、280mm、300mm、又は400mmである。
いくつかの実施形態では、ウェブ200の幅W1は、せいぜい400mmであり、いくつかの例では、せいぜい300mm、280mm、250mm、225mm、200mm、175mm、150mm、125mm、又は100mmである。
前述の例では、連続したシート材料のウェブ200に内部エッジ43、44を与えたものが、次いで、収集されて、後に個々の構成要素(又は多長構成要素)を形成するために切断される本体へと形成されるが、代替実施形態(図示せず)では、ウェブが個々のシートへと切断され、その後、エアロゾル生成材料に内部エッジが与えられて、エアロゾル生成材料に少なくとも1つのチューブが供給される。
いくつかの実施形態では、本体の中にエアロゾル生成材料を配置するステップ(S2)は、エアロゾル生成材料を収集して本体を形成することを含む。
いくつかの実施形態では、第1の壁部分はエアロゾル生成材料の第1の内部エッジを収集することによって画定され、及び/又は第2の壁部分はエアロゾル生成材料の第2の内部エッジを収集することによって画定される。エアロゾル生成材料が第3の内部エッジ及び/又は第4の内部エッジをさらに備える実施形態では、方法は、エアロゾル生成材料の第3の内部エッジ及び/又は第4の内部エッジを収集して、それぞれの第3の壁部分及び/又は第4の壁部分を画定するステップを含むことができる。いくつかの実施形態では、アセンブリは少なくとも1つのさらなるチューブを備える。本体の中にエアロゾル生成材料を配置するステップ(S2)は、本体が、少なくとも1つのさらなるチューブ収容する第2の空隙を備えるように、エアロゾル生成材料を配置することを含むことができ、第3の内部エッジは、第2の空隙の境界を少なくとも部分的に画定する。いくつかの実施形態では、本体の中にエアロゾル生成材料を配置するステップ(S2)は、第4の内部エッジが第2の空隙の境界を少なくとも部分的に画定するようにエアロゾル生成材料を配置することを含む。
第3の内部エッジ及び/又は第4の内部エッジは、第1の内部エッジ及び/又は第2の内部エッジを参照しながら以前に説明されたのと同じ方法で形成されてもよい。
いくつかの実施形態では、方法は、構成要素を、送達システムのさらなる構成要素に、たとえば可燃性又は不燃性のエアロゾル供給機構のさらなる構成要素といったさらなる構成要素に接続するステップをさらに含む。一実施形態では、さらなる構成要素は、フィルター構成要素3であり、チップペーパーなどの包み紙によって構成要素に接続されてもよい。
次に図10を参照して、送達システム用の構成要素を製造するための装置300の一実施形態が示されている。
装置300は、エアロゾル生成材料10の供給源301と、クリンプデバイス302と、切断ドラムの第1の対304及び切断ドラムの第2の対305を備えるエッジ形成デバイス303とを備える。装置300は、接着剤塗布器306、チューブ供給デバイス307、及び本体形成デバイス308をさらに備える。
現在の例では、供給源301は、搬送経路(図10の矢印「Y」で示されている)に沿って供給されるエアロゾル生成材料10のリール301である。エアロゾル生成材料10は、当業者には明らかなように、たとえばローラー及び/又はベルトによって、搬送経路Yに沿って供給され得る。現在の例では、エアロゾル生成材料10は、連続ウェブ200として本体形成デバイス308に供給される。
現在の例では、クリンプデバイス302は、第1のクリンプローラー302A及び第2のクリンプローラー302Bを備える。しかしながら、他の実施形態では、クリンプデバイス302は省略されてもよく、或いは、たとえばエンボスローラーなどのエンボスデバイスを代替的又は付加的に備える、別の構成を有してもよい。
クリンプデバイス302は、ローラー302Aと302Bとの間を通るエアロゾル生成材料10をクリンプするように構成される。いくつかの実施形態では、クリンプデバイス302は、以前に説明されたように、エアロゾル生成材料10を、たとえば0.1mm~2mmの範囲、いくつかの例では0.1mm~1mmの範囲、又は0.2mm~0.7mmの範囲といったクリンプ深さまでクリンプするように構成される。いくつかの実施形態では、クリンプデバイス302は、エアロゾル生成材料を加熱するように構成され、たとえばローラー302A、302Bの一方又は両方が加熱されてもよい。そのような実施形態の1つでは、クリンプローラー302A、302Bの一方又は両方が、たとえば抵抗加熱要素といった1つ又は複数の加熱要素を備える。
現在の例では、クリンプデバイス302は、エッジ形成デバイス303が内部エッジ(複数可)を形成する前にエアロゾル生成材料10をクリンプするように構成される。代替実施形態(図示せず)では、クリンプデバイス302は、エッジ形成デバイス303が内部エッジ(複数可)を形成した後にエアロゾル生成材料10をクリンプするように構成される。
