JP2024521790A - メッセージ選択方法、装置及び機器 - Google Patents

Abstract

本願の実施例はメッセージ選択方法を開示し、ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作を検出した後に、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。第１コントロールは複数のメッセージを選択することに用いられる。第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置を決定する。第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作を検出した後に、目標位置の下方のメッセージを選定する。つまり、ユーザーは、自分のニーズに応じてメッセージにおける第１コントロールの目標位置を調整し、さらに第１コントロールをトリガーすることで目標位置の下方の複数のメッセージを選定することができる。明らかなように、本願の実施例により提供される技術的解決手段によれば、ユーザーが複数のメッセージを自動に選定することを支援できるだけでなく、ユーザーのニーズに応じて所定の位置のメッセージを選定することもでき、ユーザーの使用体験を向上させる。

Description

〔関連出願の相互参照〕
本願は２０２１年０７月１４日に中国特許庁に提出された、出願番号が２０２１１０７９６１００．Ｘ、出願名称が「メッセージ選択方法、装置及び機器」である中国特許出願の優先権を主張しており、その全内容は引用により本願に組み込まれている。

本願はコンピュータ処理の技術に関し、具体的には、メッセージ選択方法、装置及び機器に関する。

インターネット技術の継続的な発展に伴い、ユーザーのニーズを満たす機能がますます登場している。瞬間通信（Ｉｎｓｔａｎｔ Ｍｅｓｓａｇｉｎｇ、ＩＭ）は人々の仕事の重要なアシスタントとなっており、ＩＭを通じて効果的なコミュニケーションを実現することができる。複数のメッセージを転送するなど、いくつかの応用シーンで、ユーザーはセッションの複数の情報を選択する必要があるニーズが存在している。多数のメッセージを選択する必要があるとき、ユーザーは１つずつ選択しなければならず、多くの時間と労力を費やし、ユーザーの使用体験に影響を与える。

これに鑑みて、本願の実施例は、ユーザーが複数のメッセージを選択するのを自動に支援し、ユーザーの操作を軽減し、ユーザーの使用体験を向上させるのを実現するメッセージ選択方法、装置及び機器を提供する。

上記目的を実現するために、本願の実施例により提供される技術的解決手段は以下の通りである。

本願の実施例の第１態様は、
ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することと、
前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定することと、
前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定することと、を含むメッセージ選択方法を提供する。

本願の実施例の第２態様は、
ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示するための表示ユニットと、
前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定するための決定ユニットと、
前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定するための選定ユニットと、を含むメッセージ選択装置を提供する。

本願の実施例の第３態様は電子機器を提供し、前記機器はプロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリは、命令又はコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、
前記プロセッサは、前記メモリにおける前記命令又はコンピュータプログラムを実行し、第１態様に記載の方法を前記電子機器に実行させることに用いられる。

本願の実施例の第４態様は、コンピュータで実行されると、第１態様に記載の方法をコンピュータに実行させる命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。

本願の実施例の第５態様は、非一時的なコンピュータ可読媒体に担持されるコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムが、第１態様に記載の方法を実行するためのプログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品を提供する。

これから分かるように、本願の実施例は以下の有益な効果を有する。

本願の実施例により提供される技術的解決手段は、ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作を検出した後に、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。第１コントロールは複数のメッセージを選択することに用いられる。第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置を決定する。第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作を検出した後に、目標位置の下方のメッセージを選定する。つまり、ユーザーは、自分のニーズに応じてメッセージにおける第１コントロールの目標位置を調整し、さらに第１コントロールをトリガーすることで目標位置の下方の複数のメッセージを選定することができる。明らかなように、本願の実施例により提供される技術的解決手段によれば、ユーザーが複数のメッセージを自動に選定することを支援できるだけでなく、ユーザーのニーズに応じて所定の位置のメッセージを選定することもでき、ユーザーの使用体験を向上させる。

本願の実施例により提供されるメッセージ選択方法のフローチャートである。 本願の実施例により提供されるメッセージ複数選択モードに入る概略図である。 本願の実施例により提供されるメッセージ複数選択モードに入る別の概略図である。 本願の実施例により提供されるドラッグシーンの概略図である。 本願の実施例により提供されるスクロールシーンの概略図である。 本願の実施例により提供される表示効果図である。 本願の実施例により提供される１タイプのメッセージ選択概略図である。 本願の実施例により提供される別のタイプのメッセージ選択概略図である。 本願の実施例により提供されるジャンプシーンの概略図である。 本願の実施例により提供される情報プロンプトシーンの概略図である。 本願の実施例により提供されるメッセージ選択装置の構造図である。 本願の実施例により提供される電子機器の構造概略図である。

