JP2024521166A - 端末能力情報の報告方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体 - Google Patents

Abstract

【要約】本開示の実施例は端末能力情報の報告方法を提供し、方法は端末によって実行され、方法は、グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップを含み、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。【選択図】図２

Description

本開示は無線通信技術の分野に関するが、無線通信技術の分野に限定されず、特に、端末能力情報の報告方法、装置、通信デバイス及び記憶媒体に関する。

ページングは無線通信を実現する重要な機能である。ページングの役割は、ネットワークのニーズに応じて、ページングされた端末がネットワークに応答することを基地局によって通知することである。基地局と端末はページング時刻（ＰＯ、Ｐａｇｉｎｇ Ｏｃｃａｓｉｏｎ）を協定し、基地局はページング時刻にページングメッセージを送信し、端末は対応するページング時刻にページングメッセージを受信する。

関連技術では、グループページング方式で端末をページングし、ネットワークは、各端末に対して個別にページングメッセージを送信する必要はなく、１つのページングメッセージを送信することにより、１つのグループ内のすべての端末をページングすることを実現することができる。端末は、グループページングメッセージを受信した後、自身がページングされたグループに属しているか否かを判断し、属している場合、グループページングメッセージに応答し、属していない場合、今回のグループページングメッセージを無視する。この場合、上記のメカニズムをどのように実現するかは考慮すべき問題である。

本開示の実施例は端末能力情報の報告方法を開示し、前記方法は端末によって実行され、前記方法は、
グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップを含み、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、前記第１の端末能力情報はさらに、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報をネットワークが決定するために使用される。

一実施例では、前記第１の端末能力情報は、
前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、前記グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップは、
前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を報告するステップであって、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある前記端末の前記第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、前記グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップは、
前記第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを報告するステップ、
または、
前記第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告するステップを含む。

一実施例では、前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、または、
前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、または、
前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、前記方法は、
第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信するステップをさらに含み、
ここで、前記第２の端末能力情報は、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、前記方法は、
前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定するか、または前記第２の端末能力情報に基づいて、前記第１の基地局がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定するステップと、
所定のグループに基づいてページングメッセージを受信すると決定するステップと、をさらに含む。

本開示の実施例の第２の態様によれば、端末能力情報の報告方法を提供し、前記方法は第１の基地局によって実行され、前記方法は、
グループページングの第１の端末能力情報を受信するステップを含み、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、前記方法は、
前記第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定するステップをさらに含む。

一実施例では、前記第１の端末能力情報は、
前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、前記グループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信するステップであって、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態で報告された前記第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、前記グループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
前記第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを受信するステップ、
または、
前記第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを受信するステップ、を含む。

一実施例では、前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、
または、
前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、
または、
前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、前記方法は、
コアネットワークデバイスに前記第１の端末能力情報を送信するステップをさらに含む。

一実施例では、前記方法は、
前記端末が前記第１の基地局から第２の基地局に再選択または切り替わると決定するステップと、
前記第１の端末能力情報を前記第２の基地局に送信するステップと、をさらに含む。

一実施例では、前記第１の端末能力情報を前記第２の基地局に送信するステップは、
前記第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを前記第２の基地局に送信するステップ、
または、
前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを前記第２の基地局に送信するステップ、
または、
前記第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを前記第２の基地局に送信するステップ、を含む。

一実施例では、前記方法は、
グループページングの第２の端末能力情報を送信するステップをさらに含み、
ここで、前記第２の端末能力情報は、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

本開示の実施例の第３の態様によれば、端末能力情報の報告方法を提供し、前記方法は第２の基地局によって実行され、前記方法は、
コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップを含み、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、前記コアネットワークデバイスから送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
前記コアネットワークデバイスから送信された、前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信するステップを含む。

一実施例では、前記第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
前記第１の基地局から送信された、前記第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを受信するステップ、
または、
前記第１の基地局から送信された、前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信するステップ、
または、
前記第１の基地局から送信された、前記第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを受信するステップ、を含む。

一実施例では、前記方法は、
前記第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定するステップをさらに含む。

一実施例では、前記第１の端末能力情報は、
前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、前記コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信するステップであって、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態で報告された前記第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

本開示の実施例の第４の態様によれば、端末能力情報の報告方法を提供し、前記方法はコアネットワークデバイスによって実行され、前記方法は、
第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップを含み、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、前記方法は、
グループページングの第１の端末能力情報を第２の基地局に送信するステップをさらに含む。

一実施例では、前記グループページングの第１の端末能力情報を前記第２の基地局に送信するステップは、
前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを前記第２の基地局に送信するステップを含む。

一実施例では、前記方法は、
前記第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定するステップをさらに含む。

一実施例では、前記第１の端末能力情報は、
前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、前記第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信するステップであって、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態での前記第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

本開示の実施例の第５の態様によれば、端末能力情報の報告装置を提供し、前記装置は報告モジュールを含み、ここで、
前記報告モジュールは、グループページングの第１の端末能力情報を報告するために使用され、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

本開示の実施例の第６の態様によれば、端末能力情報の報告装置を提供し、前記装置は、受信モジュールを含み、ここで、
前記受信モジュールは、グループページングの第１の端末能力情報を受信するために使用され、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

本開示の実施例の第７の態様によれば、端末能力情報の報告装置を提供し、前記装置は受信モジュールを含み、ここで、
前記受信モジュールは、コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するために使用され、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

本開示の実施例の第８の態様によれば、端末能力情報の報告装置を提供し、前記装置は受信モジュールを含み、ここで、
前記受信モジュールは、第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するために使用され、
ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

本開示の実施例の第９の態様によれば、通信デバイスを提供し、前記通信デバイスは、
プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、前記プロセッサは、前記実行可能な命令を実行する場合、本開示の任意の実施例に記載の方法を実現するように構成される。

本開示の実施例の第１０の態様によれば、コンピュータ実行可能なプログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提供し、前記実行可能なプログラムがプロセッサによって実行される場合、本開示の任意の実施例に記載の方法が実現される。

本開示の実施例では、グループページングの第１の端末能力情報を報告し、ここで、前記第１の端末能力情報は、少なくとも、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。このように、ネットワークは、前記第１の端末能力情報を受信した後、前記第１の端末能力情報に基づいて、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを決定することができ、かつ、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定した場合にのみ、グループページング方式で前記端末をページングし、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定する場合に、グループページング方式で前記端末をページングしない。ネットワークが端末の第１の端末能力情報を取得できない場合に依然としてグループページング方式で前記端末をページングするという方式と比較して、ページング失敗の状況を減らすことができ、グループページング方式で前記端末をページングする信頼性を向上させることができる。

例示的な一実施例によって示される無線通信システムの概略構成図である。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告方法の概略フローチャートである。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告装置の概略図である。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告装置の概略図である。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告装置の概略図である。 例示的な一実施例によって示される端末能力情報の報告装置の概略図である。 例示的な一実施例によって示される端末の概略構成図である。 例示的な一実施例によって示される基地局のブロック図である。

ここで、例示的な実施例を詳細に説明し、その例を図面に示す。以下の説明が図面に関連する場合、別段の表現がない限り、異なる図面の同じ数字は同じまたは類似の要素を表す。以下の例示的な実施例に記載の実施例は、本開示の実施例と一致する全ての実施例を表すものではない。むしろ、それらは、添付の特許請求の範囲に詳細に記載された、本開示の実施例のいくつかの態様に一致する装置及び方法の例にすぎない。

本開示の実施例に使用される用語は、特定の実施例を説明するためのものにすぎず、本開示の実施例を制限することを意図していない。本開示の実施例と添付請求項に使用される単数形の「一」と「当該」も、コンテキストにおいて他の意味を明確に示さない限り、複数形を含むことも意図する。なお、本明細書で使用される「及び／又は」という用語とは、１つ又は複数の関連する列挙項目の任意の組み合わせ又は全ての可能な組み合わせを指す。

本開示の実施例では、第１、第２、第３などの用語を使用して様々な情報を説明する可能性があるが、これらの情報は、これらの用語に限定すべきではないことを理解されたい。これらの用語は、単に同じタイプの情報を区別するために使用される。例えば、本開示の実施例の範囲から逸脱しない限り、第１の情報は第２の情報と呼ぶことができ、同様に、第２の情報は第１の情報と呼ぶこともできる。文脈によっては、ここで使用される単語「もし」は、「……のとき」又は「……の場合」又は「決定に応答する」として解釈することができる。

簡潔さと理解を容易にするために、本明細書で大きさ関係を表す場合、「より大きい」または「より小さい」という用語を使う。しかしながら、当業者であれば、「より大きい」という用語は「以上」という意味も含み、「より小さい」は「以下」という意味も含む。

図１を参照すると、それは本開示の実施例によって提供される無線通信システムの概略構成図である。図１に示すように、無線通信システムは移動通信技術ベースの通信システムであり、当該無線通信システムは、いくつかのユーザイクイップメント１１０及びいくつかの基地局１２０を含むことができる。

