JP2024521244A - Ncjtのためのimr及びcmr関連付けのための方法及びノード - Google Patents

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Abstract

CSI報告のために複数のCSI測定を実行するための、UEによって実行される方法が提供され、複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RSリソースに基づいており、複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいており、UEに、CMRのセットとIMRのセットとが設定されている。本方法は、インジケーションを含む設定を取得することであって、当該設定は、第1のCSI測定を実行するための、CMRのセット内の第1の個数(M)のリソースと、第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第2の個数(N)のリソースペアと、IMRのセット内の第3の個数のリソースと、CMRのセット内のM個のリソースと、IMRのセット内のM個のリソースとを、CMRのセット内及びIMRのセット内のM個のリソースの第1の順序付けに基づき、かつ、CMRのセット内のN個のリソースペア及びIMRのセット内のN個のリソースの第2の順序付けに基づく、CMRのセット内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けと、のインジケーションを含む、ことと、少なくとも取得された設定に基づいて、CSI測定を実行することと、を含みうる。

Description

関連出願
本出願は、2022年5月11日に出願された、「Framework for IMR and CMR association for NCJT」と題された米国仮特許出願第63/187,100号の利点及び優先度を主張し、その開示の全体が本明細書において援用される。
本説明は、全体として無線通信システムに関するものであり、より詳細には、NCJTのためのIMR及びCMR関連付けを処理するための方法及びノードに関するものである。
ニューレディオ(NR)は、ダウンリンク(DL)(即ち、ネットワークノード、gNB又は基地局からユーザ装置(UE)へ)、及びアップリンク(UL)(即ち、UEからgNBへ)の両方において、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(CP-OFDM:Cyclic Prefix Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を使用する。離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDMもアップリンクにおいてサポートされる。時間領域において、NRダウンリンク及びアップリンクは、それぞれ1msの等しいサイズのサブフレームに編成される。サブフレームは、等しい持続時間の複数のスロットに更に分割される。スロット長は、サブキャリア間隔に依存する。Δf=15kHzのサブキャリア間隔の場合、サブフレームごとに1つのスロットのみが存在し、各スロットは14個のOFDMシンボルから成る。
NRにおけるデータスケジューリングは、典型的にはスロットベースであり、図1には14シンボルスロットを用いる例が示されており、ここで、最初の2つのシンボルは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を含み、残りのシンボルは、物理共有データチャネル、PDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)又はPUSCH(物理アップリンク共有チャネル)のいずれか、を含む。
NRでは、異なる複数のサブキャリア間隔値がサポートされる。サポートされるサブキャリア間隔(異なるヌメロロジーとも称される)は、Δf=(15×2μ)kHzによって与えられ、ここで、μ∈{0,1,2,3,4}である。Δf=15kHzは、基本サブキャリア間隔である。種々のサブキャリア間隔におけるスロット持続時間は、1/2μミリ秒によって与えられる。
周波数領域では、システム帯域幅がリソースブロック(RB)に分割され、それぞれが12個の連続するサブキャリアに対応する。RBには、システム帯域幅の一端から0で始まる番号が付される。図2には基本NR物理時間‐周波数リソースグリッドが示されており、ここでは14シンボルスロット内の1つのリソースブロック(RB)のみが示されている。1OFDMシンボルインターバルにおける1OFDMサブキャリアは、1つのリソース要素(RE)を形成する。
チャネル状態情報(CSI)及びCSIフィードバック
ロングタームエボリューション(LTE)及びNRにおけるコアコンポーネントは、多入力多出力(MIMO)アンテナ展開及びMIMO関連技術のサポートである。空間多重は、良好なチャネル条件において高いデータレートを達成するために使用されるMIMO技術の1つである。
r個のDLシンボルs=[s1, s2, ..., srTを送信するためのgNBにおけるNT個のアンテナポートを有するアンテナアレイについて、あるRE nにおけるNR個の受信アンテナを有するUEにおける受信信号は、
Figure 2024521244000002
として表されうる。ここで、ynは、NR×1受信信号ベクトルであり、Hnは、gNBとUEとの間のREにおけるNR×NTチャンネル行列であり、Wは、NT×rプリコーダ行列であり、enは、UEによってREにおいて受信されるNR×1雑音プラス干渉ベクトルである。プリコーダWは、ワイドバンドプリコーダ(即ち、帯域幅部分(BWP)全体にわたって一定)、又はサブバンドプリコーダ(即ち、各サブバンドにわたって一定)でありうる。
プリコーダ行列は、可能性のあるプリコーダ行列のコードブックから選択され、所与の個数のシンボルストリームについてコードブック内の一意のプリコーダ行列を特定するプリコーダ行列インジケータ(PMI)によって報告される。sにおけるr個のシンボルのそれぞれは、空間レイヤに対応する。rは、チャネルのランクと称され、ランクインジケータ(RI)によって報告される。
所与のブロック誤り率(BLER)について、変調レベル及び符号化方式(MCS)は、チャネル品質インジケータ(CQI)によって報告される、観測された信号対雑音及び干渉比(SINR)に基づいてUEによって決定される。NRは、ランクに応じて、スロット内のUEへの1つ又は2つのトランスポートブロック(TB)のいずれかの送信をサポートする。1つのTBがランク1~4に使用され、2つのTBがランク5~8に使用される。CQIは、各TBに対して関連付けられる。CQI/RI/PMIレポートは、設定に基づいてワイドバンド又はサブバンドのいずれかとされうる。RI、PMI、及びCQIはCSIの一部であり、UEによってネットワークノード又はgNBへ報告される。
チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)及びCSI-IM
CSI-RSは、各送信アンテナポート上で送信され、アンテナポートの各々と関連付けられたダウンリンクチャネルを測定するためにUEによって使用される。アンテナポートは、CSI-RSポートとも称される。NRにおいてサポートされるアンテナポートの個数は、{1,2,4,8,12,16,24,32}である。受信されたCSI-RSを測定することによって、UEは、無線伝搬チャネル及びアンテナ利得を含む、CSI-RSが横切っているチャネルを推定しうる。この目的のためのCSI-RSは、非ゼロ電力(NZP:Non-Zero Power)CSI-RSとも称される。
NZP CSI-RSは、物理リソースブロック(PRB)ごとに特定のREにおいて送信されるように構成されうる。図3は、1スロット内のPRB内に4つのCSI-RSポートを有するNZP CSI-RSリソース設定の例を示す。
NZP CSI-RSに加えて、ゼロ電力(ZP:Zero Power)CSI-RSが、gNBにおけるPDSCHスケジューリングのために利用可能ではない関連REをUEへインジケーションするために、NRにおいて定義された。ZP CSI-RSは、NZP CSI-RSと同じREパターンを有しうる。
干渉測定用のCSIリソース(CSI-IM)も、UEが、例えば他セルからの、雑音及び干渉を測定するために、NRにおいて定義される。CSI-IMは、スロット内の4つのREから成る。2つの異なるCSI-IMパターンが定義される: CSI-IMパターンは、1OFDMシンボル内の4つの連続するRE、又は周波数領域及び時間領域の両方における2つの連続するRE、のいずれかでありうる。図4には、CSI-IM(オプション1)とCSI-IM(オプション2)の例が示されている。典型的には、gNBは、CSI-IMリソースにおいていかなる信号も送信しないので、当該リソースにおいて観測されるものは他セルからの雑音及び干渉である。
NRにおけるCSIフレームワーク
NRでは、1つ以上のCSIレポート設定がUEに設定されうる。(上位レイヤ情報要素(IE)であるCSI-ReportConfigによって定義される)各CSIレポート設定は、BWPと関連付けられ、以下のうちの1つ以上を含む:
‐ チャネル測定のためのCSIリソース設定;
‐ 干渉測定のためのCSI-IMリソース設定;
‐ 干渉測定のためのNZP CSI-RSリソース;
‐ 報告タイプ、即ち、(PUSCH上の)非周期的CSI、(PUCCH上の)周期的CSI、又は(PUCCH上の、及びPUSCH上でアクティブ化されたDCI上の)半永続的CSI;
‐ RI、PMI、CQI等の、報告対象を特定するレポート数量;
‐ タイプI又はタイプIIのCSI等の、コードブック設定;
‐ 周波数領域設定、即ち、サブバンドvsワイドバンドCQI又はPMI、及びサブバンドサイズ。
CSI-ReportConfig IEは、RRC仕様(例えば、3GPP TS 38.331)に示されている。
UEに、チャネル及び干渉測定のために、それぞれがCSI-ResourceConfigIdを有する1つ以上のCSIリソース設定が設定されうる。チャネル測定のための又はNZP CSI-RSベースの干渉測定のための各CSIリソース設定は、1つ以上のNZP CSI-RSリソースセットを含みうる。NZP CSI-RSリソースセットごとに、それは、1つ以上のNZP CSI-RSリソースを更に含みうる。NZP CSI-RSリソースは、周期的、半永続的、又は非周期的でありうる。
同様に、干渉測定のための各CSI-IMリソース設定は、1つ以上のCSI-IMリソースセットを含みうる。CSI-IMリソースセットごとに、それは、1つ以上のCSI-IMリソースを更に含みうる。CSI-IMリソースは、周期的、半永続的、又は非周期的でありうる。
周期的CSIは、無線リソース制御(RRC)によって設定され、かつ、PUCCH上で報告された後に開始し、関連する(1つ以上の)NZP CSI-RSリソース及び(1つ以上の)CSI-IMリソースも周期的である。
半永続的CSIの場合、それは、PUCCH上又はPUSCH上のいずれかでありうる。PUCCH上の半永続的CSIは、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)コマンドによってアクティブ化又は非アクティブ化される。PUSCH上の半永続的CSIは、DCIによってアクティブ化又は非アクティブ化される。関連するNZP CSI-RSリソース及びCSI-IMリソースは、周期的又は半持続的のいずれかでありうる。
非周期的CSIの場合、それは、PUSCH上で報告され、かつ、DCI内のCSI要求ビットフィールドによってアクティブ化される。関連するNZP CSI-RSリソース及びCSI-IMリソースは、周期的、半永続的な、又は非周期的のいずれかでありうる。CSI要求フィールドのコードポイントとCSIレポート設定との間のリンクは、非周期的CSIトリガ状態を介する。UEは、非周期的CSIトリガ状態のリストを有する上位レイヤによって設定され、トリガ状態の各々は、関連するCSIレポート設定を含む。CSI要求フィールドは、非周期的CSIトリガ状態のうちの1つを示すために使用され、このため1つのCSIレポート設定を示すために使用される。
CSIレポート設定と関連付けられた2つ以上のNZP CSI-RSリソースセット及び/又は2つ以上のCSI-IMリソースセットが存在する場合、非周期的CSIトリガ状態において、1つのNZP CSI-RSリソースセット及び1つのCSI-IMリソースセットのみが選択される。このため、各非周期的CSIレポートは、単一のNZP CSI-RSリソースセットと単一のCSI-IMリソースセットとに基づく。
チャネル測定のためのNZP CSI-RSリソースセットにおいて複数のNZP CSI-RSリソースが設定される場合、UEは、1つのNZP CSI-RSリソースを選択し、選択されたNZP CSI-RSリソースに関連付けられたCSIを報告する。CRI(CSI-RSリソースインジケータ)が、CSIの一部として報告される。この場合、それぞれNZP CSI-RSリソースとペアリングされた同じ個数のCSI-IMリソースが、関連するCSI-IMリソースセットにおいて設定される必要がある。即ち、UEがCRI値kを報告する場合に、これは、チャネル測定のためのNZP CSI-RSリソースセットの(k+1)番目のエントリに対応し、設定されたときは、干渉測定のためのCSI-IMリソースセットの(k+1)番目のエントリに対応する(例えば、3GPP TS 38.214の5.2.1.4.2節を参照)。
(1つ以上の)NZP CSI-RSリソースが、干渉測定のためにCSI-ReportConfigに設定された場合、CSI-RSリソースセットにおける単一のNZP-CSI-RSリソースのみが、チャネル測定のために同じCSI-ReportConfigに設定されうる。
非コヒーレントジョイント送信(NC-JT:Non-coherent Joint Transmission)
NRリリース15では、単一のTRPからのPDSCH送信のみがサポートされ、PDSCH送信では、UEは任意の所与の時間に単一のTRPからPDSCHを受信する。
NRリリース16では、複数のTRPを介したPDSCH送信が導入された。マルチTRP方式の1つは、NC-JTであり、NC-JTでは、UEへのPDSCHが、異なるTRPから送信されるPDSCHの、異なるMIMOレイヤを有する2つのTRPを介して送信される。例えば、2つのレイヤが第1のTRPから送信されうるとともに、1つのレイヤが第2のTRPから送信されうる。
NC-JTは、異なるMIMOレイヤが異なるTRPを介して送信される、複数のTRPを介したMIMOデータ送信を指す。図4には一例が示されており、PDSCHは、各々が1つのコードワード(CW)を搬送する2つのTRPを介してUEへ送信される。UEが4つの受信アンテナを有する一方、TRPの各々が2つの送信アンテナのみを有する場合、UEは、最大4つのMIMOレイヤをサポートしうるが、各TRPから最大2つのMIMOレイヤが存在する。この場合、2つのTRPを介してUEへデータを送信することによって、2つのTRPから最大4つのアグリゲーションされたレイヤが使用されうるので、UEへのピークデータレートを増加させることができる。これは、トラフィック負荷及びそれ故にリソース利用率が各TRPにおいて低い場合に有益である。この方式は更に、UEが両TRPの見通し内(LOS)にあり、かつ、より多くの利用可能な送信アンテナが各TRPに存在する場合でもTRPごとのランクが制限される場合に、有益でありうる。
このタイプのNC-JTは、それぞれ最大8つのアンテナポートの2つのTRPを用いるLTEにおいてサポートされる。CSIフィードバック目的のために、各TRP用の1つと、1つの干渉測定リソースとの、2つのNZP CSI-RSリソースを用いるCSIプロセスがUEに設定される。UEは、以下のシナリオのうちの1つを報告しうる:
1. UEは、CRI=0を報告し、これは、CSIが計算され、かつ、第1のNZP CSI-RSリソースについてのみ報告されること、即ち、第1のNZP CSI-RSリソースに関連付けられたRI、PMI、及びCQIが報告されること、を示す。これは、UEが、第1のNZP CSI-RSリソースに関連付けられたTRP又はビームを介してPDSCHを送信することによって最良のスループットが達成されることを理解する場合である。
2. UEは、CRI=1を報告し、これは、CSIのみが計算され、かつ、第2のNZP CSI-RSリソースについて報告されること、即ち、第2のNZP CSI-RSリソースに関連付けられたRI、PMI、及びCQIが報告されること、を示す。これは、UEが、第2のNZP CSI-RSリソースに関連付けられたTRP又はビームを介してPDSCHを送信することによって最良のスループットが達成されることを理解する場合である。
3. UEは、CRI=2を報告し、これは、2つのNZP CSI-RSリソースの両方が報告されることを示す。この場合、それぞれ1つのCWのためのCSIの2つのセットが、2つのNZP CSI-RSリソースに基づいて、かつ、他のCWによって引き起こされるCW間干渉を考慮することによって、計算及び報告される。報告されるRIの組み合わせは、|RI1- RI2|≦1となるように制限され、ここで、RI1及びRI2は、それぞれ、第1及び第2のNZP CSI-RSに関連付けられたランクに対応する。
NRリリース16では、単一のCWが2つのTRPにわたって送信される、異なるアプローチが採用される。図5には一例が示されており、2つのTRPのそれぞれから1つのレイヤが送信される。
NC-JTの2つのフレーバー(即ち、単一DCIベースのN-JT及びマルチDCIベースのNC-JT)がサポートされる。 単一DCIベースのNC-JTでは、複数のTRPを介したデータ送信をスケジューリングするために単一のスケジューラが使用され、単一のPDCCHによってスケジューリングされた単一のPDSCHについての異なるレイヤが異なるTRPから送信されうることが仮定される。
マルチDCIベースのNC-JTでは、UEに対してPDSCHをスケジューリングするために独立したスケジューラが異なるTRPにおいて仮定される。2つのTRPからスケジューリングされる2つのPDSCHは、時間及び周波数リソースにおいて完全に又は部分的にオーバーラップされうる。TRP間の準静的な調整のみが可能でありうる。
NRリリース17におけるNC-JT CSI
NC-JTのための(上位レイヤパラメータCSI-ReportConfigによって表される)報告設定に関連付けられたCSI測定について、以下が合意されている:
