JP2024518989A - 物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法、装置、デバイス及び記憶媒体 - Google Patents

物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法、装置、デバイス及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本願は、物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法、装置、デバイス及び記憶媒体を開示し、通信技術分野に関する。具体的な実現案は、PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を含む。

Description

関連出願の相互引用
本願は、出願番号が202110514792.4であり、出願日が2021年05月11日である中国特許出願に基づいて提出され、且つ該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全内容は参考として本願に組み込まれる。
本願は通信技術分野に関し、具体的には、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の監視方法及び装置に関する。
1つの周波数領域リソース内に、単一周波数ネットワーク(Single Frequency Network、SFN)が存在する制御リソースセット(control-resource set、CORESET)は時間領域において1つの符号が重ねる時、各CORESETは、2つ又は複数の伝送設定指示(Transmission Configuration Indicator、TCI)状態に設定されてもよく、対応するCORESETは2つ又は複数の疑似コロケーションタイプD(Quasi Co-Location typeD、QCL-typeD)TCI状態を有する。関連技術はこの場合、この場合、一種類のQCL-typeD TCI状態のCORESETのみを監視することができ、SFNの部分のCORESETが監視されないこと引き起こすことが多く、したがって、制御チャネルの制御情報がすべて受信解析されることが不可能となる可能性があり、データチャネルの復調障害が発生することもある。
本開示は、端末装置によって実行される物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法を提供し、前記方法は、
PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、
前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を含む。
本開示のもう1つの態様によると、ネットワークデバイスにより実行されるPDCCHの監視方法を提供し、前記方法は、
端末装置に指示情報を送信するステップであって、前記指示情報が、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードが、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用されるステップを含む。
本開示のもう1つの態様によると、メモリ、送受信機、プロセッサを含む通信装置を提供し、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、送受信機は、プロセッサの制御下でデータを送受信するために使用され、プロセッサは、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
PDCCHの目標監視モードを決定する操作、
前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する操作、を実行するために使用される。
本開示のもう1つの態様によると、メモリ、送受信機、プロセッサを含む通信装置を提供し、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、送受信機は、プロセッサの制御下でデータを送受信するために使用され、プロセッサは、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
端末装置に指示情報を送信する操作であって、前記指示情報が、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードが、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される操作を実行するために使用される。
本開示のもう1つの態様によると、通信装置を提供し、前記装置は、
PDCCHの目標監視モードを決定するための第1決定ユニットと、
前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するための第2決定ユニットと、を含む。
本開示のもう1つの態様によると、通信装置を提供し、前記装置は、
端末装置に指示情報を送信するための送信ユニットであって、前記指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用されるものを含む。
本開示のもう1つの態様によると、通信デバイスを提供し、前記デバイスは、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、含み、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサは本願のPDCCHの監視方法を実行できる。
本開示のもう1つの態様によると、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに本願のPDCCHの監視方法を実行させるために使用される。
本開示のもう1つの態様によると、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品には命令が含まれており、前記命令は、電子デバイスのプロセッサによって実行される時、前記電子デバイスは本願のPDCCHの監視方法を実行することができる。
なお、この部分で説明された内容は、本開示の実施例の肝心又は重要な特徴を特定するものではなく、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の他の特徴は、以下の明細書から理解しやすくなる。
図面は本方案をよりよく理解するためのものであり、本願を限定するものではない。
本願の1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願の1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。
本発明の実施例では、「及び/又は」という用語は、関連する対象の関連関係を説明するためのものであり、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する、AとBが同時に存在すること、Bが単独で存在するという三種類の関係が存在し得ることを示すことができる。「/」という文字は、一般に、前後の関連対象は「又は」の関係であることを表す。
本願の実施例における「複数」という用語は、2つ又は2つ以上であり、他の量詞は同様なものである。
以下、本願の実施例における図面に合わせて、本願の実施例における技術案をはっきりと、完全に説明し、明らかに、説明される実施例は本願の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本願の実施例に基づいて、当業者は創造的な労力なしになし得た他のすべての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
図1は本願の実施例により提供される物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法のフローチャートであり、図1に示すように、該方法は端末装置により実行され、以下のステップS11~ステップS12を含む。
ステップS11、PDCCHの目標監視モードを決定する。
本願の実施例では、PDCCHの目標監視モードは、
1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセット(CORESETs)を決定するためのモード(目標監視モード1と呼んでもよい)、
2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード(目標監視モード2と呼んでもよい)、のうちの一つである。
いくつかの実施例では、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)のSFNによって送信される伝送設定情報を受信することができ、ここで、該伝送設定には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれる。端末装置は、該伝送設定情報における第1RRC設定パラメータに基づいて、PDCCHの伝送モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、SFN伝送設定情報の第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信しなかった場合、目標監視モード1に基づいて1つのQCL-typeD TCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つのtypeDのTCI状態を監視する第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信した場合、目標監視モード2に基づいて、2つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信しなかった場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
本願の実施例では、監視タイミングは、一定時間の監視時間長を指し、したがって、複数の監視タイミングには、一部の時間領域、即ち、監視タイミングに対応する重複時間領域が重なる場合がある。例えば、1つの監視タイミングではPDCCH監視符号1~符号2があり、もう1つの監視タイミングではPDCCH監視符号2~符号3があり、すると、この2つの監視タイミングは符号2において重なることになる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信した場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する能力を備えない場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する能力を備える場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
ステップS12、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。
目標監視モードに基づいて、第1制御リソースセットを決定し、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、すべての監視対象の制御リソースセットを決定する。
いくつかの実施例では、検索空間セット(Search Space -set、SS-set)の最も低いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを第1制御リソースセットとして決定する。
いくつかの実施例では、すべての制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
選択可能に、端末装置は、SS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットにおいて、優先的にパブリック検索空間セット(Common Search Space set、CSS-set)の最も低いインデックス値に従って第1制御リソースセットを検索し、CSS-setの最も低いインデックス値に従って第1制御リソースセットを検索できなかった場合、ユーザ検索空間セット(User Search Space-set、USS-set)の最も低いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットを検索する。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図2は、本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートを提供し、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図2に示すように、該方法包含は以下のステップS21~ステップS22を含む。
ステップS21、PDCCHの目標監視モードを、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードとして決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、ネットワークデバイスから送信されたPDCCHのSFN伝送の伝送設定情報を受信することができ、該伝送設定には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれる。端末装置は、該伝送設定情報の第1RRC設定パラメータに基づいて、PDCCHの伝送モードを決定することができる。選択可能に、端末装置が、SFN伝送設定情報の第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信しなかった場合、目標監視モード1に基づいて1つのQCL-typeD TCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信しなかった場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する能力を備えない場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
ステップS22、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
端末装置は、CSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットを優先的に決定し、この際にCSS-setには関連の第1制御リソースセットがない場合、USS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットを決定する。以下、図3に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明し、端末装置は、CSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットを優先的にCORESET#0に設定する。
ステップS23、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第1目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第1制御リソースセットと同じ目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定し、すべての監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含む。
引き続き図3を例とすると、 CORESET#0のTCI状態設定又はQCL設定には、1つのQCL-typeDのTCI#0のみが含まれ、QCL-typeDのTCI#0は即ち第1目標TCI状態である。さらに、端末装置は残りのCORESETから、CORESET#0のTCI#0と一致する第2制御リソースセットを決定し、これに対応して、第2制御リソースセットも監視され得る。即ち、すべての監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含む。図3に示すように、CORESET#2は第2制御リソースセットであり、CORESET#0とCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図4は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図4に示すように、該方法は以下のステップS41~ステップS45を含む。
ステップS41、PDCCHの目標監視モードを、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードとして決定する。
ステップ42、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS41~ステップS42の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS43、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する。
SS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットをCORESET#Aに設定し、ここで、CORESET#AのTCI状態設定又はQCL情報には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれ、この時、端末装置により決定されたPDCCHの目標監視モードが目標監視モード1であるので、CORESET#Aは端末装置によって監視されない。
ステップS44、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットを決定する。
監視対象のCORESETsに対する決定を実現するために、端末装置は引き続き、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、第3制御リソースセットを再選択する。選択可能に、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの1つのTCI状態を、第2目標TCI状態とする。選択可能に、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態の最も小さいTCI状態を第2目標TCI状態とすると決定することができ、最大TCI状態を第2目標TCI状態としてもよく、ネットワークデバイスがシグナリングにより、そのうちの1つを第2目標TCI状態として指定することであってもよい。
さらに、端末装置は、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、第2目標TCI状態を含み、且つSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットを決定する。
例えば、CORESET#AのTCI状態設定又はQCL情報にはTCI#0とTCI#1のような2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれる場合、CORESET#Aは端末装置によって監視されない。選択可能に、TCI#0を第2目標TCI状態として、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、TCI#0を含み、且つSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットCORESET #Bを再決定することができる。
ステップS45、同じ第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定し、ここで、すべての監視対象の制御リソースセットは、第3制御リソースセットと第4制御リソースセットを含む。