切断ドラムの第1の対304は、シザードラム304A及び支持ドラム304Bを備える。シザードラム304Aは、ウェブ200のエアロゾル生成材料10に第1のスリットを形成するために、エアロゾル生成材料10がシザードラム304Aと支持ドラム304Bとの間を通るとき、エアロゾル生成材料10と順次に接触するように構成された複数のナイフを304C備える。ナイフ304Cは、エアロゾル生成材料10に第1のスリットを一定の間隔で形成するように、シザードラム304Aの中心軸のまわりに一定の間隔で配置される。それぞれの第1のスリットの間の距離は、隣り合うナイフ304Cの間の距離及び/又はシザードラム304Aのナイフ304Cの数を調節することによって選択され得る。
切断ドラムの第2の対305は、シザードラム305A及び支持ドラム304Bを備える。シザードラム305Aは、ウェブ200のエアロゾル生成材料10に第2のスリットを形成するために、エアロゾル生成材料10がシザードラム305Aと支持ドラム305Bとの間を通るとき、エアロゾル生成材料10と順次に接触するように構成された複数のナイフを305C備える。ナイフ305Cは、エアロゾル生成材料10に第2のスリットを一定の間隔で形成するように、シザードラム305Aの中心軸のまわりに一定の間隔で配置される。それぞれの第2のスリットの間の距離は、隣り合うナイフ305Cの間の距離及び/又はシザードラム305Aのナイフ305Cの数を調節することによって選択され得る。
いくつかの実施形態では、切断ドラムの第1の対304の回転と、切断ドラムの第2の対305の回転とが、同期されてもよい。
第1のスリットが、エアロゾル生成材料10の第1の内部エッジを形成し、第2のスリットが、エアロゾル生成材料10の第2の内部エッジを形成する。第1のスリット及び第2のスリット並びに/或いは第1の内部エッジ及び第2の内部エッジは、説明されたスリット/内部エッジの特徴のうち任意のものを、類似の形状及び/又は寸法を含めて、有することができる。
代替実施形態(図示せず)では、一対の切断ドラムが、第1の内部エッジと第2の内部エッジとの両方を形成する。たとえば、1つのナイフ又はナイフのセットが第1の内部エッジを形成し、第2のナイフ又はナイフのセットが第2の内部エッジを形成する。他の実施形態では、第1の内部エッジ又は第2の内部エッジが省略される。
いくつかの実施形態では、切断ドラムの第1の対304及び/又は第2の対305は、エアロゾル生成材料10の内部エッジを形成するエアロゾル生成材料のスリット又は開口を形成するように構成された、1つ又は複数の切断レーザで置換されてもよい。
現在の例では、エッジ形成デバイス303は、エアロゾル生成材料10のスリットを形成する。他の実施形態では、エッジ形成デバイス303は、エアロゾル生成材料10に内部エッジを形成する開口を形成する。たとえば、エッジ形成デバイス303は、エアロゾル生成材料10に切欠を形成して、開口又は各開口を形成するように構成されてもよい。そのような実施形態の1つでは、切断デバイス303は、複数の突起があるパンチドラムを備え、複数の突起が、エアロゾル生成材料10の一部を打ち抜いてエアロゾル生成材料10の残り部分から取り除き、開口を形成する。開口は、上記で説明した開口の特徴のうち任意のものを、類似の形状及び/又は寸法を含めて、有することができる。
いくつかの実施形態では、エッジ形成デバイス303は第1の内部エッジを形成するように構成され、前記第1の内部エッジは、チューブ供給デバイスを通し、次いで、エアロゾル生成材料に少なくとも1つのチューブを配置する。別の実施形態では、エッジ形成デバイスは、チューブ供給デバイスがエアロゾル生成材料の第1の部分に少なくとも1つのチューブを配置した後に、第1の内部エッジを形成するように構成される。
接着剤塗布器306は、たとえば、接着剤を噴霧すること又はローラー若しくはブラシを用いて接着剤を塗布することにより、エアロゾル生成材料10に接着剤を塗布するように構成される。或いは、接着剤は、重力によってエアロゾル生成材料10に供給されてもよい。エアロゾル生成材料10が、搬送経路Yに沿って移動して接着剤塗布器306を通るとき、エアロゾル生成材料10に接着剤が塗布される。接着剤塗布器306は、圧縮ガスを使用して、ノズル306Aによって、エアロゾル生成材料10に接着剤を供給することができる。いくつかの実施形態では接着剤塗布器306が省略されてもよいことを認識されたい。
チューブ供給デバイス307は、連続ウェブに、少なくとも1つのチューブを一定間隔で供給するように構成される。チューブ供給デバイス307は、エアロゾル生成材料の第1のエッジと第2のエッジとの間に少なくとも1つのチューブが配置されるように、第1の内部エッジの第1の面及び第2の内部エッジの第2の面に少なくとも1つのチューブを配置するように構成され得る。
チューブ供給デバイス307は、ホッパ307A及びスクリューフィーダ307Bを備える。ホッパ307Aはチューブを含有している。スクリューフィーダ307Bは、エアロゾル生成材料10が搬送経路Yに沿って移動してチューブ供給デバイス307を通るとき、ホッパ307Aからエアロゾル生成材料10にチューブを供給するように構成される。
代替実施形態(図示せず)では、スクリューフィーダ307Bは、たとえばエアロゾル生成材料にチューブを供給するベルトといった代替のチューブ供給デバイスによって置換される。いくつかの実施形態(図示せず)では、チューブは容器に貯蔵され、圧縮ガスを使用して、パイプを通ってエアロゾル生成材料に供給される。