‐ チャネル測定のためのCSI-RSリソースセットにおける、Ks≧2個のNZP CSI-RSリソース; Ksリソースは、チャネル測定リソース(CMR:channel measurement resources)と称される。
‐ Ks個のCMR内で、N≧1個のNZP CSI-RSリソースペアが、NC-JT CSI用であり、各ペアは、NC-JT CSI測定仮説に使用される。
更に、Ks≧2個のNZP CSI-RSリソースは、2つの異なるCMRグループに分割されることができ、NC-JT CSI測定仮説に使用されるN個のペアの各々は、2つのCMRグループの各々からの1つのCMRと関連付けられることができる。
測定仮説におけるCMRとCSI-IMとの間の準コロケーション(QCL:Quasi-Colocation)関係に関して、UEが、NC-JT測定仮説に関連付けられたCSI-IMについて、同じNC-JT測定仮説に関連付けられたCMRと同じQCLタイプDを仮定すべきであることが合意されている。これは、例えば、CMR1が第1のDL-RS(DL-RS 1)を有するQCLタイプDであり、CMR2が第2のDL-RS(DL-RS 2)を有するQCLタイプDであり、CMR1及びCMR 2がNC-JT測定仮説と関連付けられている場合に、同じNC-JT仮説と関連付けられているCSI-IMが、DL-RS 1及びDL-RS 2の両方を有するQCLタイプDであると仮定して測定されるべきであることを意味する。
現在、(1つ以上の)ある課題が存在する。例えば、上位レイヤシグナリングが、N個のCMRペアを設定するために使用されうる。このシグナリングがどのように行われるかは今後の研究課題である。また、NCJT測定仮説のためのCMRペアを動的にインジケーションする、及び/又は単一TRP(sTRP)測定仮説のためのCMRを動的にインジケーションするために、上位レイヤシグナリングを使用するかどうかは、依然として決定されるべきである。加えて、sTRP測定仮説に使用されるCMRが、周波数範囲1(FR1)及びFR2の両方について、又はFR1についてのみ、NC-JT測定仮説にも再使用されうるかどうかが決定されるべきである。
また、CSI-IM設定では、CSI-IM(即ち、IMR)がNC-JT測定仮説とsTRP測定仮説の両方に再使用できるかどうか、又は異なる測定仮説に対して異なるCSI-IMが必要かどうかが問題である。2つの代替例(即ちAlt.1及びAlt.2)が提案されている。
Alt.1では、sTRP測定仮説及びNC-JT測定仮説の両方に対して同じCSI-IMが再使用されうる。例えば、2つのCMR(CMR1及びCMR2)及び2つのIMR(IMR1及びIMR2)が、NC-JT CSI報告のためのCSIレポート設定において設定されると仮定すると、UEは、CMR1についてのsTRP測定仮説のためにIMR1を利用し、CMR2についてのsTRP測定仮説のためにIMR2を利用し、CMR1及びCMR2についてのNC-JT測定仮説のためにIMR1及びIMR2の両方を利用(例えば、IMR1及びIMR2の両方において測定された平均干渉をとる)しうる。
Alt.2では、異なるIMRが異なる測定仮説に対して使用されると仮定しているので、例えば、2つのCMR(CMR1及びCMR2)を設定し、かつ、それらを2つのsTRP測定仮説、及び1つのNC-JT測定仮説に対して使用することを目指す場合、各sTRP測定仮説に対して1つ、NC-JT測定仮説に対して1つの、3つのIMRを設定する必要がある。
上位レイヤシグナリングが、どのCMRがどのNC-JT測定仮説又はsTRP測定仮説に対して使用されるべきかを動的にインジケーションするために使用される場合、CSI-IM(即ち、IMR)をNC-JT測定仮説及び/又はsTRP測定仮説に対してどのようにマッピングするかが問題である。
加えて、NC-JT測定仮説及び/又はsTRP測定仮説(「アクティブ化」/「非アクティブ化」sTRP及びNC-JT測定仮説を含む)のためのCMRをインジケーションするためにRRCシグナリングをどのように使用するかに関する方法と、NC-JT測定仮説(「アクティブ化」/「非アクティブ化」NCJT測定仮説を含む)のためのCMRをインジケーションするためにMAC-CEをどのように使用するかに関する方法とが、先行文献に開示された。しかしながら、sTRP測定仮説のためのCMRをどのように更新するかについては、依然として未解決の問題である。
更に、RSのオーバヘッド及びUEの計算努力が低減されるように、CMR及びIMRの更新をどのように処理するかは、別の未解決の問題である。
本開示及びその実施形態の特定の態様は、これらの又は他の課題に対するソリューションを提供しうる。
例えば、CSI-IMをNC-JT/sTRP測定仮説と関連付けるためのフレームワークが提案される。
MAC-CEを用いてsTRP測定仮説のためのCMRを動的にインジケーションするためのシグナリングも提案される。
NC-JT/sTRP測定仮説と関連付けられたCSI-IMの明示的又は黙示的なアクティブ化/非アクティブ化も提案された。例えば、本開示は、CSI-IMをNC-JT/sTRP測定仮説と関連付けることを可能にし、更に、UEがNC-JT CSI仮説のためにどのCMRリソースを使用できるか、及びUEが単一TRP仮説のためにどのCMRリソースを使用できるかについてのMAC-CEシグナリングの詳細を提供する。
一態様によれば、CSI報告のために複数のCSI測定を実行するための、UEによって実行される方法が提供され、本方法において、複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RSリソースに基づいており、複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいており、UEに、CMRのセットとIMRのセットとが設定される。本方法は、インジケーションを含む設定を取得することであって、当該設定は、複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、CMRのセット内の第1の個数(M)のリソースと、複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第2の個数(N)のリソースペアと、IMRのセット内の第3の個数のリソースと、CMRのセット内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、関連付けは、CMRのセット内のM個のリソースと、IMRのセット内のM個のリソースとを、CMRのセット内及びIMRのセット内のM個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることと、CMRのセット内のN個のリソースペアと、IMRのセット内のN個のリソースとを、CMRのセット内のN個のリソースペア及びIMRのセット内のN個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む、ことと、少なくとも取得された設定に基づいて、CSI測定を実行することと、を含みうる。
第2の方法は、複数のCSI測定を実行するためにUEに対して提供されうる。本方法は、インジケーションを含む設定を取得することであって、当該設定は、複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、第1の個数(M1)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループと、第2の個数(M2)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第2のグループと、複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第3の個数(N)のリソースペアと、IMRのセット内の第4の個数のリソースと、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ及び第2のグループ内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、関連付けは、CMRのセット内のM1個のリソース及びM2リソースを、それぞれIMRのセット内のM1個のリソース及びM2個のリソースと関連付けることと、N個のリソースペアを、IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む、ことと、少なくとも取得された設定に基づいて、CSI測定を実行することと、を含みうる。
別の態様によれば、ネットワークインタフェース及び処理回路を備えるUEが、上記2つの方法のいずれか1つを実行するように構成されうる。
別の態様によれば、UEからCSIレポートを受信するための、ネットワークノードにおける方法であって、CSIレポートは、複数のCSI測定を含み、複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RSリソースに基づいており、複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいている、方法が提供される。本方法は、インジケーションを含む設定を送信することであって、当該設定は、複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、CMRのセット内の第1の個数(M)のリソースと、複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからのリソースペアの第2の個数(N)と、IMRのセット内の第3の個数のリソースと、CMRのセット内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、関連付けは、CMRのセット内のM個のリソースと、IMRのセット内のM個のリソースとを、CMRのセット内及びIMRのセット内のM個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることと、CMRのセット内のN個のリソースペアと、IMRのセット内のN個のリソースとを、CMRのセット内のN個のリソースペア及びIMRのセット内のN個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む、ことと、少なくとも送信された設定に基づくCSI測定を含むCSIレポートを、UEから受信することと、を含みうる。
別の例において、ネットワークノードにおける方法は、インジケーションを含む設定を送信することであって、当該設定は、複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、第1の個数(M1)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループと、第2の個数(M2)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第2のグループと、複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第3の個数(N)のリソースペアと、IMRのセット内の第4の個数のリソースと、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ及び第2のグループ内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、関連付けは、CMRのセット内のM1個のリソース及びM2リソースを、IMRのセット内のM1個のリソース及びM2個のリソースと関連付けることと、N個のリソースペアを、IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む、ことと、CSIレポートを、UEから受信することであって、CSIレポートは、少なくとも送信された設定に基づくCSI測定を含む、ことと、を含みうる。
別の態様によれば、ネットワークインタフェース及び処理回路を備えるネットワークノードが、上記2つの方法のいずれか1つを実行するように構成されうる。
ある実施形態は、以下の(1つ以上の)技術的利点のうちの1つ以上を提供しうる。
例えば、CSI-IMをNC-JT/sTRP測定仮説に関連付けることは、NC-JTフレームワークが適切に機能することを可能にし、これは、どの測定仮説に対してどのIMRを使用すべきかをUEが知ることになり、より信頼性の高いCSI演算を生成することになるためである。
MAC-CEを用いてUEのためのsTRP測定仮説を動的に変更することによって、ネットワークは、どのTRP(又はCMR)に対してUEがsTRP CSIを計算すべきかを柔軟に適応させることができ、そのようにして、システムにおける柔軟性及び性能を改善することができる。
インジケーションされたsTRP/NC-JT測定仮説に基づいてCSI-IMを黙示的/明示的に非アクティブ化/アクティブ化することにより、CSI-RSオーバヘッド/及びUE計算努力が最適化されることになる。
以下の図面を参照して、例示的な実施形態がより詳細に説明される。
図1は、15KHzのサブキャリア間隔を有するNR時間領域構造を示す。
図2は、NR物理リソースグリッドを示す。
図3は、NRにおける4ポートCSI-RSのためのRE割り当ての例を示す。
図4は、CWが1つのTRPから送信される、LTEにおいてサポートされるNC-JTの例を示す。
図5は、単一のCWが2つのTRPを介して送信される、NRリリース16においてサポートされるNC-JTの例を示す。
図6は、一実施形態による、IMR、CMR、及び測定仮説(sTRP及びNCJT)の間の関連付けの例を示す。
図7は、CMRグループ及びCSI仮説の設定における別の実施形態の例を示す。
図8は、NC-JT仮説を示すためのMAC CEの例を示す。
図9は、NC-JT測定仮説及びsTRP測定仮説のためのCMRペア及びCMRを示すためのMAC CEの例を示す。
図10は、いくつかの実施形態による、NC-JT測定仮説に対応する第1のフィールド(Si)と、sTRP測定仮説に対応する第2のフィールド(Ti)とを含む、MAC CEの例を示す。
図11は、一実施形態による、Tiフィールドの無いMAC CEの例を示す。
図12は、いくつかの実施形態による、仮説インデックスを使用するMAC CEの例を示す。
図13は、いくつかの実施形態による、複数のCSIレポートのために仮説インデックスを使用するMAC CEの例を示す。
図14は、一実施形態による、UEにおける方法のフローチャートを示す。
図15は、一実施形態による、UEにおける別の方法のフローチャートを示す。
図16は、一実施形態による、ネットワークノードにおける方法のフローチャートを示す。
図17は、一実施形態による、ネットワークノードにおける別の方法のフローチャートを示す。
図18は、一実施形態による、通信システムの例を示す。
図19は、一実施形態による、UEの概略図を示す。
図20は、一実施形態による、ネットワークノードの概略図を示す。
図21は、ホストのブロック図を示す。
図22は、仮想化環境を示すブロック図である。
図23は、ホストの通信ダイアグラムを示す。
以下、添付図面を参照して、本明細書において検討される実施形態のいくつかについてより十分に説明する。実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるための例として提供される。
本開示ではsTRP CSI測定仮説(又はsTRP測定仮説)及びNC-JT CSI測定仮説(又はNC-JT測定仮説)という用語が使用されているが、これらの用語は必ずしも3GPP(登録商標)仕様においてキャプチャされなくてもよいことに留意されたい。
例えば、sTRP CSI測定仮説は、単一のNZP CSI-RSリソース上で実行されるチャネル測定に基づいて演算されたCSIについてのCSI測定値によって表されうる。sTRP CSI測定仮説が対応するTRPは、NZP CSI-RSを、このNZP CSI-RSリソースで送信する。また、このCSI演算に用いられる干渉測定は、干渉測定リソース(IMR:interference measurement resource)上で行われてもよい。sTRP CSI測定仮説に基づいて演算れたCSIは、RI、PMI、及びCQI(ワイドバンド及び/又はサブバンドCQI)のうちの1つ以上を含むTRP CSIと称される。いくつかの例では、sTRP CSIはCRIも含むことがあり、CRIは、sTRP CSIを演算するためのCMRとして使用されるNZP CSI-RSリソースのセット又はグループのうちのNZP CSI-RSリソースを示す。
いくつかの例では、NC-JT CSI測定仮説は、NZP CSI-RSリソースのペア上で実行されたチャネル測定に基づいて演算されたCSIについてのCSI測定値によって表されうる。NC-JT CSI測定仮説が対応する2つのTRPは、それぞれ、個別のNZP CSI-RSリソースにおいてNZP CSI-RSを送信する。チャネル測定のために使用されるNZP CSI-RSリソースのペアは、異なるチャネル測定リソースグループからのものでありうる。NC-JT CSI測定仮説に基づいて演算されたCSIは、RIのペアと、PMIのペアと、ジョイントCQI(ワイドバンド及び/又はサブバンドCQI)とを含むNC-JT CSIと称される。例えば、NC-JT CSIは更に、CRIのペアを含みうる。 CRIは、2つの異なるチャネル測定グループ又はNZP CSI-RSリソースグループに属するNZP CSI-RSリソースのペアを示しうる。CRIのペアは、(RRC及び/又はMAC CEを介して)gNBからUEへシグナリングされうる。
CSI-IMとNC-JT/sTRP測定仮説との関連付けに関する実施形態
実施形態1A
この実施形態では、1つのCSI-IMが、sTRP又はNC-JT測定仮説と関連付けられるものとする。図6にはこの一例が示されており、4つのCMR(CMRグループ(即ち、CMRグループ0及びCMRグループ1)ごとに2つ)が、CSI測定に使用されるCSI-RSリソースセット内に設定され、gNBが、4つのsTRP測定仮説及び2つのNC-JT測定仮説を示している。例えば、図6は、1から6までの測定仮説の順序を示し、最初の4つの測定仮説はsTRP測定仮説であり、それぞれCMR1からCMR 4と関連付けられる。最後の2つの測定仮説は、NC-JT測定であり、それぞれ2つのリソースペア(例えば、CM1及びCMR3、及びCM2及びCMR4)と関連付けられる。測定仮説の総数は6(4つのsTRP測定仮説+2つのNC-JT測定仮説)に等しいので、UEに、IMRのためにCSI-RSリソースセットにおいて6つのCSI-IMが設定される。
