JP2024519811A - 係合フック構造および係合フック構造を含む乗り物装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】係合フック構造および係合フック構造を含む乗り物装置の提供。【解決手段】ベースをクロスバーに組み付け接続する係合フック構造であって、この係合フック構造は、ブラケットと、係合フックと、第1の弾性部材とを含み、ブラケットは、ベースに固定され、対向する2つの側壁を有し、係合フックは、2つの側壁の間に架設された係合フックピボットを介してブラケットに枢着されて、ロック位置とロック解除位置との間を枢動し、係合フックは、突出した第1のフック部と、第1のフック部と係合フックピボットとの間に位置する接合部とを有し、係合フックがロック位置又はロック解除位置に位置する場合、第1のフック部がクロスバーを固定又は解放し、第1の弾性部材は、その一端がブラケットに固定され、他端が接合部に固定され、係合フックがロック位置とロック解除位置との間で枢動するにつれて変位することができる。【選択図】図7B

Description

本願は、係合フック構造および係合フック構造を含む乗り物装置に関する。
チャイルドシート及びキャリコットのような乗り物装置は、様々な年齢の乳幼児が乗り、収容するための一般的な装置である。チャイルドシートは、子どもの乗車安全のために設計されており、走行中に子どもの車内での危険行為を拘束し、自動車が突然衝突するなどのアクシデントが発生した場合に子どもを保護することができる。
チャイルドシートは、着脱可能に設計されてもよく、自動車に固定されたベースとベースに取り付けられたシートとを含む。ベースとシートとの間の固定構造については、操作しやすく、安全で安定した性能が期待されている。従来のチャイルドシートとベースの係合構造は、ベースの係合フックにロック位置またはロック解除位置に押圧する弾性部材構造を設けることが多く、この構造は、シートが軽い衝突や揺れに遭遇した場合、係合フックの予期せぬ解放を招き、シートとベースを分離させる可能性がある。
本願は、ベースをクロスバーに組み付け接続する係合フック構造を提供し、前記係合フック構造は、ブラケットと、係合フックと、第1の弾性部材とを含み、ブラケットは、前記ベースに固定され、対向する2つの側壁を有し、係合フックは、前記2つの側壁の間に架設された係合フックピボットを介して前記ブラケットに枢着されて、ロック位置とロック解除位置との間を枢動し、前記係合フックは、突出した第1のフック部と、前記第1のフック部と前記係合フックピボットとの間に位置する弾性部材とを有し、前記係合フックが前記ロック位置又はロック解除位置に位置する場合、前記第1のフック部が前記クロスバーを固定又は解放し、第1の弾性部材は、一端が前記ブラケットに固定され、他端が前記接合部に固定され、前記係合フックが前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で枢動するにつれて変位することができる。
一実施例では、ベースと、乗り部と、後クロスバーと、後係合フック構造とを含む乗り物装置であって、ベースは、車に固定され、乗り部は、前記ベースに着脱可能に固定され、後クロスバーは、ベース及び乗り部のうちの一方に設けられ、後係合フック構造は、ベース及び乗り部のうちの他方に設けられ、後クロスバーに接合することができ、後係合フック構造は、本願の係合フック構造であり、クロスバーは、後クロスバーである。
以下、図面を参照して本願の実施例を説明する。
本願の乗り物装置の一実施例の斜視図であり、ここで、乗り部は、シートである。 本願の乗り物装置の他の実施例の斜視図であり、ここで、乗り部は、キャリコットである。 乗り物装置のベース、クロスバー、係合フック構造間の関係を示す斜視図である。 乗り物装置のベース、クロスバー、係合フック構造間の関係を示す斜視図であり、ここで、上側ハウジングを取り外してハウジング内部の具体的な構造を示す。 図3Aの係合フック構造の拡大図である。 乗り物装置のベース、クロスバー、係合フック構造間の関係を別の角度で示す斜視図であり、上側ハウジングを取り外してハウジング内部の具体的な構造を示す。 図3Cの係合フック構造の拡大図である。 係合フック構造のブラケットの側面図である。 係合フック構造の係合フックの側面図である。 係合フック構造の係止部材の側面図である。 ロック状態の係合フック構造の側面図である。 図7Aの係合フック構造の拡大図であり、ここで、第1の弾性部材は、係合フックの旋回軸線の一方側に位置する。 ロック解除状態の係合フック構造の側面図である。 図8Aの係合フック構造の拡大図であり、ここで、第1の弾性部材は、係合フックの旋回軸線の他方側に位置する。 ロック状態において、本願の係合フック構造と前係合フック構造の側面図であり、ここで、前係合フック構造は、断面図で示す。 図9Aの前係合フック構造の拡大図である。 軽く衝突してスライダが変位した状態で、本願の係合フック構造と前係合フック構造の側面図であり、ここで、前係合フック構造は、断面図で示す。 