以下、図5に合わせて、本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明し、端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットをCORESET#0として決定する。ここで、CORESET#0のTCI設定情報は、QCL-typeDのTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード1であるため、CORESET#0は端末装置によって監視されない。
さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0とTCI#1におけるTCI#0を第2目標TCI状態とし、端末装置は優先的に、QCL-typeDのTCI#0を1つのみ含み、且つCSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられるCORESET #1 を決定し、この際のCSS-setの最も低いインデックス値にCORESET #1が関連付けられていない場合、端末装置はさらに、1つのみのQCL-typeD TCI#0を含み、且つ最も低いインデックス値USS-setに関連付けられるCORESET#1を決定し、現在の符号内において同じQCL-typeDのTCI#0が存在する場合、他のCORESETも監視され得る。したがって、最終的に、図5におけるCORESET#1とCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図6は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図6に示すように、該方法は以下のステップS61~ステップS65を含む。
ステップS61、PDCCHの目標監視モードを、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードとして決定する。
ステップ62、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS63、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する。
ステップS61~ステップS63の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS64、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態から、第3目標TCI状態を決定する。
ステップS65、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定し、すべての監視対象の制御リソースセットは第5制御リソースセットを含む。
以下、図7に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。ここで、CORESET#0のTCI設定情報は、QCL-typeDのTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード1であるので、CORESET#0は端末装置によって監視されない。
さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0とTCI#1におけるTCI#0を第3目標TCI状態とし、端末装置はCSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられるCORESET #1を決定し、この際に、最も低いインデックス値に関連付けられるCORESET #1は、現在の符号においてQCL-typeDのTCI#0のみが存在する場合、他のCORESETも監視され得る。したがって、最終的には図7に示すように、CORESET#1とCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図8は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図8に示すように、該方法は以下のステップS81~ステップS84を含む。
ステップS81、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、ネットワークデバイスから送信されたPDCCHのSFN伝送の伝送設定情報を受信することができ、ここで、該伝送設定には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれる。端末装置は、該伝送設定情報の第1RRC設定パラメータに基づいて、PDCCHの伝送モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つのtypeDのTCI状態を監視する第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信した場合、目標監視モード2に基づいて、2つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信した場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する能力を備える場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
ステップ82、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
端末装置は、CSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットを優先的に決定し、この際にCSS-setには関連の第1制御リソースセットがない場合、USS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットを決定する。
ステップS83、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第4目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、SS-setのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定する。
ステップ84、第6制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定し、ここで、すべての監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含む。
以下、図9に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。本例では、CORESET#0のTCI状態設定又はQCL設定にQCL-typeDのTCI#0が1つのみ含まれる。端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2である場合、CORESET#0は端末装置によって監視される。
さらに、端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられるQCL-typeDのTCI状態が二種類のTCI#0とTCI#1のCORESETを含むと決定する。さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0を第4目標TCI状態とし、現在の符号内に含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態には同じQCL-typeDのTCI#0が存在する場合、CORESETも監視され得る。したがって、最終的には、図7のCORESET#0、CORESET#1及びCORESET#3は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図10は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図10に示すように、該方法は以下のステップS101~ステップS104を含む。
ステップS101、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
ステップS102、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS101~102の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS103、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第5目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、残りのQCL-typeDのTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定する。
ステップS104、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、SS-setのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定し、ここで、すべての監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含む。
以下、図11に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。CORESET#0のTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDのTCI#0が1つのみ含まれる。端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2であるため、CORESET#0は端末装置によって監視される。
さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0を第5目標TCI状態とし、端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられるQCL-typeDのTCI状態、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態、のうちの少なくとも1つを監視TCI状態として決定し、図11に示すように、TCI#1を監視TCI状態として選択することができる。端末装置が、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、現在の符号内には同じQCL-typeDのTCI#0及び/又は同じQCL-typeDのTCI#1が存在すると決定する場合、他のCORESETも監視され得る。つまり、他のCORESETは、CORESET#0のTCI#0、TCI#1と一致するか、又はCORESET#0のTCIサブセットである場合も、監視されることが可能である。そのため、最終的には、図11のCORESET#0、CORESET#2及びCORESET#4は端末装置によって同時に監視され得る。
図12は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置により実行され、図12に示すように、該方法は以下のステップS121~ステップS123を含む。
ステップS121、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
ステップ122、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS121~ステップ122の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS123、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定し、すべての監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含む。
以下、図13に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に関連付けられる第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。ここで、CORESET#0のTCI設定情報は、QCL-typeDのTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2であることにより、CORESET#0は端末装置によって監視される。
さらに、CORESET#0はTCI#0とTCI#1を含み、現在の符号内には同じQCL-typeDのTCI#0又はTCI#1が存在する
他のCORESETも、CORESET#0のTCIサブセットも監視され得る。したがって、最終的には、図13におけるCORESET#0、CORESET#1及びCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図14は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図14に示すように、該方法は以下のステップS141~ステップS143を含む。
ステップS141、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
ステップS141の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS142、すべての制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
端末装置は、まず、すべての制御リソースセットから、以下の2つの条件を含む制御リソースセットを第1制御リソースセットとして決定する。条件1、制御リソースセットが2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含むこと、条件2、制御リソースセットが、検索空間セットの最も近いインデックス値から導出される関連する制御リソースセットであること。以下、図15に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。図15に示すように、CORESET#0~CORESET#4のうちのCORESET#1は上記2つの条件を満たし、該CORESET#1を第1制御リソースセットとする。CORESET#1のTCI設定情報は、QCL-typeDのTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されたPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2である場合、CORESET#0は端末装置によって監視され得る。
ステップS143、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定し、ここで、すべての監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含む。
引き続き図15を例とすると、さらに、CORESET#1がTCI#0とTCI#1を含み、これにより、現在の符号内には同じQCL-typeDのTCI#0及び/又はTCI#1が存在する他のCORESETも、CORESET#1のTCIサブセットも監視され得る。したがって、最終的には、図15のCORESET#0、CORESET#1、CORESET#2及びCORESET#3は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図16は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置により実行され、図16に示すように、該方法は以下のステップS161~ステップS163を含む。
ステップS161、RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、PDCCHの伝送モードを決定する。
いくつかの実施例では、端末装置はRRCシグナリングによりPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、RRCによりPDCCHのSFN伝送設定を受信した場合、現在のPDCCHの伝送モードがSFN伝送モードであると決定し、端末装置は、PDCCHのSFN伝送設定を受信しなかった場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報によってPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定する。端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には1つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は同時にRRCシグナリングとMAC-CEアクティベーション情報によってPDCCHの伝送モードを決定し、選択可能に、端末装置は、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ含まれることを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
選択可能に、PDCCHのSFN伝送の伝送設定情報は、
SDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHなどであってもよい。
ステップS162、PDCCHの伝送モードがSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには有2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する。
すなわち、PDCCHの伝送モードがSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されている場合、端末装置は目標監視モードを目標監視モード2に決定し、即ち2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定する。
ステップ163、PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する。
つまり、PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送である場合、端末装置は目標監視モードを目標監視モード1として決定し、即ち1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定する。
図17は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートである。該PDCCHの監視方法はネットワークデバイスにより実行され、図17に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップS171、端末装置に指示情報を送信し、ここで、指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを端末装置に指示するために使用され、該目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
本願の実施例では、PDCCHの目標監視モードは、
1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセット(CORESETs、ここで目標監視モード1と呼ばれてもよい)、
決定2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセット(ここで目標監視モード2と呼ばれてもよい)、のうちの1つである。