以下、本願の上記目的、特徴及び利点をより明瞭で容易に理解できるために、図面及び具体的な実施形態と併せて本願の実施例をさらに詳細に説明する。ここで説明される具体的な実施例は本願を解釈するためのものに過ぎず、本願を限定するものではないことを理解できる。また、説明の便宜上、図面は本願に関連する部分のみを示しており、すべての構造を示していないことに留意されたい。

現在、いくつかの瞬間通信ＩＭソフトウェアでは、ユーザーの操作を容易にするために、メッセージの複数選択機能が提供されている。しかしながら、ユーザーが多数のメッセージを選択する必要があるとき、１つずつ選択しなければならず、多くの時間と労力を費やし、作業効率が低くなり、ユーザーの使用体験に影響を与える。

これに基づき、本願の実施例はメッセージ選択方法を提供し、セッションインターフェースにおいて、ユーザーのトリガー操作に応答して、メッセージ複数選択モードに入る。該メッセージ複数選択モードで、複数のメッセージを選択できる第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。メッセージ複数選択モードで、ユーザーは、自分のニーズに応じてメッセージにおける第１コントロールの位置を調整し、第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置を決定することができる。第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、目標位置の下方の複数のメッセージを一回で選定することができる。

以下、理解を容易にするために、図面を併せて本願の実施例に提供されるメッセージ選択方法を説明する。

図１を参照すると、該図は本願の実施例により提供されるメッセージ選択方法のフローチャートであり、図１に示すように、該方法は、Ｓ１０１～Ｓ１０３を含んでもよい。

Ｓ１０１：ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。

本実施例では、ユーザーがセッション内に複数のメッセージを選択する必要があるとき、予め設定されたトリガー操作により、メッセージ複数選択モードに入ることができる。メッセージ複数選択モードに入った後、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。第１コントロールの選択可能な複数のメッセージの数が予め設定されてもよく、例えば、第１コントロールが１００個のメッセージを選択できると予め定義すれば、第１コントロールにより１００個のメッセージを一回で選定することができる。具体的には、ユーザーは、以下の方式でトリガーしてメッセージ複数選択モードに入ることができる。

一例において、メッセージウィンドウ内の第１メッセージに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第３コントロールを表示し、第３コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。第１メッセージは、ユーザーが選択する必要がある複数のメッセージのうちの１つであってもよい。例えば、図２ａに示すように、ユーザーがセッションインターフェースにおいて選択すべきメッセージを選択し、右クリックして複数選択モードコントロール２０１（第３コントロール）、コピーコントロール２０２等のコントロールを表示する。ユーザーは複数選択モードコントロール２０１をクリックし、メッセージ複数選択モードに入り、該メッセージ複数選択モードでメッセージ複数選択コントロール２０３（第１コントロール）及び複数のチェックボックス２０４を表示する。図２ａにおける点線は複数選択コントロール２０３の位置を指示することに用いられる。

別の一例では、ユーザーがセッションページにおいて複数のメッセージをボックスで選択することに応答して、メッセージ複数選択モードに入る。すなわち、セッションアプリケーションは、ユーザーがセッションページにおいて複数のメッセージをボックスで選択したことを検出すると、メッセージ複数選択モードに自動的に入る。例えば、図２ｂに示すように、ユーザーは、マウスをスクロールしてセッションページにおいて複数のメッセージをボックスで選択し、ユーザーが複数のメッセージをボックスで選択したことを識別すると、複数選択モードに自動的に入り、該複数選択モードで、メッセージ複数選択コントロール２０３（第１コントロール）及び複数のチェックボックス２０４を表示する。

いくつかの応用シーンにおいて、セッションページに含まれるメッセージの数が少なく又はメッセージの長さが短い場合、ユーザーは、トリガーしてメッセージ複数選択モードに入らずに、手動に選択することができるため、ユーザーの操作が簡略化される。一例では、ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数以上である場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。予め設定された下限数は実際の状況に応じて設定できる。例えば、予め設定された下限数が５であり、セッション記録に含まれるメッセージの数が５以上である場合、ユーザーのトリガー操作に応答して、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示し、セッション記録に含まれるメッセージの数が５未満である場合、ユーザーは、メッセージ複数選択モードに入らずに、手動に選択することができる。別の一例では、ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数未満であり、且つメッセージウィンドウ内のメッセージの長さが予め設定された長さ以上である場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。つまり、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数未満であっても、セッション記録内のメッセージの長さが予め設定された長さ以上である場合、ユーザーが複数のメッセージを選択する必要があると、ページスクロール操作をトリガーしなければならず、この場合、ユーザーのトリガー操作に応答して、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。メッセージの長さが実際の応用の状況に応じて設定でき、例えば、セッションページ内のすべてのメッセージの長さが表示画面を超えると、ユーザーのトリガー操作に応答して、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。