図10Aの前係合フック構造の拡大図である。 図10Aの部分拡大図であり、ここで、ベースの一部を除去して他の構成要素をより明確に示す。 図10Aの部分拡大図であり、ここで、ベースの一部及びブラケットの一側壁を除去して他の構成要素をより明確に示す。 ロック解除状態において、本願の係合フック構造と前係合フック構造の側面図であり、ここで、前係合フック構造は、断面図で示す。 図11Aの前係合フック構造の拡大図である。 図11Aの部分拡大図であり、ここで、ベースの一部を除去して他の構成要素をより明確に示す。 図11Aの部分拡大図であり、ここで、ベースの一部及びブラケットの一側壁を除去して残りの構成要素をより明確に示す。 本願の係合フック構造の他の実施例の部分拡大図であり、ここで、係合フックピボットに設けられた第3の弾性部材を示す。
本明細書では、特定の実施例を参照して本発明を説明および記述するが、本発明は図示の詳細に限定されるべきではない。正確には、特許請求の範囲の等価スキームの範囲内であって、本発明から逸脱していない場合には、これらの詳細について様々な修正を行うことができる。
本明細書における「前」、「後」、「上」、「下」などの方向記述は、理解の便宜上のものであり、本発明はこれらの方向に限定されるものではなく、実際の状況に応じて調整することができる。
まず、図1Aから図2を参照して本願の乗り物装置を説明する。図1Aは、本願の乗り物装置の一実施例の斜視図であり、ここで、乗り部300は、チャイルドシートであり、図1Bは、本願の乗り物装置の他の実施例の斜視図であり、ここで、乗り部300は、キャリコットであり、図2は、乗り物装置のベース400、クロスバー(前クロスバー310、後クロスバー320)、係合フック構造100の関係を示す斜視図である。
図示のように、乗り物装置は、ベース400と乗り部300とに分けられ、ここで、乗り部300は、シートまたはキャリコットであってもよい。乗り部300は、ベース400に縦方向(すなわち車両の進行方向)に接合されるように設けられてもよく、例えば図1Aに示すような接合方式であってもよく、このとき乗り部300における子供は、ほぼ車両の進行方向に面する。乗り部300は、ベース400に横方向に接合されるように設けられていてもよく、例えば図1Bに示すような接合方式であってもよく、このとき乗り部300中の子供は、キャリコットに横たわり、その体は車両の進行方向にほぼ横になっている。
乗り部300は、ベース400に接合されていてもよいし、ベース400から取り外してもよい。両者の間の接合は、クロスバー(前クロスバー310、後クロスバー320)と係合フック構造100によって実現される。図2に示す実施例では、クロスバーは乗り部300の底部(乗り部を図示せず)に取り付けられ、係合フック構造はベース400に取り付けられる。係合フック構造100における係合フックは、クロスバーをフックしたり解放したりして、乗り部300をベース400に係合したり、ベース400から離したりすることができる。なお、他の実施例では、クロスバーはベース400に取り付けられてもよく、係合フック構造100は乗り部300に取り付けられてもよい。図2に示す実施例では、係合フック構造100は、クロスバーの延在方向に沿って2つ設けられている。他の実施例では、係合フック構造体100は、クロスバーの延在方向に沿って単一または2つ以上に設定してもよい。
クロスバーは、車両の進行方向に沿って2本並列に設けられ、それぞれ前クロスバー320と後クロスバー310と呼ばれる。本願では、前クロスバー320と後クロスバー310とを接合するための係合フック構造は、異なる構造を有する。以下、「係合フック構造」とは、特に、後クロスバー310を係合するための係合フック構造100(すなわち、後係合フック構造)を指し、区別を示すために、前クロスバー320を係合するための係合フック構造を「前係合フック構造200」と呼ぶ。
次に、図3Aから3Dを参照すると、係合フック構造100の具体的な構造と、後クロスバー310との接合方法が示されている。図3Aは、乗り物装置のベース400、後クロスバー310、係合フック構造100の関係を示す斜視図であり、ここで、上側ハウジングを取り外してハウジング内部の具体的な構造を示す。図3Bは、図3Aにおける係合フック構造100の拡大図であり、図3Cは、乗り物装置のベース400、後クロスバー310、係合フック構造100の関係を別の角度で示す斜視図であり、ここで、上側ハウジングを取り外してハウジング内部の具体的な構造を示す。図3Dは、図3Cにおける係合フック構造100の拡大図である。