いくつかの実施例では、ネットワークデバイスは、SFN伝送の伝送設定情報を端末装置に送信し、ここで、伝送設定情報には第1RRC設定パラメータが含まれ、該第1RRC設定パラメータが目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、SFN伝送設定情報の第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信しなかった場合、目標監視モード1に基づいて1つのQCL-typeD TCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つのtypeDのTCI状態を監視する第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信した場合、目標監視モード2に基づいて、2つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含むCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信しなかった場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信した場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を監視する能力を備えない場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、ネットワークデバイスはRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、PDCCHの伝送モードを端末装置に指示することができる。
いくつかの実施例では、端末装置はRRCシグナリングによりPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、RRCによってPDCCHのSFN伝送設定を受信した場合、現在のPDCCHの伝送モードがSFN伝送モードであると決定し、端末装置は、PDCCHのSFN伝送設定を受信しなかった場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報によってPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定する。端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には1つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置はRRCシグナリングとMAC-CEアクティベーション情報の両方によってPDCCHの伝送モードを決定する。端末装置は、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ含まれることを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
選択可能に、PDCCHのSFN伝送の伝送設定情報は、
SDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHなどであってもよい。
選択可能に、PDCCHの伝送モードがSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されている場合、端末装置は目標監視モードを目標監視モード2に決定し、即ち2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定する。
選択可能に、PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送である時、端末装置は、目標監視モードを目標監視モード1に決定し、即ち、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象のCORESETsを決定する。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図18は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートである。図18に示すように、該方法は以下のステップS181~ステップS186を含む。
ステップS181、ネットワークデバイスはRRCシグナリング及びMAC CEアクティベーション情報を送信し、その中には、CORESETの設定情報が含まれる。
ネットワークデバイスは、RRCシグナリングによって、端末装置のために複数のCORESETを設定し、且つCORESETの設定情報を運び、例えば、CORESETの設定情報はQCL情報、SS-setの設定情報、TCI状態を含んでもよい。さらに、ネットワークデバイスはMAC CEアクティベーション情報により、複数のCORESETのうちの一部のCORESETの1つの又は複数のTCI状態を有効にする。
ステップS182、ネットワークデバイスはPDCCHによって端末装置にダウンリンク制御情報DCI(Downlink Control Information、DCI)を送信する。
ステップS183、端末装置はRRCシグナリング及びMAC-CEアクティベーション情報に基づいて、各CORESETのQCL情報及びSS-setの設定情報を決定する。
ステップS184、端末装置はPDCCHの目標監視方式を決定し、且つSS-setインデックス値又は異なる伝送モードの選択に基づいて、符号内の監視対象のすべてのCORESETsを決定する。
目標監視方式、及び端末装置によるPDCCHの目標監視方式の実現について、本願の各実施例のうちのいずれか1つの実現形態を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS185、端末装置は、監視順序及び最大監視回数の制限により、すべての監視対象のCORESETsの受信を行い且つDCIを解析する。
選択可能に、ネットワークデバイスは監視順序及び最大監視回数を指示することができ、選択可能に、端末装置は、プロトコル合意に基づいて監視順序以及最大監視回数を決定することができる。
ステップS186、端末装置はDCIによりPDSCHデータの受信と復調を行う。
ここで、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)。
本願の実施例では、PDCCHの伝送モードに基づいてPDCCHの目標監視モードを決定し、且つ標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図19は、本願の実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図19に示すように、該通信装置190は、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ191と、プロセッサ193の制御下でデータを送受信するための送受信機192と、を含む。
通信装置190は端末装置であり、ここで、
プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
PDCCHの目標監視モードを決定する操作、
目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、さらに、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
ネットワークデバイスから送信された単一周波数ネットワークSFN伝送の伝送設定情報を受信し、伝送設定情報には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれ、第1RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定する操作、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信し、且つネットワークデバイスから送信された、監視疑似コロケーションタイプD QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを受信し、第2RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定する操作であって、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用される操作、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を決定し、監視能力に基づいて目標監視モード操作を決定する操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、さらに、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットを決定し、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、すべての監視対象の制御リソースセットを決定する操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、さらに、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
すべての制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
優先的にパブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットを検索し、パブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットが検索されなかったことに応答して、ユーザ検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットを検索する操作を実行するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第1目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第1制御リソースセットと同じ第1目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定する操作であって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含む操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する操作、
第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットを決定する操作、
同じ第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定する操作であって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第3制御リソースセットと第4制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定した後、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態から、第3目標TCI状態を決定する操作、
第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定する操作であって、すべての監視対象の制御リソースセットが第5制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第4目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定する操作、
第6制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定する操作であって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第5目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、残りのQCL-typeDのTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定する操作、
第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定する操作であって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定する操作であって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、PDCCHの伝送モードを決定する操作、
PDCCHの伝送モードが単一周波数ネットワークSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する操作、又は、
PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する操作、を実行するために使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
ここで、図19において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含むことができ、具体的に、プロセッサ193をはじめとする1つの又は複数のプロセッサ、及びメモリ191をはじめとするメモリの各種の回路は一体に接続される。バスアーキテクチャは、周辺デバイス、電圧レギュレータ及び電源管理回路のような様々な他の回路を一体に接続することができ、これらは当分野の周知であるため、本明細書はこれ以上の説明を省略する。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機192は複数の素子であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、送信メディアにおいて各種の他の装置と通信するためのユニットを提供し、これらの送信メディアは、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの送信メディアを含む。異なるユーザデバイスに対して、ユーザインターフェース194はさらに、必要なデバイスを外部や内部に接続するインターフェースであってもよく、接続されるデバイスは、キーボード、モニター、スピーカー、マイク、ジョイスティックなどを含むが、これらに限定されない。
プロセッサ193はバスアーキテクチャや通常の処理を管理するために使用され、メモリ191は、プロセッサ193が操作を実行する際に使用されるデータを記憶することができる。
選択可能に、プロセッサ193はCPU(中央処理装置)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)、FPGA(Field-Programmable Gate Array、フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はCPLD(Complex Programmable Logic Device、複合プログラマブルロジックデバイス)であってもよく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを用いてもよい。
プロセッサ193は、メモリ191に記憶されるコンピュータプログラムを呼び出すことにより、取得された実行可能な命令に従って本願の実施例により提供されるいずれか1つを実行するために使用される。プロセッサとメモリとは物理的に分離して配置されてもよい。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図20は、本願実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図20に示すように、該通信装置200は、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ201と、プロセッサ203の制御下でデータを送受信するための送受信機202と、を含む。
通信装置200は、ネットワークデバイスであり、ここで、
プロセッサ203は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ以下の操作を実行するために使用され、
端末装置に指示情報を送信し、指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを端末装置に指示するために使用され、目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、プロセッサ203は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
単一周波数ネットワークSFNから送信された伝送設定情報を端末装置に送信するステップであって、伝送設定情報には、目標監視モードを決定するための第1RRC設定パラメータが含まれる操作、又は、
端末装置から送信された複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を受信する操作であって、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用される操作、
監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信する操作であって、第2RRC設定パラメータが、目標監視モードを決定するために使用される操作、を実行するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、
1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、
2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能に、プロセッサ203は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、PDCCHの伝送モードを端末装置に指示する操作、を実行するために使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
ここで、図20では、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含むことができ、具体的に、プロセッサ203をはじめとする1つの又は複数のプロセッサ、及びメモリ201をはじめとするメモリの各種の回路は一体に接続される。バスアーキテクチャは、周辺デバイス、電圧レギュレータ及び電源管理回路のような様々な他の回路を一体に接続することができ、これらは当分野の周知であるため、本明細書はこれ以上の説明を省略する。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機202は複数の素子であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、送信メディアにおいて各種の他の装置と通信するためのユニットを提供し、これらの送信メディアは、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの送信メディアを含む。プロセッサ203はバスアーキテクチャや通常の処理を管理するために使用され、メモリ201は、プロセッサ203が操作を実行する際に使用されるデータを記憶することができる。
プロセッサ203は中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを用いてもよい。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図21は、本願の実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図21に示すように、該通信装置210は、第1決定ユニット211と第2決定ユニット212を含む。
第1決定ユニット211は、PDCCHの目標監視モードを決定するために使用され、
第2決定ユニット212は、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、第1決定ユニット211は、さらに、