ここで、ユーザイクイップメント１１０は、ユーザに音声及び／又はデータ接続を提供するデバイスを指し得る。ユーザイクイップメント１１０は、無線アクセスネットワーク（Ｒａｄｉｏ Ａｃｃｅｓｓ Ｎｅｔｗｏｒｋ、ＲＡＮ）を介して１つまたは複数のコアネットワークと通信することができ、ユーザイクイップメント１１０はモノのインターネットユーザイクイップメントであってもよく、例えば、センサデバイス、携帯電話及びモノのインターネットユーザイクイップメントを有するコンピュータであってもよく、例えば、固定式、携帯式、ポケット式、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵または車載の装置であってもよい。例えば、ステーション（Ｓｔａｔｉｏｎ、ＳＴＡ）、加入者ユニット（ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ ｕｎｉｔ）、加入者局（ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ ｓｔａｔｉｏｎ）、モバイルステーション（ｍｏｂｉｌｅ ｓｔａｔｉｏｎ）、モバイル（ｍｏｂｉｌｅ）、リモートステーション（ｒｅｍｏｔｅ ｓｔａｔｉｏｎ）、アクセスポイント、リモートユーザ端末（ｒｅｍｏｔｅ ｔｅｒｍｉｎａｌ）、アクセスユーザ端末（ａｃｃｅｓｓ ｔｅｒｍｉｎａｌ）、ユーザ端末（ｕｓｅｒ ｔｅｒｍｉｎａｌ）、ユーザエージェント（ｕｓｅｒ ａｇｅｎｔ）、ユーザデバイス（ｕｓｅｒ ｄｅｖｉｃｅ）、またはユーザイクイップメント（ｕｓｅｒ ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ）である。または、ユーザイクイップメント１１０は無人航空機のデバイスであってもよい。またはユーザイクイップメント１１０は車載デバイスであってもよく、例えば、無線通信機能を備えるトリップコンピュータであってもよく、トリップコンピュータに接続される無線ユーザイクイップメントであってもよい。または、ユーザイクイップメント１１０は路側装置、例えば、無線通信機能を有する街灯、信号灯、または他の路側デバイスなどであってもよい。

基地局１２０は、無線通信システムにおけるネットワーク側デバイスであってもよい。当該無線通信システムは第４世代の移動通信技術（ｔｈｅ ４ｔｈ ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ ｍｏｂｉｌｅ ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ、４Ｇ）システムであってもよく、ロングタームエボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ＬＴＥ）システムとも呼ばれる。または、当該無線通信システムは５Ｇシステムであってもよく、新しい無線システムまたは５Ｇ ＮＲシステムとも呼ばれる。または、当該無線通信システムは５Ｇシステムの次世代のシステムであってもよい。５ＧシステムにおけるアクセスネットワークはＮＧ－ＲＡＮ（Ｎｅｗ Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ－Ｒａｄｉｏ Ａｃｃｅｓｓ Ｎｅｔｗｏｒｋ、新しい世代無線アクセスネットワーク）と呼ばれることができる。

基地局１２０は、４Ｇシステムにおける採用された進化型基地局（ｅＮＢ）であってもよい。または、基地局１２０は、５Ｇシステムにおける集中分散アーキテクチャを採用した基地局（ｇＮＢ）であってもよい。基地局１２０が集中分散アーキテクチャを採用する場合、通常、集中ユニット（ｃｅｎｔｒａｌ ｕｎｉｔ、ＣＵ）と少なくとも２つの分散ユニット（ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｅｄ ｕｎｉｔ、ＤＵ）を含む。集中ユニットには、グループデータ集中プロトコル（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｃｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ、ＰＤＣＰ）層、無線リンク制御プロトコル（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ、ＲＬＣ）層、媒体アクセス制御（Ｍｅｄｉａ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ、ＭＡＣ）層のプロトコルスタックが設けられている。分散ユニットには、物理（Ｐｈｙｓｉｃａｌ、ＰＨＹ）層のプロトコルスタックが設けられ、本開示の実施例は基地局１２０の具体的な実現形態に対して限定しない。

基地局１２０とユーザイクイップメント１１０との間は、無線エアインターフェースを介して無線接続を確立することができる。異なる実施例では、当該無線エアインターフェースは、第４世代の移動通信ネットワーク技術（４Ｇ）基準ベースの無線エアインターフェースである。または、当該無線エアインターフェースは、第５世代の移動通信ネットワーク技術（５Ｇ）基準ベースの無線エアインターフェースであり、例えば、当該無線エアインターフェースは新しい無線である。または、当該無線エアインターフェースは５Ｇの次世代の移動通信ネットワーク技術基準ベースの無線エアインターフェースであってもよい。

いくつかの実施例では、ユーザイクイップメント１１０間はＥ２Ｅ（Ｅｎｄ ｔｏ Ｅｎｄ、エンドツーエンド）接続を確立することもできる。例えば車車間・路車間通信（ｖｅｈｉｃｌｅ ｔｏ ｅｖｅｒｙｔｈｉｎｇ、Ｖ２Ｘ）におけるＶ２Ｖ（ｖｅｈｉｃｌｅ ｔｏ ｖｅｈｉｃｌｅ、車両間）通信、Ｖ２Ｉ（ｖｅｈｉｃｌｅ ｔｏ Ｉｎｆｒａｓｔｒｕｃｔｕｒｅ、路車間）通信及びＶ２Ｐ（ｖｅｈｉｃｌｅ ｔｏ ｐｅｄｅｓｔｒｉａｎ、歩行者車両間）通信などのシーンである。

ここで、上記ユーザイクイップメントは、以下の実施例の端末デバイスであると考えることができる。

いくつかの実施例では、上記無線通信システムは、ネットワーク管理デバイス１３０をさらに含むことができる。

いくつかの基地局１２０はそれぞれネットワーク管理デバイス１３０に接続される。ネットワーク管理デバイス１３０は、無線通信システムにおけるコアネットワークデバイスであってもよく、例えば、当該ネットワーク管理デバイス１３０は、進化されたグループコアネットワーク（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｃｏｒｅ、ＥＰＣ）における移動管理エンティティ（Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｅｎｔｉｔｙ、ＭＭＥ）であってもよい。または、当該ネットワーク管理デバイスは、他のコアネットワークデバイス、例えばサービスゲートウェイ（Ｓｅｒｖｉｎｇ ＧａｔｅＷａｙ、ＳＧＷ）、パブリックデータネットワークゲートウェイ（Ｐｕｂｌｉｃ Ｄａｔａ Ｎｅｔｗｏｒｋ ＧａｔｅＷａｙ、ＰＧＷ）、戦略及び課金ルール機能ユニット（Ｐｏｌｉｃｙ ａｎｄ Ｃｈａｒｇｉｎｇ Ｒｕｌｅｓ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ、ＰＣＲＦ）またはホームサブスクライバーサーバ（Ｈｏｍｅ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｓｅｒｖｅｒ、ＨＳＳ）などであってもよい。ネットワーク管理デバイス１３０の実現形態に対して、本開示の実施例では限定しない。

当業者の理解を容易にするために、本開示の実施例は、本開示の実施例の技術案を明確に説明するために複数の実施例を挙げている。もちろん、当業者は、本開示の実施例によって提供される複数の実施例は、単独で実行されてもよく、本開示の実施例における他の実施例の方法と結合して実行されてもよく、単独でまたは結合して他の関連技術におけるいくつかの方法と一緒に実行されてもよく、本開示の実施例はこれを限定しないことが理解できる。

本開示のいずれかの実施例で説明される技術案をより理解するために、まず、関連技術における端末のグループページングのシーンについて説明する。

一実施例では、端末とコアネットワークとの間でページング確率Ｐｎａｓが予め決定され、基地局はこの確率とページンググループとの関係を含む情報をブロードキャストすることで、端末は受信された情報に基づいて端末が存在するページンググループを決定することができる。

一実施例では、コアネットワークが基地局にページングメッセージを送信するとき、コアネットワークは、基地局が端末のページングのグループを決定することを容易にするために、この端末のページング確率を基地局に通知する。一実施例では、コアネットワークがこの端末のページング確率を基地局に通知しなかった場合、端末は１つの所定のページンググループを選択する。

一実施例では、端末は、端末支援情報メッセージ（ＵＡＩ、ＵＥ Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）によって支援情報を報告することができる。ここで、支援情報は、端末が無線リソース制御（ＲＲＣ、Ｒａｄｉｏ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌ）接続状態からＲＲＣアイドル状態またはＲＲＣ非アクティブ状態に切り替わることを望むことをネットワークに指示することができる。

一実施例では、支援情報がネットワークに報告されるとき、ネットワークはＲＲＣ接続状態にあり、ネットワークは、支援情報を受信した後、端末をＲＲＣアイドル状態またはＲＲＣ非アクティブ状態にリリースさせる。ここで、ＲＲＣアイドル状態またはＲＲＣ非アクティブ状態にある端末に対して、ネットワークは異なるページンググループ識別子を割り当てることができる。各ページンググループ識別子は異なるページンググループに対応する。

図２に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、ここで、この方法は端末によって実行され、この方法は以下のステップ２１を含む。

ステップ２１では、グループページングの第１の端末能力情報を報告し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

ここで、この端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット（ＲＳＵ、Ｒｏａｄ Ｓｉｄｅ Ｕｎｉｔ）、スマートホーム端末、産業用センシングデバイス及び／又は医療デバイス等であってもよいが、これらに限定されない。