この実施形態では、第1の測定仮説が第1のCSI-IMと関連付けられ、第2の測定仮説が第2のCSI-IMと関連付けられる等となるように、測定仮説とCSI-IM(例えば、IMR)との間に、測定仮説の特定の順序(図6では「測定仮説順序」と称される)及びCSI-IMの特定の順序に基づく黙示的なマッピングが存在する。例えば、図6に示されるように、CMR1にマッピング/関連付けられた第1のsTRP測定仮説は、第1のIMR1に関連付け/マッピングされ、以下同様である。ここでのCMR及びCSI-IMは、例えば、同じCSIレポート設定と関連付けられる。
より詳細には、図6に示されるように、測定仮説は以下に従って順序付けされうる:
‐ sTRP測定仮説から開始する:
a. 全てのsTRP測定仮説のうち、CMRグループ0に属するCMRと関連付けられたsTRP測定仮説から開始する:
i. CMRグループ0に属するCMRに関連する全てのsTRP測定仮説のうち、最も低いCSI-RSリソースID(即ち、3GPP TS 38.331において規定される最も低いNZP-CSI-RS-ResourceId)に従ってそれらを順序付けし、これにより、最も低いCSI-RSリソースIDを有するCMRが1番目に順序付けされ、2番目に低いCSI-RSリソースIDを有するCSI-RSリソースが2番目に順序付けされ、以下同様になる。代替的には、CMRは、対応するNZP CSI-RSリソースセットにおけるそれらの順序に従って順序付けされうる。
b. CMRグループ1と関連付けられたCMRを有する全てのsTRP測定仮説を継続する:
i. CMRグループ1に属するCMRに関連する全てのsTRP測定仮説のうち、最も低いCSI-RSリソースIDに従ってそれらを順序付けし、これにより、最も低いCSI-RSリソースIDを有するCMRが1番目に順序付けされ、2番目に低いCSI-RSリソースIDを有するCSI-RSリソースが2番目に順序付けされ、以下同様になる。代替的には、CMRは、対応するNZP CSI-RSリソースセットにおけるそれらの順序に従って順序付けされうる。
c. 全てのNC-JT測定仮説を継続する:
i. 最も低いCSI-RSリソースIDを有するCMRと関連付けられたNC-JT測定仮説に従って、それらを順序付けする(そのため、例えば、1つのNC-JT測定仮説が、CSI-RSリソースID 1及びCSI-RSリソースID 2を有するCSI-RSリソースから成るCMRペアと関連付けられており、かつ、第2のNC-JT測定仮説が、CSI-RSリソースID 2及びCSI-RSリソースID 3を有するCSI-RSリソースから成るCMRペアと関連付けられている場合、前のNC-JT測定仮説は、最も低いCSI-RSリソースIDを有するCMRと関連付けられているので、1番目に順序付けされるべきである)。代替的には、NC-JT仮説は、対応するNZP CSI-RSリソースセット内の関連付けられたCMRの順序に従って順序付けされうる。
ii. 2つのNC-JT測定仮説が、これらのNC-JT測定仮説の両方について最も低いCSI-RSリソースIDを有するCMRを共有する場合、当該2つのNC-JT測定仮説は、個別のNC-JT測定仮説に関連する第2のCMRのための最も低いCSI-RSリソースIDに基づいて順序付けされうる(そのため、例えば、1つのNC-JT測定仮説が、CSI-RSリソースID 1及びCSI-RSリソースID 4を有するCSI-RSリソースから成るCMRペアと関連付けられており、かつ、第2のNC-JT測定仮説が、CSI-RSリソースID 1及びCSI-RSリソースID 6を有するCSI-RSリソースから成るCMRペアと関連付けられている場合、「非共有(non-shared)CMR」のためのCSI-RSリソースIDがより低いので、前のNC-JT測定仮説が1番目に順序付けされるべきである)。代替的には、2つのNC-JT測定仮説は、対応するNZP CSI-RSリソースセットにおける第2のCMRの順序に従って順序付けされうる。
測定仮説についての他の順序がありうることに留意されたい。例えば、NC-JT測定仮説は、sTRP測定仮説の前に順序付けされてもよい。
(図6の例でも使用されるような)一例では、IMRのためのCSI-IMリソースセット内のCSI-IMは、最も低いCSI-IMリソースID(即ち、3GPP TS 38.331において規定される最も低いCSI-IM-ResourceId)に基づいている。代替的には、IMRは、対応するCSI-IMリソースセットにおけるそれらの順序に従って順序付けされうる。
gNBがsTRP及び/又はNC-JT測定仮説の新しいセットをインジケーションする/更新するためにMAC-CEを使用する場合、UEは、測定仮説順序を再演算し、新しい測定仮説順序に基づいて、CSI-IMを測定仮説の新しいセットと関連付けうる。
IMRのためのCSI-RSリソースセットに設定されたCSI-IMが存在するよりも少ない「アクティブ化された」測定仮説が存在する場合、UEは、冗長CSI-IMが「非アクティブ化されている」と仮定しうる(即ち、UEは、これらのCSI-IMに対して測定をもはや実行する必要はない)。例えば、図6のgNBが、2つのNC-JT測定仮説を非アクティブ化すると仮定する。この場合、IMRのためのCSI-RSリソースセットに6つのCSI-IMが存在する一方で、4つの(sTRP)測定仮説のみが残ることになる。この場合、順序で最後の2つの(即ち、最も高いCSI-IMリソースIDを有する)CSI-IMは、「非アクティブ化」され、UEはそれらを無視しうる。
NC-JT CSIレポートの一例では、IMRを有する対応するCSI-RSリソースセットにおけるCSI-IMの個数よりも多くの測定仮説をアクティブ化することは許可されない。
実施形態1B
この実施形態では、図7に示されるようにCSI測定仮説が明示的に設定され、CMRとしてKs個のNZP CSI-RSリソースを有するCSIリソースセットと、Kn個のCSI-IMリソースを有するCSI-IMリソースセットとを含む。ビットマップ(又はインデックス)を使用して、各NZP CSI-RSリソースがCMRグループに関連付けられうる。各々が仮説インデックスを有する、M>0個のCSI仮説(sTRP又はNC-JTのいずれか)のリストが設定される。各仮説は、仮説インデックス、1つ又は2つのCMR、及び1つ又は2つのIMRを含む。2つのCMRが含まれる場合、それらは異なるCMRグループに属し、仮説はNC-JT CSI測定のためのものである。各NC-JT CSI測定仮説について、NC-JT測定仮説のみをカウントするために使用される、ローカルNC-JT仮説インデックスnも含まれうる。最大個数のNC-JT仮説も設定可能でありうる。1つのCMRが仮説に含まれる場合、当該仮説は、sTRP CSI測定のためのものである。仮説におけるCMRは、NZP CSI-RSリソースセット内のNZP CSI-RSリソースのサブセットであり、IMRは、CSI-IMリソースセット内のCSI-IMリソースのサブセットである。sTRP仮説及びNC-JT仮説は、任意の順序でありうる。
sTRP測定仮説を動的にインジケーションするためにMAC-CEを使用することに関する実施形態
実施形態2A
この実施形態では、いずれのNC-JT測定仮説及び/又はsTRP測定仮説をUEがCSIレポート設定(即ち、3GPP TS 38.214 V16.5.0に規定されるCSI-ReportConfig)と関連付けられたCSI報告のためにアクティブ化すべきかを動的にインジケーションするために、MAC-CEが使用される。一例では、NC-JT CSIに使用されるCSI-RSリソースセットにおけるNZP CSI-RSリソースの最大個数が8に等しいと仮定する場合、候補NC-JT CSI測定仮説の最大個数は、k1*k2=4*4=16であり、ここで、k1は、CMRグループ0におけるNZP CSI-RSリソースの個数であり、k2は、CMRグループ1におけるNZP CSI-RSリソースの個数であり、候補sTRP測定仮説の最大個数は、k1+k2=4+4=8である。
全てのNC-JT及びsTRP CSI測定仮説が知られている場合、測定仮説は仕様において固定されることができ、RRC設定は必要とされないことに留意されたい。しかしながら、全てのNC-JT及びsTRP測定仮説のためのCSIの演算は、UEにとって大きな負担となる。より現実的なソリューションは、有限個のNC-JT及びsTRP測定仮説に対して有限個のCMRペアのみをRRC設定し、設定されたNC-JT及びsTRP測定仮説のうちの1つ又はサブセットをMAC CEに更に下方選択させることである。
CSIレポート設定に、5つのNZP CSI-RSリソース(即ち、5つのCMR)を用いたチャネル測定のためのNZP CSI-RSリソースセットが設定される例を用いる。更に、CMRが2つのCMRグループに分割され、CMRグループ0の3つのCMRと、CMRグループ1の2つのCMRとがあると仮定する。各NC-JT測定仮説は、各CMRグループからの1つのCMRから成るべきであるので、このNZP CSI-RSリソースセットに対して6つの可能性のあるNC-JT測定仮説が存在する。これらの6つの可能性のあるNC-JT測定仮説についての対応するCMRペアは、CMR1-CMR4、CMR1-CMR5、CMR2-CMR4、CMR2-CMR5、CMR3-CMR4、及びCMR3-CMR5である。加えて、CMRごとに1つの、5つの可能性のあるsTRP測定仮説が存在する。
MAC CEは、ビットストリングである2つのフィールドを有し、第1のフィールドの各ビットは、可能性のあるNC-JT測定仮説のうちの1つ(又は2つ以上)を示し、第2のフィールドの各ビットは、可能性のあるsTRP測定仮説のうちの1つ以上を示す。このアプローチの利点は、NC-JT及びsTRP CSI測定仮説の個数が、MAC CEを使用してgNBからUEへ動的に更新されうることであることに留意されたい。
第1のフィールド内の各ビットは、可能性のあるNC-JT測定仮説のうちの1つに対応するCMRペアのうちの1つを示す。また、MAC CEの第1のフィールドは、6ビット[S012345]から成り、CMRペアへのビットのマッピングは、例えば、以下のとおり与えられうる:ビットS0が、CMRペア CMR1-CMR4に対応し、ビットS1が、CMRペア CMR1-CMR5に対応し、ビットS2が、CMRペア CMR2-CMR4に対応し、ビットS3が、CMRペア CMR2-CMR5に対応し、ビットS4が、CMRペア CMR3-CMR4に対応し、ビットS5が、CMRペア CMR3-CMR5に対応する。
同様に、第2のビットフィールドについて、各ビットが、可能性のあるsTRP測定仮説のうちの1つに対応するCMRのうちの1つを示す。また、MAC CEの第2のフィールドは、5ビット[T01234]から成り、CMRへのビットのマッピングは、例えば、以下のとおり与えられうる:ビットT0が、CMR1に対応し、ビットT1が、CMR2に対応し、ビットT2が、CMR3に対応し、ビットT3が、CMR4に対応し、ビットT4が、CMR5に対応する。
所与のMAC CEにおいて、UEは、CMRペアのうちの1つをインジケーションされうる(例えば、第1のフィールド内の6ビットのうちの1つが1にセットされ、他の5ビットが0にセットされる)。この場合、UEは、CMRペアを測定し、CSIを演算し、インジケーションされたCMRペアに対応するNC-JT CSIを報告する。同じMAC-CEにおいて、UEは、CMRのうちの1つ以上をインジケーションされうる(例えば、第2のフィールド内の5ビットのうちの1つ以上が1にセットされ、残りのビットが0にセットされる)。この場合、UEは、CMRを測定し、CSIを演算し、インジケーションされたCMRに対応するsTRP CSIを報告する。
一例では、UEは、MAC CEを介して、2つ以上のCMRペアをインジケーションされうる(例えば、第1のフィールドの6ビットのうちの2つ以上が1にセットされる)。この場合、UEは、インジケーションされた複数のCMRペアを測定し、CSIを演算し、CMRペアのうちの1つに対応するNC-JT CSIのみを報告する。報告されるNC-JT CSIは、インジケーションされた複数のCMRペアに対応するNC-JT測定仮説のうちで、最良のスループットを与えるNC-JT CSIとしてUEによって(又は他のいくつかのメトリックを使用して)決定されうる。同じMAC-CEにおいて、UEは、sTRP CSI測定仮説のためのCMRのうちの1つ以上をインジケーションされうる(例えば、第2のフィールド内の5ビットのうちの1つ以上が1にセットされ、残りのビットが0にセットされる)。この場合、UEは、CMRを測定し、CSIを演算し、インジケーションされたCMRに対応するsTRP CSIを報告する。sTRP CSI測定仮説の個数は、sTRP CSIに対応するCMRの個数を1つのインスタンスから別のインスタンスに変更することによって、MAC CEを介して動的に変更されうることに留意されたい。例えば、MAC CEの第1のインスタンスが、3つのsTRP CSI仮説をアクティブ化しうる一方で、MAC CEの第2のインスタンスが、1つのsTRP CSI仮説をアクティブ化しうる。CSI測定仮説の個数は、ネットワーク展開の必要性に基づいて変更されうる。同様に、NC-JT CSI測定仮説の個数は、NC-JT CSIに対応するCMRペアの個数を1つのインスタンスから別のインスタンスに変更することによって、MAC CEを介して動的に変更されうる。
図8では、いずれのNC-JT測定仮説及びsTRP測定仮説を考慮すべきかをUEにインジケーションすることができる例示的なMAC CEが与えらえる。この例では、16個のNC-JT測定仮説から成る固定リストと、8個のsTRP測定仮説から成る固定リストとを仮定する。図8のMAC CEにおけるフィールドは以下のとおりである:
サービングセルID:このフィールドは、MAC CEが適用されるサービングセルのアイデンティティを示す。
BWP ID:このフィールドは、MAC CEが適用されるUL BWPを示す。CSIはいずれにしてもセルレベルごとに設定されるので、BWP IDビットフィールドは除去されうることに留意されたい。
CSIレポート設定ID:このフィールドは、(1つ以上の)NC-JT CSI測定仮説がインジケーションされている対象のCSIレポート設定のIDを示す。
i:このフィールドは、NC-JT測定仮説の選択ステータスを示す(例えば、可能性のあるNC-JT CSI測定仮説リストがTS 38.331において規定されている場合、S0は、当該リスト内の第1のNC-JT CSI測定仮説を指し、S1は、当該リスト内の第2のNC-JT CSI測定仮説を指すし、以下同様である)。Siが「1」である場合、対応するNC-JT CSI測定仮説がアクティブ化される。Siが「0」である場合、対応するNC-JT CSI測定仮説が非アクティブ化される。
i:このフィールドは、sTRP測定仮説の選択ステータスを示す(例えば、T0は、NC-JT CSIに使用されるCSI-RSリソースセット内の第1のCMRと関連付けられたsTRP測定仮説を指し、T1は、NC-JT CSIに使用されるCSI-RSリソースセット内の第2のCMRと関連付けられたsTRP測定仮説を指し、以下同様である)。Tiが「1」である場合、対応するsTRP CSI測定仮説がアクティブ化される。Tiが「0」である場合、対応するsTRP CSI測定仮説が非アクティブ化される。
上記の例における代替として、単一の「1」のみが、フィールドの両方に対してインジケーションされ(即ち、単一のNC-JT測定仮説及び単一のsTRP測定仮説のみがインジケーションされる)、次いでビットマップの代わりに、選択のIDが、明示的に与えられる。これは、RRCによって、又は仕様で固定されるかのいずれかのように、各CMRペア又はCMRがインデックスを有することを意味する。上記の例では、CMRペアについてのインデックスが、最初の6つのコードポイントが使用される3ビットのビットフィールドであり、CMRんついてのインデックスが、最初の5つのコードポイントが使用される3ビットのビットフィールドでもある。これらの2つの3ビットのビットフィールドは、1オクテットにフィットされることができ、最大8つのCMRペア及びCMRを表現することが可能であり、各MAC CEはそれぞれ1つずつ選択する。
図9には、このようなMAC CEの例が示されており、以下のフィールドを有しうる:
‐ サービングセルID: RSが設定されるセルのIDである。
‐ BWP ID: 参照信号が設定されるBWPである。
‐ CMRペアID: アクティブ化されたCMRペアを示す。
‐ CMR ID: アクティブ化されたCMRを示す。
Tiに対応するビットのみが1としてセットされうる。
‐R: 予約ビットである。
一例では、NZP CSI-RSリソースIDが、MAC CEで直接シグナリングされうる。例えば、NC-JT CSI測定仮説をインジケーションするために、CMRペア内の2つのCMRを表す2つのNZP CSI-RSリソースIDを介して、MAC CEでCMRペアがインジケーションされうる。同様に、sTRP CSI測定仮説をインジケーションするために、1つのNZP CSI-RSリソースIDを介して、MAC CEでCMRがインジケーションされうる。MAC CE内のNZP CSI-RSリソースIDが、sTRP CSI測定仮説に属するか、NCJT CSI測定仮説に属するかを区別するために、ビットフィールド(又はフラグビット)が、NZP CSI-RSリソースIDごとに含められうる。フラグビットが第1の値を示す場合、NZP CSI-RSリソースIDは、sTRP CSI測定仮説についてのものである。フラグビットが第2の値を示す場合、NZP CSI-RSリソースIDは、NC-JT CSI測定仮説についてのものである。それぞれのフラグビットが第2の値に設定された、2つの連続するNZP CSI-RSリソースIDが、同じNC-JT CSI測定仮説に対して使用されるべきである。
一例では、NC-JT/sTRP CSI測定のために使用されるCMRが設定される、NZP CSI-RSリソースセットIDが、CSIレポート設定IDの代わりにシグナリングされうる。なお、図8のMAC CEのSiフィールドには16ビットが示されているが、Siフィールドのビット数は、候補NC-JT測定仮説の最大個数に依存しうる。同様に、Tiフィールドについて8ビットが示されているが、Tiフィールドのビット数は、候補sTRP測定仮説の最大個数に依存しうる。
図10は、Siフィールドが、6つの異なるNC-JT CSI測定仮説に対応する6ビットを有し、Tiフィールドが、5つの異なるsTRP測定仮説に対応する5ビットを含む、MAC CEの別の例を示す。NC-JT及び/又はsTRP測定仮説の最大個数は、3GPP仕様において予め規定されうる。