ネットワークデバイスから送信された単一周波数ネットワークSFN伝送の伝送設定情報を受信し、伝送設定情報には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれ、第1RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定することに使用され、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信し、且つネットワークデバイスから送信された、監視疑似コロケーションタイプD QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを受信し、第2RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定することであって、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示することに使用され、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を決定し、且つ監視能力に基づいて目標監視モードを決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212はさらに、第1制御リソースセットを決定し、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、すべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、すべての制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
優先的にパブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットを検索し、パブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットが検索されなかったことに応答して、ユーザ検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットを検索するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第1目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第1制御リソースセットと同じ第1目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定することであって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定すること、
第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットを決定すること、
同じ第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定することであって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第3制御リソースセットと第4制御リソースセットを含むこと、に使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定した後、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態から、第3目標TCI状態を決定すること、
第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定することであって、すべての監視対象の制御リソースセットが第5制御リソースセットを含むこと、に使用される。
選択可能に、目標監視モードは、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第4目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定すること、
第6制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定することであって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第5目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、残りのQCL-typeDのTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定すること、
第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定することであって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定することであって、すべての監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第1決定ユニット211は、さらに、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、PDCCHの伝送モードを決定すること、
PDCCHの伝送モードが単一周波数ネットワークSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定すること、又は、
PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定することに使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図22は、本願実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図22に示すように、該通信装置220は送信ユニット221を含む。
送信ユニット221は、端末装置に指示情報を送信するために使用され、指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを端末装置に指示するために使用され、目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、送信ユニット221は、さらに、
単一周波数ネットワークSFNから送信された伝送設定情報を端末装置に送信することであって、伝送設定情報には、目標監視モードを決定するための第1RRC設定パラメータが含まれること、又は、
端末装置から送信された複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を受信することであって、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用されること、
監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信することであって、第2RRC設定パラメータが、目標監視モードを決定するために使用されることに使用される。
選択可能に、目標監視モードは、
1つのQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、
2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応するすべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能に、送信ユニット221は、さらに、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、PDCCHの伝送モードを端末装置に指示するために使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
なお、本願実施例におけるユニットの分割は例示的なものであり、論理的な機能分割に過ぎず、実際の実現においては他の分割方法もあり得る。また、本願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合することも、各ユニットが物理的に単独で存在することも、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合することもできる。上記統合ユニットは、ハードウェアの形式又はソフトウェア機能ユニットの形式で実現することができる。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される時、1つのプロセッサ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づいて、本願の技術案は、本質的には、従来技術に貢献した部分又は該技術案のすべて又は一部が、ソフトウェア製品の形式で具体化され、該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶され、一台のコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等)又はプロセッサ(processor)に本願の各実施例方法のすべて又は一部のステップを実行させるための命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory 、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
本願の実施例は、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムが、プロセッサに上記実施例で提供される方法を実行させるために使用される。
プロセッサ読み取り可能な記憶媒体は、プロセッサに記憶可能な如何なる利用可能な媒体又はデータストレージデバイスであってもよく、磁気メモリ(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)等)、光学メモリ(例えば、CD、DVD、BD、HVD等)、及び、半導体メモリ(例えばROM、EPROM、EEPROM、不揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートドライブ(SSD))などを含むが、これらに限らない。
本願の実施例により提供される技術案は、様々なシステム、特に5Gシステムに適応することができる。例えば適用されるシステムはグローバルモバイル通信(global system of mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、ブロードバンド符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))一般パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)システム、長期的進化(long term evolution、LTE)システム、LTE周波数分割二重通信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割二重方式(time division duplex、TDD)システム、高度な長期的進化(long term evolution advanced、LTE-A)システム、ユニバーサルモバイルシステム(universal mobile telecommunication system、UMTS)、グローバル インターネット マイクロ波アクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)システム、5G 新しい無線(New Radio, NR)システムなどであってもよい。この複数のシステムには、いずれも端末装置とネットワークデバイスが含まれる。システムは、進化したパケットシステム(Evloved Packet System, EPS)、5Gシステム(5GS)などのコアネットワーク部分をさらに含んでもよい。
本願の実施例に係る端末装置は、ユーザに音声及び/又はデータ連通性を提供するデバイス、無線接続機能を備えるハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続される他の処理デバイスなどであってもよい。異なるシステムでは、端末装置の名称は異なってもよく、例えば5Gシステムでは、端末装置はユーザデバイス(User Equipment、UE)と呼んでもよい。無線端末装置は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, RAN)経由で1つの又は複数のコアネットワーク(Core Network, CN)と通信することができ、無線端末装置は、携帯電話(「セルラー」電話とも呼ばれる)のような移動端末装置、及びポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピュータに内蔵された又は車載の移動装置など移動端末装置を有するコンピュータであってもよく、それらは無線アクセスネットワークと言語及び/又はデータを交換する。例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiated Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)等デバイスである。無線端末装置は、システム、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル(mobile)、遠隔局(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末装置(remote terminal)、アクセス端末装置(access terminal)、ユーザ端末装置(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ装置(user device)と呼ばれてもよく、本願の実施例では限定されない。
本願の実施例に係るネットワークデバイスは基地局であってもよく、該基地局は、端末のためにサービスを提供する複数のセルを含んでもよい。具体的な適用シーンの差異により、基地局は、アクセスポイントと呼ばれてもよく、又はアクセスネットワークの無線インターフェースにおいて1つの又は複数のセクタを介して無線端末装置と通信するデバイス、又は他の名称であってもよい。ネットワークデバイスは、受信した無線フレーム及びインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)をグループ化して交換して、無線端末装置及びアクセスネットワークの残りの部分の間のルータとするために使用されてもよく、アクセスネットワークのその他の部分はインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークを含んでもよい。ネットワークデバイスはさらに、無線インターフェースの属性管理を調整することもできる。例えば、本願の実施例に係るネットワークデバイスはグローバル移動通信システム(Global System for Mobile communications、GSM)又は符号分割多元接続接入(Code Division Multiple Access、CDMA)におけるネットワークデバイス(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、広帯域符号分割多重接続(Wide-band Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))におけるネットワークデバイス(NodeB)であってもよく、長期的進化(long term evolution、LTE)システムにおける進化型ネットワークデバイス(evolutional Node B、eNB又はe-NodeB)、5Gネットワークアーキテクチャ(next generation system)における5G基地局(gNB)であってもよく、ホーム進化型基地局(Home evolved Node B、HeNB)、リレーノード(relay node)、ホーム基地局(femto)、ピコ基地局(pico)などであってもよく、本願の実施例では限定されない。いくつかのネットワーク構造では、ネットワークデバイスは集中ユニット(centralized unit、CU)ノード及び分散ユニット(distributed unit、DU)ノードを含むことができ、集中ユニットと分散ユニットは地理的に分散して配置されてもよい。
ネットワークデバイスと端末装置との間は、それぞれ一本又は複数本のアンテナを介して多入力多出力(Multi Input Multi Output, MIMO)送信を行うことができ、MIMO送信はシングルユーザMIMO(Single User MIMO, SU-MIMO)又はマルチユーザMIMO(Multiple User MIMO, MU-MIMO)であってもよい。アンテナ組み合わせの形態と数によると、MIMO送信は2D-MIMO、3D-MIMO、FD-MIMO又はmassive-MIMOであってもよく、ダイバーシティ送信又はプリコーディング送信又はビームフォーミング送信などであってもよい。
当業者であれば分かるように、本願の実施例は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得る。したがって、本願は完全にハードウェアである実施例、完全にソフトウェアである実施例、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせる実施例の形式を採用することができる。且つ、本願は、コンピュータに利用可能なプログラムコードが含まれる1つの又は複数のコンピュータに利用可能な記憶媒体(磁気ディスクメモリと光学メモリ等を含むが、これらに限定されない)において実施されるコンピュータプログラム製品の形式を採用することができる。
本願は、本願実施例の方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図に合わせて説明されたものである。なお、コンピュータにより実行可能な命令によりフローチャート及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの組み合わせを実現できることを理解されたい。これらのコンピュータにより実行可能な命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込み式プロセッサ又は他のプログラマブデータ処理デバイスのプロセッサに提供して1つの装置を生成することができ、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令は、フローチャート1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するための装置を生成する。
これらのプロセッサによって実行可能な命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理デバイスが特定の方式で動作するように案内するプロセッサ読み取り可能なメモリに記憶することもでき、これにより、該プロセッサ読み取り可能なメモリに記憶される命令は、命令装置を含む製造品を生成し、該命令装置は、フローチャートの1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現する。
これらのプロセッサによって実行可能な命令は、コンピュータ又は其他プログラマブデータ処理デバイスにロードすることもでき、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブデバイスにおいて一連の操作ステップを実行することで、コンピュータにより実現可能な処理を生成し、したがってコンピュータ又は他のプログラマブデバイスにおいて実行される命令は、フローチャートの1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するステップを提供する。
なお、以上に示す様々な形式的フローを用いて、ステップを改めて並べ替え、追加又は削除することができる。例えば、本願の技術案の所望の結果を実現できる限り、本出願に記載された各ステップは、並列、順次、または異なる順序で実行可能であり、本明細書はここで限定しない。明らかに、本願の精神と範囲から逸脱しない限り、当業者は本願に対して様々な修正と変更を行うことができる。このように、本願のこれらの修正と変形が本願の請求項及び同等の技術的範囲内に含まれる場合、本願もこれらの修正と変形を含もうとしている。
190 通信装置
191 メモリ
192 送受信機
193 プロセッサ