Ｓ１０２：第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置を決定する。

メッセージ複数選択モードで、ユーザーは、自分のニーズに応じてメッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの位置を調整することができる。一例において、ユーザーは第１コントロールを自在にドラッグし、第１コントロールを選択すべきメッセージの位置に移動し、ユーザーがドラッグ操作を停止した後、最終的なドラッグ位置を、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置として決定する。すなわち、第１コントロールの位置を調整することにより、ユーザーに必要な複数のメッセージを選択することができ、ユーザーの使用体験を向上させる。例えば、図２ｃに示すように、ユーザーは第１コントロールを第１位置から第２位置にドラッグし、第１コントロールを第２位置にドラッグし且つドラッグを停止した後に、第２位置を、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置として決定する。別の一例では、メッセージウィンドウ内のメッセージ内容に対するユーザーのスクロール操作に応答して、メッセージウィンドウ内の第１コントロールの位置を変えず、スクロール操作に基づき、メッセージウィンドウ内に示されるメッセージ内容を決定する。例えば、図２ｄに示すように、第１コントロールの位置は変わらず、ユーザーはメッセージウィンドウ内のメッセージ内容をスクロールし、メッセージウィンドウ内に示されるメッセージ内容を変える。

Ｓ１０３：第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、目標位置の下方のメッセージを選定する。

第１コントロールを目標位置にドラッグした後に、第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、目標位置の下方の複数のメッセージを選定する。目標位置の下方のメッセージを選定する数は、実際のニーズに応じて設定できる。一例において、目標位置の下方のあらゆるメッセージを選定することができる。すなわち、選定されたメッセージの数に上限がなく、目標位置の下方の各メッセージを選定する。別の一例では、目標位置の下方の予め設定された上限数のメッセージを選定し、該予め設定された上限数は選定可能なメッセージの最大数を指す。つまり、第１コントロールをトリガーすることで、予め設定された上限数までのメッセージを選択できる。目標位置の下方のメッセージの数が予め設定された上限数未満である場合、第１コントロールをトリガーすることで、目標位置の下方のあらゆるメッセージを選定する。目標位置の下方のメッセージの数が予め設定された上限数以上である場合、第１コントロールをトリガーすることで、目標位置の下方の予め設定された上限数のメッセージを順に選定する。例えば、予め設定された上限数が１００であり、目標位置の下方のメッセージの数が１５０であると、第１コントロールをトリガーすることで、目標位置から１００個のメッセージを上から下へ選定する。

好ましくは、ユーザーの使用体験を向上させ、ユーザーが第１コントロールの選定可能なメッセージの最大数を確認することを容易にするために、目標位置の下方のメッセージの数が予め設定された上限数未満である場合、第１コントロールに予め設定された上限数を表示することができる。

上記説明から明らかなように、ユーザーのトリガー操作を検出し、ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作を検出した後に、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示する。第１コントロールは複数のメッセージを選択することに用いられる。第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける第１コントロールの目標位置を決定する。第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作を検出した後に、目標位置の下方のメッセージを選定する。つまり、ユーザーは、自分のニーズに応じてメッセージにおける第１コントロールの目標位置を調整し、さらに第１コントロールをトリガーすることで目標位置の下方の複数のメッセージを選定することができる。明らかなように、本願の実施例により提供される技術的解決手段によれば、ユーザーが複数のメッセージを自動に選定することを支援できるだけでなく、ユーザーのニーズに応じて所定の位置のメッセージを選定することもでき、ユーザーの使用体験を向上させる。

１つの応用シーンにおいて、ユーザーが選定されたメッセージの数を直感的に確認できることを容易にするために、第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定されたメッセージの数を第１コントロールに表示する。例えば、図２ｅに示すように、メッセージ複数選択コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された数５０／１００を表示し、そのうち、５０は現在の選定されたメッセージの数を表し、１００は予め設定された上限数である。

いくつかの応用シーンにおいて、第１コントロールにより選定されたメッセージがいくつかの選定する必要がないメッセージを含む場合、該メッセージの選択を解除することができる。選定されたメッセージの一部に対するユーザーの選定解除操作に応答して、第１コントロールに表示される選定されたメッセージの数をリアルタイムに更新する。