図示のように、係合フック構造100は、ブラケット120、係合フック110、係止部材140、スライダ130を含み、また、係合フックピボット151、ピン152、第1の弾性部材153、第2の弾性部材154を含む。ブラケット120は、係合フック構造100の他の部材を取り付けるためにベース400に固定され、係合フック110は、係合フック構造100のロック機能を提供するためにブラケット120に枢動可能に取り付けられ、係止部材140もブラケット120に枢動可能に取り付けられ、係合フック110をロック解除位置に係止する役割を果たし、係合フックピボット151は、係合フック110の枢動機能を提供するためにブラケット120に架設され、ピン152は、後クロスバー310の延在方向に沿って係合フック110に挿通され、第1の弾性部材153は、係合フック110をロック位置又はロック解除位置に押圧するために、ブラケット120と係合フック110との間に設けられ、第2の弾性部材154は、ブラケット120と係止部材140との間に設けられ、係止部材140を係止位置に押圧する。以下、これらの部品について詳細に説明する。
図4は、係合フック構造100におけるブラケット120の側面図である。ブラケット120は、略同一形状で互いに対向する2つの側壁を有する。図示した実施例では、側壁は略矩形であるが、他の実施例では、側壁は異なる結合外形を有することができる。側壁の上方縁には、クロスバーを受け入れるための円弧状の凹部121がある。クロスバーが側壁の凹部121に位置し、係合フック110がクロスバーをフックする場合、クロスバーは係合フック構造100に安定して接合される。側壁には、係合フックピボット151と係合フックピボット(図示せず)が2つの側壁の間に架設されるように、係合フックピボット取付孔123と係止部材ピボット取付孔124が設けられている。各側壁の下部にはブラケット固定部127があり、この実施例では長尺状の貫通孔である。各側壁の一方側(図4における側壁の左側)には、側壁縁の窪みとして設けられた第1の弾性部材固定部125があり、この窪みに第1の弾性部材153の一端が固定されている。すなわち、第1の弾性部材153は、ブラケット120の少なくとも1つの側壁に固定されている。各側壁の一方側(図4中の側壁の左側)には、矩形の開口部として設けられたスライダ収容部122があり、スライダ130の一端がスライダ収容部122に挿入してスライダ130で位置決め、位置限定することができる。各側壁の他方側(図4における側壁の右側)には、ピン152が係合フック110の回動運動に伴ってブラケット120の側壁に干渉されないように、ピン逃げ部126が設けられている。
図5は、係合フック構造100における係合フック110の側面図である。この実施例では、係合フック110の一端は、突出した第1のフック部111であり、他端は、突出した足部117である。係合フック110の中央部には、係合フックピボット151が挿通されるように係合フックピボット孔が設けられている。第1のフック部111と係合フックピボット孔114との間には、接合部118(弾性部材接合部)が設けられ、第1の弾性部材153の他端はこの接合部118に固定されている。係合フック110は、係合フックピボット151と第1のフック部111との間に位置する第2のフック部112をさらに有し、第1のフック部111とは、係合フックピボット151に対して同じ軸方向位置を有し、第1のフック部111よりも長く前方に延出し、第1のフック部111とは、クロスバーを受け入れるための略C状の収容部113(クロスバー収容部)を形成する。係合フック110の中央部には、係合フック110の厚さ方向(すなわち、係合フックピボット151の軸方向)に延びる係合フック当接部116が形成されているので、第1のフック部111、第2のフック部112、足部117、接合部118とは、異なる軸方向位置にある。係合フック当接部116は、前方に面する当接面を有するように形成されている。この実施例では、接合部118にピン孔115が開設され、ピン孔115にピン152を挿入し、ピン152に第1の弾性部材153の他端(すなわち、ブラケット120に固定された第1の弾性部材固定部125の一端の対向端)を固定することにより、第1の弾性部材153を係合フック110に固定する。他の実施例では、他の方式で、第1の弾性部材153の他端を接合部118に固定することもできる。
図6は、係合フック構造100における係止部材140の側面図である。係止部材140は、回動端142と自由端143とを有し、ここで、回動端142は、係合フックピボット151に平行な係止部材ピボット孔141内の係止部材枢動軸(図示せず)を介してブラケット120に枢動接続されている。係止部材140の自由端143は、回動端142の周りを回転可能である。自由端143には、係止部材140の側辺における当接面として形成された係止部材当接部144が設けられている。係止部材140がその係止位置に枢動すると(以下で詳述する)、係止部材140の係止部材当接部144における当接面が係合フック110の係合フック当接部116における当接面に当接し、これにより、係合フック110をロック解除位置に係止する。
第1の弾性部材153は、係合フック110に常に引張力を付与するように設けられている。この実施例では、第1の弾性部材153は、引張バネであり、なお、他の実施例では、第1の弾性部材153は、引張力を加えることができる他の弾性部材であってもよい。