NC-JT/sTRP測定仮説のためのCMRをインジケーションするためのMAC CEは、3GPP TS 38.321 V16.3.0の6.1.3.12節において与えられる、半永続的CSI-RSリソースをアクティブ化するために使用されるMAC CEとは異なる、独立したMAC CEでありうることに留意されたい。
図8から図10のMAC CEのRフィールドのうちの1つ以上を使用して、MAC CEの残りがどのように解釈されるかを決定することができる。例えば、1つのRフィールドが、Cフィールドに変更されうるとともに、CSIレポート設定IDが含まれているか、又はNZP CSI-RSセットIDが含まれるかを決定するために使用されうる。別の例として、1つのRフィールドが、Fフィールドに変更されうるとともに、それは、ビットマップSi及びTiが存在するかどうか、又はCMRペアID及びCMR IDフィールドを有する1つのオクテットが存在するかどうかを決定する。
一例では、sTRP/NCJT測定仮説をUEへインジケーションするためのS及びTiフィールドが、3GPP TS 38.321 V16.3.0の6.1.3.12節において与えられる、半永続的CSI-RSリソースをアクティブ化するためのMAC CEの一部として提供されうる。
一例では、sTRP/NC-JT測定仮説をUEへインジケーションするためのS及びTiフィールドが、3GPP TS 38.321 V16.3.0の6.1.3.16節において与えられる、PUCCH上の半永続的CSI報告をアクティブ化するためのMAC CEの一部として提供されうる。
一例では、sTRP/NC-JT測定仮説をUEへインジケーションするためのSi及びTiフィールドが、3GPP TS 38.321 V16.3.0の6.1.3.13節において与えられる、「Aperiodic CSI Trigger State Subselection MAC CE(非周期的CSIトリガ状態サブセレクションMAC CE)」の一部として提供されうる。この例では、インジケーションされるべきsTRP/NC-JT測定仮説に対応するCMRが、選択された非周期的CSIトリガ状態ごとにインジケーションされる。
一例では、MAC CEは、オプションとして、BWP ID無しであってもよい。
一例では、MAC CE内のSi及びTiフィールドをインジケーションする代わりに、UEへインジケーションされるsTRP/NC-JT測定仮説に対応する各CMRが、MAC CE内の(1つ以上の)NZP CSI-RSリソースIDの1つ又はペアを介してインジケーションされる。
一例では、MAC-CEは、Tiフィールドを含まない。その代わりに、別個のビットフィールドが、UEがどのようにsTRP測定仮説を演算すべきかを示すために使用される。図11には、このようなMAC-CEの一例が示されており、MAC-CEにはビットのビットフィールド(F_sTRP)が含まれている。この新しいビットフィールドは、必要とされる柔軟性の程度に応じて、1つ以上のビットで構成されうる。
別の例では、新しいビットフィールドは、(Siフィールドによってインジケーションされる)NC-JT測定仮説についてインジケーションされる全てのCMRについてsTRP測定仮説をUEが演算すべきであることをインジケーションするために使用されうる。例えば、SiフィールドがCMR1及びCMR3からなるCMRペアについてのNC-JT測定仮説を示すと仮定すると、新しいビットフィールドは、CMR1及びCMR3についてのsTRP測定仮説を演算すべきである(他のCMRではない)ことをUEへインジケーションするために使用されうる。
一例では、新しいビットフィールドは、NC-JT CSIのために使用されるNZP CSI-RSリソースセットにおける全てのCMRについてのsTRP測定仮説をUEが演算すべきであることをインジケーションするために使用されうる。例えば、Siフィールドが、CMR1及びCMR3から成るCMRペアについてのNC-JT測定仮説をインジケーションすることと、CMR2、CMR4及びCMR5が、NC-JT測定仮説についてインジケーションされていないこととを仮定すると、新しいビットフィールドは、全てのCMR(CMR1、CMR2、CMR3、CMR4及びCMR5)についてのsTRP測定仮説を演算すべきであることをUEへインジケーションしうる。
一例では、新しいビットフィールドは、(Siフィールドによってインジケーションされる)NC-JT測定仮説についてインジケーションされる全てのCMRについてsTRP測定仮説をUEが演算すべきであることをインジケーションするために使用されうる。例えば、Siフィールドが、CMR1及びCMR3から成るCMRペアについてのNC-JT測定仮説をインジケーションする(しかし、残りのCMR2、CMR4、及びCMR5については何もインジケーションしない)ことを仮定すると、新しいビットフィールドは、残りのCMR(即ち、CMR2、CMR4、及びCMR5)についてのsTRP測定仮説を演算すべきであることをUEへインジケーションしうる。これは、例えば、UEがsTRP及びNC-JT測定仮説のためにCMRを再使用すべきでない/再使用できない場合に有用でありうる。これは、UEが特定の仮説をどのように演算すべきかのオプションが、新しいビットフィールドのコードポイントにリンクされることを意味する。このリンク又はマッピングは、仕様で固定されるように行われてもよいし、又はRRCによって設定されてもよい。
実施形態2B
一例では、サービングセルにおけるCSIレポート設定の、図7に示されるような仮説インデックス(hypothesis index)が、対応する仮説をアクティブ化/非アクティブ化するためにMAC CEにおいて参照されうる。図12にはMAC CEのそのような例が示されており、ここで、Hi(i=0, 1, ..., 7)は、アクティブ化されるべきCSI仮説インデックス(Hi=1の場合)又は非アクティブ化されるべきCSI仮説インデックス(Hi=0の場合)を示す。
更に、図13のMAC CEは、複数のCSIレポート設定においてCSI仮説をアクティブ化/非アクティブ化するための、複数のCSI-ReportConfig ID(CSIレポート設定ID)を含みうる。
一例では、NC-JT CSI測定仮説及びsTRP CSI測定仮説の両方がアクティブ化されているか、又はNC-JT CSI測定仮説のみがアクティブ化されているかが、MAC CE内のコントローラフィールドによって示される。フィールドが1つの値に設定される場合、sTRP CSI測定仮説のためのCMRに関する情報を提供するフィールドが、MAC CEには存在しない。フィールドが第2の値に設定される場合、アクティブ化されるべきsTRP CSI測定仮説のためのCMRに関する情報を提供するフィールドが、MAC CEに存在する。したがって、sTRP CSI測定仮説のためのCMRに関する情報を提供するフィールドは、コントローラフィールドによって示される値に依存して、MAC CEに条件付きで存在する。
一例では、NC-JT CSI測定仮説及びsTRP CSI測定仮説の両方がアクティブ化されているか、又はsTRP CSI測定仮説のみがアクティブ化されているかが、MAC CE内のコントローラフィールドによってインジケーションされる。フィールドが1つの値に設定される場合、NC-JT CSI測定仮説のための(1つ以上の)CMRペアに関する情報を提供するフィールドが、MAC CEには存在しない。フィールドが第2の値に設定される場合、アクティブ化されるべきNC-JT CSI測定仮説のためのCMRに関する情報を提供するフィールドが、MAC CEに存在する。したがって、NC-JT CSI測定仮説のためのCMRに関する情報を提供するフィールドは、コントローラフィールドによって示される値に依存して、MAC CEに条件付きで存在する。
次に、図14を参照して、(CSI-RSリソースのペアに基づく)NC-JT測定及び(単一のCSI-RSリソースに基づく)TRP測定等の、複数の測定を実行するための、UEにおける方法100のフローチャートであって、CMRのセット及びIMRのセットがUEに設定されている、フローチャートについて説明する。方法100は以下を含みうる:
ステップ110: インジケーションを含む設定を取得する。当該設定は、1)複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、CMRのセット内の第1の個数(M)のリソースと、2)複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第2の個数(N)のリソースペアと、3)IMRのセット内の第3の個数のリソースと、4)CMRのセット内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、当該関連付けは、CMRのセット内のM個のリソースと、IMRのセット内のM個のリソースとを、CMRのセット内及びIMRのセット内のM個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることと、CMRのセット内のN個のリソースペアと、IMRのセット内のN個のリソースとを、CMRのセット内のN個のリソースペア及びIMRのセット内のN個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む。
ステップ120:少なくとも取得された設定に基づいて、CSI測定を実行する。
例えば、取得することは、設定を含む信号をネットワークノードから受信することを含みうる。いくつかの例では、設定は、UEが内部で設定を取得するように、UEにおいて標準規格の仕様によって与えられうるか又はハードコーディングされうる。
いくつかの例では、方法100(又はUE)は、CMRのセット内の第1のリソースを、IMRのセット内の第1のリソースと関連付け、CMRのセット内の第2のリソースを、IMRのセット内の第2のリソースと関連付ける。言い換えれば、CMRSのセット内のリソースは、IMRのセット内のリソースと個別に関連付けられる。
いくつかの例では、本方法又はUEは、CMRのセットからの第1のリソースペアを、IMRのセット内の(M+1)番目のリソースに関連付け、CMRのセットからの第2のリソースペアを、IMRのセット内の(M+2)番目のリソースに関連付ける。
いくつかの例では、CMRのセット内のM個のリソースは、第1のグループ及び第2のグループ(例えば、CMRグループ0及びCMRグループ1)に分離されうる。
いくつかの例では、リソースペアは、第1のグループからの第1のリソースと、第2のグループからの第2のリソースとを含みうる。
いくつかの例では、IMRのセット内のリソースの第3の個数は、第1の個数と第2の個数との和(M+N)を含みうる。
いくつかの例では、IMRのセットは、CMRのセット内のものと同じCSI-RSリソースを含みうる。
いくつかの例では、UEは、CSI測定値を含むCSIレポートを、ネットワークノードへ送信しうる。
更に、実施形態1A及び1Bは方法100に適用可能である。
また、方法100のUEは、実施形態2A及び2Bで説明されたようなMAC CEを受信しうる。
図15は、(CSI-RSリソースのペアに基づく)NC-JT測定及び(単一のCSI-RSリソースに基づく)TRP測定等の、複数の測定を実行するための、UEにおける方法200のフローチャートであって、CMRのセット及びIMRのセットがUEに設定されている、フローチャートを示す。方法200は以下を含みうる:
ステップ210: インジケーションを含む設定を取得する。当該設定は、複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、1)第1の個数(M1)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ、及び、2)第2の個数(M2)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第2のグループと、3)複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第3の個数(N)のリソースペアと、4)IMRのセット内の第4の個数のリソースと、5)CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ及び第2のグループ内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、当該関連付けは、CMRのセット内のM1個のリソース及びM2リソースを、それぞれIMRのセット内のM1個のリソース及びM2個のリソースと関連付けることと、N個のリソースペアを、IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む。
ステップ220: 少なくとも取得された設定に基づいて、CSI測定を実行する。
例えば、UEは、設定を含む信号をネットワークノードから受信することによって、設定を取得しうる。いくつかの例では、設定は、UEが内部で設定を取得するように、UEにおいて標準規格の仕様によって与えられうるか又はハードコーディングされうる。
いくつかの例では、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ及び第2のグループ内の、M1及びM2個リソースを、IMRのセット内のM1及びM2個リソースと関連付けることは、CMRのセット内及びIMRのセット内のM1及びM2個のリソースの第1の順序付けに基づきうる。一例として、UEは、CMRセットのM1及びM2個のリソース内の第1のリソースを、IMRセット内の第1リソースと関連付け、CMRセットのM1及びM2個のリソース内の第2のリソースを、IMRセット内の第2のリソースと関連付ける。
いくつかの例では、N個のリソースペアをIMRのセット内のN個のリソースと関連付けることは、CMRのセット内のN個のリソースペア及びIMRのセット内のN個のリソースの第2の順序付けに基づきうる。一例として、UEは、CMRのセットからの第1のリソースペアを、IMRのセット内の(M1+M2+1)番目のリソースに関連付け、CMRのセットからの第2のリソースペアを、IMRのセット内の(M1+M2+2)番目のリソースに関連付けうる。
いくつかの例では、リソースペアは、第1のグループからの第1のリソースと、第2のグループからの第2のリソースとを含みうる。
いくつかの例では、IMRのセット内のリソースの第4の個数は、第1の個数と、第2の個数と、第3の個数(M1+M2+N)との和でありうる。
いくつかの例では、第2の個数(M2)は黙示的に与えられうる。例えば、CMRセットがM個のリソースを有し、かつ、第1の個数M1が設定される場合、M2は、M-M1として導出されうる。
いくつかの例では、UEは、CSI測定値を含むCSIレポートを、ネットワークノードへ送信しうる。
NC-JT測定及びTRP測定を実行するための、UEにおける別の方法であって、UEが、測定仮説(TRP)の第1のセットと、測定仮説(NC-JT)の第2のセットと、CMRのセットとIMRのセットとが、UEに設定されている、方法は、アクティブ化/非アクティブ化する、第1のセットからの1つの測定仮説を示す信号を、ネットワークノードから信号を受信することと、示された測定仮説のアクティブ化/非アクティブ化に基づいて、測定を実行することと、を含みうる。この方法に関する更なる詳細が、実施形態2A及び2Bの説明において見い出されうる。
図16は、UEからCSIレポートを受信するための、ネットワークノードにおける方法300の例のフローチャートを示し、CSIレポートは、複数のCSI測定を含み、複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RSリソースに基づいており、複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいている。UEに、CMRのセットとIMRのセットとが設定されうる。方法300は以下を含みうる:
ステップ310: インジケーションを含む設定を送信する。当該設定は、1)複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、CMRのセット内の第1の個数(M)のリソースと、2)複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからのリソースペアの第2の個数(N)と、3)IMRのセット内の第3の個数のリソースと、4)CMRのセット内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、当該関連付けは、CMRのセット内のM個のリソースと、IMRのセット内のM個のリソースとを、CMRのセット内及びIMRのセット内のM個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることと、CMRのセット内のN個のリソースペアと、IMRのセット内のN個のリソースとを、CMRのセット内のN個のリソースペア及びIMRのセット内のN個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む。
ステップ320: 少なくとも送信された設定に基づいて実行されたCSI測定を含むCSIレポートを、UEから受信する。
方法100に関連するものと同様の例を方法300に適用することが可能である。
図17は、UEからCSIレポートを受信するための、ネットワークノードにおける方法400の別の例のフローチャートを示し、CSIレポートは、複数のCSI測定を含み、複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RSリソースに基づいており、複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいている。UEに、CMRのセットとIMRのセットとが設定されうる。方法400は以下を含む:
ステップ410: インジケーションを含む設定を送信する。当該設定は、1)複数のCSI測定のうちの第1のCSI測定を実行するための、1)第1の個数(M1)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ、及び2)第2の個数(M2)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第2のグループと、3)複数のCSI測定のうちの第2のCSI測定を実行するための、CMRのセットからの第3の個数(N)のリソースペアと、4)IMRのセット内の第4の個数のリソースと、5)CMRのセット内のCMRから成る第1のグループ及び第2のグループ内のリソースと、IMRのセット内のリソースとの関連付けであって、当該関連付けは、CMRのセット内のM1個のリソース及びM2リソースを、IMRのセット内のM1個のリソース及びM2個のリソースと関連付けることと、N個のリソースペアを、IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることと、を含む、関連付けと、のインジケーションを含む。