いくつかの応用シーンにおいて、ユーザーのニーズに応じて特定のタイプのメッセージを選択し、ユーザーの使用体験を向上させるために、ユーザーがトリガーしたメッセージスクリーニングモードに入る操作に応答して、第２コントロールを表示し、第２コントロール内の目標タイプに対するユーザーの選択操作に応答して、目標位置の下方の目標タイプの対応するメッセージを選定する。第２コントロールは異なるタイプのメッセージを選択することに用いられ、異なるタイプのメッセージは、ビデオ、写真、ファイル、スケジュールカード等を含んでもよい。第２コントロールのレイアウトは実際のニーズに応じて設定でき、例えば、第２コントロールは独立したコントロールとしてメッセージウィンドウ内に表示でき、図３ａに示すように、メッセージ複数選択コントロール２０３（第１コントロール）及びメッセージタイプ選択コントロール２０５（第２コントロール）はそれぞれ独立したコントロールとしてメッセージウィンドウ内に表示される。又は第２コントロールは、第１コントロール内に配置され、プルダウンメニューの形式で示されてもよい。図３ｂに示すように、ユーザーは、第１コントロール２０３をトリガーすることで、プルダウンメニューを表示し、プルダウンメニュー２０５を通じて所要の目標タイプを選択する。

いくつかの応用シーンにおいて、第１コントロールにより複数のメッセージを選択した後に、第４コントロールを表示することができ、第４コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された最後のメッセージの位置にジャンプする。すなわち、ユーザーは、第４コントロールをトリガーすることで、選定された最後のメッセージの所在する位置に直接ジャンプすることができ、それにより、ユーザーは選定された最後のメッセージを直感的に確認することができる。例えば、図３ｃに示すように、複数のメッセージを選択した後に、位置決めコントロール２０６（第４コントロール）を表示し、位置決めコントロール２０６に対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された複数のメッセージの最後のメッセージの所在する位置にジャンプする。

いくつかの応用シーンにおいて、メッセージ複数選択モードに入った後、さらに、ターゲットキーで複数のメッセージを選択できるのをプロンプトするためのプロンプトメッセージを、メッセージウィンドウに表示することができ、それにより、ユーザーはターゲットキーで複数のメッセージを迅速に選定することができる。例えば、図３ｄに示すように、メッセージ複数選択モードに入った後に、メッセージウィンドウにプロンプトメッセージ２０７を表示し、該プロンプトメッセージ２０７は、ｓｈｉｆｔを押して複数のメッセージを選択するのをプロンプトする。

上記方法実施例に基づき、本願の実施例はメッセージ選択装置を提供し、以下、図面を参照しながら説明する。

図４を参照すると、該図は本願の実施例により提供されるメッセージ選択装置の構造図であり、図４に示すように、該装置４００は、表示ユニット４０１、決定ユニット４０２、及び選定ユニット４０３を含んでもよい。

表示ユニット４０１は、ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することに用いられ、
決定ユニット４０２は、前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定することに用いられ、
選定ユニット４０３は、前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定することに用いられる。

具体的な実現形態では、決定ユニット４０２は、具体的には、ユーザーがメッセージウィンドウ内に前記第１コントロールをドラッグする操作に応答して、最終的なドラッグ位置に基づいて、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定し、又は、ユーザーが前記メッセージウィンドウ内のメッセージ内容をスクロールする操作に応答して、メッセージウィンドウ内の前記第１コントロールの位置を変えず、前記スクロール操作に基づき、メッセージウィンドウ内に示されるメッセージ内容を決定することに用いられる。

具体的な実現形態では、前記表示ユニット４０１は、さらに、ユーザーがトリガーしたメッセージスクリーニングモードに入る操作に応答して、異なるタイプのメッセージを選択するための第２コントロールを表示することに用いられる。

前記選定ユニット４０３は、具体的には、前記第２コントロール内の目標タイプに対するユーザーの選択操作に応答して、前記目標位置の下方の前記目標タイプの対応するメッセージを選定することに用いられる。

具体的な実現形態では、前記表示ユニット４０１は、具体的には、メッセージウィンドウ内の第１メッセージに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第３コントロールを表示し、前記第３コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示し、又は、ユーザーがメッセージウィンドウ内に複数のメッセージをボックスで選択する操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することに用いられる。

具体的な実現形態では、前記選定ユニット４０３は、具体的には、前記目標位置の下方のすべてのメッセージを選定し、又は、前記目標位置の下方の予め設定された上限数のメッセージを選定することに用いられ、前記予め設定された上限数は選定可能なメッセージの最大数である。