194 ユーザインターフェース
200 通信装置
201 メモリ
202 送受信機
203 プロセッサ
210 通信装置
211 第1決定ユニット
212 第2決定ユニット
220 通信装置
221 送信ユニット
S11 ステップ
S12 ステップ
S21 ステップ
S22 ステップ
S23 ステップ
S41 ステップ
S42 ステップ
S43 ステップ
S44 ステップ
S45 ステップ
S61 ステップ
S62 ステップ
S63 ステップ
S64 ステップ
S65 ステップ
S81 ステップ
S82 ステップ
S83 ステップ
S84 ステップ
S101 ステップ
S102 ステップ
S103 ステップ
S104 ステップ
S121 ステップ
S122 ステップ
S123 ステップ
S141 ステップ
S142 ステップ
S143 ステップ
S161 ステップ
S162 ステップ
S163 ステップ
S171 ステップ
S181 ステップ
S182 ステップ
S183 ステップ
S184 ステップ
S185 ステップ
S186 ステップ
関連出願の相互引用
本願は、出願番号が202110514792.4であり、出願日が2021年05月11日である中国特許出願に基づいて提出され、且つ該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全内容は参考として本願に組み込まれる。
本願は通信技術分野に関し、具体的には、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の監視方法及び装置に関する。
1つの周波数領域リソース内に、単一周波数ネットワーク(Single Frequency Network、SFN)の複数の制御リソースセット(control-resource set、CORESET)は時間領域における1つの符号において重ねる時、各CORESETは、2つ又は複数の伝送設定指示(Transmission Configuration Indicator、TCI)状態に設定されてもよく、対応する複数のCORESETは2つ又は複数の疑似コロケーションタイプD(Quasi Co-Location typeD、QCL-typeD)TCI状態を有する。関連技術はこの場合、この場合、一種類のQCL-typeD TCI状態が設定されているCORESETのみを監視することができ、SFNの部分のCORESETが監視されないこと引き起こすことが多く、したがって、制御チャネルの制御情報がすべて受信解析されることが不可能となる可能性があり、データチャネルの復調障害が発生することもある。
本開示は、端末装置によって実行される物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法を提供し、前記方法は、
PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、
前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を含む。
本開示のもう1つの態様によると、ネットワークデバイスにより実行されるPDCCHの監視方法を提供し、前記方法は、
端末装置に指示情報を送信するステップであって、前記指示情報が、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードが、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用されるステップを含む。
本開示のもう1つの態様によると、メモリ、送受信機、プロセッサを含む通信装置を提供し、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、送受信機は、プロセッサの制御下でデータを送受信するために使用され、プロセッサは、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
PDCCHの目標監視モードを決定する操作、
前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する操作、を実行するために使用される。
本開示のもう1つの態様によると、メモリ、送受信機、プロセッサを含む通信装置を提供し、
メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、送受信機は、プロセッサの制御下でデータを送受信するために使用され、プロセッサは、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
端末装置に指示情報を送信する操作であって、前記指示情報が、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードが、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される操作を実行するために使用される。
本開示のもう1つの態様によると、通信装置を提供し、前記装置は、
PDCCHの目標監視モードを決定するための第1決定ユニットと、
前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するための第2決定ユニットと、を含む。
本開示のもう1つの態様によると、通信装置を提供し、前記装置は、
端末装置に指示情報を送信するための送信ユニットであって、前記指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用されるものを含む。
本開示のもう1つの態様によると、通信デバイスを提供し、前記デバイスは、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、含み、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサは本願のPDCCHの監視方法を実行できる。
本開示のもう1つの態様によると、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに本願のPDCCHの監視方法を実行させるために使用される。
本開示のもう1つの態様によると、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品には命令が含まれており、前記命令は、電子デバイスのプロセッサによって実行される時、前記電子デバイスは本願のPDCCHの監視方法を実行することができる。
なお、この部分で説明された内容は、本開示の実施例の肝心又は重要な特徴を特定するものではなく、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の他の特徴は、以下の明細書から理解しやすくなる。
図面は本方案をよりよく理解するためのものであり、本願を限定するものではない。
本願の1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法の概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願のもう1つの実施例により提供される1つのPDCCHの監視方法のフローチャートである。 本願の1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。 本願のもう1つの実施例により提供される通信装置の構造概略図である。
本発明の実施例では、「及び/又は」という用語は、関連する対象の関連関係を説明するためのものであり、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する、AとBが同時に存在すること、Bが単独で存在するという三種類の関係が存在し得ることを示すことができる。「/」という文字は、一般に、前後の関連対象は「又は」の関係であることを表す。
本願の実施例における「複数」という用語は、2つ又は2つ以上であり、他の量詞は同様なものである。
以下、本願の実施例における図面に合わせて、本願の実施例における技術案をはっきりと、完全に説明し、明らかに、説明される実施例は本願の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本願の実施例に基づいて、当業者は創造的な労力なしになし得た他のすべての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
図1は本願の実施例により提供される物理ダウンリンク制御チャネルの監視方法のフローチャートであり、図1に示すように、該方法は端末装置により実行され、以下のステップS11~ステップS12を含む。
ステップS11、PDCCHの目標監視モードを決定する。
本願の実施例では、PDCCHの目標監視モードは、
1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセット(CORESETs)を決定するためのモード(目標監視モード1と呼んでもよい)、
2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード(目標監視モード2と呼んでもよい)、のうちの一つである。
いくつかの実施例では、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)のSFNによって送信される伝送設定情報を受信することができ、ここで、該伝送設定には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれる。端末装置は、該伝送設定情報における第1RRC設定パラメータに基づいて、PDCCHの伝送モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、SFN伝送設定情報の第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信しなかった場合、目標監視モード1に基づいて1つのQCL-typeD TCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つのtypeDのTCI状態を監視する第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信した場合、目標監視モード2に基づいて、2つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信しなかった場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
本願の実施例では、監視タイミングは、一定時間の監視時間長を指し、したがって、複数の監視タイミングには、一部の時間領域、即ち、監視タイミングに対応する重複時間領域が重なる場合がある。例えば、1つの監視タイミングではPDCCH監視符号1~符号2があり、もう1つの監視タイミングではPDCCH監視符号2~符号3があり、すると、この2つの監視タイミングは符号2において重なることになる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信した場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する能力を備えない場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する能力を備える場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
ステップS12、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。
目標監視モードに基づいて、第1制御リソースセットを決定し、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、監視対象の制御リソースセットを決定する。
いくつかの実施例では、検索空間セット(Search Space -set、SS-set)の最も低いインデックス値に対応する制御リソースセットを第1制御リソースセットとして決定する。
いくつかの実施例では、前記監視対象の制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
選択可能に、端末装置は、SS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットにおいて、優先的にパブリック検索空間セット(Common Search Space set、CSS-set)の最も低いインデックス値に従って第1制御リソースセットを検索し、CSS-setの最も低いインデックス値に従って第1制御リソースセットを検索できなかった場合、ユーザ検索空間セット(User Search Space-set、USS-set)の最も低いインデックス値に基づいて第1制御リソースセットを検索する。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図2は、本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートを提供し、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図2に示すように、該方法包含は以下のステップS21~ステップS22を含む。
ステップS21、PDCCHの目標監視モードを、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードとして決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、ネットワークデバイスから送信されたPDCCHのSFN伝送の伝送設定情報を受信することができ、該伝送設定には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれる。端末装置は、該伝送設定情報の第1RRC設定パラメータに基づいて、PDCCHの伝送モードを決定することができる。選択可能に、端末装置が、SFN伝送設定情報の第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信しなかった場合、目標監視モード1に基づいて1つのQCL-typeD TCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信しなかった場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する能力を備えない場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
ステップS22、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
端末装置は、CSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットを優先的に決定し、この際にCSS-setには関連の第1制御リソースセットがない場合、USS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットを決定する。以下、図3に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明し、端末装置は、CSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットを優先的にCORESET#0に設定する。
ステップS23、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第1目標TCI状態のみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第1制御リソースセットと同じ目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定し、監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含む。
引き続き図3を例とすると、 CORESET#0のTCI状態設定又はQCL設定には、1つのQCL-typeDのTCI#0のみが含まれ、QCL-typeDのTCI#0は即ち第1目標TCI状態である。さらに、端末装置はCORESETから、CORESET#0のTCI#0と一致する第2制御リソースセットを決定し、これに対応して、第2制御リソースセットも監視され得る。即ち、監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含む。図3に示すように、CORESET#2は第2制御リソースセットであり、CORESET#0とCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図4は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図4に示すように、該方法は以下のステップS41~ステップS45を含む。
ステップS41、PDCCHの目標監視モードを、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードとして決定する。
ステップ42、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS41~ステップS42の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS43、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する。
SS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットをCORESET#Aに設定し、ここで、CORESET#AのTCI状態設定又はQCL情報には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれ、この時、端末装置により決定されたPDCCHの目標監視モードが目標監視モード1であるので、CORESET#Aは端末装置によって監視されない。
ステップS44、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する第3制御リソースセットを決定する。
監視対象のCORESETsに対する決定を実現するために、端末装置は引き続き、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、第3制御リソースセットを再選択する。選択可能に、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの1つのTCI状態を、第2目標TCI状態とする。選択可能に、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態の最も小さいTCI状態を第2目標TCI状態とすると決定することができ、最大TCI状態を第2目標TCI状態としてもよく、ネットワークデバイスがシグナリングにより、そのうちの1つを第2目標TCI状態として指定することであってもよい。
さらに、端末装置は、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、第2目標TCI状態を含み、且つSS-setの最も低いインデックス値に対応する第3制御リソースセットを決定する。
例えば、CORESET#AのTCI状態設定又はQCL情報にはTCI#0とTCI#1のような2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれる場合、CORESET#Aは端末装置によって監視されない。選択可能に、TCI#0を第2目標TCI状態として、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、TCI#0を含み、且つSS-setの最も低いインデックス値に対応する第3制御リソースセットCORESET #Bを再決定することができる。
ステップS45、同じ第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定し、ここで、監視対象の制御リソースセットは、第3制御リソースセットと第4制御リソースセットを含む。