いくつかの実施形態では、チューブ供給デバイス307はチューブ送達ホイールを備える。
本体形成デバイス308はトング308Aを備える。エアロゾル生成材料10はトング308Aに供給される。エアロゾル生成材料10がトング308Aを通過するとき一緒に収集されて本体を形成するように、トング308Aは断面積が縮小する。
本体形成デバイス308は、包み紙(図示せず)によって囲まれている材料の本体の中にエアロゾル生成材料10を配置してもよい。本体及び包み紙は、連続したロッドを形成することができ、次いで、送達システムに含有されるように、セグメントへと切断されてもよく、いくつかの実施形態では、装置は、ロッドを、単一の長さ又は複数の長さの構成要素/セグメントへと切断するように構成された構成要素切断デバイスをさらに備える。
本体形成デバイス308は、本体の中に、本体が、少なくとも1つのチューブを収容する空隙を備えるように、エアロゾル生成材料10を配置するように構成される。ウェブのエアロゾル生成材料が本体を形成するために収集されるとき、第1の内部エッジ43及び第2の内部エッジ44は、第1の内部エッジ43と第2の内部エッジ44とで、少なくとも1つのチューブ11を含有する空隙の境界を、少なくとも部分的に、又は全体的に、画定するように、エアロゾル生成材料が一緒に収集されることを可能にする。
いくつかの実施形態では、エッジ形成デバイス303は、エアロゾル生成材料10に第3及び/又は第4の内部エッジをそれぞれ形成するために、エアロゾル生成材料10に第3及び/又は第4のスリット又は開口を与えるように構成される。一実施形態では、切断ドラムの第1の対304は、エアロゾル生成材料10に第1の内部エッジ及び第3の内部エッジを形成するように構成され、切断ドラムの第2の対305は、エアロゾル生成材料10に第2の内部エッジ及び第4の内部エッジを形成するように構成される。別の実施形態(図示せず)では、エッジ形成デバイス303は、第3の内部エッジを形成する(たとえばエアロゾル生成材料に第3のスリット/開口を形成する)ように構成された、切断ドラムの第3の対(図示せず)、及び/又は第4の内部エッジを形成する(たとえばエアロゾル生成材料に第4のスリット/開口を形成する)ように構成された、切断ドラムの第4の対(図示せず)をさらに備える。もう一つの実施形態(図示せず)では、一対の切断ドラムが、第1、第2、第3及び第4の内部エッジのすべてを形成する。別の実施形態(図示せず)では、第1、第2、第3及び第4の内部エッジを形成するために1つ又は複数のレーザが使用されてもよい。
第3のスリット/開口及び第4のスリット/開口並びに/或いは第3の内部エッジ及び第4の内部エッジは、説明されたスリット/内部エッジの特徴のうち任意のものを、類似の形状及び/又は寸法を含めて、有することができる。
チューブ供給デバイス307は、エアロゾル生成材料10に少なくとも1つのさらなるチューブを配置するように構成される。たとえば、チューブ供給デバイス307は、第2のホッパ(図示せず)及び第2のスクリューフィーダ(図示せず)を備えることができる。第2のホッパは、チューブをさらに含有している。第2のスクリューフィーダは、エアロゾル生成材料10が搬送経路Yに沿って移動してチューブ供給デバイス307を通るとき、第2のホッパからエアロゾル生成材料10にさらなるチューブを供給するように構成される。代替実施形態(図示せず)では、第2のスクリューフィーダは、たとえばエアロゾル生成材料にさらなるチューブを供給するベルトといった代替のチューブ供給デバイスによって置換される。いくつかの実施形態(図示せず)では、さらなるチューブは容器に貯蔵され、圧縮ガスを使用して、パイプを通ってエアロゾル生成材料に供給される。
そのような実施形態では、本体形成デバイス308は、本体が、少なくとも1つのさらなるチューブを収容する第2の空隙を備えるように、本体の中にエアロゾル生成材料10を配置するように構成され、第3の内部エッジは、第2の空隙の境界を、少なくとも部分的に、又は全体的に形成し、第4の内部エッジは、第2の空隙の境界を、少なくとも部分的に、又は全体的に形成する。
いくつかの実施形態では、本体形成デバイス308は、エアロゾル生成材料の第1の内部エッジを収集して第1の壁部分を形成するように構成される。いくつかの実施形態では、本体形成デバイス308は、エアロゾル生成材料の第2の内部エッジを収集して第2の壁部分を形成するように構成される。いくつかの実施形態では、本体形成デバイス308は、エアロゾル生成材料の第3の内部エッジを収集して第3の壁部分を形成するように構成される。いくつかの実施形態では、本体形成デバイス308は、エアロゾル生成材料の第4の内部エッジを収集して第4の壁部分を形成するように構成される。
いくつかの実施形態では、装置300は、エアロゾル生成材料の少なくとも1つの内部エッジ43、44(たとえば、第1、第2、第3及び/又は第4の内部エッジのうち1つ又は複数)を指示する情報を検知するように構成されたセンサ350(図10に示されている)を備える。