具体的な実現形態では、前記表示ユニット４０１は、具体的には、前記第１コントロールに前記予め設定された上限数を表示することに用いられる。

具体的な実現形態では、前記装置はジャンプユニットをさらに含む。

前記表示ユニット４０１は、さらに、第４コントロールを表示することに用いられる。

前記ジャンプユニットは、前記第４コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された最後のメッセージの位置にジャンプすることに用いられる。

具体的な実現形態では、前記表示ユニット４０１は、具体的には、ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数以上である場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示し、又は、ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数未満であり、且つメッセージウィンドウ内のメッセージの長さが予め設定された長さよりも大きい場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することに用いられる。

具体的な実現形態では、前記表示ユニット４０１は、さらに、選定されたメッセージの数を前記第１コントロールに表示することに用いられる。

具体的な実現形態では、前記装置は更新ユニットをさらに含む。

前記更新ユニットは、選定されたメッセージの一部に対するユーザーの選定解除操作に応答して、前記第１コントロールに表示される選定されたメッセージの数をリアルタイムに更新することに用いられる。

説明する必要があるものとして、本実施例の各ユニットの実現は、図１に示される方法実施例における関連する説明を参照でき、本実施例はここで詳しく説明しない。

以下、図５を参照すると、本願の実施例の実現に適用される電子機器５００の構造概略図を示す。本願の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ、パーソナル携帯情報機器）、ＰＡＤ（ｐｏｒｔａｂｌｅ ａｎｄｒｏｉｄ ｄｅｖｉｃｅ、タブレットコンピュータ）、ＰＭＰ（Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｍｅｄｉａ Ｐｌａｙｅｒ、ポータブルマルチメディアプレイヤー）、車載端末（例えば、車載ナビゲーション端末）等の移動端末、及びデジタルＴＶ（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ、テレビ）、デスクトップコンピュータ等の固定端末を含むことができるがこれらに限定されない。図５に示される電子機器は一例に過ぎず、本願の実施例の機能及び使用範囲に何かの制限を与えるものではない。

図５に示すように、電子機器５００は、処理装置（例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等）５０１を含んでもよく、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）５０２に記憶されるプログラム、又は記憶装置５０８からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）５０３にロッドされるプログラムに基づき、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。ＲＡＭ５０３には、電子機器５００の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置５０１、ＲＯＭ５０２及びＲＡＭ５０３は、バス５０４を介して互いに接続される。入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース５０５もバス５０４に接続される。

通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置５０６、例えば、液晶表示（ＬＣＤ）、スピーカ、発振器等を含む出力装置５０７、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置５０８、及び通信装置５０９はＩ／Ｏインタフェース５０５に接続することができる。通信装置５０９は、端末機器５００が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にすることができる。図５は様々な装置を有する電子機器５００を示しているが、すべての示される装置を実施又は備えることが必要ではないのを理解すべきである。代わりに、より多く又はより少ない装置を実施又は備えてもよい。

特に、本願の実施例によれば、フローチャートを参照して説明される上記過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。例えば、本願の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置５０９を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、記憶装置５０８からインストールされるか、ＲＯＭ５０２からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置５０１によって実行されると、本願の実施例の方法に限定される上記機能を実行する。

本願の実施例により提供される電子機器は上記実施例により提供されるメッセージ選択方法と同じ発明概念に属し、本実施例に詳しく説明されていない技術的詳細は上記実施例を参照でき、且つ本実施例は上記実施例と同様な有益な効果を有する。

本願の実施例は、プロセッサによって実行されると、上記実施例の何れに記載のメッセージ選択方法を実現するコンピュータプログラムが記憶される、コンピュータ可読媒体を提供する。

説明する必要があるものとして、本願に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体、コンピュータ可読記憶媒体、又は上記の両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、１つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバー、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせであってもよいがこれらに限定されない。本願では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含み又は記憶する任意の有形の媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又はそれらと結合して使用されてもよい。本願では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて、又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は様々な形態を用いることができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はさらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又はそれらと結合して使用されるためのプログラムを送信、伝搬又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送でき、ワイヤー、光ケーブル、ＲＦ（無線周波数）等、又は上記の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない。

いくつかの実施形態では、クライアント、サーバは、例えばＨＴＴＰ（Ｈｙｐｅｒ Ｔｅｘｔ Ｔｒａｎｓｆｅｒ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ、ハイパーテキスト転送プロトコル）などの、現在既知又は将来開発しようとする任意のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）に互いに接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク（「ＬＡＮ」）、ワイドエリアネットワーク（「ＷＡＮ」）、ワールドワイドウェブ（例えば、インターネット）、エンドツーエンドネットワーク（例えば、ａｄ ｈｏｃエンドツーエンドネットワーク）、及び現在既知又は将来開発しようとする任意のネットワークを含む。