以下、図5に合わせて、本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明し、端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットをCORESET#0として決定する。ここで、CORESET#0のTCI設定情報は、QCL-typeDが設定されているTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード1であるため、CORESET#0は端末装置によって監視されない。
さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0とTCI#1におけるTCI#0を第2目標TCI状態とし、端末装置は優先的に、QCL-typeDのTCI#0を1つのみ含み、且つCSS-setの最も低いインデックス値に対応するCORESET #1 を決定し、この際のCSS-setの最も低いインデックス値にCORESET #1が関連付けられていない場合、端末装置はさらに、1つのみのQCL-typeD TCI#0を含み、且つ最も低いインデックス値USS-setに対応するCORESET#1を決定し、現在の符号内において同じQCL-typeDのTCI#0が存在する場合、他のCORESETも監視され得る。したがって、最終的に、図5におけるCORESET#1とCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図6は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図6に示すように、該方法は以下のステップS61~ステップS65を含む。
ステップS61、PDCCHの目標監視モードを、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードとして決定する。
ステップ62、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS63、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する。
ステップS61~ステップS63の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS64、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態から、第3目標TCI状態を決定する。
ステップS65、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定し、監視対象の制御リソースセットは第5制御リソースセットを含む。
以下、図7に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。ここで、CORESET#0のTCI設定情報は、QCL-typeDが設定されているTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード1であるので、CORESET#0は端末装置によって監視されない。
さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0とTCI#1におけるTCI#0を第3目標TCI状態とし、端末装置はCSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応するCORESET #1を決定し、この際に、最も低いインデックス値に対応するCORESET #1は、現在の符号においてQCL-typeDのTCI#0のみが存在する場合、他のCORESETも監視され得る。したがって、最終的には図7に示すように、CORESET#1とCORESET#2は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図8は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図8に示すように、該方法は以下のステップS81~ステップS84を含む。
ステップS81、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、ネットワークデバイスから送信されたPDCCHのSFN伝送の伝送設定情報を受信することができ、ここで、該伝送設定には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれる。端末装置は、該伝送設定情報の第1RRC設定パラメータに基づいて、PDCCHの伝送モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つのtypeDのTCI状態を監視する第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信した場合、目標監視モード2に基づいて、2つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信した場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する能力を備える場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
ステップ82、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
端末装置は、CSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットを優先的に決定し、この際にCSS-setには関連の第1制御リソースセットがない場合、USS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットを決定する。
ステップS83、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第4目標TCI状態のみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、SS-setのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定する。
ステップ84、第6制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定し、ここで、監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含む。
以下、図9に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。本例では、CORESET#0のTCI状態設定又はQCL設定にQCL-typeDのTCI#0が1つのみ含まれる。端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2である場合、CORESET#0は端末装置によって監視される。
さらに、端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応するQCL-typeDが設定されているTCI状態が二種類のTCI#0とTCI#1のCORESETを含むと決定する。さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0を第4目標TCI状態とし、現在の符号内に含まれる2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態には同じQCL-typeDのTCI#0が存在する場合、CORESETも監視され得る。したがって、最終的には、図7のCORESET#0、CORESET#1及びCORESET#3は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図10は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図10に示すように、該方法は以下のステップS101~ステップS104を含む。
ステップS101、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
ステップS102、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS101~102の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS103、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第5目標TCI状態のみ含まれることに応答して、QCL-typeDが設定されているTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定する。
ステップS104、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、SS-setのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定し、ここで、監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含む。
以下、図11に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。CORESET#0のTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDのTCI#0が1つのみ含まれる。端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2であるため、CORESET#0は端末装置によって監視される。
さらに、CORESET#0に含まれるTCI#0を第5目標TCI状態とし、端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応するQCL-typeDが設定されているTCI状態、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態、のうちの少なくとも1つを監視TCI状態として決定し、図11に示すように、TCI#を監視TCI状態として選択することができる。端末装置が、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、現在の符号内には同じQCL-typeDのTCI#0及び/又は同じQCL-typeDのTCI#1が存在すると決定する場合、他のCORESETも監視され得る。つまり、他のCORESETは、CORESET#0のTCI#0、TCI#と一致するか、又はCORESET#0のTCIサブセットである場合も、監視されることが可能である。そのため、最終的には、図11のCORESET#0、CORESET#2及びCORESET#4は端末装置によって同時に監視され得る。
図12は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置により実行され、図12に示すように、該方法は以下のステップS121~ステップS123を含む。
ステップS121、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
ステップ122、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
ステップS121~ステップ122の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS123、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定し、監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含む。
以下、図13に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。端末装置は優先的に、CSS-set又はUSS-setの最も低いインデックス値に対応する第1制御リソースセットをCORESET#0に決定する。ここで、CORESET#0のTCI設定情報は、QCL-typeDが設定されているTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されるPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2であることにより、CORESET#0は端末装置によって監視される。
さらに、CORESET#0はTCI#0とTCI#1を含み、現在の符号内には同じQCL-typeDのTCI#0又はTCI#1が存在する
他のCORESETも、CORESET#0のTCIサブセットも監視され得る。したがって、最終的には、図13におけるCORESET#0、CORESET#1、CORESET#2及びCORESET#3は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図14は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置によって実行され、図14に示すように、該方法は以下のステップS141~ステップS143を含む。
ステップS141、PDCCHの目標監視モードが、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであると決定する。
ステップS141の説明は、上記実施例における関連内容の記載を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS142、前記監視対象の制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する。
端末装置は、まず、前記監視対象の制御リソースセットから、以下の2つの条件を含む制御リソースセットを第1制御リソースセットとして決定する。条件1、制御リソースセットが2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含むこと、条件2、制御リソースセットが、検索空間セットの最も近いインデックス値から導出される関連する制御リソースセットであること。以下、図15に合わせて本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法を説明する。図15に示すように、CORESET#0~CORESET#4のうちのCORESET#1は上記2つの条件を満たし、該CORESET#1を第1制御リソースセットとする。CORESET#1のTCI設定情報は、QCL-typeDが設定されているTCI状態がTCI#0とTCI#1を含むことであり、端末装置によって決定されたPDCCHの目標監視モードが目標監視モード2である場合、CORESET#0は端末装置によって監視され得る。
ステップS143、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定し、ここで、監視対象の制御リソースセットは、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含む。
引き続き図15を例とすると、さらに、CORESET#1がTCI#0とTCI#1を含み、これにより、現在の符号内には同じQCL-typeDのTCI#0及び/又はTCI#1が存在する他のCORESETも、CORESET#1のTCIサブセットも監視され得る。したがって、最終的には、図15のCORESET#0、CORESET#1、CORESET#2及びCORESET#3は端末装置によって同時に監視され得る。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図16は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートであり、該PDCCHの監視方法は端末装置により実行され、図16に示すように、該方法は以下のステップS161~ステップS163を含む。
ステップS161、RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、PDCCHの伝送モードを決定する。
いくつかの実施例では、端末装置はRRCシグナリングによりPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、RRCによりPDCCHのSFN伝送設定を受信した場合、現在のPDCCHの伝送モードがSFN伝送モードであると決定し、端末装置は、PDCCHのSFN伝送設定を受信しなかった場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報によってPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定する。端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には1つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は同時にRRCシグナリングとMAC-CEアクティベーション情報によってPDCCHの伝送モードを決定し、選択可能に、端末装置は、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ含まれることを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
選択可能に、PDCCHのSFN伝送の伝送設定情報は、
SDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHなどであってもよい。
ステップS162、PDCCHの伝送モードがSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには有2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する。
すなわち、PDCCHの伝送モードがSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が設定されている場合、端末装置は目標監視モードを目標監視モード2に決定し、即ち2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定する。
ステップ163、PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する。
つまり、PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送である場合、端末装置は目標監視モードを目標監視モード1として決定し、即ち1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定する。
図17は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートである。該PDCCHの監視方法はネットワークデバイスにより実行され、図17に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップS171、端末装置に指示情報を送信し、ここで、指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを端末装置に指示するために使用され、該目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
本願の実施例では、PDCCHの目標監視モードは、
1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセット(CORESETs、ここで目標監視モード1と呼ばれてもよい)、
決定2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセット(ここで目標監視モード2と呼ばれてもよい)、のうちの1つである。