ステップ420: 少なくとも送信された設定に基づいて実行されたCSI測定を含むCSIレポートを受信する。
方法200に関連するものと同様の例を方法400に適用することが可能である。
図18は、いくつかの実施形態による通信システム1800の例を示す。
本例では、通信システム1800は、無線アクセスネットワーク(RAN)等のアクセスネットワーク1804を含む通信ネットワーク1802と、1つ以上のコアネットワークノード1808を含むコアネットワーク1806とを含む。アクセスネットワーク1804は、ネットワークノード1810a及び1810b(それらのうちの1つ以上が概してネットワークノード1810と称されうる)、又は任意の他の同様の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスノード若しくは非3GPPアクセスポイントといった、1つ以上のアクセスネットワークノードを含む。ネットワークノード1810は、1つ以上の無線コネクションを介してユーザ装置(UE)1812a、1812b、1812c及び1812d(それらのうちの1つ以上は概してUE1812と称される)をコアネットワーク1806に接続すること等によって、UEの直接的又は間接的コネクションを可能にする。
無線コネクションを介した例示的な無線通信は、電磁波、電波、赤外線、及び/又はワイヤ、ケーブル、又は他の導体を使用せずに情報を搬送するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信及び/又は受信することを含む。更に、種々の実施形態において、通信システム1800は、有線コネクションを介するか無線コネクションを介するかによらず、データ及び/又は信号の通信を可能に容易にするか又はそれに関与しうる、任意の個数の有線又は無線ネットワーク、ネットワークノード、UE、及び/又は任意の他のコンポーネント若しくはシステムを含みうる。通信システム1800は、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ、無線ネットワーク、及び/又は他の類似のタイプのシステムを含みうる及び/又はそれらとインタフェースしうる。
UE1812は、ネットワークノード1810及び他の通信デバイスと無線で通信するように構成された、設定された、及び/又は動作可能な無線デバイスを含む、多種多様な通信デバイスのいずれかでありうる。同様に、ネットワークノード1810は、無線ネットワークアクセス等のネットワークアクセスを可能にする及び/又は提供するように、及び/又は、通信ネットワーク1802内の管理等の他の機能を実行するように、UE1812及び/又は通信ネットワーク1802内の他のネットワークノード又は装置と直接的又は間接的に通信するように構成される、可能である、設定される、及び/又は動作可能である。
図18において、コアネットワーク1806は、ネットワークノード1810を、ホスト1816等の1つ以上のホストに接続する。これらのコネクションは、1つ以上の中間ネットワーク又はデバイスを介して直接的又は間接的でありうる。他の例では、ネットワークノードはホストに直接結合されうる。コアネットワーク1806は、ハードウェアコンポーネント及びソフトウェアコンポーネントで構成された1つ以上のコアネットワークノード(例えば、コアネットワークノード1808)を含む。これらのコンポーネントの機能は、UE、ネットワークノード、及び/又はホストに関して説明されたものと実質的に同様であってよく、そのため、それらの説明は、コアネットワークノード1808の対応するコンポーネントに対して広く適用可能である。例示的なコアネットワークノードは、モバイル交換センタ(MSC:Mobile Switching Center)、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)、セッション管理機能(SMF:Session Management Function)、認証サーバ機能(AUSF:Authentication Server Function)、加入識別子隠蔽解除機能(SIDF:Subscription Identifier De-concealing function)、統一データ管理(UDM:Unified Data Management)、セキュリティエッジ保護プロキシ(SEPP:Security Edge Protection Proxy)、ネットワーク公開機能(NEF:Network Exposure Function)、及び/又はユーザプレーン機能(UPF:User Plane Function)、のうちの1つ以上の機能を含む。
ホスト1816は、アクセスネットワーク1804及び/又は通信ネットワーク1802のオペレータ又はプロバイダ以外のサービスプロバイダの所有又は制御下にありうるとともに、サービスプロバイダによって、又はサービスプロバイダに代わって運用されうる。ホスト1816は、1つ以上のサービスを提供するための種々のアプリケーションをホストしうる。そのようなアプリケーションの例には、ライブ及び事前に記録されたオーディオ/ビデオコンテンツ、複数のUEによって検出された様々な周囲条件に関するデータを検索及びコンパイルする等のデータ収集サービス、分析機能、ソーシャルメディア、リモートデバイスを制御するための、又はさもなければリモートデバイスとインタラクションするための機能、アラーム及び監視センタのための機能、又はサーバによって実行される任意の他のそのような機能が含まれる。
全体として、図18の通信システム1800は、UE、ネットワークノード、及びホスト間のコネクティビティを実現する。その意味で、通信システムは、以下に限定されないが、Global System for Mobile Communications(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、LTE及び/又は他の適切な2G、3G、4G、5G規格、又は任意の適用可能な将来世代規格(例えば、6G)、Institute of Electrical and Electronics Engineers(IEEE)802.11規格(WiFi)等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、及び/又は、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、Bluetooth(登録商標)、Z-Wave、Near Field Communication(NFC)、ZigBee、LiFi及び/又は、LoRa及びSigfox等の任意の低電力ワイドエリアネットワーク(LPWAN:low-power wide-area network)規格等の任意の他の適切な無線通信規格を含む、特定の規格等の、所定のルール又は手順に従って動作するように構成されうる。
いくつかの例において、通信ネットワーク1802は、3GPP標準化機能を実装するセルラネットワークである。したがって、通信ネットワーク1802は、通信ネットワーク1802に接続された異なるデバイスに対して異なる論理ネットワークを提供するために、ネットワークスライシングをサポートしうる。例えば、通信ネットワーク1802は、いくつかのUEにたいして超高信頼低遅延通信(URLLC:Ultra Reliable Low Latency Communication)サービスを提供しつつ、他のUEに対して拡張モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced Mobile Broadband)サービス、及び/又は更なるUEに対してマッシブマシンタイプ通信(mMTC:Massive Machine Type Communication)/マッシブIoTサービスを提供しうる。
いくつかの例において、UE1812は、直接的なヒューマンインタラクション無しで情報を送信及び/又は受信するように構成される。例えば、UEは、所定のスケジュールで、内部又は外部イベントによってトリガされた際に、又はアクセスネットワーク1804からの要求に応答して、アクセスネットワーク1804へ情報を送信するように設計されうる。更に、UEは、シングルRATモード又はマルチRATモード又はマルチスタンダードモードで動作するように構成されうる。例えば、UEは、Wi-Fi、NR、及びLTEの任意の1つ又は組み合わせで動作してよく、即ち、E-UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)ニューレディオ‐デュアルコネクティビティ(EN-DC)用に設定される。
本例では、ハブ1814は、アクセスネットワーク1804と通信することで、1つ以上のUE(例えば、UE1812c及び/又は1812d)とネットワークノード(例えば、ネットワークノード1810b)との間の間接通信を可能にする。いくつかの例では、ハブ1814は、コントローラ、ルータ、コンテンツソース及びアナリティクス、又はUEに関して本明細書で説明される他の通信デバイスのいずれか、でありうる。例えば、ハブ1814は、UEのためのコアネットワーク1806へのアクセスを可能にするブロードバンドルータでありうる。別の例として、ハブ1814は、UE内の1つ以上のアクチュエータへコマンド又は命令を送るコントローラでありうる。コマンド又は命令は、UE、ネットワークノード1810から、又はハブ1814内の実行可能コード、スクリプト、プロセス、又は他の命令によって受信されうる。別の例として、ハブ1814は、UEデータ用の一時ストレージとして動作するデータコレクタであってよく、いくつかの実施形態では、データの分析又は他の処理を実行してもよい。別の例として、ハブ1814は、コンテンツソースであってもよい。例えば、VRヘッドセット、ディスプレイ、ラウドスピーカ、又は他のメディア配信デバイスであるUEの場合、ハブ1814は、ネットワークノードを介して、VRアセット、ビデオ、オーディオ、又は感覚情報に関連する他のメディア若しくはデータを取り出しうる。その後、ハブ1814は、ローカル処理を実行した後、及び/又は追加のローカルコンテンツを追加した後のいずれかで、直接UEに提供する。更に別の例において、ハブ1814は、特に、UEのうちの1つ以上が低エネルギーIoTデバイスである場合、UEのためのプロキシサーバ又はオーケストレータとして動作する。
ハブ1814は、ネットワークノード1810bへの一定の/永続的なコネクション、又は間欠的なコネクションを有しうる。ハブ1814は更に、ハブ1814とUE(例えば、UE1812c及び/又は1812d)との間、及びハブ1814とコアネットワーク1806との間で、種々の異なる通信方式及び/又はスケジュールを可能にしうる。他の例では、ハブ1814は、有線コネクションを介してコアネットワーク1806及び/又は1つ以上のUEに接続される。更に、ハブ1814は、アクセスネットワーク1804を介してM2Mサービスプロバイダに、及び/又は直接コネクションを介して別のUEに接続するように構成されうる。いくつかのシナリオでは、UEは、有線又は無線コネクションによってハブ1814を介して依然として接続されている間に、ネットワークノード1810との無線コネクションを確立しうる。いくつかの実施形態では、ハブ1814は、専用ハブ、即ち、ネットワークノード1810bとの間で、UEとの間で通信をルーティングすることが主な機能であるハブ、であってもよい。他の実施形態では、ハブ1814は、非専用ハブ、即ち、UEとネットワークノード1810bとの間の通信をルーティングするように動作することが可能であるが、特定のデータチャネルのための通信開始ポイント及び/又は終了ポイントとして更に動作することが可能であるデバイス、であってもよい。
図19は、いくつかの実施形態によるUE1900を示す。UEは、ネットワークノード及び/又は他のUEと無線で通信することが可能な、通信するように設定、通信するように構成、及び/又は通信するように動作可能なデバイスを指す。UEの例には、以下に限定されないが、スマートフォン、携帯電話(mobile phone, cell phone)、ボイスオーバIP(VoIP:voice over IP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、無線カメラ、ゲームコンソール又はデバイス、音楽ストレージデバイス、再生機器、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、laptop-embedded equipment(LEE)、laptop-mounted equipment(LME)、スマートデバイス、無線カスタマプレミス機器(CPE:customer-premise equipment)、車載又は組み込み型/統合型無線デバイス、狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB-IoT:narrow band internet of things)UE、マシンタイプ通信(MTC:machine type communication)UE、及び/又は拡張MTC(eMTC:enhanced MTC)UE等が含まれる。
sUEは、例えば、サイドリンク通信、専用短距離通信(DSRC:Dedicated Short Range Communications)、vehicle-to-vehicle(V2V)、vehicle-to-infrastructure(V2I)、又はVehicle-to-everything(V2X)のための3GPP規格を実装することによって、デバイス・ツー・デバイス(D2D:device-to-device)通信をサポートしうる。
UE1900は、バス1904を介して、入出力インタフェース1906、電源1908、メモリ1910、通信インタフェース1912、及び/又は任意の他のコンポーネント、又はそれらの任意の組み合わせに動作可能に結合される処理回路1902を含む。特定のUEは、図19に示されるコンポーネントの全て又はサブセットを利用しうる。特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機等の、コンポーネントの複数のインスタンスを含みうる。
処理回路1902は、命令及びデータを処理するように構成されるとともに、メモリ1910内にマシン読取可能コンピュータプログラムとして格納された命令を実行するように動作可能な任意のシーケンシャルステートマシンを実装するように構成されうる。処理回路1902は、1つ以上のハードウェア実装ステートマシン(例えば、離散ロジック、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等)、適切なファームウェアを有するプログラマブルロジック、適切なソフトウェアと共同の、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)等の1つ以上の格納されたコンピュータプログラム、汎用プロセッサ、又は上記の任意の組み合わせとして実装されうる。例えば、処理回路1902は、複数の中央処理装置(CPU)を含みうる。処理回路1902は、図14の方法100及び図15の方法200の任意のステップ/ブロック/動作を実行するように構成される。
この例では、入出力インタフェース1906は、入力デバイス、出力デバイス、又は1つ以上の入力デバイス及び/又は出力デバイスにインタフェースを提供するように構成されうる。入力デバイスは、ユーザがUE1900に情報をキャプチャすることを可能にしうる。
いくつかの実施形態では、電源1908は、バッテリ又はバッテリパックとして構成される。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電力デバイス、又は電力セル等の他のタイプの電源が使用されてもよい。電源1908は、電源1908自体、及び/又は外部電源から、入力回路又は電力ケーブル等のインタフェースを介して、UE1900の種々の部分に電力を送るための電力回路を更に含みうる。
メモリ1910は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的EPROM(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、フラッシュドライブ等のメモリでありうるか、又はそれらを含むように構成されうる。一例では、メモリ1910は、オペレーティングシステム、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット、ガジェットエンジン、又は他のアプリケーション等の1つ以上のアプリケーションプログラム1914、及び対応するデータ1916を含む。メモリ1910は、UE1900による使用のために、種々のオペレーティングシステムのうちのいずれか、又はオペレーティングシステムの組み合わせを格納しうる。
メモリ1910は、独立ディスクの冗長アレイ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ光ディスクドライブ、外部ミニ・デュアルインラインメモリモジュール、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、USIM及び/又はISIM等の1つ以上の加入者識別モジュール(SIM)を含むユニバーサル集積回路カードの形態の耐タンパ性モジュール等のスマートカードメモリ、他のメモリ、又はそれらの任意の組み合わせ等の、いくつかの物理ドライブユニットを含むように構成されうる。メモリ1910は、UE1900が一時的又は非一時的メモリ媒体に格納された命令、アプリケーションプログラム等にアクセスし、データをオフロードし、又はデータをアップロードすることを可能にしうる。通信システムを利用するもの等の製品は、デバイス読取可能記憶媒体であってもよく、又はデバイス読取可能記憶媒体を備えうるメモリ1910として又はメモリ1510内に、有形に具現化されてもよい。