なお、本開示に係る基地局は、端末がネットワークにアクセスするためのアクセスデバイスであってもよい。ここで、基地局は様々なタイプの基地局、例えば、第３世代移動通信（３Ｇ）ネットワークの基地局、第４世代移動通信（４Ｇ）ネットワークの基地局、第５世代移動通信（５Ｇ）ネットワークの基地局、または他の進化型基地局であってもよい。

一実施例では、グループページングは、各端末に対してページングメッセージを個別に送信する必要がなく、ネットワークが１つのグループページングメッセージを送信することによって１グループ内のすべての端末をページングすることであってもよい。端末は、グループページングメッセージを受信した後、自身がページングされたグループに属するか否かを判断し、ページングされたグループに属する場合、グループページングメッセージに応答し、ページングされたグループに属しない場合、このグループページングメッセージを無視する。

一実施例では、グループページングのグループは複数であってもよい。ここで、異なるグループには、異なるページングリソースが設定（ｃｏｎｆｉｇｕｒｅ）されることができる。端末は、複数のグループのうちの特定のグループに属してもよい。ここで、端末がどのグループに属するかは、基地局によって決定されるか、またはコアネットワーク内の特定のネットワーク要素によって決定されてもよい。

一実施例では、端末がどのグループに属するかは、基地局またはコアネットワークのネットワーク要素によって決定されてもよい。第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。一実施例では、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有する場合にのみ、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングすることができる。そうでなければ、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有しない場合、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングせず、ここで、ネットワークがグループページング方式で端末をページングしない場合、ネットワーク側は端末にグループ情報を割り当てず、ここで、グループ情報は端末が属するグループを指示するために使用される。

一実施例では、ネットワーク側は、端末がページングされる確率に基づいて、端末が属するグループを決定することができる。ここで、ネットワーク側とは基地局またはコアネットワークデバイスを指してもよい。一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、ネットワーク側は端末がページングされる確率の確率レベルに基づいて、端末が属するグループを決定することができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。ここで、異なる確率レベルは異なる確率範囲に対応する。例えば、低レベルに対応する確率はａ～ｂであり、中レベルに対応する確率はｃ～ｄであり、高レベルに対応する確率はｅ～ｆである。ここで、ａがｂより小さく、ｂがｃより小さく、ｃがｄより小さく、ｄがｅより小さく、ｅがｆより小さい。

一実施例では、ネットワーク側は端末がページングされる確率の確率または確率レベルを割り当てることができ、基地局によって端末が属するグループにマッピングする。

ここで、なお、グループは所定のルールに基づいて設定された、グループページング方式で端末をページングするときに端末が属するグループである。グループは複数であってもよい。

一実施例では、端末が第１の基地局とＲＲＣ接続を確立したことに応答して、グループページングの第１の端末能力情報を報告する。ここで、第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態での端末の第１の端末能力情報は異なってもよい。ここで、ＲＲＣ非接続状態はＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。一実施例では、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、端末がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを報告することができる。別の実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告することができる。

ここで、なお、第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告するとき、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である。または、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である。または、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である。ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、端末はＲＲＣ接続状態で、第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信し、ここで、第２の端末能力情報が、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。端末が第２の端末能力情報を受信した後、一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定し、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。ここで、所定のグループは予め設定されたグループである。前記第１の基地局は、このグループにおけるリソースを使用して端末にページングメッセージを送信することができる。一実施例では、所定のグループに基づいて送信されるページングメッセージは、省電力信号によって運ばれてもよい。一実施例では、ページンググループに対応する省電力信号以外の省電力信号によって運ばれてもよい。例えば、１つの汎用の省電力信号によって運ばれてもよい。

一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。一実施例では、ページング事前指示が使用されている場合、ページング事前指示は汎用（Ｃｏｍｍｏｎ）の省電力信号によって運ばれる。このとき、この汎用の省電力信号はグループ情報を運ばない。

本開示の実施例では、グループページングの第１の端末能力情報を報告し、ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。このように、ネットワークは、第１の端末能力情報を受信した後、第１の端末能力情報に基づいて、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないと決定することができ、且つ、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすると決定した場合にのみ、グループページング方式で端末をページングし、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合に、グループページング方式で端末をページングしない。ネットワークが端末の第１の端末能力情報を取得できない場合に依然としてグループページング方式で端末をページングするという方式に比べて、ページング失敗を減らすことができ、グループページング方式で端末をページングする信頼性を向上させることができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報はさらに、グループページング方式で端末をページングするグループ情報をネットワークが決定するために使用される。

一実施例では、ネットワーク側は複数のグループを決定することができ、各グループがいずれも対応するグループ識別子情報を有する。第１の端末能力情報には決定されたグループに対応するグループ識別子情報が含まれることができる。このように、ネットワーク側はグループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報は、
端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、ネットワークがページング確率を割り当てることによってグループページングを行うという方式で端末をページングすることを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第４の情報などの他の情報をさらに含む可能性があり、この能力が端末がサポートしないことを指示する場合、ネットワークは端末にページング確率を割り当ててグループページングを行うことができない。

一実施例では、情報フィールドの値を利用して端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示する。例えば、第１の情報の情報フィールドの値が第１の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。または、第１の情報の情報フィールドの値が第２の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしない能力を指示する。

一実施例では、この場合、グループページング方式で端末をページングし、すなわち、ネットワークは端末に１つのグループＩＤ（Ｇｒｏｕｐ ＩＤ）またはグループセットＩＤ（Ｇｒｏｕｐ ｓｅｔ ＩＤ）を割り当てる。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化する能力を端末がサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値に基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、第１の端末能力情報は端末がページングされる確率を指示することができる。ここで、端末がページングされる確率は所定の時間帯内に端末がページングされる確率であってもよい。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、確率値に基づいて端末がページングされる確率レベルを決定する。端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化する能力を端末がサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図３に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は端末によって実行され、この方法は以下のステップ３１を含む。

ステップ３１では、端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を報告し、ここで、ＲＲＣ非接続状態が、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態に対して第１の端末能力情報を決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定してもよい。または、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定してもよい。または、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定してもよい。

このように、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態でグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするか否かを決定することができる。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じであってもよい。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図４に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は端末によって実行され、この方法は以下のステップ４１を含む。

ステップ４１では、第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを報告し、
または、
第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告する。

一実施例では、端末は、ＲＲＣ接続状態から離れることを望むときに、この端末支援情報メッセージを報告する。

一実施例では、端末によって報告されたリリースプリファレンス（Ｒｅｌｅａｓｅ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）において所望のターゲットＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態である場合、報告された端末支援情報メッセージはＲＲＣアイドル状態にある端末の能力に対する報告メッセージである。

一実施例では、端末によって報告されたリリースプリファレンスにおいて所望のターゲットＲＲＣ非接続状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、報告された端末支援情報メッセージはＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の能力に対する報告メッセージである。

一実施例では、端末によって報告されたリリースプリファレンスにおいて所望のターゲットＲＲＣ非接続状態がＲＲＣ非接続状態である場合、報告された端末支援情報はＲＲＣ非アクティブ状態及びＲＲＣアイドル状態での能力に対する報告メッセージである。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

一実施例では、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である場合、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣアイドル状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である場合、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報である場合、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非接続状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

図５に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は端末によって実行され、この方法は以下のステップ５１を含む。

ステップ５１では、第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信し、
ここで、第２の端末能力情報は、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、端末が第１の基地局とＲＲＣ接続を確立したことに応答して、第１の基地局がグループページングの第２の端末能力情報を送信する。ここで、第２の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示することができる。または第２の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示することができる。

一実施例では、基地局から送信された第２の端末能力情報を指示するＲＲＣメッセージを受信してもよい。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図６に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は端末によって実行され、この方法は以下のステップ６１～６２を含む。

ステップ６１では、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定するか、または第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定する。

ステップ６２では、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。

一実施例では、端末はＲＲＣ接続状態で、第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信し、ここで、第２の端末能力情報が、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。端末が第２の端末能力情報を受信した後、一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定し、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。ここで、所定のグループは予め設定されたグループである。前記第１の基地局は、このグループにおけるリソースを使用して端末にページングメッセージを送信することができる。一実施例では、所定のグループに基づいて送信されるページングメッセージは、省電力信号によって運ばれてもよい。一実施例では、ページンググループに対応する省電力信号以外の省電力信号によって運ばれてもよい。例えば、１つの汎用の省電力信号によって運ばれてもよい。

一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。一実施例では、ページング事前指示が使用されている場合、ページング事前指示は汎用（Ｃｏｍｍｏｎ）の省電力信号によって運ばれる。このとき、この汎用の省電力信号はグループ情報を運ばない。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図７に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ７１を含む。

ステップ７１では、グループページングの第１の端末能力情報を受信し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

ここで、この端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット（ＲＳＵ、Ｒｏａｄ Ｓｉｄｅ Ｕｎｉｔ）、スマートホーム端末、産業用センシングデバイス及び／又は医療デバイス等であってもよいが、これらに限定されない。