いくつかの実施例では、ネットワークデバイスは、SFN伝送の伝送設定情報を端末装置に送信し、ここで、伝送設定情報には第1RRC設定パラメータが含まれ、該第1RRC設定パラメータが目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、SFN伝送設定情報の第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信しなかった場合、目標監視モード1に基づいて1つのQCL-typeD TCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つのtypeDのTCI状態を監視する第1RRC設定パラメータ、例えばEnableTwoQCLtypeDを受信した場合、目標監視モード2に基づいて、2つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自身の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信することができ、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備えるか否かを指示するために使用される。ネットワークデバイスが該TCI状態監視能力を受信して、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有するCORESETに対する監視能力を備える場合、ネットワークデバイスは、監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信し、対応して、端末装置は、ネットワークデバイスから送信された第2RRC設定パラメータを受信し、且つ該第2RRC設定パラメータに基づいて、目標監視モードを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信しなかった場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、端末装置が、符号内において2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する第2RRC設定パラメータ、例えばSDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHを受信した場合、目標監視モード2に従って2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
いくつかの実施例では、端末装置は、自体の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力に基づいて、PDCCHの目標監視モードを決定する。
選択可能に、端末装置が、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を監視する能力を備えない場合、目標監視モード1に従って1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定することができる。
選択可能に、ネットワークデバイスはRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、PDCCHの伝送モードを端末装置に指示することができる。
いくつかの実施例では、端末装置はRRCシグナリングによりPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、RRCによってPDCCHのSFN伝送設定を受信した場合、現在のPDCCHの伝送モードがSFN伝送モードであると決定し、端末装置は、PDCCHのSFN伝送設定を受信しなかった場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報によってPDCCHの伝送モードを決定する。選択可能に、端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定する。端末装置は、MAC-CEアクティベーション情報には1つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
いくつかの実施例では、端末装置はRRCシグナリングとMAC-CEアクティベーション情報の両方によってPDCCHの伝送モードを決定する。端末装置は、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報には2つのTCI状態ドメインが存在することを受信した場合、現在のPDCCHがSFN伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ存在することを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定し、UEは、RRCシグナリングがSFN伝送設定であること及びMAC-CEアクティベーション情報にはTCI状態ドメインが1つのみ含まれることを受信した場合、現在のPDCCHがシングルポイント伝送伝送モード又は他の伝送モードであると決定する。
選択可能に、PDCCHのSFN伝送の伝送設定情報は、
SDMscheme1,SDMscheme1forPDCCHなどであってもよい。
選択可能に、PDCCHの伝送モードがSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が設定されている場合、端末装置は目標監視モードを目標監視モード2に決定し、即ち2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定する。
選択可能に、PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送である時、端末装置は、目標監視モードを目標監視モード1に決定し、即ち、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象のCORESETsを決定する。
本願の実施例では、まず、PDCCHの目標監視モードを決定し、その後、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図18は本願の実施例により提供されるPDCCHの監視方法のフローチャートである。図18に示すように、該方法は以下のステップS181~ステップS186を含む。
ステップS181、ネットワークデバイスはRRCシグナリング及びMAC CEアクティベーション情報を送信し、その中には、CORESETの設定情報が含まれる。
ネットワークデバイスは、RRCシグナリングによって、端末装置のために複数のCORESETを設定し、且つCORESETの設定情報を運び、例えば、CORESETの設定情報はQCL情報、SS-setの設定情報、TCI状態を含んでもよい。さらに、ネットワークデバイスはMAC CEアクティベーション情報により、複数のCORESETのうちの一部のCORESETの1つの又は複数のTCI状態を有効にする。
ステップS182、ネットワークデバイスはPDCCHによって端末装置にダウンリンク制御情報DCI(Downlink Control Information、DCI)を送信する。
ステップS183、端末装置はRRCシグナリング及びMAC-CEアクティベーション情報に基づいて、各CORESETのQCL情報及びSS-setの設定情報を決定する。
ステップS184、端末装置はPDCCHの目標監視方式を決定し、且つSS-setインデックス値又は異なる伝送モードの選択に基づいて、符号内の監視対象のすべてのCORESETsを決定する。
目標監視方式、及び端末装置によるPDCCHの目標監視方式の実現について、本願の各実施例のうちのいずれか1つの実現形態を参照されたく、ここで詳しい説明を省略する。
ステップS185、端末装置は、監視順序及び最大監視回数の制限により、監視対象のCORESETsの受信を行い且つDCIを解析する。
選択可能に、ネットワークデバイスは監視順序及び最大監視回数を指示することができ、選択可能に、端末装置は、プロトコル合意に基づいて監視順序以及最大監視回数を決定することができる。
ステップS186、端末装置はDCIによりPDSCHデータの受信と復調を行う。
ここで、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)。
本願の実施例では、PDCCHの伝送モードに基づいてPDCCHの目標監視モードを決定し、且つ標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図19は、本願の実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図19に示すように、該通信装置190は、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ191と、プロセッサ193の制御下でデータを送受信するための送受信機192と、を含む。
通信装置190は端末装置であり、ここで、
プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
PDCCHの目標監視モードを決定する操作、
目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、さらに、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
ネットワークデバイスから送信された単一周波数ネットワークSFN伝送の伝送設定情報を受信し、伝送設定情報には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれ、第1RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定する操作、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信し、且つネットワークデバイスから送信された、監視疑似コロケーションタイプD QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを受信し、第2RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定する操作であって、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有する制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用される操作、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を決定し、監視能力に基づいて目標監視モード操作を決定する操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、さらに、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットを決定し、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、監視対象の制御リソースセットを決定する操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、さらに、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
前記監視対象の制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定する操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
優先的にパブリック検索空間セットの最も近いインデックスに基づいて第1制御リソースセットを検索し、パブリック検索空間セットの最も近いインデックスに基づいて第1制御リソースセットが検索されなかったことに応答して、ユーザ検索空間セットの最も近いインデックスに基づいて第1制御リソースセットを検索する操作を実行するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第1目標TCI状態のみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第1制御リソースセットと同じ第1目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定する操作であって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含む操作を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する操作、
第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する第3制御リソースセットを決定する操作、
同じ第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定する操作であって、監視対象の制御リソースセットが、第3制御リソースセットと第4制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定した後、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態から、第3目標TCI状態を決定する操作、
第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定する操作であって、監視対象の制御リソースセットが第5制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第4目標TCI状態のみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定する操作、
第6制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定する操作であって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第5目標TCI状態のみ含まれることに応答して、QCL-typeDが設定されているTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定する操作、
第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定する操作であって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定する操作であって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される。
選択可能に、プロセッサ193、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、PDCCHの伝送モードを決定する操作、
PDCCHの伝送モードが単一周波数ネットワークSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する操作、又は、
PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定する操作、を実行するために使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
ここで、図19において、バスアーキテクチャは、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含むことができ、具体的に、プロセッサ193をはじめとする1つの又は複数のプロセッサ、及びメモリ191をはじめとするメモリの各種の回路は一体に接続される。バスアーキテクチャは、周辺デバイス、電圧レギュレータ及び電源管理回路のような様々な他の回路を一体に接続することができ、これらは当分野の周知であるため、本明細書はこれ以上の説明を省略する。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機192は複数の素子であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、送信メディアにおいて各種の他の装置と通信するためのユニットを提供し、これらの送信メディアは、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの送信メディアを含む。異なるユーザデバイスに対して、ユーザインターフェース194はさらに、必要なデバイスを外部や内部に接続するインターフェースであってもよく、接続されるデバイスは、キーボード、モニター、スピーカー、マイク、ジョイスティックなどを含むが、これらに限定されない。
プロセッサ193はバスアーキテクチャや通常の処理を管理するために使用され、メモリ191は、プロセッサ193が操作を実行する際に使用されるデータを記憶することができる。
選択可能に、プロセッサ193はCPU(中央処理装置)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit、特定用途向け集積回路)、FPGA(Field-Programmable Gate Array、フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はCPLD(Complex Programmable Logic Device、複合プログラマブルロジックデバイス)であってもよく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを用いてもよい。
プロセッサ193は、メモリ191に記憶されるコンピュータプログラムを呼び出すことにより、取得された実行可能な命令に従って本願の実施例により提供されるいずれか1つを実行するために使用される。プロセッサとメモリとは物理的に分離して配置されてもよい。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図20は、本願実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図20に示すように、該通信装置200は、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリ201と、プロセッサ203の制御下でデータを送受信するための送受信機202と、を含む。
通信装置200は、ネットワークデバイスであり、ここで、
プロセッサ203は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ以下の操作を実行するために使用され、
端末装置に指示情報を送信し、指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを端末装置に指示するために使用され、目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、プロセッサ203は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
単一周波数ネットワークSFNから送信された伝送設定情報を端末装置に送信するステップであって、伝送設定情報には、目標監視モードを決定するための第1RRC設定パラメータが含まれる操作、又は、
端末装置から送信された複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を受信する操作であって、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有する制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用される操作、
監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信する操作であって、第2RRC設定パラメータが、目標監視モードを決定するために使用される操作、を実行するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、
1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、