第2の弾性部材154は、係止部材140を係止位置に押圧するように設けられている。この実施例では、第2の弾性部材154は、係止部材ピボットに設けられたねじりバネであり、その一端がブラケット120に当接し、他端が係止部材140に当接する。他の実施例では、第2の弾性部材154は、他の形態の弾性部材であってもよい。
スライダ130は、ベース400に沿ってスライドするように配置される。スライダ130の一端はドラッグ部131から突出し、他端は操作部材156に接続されている。このドラッグ部131は、ブラケット120の2つの側壁の間に入り込み、操作部材156は、スライダ130に対して横方向のハンドルとして形成され、使用者は、ベース400の外部から操作部材156に接触してスライダ130を引くことができる。ドラッグ部131は、スライダ130が前方に移動すると、係合フック110をロック解除位置に向けて回動させることができるように、係合フック110の足部117にスライド溝又は同様の方式等で接続されている。
以下、図7Aから8Bを参照して本願の係合フック110の動作過程を説明する。図7Aは、ロック状態にある係合フック構造100の側面図である。図7Bは、図7Aにおける係合フック構造100の拡大図であり、ここで、第1の弾性部材153は、係合フック110の旋回軸線の一方側に位置し、図8Aは、ロック解除状態にある係合フック構造100の側面図である。図8Bは、図8Aにおける係合フック構造100の拡大図であり、ここで、第1の弾性部材153は、係合フック110の旋回軸線の他方側に位置する。
図7Aから7Bに示すロック状態では、係合フック110はロック位置にあり、後クロスバー310を引っ掛け、後クロスバー310を係合フック110とブラケット120との間にロックする。第1の弾性部材153は、ブラケット120の第1の弾性部材固定部125と係合フック110の接合部118との間に接続されているので、係合フック110がその旋回軸線の周りを回転するにつれて、第1の弾性部材153もそれに応じて位置を変更し、旋回軸線の両側に位置することができる。第1の弾性部材153は、ロック位置に接近または到達して枢動されると、旋回軸線のクロスバーに近い側に位置する。このようにして、第1の弾性部材153により加えられた係合フック110をブラケット120に引っ張る力は、係合フック110をそのロック位置に向けて回転させ、すなわち自動ロックを実現する。図示するように、係合フック110の旋回軸線は、係合フックピボット151の軸線である。
このとき、係止部材140はその非係止位置にあり、係止部材当接部144は、係合フック当接部116に接触していない。係止部材140とブラケット120との間に位置する第2の弾性部材154は係止部材140を係止位置に押圧する傾向があるが、クロスバーはこのとき係止部材140の自由端143に押圧され、係止部材140が係止位置に回転するのを阻止する。
係合フック構造100を図8Aから8Bに示すロック解除位置に到達させるために、使用者はスライダ130を前方に引き寄せ、具体的には、スライダ130に接続された操作部材156を引き寄せ、これにより、スライダ130が係合フック110をロック解除位置に向けて回転させる。この過程で、第1の弾性部材153の位置が変化し、係合フック110の旋回軸線のクロスバーに近い側から旋回軸線を越えてクロスバーから遠い側に移動し、すなわち係合フック110の「死点」(dead point)を通過する。死点を通過した後、第1の弾性部材153が係合フック110をブラケット120に引き付ける押圧力は、係合フック110をそのロック解除位置に向けて回転させ、すなわち、自動ロック解除を実現する。
係合フック110がそのロック解除位置に到達した後、クロスバーは、係合フック構造100にロックされなくなり、使用者は、この時、ベース400から乗り物装置を取り外すことができ、そして、クロスバーも取り外される。これにより、係止部材140はクロスバーの圧力を受けることなく、第2の弾性部材154の押圧によりその係止位置まで回転する。このとき、係止部材140の係止部材当接部144が係合フック110の係合フック当接部116に接触し、係合フック110がロック位置に戻るのを阻止するので、係合フック110の不測のロックが防止される。なお、このとき、係合フック110の第2のフック部112及び係止部材140の自由端143は、いずれもブラケット120の凹部121に少なくとも部分的に位置している。
係合フック構造100を、図8Aから8Bに示すロック解除位置から再び図7Aから7Bに示すロック位置に戻すために、使用者は、乗り物装置を、ベース400、すなわちクロスバーをブラケット120の凹部121に押し込む。このとき、クロスバーは係合フック110の第2のフック部112と係止部材140の自由端143を押下し、係合フック110をロック位置に戻させ、係止部材140を非係止位置に戻させる。
一実施例では、係合フックピボット151には、例えば、係合フック110をロック解除位置に押圧するねじりバネの形態の第3の弾性部材155が設けられてもよい。図12を参照すると、ここで、係合フックピボット151に設けられた第3の弾性部材155が示されている。