なお、本開示に係る基地局は、端末がネットワークにアクセスするためのアクセスデバイスであってもよい。ここで、基地局は様々なタイプの基地局、例えば、第３世代移動通信（３Ｇ）ネットワークの基地局、第４世代移動通信（４Ｇ）ネットワークの基地局、第５世代移動通信（５Ｇ）ネットワークの基地局、または他の進化型基地局であってもよい。

一実施例では、グループページングは、各端末に対してページングメッセージを個別に送信する必要がなく、ネットワークが１つのグループページングメッセージを送信することによって１グループ内のすべての端末をページングすることであってもよい。端末は、グループページングメッセージを受信した後、自身がページングされたグループに属するか否かを判断し、ページングされたグループに属する場合、グループページングメッセージに応答し、ページングされたグループに属しない場合、このグループページングメッセージを無視する。

一実施例では、グループページングのグループは複数であってもよい。ここで、異なるグループには、異なるページングリソースが設定されることができる。端末は、複数のグループのうちの特定のグループに属することであってもよい。ここで、端末がどのグループに属するかは、基地局によって決定されるか、またはコアネットワーク内の特定のネットワーク要素によって決定されてもよい。

一実施例では、端末がどのグループに属するかは、端末によって指示され、基地局またはコアネットワークのネットワーク要素によって決定されてもよい。第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。

一実施例では、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有する場合にのみ、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングすることができる。そうでなければ、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有しない場合、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングせず、ここで、ネットワーク側がグループページング方式で端末をページングしない場合、端末にグループ情報を割り当てず、ここで、グループ情報は端末が属するグループを指示するために使用される。

一実施例では、ネットワーク側は、端末がページングされる確率に基づいて、端末が属するグループを決定することができる。ここで、ネットワーク側とは基地局またはコアネットワークデバイスを指してもよい。一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、ネットワーク側は端末がページングされる確率の確率レベルに基づいて、端末が属するグループを決定することができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。ここで、異なる確率レベルは異なる確率範囲に対応する。例えば、低レベルに対応する確率はａ～ｂであり、中レベルに対応する確率はｃ～ｄであり、高レベルに対応する確率はｅ～ｆである。ここで、ａがｂより小さく、ｂがｃより小さく、ｃがｄより小さく、ｄがｅより小さく、ｅがｆより小さい。

ここで、なお、グループは所定のルールに基づいて設定された、グループページング方式で端末をページングするときに端末が属するグループである。グループは複数であってもよい。

一実施例では、端末が第１の基地局とＲＲＣ接続を確立したことに応答して、グループページングの第１の端末能力情報を報告する。第１の基地局が第１の端末能力情報を受信する。ここで、第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態での端末の第１の端末能力情報は異なってもよい。ここで、ＲＲＣ非接続状態はＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。一実施例では、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、端末がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを報告することができる。別の実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告することができる。

ここで、なお、第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告するとき、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である。または、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である。または、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である。ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、端末はＲＲＣ接続状態で、第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信し、ここで、第２の端末能力情報が、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。端末が第２の端末能力情報を受信した後、一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定し、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。ここで、所定のグループは予め設定されたグループである。前記第１の基地局は、このグループにおけるリソースを使用して端末にページングメッセージを送信することができる。一実施例では、所定のグループに基づいて送信されるページングメッセージは、省電力信号によって運ばれてもよい。一実施例では、ページンググループに対応する省電力信号以外の省電力信号によって運ばれてもよい。例えば、１つの汎用の省電力信号によって運ばれてもよい。

一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。一実施例では、ページング事前指示が使用されている場合、ページング事前指示は汎用（Ｃｏｍｍｏｎ）の省電力信号によって運ばれる。このとき、この汎用の省電力信号はグループ情報を運ばない。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図８に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ８１を含む。

ステップ８１では、第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で端末をページングするグループ情報を決定する。

一実施例では、第１の基地局は複数のグループを決定することができ、各グループがいずれも対応するグループ識別子情報を有する。第１の端末能力情報には決定されたグループに対応するグループ識別子情報が含まれることができる。このように、第１の基地局はグループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報は、
端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、の少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、情報フィールドの値を利用して端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示する。例えば、第１の情報の情報フィールドの値が第１の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。または、第１の情報の情報フィールドの値が第２の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしない能力を指示する。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化する能力を端末がサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値に基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示する。

一実施例では、第１の端末能力情報は端末がページングされる確率を指示することができる。ここで、端末がページングされる確率は所定の時間帯内に端末がページングされる確率であってもよい。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、確率値に基づいて端末がページングされる確率レベルを決定する。端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化するという能力を端末がサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図９に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ９１を含む。

ステップ９１では、端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信し、ここで、ＲＲＣ非接続状態が、ＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態に対して第１の端末能力情報を決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定してもよい。または、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定してもよい。または、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定してもよい。

このように、第１の基地局は、第１の端末能力情報に基づいて、前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態でグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするか否かを決定することができる。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じであってもよい。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図１０に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１０１を含む。

ステップ１０１では、第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを受信し、
または、
第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを受信する。

一実施例では、端末は、ＲＲＣ接続状態から離れることを望むときに、この端末支援情報メッセージを報告する。

一実施例では、端末によって報告されたリリースプリファレンス（Ｒｅｌｅａｓｅ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）において所望のターゲットＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態である場合、端末によって受信された端末支援情報メッセージは、ＲＲＣアイドル状態にある端末の能力に対する報告メッセージである。

一実施例では、端末によって報告されたリリースプリファレンスにおいて所望のターゲットＲＲＣ非接続状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、端末によって受信された端末支援情報メッセージは、ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の能力に対する報告メッセージである。

一実施例では、端末によって報告されたリリースプリファレンスにおいて所望のターゲットＲＲＣ非接続状態がＲＲＣ非接続状態である場合、端末によって受信された端末支援情報はＲＲＣ非アクティブ状態及びＲＲＣアイドル状態での能力に対する報告メッセージである。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

一実施例では、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である場合、第１の基地局は、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣアイドル状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である場合、第１の基地局は、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報である場合、第１の基地局は、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非接続状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

図１１に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１１１を含む。

ステップ１１１では、第１の端末能力情報をコアネットワークデバイスに送信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末能力情報指示メッセージ（ＵＥ ＣＡＰＡＢＩＬＩＴＹ ＩＮＦＯ ＩＮＤＩＣＡＴＩＯＮ）をコアネットワークに送信することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示するＲＲＣ非アクティブ状態移行報告メッセージ（ＩＮＡＣＴＩＶＥ ＴＲＡＮＳＩＴＩＯＮ ＲＥＰＯＲＴ）をコアネットワークに送信することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は、第１の基地局がコアネットワークデバイスから第１の端末能力情報を取得するステップを含む。

１つのシナリオでは、端末がＲＲＣ接続のリリース後に、第１の基地局を再選択すると、第１の基地局はコアネットワークデバイスから第１の端末能力情報を取得することができる。ここで、第１の端末能力情報はリリースの前に接続された基地局によってコアネットワークデバイスに送信されたものであってもよい。一実施例では、第１の端末能力情報はコアネットワークによってページングメッセージを介して第１の基地局に送信されたものであってもよい。

一実施例では、コアネットワークデバイスが第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第１の基地局に送信する場合、ページングメッセージに端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。一実施例では、ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを暗黙的に指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを暗黙的に指示する。

一実施例では、初期コンテンツ確立要求メッセージ（ＩＮＩＴＩＡＬ ＣＯＮＴＥＸＴ ＳＥＴＵＰ ＲＥＱＵＥＳＴ）、端末コンテンツ修正要求メッセージ（ＵＥ ＣＯＮＴＥＸＴ ＭＯＤＩＦＩＣＡＴＩＯＮ ＲＥＱＵＥＳＴ）、ハンドオーバ要求メッセージ（ＨＡＮＤＯＶＥＲ ＲＥＱＵＥＳＴ）及び経路切替要求応答メッセージ（ＰＡＴＨ ＳＷＩＴＣＨ ＲＥＱＵＥＳＴ ＡＣＫＮＯＷＬＥＤＧＥ）のうちの１つのメッセージによって、コアネットワークデバイスから送信された第１の端末能力情報を受信することができる。

本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局がアンカー基地局として第１の端末能力情報を取得することもできることを含む。

一実施例では、コアネットワークは第１の基地局のアンカー基地局に第１の端末能力情報を送信する。別の実施例では、第１の基地局にページングメッセージを送信してもよい。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

図１２に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１２１～１２２を含む。

ステップ１２１では、端末が第１の基地局から第２の基地局に再選択または切り替わると決定する。

ステップ１２２では、第１の端末能力情報を第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の基地局が端末によって報告された第１の端末能力情報を受信し、かつ端末が第１の基地局から第２の基地局に再選択または切り替わった場合、第１の端末能力情報を第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の基地局がコアネットワークによって送信された第１の端末能力情報を受信し、かつ端末が第１の基地局から第２の基地局に再選択または切り替わった場合、第１の端末能力情報を第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信する。ここで、第２の基地局はＲＲＣ非アクティブ状態にある端末が再選択をするときの非アンカー基地局であってもよい。この場合、第１の基地局はアンカー基地局である。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを第２の基地局に送信する。ここで、第２の基地局はＲＲＣ非アクティブ状態にある端末が再選択をするときの非アンカー基地局であってもよい。この場合、第１の基地局はアンカー基地局である。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図１３に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１３１を含む。