いくつかの実施形態では、装置300は、センサ350によって検知された少なくとも1つの内部エッジを指示する情報に基づいて少なくとも1つのチューブの位置を制御するように構成されたコントローラ360(図10に示されている)をさらに備える。
いくつかの実施形態では、コントローラ360は、少なくとも1つのチューブ及び/又はさらなるチューブの位置を制御するために、センサ350によって検知された少なくとも1つの内部エッジの位置を指示する情報に基づいてチューブ供給デバイス307を制御する。加えて、又はその代わりに、コントローラ360は、少なくとも1つのチューブ及び/又はさらなるチューブの位置を制御するために、エアロゾル生成材料10が搬送経路Yに沿って搬送される速度を制御するように構成される。
センサ350は、カメラを通過するそれぞれの第1の総合的なエッジを検知するように構成されたカメラ(図示せず)を備えることができる。代わりに、又はそれに加えて、センサは、たとえば光ゲート、容量性センサ、磁性若しくはホール効果のセンサ、又は超音波センサといった別のタイプのセンサ(図示せず)を備えることができる。いくつかの実施形態では、センサ350或いは1つ又は複数のさらなるセンサは、第2、第3及び/又は第4の内部エッジを、付加的又は代替的に検知する。
コントローラ360は、メモリ361及びプロセッサ362を備えることができる。メモリ361は命令及び/又は情報を記憶するように構成されてもよく、プロセッサ362は命令を実行するように構成されてもよい。
コントローラ302は、隣り合う第1の内部エッジと第2の内部エッジとの間の空間にそれぞれの少なくとも1つのチューブを位置合わせするために、たとえば、少なくとも1つのチューブがエアロゾル生成材料10に分配されるタイミング及び/又は頻度を制御することによって少なくとも1つのチューブの位置を制御するように、センサ350によって検知された、少なくとも1つの内部エッジの位置を指示する情報に基づいて、チューブ供給デバイス307を制御するように構成されてもよい。たとえば、チューブ供給デバイス307がチューブ挿入ホイールを備える実施形態では、コントローラ360はチューブ挿入ホイールの回転速度を制御する。加えて、又はその代わりに、コントローラ360は、少なくとも1つのチューブの位置を制御するために、エアロゾル生成材料10が搬送経路Yに沿って搬送される速度を制御するように構成されてもよく、たとえば、搬送経路Yに沿ってエアロゾル生成材料10を送る、ベルト、ドラム及び/又はローラーの速度を制御する。繰り返しになるが、これは、それぞれの少なくとも1つのチューブを、隣り合う第1の内部エッジと第2の内部エッジとの間の空間に位置合わせする(及び/又は、それぞれの少なくとも1つのさらなるチューブを、隣り合う第3の内部エッジと第4の内部エッジとの間の第2の空間に位置合わせする)のに役立つ。
センサによって検知された少なくとも1つの第1、第2、第3及び/又は第4の内部エッジを指示する情報に基づいて、エアロゾル生成材料10に供給される少なくとも1つのチューブ/少なくとも1つのさらなるチューブの位置を制御すると、たとえばエアロゾル生成材料が搬送経路において伸びるか又は滑ることによって、少なくとも1つのチューブ/さらなるチューブがエアロゾル生成材料10に対して位置合わせ不良になることのないように、保証するのに役立つ。しかしながら、他の実施形態ではセンサ(複数可)が省略されることを理解されたい。
本明細書で説明された様々な実施形態は、特許請求される特徴の理解及び教示を支援するためにのみ提供されるものである。これらの実施形態は、実施形態の代表的な実例としてのみ提供され、排他的及び/又は網羅的なものではない。本明細書で説明された利点、実施形態、例、機能、特徴、構造、及び/又は他の態様は、特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲に対する制限又は特許請求の範囲の均等物に対する制限と考えられるべきではなく、特許請求される発明の範囲から逸脱せずに他の実施形態の利用や修正形態の作製が可能であることを理解されたい。本発明の様々な実施形態は、本明細書で具体的に説明されているもの以外の、開示された要素、構成要素、特徴、部品、ステップ、手段などの、適切な組合せを適切に含むこと、適切な組合せから成ること、又は適切な組合せから基本的に成ることができる。加えて、本開示は、現在は特許請求されないが今後特許請求される可能性がある他の発明を含むことができる。

Claims (36)

  1. 不燃性エアロゾル送達システム用の構成要素であって、前記構成要素が、
    エアロゾル生成材料のシートから形成された本体であり、空隙を備える本体と、
    前記本体の内部の前記空隙に配置された少なくとも1つのチューブと
    を備え、
    前記エアロゾル生成材料のシートが、前記空隙の閉鎖端部を少なくとも部分的に画定する内部エッジを備え、
    前記空隙が、前記本体の端部の平面に開放端部を備える、構成要素。