上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器内に組み立てられていないものであってもよい。

上記コンピュータ可読媒体に１つ又は複数のプログラムが担持され、上記１つ又は複数のプログラムが該端末機器によって実行されると、該電子機器は上記メッセージ選択方法を実行する。

一種又は複数種のプログラミング言語又はその組み合わせで、本願の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、Ｊａｖａ、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ、Ｃ＋＋のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含むがこれらに限定されず、「Ｃ」言語のような通常の手続き型プログラミング言語、又は類似するプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザーのコンピュータで実行されてもよく、部分的にユーザーのコンピュータで実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよく、一部がユーザーのコンピュータで、一部がリモートコンピュータで実行されてもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）又はワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）を含む任意の種類のネットワークを介してユーザーコンピュータに接続することができ、又は、外部コンピュータに接続することができる（例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する）。

図面におけるフローチャート及びブロック図は、本願の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、１つのモジュール、プログラムセクション、又はコードの一部を代表することができ、該モジュール、プログラムセクション、又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための１つ又は複数の実行可能な命令を含む。なお、いくつかの代替の実現では、ブロックに示される機能は、図に示される順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、連続的に示された２つのブロックは、関する機能によって、実際にほぼ並行して実行されてもよく、逆の順序で実行されてもよい。なお、ブロック図及び／又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び／又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行するための、ハードウェアに基づいた専用のシステムで実現されてもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。

本願の実施例に係るユニットは、ソフトウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアの形態で実現されてもよい。ある場合、ユニット／モジュールの名称は該ユニット自体に対する限定を構成しない。例えば、語音データ収集モジュールは「データ収集モジュール」として説明できる。

本明細書において、上記の説明された機能は、少なくとも部分的に１つ又は複数のハードウェア論理部材により実行されてもよい。例えば、使用可能なハードウェア論理部材の例示的なタイプは、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、特定用途向け標準製品（ＡＳＳＰ）、システムオンチップ（ＳＯＣ）、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ）等を含むが、これらに限定されない。

本願の文脈において、機械可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器に使用され、又は命令実行システム、装置又は機器と結合して使用されるプログラムを含み又は記憶する有形の媒体であってもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上記のものの任意の適切な組み合わせを含むことができるがこれらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、１つ又は複数のケーブルによる電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバー、ポータブルコンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光学記憶機器、磁気記憶機器、又は上記のものの任意の適切な組み合わせを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、
ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することと、
前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定することと、
前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定することと、を含むメッセージ選択方法を提供する。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定することは、
ユーザーがメッセージウィンドウ内に前記第１コントロールをドラッグする操作に応答して、最終的なドラッグ位置に基づいて、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定すること、
又は、
ユーザーが前記メッセージウィンドウ内のメッセージ内容をスクロールする操作に応答して、メッセージウィンドウ内の前記第１コントロールの位置を変えず、前記スクロール操作に基づき、メッセージウィンドウ内に示されるメッセージ内容を決定することを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、該方法は、
ユーザーがトリガーしたメッセージスクリーニングモードに入る操作に応答して、異なるタイプのメッセージを選択するための第２コントロールを表示することと、
前記第２コントロール内の目標タイプに対するユーザーの選択操作に応答して、前記目標位置の下方の前記目標タイプの対応するメッセージを選定することと、をさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することは、
メッセージウィンドウ内の第１メッセージに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第３コントロールを表示し、前記第３コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示すること、
又は、
ユーザーがメッセージウィンドウ内に複数のメッセージをボックスで選択する操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記目標位置の下方のメッセージを選定することは、
前記目標位置の下方のすべてのメッセージを選定すること、
又は、前記目標位置の下方の予め設定された上限数のメッセージを選定することであって、前記予め設定された上限数は選定可能なメッセージの最大数であることを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、該方法は、
前記第１コントロールに前記予め設定された上限数を表示することをさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
第４コントロールを表示することと、
前記第４コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された最後のメッセージの位置にジャンプすることと、をさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することは、
ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数以上である場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示すること、
又は、
ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数未満であり、且つメッセージウィンドウ内のメッセージの長さが予め設定された長さよりも大きい場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
選定されたメッセージの数を前記第１コントロールに表示することをさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
選定されたメッセージの一部に対するユーザーの選定解除操作に応答して、前記第１コントロールに表示される選定されたメッセージの数をリアルタイムに更新することをさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、
ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示するための表示ユニットと、
前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定するための決定ユニットと、
前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定するための選定ユニットと、を含むメッセージ選択装置を提供する。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、決定ユニットは、具体的には、ユーザーがメッセージウィンドウ内に前記第１コントロールをドラッグする操作に応答して、最終的なドラッグ位置に基づいて、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定し、又は、ユーザーが前記メッセージウィンドウ内のメッセージ内容をスクロールする操作に応答して、メッセージウィンドウ内の前記第１コントロールの位置を変えず、前記スクロール操作に基づき、メッセージウィンドウ内に示されるメッセージ内容を決定することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記表示ユニットは、さらに、ユーザーがトリガーしたメッセージスクリーニングモードに入る操作に応答して、異なるタイプのメッセージを選択するための第２コントロールを表示することに用いられる。