ステップ１３１では、第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを第２の基地局に送信するか、
または、
第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信するか、
または、
第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信するとき、ページングメッセージに端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。一実施例では、ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図１４に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第１の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１４１を含む。

ステップ１４１では、グループページングの第２の端末能力情報を送信し、
ここで、第２の端末能力情報は、少なくとも、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

一実施例では、端末が第１の基地局とＲＲＣ接続を確立したことに応答して、第１の基地局がグループページングの第２の端末能力情報を送信する。ここで、第２の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示することができる。または第２の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示することができる。

一実施例では、端末はＲＲＣ接続状態で第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信し、ここで、第２の端末能力情報が、少なくとも第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。端末が第２の端末能力情報を受信した後、一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて、第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定し、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。ここで、所定のグループは予め設定されたグループである。前記第１の基地局は、このグループにおけるリソースを使用して端末にページングメッセージを送信することができる。一実施例では、所定のグループに基づいて送信されるページングメッセージは、省電力信号によって運ばれてもよい。一実施例では、ページンググループに対応する省電力信号以外の省電力信号によって運ばれてもよい。例えば、１つの汎用の省電力信号によって運ばれてもよい。

一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。一実施例では、ページング事前指示が使用されている場合、ページング事前指示は汎用（Ｃｏｍｍｏｎ）の省電力信号によって運ばれる。このとき、この汎用の省電力信号はグループ情報を運ばない。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図１５に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第２の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１５１を含む。

ステップ１５１では、コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

ここで、この端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット（ＲＳＵ、Ｒｏａｄ Ｓｉｄｅ Ｕｎｉｔ）、スマートホーム端末、産業用センシングデバイス及び／又は医療デバイス等であってもよいが、これらに限定されない。

なお、本開示に係る基地局は、端末がネットワークにアクセスするためのアクセスデバイスであってもよい。ここで、基地局は様々なタイプの基地局、例えば、第３世代移動通信（３Ｇ）ネットワークの基地局、第４世代移動通信（４Ｇ）ネットワークの基地局、第５世代移動通信（５Ｇ）ネットワークの基地局、または他の進化型基地局であってもよい。

一実施例では、グループページングは、各端末に対してページングメッセージを個別に送信する必要がなく、ネットワークが１つのグループページングメッセージを送信することによって１グループ内のすべての端末をページングすることであってもよい。端末は、グループページングメッセージを受信した後、自身がページングされたグループに属するか否かを判断し、ページングされたグループに属する場合、グループページングメッセージに応答し、ページングされたグループに属しない場合、このグループページングメッセージを無視する。

一実施例では、グループページングのグループは複数であってもよい。ここで、異なるグループには、異なるページングリソースが設定されることができる。端末は、複数のグループのうちの特定のグループに属することであってもよい。ここで、端末がどのグループに属するかは、基地局によって決定されるか、またはコアネットワーク内の特定のネットワーク要素によって決定されてもよい。

一実施例では、端末がどのグループに属するかは、端末によって指示され、基地局またはコアネットワークのネットワーク要素によって決定されてもよい。第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示することができる。一実施例では、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有する場合にのみ、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングすることができる。そうでなければ、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有しない場合、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングせず、ここで、ネットワーク側がグループページング方式で端末をページングしない場合、端末にグループ情報を割り当てず、ここで、グループ情報は端末が属するグループを指示するために使用される。

一実施例では、ネットワーク側は、端末がページングされる確率に基づいて、端末が属するグループを決定することができる。ここで、ネットワーク側とは基地局またはコアネットワークデバイスを指してもよい。一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、ネットワーク側は端末がページングされる確率の確率レベルに基づいて、端末が属するグループを決定することができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。ここで、異なる確率レベルは異なる確率範囲に対応する。例えば、低レベルに対応する確率はａ～ｂであり、中レベルに対応する確率はｃ～ｄであり、高レベルに対応する確率はｅ～ｆである。ここで、ａがｂより小さく、ｂがｃより小さく、ｃがｄより小さく、ｄがｅより小さく、ｅがｆより小さい。ここで、なお、グループは所定のルールに基づいて設定された、グループページング方式で端末をページングするときに端末が属するグループである。グループは複数であってもよい。

一実施例では、端末が第１の基地局とＲＲＣ接続を確立したことに応答して、グループページングの第１の端末能力情報を報告する。ここで、第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態での端末の第１の端末能力情報は異なってもよい。ここで、ＲＲＣ非接続状態はＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。一実施例では、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、端末がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、第１の基地局が端末によって報告された第１の端末能力情報を受信し、かつ端末が第１の基地局から第２の基地局に切り替わった場合、第１の端末能力情報を第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の基地局がコアネットワークによって送信された第１の端末能力情報を受信し、かつ端末が第１の基地局から第２の基地局に切り替わった場合、第１の端末能力情報を第２の基地局に送信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを第２の基地局に送信する。第２の基地局は第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを受信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信する。第２の基地局は第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを第２の基地局に送信する。第２の基地局は第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信する。ここで、第２の基地局はＲＲＣ非アクティブ状態にある端末が再選択をするときのアンカー基地局であってもよい。

一実施例では、初期コンテンツ確立要求メッセージ（ＩＮＩＴＩＡＬ ＣＯＮＴＥＸＴ ＳＥＴＵＰ ＲＥＱＵＥＳＴ）、端末コンテンツ修正要求メッセージ（ＵＥ ＣＯＮＴＥＸＴ ＭＯＤＩＦＩＣＡＴＩＯＮ ＲＥＱＵＥＳＴ）、ハンドオーバ要求メッセージ（ＨＡＮＤＯＶＥＲ ＲＥＱＵＥＳＴ）及び経路切替要求応答メッセージ（ＰＡＴＨ ＳＷＩＴＣＨ ＲＥＱＵＥＳＴ ＡＣＫＮＯＷＬＥＤＧＥ）のうちの１つのメッセージによって、コアネットワークデバイスから送信された第１の端末能力情報を受信することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図１６に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第２の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１６１を含む。

ステップ１６１では、コアネットワークデバイスから送信された、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信する。

一実施例では、コアネットワークデバイスが第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信するとき、ページングメッセージに端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。一実施例では、ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図１７に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第２の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１７１を含む。

ステップ１７１では、第１の基地局から送信された、第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを受信するか、
または、
第１の基地局から送信された、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信するか、
または、
第１の基地局から送信された、第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを受信する。

一実施例では、第１の基地局が第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信するとき、ページングメッセージに端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。一実施例では、ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図１８に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第２の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１８１を含む。

ステップ１８１では、第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で端末をページングするグループ情報を決定する。

一実施例では、第２の基地局は複数のグループを決定することができ、各グループがいずれも対応するグループ識別子情報を有する。第１の端末能力情報には決定されたグループに対応するグループ識別子情報が含まれることができる。このように、第２の基地局はグループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報は、
端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む。

一実施例では、情報フィールドの値を利用して端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示する。例えば、第１の情報の情報フィールドの値が第１の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。または、第１の情報の情報フィールドの値が第２の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしない能力を指示する。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、端末が、端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化する能力をサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値に基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、第１の端末能力情報は端末がページングされる確率を指示することができる。ここで、端末がページングされる確率は所定の時間帯内に端末がページングされる確率であってもよい。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、確率値に基づいて端末がページングされる確率レベルを決定する。端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化するという能力を端末がサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図１９に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法は第２の基地局によって実行され、この方法は以下のステップ１９１を含む。

ステップ１９１では、端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信し、ここで、ＲＲＣ非接続状態が、ＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。

一実施例では、端末が異なるＲＲＣ非接続状態に対して第１の端末能力情報を決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定することができる。または、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定することができる。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定することができる。または、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定することができる。

このように、第２の基地局は第１の端末能力情報に基づいて、前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態でグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするか否かを決定することができる。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じであってもよい。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

一実施例では、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報である、ここで、ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である場合、第２の基地局は第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣアイドル状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である場合、第２の基地局は第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報である場合、第２の基地局は第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非接続状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

図２０に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法はコアネットワークデバイスによって実行され、この方法は以下のステップ２０１を含む。

ステップ２０１では、第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

ここで、この端末は、携帯電話、ウェアラブルデバイス、車載端末、路側ユニット（ＲＳＵ、Ｒｏａｄ Ｓｉｄｅ Ｕｎｉｔ）、スマートホーム端末、産業用センシングデバイス及び／又は医療デバイス等であってもよいが、これらに限定されない。

なお、本開示に係る基地局は、端末がネットワークにアクセスするためのアクセスデバイスであってもよい。ここで、基地局は様々なタイプの基地局、例えば、第３世代移動通信（３Ｇ）ネットワークの基地局、第４世代移動通信（４Ｇ）ネットワークの基地局、第５世代移動通信（５Ｇ）ネットワークの基地局、または他の進化型基地局であってもよい。

一実施例では、グループページングは、各端末に対してページングメッセージを個別に送信する必要がなく、ネットワークが１つのグループページングメッセージを送信することによって１グループ内のすべての端末をページングすることであってもよい。端末は、グループページングメッセージを受信した後、自身がページングされたグループに属するか否かを判断し、ページングされたグループに属する場合、グループページングメッセージに応答し、ページングされたグループに属しない場合、このグループページングメッセージを無視する。