  2. 前記エアロゾル生成材料のシートが、前記エアロゾル生成材料の横方向に延びるバンドの間に延びる複数の細長いストリップを備える、請求項1に記載の構成要素。
  3. 前記第1の内部エッジが、前記エアロゾル生成材料のシートの切り口である、請求項1又は2に記載の構成要素。
  4. 前記エアロゾル生成材料のシートが、前記第1の内部エッジを形成するスリットを備える、請求項3に記載の構成要素。
  5. 前記エアロゾル生成材料のシートが開口を備え、前記開口のエッジが、前記シート材料の前記第1の内部エッジを備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の構成要素。
  6. 前記開口の断面が、実質的に長方形である、請求項5に記載の構成要素。
  7. 前記エアロゾル生成材料のシートが、前記シート材料の軸端部に第1及び第2の外部エッジを備える、請求項1~6のいずれか一項に記載の構成要素。
  8. 前記少なくとも1つのチューブが、前記エアロゾル生成材料の本体と同軸に配置されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の構成要素。
  9. 前記チューブの端部が、前記エアロゾル生成材料の本体の端部の前記平面に配置されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の構成要素。
  10. 前記チューブが、サセプタを収容するように構成されている、請求項1~9のいずれか一項に記載の構成要素。
  11. 前記チューブが、少なくとも1つの反応性物質及び/又はエアロゾル修飾物質を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載の構成要素。
  12. 前記チューブが、紙から形成されている、請求項1~11のいずれか一項に記載の構成要素。
  13. 前記チューブの端部が、前記空隙の前記閉鎖端部壁と接触して係合するように配置されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の構成要素。
  14. 前記第1の内部エッジが、前記空隙の前記開放端部から長手方向に約5mm~約45mmの範囲の間隔をおいて配置されている、請求項1~13のいずれか一項に記載の構成要素。
  15. 送達システム用の構成要素を製造する方法であって、
    少なくとも1つのチューブと、第1の内部エッジ及び第2の内部エッジを備えるエアロゾル生成材料のシートとを備えるアセンブリを用意するステップと、
    シート材料を、本体の中に、前記本体が前記第1の内部エッジと前記第2の内部エッジとの間に前記少なくとも1つのチューブを収容する空隙を備えるように配置するステップであって、
    前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジが、前記空隙の閉鎖端部を少なくとも部分的に画定する、配置するステップと、
    前記第1内部エッジと前記第2の内部エッジとの間で前記本体を切断して、開放端部を伴う空隙を有する2つの本体部分を用意するステップと
    を含む、方法。
  16. 前記アセンブリを用意するステップが、前記エアロゾル生成材料のシートを切断して、エアロゾル生成材料の複数の細長いストリップを形成することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記アセンブリを用意するステップが、前記シート材料に前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成することを含む、請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記シート材料に前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成するステップが、前記シート材料を切断して、前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成することと、任意選択で、前記シート材料の全体の厚さを通じて切断して、前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成することとを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成するステップが、ナイフ及び/又はレーザを使用して前記シート材料を切断することを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成するステップが、前記シート材料にスリットを形成することを含む、請求項17~19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成するステップが、前記シート材料に、開口を、前記開口のエッジが前記シート材料の前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを備えるように形成することであって、任意選択で