次に、図9Aから9Bを参照して、本願の前係合フック構造200について説明する。図9Aは、ロック状態における、本願の係合フック構造100と前係合フック構造200との側面図であり、ここで、前係合フック構造200を断面図で示す。図9Bは、図9Aにおける前係合フック構造200の拡大図である。前係合フック構造200は、係合フック構造100とほぼ同じであるので、以下では両者の違いについてのみ説明する。
前係合フック構造200は、前係合フック210と前ブラケット220と、前係合フック210と前ブラケット220との間に設けられた第4の弾性部材253(図7A、図8A参照)とを有する。第4の弾性部材253は、係合フック110とブラケット120との間に設けられた第1の弾性部材153のように、係合フック110の回動に伴って係合フック110をロック位置またはロック解除位置に押圧することがなく、第4の弾性部材253は常に前係合フック210をロック解除位置に押圧する。この実施例では、第4の弾性部材253は、前係合フック210の枢動軸に設けられたねじりバネであり、他の実施例では、第4の弾性部材253は、他の形態の弾性部材として設けられてもよい。
以下、図10Aから図11Dを参照して、本願による乗り物装置の動作について説明する。
図10Aは、軽く衝突してスライダ130が変位した状態で、本願の係合フック構造100と前係合フック構造200の側面図であり、ここで、前係合フック構造200を断面図で示す。図10Bは、図10Aにおける前係合フック構造200の拡大図であり、図10Cは、図10Aの部分拡大図であり、ここで、他の構成要素をより明確に示すためにベース400の一部が除去されている。図10Dは、図10Cの部分拡大図であり、他の構成要素をより明確に示すために、ベース400の一部とブラケット120の一側壁が除去されている。
衝突受力時には、乗り部300は前方に移動する傾向があり、シートであれば前方に傾倒し、キャリコットであれば前方に反転する。そのため、前係合フックは下向きの圧力を受けるが、後側の係合フックは圧力を受けない。
衝突力を受けると、スライダ130は前方にスライドするが、前係合フック210はクロスバーによって押さえられているため、前係合フック210はそのロック解除位置に向けて回転しないとともに、スライダ130が前係合フック210から完全に係合解除されるのを防止する。また、後部の係合フック構造100における第1の弾性部材153は係合フック110をロック位置に押圧する傾向があるため、後係合フックは常にロック状態にあり、後クロスバー310の離脱を防止する。
このようにして、乗り物装置が一定の衝突を受けても、乗り部300がベース400から離脱することがなく、乗り部300中の子供の安全が保証される。
図11Aは、ロック解除状態において、本願の係合フック構造100と前係合フック構造200との側面図であり、ここで、前係合フック構造200を断面図で示す。図11Bは、図11Aにおける前係合フック構造200の拡大図であり、図11Cは、図11Aの部分拡大図であり、ここで、他の構成要素をより明確に示すためにベース400の一部が除去されており、図11Dは、図11Aの部分拡大図であり、ここで、他の構成要素をより明確に示すためにベース400の一部とブラケット120の一側壁が除去されている。
ロック解除状態では、前述したように、後部の係合フック構造における第1の弾性部材153が係合フック110をロック解除位置に押圧するとともに、係止部材140が係合フック110をロック解除位置に係止し、係合フック110の不測のロックを防止する。同様に、前係合フック構造200の第4の弾性部材253は、前係合フック210をロック解除位置に押圧するとともに、前係止部材140(図示せず)は前係合フック210をロック解除位置に係止し、前係合フック210の不測のロックを防止する。このようにして、使用者が乗り物装置をベース400に取り付けながら、クロスバーを係合フック構造100と前係合フック構造200に押し込んでいない限り、係合フック構造100と前係合フック構造200が誤ってロック状態に切り替わることはない。
一実施例では、第1の弾性部材153は、引張バネであり、ブラケットの少なくとも1つの側壁120に固定されている。
一実施例では、ブラケット120の2つの側壁は、互いに対称に設けられ、各側壁の頂部に上面に向かって開口する凹部121を有し、クロスバーを配置するために使用される。
一実施例では、係合フック構造100は、さらに、係止部材140と、第2の弾性部材154と有し、係止部材140は、回動端142と自由端143を有し、回動端142は、2つの側壁の間に架設された係止部材ピボットを介してブラケット120に枢着されて、係止部材を係止位置と非係止位置との間で枢動させ、ここで、係止部材ピボットは、係合フックピボット151と平行であり、第2の弾性部材154は、係止部材140とブラケット120との間に設けられ、係止部材140を係止位置に押圧し、係合フック110がロック位置に位置しクロスバーがロックされた場合、係止部材140がクロスバーに阻止されて前記非係止位置に位置する。