前記選定ユニットは、具体的には、前記第２コントロール内の目標タイプに対するユーザーの選択操作に応答して、前記目標位置の下方の前記目標タイプの対応するメッセージを選定することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記表示ユニットは、具体的には、メッセージウィンドウ内の第１メッセージに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第３コントロールを表示し、前記第３コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示し、又は、ユーザーがメッセージウィンドウ内に複数のメッセージをボックスで選択する操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記選定ユニットは、具体的には、前記目標位置の下方のすべてのメッセージを選定し、又は、前記目標位置の下方の予め設定された上限数のメッセージを選定することに用いられ、前記予め設定された上限数は選定可能なメッセージの最大数である。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記表示ユニットは、具体的には、前記第１コントロールに前記予め設定された上限数を表示することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記装置はジャンプユニットをさらに含む。

前記表示ユニットは、さらに、第４コントロールを表示することに用いられる。

前記ジャンプユニットは、前記第４コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された最後のメッセージの位置にジャンプすることに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記表示ユニットは、具体的には、ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数以上である場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示し、又は、ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数未満であり、且つメッセージウィンドウ内のメッセージの長さが予め設定された長さよりも大きい場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記表示ユニットは、さらに、選定されたメッセージの数を前記第１コントロールに表示することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、前記装置は更新ユニットをさらに含む。

前記更新ユニットは、選定されたメッセージの一部に対するユーザーの選定解除操作に応答して、前記第１コントロールに表示される選定されたメッセージの数をリアルタイムに更新することに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、電子機器を提供し、前記機器はプロセッサ及びメモリを含み、
前記メモリは、命令又はコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、
前記プロセッサは、前記メモリにおける前記命令又はコンピュータプログラムを実行し、前記メッセージ選択方法を前記電子機器に実行させることに用いられる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、コンピュータで実行されると、前記メッセージ選択方法をコンピュータに実行させる命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。

説明する必要があるものとして、本明細書における各実施例は、他の実施例との相違点に焦点を当てて段階的に説明されており、各実施例の間の同じ部分及び類似する部分は互いに参照すればよい。実施例に開示されているシステム又は装置について、それが実施例に開示されている方法に対応するため、説明は比較的簡単であり、関連する内容は方法部分の説明を参照すればよい。

本願において、「少なくとも１つ（項）」とは１つ又は複数を指し、「複数」とは２つ又は２つ以上を指す。「及び／又は」は、関連対の関連関係を説明するためのものであり、３つの関係が存在可能であることを表し、例えば、「Ａ及び／又はＢ」は、単独のＡ、単独のＢ、ＡとＢとの組み合わせという３つのケースを表すことができ、Ａ、Ｂは単数又は複数であってもよい。文字「／」は、一般的には前後の関連対象が「又は」の関係であることを表す。「以下の少なくとも１項（個）」又はその類似する表現は、単一の項目（個）又は複数の項目（個）の任意の組合せを含む、これらの項目の任意の組み合わせである。例えば、ａ、ｂ又はｃのうちの少なくとも１項（個）は、ａ、ｂ、ｃ、「ａ及びｂ」、「ａ及びｃ」、「ｂ及びｃ」、又は「ａ、ｂ、及びｃ」を表すことができ、そのうち、ａ、ｂ、ｃは単一であってもよく、複数であってもよい。

さらに説明する必要があるものとして、本明細書において、第１、第２等の関係用語は、特定の実体又は操作を他の実体又は操作と区別するために用いられるだけであり、必ずしも、これらの実体又は操作の間にそのような実際の関係又は順序が存在することを必要とするか、又は暗示するものではない。且つ、用語「含む」、「包含」又はそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図するものであり、それにより、一連の要素を含む過程、方法、物品又は機器は、それらの要素を含むだけでなく、明確に示されていない他の要素をさらに含み、又はこのような過程、方法、物品又は機器に固有の要素をさらに含む。さらなる制限がない限り、「１つの…を含む」という文で限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品又は機器における他の同一要素の存在を排除しない。