、前記開口が、実質的に長方形である、開口を形成することを含む、請求項17~19のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記開口を形成することが、前記シート材料に切欠を形成することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記アセンブリを用意するステップが、前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを備える前記シート材料を用意することと、次いで、前記シート材料に前記少なくとも1つのチューブを供給することとを含み、任意選択で、前記アセンブリを用意するステップが、前記シート材料に前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成することと、次いで、前記シート材料に少なくとも1つの物体を供給することとを含む、請求項15~22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記アセンブリを用意するステップが、前記シート材料を用意することと、前記シート材料に前記少なくとも1つの物体を供給することと、次いで、前記シート材料に前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジを形成することとを含む、請求項17~22のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記シート材料をクリンプするステップと、任意選択で、前記シート材料を、0.1mm~2mmの範囲のクリンプ深さまでクリンプするステップとを含む、請求項15~24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジが形成された後に、前記シート材料をクリンプするステップを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1の内部エッジ及び前記第2の内部エッジが形成される前に、前記シート材料をクリンプするステップを含む、請求項25に記載の方法。
  28. 前記アセンブリを用意するステップが、シート材料の連続ウェブを用意することを含む、請求項17~27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記連続ウェブにおいて複数の内部エッジを一定間隔で形成するステップを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記連続ウェブを移動させるステップと、前記連続ウェブが搬送経路に沿って移動するにつれて、前記少なくとも1つのチューブを一定間隔で供給するステップとを含む、請求項28又は29に記載の方法。
  31. 本体の中に前記シート材料を配置するステップが、前記シート材料を収集して前記本体を形成することを含む、請求項17~30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 第1の壁部分が、前記シート材料の前記第1の内部エッジを収集することによって画定され、及び/又は第2の壁部分が、前記シート材料の前記第2の内部エッジを収集することによって画定される、請求項31に記載の方法。
  33. 前記シート材料の少なくとも1つの内部エッジを指示する情報を検知するステップを含む、請求項17~32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記センサによって検知された前記少なくとも1つの内部エッジを指示する情報に基づいて、前記シート材料に対する、前記少なくとも1つのチューブが供給される位置を制御するステップを含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記シート材料に対する、前記少なくとも1つのチューブが供給される前記位置を制御するために、前記センサによって検知された前記前記少なくとも1つの内部エッジの位置を指示する前記情報に基づいて、前記チューブ供給デバイスを制御するステップと、任意選択で、前記少なくとも1つのチューブを前記シート材料に分配するタイミング及び/又は頻度を制御するステップとを含む、請求項34に記載の方法。
  36. 送達システム用の構成要素を製造するための装置であって、
    エアロゾル生成材料のシートに第1の内部エッジを形成するように構成されたエッジ形成デバイスと、
    前記エアロゾル生成材料のシートに少なくとも1つのチューブを配置するように構成されたチューブ供給デバイスと、
    本体の中に、前記本体が、前記少なくとも1つのチューブを収容する空隙を備えるように、前記エアロゾル生成材料のシートを配置するように構成された本体形成デバイスと
    を備え、
    前記第1の内部エッジが、前記空隙の境界を少なくとも部分的に画定する、装置。
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