一実施例では、グループページングのグループは複数であってもよい。ここで、異なるグループには、異なるページングリソースが設定されることができる。端末は、複数のグループのうちの特定のグループに属してもよい。ここで、端末がどのグループに属するかは、基地局によって決定されるか、またはコアネットワーク内の特定のネットワーク要素によって決定されてもよい。

一実施例では、端末がどのグループに属するかは、端末によって指示され、基地局またはコア・BR>Lットワークのネットワーク要素によって決定されてもよい。第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。

一実施例では、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有する場合にのみ、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングすることができる。そうでなければ、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を有しない場合、ネットワーク側はグループページング方式で端末をページングせず、ここで、ネットワーク側がグループページング方式で端末をページングしない場合、端末にグループ情報を割り当てず、ここで、グループ情報は端末が属するグループを指示するために使用される。

一実施例では、ネットワーク側は、端末がページングされる確率に基づいて、端末が属するグループを決定することができる。ここで、ネットワーク側とは基地局またはコアネットワークデバイスを指してもよい。一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、ネットワーク側は端末がページングされる確率の確率レベルに基づいて、端末が属するグループを決定することができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。ここで、異なる確率レベルは異なる確率範囲に対応する。例えば、低レベルに対応する確率はａ～ｂであり、中レベルに対応する確率はｃ～ｄであり、高レベルに対応する確率はｅ～ｆである。ここで、ａがｂより小さく、ｂがｃより小さく、ｃがｄより小さく、ｄがｅより小さく、ｅがｆより小さい。

ここで、なお、グループは所定のルールに基づいて設定された、グループページング方式で端末をページングするときに端末が属するグループである。グループは複数であってもよい。

一実施例では、端末が第１の基地局とＲＲＣ接続を確立したことに応答して、グループページングの第１の端末能力情報を報告する。第１の基地局が第１の端末能力情報を受信する。ここで、第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または第１の端末能力情報は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態での端末の第１の端末能力情報は異なってもよい。ここで、ＲＲＣ非接続状態はＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。一実施例では、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示してもよい。または、第１の端末能力情報は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示してもよい。

一実施例では、端末がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じである。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを報告することができる。別の実施例では、第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告することができる。

ここで、なお、第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告するとき、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である。または、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である。または、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である。ここで、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、端末はＲＲＣ接続状態で第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信し、ここで、第２の端末能力情報が、少なくとも第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。端末が第２の端末能力情報を受信した後、一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定し、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。別の実施例では、第２の端末能力情報に基づいて第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、所定のグループに基づいてページングメッセージを受信する。ここで、所定のグループは予め設定されたグループである。前記第１の基地局は、このグループにおけるリソースを使用して端末にページングメッセージを送信することができる。一実施例では、所定のグループに基づいて送信されるページングメッセージは、省電力信号によって運ばれてもよい。一実施例では、ページンググループに対応する省電力信号以外の省電力信号によって運ばれてもよい。例えば、１つの汎用の省電力信号によって運ばれてもよい。

一実施例では、端末は、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。別の実施例では、第２の基地局から送信された第３の端末能力情報に基づいて、第２の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないと決定した場合、グループ化しない方案でページングメッセージを受信することに戻る。一実施例では、ページング事前指示が使用されている場合、ページング事前指示は汎用（Ｃｏｍｍｏｎ）の省電力信号によって運ばれる。このとき、この汎用の省電力信号はグループ情報を運ばない。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図２１に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法はコアネットワークデバイスによって実行され、この方法は以下のステップ２１１を含む。

ステップ２１１では、グループページングの第１の端末能力情報を第１の基地局に送信する。

一実施例では、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第１の基地局に送信する。

一実施例では、コアネットワークデバイスが第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第１の基地局に送信するとき、ページングメッセージに端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。一実施例では、ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、初期コンテンツ確立要求メッセージ（ＩＮＩＴＩＡＬ ＣＯＮＴＥＸＴ ＳＥＴＵＰ ＲＥＱＵＥＳＴ）、端末コンテンツ修正要求メッセージ（ＵＥ ＣＯＮＴＥＸＴ ＭＯＤＩＦＩＣＡＴＩＯＮ ＲＥＱＵＥＳＴ）、ハンドオーバ要求メッセージ（ＨＡＮＤＯＶＥＲ ＲＥＱＵＥＳＴ）及び経路切替要求応答メッセージ（ＰＡＴＨ ＳＷＩＴＣＨ ＲＥＱＵＥＳＴ ＡＣＫＮＯＷＬＥＤＧＥ）のうちの１つのメッセージによって、第１の端末能力情報を送信することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図２２に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法はコアネットワークデバイスによって実行され、この方法は以下のステップ２２１を含む。

ステップ２２１では、第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信する。

一実施例では、コアネットワークデバイスが第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを第２の基地局に送信するとき、ページングメッセージに端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。一実施例では、ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれている場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすることを指示する。ページングメッセージに第１の端末能力情報が含まれていない場合、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を明示的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を指示するための識別子を含むことができる。例えば、この識別子が第１の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、この識別子が第２の識別子である場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、ページングメッセージは第１の端末能力情報を暗黙的に指示することができる。一実施例では、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含む場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートすることを指示し、ページングメッセージがページングのためのグループ情報及び確率情報などを含まない場合、第１の端末能力情報は端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしないことを指示する。

一実施例では、初期コンテンツ確立要求メッセージ（ＩＮＩＴＩＡＬ ＣＯＮＴＥＸＴ ＳＥＴＵＰ ＲＥＱＵＥＳＴ）、端末コンテンツ修正要求メッセージ（ＵＥ ＣＯＮＴＥＸＴ ＭＯＤＩＦＩＣＡＴＩＯＮ ＲＥＱＵＥＳＴ）、ハンドオーバ要求メッセージ（ＨＡＮＤＯＶＥＲ ＲＥＱＵＥＳＴ）及び経路切替要求応答メッセージ（ＰＡＴＨ ＳＷＩＴＣＨ ＲＥＱＵＥＳＴ ＡＣＫＮＯＷＬＥＤＧＥ）のうちの１つのメッセージによって、第１の端末能力情報を送信することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図２３に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法はコアネットワークデバイスによって実行され、この方法は以下のステップ２３１を含む。

ステップ２３１では、第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で端末をページングするグループ情報を決定する。

一実施例では、コアネットワークデバイスは複数のグループを決定することができ、各グループがいずれも対応するグループ識別子情報を有する。第１の端末能力情報には決定されたグループに対応するグループ識別子情報が含まれることができる。このように、コアネットワークデバイスはグループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報は、
端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む

一実施例では、情報フィールドの値を利用して端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示する。例えば、第１の情報の情報フィールドの値が第１の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートする能力を指示する。または、第１の情報の情報フィールドの値が第２の値である場合、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートしない能力を指示する。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、端末が、端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化する能力をサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値に基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率が確率閾値より小さいことに応答して、端末が第１のグループに属すると決定するか、または、端末がページングされる確率が確率閾値より大きいことに応答して、端末が第２のグループに属すると決定する。ここで、第１のグループと第２のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示してもよい。

一実施例では、第１の端末能力情報は端末がページングされる確率を指示することができる。ここで、端末がページングされる確率は所定の時間帯内に端末がページングされる確率であってもよい。

一実施例では、端末は端末がページングされる確率値を統計し、確率値に基づいて端末がページングされる確率レベルを決定する。端末が、端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化するという能力をサポートする場合、ネットワーク側は端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてページングのグループを行うことができる。

一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルは低レベルと、中レベルと、高レベルとに分けられることができる。一実施例では、端末がページングされる確率の確率レベルが低レベルであることに応答して、端末が属するグループが第１のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが中レベルであることに応答して、端末が属するグループが第２のグループであると決定し、端末がページングされる確率の確率レベルが高レベルであることに応答して、端末が属するグループが第３のグループであると決定する。ここで、第１のグループ、第２のグループ、及び第３のグループに設定されたページングリソースは異なる。ここで、なお、第１の端末能力情報は、前記端末がページングされる統計的確率の確率レベルに基づいてグループ化することを端末がサポートする能力を指示することができる。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図２４に示すように、本実施例では端末能力情報の報告方法を提供し、この方法はコアネットワークデバイスによって実行され、この方法は以下のステップ２４１を含む。

ステップ２４１では、端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信し、ここで、ＲＲＣ非接続状態が、ＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含む。

一実施例では、異なるＲＲＣ非接続状態に対して第１の端末能力情報を決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定してもよい。または、端末は、端末がＲＲＣアイドル状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定してもよい。

一実施例では、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートすると決定してもよい。または、端末は、端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある場合に前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定してもよい。

このように、コアネットワークデバイスは第１の端末能力情報に基づいて、前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態でグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするか否かを決定することができる。

一実施例では、ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある端末の第１の端末能力情報は同じであってもよい。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

一実施例では、端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、
または、
端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、第１の端末能力情報は端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、ここで、ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報である場合、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣアイドル状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報である場合、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

一実施例では、第１の端末能力情報が端末がＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報である場合、ネットワークは、第１の端末能力情報に基づいて、ＲＲＣ非接続状態にある端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかサポートしないかを決定することができる。