処理回路1902は、通信インタフェース1912を使用してアクセスネットワーク又は他のネットワークと通信するように構成されうる。通信インタフェース1912は、1つ以上の通信サブシステムを備えうるとともに、アンテナ1922を含みうるか又はアンテナ1522に通信可能に結合されうる。通信インタフェース1912は、無線通信が可能な別のデバイス(例えば、アクセスネットワーク内の別のUE又はネットワークノード)の1つ以上のリモートトランシーバと通信すること等によって、通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含みうる。各トランシーバは、ネットワーク通信(例えば、光、電気、周波数割り当て等)を提供するのに適した送信機1918及び/又は受信機1920を含みうる。更に、送信機1918及び受信機1920は、1つ以上のアンテナ(例えば、アンテナ1922)に結合されうるとともに、回路コンポーネント、ソフトウェア若しくはファームウェアを共有しうるか、又は、別個に実装されうる。
通信インタフェース1912の通信機能は、セルラ通信、Wi-Fi通信、LPWAN通信、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、短距離(例えば、Bluetooth、近距離、GPS)通信又はそれらの任意の組み合わせを含みうる。通信機能は、IEEE 802.11、CDMA、WCDMA(登録商標)、GSM、LTE、NR、UMTS、WiMax、イーサネット、TCP/IP等の、1つ以上の通信プロトコル及び/又は標準規格に従って実装されうる。
センサのタイプにかかわらず、UEは、ネットワークノードへの無線コネクションを介して、その通信インタフェース1912を通して、そのセンサによってキャプチャされたデータの出力を提供しうる。
IoTデバイスの形態のUEは、図19に示されるUE1900に関連して説明されるように、他のコンポーネントに加えて、IoTデバイスの意図されたアプリケーションに依存する回路及び/又はソフトウェアを備える。
別の特定の例として、IoTシナリオでは、UEは、モニタリング及び/又は測定を実行し、そのようなモニタリング及び/又は測定の結果を別のUE及び/又はネットワークノードへ送信するマシン又は他のデバイスを表しうる。この場合にUEは、M2Mデバイスであってもよく、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれうる。
実際には、単一のユースケースに関して任意の個数のUEが使用されてよく、例えば、第1のUEは、ドローンであってもよく、又はドローンに統合されてもよく、ドローンを操作するリモートコントローラである第2のUEへ、(速度センサを通じて取得される)ドローンの速度情報を提供してもよい。
図20は、いくつかの実施形態によるネットワークノード2000を示す。ネットワークノードは、通信ネットワークにおいて、UEと、及び/又は他のネットワークノード若しくは装置と、直接的又は間接的に通信することが可能である、通信するように設定される、構成される、及び/又は動作可能である装置を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、NB、eNB、及びNR gNB)を含むが、これらに限定されない。
基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は異なる言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類されることがあり、それ故に、提供されるカバレッジの量に応じて、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局と称されうる。基地局は、リレーノード又はリレーを制御するリレードナーノードでありうる。ネットワークノードは更に、時にはリモートラジオヘッド(RRH:Remote Radio Head)と称される、集中型デジタルユニット及び/又はリモートラジオユニット(RRU:remote radio unit)等の、分散無線基地局の1つ以上(又は全て)の部分を含みうる。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化されてもよいし、一体化されなくてもよい。分散無線基地局の一部は、分散アンテナシステム(DAS:distributed antenna system)におけるノードと称されることもある。
ネットワークノードの他の例は、マルチTRP 5Gアクセスノード、MSR BS等のマルチスタンダード無線(MSR:multi-standard radio)機器、ネットワークコントローラ(例えばRNC)又は基地局コントローラ(BSC:base station controller)、基地トランシーバ局(BTS:base transceiver station)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE:multi-cell/multicast coordination entity)、運用及び保守(O&M:Operation and Maintenance)ノード、オペレーションサポートシステム(OSS:Operations Support System)ノード、自己組織化ネットワーク(SON:Self-Organizing Network)ノード、測位ノード(例えば、発展型サービングモバイルロケーションセンター(E-SMLC:Evolved Serving Mobile Location Center))等を含む。
ネットワークノード2000は、処理回路2002と、メモリ2004と、通信インタフェース2006と、電源2008とを備える。ネットワークノード2000は、複数の物理的に別個のコンポーネント(例えば、NBコンポーネント及びRNCコンポーネント、又はBTSコンポーネント及びBSCコンポーネント等)で構成されてもよく、それらはそれぞれ独自の個別のコンポーネントを有してもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード2000は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されうる。そのような実施形態では、いくつかのコンポーネントが重複してもよく(例えば、異なるRATのための別個のメモリ2004)、いくつかのコンポーネントが再使用されてもよい(例えば、同じアンテナ2010が異なるRATによって共有されてもよい)。ネットワークノード2000は更に、ネットワークノード2000に統合された異なる無線技術(例えば、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi、Zigbee、Z波、LoRaWAN、無線周波数識別(RFID)又はBluetooth無線技術)のための種々の図示されたコンポーネントの複数のセットを含みうる。これらの無線技術は、ネットワークノード2000内の同じ又は異なるチップ又はチップのセット及び他のコンポーネントに統合されうる。
処理回路2002は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、又はハードウェア、ソフトウェア、及び/又は符号化ロジックの組み合わせのうちの1つ以上の組み合わせを含みうる。これらは、単独で、又はメモリ2004等の他のネットワークノード2000コンポーネントと共に、ネットワークノード2000の機能を提供するように動作可能である。
いくつかの実施形態では、処理回路2002は、システムオンチップ(SOC)を含む。いくつかの実施形態では、処理回路2002は、無線周波数(RF)トランシーバ回路2012及びベースバンド処理回路2014のうちの1つ以上を含む。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路2012及びベースバンド処理回路2014は、無線ユニット及びデジタルユニット等の、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又はユニット上にありうる。代替の実施形態では、RFトランシーバ回路2012及びベースバンド処理回路2014の一部又は全部が、同じチップ又はチップのセット、ボード、又はユニット上にありうる。
メモリ2004は、任意の形態の揮発性又は不揮発性コンピュータ読取可能メモリを含みうる。当該コンピュータ読取可能メモリは、限定することなく、永続ストレージ、ソリッドステートメモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、RAM、ROM、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク又はデジタルビデオディスク)、及び/又は処理回路2002によって使用されうる情報、データ、及び/又は命令を格納する任意の他の揮発性又は不揮発性、非一時的デバイス読取可能及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。メモリ2004は、ロジック、ルール、コード、テーブル、及び/又は処理回路2002によって実行され、ネットワークノード2000によって利用されることが可能な他の命令、のうちの1つ以上を含むアプリケーション、コンピュータプログラム、ソフトウェアを含む、任意の適切な命令、データ、又は情報を格納しうる。メモリ2004は、処理回路2002によって行われる任意の演算、及び/又は通信インタフェース2006を介して受信される任意のデータを格納するために使用されうる。いくつかの実施形態では、処理回路2002及びメモリ2004は統合される。更に、処理回路2002は、図17の方法300及び図17の方法400の任意のステップ/ブロック/動作を実行するように構成される。
通信インタフェース2006は、ネットワークノード、アクセスネットワーク、及び/又はUE間のシグナリング及び/又はデータの有線又は無線通信において使用される。図示のように、通信インタフェース2006は、例えば、有線コネクションを介してネットワークとの間でデータを送受信するための(1つ以上の)ポート/(1つ以上の)端末2016を備える。通信インタフェース2006は更に、無線フロントエンド回路2018を含み、当該無線フロントエンド回路1618は、アンテナ2010に結合されうるか、又はある実施形態ではアンテナ1610の一部でありうる。無線フロントエンド回路2018は、フィルタ2020及び増幅器2022を備える。無線フロントエンド回路2018は、アンテナ2010及び処理回路2002に接続されうる。無線フロントエンド回路は、アンテナ2010と処理回路2002との間で通信される信号を調整するように構成されうる。無線フロントエンド回路2018は、無線コネクションを介して他のネットワークノード又はUEへ送られるデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路2018は、フィルタ2020及び/又は増幅器2022の組み合わせを使用して、デジタルデータを、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換しうる。その後、当該無線信号は、アンテナ2010を介して送信されうる。同様に、データを受信する際に、アンテナ2010は、無線フロントエンド回路2018によってデジタルデータに変換される無線信号を収集しうる。デジタルデータは、処理回路2002に渡されうる。他の実施形態では、通信インタフェースは、異なる複数のコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。
特定の代替実施形態では、ネットワークノード2000は、別個の無線フロントエンド回路2018を含まず、代わりに、処理回路2002は無線フロントエンド回路を含み、かつ、アンテナ2010に接続される。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路2012の全て又は一部は、通信インタフェース2006の一部である。更に他の実施形態では、通信インタフェース2006は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つ以上のポート又は端末2016と、無線フロントエンド回路2018と、RFトランシーバ回路2012とを含み、通信インタフェース2006は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路2014と通信する。
アンテナ2010は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含みうる。アンテナ2010は、無線フロントエンド回路2018に結合されてもよく、データ及び/又は信号を無線で送信及び受信することが可能な任意のタイプのアンテナでありうる。ある実施形態では、アンテナ2010は、ネットワークノード2000とは別個であり、かつ、インタフェース又はポートを介してネットワークノード2000に接続可能である。
アンテナ2010、通信インタフェース2006、及び/又は処理回路2002は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明する任意の受信動作及び/又は特定の取得動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、及び/又は信号が、UE、別のネットワークノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信されうる。同様に、アンテナ2010、通信インタフェース2006、及び/又は処理回路2002は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、及び/又は信号が、UE、別のネットワークノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器へ送信されうる。
電源2008は、個別のコンポーネントに適した形態で(例えば、個別のコンポーネントに必要とされる電圧及び電流レベルで)、ネットワークノード2000の種々のコンポーネントに電力を提供する。電源2008は、本明細書で説明される機能を実行するための電力をネットワークノード2000のコンポーネントに供給するための電力管理回路を更に備えるか、又はそれに結合されうる。例えば、ネットワークノード2000は、電気ケーブル等の入力回路又はインタフェースを介して外部電源(例えば、電力グリッド、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それによって、外部電源は電源2008の電力回路に電力を供給する。一例として、電源2008は、電力回路に接続されるか、又は電力回路に統合される、バッテリ又はバッテリパックの形態の電力源を備えうる。外部電源が故障した場合、バッテリがバックアップ電力を供給してもよい。
ネットワークノード2000の実施形態は、本明細書で説明される機能のいずれか、及び/又は本明細書で説明される主題をサポートするために必要な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供するための、図20に示されるものを超える追加のコンポーネントを含みうる。例えば、ネットワークノード2000は、ネットワークノード2000への情報の入力を可能にし、かつ、ネットワークノード2000からの情報の出力を可能にするユーザインタフェース機器を含みうる。これは、ユーザによる、ネットワークノード2000についての診断、メンテナンス、修理、及びその他の管理機能の実行を可能にしうる。
図21は、ホスト2100のブロック図であり、ホスト1700は、本明細書で説明される種々の態様による、図18のホスト1816の一実施形態でありうる。本明細書で使用される場合、ホスト2100は、スタンドアロンサーバ、ブレードサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバ、仮想マシン、コンテナ、又はサーバファーム内の処理リソースを含む、種々の組み合わせのハードウェア及び/又はソフトウェアでありうるか、又はそれらを備えうる。ホスト2100は、1つ以上のサービスを1つ以上のUEに提供しうる。
ホスト2100は、バス2104を介して、入出力インタフェース2106、ネットワークインタフェース2108、電源2110、及びメモリ2112に動作可能に結合される処理回路2102を含む。他のコンポーネントが、他の実施形態に含まれてもよい。これらのコンポーネントの機能は、その説明がホスト2100の対応するコンポーネントに概して適用可能であるように、これまでの図(図19及び20等)のデバイスに関して説明したものと実質的に同様でありうる。
メモリ2112は、1つ以上のホストアプリケーションプログラム2114と、ユーザデータ(例えば、ホスト2100のためにUEによって生成されたデータ又はUEのためにホスト2100によって生成されたデータ)を含みうるデータ2116とを含む、1つ以上のコンピュータプログラムを含みうる。ホスト2100の実施形態は、示されているコンポーネントのサブセットのみ又は全てを利用しうる。ホストアプリケーションプログラム2114は、コンテナベースのアーキテクチャで実装されてもよく、(例えば、Versatile Video Coding(VVC)、High Efficiency Video Coding(HEVC)、Advanced Video Coding(AVC)、MPEG、VP9)及びオーディオコーデック(例えば、FLAC、Advanced Audio Coding(AAC)、MPEG、G.711)のサポートを提供してもよく、複数の異なるクラス、タイプ、又は実装のUE(例えば、ハンドセット、デスクトップコンピュータ、ウェアラブルディスプレイシステム、ヘッドアップディスプレイシステム)用のトランスコーディングを含む。ホストアプリケーションプログラム2114は更に、ユーザ認証及びライセンシングチェックを提供してもよく、コアネットワーク内又はコアネットワークのエッジ上のデバイス等のセントラルノードに、健全性、ルート、及びコンテンツ利用可能性を定期的に報告してもよい。したがって、ホスト2100は、UEのためのオーバ・ザ・トップ・サービスのための異なるホストを選択及び/又はインジケーションしてもよい。ホストアプリケーションプログラム2114は、HTTPライブ・ストリーミング(HLS)プロトコル、リアルタイム・メッセージング・プロトコル(RTMP)、リアルタイム・ストリーミング・プロトコル(RTSP)、動的アダプテーション・ストリーミング・オーバHTTP(MPEG-DASH)等の、種々のプロトコルをサポートしうる。