一実施例では、係止部材140は、その自由端143に係止部材当接部144を有し、係合フック110は、係止部材当接部144に対応する係合フック当接部116を有し、係合フック110がロック解除位置に位置し且つクロスバーが解放された場合、係止部材140は、第2の弾性部材154の押圧により係止位置に枢動されて、係止部材当接部144を係合フック当接部116に当接させ、それにより、係合フックをロック解除位置に保持する。
一実施例では、係合フック110がロック位置に位置する場合、係合フック110の第1のフック部111は、前方に凹部121の開口まで突出し、クロスバーを凹部121にロックする。
一実施例では、係合フック110がロック解除位置に位置する場合、係合フック110の第1のフック部111は、係合フック110の枢動によって凹部121の開口から離れ、クロスバーを解放する。
一実施例では、係合フック110は、さらに、第2のフック部112を有し、第2のフック部112は、係合フックピボット151と第1のフック部111との間に位置し、第1のフック部111とは、係合フックピボット151に対して同じ軸方向位置を有し、第1のフック部111よりも前方に長く延出し、第1のフック部とは、クロスバーを受け入れるための略C状のクロスバー収容部113を形成し、第2のフック部112は、クロスバーが収容部113に配置された場合、クロスバーが第2のフック部112を押圧して係合フック110をロック解除位置からロック位置枢動させるように構成される。
一実施例では、係合フック110の第1のフック部111及び第2のフック部112と係合フックの係合フック当接部116とは、係合フックピボット151に対して異なる軸方向位置に位置し、係止部材当接部114と係合フック当接部116とは、係合フックピボット151に対して同じ軸方向位置に位置する。
一実施例では、接合部118は、ピン152を挿入するためのピン孔であり、第1の弾性部材153の他端は、ピン152に固定されている。
一実施例では、ブラケット120にピン逃げ部126が設けられており、ピン152の係合フック110の枢動に伴う動きは、ブラケット120による干渉を受けない。
一実施例では、係合フック110がスライダ130に接合し、スライダ130のスライドにより係合フック110をロック位置からロック解除位置に移動させ、スライダ130の係合フック110に対向する端部に操作部材156が接続され、操作部材156は、スライダ130に対して横方向のハンドルとして形成され、使用者が操作部材156を介してベース400の外部からスライダ130を引くことができるようにする。
一実施例では、ブラケット120と係合フック110との間に第3の弾性部材155がさらに設けられており、第3の弾性部材155は、ねじりバネであり、係合フックピボット151に外嵌されている。
一実施例では、乗り物装置は、さらに、前クロスバー(320)と前係合フック構造(200)とを含み、前クロスバー(320)は、ベース(400)及び乗り部のうちの一方に設けられ、前係合フック構造(200)は、ベース(400)及び乗り部のうちの他方に設けられ、前クロスバー(320)に接合することができ、前係合フック構造(200)は、前ブラケット(220)と、前係合フック(210)と、第4の弾性部材(253)とを含み、前ブラケット(220)は、ベース(400)及び乗り部(300)のうちの他方に固定され、対向する2つの側壁を有し、前係合フック(210)は、前ブラケット(220)に枢着され、ロック位置とロック解除位置との間を枢動し、前係合フック(210)がロック位置又はロック解除位置に位置する場合、前クロスバー(320)をフック又は解放し、第4の弾性部材(253)は、前ブラケット(220)と前係合フック(210)との間に設けられ、第4の弾性部材(253)は、前係合フック(210)をそのロック解除位置に常に押圧する。
一実施例では、後係合フック構造200と前係合フック構造とは、同じスライダ130に接合し、スライダ130のスライドにより係合フック110と前係合フック210をそれぞれのロック位置からそれぞれのロック解除位置に同時に枢動させる。
一実施例では、組立状態において、前クロスバー320と後クロスバー310をそれぞれロックするように、前係合フック構造200と後係合フック構造100とは、前クロスバーと後クロスバー310の延在方向沿ってそれぞれ2つ以上設けられている。
一実施例では、乗り部300は、チャイルドシート又はキャリコットである。
本明細書は、例示的な実施例を参照して列挙して記載されているが、使用される用語は、限定的な用語ではなく、説明および例示的なものである。本願は、本願の精神及び実質から逸脱することなく様々な形態で具体的に実施することができるので、上述の実施例は上述の詳細に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定された範囲内で最も広く解釈されるべきであるため、特許請求の範囲又はその等価範囲内に含まれるすべての変化は特許請求の範囲に含まれるべきであることを理解すべきである。