図２５に示すように、本開示の実施例における端末能力情報の報告装置を提供し、ここで、この装置は報告モジュールを含み、ここで、
報告モジュール２５１は、グループページングの第１の端末能力情報を報告し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図２６に示すように、本開示の実施例における端末能力情報の報告装置を提供し、ここで、この装置は受信モジュールを含み、ここで、
受信モジュール２６１は、グループページングの第１の端末能力情報を受信し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連する技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことが理解されることができる。

図２７に示すように、本開示の実施例における端末能力情報の報告装置を提供し、ここで、この装置は受信モジュールを含み、ここで、
受信モジュール２７１は、コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

図２８に示すように、本開示の実施例における端末能力情報の報告装置を提供し、ここで、この装置は受信モジュールを含み、ここで、
受信モジュール２８１は、第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信し、
ここで、第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される。

なお、当業者であれば、本開示の実施例によって提供される方法は、単独で実行されてもよいし、本開示の実施例のいくつかの方法または関連技術のいくつかの方法とともに実行されてもよいことを理解することができる。

本開示の実施例は通信デバイスを提供し、通信デバイスは、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、プロセッサは、実行可能な命令を実行する場合、本開示の任意の実施例の方法を実現するように構成される。

ここで、プロセッサは、様々なタイプの記憶媒体を含むことができ、この記憶媒体は、非一時的なコンピュータ記憶媒体であり、通信デバイスの電源が切れた後も、その上に記憶されている情報を記憶し続けることができる。

前記プロセッサは、メモリに記憶される実行可能なプログラムを読み取るために、バスなどを介してメモリに接続されてもよい。

本開示の実施例は、コンピュータ実行可能なプログラムが記憶されているコンピュータ記憶媒体を提案し、実行可能なプログラムはプロセッサによって実行される場合、本開示の任意の実施例の方法が実現される。

上記実施例の装置について、その各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、当該方法に関する実施例においてすでに詳細に説明されているため、ここでは詳細に説明しない。

図２９に示すように、本開示の１つの実施例は、端末の構成を提供する。

図２９に示す端末８００を参照すると、本実施例は、端末８００を提供し、当該端末は具体的に、携帯電話、コンピュータ、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ トランシーバー、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、フィットネスデバイス、パーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。

図２９を参照すると、端末８００は、処理コンポーネント８０２、メモリ８０４、電源コンポーネント８０６、マルチメディアコンポーネント８０８、オーディオコンポーネント８１０、入力／出力（Ｉ／Ｏ）のインターフェース８１２、センサコンポーネント８１４、及び通信コンポーネント８１６のうちの１つまたは複数のコンポーネントを含むことができる。

処理コンポーネント８０２は、通常、表示、電話の呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作に関連する操作のような端末８００の全体の操作を制御する。処理コンポーネント８０２は、上記方法の全てまたは一部のステップを完成するために、命令を実行するための１つまたは複数のプロセッサ８２０を含むことができる。また、処理コンポーネント８０２は、他のコンポーネントとのインタラクションを容易にするために、１つまたは複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント８０２は、マルチメディアコンポーネント８０８と処理コンポーネント８０２とのインタラクションを容易にするために、マルチメディアモジュールを含むことができる。

メモリ８０４は、デバイス８００上の操作をサポートしているために、様々なタイプのデータを記憶するように構成される。これらのデータの例は、端末８００で操作するためのあらゆるアプリケーションプログラムまたは方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオなどを含む。メモリ８０４は、スタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ）、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（ＥＰＲＯＭ）、プログラマブル読み出し専用メモリ（ＰＲＯＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、または光ディスクのような、あらゆるタイプの揮発性または不揮発性の記憶装置またはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。

電源コンポーネント８０６は、端末８００の各種類のコンポーネントのために電力を提供する。電源コンポーネント８０６は、電源管理システム、１つまたは複数の電源、および他の端末８００への電力の生成、管理、配分に関連するコンポーネントを含むことができる。

マルチメディアコンポーネント８０８は、端末８００とユーザとの間に１つの出力インターフェースを提供するスクリーンに含まれる。いくつかの実施例では、スクリーンは、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）とタッチパネル（ＴＰ）を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンは、ユーザからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンとして実現されることができる。タッチパネルには、タッチ、スライド、タッチパネルのジェスチャーを感知するように、１つまたは複数のタッチセンサが含まれる。タッチセンサは、タッチまたはスライド動作の境界を感知するだけでなく、タッチまたはスライド操作に関連する継続時間及び圧力を検出することができる。いくつかの実施例では、マルチメディアコンポーネント８０８は、１つのフロントカメラおよび／またはバックカメラを含む。デバイス８００が撮影モードやビデオモードなどの操作モードにある場合、フロントカメラおよび／またはバックカメラは、外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラおよびバックカメラは、１つの固定的な光学レンズシステムであってもよく、または焦点距離と光学ズーム能力を備えてもよい。

オーディオコンポーネント８１０は、オーディオ信号を出力および／または入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント８１０は、端末８００が呼び出しモード、記録モード、および音声認識モードのような操作モードにある場合、外部オーディオ信号を受信するように構成されるマイクロフォン（ＭＩＣ）を含む。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ８０４に記憶されてもよく、または通信コンポーネント８１６によって送信されてもよい。いくつかの実施例では、オーディオコンポーネント８１０は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに含む。

Ｉ／Ｏインターフェース８１２は、処理コンポーネント８０２と周辺インターフェースモジュールとの間にインターフェースを提供し、上記の周辺インターフェースモジュールはキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、スタートボタン、およびロックボタンを含むことができるが、これらに限定されない。

センサコンポーネント８１４は、端末８００に様々な態様の状態評価を提供するように、１つまたは複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント８１４は、端末８００のオン／オフ状態、コンポーネントの相対的な位置決めを検出でき、例えば、コンポーネントは端末８００のディスプレイおよびキーパッドであり、センサコンポーネント８１４は、さらに、端末８００または端末８００の１つのコンポーネントの位置変化、ユーザと端末８００との接触が存在または存在しないか、端末８００の方位または加速／減速および端末８００の温度変化を検出することができる。センサコンポーネント８１４は、任意の物理的接触がない場合、付近の物体の存在を検出するように構成される近接センサを含むこともできる。センサコンポーネント８１４は、イメージングアプリケーションに使用されるＣＭＯＳまたはＣＣＤイメージセンサのような光センサをさらに含むことができる。いくつかの実施例では、当該センサコンポーネント８１４は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ、または温度センサをさらに含むことができる。

通信コンポーネント８１６は、端末８００と他のデバイスとの間の有線または無線方式の通信を容易にするように構成される。端末８００は、通信規格に基づく無線ネットワーク、例えばＷｉ－Ｆｉ、２Ｇまたは３Ｇ、またはこれらの組み合わせにアクセスすることができる。例示的な一実施例では、通信コンポーネント８１６は、ブロードキャストチャネルを介して外部ブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号またはブロードキャスト関連情報を受信する。例示的な実施例では、通信コンポーネント８１６は、短距離通信を容易にするために、近距離通信（ＮＦＣ）モジュールをさらに含む。例えば、ＮＦＣモジュールは、無線周波数認識（ＲＦＩＤ）技術、赤外線データ協会（ＩｒＤＡ）技術、超広帯域（ＵＷＢ）技術、ブルートゥース（ＢＴ）技術、および他の技術に基づいて実現されてもよい。

例示的な実施例では、端末８００は、上記方法を実行するように、専用集積回路（ＡＳＩＣ）、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、デジタル信号処理装置（ＤＳＰＤ）、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ）、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品のような１つまたは複数のアプリケーションによって実現されてもよい。

例示的な実施例では、命令を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、命令を含むメモリ８０４をさらに提供し、上記命令は、上記方法を完成するように、端末８００のプロセッサ８２０によって実行されてもよい。例えば、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はＲＯＭ、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、ＣＤ－ＲＯＭ、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶デバイスであってもよい。

図３０に示すように、本開示の一実施例は、基地局の構造を示す。例えば、基地局９００は、ネットワーク側デバイスとして提供されてもよい。図３０を参照すると、基地局９００は、１つまたは複数のプロセッサを含む処理コンポーネント９２２と、メモリ９３２によって表される、処理コンポーネント９２２によって実行される命令、例えばアプリケーションプログラムを記憶するためのメモリリソースとを含む。メモリ９３２に記憶されているアプリケーションプログラムは、各々が１組の命令に対応する１以上のモジュールを含むことができる。また、処理コンポーネント９２２は、上記方法に記載の前記基地局に適用される任意の方法を実行するように命令を実行するように構成される。

基地局９００は、基地局９００の電源管理を実行するように構成される電源コンポーネント９２６と、基地局９００をネットワークに接続するように構成される有線または無線ネットワークインターフェース９５０と、入出力（Ｉ／Ｏ）インターフェース９５８とをさらに含むことができる。基地局９００は、Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｓｅｒｖｅｒ ＴＭ、Ｍａｃ ＯＳ ＸＴＭ、ＵｎｉｘＴＭ、ＬｉｎｕｘＴＭ、ＦｒｅｅＢＳＤＴＭまたは同様のようなメモリ９３２に記憶されているオペレーティングシステムを操作することができる。