図22は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化されうる仮想化環境2200を示すブロック図である。本コンテキストにおいて、仮想化は、仮想化ハードウェアプラットフォーム、ストレージデバイス、及びネットワークリソースを含みうる装置又はデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される場合、仮想化は、本明細書で説明される任意のデバイス、又はそのコンポーネントに適用されることができ、機能の少なくとも一部分が1つ以上の仮想コンポーネントとして実装される実装に関連する。本明細書で説明される機能の一部又は全部は、ネットワークノード、UE、コアネットワークノード、又はホストとして動作するハードウェアコンピューティングデバイス等のハードウェアノードのうちの1つ以上によってホストされる、1つ以上の仮想化環境2200において実装される1つ以上の仮想マシン(VM)によって実行される仮想コンポーネントとして実装されうる。更に、仮想ノードが無線コネクティビティを必要としない実施形態(例えば、コアネットワークノード又はホスト)では、ノードは完全に仮想化されうる。
アプリケーション2202(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と称されうる)は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、及び/又は利点のうちのいくつかを実装するために、仮想化環境2200において実行される。
ハードウェア2204は、処理回路、ハードウェア処理回路によって実行可能なソフトウェア及び/又は命令を格納するメモリ、及び/又はネットワークインタフェース、入力/出力インタフェース等の本明細書で説明される他のハードウェアデバイスを含む。ソフトウェアは、処理回路によって実行されることで、1つ以上の仮想化レイヤ2206(ハイパーバイザ又は仮想マシンモニタ(VMM)とも称される)をインスタンス化し、VM2208a及び2208b(それらのうちの1つ以上は概してVM2208と称されうる)を提供しうる、及び/又は本明細書で説明されるいくつかの実施形態に関連して説明される機能、特徴及び/又は利益のいずれかを実行しうる。仮想化レイヤ2206は、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームをVM2208に提示しうる。
VM2208は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワークワーキング又はインタフェース、及び仮想ストレージを含み、対応する仮想化レイヤ2206によって実行されうる。仮想アプライアンス2202のインスタンスの種々の実施形態は、VM2208のうちの1つ以上に実装されうるとともに、当該実装は種々の方法で行われうる。ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストではネットワーク機能仮想化(NFV:network function virtualization)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、(データセンタに配置されうる)業界標準の大容量サーバハードウェア、物理スイッチ、及び物理ストレージ、並びにカスタマ構内設備に統合するために使用されうる。
NFVのコンテキストでは、VM2208は、あたかもそれらが物理的な非仮想化マシン上で実行されているかのようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装でありうる。VM2208の各々、及びそのVMを実行するハードウェア2204のその一部は、そのVM専用のハードウェア、及び/又はそのVMによってVMの他のものと共有されるハードウェアであり、別々の仮想ネットワーク要素を形成する。更に、NFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能が、ハードウェア2204の上の1つ以上のVM2208において実行され、かつ、アプリケーション2202に対応する特定のネットワーク機能を処理する役割を担う。
ハードウェア2204は、汎用又は特定のコンポーネントを有するスタンドアロン型ネットワークノードにおいて実装されうる。ハードウェア2204は、仮想化を介していくつかの機能を実装しうる。代替的には、ハードウェア2204は、多くのハードウェアノードが協働し、とりわけ、アプリケーション2202のライフサイクル管理を監視する管理及びオーケストレーション2210を介して管理される、(例えば、データセンタ又はCPE等における)ハードウェアのより大きなクラスタの一部であってもよい。いくつかの実施形態では、ハードウェア2204は、1つ以上の無線ユニットに結合され、各無線ユニットが、1つ以上の送信機と、1つ以上のアンテナに結合されうる1つ以上の受信機とを含む。無線ユニットは、1つ以上の適切なネットワークインタフェースを介して他のハードウェアノードと直接通信してもよく、仮想コンポーネントと組み合わせて使用されて、無線アクセスノード又は基地局等の無線機能を仮想ノードに提供してもよい。いくつかの実施形態では、一部のシグナリングが、制御システム2212の使用を伴って提供されてよく、ハードウェアノードと無線ユニットとの間の通信のために代替的に使用されうる。
図23は、いくつかの実施形態による、部分的無線コネクションを介して、UE2306とネットワークノード2304を介して通信するホスト2302の通信ダイアグラムを示す。次に、(図18のUE1812a及び/又は図19のUE1900等の)UE、(図18のネットワークノード1810a及び/又は図20のネットワークノード2000等の)ネットワークノード、及び(図18のホスト1816及び/又は図21のホスト2100等の)ホストの種々の実施形態による例示的な実装形態について、図23を参照しながら説明する。
ホスト2100と同様に、ホスト2302の実施形態は、通信インタフェース、処理回路、及びメモリ等のハードウェアを含む。ホスト2302は更に、ソフトウェアを含み、当該ソフトウェアは、ホスト2302に格納されるか又はホスト1902によってアクセス可能であるとともに、処理回路によって実行可能である。ソフトウェアは、UE2306とホスト2302との間に延在するオーバ・ザ・トップ(OTT:over-the-top)コネクション2350を介して接続するUE2306等のリモートユーザにサービスを提供するように動作可能でありうるホストアプリケーションを含む。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーションは、OTTコネクション2350を使用して送信されるユーザデータを提供しうる。
ネットワークノード2304は、ホスト2302及びUE2306と通信することを可能にするハードウェアを含む。コネクション2360は、直接であってもよいし、又は、(図18のコアネットワーク1806のような)コアネットワーク、及び/又は、1つ以上のパブリック、プライベート、又はホステッドネットワーク等の1つ以上の他の中間ネットワークを通過してもよい。例えば、中間ネットワークは、バックボーンネットワーク又はインターネットでありうる。
UE2306は、ハードウェア及びソフトウェアを含み、当該ソフトウェアは、UE2306に格納されるか又はUE2306によってアクセス可能であるとともに、UEの処理回路によって実行可能である。ソフトウェアは、ホスト2302のサポートを用いてUE2306を介してヒューマンユーザ又は非ヒューマンユーザに対するサービスを提供するように動作可能でありうる、ウェブブラウザ又はオペレータ固有の「アプリ」等のクライアントアプリケーションを含む。ホスト2302では、実行中のホストアプリケーションが、UE2306及びホスト2302で終端するOTTコネクション2350を介して、実行中のクライアントアプリケーションと通信しうる。ユーザにサービスを提供する際に、UEのクライアントアプリケーションは、ホストのホストアプリケーションから要求データを受信し、当該要求データに応答してユーザデータを提供しうる。OTTコネクション2350は、要求データとユーザデータの両方を転送しうる。UEのクライアントアプリケーションは、OTTコネクション2350を介してホストアプリケーションに提供するユーザデータを生成するために、ユーザとのインタラクションを行いうる。
OTTコネクション2350は、ホスト2302とネットワークノード2304との間のコネクション2360を介して、及びネットワークノード2304とUE2306との間の無線コネクション2370を介して延在することで、ホスト2302とUE2306との間のコネクションを提供しうる。OTTコネクション2350が提供されうるコネクション2360及び無線コネクション2370は、ネットワークノード2304を介したホスト2302とUE2306との間の通信を示すために抽象的に描かれており、これらのデバイスを介したメッセージのいかなる中間デバイス及び正確なルーティングも明示的に参照されていない。
OTTコネクション2350を介してデータを送信する例として、ステップ2308において、ホスト2302は、ユーザデータを提供し、これは、ホストアプリケーションを実行することによって実行されうる。いくつかの実施形態では、ユーザデータは、UE2306とのインタラクションを行う特定のヒューマンユーザと関連付けられる。他の実施形態では、ユーザデータは、明示的なヒューマンインタラクション無しで、ホスト2302とデータを共有するUE2306と関連付けられる。ステップ2310において、ホスト2302は、UE2306に向けてユーザデータを搬送する送信を開始する。ホスト2302は、UE2306によって送信された要求に応じて送信を開始しうる。要求は、UE2306とのヒューマンインタラクションによって、又はUE2306上で実行されるクライアントアプリケーションの動作によって生じうる。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ネットワークノード2304を通過しうる。したがって、ステップ2312において、ネットワークノード2304は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホスト2302が開始した送信で搬送されるユーザデータをUE2306へ送信する。ステップ2314において、UE2306は、上記送信で搬送されるユーザデータを受信し、これは、ホスト2302によって実行されるホストアプリケーションと関連付けられたUE2306上で実行されるクライアントアプリケーションによって実行されうる。
いくつかの例では、UE2306は、ユーザデータをホスト2302に提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータは、ホスト2302から受信されたデータに反応して又は応答して提供されうる。したがって、ステップ2316において、UE2306は、ユーザデータを提供しうる。これは、クライアントアプリケーションを実行することによって実行されうる。ユーザデータを提供する際、クライアントアプリケーションは、UE2306の入出力インタフェースを介してユーザから受け付けられたユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UE2306は、ステップ2318において、ネットワークノード2304を介したホスト2302へのユーザデータの送信を開始する。ステップ2320において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ネットワークノード2304は、UE2306からユーザデータを受信し、ホスト2302に向けて、受信されたユーザデータの送信を開始する。ステップ2322において、ホスト2302は、UE2306によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
種々の実施形態のうちの1つ以上は、無線コネクション2370が最後のセグメントを形成するOTTコネクション2350を使用して、UE2306へ提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、データレート、レイテンシ及び電力消費を改善し、それによって、ユーザ待ち時間の低減、より良好な応答性、バッテリ寿命の引き伸ばし等の利点を提供しうる。
例示的なシナリオでは、工場ステータス情報がホスト2302によって収集及び分析されうる。別の例として、ホスト2302は、マップを作成する際に使用するためにUEから取り出された可能性があるオーディオ及びビデオデータを処理しうる。別の例として、ホスト2302は、車両輻輳の制御(例えば、信号機の制御)を支援するために、リアルタイムデータを収集及び分析しうる。別の例として、ホスト2302は、UEによってアップロードされた監視ビデオを保存しうる。別の例として、ホスト2302は、UEへブロードキャスト、マルチキャスト、又はユニキャストできるビデオ、オーディオ、VR、又はAR等のメディアコンテンツを保存しうるか、又は当該メディアコンテンツへのアクセスを制御しうる。他の例として、ホスト2302は、エネルギープライシング、発電ニーズのバランスをとるための、非タイムクリティカル電気負荷のリモート制御、ロケーションサービス、プレゼンテーションサービス(リモートデバイスから収集されたデータからの図等をコンパイルすること等)、又はデータを収集、抽出、保存、分析及び/又は送信する任意の他の機能、のために使用されうる。
いくつかの例では、1つ以上の実施形態が改善するデータレート、レイテンシ、及び他のファクタをモニタリングする目的で、測定手順が提供されうる。測定結果の変化に応じて、ホスト2302とUE2306との間のOTTコネクション2350を再設定するための、オプションのネットワーク機能が更に存在しうる。OTTコネクションを再設定するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホスト2302及び/又はUE2306のソフトウェア及びハードウェアに実装されうる。いくつかの実施形態では、センサ(図示せず)が、OTTコネクション2350が通過する他のデバイス内に配置されうるか、又はそれと関連して配置されうる。当該センサは、上記で例示された、モニタリングされた量の値を供給することによって、又はモニタリングされた量をソフトウェアが演算又は推定しうる他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与しうる。OTTコネクション2350の再設定は、メッセージのフォーマット、再送の設定、好ましいルーティング等を含みうる。当該再構成は、ネットワークノード2304の動作を直接変更する必要はない。そのような手順及び機能は、当技術分野において知られており、実施されうる。ある実施形態では、測定は、ホスト2302による、スループット、伝搬時間、レイテンシ等の測定を容易にする独自のUEシグナリングを伴いうる。測定は、伝搬時間、エラー等をモニタリングしながらOTTコネクション2350を使用して、メッセージ(特に、空メッセージ又は「ダミー」メッセージ)をソフトウェアが送信させることにおいて実行されうる。
本明細書で説明されるコンピューティングデバイス(例えば、UE、ネットワークノード、ホスト)は、ハードウェアコンポーネントの図示された組み合わせを含みうるが、他の実施形態は、コンポーネントの異なる組み合わせを伴うコンピューティングデバイスを含みうる。これらのコンピューティングデバイスは、本明細書に開示されるタスク、特徴、機能、及び方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組み合わせを含みうることを理解されたい。本明細書で説明される決定、演算、取得、又は類似の動作は、処理回路によって実行されてよく、当該処理回路は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ以上の動作を実行すること、及び上記処理の結果として決定を行うことによって、情報を処理してもよい。更に、コンポーネントが、より大きなボックス内に位置する単一のボックスとして描かれ、又は複数のボックス内に入れ子にされているが、実際には、コンピューティングデバイスは、単一の図示されたコンポーネントを構成する複数の異なる物理コンポーネントを備えてもよく、機能は、別個のコンポーネント間で分配されてもよい。例えば、通信インタフェースは、本明細書で説明されるコンポーネントのいずれかを含むように構成されてもよい、及び/又はコンポーネントの機能は、処理回路と通信インタフェースとの間で分配されてもよい。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェア又はファームウェアで実装されてもよく、計算集約的機能は、ハードウェアで実装されてもよい。
特定の実施形態では、本明細書で説明される機能の一部又は全部が、メモリに格納された命令を実行する処理回路によって提供されてもよく、特定の実施形態では、非一時的コンピュータ読取可能記憶媒体の形態のコンピュータプログラム製品であってもよい。代替実施形態では、機能の一部又は全部が、ハードワイヤード方式等で、別個の又は個別のデバイス読取可能記憶媒体に格納された命令を実行することなく処理回路によって提供されうる。これらの特定の実施形態のいずれにおいても、非一時的コンピュータ読取可能記憶媒体に格納された命令を実行するかどうかにかかわらず、処理回路は、説明された機能を実行するように構成されうる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路のみに限定されず、又はコンピューティングデバイスの他のコンポーネントに限定されず、コンピューティングデバイス全体によって、及び/又はエンドユーザ及び無線ネットワーク全体によって享受される。
上述の実施形態は、単なる例であることが意図されている。当業者によって変更、修正、及び変形が特定の実施形態に対して、説明の範囲から逸脱することなく行われてもよく、それは、添付の請求項によってのみ規定される。

Claims (32)

  1. CSI(チャネル状態情報)報告のために複数のCSI測定を実行するための、UE(ユーザ装置)によって実行される方法であって、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RS(参照信号)リソースに基づいており、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいており、前記UEに、CMR(チャネル測定リソース)のセットとIMR(干渉測定リソース)のセットとが設定されており、前記方法は、