本明細書に開示されている実施例と組み合わせて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、又は両方の組み合わせで実施できる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、メモリ、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、電気的にプログラム可能なＲＯＭ、電気的消去可能プログラマブルＲＯＭ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、ＣＤ－ＲＯＭ、又は技術分野内の周知の他の任意の形式の記憶媒体に配置できる。

開示されている実施例に対する上記の説明により、当業者は本願を実現又は使用することができる。当業者にとって、これらの実施例の様々な修正は明らかなものであり、本明細書に定義される一般的な原理は、本願の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施例で実現することができる。したがって、本願は、本明細書に示されるこれらの実施例に制限されるものではなく、本明細書に開示されている原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (14)

1. メッセージ選択方法であって、
   ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することと、
   前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定することと、
   前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定することと、を含む、メッセージ選択方法。
2. 前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定することは、
   ユーザーがメッセージウィンドウ内に前記第１コントロールをドラッグする操作に応答して、最終的なドラッグ位置に基づいて、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定すること、
   又は、
   前記メッセージウィンドウ内のメッセージ内容に対するユーザーのスクロール操作に応答して、メッセージウィンドウ内の前記第１コントロールの位置を変えず、前記スクロール操作に基づき、メッセージウィンドウ内に示されるメッセージ内容を決定することを含む、請求項１に記載の方法。
3. ユーザーがトリガーしたメッセージスクリーニングモードに入る操作に応答して、異なるタイプのメッセージを選択するための第２コントロールを表示することと、
   前記第２コントロール内の目標タイプに対するユーザーの選択操作に応答して、前記目標位置の下方の前記目標タイプの対応するメッセージを選定することと、をさらに含む、請求項１に記載の方法。
4. ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することは、
   メッセージウィンドウ内の第１メッセージに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第３コントロールを表示し、前記第３コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示すること、
   又は、
   ユーザーがメッセージウィンドウ内に複数のメッセージをボックスで選択する操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することを含む、請求項１に記載の方法。
5. 前記目標位置の下方のメッセージを選定することは、
   前記目標位置の下方のすべてのメッセージを選定すること、
   又は、
   前記目標位置の下方の予め設定された上限数のメッセージを選定することであって、前記予め設定された上限数は選定可能なメッセージの最大数であること、を含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記第１コントロールに前記予め設定された上限数を表示することを、さらに含む、請求項５に記載の方法。
7. 第４コントロールを表示することと、
   前記第４コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、選定された最後のメッセージの位置にジャンプすることと、をさらに含む、請求項１に記載の方法。
8. ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示することは、
   ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数以上である場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示すること、
   又は、
   ユーザーのトリガー操作に応答し、セッション記録内のメッセージの数が予め設定された下限数のメッセージの数未満であり、且つメッセージウィンドウ内のメッセージの長さが予め設定された長さよりも大きい場合、メッセージ複数選択モードに入り、第１コントロールをメッセージウィンドウに表示すること、を含む、請求項１～７のいずれか１項に記載の方法。
9. 選定されたメッセージの数を前記第１コントロールに表示することを、さらに含む、請求項１に記載の方法。
10. 選定されたメッセージの一部に対するユーザーの選定解除操作に応答して、前記第１コントロールに表示される選定されたメッセージの数をリアルタイムに更新することをさらに含む、請求項９に記載の方法。
11. メッセージ選択装置であって、
    ユーザーがトリガーしたメッセージ複数選択モードに入る操作に応答して、複数のメッセージを選択するための第１コントロールをメッセージウィンドウに表示するための表示ユニットと、
    前記第１コントロールに対するユーザーの位置変更操作に応答して、メッセージウィンドウ内のメッセージにおける前記第１コントロールの目標位置を決定するための決定ユニットと、
    前記第１コントロールに対するユーザーのトリガー操作に応答して、前記目標位置の下方のメッセージを選定するための選定ユニットと、を含む、メッセージ選択装置。
12. 電子機器であって、前記電子機器はプロセッサ及びメモリを含み、
    前記メモリは、命令又はコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、
    前記プロセッサは、前記メモリにおける前記命令又はコンピュータプログラムを実行し、請求項１～１０のいずれか１項に記載の方法を前記電子機器に実行させることに用いられる、電子機器。
13. コンピュータで実行されると、請求項１～１０のいずれか１項に記載の方法をコンピュータに実行させる命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
14. 非一時的なコンピュータ可読媒体に担持されるコンピュータプログラムを含み、該コンピュータプログラムは、請求項１～１０のいずれか１項に記載の方法を実行するためのプログラムコードを含む、コンピュータプログラム製品。

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