当業者であれば、明細書を検討し、かつ、本明細書で開示された発明を実践した後、本開示の他の実施案を容易に想到し得る。本開示は、本発
明の任意の変形、用途または適応的変化をカバーすることを意図し、これらの変形、用途または適応的変化は、本発明の一般原理に従い、本開示で開示されていない本技術分野における技術常識または慣用されている技術手段を含む。明細書および実施例は、単なる例示的なものと見なされ、本発明の真の範囲および精神は、以下の特許請求の範囲によって指摘される。

なお、本発明は、上記に記載され、図面に示されている厳密な構造に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、様々な修正や変更を行うことができる。本発明の範囲は、添付の請求項の範囲のみによって限定される。

Claims (42)

1. 端末能力情報の報告方法であって、前記方法は端末によって実行され、前記方法は、
   グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップを含み、
   前記第１の端末能力情報は、少なくとも、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
   端末能力情報の報告方法。
2. 前記第１の端末能力情報はさらに、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報をネットワークが決定するために使用される、
   請求項１に記載の端末能力情報の報告方法。
3. 前記第１の端末能力情報は、
   前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
   前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
   前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む、
   請求項２に記載の端末能力情報の報告方法。
4. 前記グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップは、
   前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を報告するステップであって、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む、
   請求項１に記載の端末能力情報の報告方法。
5. ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態にある前記端末の前記第１の端末能力情報は同じである、
   請求項４に記載の端末能力情報の報告方法。
6. 前記グループページングの第１の端末能力情報を報告するステップは、
   前記第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを報告するステップ、
   または、
   前記第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを報告するステップ、を含む、
   請求項１に記載の端末能力情報の報告方法。
7. 前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、または、
   前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、または、
   前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む、
   請求項６に記載の端末能力情報の報告方法。
8. 前記方法は、
   第１の基地局から送信されたグループページングの第２の端末能力情報を受信するステップをさらに含み、
   前記第２の端末能力情報は、少なくとも、前記第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
   請求項１に記載の端末能力情報の報告方法。
9. 前記方法は、
   前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定するか、または前記第２の端末能力情報に基づいて、前記第１の基地局がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートしないと決定するステップと、
   所定のグループに基づいてページングメッセージを受信すると決定するステップと、をさらに含む、
   請求項８に記載の端末能力情報の報告方法。
10. 端末能力情報の報告方法であって、前記方法は第１の基地局によって実行され、前記方法は、
    グループページングの第１の端末能力情報を受信するステップを含み、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告方法。
11. 前記方法は、
    前記第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定するステップをさらに含む、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
12. 前記第１の端末能力情報は、
    前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
    前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
    前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む、
    請求項１１に記載の端末能力情報の報告方法。
13. 前記グループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
    前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信するステップであって、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
14. ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態で報告された前記第１の端末能力情報は同じである、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
15. 前記グループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
    前記第１の端末能力情報を指示する端末能力報告メッセージを受信するステップ、
    または、
    前記第１の端末能力情報を指示する端末支援情報メッセージを受信するステップ、を含む、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
16. 前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、
    または、
    前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、
    または、
    前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む、
    請求項１４に記載の端末能力情報の報告方法。
17. 前記方法は、
    前記第１の端末能力情報をコアネットワークデバイスに送信するステップをさらに含む、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
18. 前記方法は、
    前記端末が前記第１の基地局から第２の基地局に再選択または切り替わると決定するステップと、
    前記第１の端末能力情報を前記第２の基地局に送信するステップと、をさらに含む、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
19. 前記第１の端末能力情報を前記第２の基地局に送信するステップは、
    前記第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを前記第２の基地局に送信するステップ、
    または、
    前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを前記第２の基地局に送信するステップ、
    または、
    前記第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを前記第２の基地局に送信するステップ、を含む、
    請求項１８に記載の端末能力情報の報告方法。
20. 前記方法は、
    グループページングの第２の端末能力情報を送信するステップをさらに含み、
    前記第２の端末能力情報は、少なくとも、前記第１の基地局がグループページング方式で端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    請求項１０に記載の端末能力情報の報告方法。
21. 端末能力情報の報告方法であって、前記方法は第２の基地局によって実行され、前記方法は、
    コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップを含み、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告方法。
22. 前記コアネットワークデバイスから送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
    前記コアネットワークデバイスから送信された、前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信するステップを含む、
    請求項２１に記載の端末能力情報の報告方法。
23. 前記第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
    前記第１の基地局から送信された、前記第１の端末能力情報を指示する切り替え要求メッセージを受信するステップ、
    または、
    前記第１の基地局から送信された、前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを受信するステップ、
    または、
    前記第１の基地局から送信された、前記第１の端末能力情報を指示する端末コンテキスト応答メッセージを受信するステップ、を含む、
    請求項２１に記載の端末能力情報の報告方法。
24. 前記方法は、
    前記第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定するステップをさらに含む、
    請求項２１に記載の端末能力情報の報告方法。
25. 前記第１の端末能力情報は、
    前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
    前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
    前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む、
    請求項２４に記載の端末能力情報の報告方法。
26. 前記コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
    前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信するステップであって、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む、
    請求項２１に記載の端末能力情報の報告方法。
27. ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態で報告された前記第１の端末能力情報は同じである、
    請求項２６に記載の端末能力情報の報告方法。
28. 前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む、
    請求項２１に記載の端末能力情報の報告方法。
29. 端末能力情報の報告方法であって、前記方法はコアネットワークデバイスによって実行され、前記方法は、
    第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップを含み、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告方法。
30. 前記方法は、
    グループページングの第１の端末能力情報を第２の基地局に送信するステップをさらに含む、
    請求項２９に記載の端末能力情報の報告方法。
31. 前記グループページングの第１の端末能力情報を第２の基地局に送信するステップは、
    前記第１の端末能力情報を指示するページングメッセージを前記第２の基地局に送信するステップを含む、
    請求項３０に記載の端末能力情報の報告方法。
32. 前記方法は、
    前記第１の端末能力情報に基づいて、グループページング方式で前記端末をページングするグループ情報を決定するステップをさらに含む、
    請求項２９に記載の端末能力情報の報告方法。
33. 前記第１の端末能力情報は、
    前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第１の情報と、
    前記端末がページングされる統計的確率値に基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第２の情報と、
    前記端末がページングされる統計的確率値の確率レベルに基づいてグループ化することを前記端末がサポートするかまたはサポートしない能力を指示するための第３の情報と、のうちの少なくとも１つの情報を含む
    請求項３２に記載の端末能力情報の報告方法。
34. 前記第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信するステップは、
    前記端末が異なるＲＲＣ非接続状態にある第１の端末能力情報を受信するステップであって、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態及び／又はＲＲＣ非アクティブ状態を含むステップを含む、
    請求項２１に記載の端末能力情報の報告方法。
35. ＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態での前記第１の端末能力情報は同じである、
    請求項３４に記載の端末能力情報の報告方法。
36. 前記端末支援情報メッセージによって指示される所望の状態がＲＲＣアイドル状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣアイドル状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非アクティブ状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非アクティブ状態にある端末能力情報であり、または、前記端末支援情報メッセージによって指示されるターゲット状態がＲＲＣ非接続状態である場合、前記第１の端末能力情報は前記端末が前記ＲＲＣ非接続状態にある端末能力情報であり、前記ＲＲＣ非接続状態がＲＲＣアイドル状態とＲＲＣ非アクティブ状態とを含む、
    請求項２９に記載の端末能力情報の報告方法。
37. 端末能力情報の報告装置であって、前記装置は報告モジュールを含み、
    前記報告モジュールは、グループページングの第１の端末能力情報を報告し、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、前記端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告装置。
38. 端末能力情報の報告装置であって、前記装置は受信モジュールを含み、
    前記受信モジュールは、グループページングの第１の端末能力情報を受信し、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告装置。
39. 端末能力情報の報告装置であって、前記装置は受信モジュールを含み、
    前記受信モジュールは、コアネットワークデバイスまたは第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信し、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告装置。
40. 端末能力情報の報告装置であって、前記装置は受信モジュールを含み、
    前記受信モジュールは、第１の基地局から送信されたグループページングの第１の端末能力情報を受信し、
    前記第１の端末能力情報は、少なくとも、端末がグループページング方式で前記端末をページングすることをサポートするかまたはサポートしないかを指示するために使用される、
    端末能力情報の報告装置。
41. 通信デバイスであって、
    メモリと、
    前記アンテナ及びメモリにそれぞれ接続されるプロセッサと、を含み、前記プロセッサは、前記メモリに記憶されているコンピュータ実行可能な命令を実行することにより、前記アンテナの送受信を制御し、請求項１～９、１０～２０、２１～２８または２９～３６のいずれかに記載の方法を実現できるように構成される、
    通信デバイス。
42. コンピュータ実行可能な命令が記憶されているコンピュータ記憶媒体であって、
    前記コンピュータ実行可能な命令がプロセッサによって実行されると、請求項１～９、１０～２０、２１～２８または２９～３６のいずれかに記載の方法が実現される、
    コンピュータ記憶媒体。

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