100 係合フック構造
110 係合フック
111 第1のフック部
112 第2のフック部
113 収容部
114 係合フックピボット孔
115 ピン孔
116 係合フック当接部
117 足部
118 接合部
120 ブラケット
121 凹部
122 スライダ収容部
123 係合フックピボット取付孔
124 係止部材ピボット取付孔
125 第1の弾性部材固定部
126 ピン逃げ部
127 ブラケット固定部
130 スライダ
131 ドラッグ部
140 係止部材
141 係止部材ピボット孔
142 回動端
143 自由端
144 係止部材当接部
151 係合フックピボット
152 ピン
153 第1の弾性部材
154 第2の弾性部材
155 第3の弾性部材
156 操作部材
200 前係合フック構造
210 前係合フック
220 前ブラケット
253 第4の弾性部材
300 乗り部
310 後クロスバー
320 前クロスバー
400 ベース

Claims (18)

  1. ベースをクロスバーに組み付け接続する係合フック構造であって、
    前記係合フック構造は、ブラケットと、係合フックと、第1の弾性部材とを含み、
    前記ブラケットは、前記ベースに固定され、対向する2つの側壁を有し、
    前記係合フックは、前記2つの側壁の間に架設された係合フックピボットを介して前記ブラケットに枢着されて、ロック位置とロック解除位置との間を枢動し、前記係合フックは、第1のフック部と、前記第1のフック部と前記係合フックピボットとの間に位置する接合部とを有し、前記係合フックが前記ロック位置又はロック解除位置に位置する場合、前記第1のフック部が前記クロスバーを固定又は解放し、
    前記第1の弾性部材は、一端が前記ブラケットに固定され、他端が前記接合部に固定され、前記係合フックが前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で枢動するにつれて変位することができる、
    ことを特徴とする係合フック構造。
  2. 前記第1の弾性部材は、引張バネであり、前記ブラケットの少なくとも1つの側壁に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の係合フック構造。
  3. 前記ブラケットの2つの側壁は、互いに対称に設けられ、各側壁の頂部に上面に向かって開口する凹部を有し、前記クロスバーを配置するために使用される、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の係合フック構造。
  4. 係止部材と、第2の弾性部材とをさらに含み、
    前記係止部材は、回動端と自由端を有し、前記回動端は、前記2つの側壁の間に架設された係止部材ピボットを介して前記ブラケットに枢着されて、前記係止部材を係止位置と非係止位置との間で枢動させ、前記係止部材ピボットは、前記係合フックピボットと平行であり、
    前記第2の弾性部材は、前記係止部材と前記ブラケットとの間に設けられ、前記係止部材を前記係止位置に押圧し、
    前記係合フックが前記ロック位置に位置し且つ前記クロスバーがロックされた場合、前記係止部材がクロスバーに阻止されて前記非係止位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  5. 前記係止部材は、その自由端に係止部材当接部を有し、前記係合フックは、前記係止部材当接部に対応する係合フック当接部を有し、
    前記係合フックが前記ロック解除位置に位置し且つ前記クロスバーが解放された場合、前記係止部材は、前記第2の弾性部材の押圧により前記係止位置に枢動されて、前記係止部材当接部を前記係合フック当接部に当接させ、それにより、前記係合フックを前記ロック解除位置に保持する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  6. 前記係合フックが前記ロック位置に位置する場合、前記係合フックの第1のフック部は、前方に前記凹部の開口まで突出し、前記クロスバーを前記凹部にロックする、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  7. 前記係合フックが前記ロック解除位置に位置する場合、前記係合フックの第1のフック部は、前記係合フックの枢動によって前記凹部の開口から離れ、前記クロスバーを解放する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  8. 前記係合フックは、さらに、第2のフック部を有し、
    前記第2のフック部は、前記係合フックピボットと前記第1のフック部との間に位置し、前記第1のフック部とは、前記係合フックピボット対して同じ軸方向位置を有し、前記第1のフック部よりも前方に長く延出し、前記第1のフック部とは、前記クロスバーを受け入れるための略C状の収容部を形成し、