    ‐インジケーションを含む設定を取得することであって、当該設定は、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第1のCSI測定を実行するための、前記CMRのセット内の第1の個数(M)のリソースと、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第2のCSI測定を実行するための、前記CMRのセットからの第2の個数(N)のリソースペアと、
    ‐前記IMRのセット内の第3の個数のリソースと、
    ‐前記CMRのセット内の前記リソースと、前記IMRのセット内の前記リソースとの関連付けであって、前記関連付けは、前記CMRのセット内の前記M個のリソースと、前記IMRのセット内のM個のリソースとを、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることと、前記CMRのセット内の前記N個のリソースペアと、前記IMRのセット内のN個のリソースとを、前記CMRのセット内の前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることと、を含む、前記関連付けと、
    のインジケーションを含む、ことと、
    ‐少なくとも前記取得された設定に基づいて、CSI測定を実行することと、
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記設定を取得することは、前記設定を含む信号をネットワークノードから受信することを含む、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、前記CMRのセット内の前記M個のリソースと、前記IMRのセット内のM個のリソースとを、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセット内の第1のリソースを前記IMRのセット内の第1のリソースと関連付けることと、前記CMRのセット内の第2のリソースを前記IMRのセット内の第2のリソースと関連付けることと、を含む、方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法であって、前記N個のリソースペアと、前記IMRのセット内のN個のリソースとを、前記CMRのセットからの前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセットからの第1のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+1)番目のリソースに関連付けることと、前記CMRのセットからの第2のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+2)番目のリソースに関連付けることと、を含む、方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法であって、前記CMRのセット内の前記M個のリソースは、第1のグループと第2のグループとに分離される、方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、リソースペアが、前記第1のグループからの第1のリソースと、前記第2のグループからの第2のリソースとを含む、方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法であって、前記IMRのセットは、前記CMRのセット内のものと同じCSI-RSリソースを含む、方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法であって、前記IMRのセット内のリソースの前記第3の個数は、前記第1の個数と前記第2の個数との和(M+N)である、方法。
  9. UE(ユーザ装置)からCSI(チャネル状態情報)レポートを受信するための、ネットワークノードにおける方法であって、前記CSIレポートは、複数のCSI測定を含み、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RS(参照信号)リソースに基づいており、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいており、前記方法は、
    ‐インジケーションを含む設定を送信することであって、当該設定は、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第1のCSI測定を実行するための、CMR(チャネル測定リソース)のセット内の第1の個数(M)のリソースと、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第2のCSI測定を実行するための、前記CMRのセットからのリソースペアの第2の個数(N)と、
    ‐IMR(干渉測定リソース)のセット内の第3の個数のリソースと、
    ‐前記CMRのセット内の前記リソースと、前記IMRのセット内の前記リソースとの関連付けであって、前記関連付けは、前記CMRのセット内の前記M個のリソースと、前記IMRのセット内のM個のリソースとを、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることと、前記CMRのセット内の前記N個のリソースペアと、前記IMRのセット内のN個のリソースとを、前記CMRのセット内の前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることと、を含む、前記関連付けと、
    のインジケーションを含む、ことと、
    ‐少なくとも前記送信された設定に基づくCSI測定を含むCSIレポートを、前記UEから受信することと、
    を含む、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、前記CMRのセット内の前記M個のリソースと、前記IMRのセット内のM個のリソースとを、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセット内の第1のリソースを前記IMRのセット内の第1のリソースと関連付けることと、前記CMRのセット内の第2のリソースを前記IMRのセット内の第2のリソースと関連付けることと、を含む、方法。
  11. 請求項9又は10に記載の方法であって、前記N個のリソースペアと、前記IMRのセット内のN個のリソースとを、前記CMRのセットからの前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセットからの第1のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+1)番目のリソースに関連付けることと、前記CMRのセットからの第2のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+2)番目のリソースに関連付けることと、を含む、方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれか一項に記載の方法であって、前記CMRのセット内の前記M個のリソースは、第1のグループと第2のグループとに分離される、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、リソースペアが、前記第1のグループからの第1のリソースと、前記第2のグループからの第2のリソースとを含む、方法。
  14. 請求項9乃至13のいずれか一項に記載の方法であって、前記IMRのセットは、前記CMRのセット内のものと同じCSI-RSリソースを含む、方法。
  15. 請求項9乃至14のいずれか一項に記載の方法であって、前記IMRのセット内のリソースの前記第3の個数は、前記第1の個数と前記第2の個数との和(M+N)である、方法。
  16. CSI(チャネル状態情報)報告のために複数のCSI測定を実行するための、UE(ユーザ装置)によって実行される方法であって、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RS(参照信号)リソースに基づいており、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいており、前記UEに、CMR(チャネル測定リソース)のセットとIMR(干渉測定リソース)のセットとが設定されており、前記方法は、
    ‐インジケーションを含む設定を取得することであって、当該設定は、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第1のCSI測定を実行するための、第1の個数(M1)のリソースを有する、前記CMRのセット内のCMRから成る第1のグループと、第2の個数(M2)のリソースを有する、前記CMRのセット内のCMRから成る第2のグループと、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第2のCSI測定を実行するための、前記CMRのセットからの第3の個数(N)のリソースペアと、
    ‐前記IMRのセット内の第4の個数のリソースと、
    ‐前記CMRのセット内のCMRから成る前記第1のグループ及び前記第2のグループ内の前記リソースと、前記IMRのセット内の前記リソースとの関連付けであって、前記関連付けは、前記CMRのセット内の前記M1個のリソース及び前記M2リソースを、それぞれ前記IMRのセット内のM1個のリソース及びM2個のリソースと関連付けることと、前記N個のリソースペアを、前記IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることと、を含む、前記関連付けと、
    のインジケーションを含む、ことと、
    ‐少なくとも前記取得された設定に基づいて、CSI測定を実行することと、
    を含む、方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、前記設定を取得することは、前記設定を含む信号をネットワークノードから受信することを含む、方法。
  18. 請求項16又は17に記載の方法であって、前記CMRのセット内のCMRから成る前記第1のグループ及び第2のグループ内の前記M1個及びM2個のリソースを、前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースと関連付けることは、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースの第1の順序付けに基づいている、方法。
  19. 請求項16乃至18のいずれか一項に記載の方法であって、前記N個のリソースペアを前記IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることは、前記CMRのセット内の前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに更に基づいている、方法。
  20. 請求項17に記載の方法であって、前記CMRのセット内のCMRから成る前記第1のグループ及び第2のグループ内の前記M1個及びM2個のリソースと、前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースとを、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセットに含まれる前記M1個及びM2個のリソース内の第1のリソースを、前記IMRのセット内の第1のリソースと関連付け、前記CMRのセットに含まれる前記M1個及びM2個のリソース内の第2のリソースを、前記IMRのセット内の第2のリソースと関連付けることを含む、方法。
  21. 請求項19に記載の方法であって、前記N個のリソースペアと、前記IMRのセット内のN個のリソースとを、前記CMRのセットからの前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセットからの第1のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+1)番目のリソースに関連付けることと、前記CMRのセットからの第2のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+2)番目のリソースに関連付けることと、を含む、方法。
  22. 請求項16乃至21のいずれか一項に記載の方法であって、リソースペアが、前記第1のグループからの第1のリソースと、前記第2のグループからの第2のリソースとを含む、方法。
  23. 請求項16乃至21のいずれか一項に記載の方法であって、前記IMRのセット内のリソースの前記第4の個数は、前記第1の個数と前記第2の個数と前記第3の個数との和(M1+M2+N)を含む、方法。
  24. UE(ユーザ装置)からCSI(チャネル状態情報)レポートを受信するための、ネットワークノードにおける方法であって、前記CSIレポートは、複数のCSI測定を含み、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第1のCSI測定は、単一のCSI-RS(参照信号)リソースに基づいており、前記複数のCSI測定のうちの少なくとも第2のCSI測定は、CSI-RSリソースのペアに基づいており、前記方法は、
    ‐インジケーションを含む設定を送信することであって、当該設定は、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第1のCSI測定を実行するための、第1の個数(M1)のリソースを有する、CMRのセット内のCMRから成る第1のグループと、第2の個数(M2)のリソースを有する、前記CMRのセット内のCMRから成る第2のグループと、
    ‐前記複数のCSI測定のうちの前記第2のCSI測定を実行するための、前記CMRのセットからの第3の個数(N)のリソースペアと、
    ‐IMR(干渉測定リソース)のセット内の第4の個数のリソースと、
    ‐前記CMRのセット内のCMRから成る前記第1のグループ及び前記第2のグループ内の前記リソースと、前記IMRのセット内の前記リソースとの関連付けであって、前記関連付けは、前記CMRのセット内の前記M1個のリソース及び前記M2リソースを、前記IMRのセット内のM1個のリソース及びM2個のリソースと関連付けることと、前記N個のリソースペアを、前記IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることと、を含む、前記関連付けと、
    のインジケーションを含む、ことと、
    ‐CSIレポートを、前記UEから受信することであって、前記CSIレポートは、少なくとも前記送信された設定に基づくCSI測定を含む、ことと、
    を含む、方法。
  25. 請求項24に記載の方法であって、前記CMRのセット内のCMRから成る前記第1のグループ及び第2のグループ内の前記M1個及びM2個のリソースを、前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースと関連付けることは、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースの第1の順序付けに基づいている、方法。
  26. 請求項24又は25に記載の方法であって、前記N個のリソースペアを前記IMRのセット内のN個のリソースと関連付けることは、前記CMRのセット内の前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに更に基づいている、方法。
  27. 請求項26に記載の方法であって、前記CMRのセット内のCMRから成る前記第1のグループ及び第2のグループ内の前記M1個及びM2個のリソースと、前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースとを、前記CMRのセット内及び前記IMRのセット内の前記M1個及びM2個のリソースの第1の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセットに含まれる前記M1個及びM2個のリソース内の第1のリソースを、前記IMRのセット内の第1のリソースと関連付け、前記CMRのセットに含まれる前記M1個及びM2個のリソース内の第2のリソースを、前記IMRのセット内の第2のリソースと関連付けることを含む、方法。
  28. 請求項27に記載の方法であって、前記N個のリソースペアと、前記IMRのセット内のN個のリソースとを、前記CMRのセットからの前記N個のリソースペア及び前記IMRのセット内の前記N個のリソースの第2の順序付けに基づいて関連付けることは、前記CMRのセットからの第1のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+1)番目のリソースに関連付けることと、前記CMRのセットからの第2のリソースペアを、前記IMRのセット内の(M+2)番目のリソースに関連付けることと、を含む、方法。
  29. 請求項16乃至21のいずれか一項に記載の方法であって、リソースペアが、前記第1のグループからの第1のリソースと、前記第2のグループからの第2のリソースとを含む、方法。
  30. 請求項24乃至29のいずれか一項に記載の方法であって、前記IMRのセット内のリソースの前記第4の個数は、前記第1の個数と前記第2の個数と前記第3の個数との和(M1+M2+N)を含む、方法。
  31. ネットワークインタフェースと、当該ネットワークインタフェースに接続された処理回路とを備えるUE(ユーザ装置)であって、前記処理回路は、請求項1乃至8及び16乃至23のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、UE。
  32. ネットワークインタフェースと、当該ネットワークインタフェースに接続された処理回路とを備えるネットワークノードであって、前記処理回路は、請求項9乃至15及び24乃至30のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成される、ネットワークノード。
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