    前記第2のフック部は、前記クロスバーが前記係合フックに配置された場合、前記クロスバーが前記第2のフック部を押圧して前記係合フックを前記ロック解除位置から前記ロック位置に枢動させるように構成される、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  9. 前記係合フックの第1のフック部及び第2のフック部と前記係合フックの係合フック当接部とは、前記係合フックピボットに対して異なる軸方向位置に位置し、前記係止部材当接部と前記係合フック当接部とは、前記係合フックピボットに対して同じ軸方向位置に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  10. 前記接合部は、ピンを挿入するためのピン孔であり、前記第1の弾性部材の他端は、前記ピンに固定されている、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  11. 前記ブラケットにピン逃げ部が設けられており、これにより、前記ピンの前記係合フックの枢動に伴う動きは、前記ブラケットの干渉を受けない、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  12. 前記係合フックがスライダに接合し、前記スライダのスライドにより前記係合フックを前記ロック位置から前記ロック解除位置に移動させ、
    前記スライダの前記係合フックに対向する端部に操作部材が接続され、前記操作部材は、前記スライダに対して横方向のハンドルとして形成され、使用者が前記操作部材を介して前記ベースの外部から前記スライダを引くことができるようにする、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  13. 前記ブラケットと前記係合フックとの間に第3の弾性部材がさらに設けれており、前記第3の弾性部材は、ねじりバネであり、前記係合フックピボットに外嵌されている、
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の係合フック構造。
  14. ベースと、乗り部と、後クロスバーと、後係合フック構造とを含む乗り物装置であって、
    前記ベースは、車に固定され、
    前記乗り部は、前記ベースに着脱可能に固定され、
    前記後クロスバーは、前記ベース及び乗り部のうちの一方に設けられ、
    前記後係合フック構造は、前記ベース及び乗り部のうちの他方に設けられ、前記後クロスバーに接合することができ、
    前記後係合フック構造は、請求項1から13のいずれか1項に記載の係合フック構造であり、前記クロスバーは、前記後クロスバーである、
    ことを特徴とする乗り物装置。
  15. 前クロスバーと、前係合フック構造とをさらに含み、
    前記前クロスバーは、前記ベース及び乗り部のうちの一方に設けられ、
    前記前係合フック構造は、前記ベース及び乗り部のうちの他方に設けられ、前記前クロスバーに接合することができ、
    前記前係合フック構造は、前ブラケットと、前係合フックと、第4の弾性部材とを含み、
    前記前ブラケットは、前記ベース及び乗り部のうちの他方に固定され、対向する2つの側壁を有し、
    前記前係合フックは、前記前ブラケットに枢着され、ロック位置とロック解除位置との間を枢動し、前記前係合フックが前記ロック位置又はロック解除位置に位置する場合、前記前クロスバーをフック又は解放し、
    前記第4の弾性部材は、前記前ブラケットと前記前係合フックとの間に設けられ、前記前係合フックをそのロック解除位置に押圧する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の乗り物装置。
  16. 前記後係合フック構造と前記前係合フック構造とは、同じスライダに接合し、前記スライダのスライドにより前記係合フックと前記前係合フックをそれぞれのロック位置からそれぞれのロック解除位置に同時に枢動させる、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の乗り物装置。
  17. 組立状態において、前記前クロスバーと前記後クロスバーをそれぞれロックするように、前記前係合フック構造と前記後係合フック構造とは、前記前クロスバーと前記後クロスバーの延在方向に沿ってそれぞれ2つ以上設けられている、
    ことを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の乗り物装置。
  18. 前記乗り部は、チャイルドシート又はキャリコットである、
    ことを特徴とする請求項14から17のいずれか1項に記載の乗り物装置。
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