2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能に、プロセッサ203は、メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、PDCCHの伝送モードを端末装置に指示する操作、を実行するために使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
ここで、図20では、任意の数の相互接続されたバスとブリッジを含むことができ、具体的に、プロセッサ203をはじめとする1つの又は複数のプロセッサ、及びメモリ201をはじめとするメモリの各種の回路は一体に接続される。バスアーキテクチャは、周辺デバイス、電圧レギュレータ及び電源管理回路のような様々な他の回路を一体に接続することができ、これらは当分野の周知であるため、本明細書はこれ以上の説明を省略する。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機202は複数の素子であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、送信メディアにおいて各種の他の装置と通信するためのユニットを提供し、これらの送信メディアは、無線チャネル、有線チャネル、光ケーブルなどの送信メディアを含む。プロセッサ203はバスアーキテクチャや通常の処理を管理するために使用され、メモリ201は、プロセッサ203が操作を実行する際に使用されるデータを記憶することができる。
プロセッサ203は中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)であってもよく、プロセッサはマルチコアアーキテクチャを用いてもよい。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図21は、本願の実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図21に示すように、該通信装置210は、第1決定ユニット211と第2決定ユニット212を含む。
第1決定ユニット211は、PDCCHの目標監視モードを決定するために使用され、
第2決定ユニット212は、目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、第1決定ユニット211は、さらに、
ネットワークデバイスから送信された単一周波数ネットワークSFN伝送の伝送設定情報を受信し、伝送設定情報には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれ、第1RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定することに使用され、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信し、且つネットワークデバイスから送信された、監視疑似コロケーションタイプD QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを受信し、第2RRC設定パラメータに基づいて目標監視モードを決定することであって、ここで、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有する制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示することに使用され、又は、
端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を決定し、且つ監視能力に基づいて目標監視モードを決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212はさらに、第1制御リソースセットを決定し、第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、前記監視対象の制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する制御リソースセットを、第1制御リソースセットとして決定するために使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
優先的にパブリック検索空間セットの最も近いインデックスに基づいて第1制御リソースセットを検索し、パブリック検索空間セットの最も近いインデックスに基づいて第1制御リソースセットが検索されなかったことに応答して、ユーザ検索空間セットの最も近いインデックスに基づいて第1制御リソースセットを検索するために使用される。
選択可能に、目標監視モードは、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第1目標TCI状態のみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第1制御リソースセットと同じ第1目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定することであって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第2制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定すること、
第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ最も近いインデックスを有する検索空間セットに対応する第3制御リソースセットを決定すること、
同じ第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定することであって、監視対象の制御リソースセットが、第3制御リソースセットと第4制御リソースセットを含むこと、に使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定した後、第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態から、第3目標TCI状態を決定すること、
第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定することであって、監視対象の制御リソースセットが第5制御リソースセットを含むこと、に使用される。
選択可能に、目標監視モードは、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第4目標TCI状態のみ含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定すること、
第6制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定することであって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には1つのQCL-typeDが設定されている第5目標TCI状態のみ含まれることに応答して、QCL-typeDが設定されているTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定すること、
第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定することであって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第2決定ユニット212は、さらに、
第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が含まれることに応答して、第1制御リソースセットを除く制御リソースセットから、検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定することであって、監視対象の制御リソースセットが、第1制御リソースセットと第9制御リソースセットを含むことに使用される。
選択可能に、第1決定ユニット211は、さらに、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、PDCCHの伝送モードを決定すること、
PDCCHの伝送モードが単一周波数ネットワークSFN伝送であり且つRRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定すること、又は、
PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、目標監視モードとして決定することに使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
図22は、本願実施例により提供される通信装置の構造概略図である。図22に示すように、該通信装置220は送信ユニット221を含む。
送信ユニット221は、端末装置に指示情報を送信するために使用され、指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを端末装置に指示するために使用され、目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される。
選択可能に、送信ユニット221は、さらに、
単一周波数ネットワークSFNから送信された伝送設定情報を端末装置に送信することであって、伝送設定情報には、目標監視モードを決定するための第1RRC設定パラメータが含まれること、又は、
端末装置から送信された複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を受信することであって、TCI状態監視能力は、端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を有する制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用されること、
監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを端末装置に送信することであって、第2RRC設定パラメータが、目標監視モードを決定するために使用されることに使用される。
選択可能に、目標監視モードは、
1つのQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、
2つ又は複数のQCL-typeDが設定されているTCI状態に対応する監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、のうちの少なくとも1つを含む。
選択可能に、送信ユニット221は、さらに、
RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、PDCCHの伝送モードを端末装置に指示するために使用される。
なお、本発明の実施例により提供される上記装置は、上記方法実施例によって実現されるすべての方法ステップを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、ここで、本実施例の方法実施例と同様な部分及び有益な効果についての詳しい説明を省略する。
本願の実施例により提供される通信装置は、PDCCHの目標監視モードを決定し、且つ目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定する。本願は、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の監視対象の制御リソースセットを決定することができ、これによって制御チャネル/情報の正確な受信と解析を確保する。
なお、本願実施例におけるユニットの分割は例示的なものであり、論理的な機能分割に過ぎず、実際の実現においては他の分割方法もあり得る。また、本願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合することも、各ユニットが物理的に単独で存在することも、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合することもできる。上記統合ユニットは、ハードウェアの形式又はソフトウェア機能ユニットの形式で実現することができる。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される時、1つのプロセッサ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。このような理解に基づいて、本願の技術案は、本質的には、従来技術に貢献した部分又は該技術案のすべて又は一部が、ソフトウェア製品の形式で具体化され、該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体に記憶され、一台のコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイス等)又はプロセッサ(processor)に本願の各実施例方法のすべて又は一部のステップを実行させるための命令を含む。前述した記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory 、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
本願の実施例は、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体を提供し、プロセッサ読み取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶されており、コンピュータプログラムが、プロセッサに上記実施例で提供される方法を実行させるために使用される。
プロセッサ読み取り可能な記憶媒体は、プロセッサに記憶可能な如何なる利用可能な媒体又はデータストレージデバイスであってもよく、磁気メモリ(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク(MO)等)、光学メモリ(例えば、CD、DVD、BD、HVD等)、及び、半導体メモリ(例えばROM、EPROM、EEPROM、不揮発性メモリ(NAND FLASH)、ソリッドステートドライブ(SSD))などを含むが、これらに限らない。
本願の実施例により提供される技術案は、様々なシステム、特に5Gシステムに適応することができる。例えば適用されるシステムはグローバルモバイル通信(global system of mobile communication、GSM)システム、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、ブロードバンド符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))一般パケット無線サービス(general packet radio service、GPRS)システム、長期的進化(long term evolution、LTE)システム、LTE周波数分割二重通信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割二重方式(time division duplex、TDD)システム、高度な長期的進化(long term evolution advanced、LTE-A)システム、ユニバーサルモバイルシステム(universal mobile telecommunication system、UMTS)、グローバル インターネット マイクロ波アクセス(worldwide interoperability for microwave access、WiMAX)システム、5G 新しい無線(New Radio, NR)システムなどであってもよい。この複数のシステムには、いずれも端末装置とネットワークデバイスが含まれる。システムは、進化したパケットシステム(Evloved Packet System, EPS)、5Gシステム(5GS)などのコアネットワーク部分をさらに含んでもよい。
本願の実施例に係る端末装置は、ユーザに音声及び/又はデータ連通性を提供するデバイス、無線接続機能を備えるハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続される他の処理デバイスなどであってもよい。異なるシステムでは、端末装置の名称は異なってもよく、例えば5Gシステムでは、端末装置はユーザデバイス(User Equipment、UE)と呼んでもよい。無線端末装置は無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, RAN)経由で1つの又は複数のコアネットワーク(Core Network, CN)と通信することができ、無線端末装置は、携帯電話(「セルラー」電話とも呼ばれる)のような移動端末装置、及びポータブル、ポケット、ハンドヘルド、コンピュータに内蔵された又は車載の移動装置など移動端末装置を有するコンピュータであってもよく、それらは無線アクセスネットワークと言語及び/又はデータを交換する。例えば、パーソナル通信サービス(Personal Communication Service、PCS)電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiated Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)等デバイスである。無線端末装置は、システム、加入者ユニット(subscriber unit)、加入者局(subscriber station)、移動局(mobile station)、モバイル(mobile)、遠隔局(remote station)、アクセスポイント(access point)、リモート端末装置(remote terminal)、アクセス端末装置(access terminal)、ユーザ端末装置(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ装置(user device)と呼ばれてもよく、本願の実施例では限定されない。
本願の実施例に係るネットワークデバイスは基地局であってもよく、該基地局は、端末のためにサービスを提供する複数のセルを含んでもよい。具体的な適用シーンの差異により、基地局は、アクセスポイントと呼ばれてもよく、又はアクセスネットワークの無線インターフェースにおいて1つの又は複数のセクタを介して無線端末装置と通信するデバイス、又は他の名称であってもよい。ネットワークデバイスは、受信した無線フレーム及びインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)をグループ化して交換して、無線端末装置及びアクセスネットワークの部分の間のルータとするために使用されてもよく、アクセスネットワークのその他の部分はインターネットプロトコル(IP)通信ネットワークを含んでもよい。ネットワークデバイスはさらに、無線インターフェースの属性管理を調整することもできる。例えば、本願の実施例に係るネットワークデバイスはグローバル移動通信システム(Global System for Mobile communications、GSM)又は符号分割多元接続接入(Code Division Multiple Access、CDMA)におけるネットワークデバイス(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、広帯域符号分割多重接続(Wide-band Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))におけるネットワークデバイス(NodeB)であってもよく、長期的進化(long term evolution、LTE)システムにおける進化型ネットワークデバイス(evolutional Node B、eNB又はe-NodeB)、5Gネットワークアーキテクチャ(next generation system)における5G基地局(gNB)であってもよく、ホーム進化型基地局(Home evolved Node B、HeNB)、リレーノード(relay node)、ホーム基地局(femto)、ピコ基地局(pico)などであってもよく、本願の実施例では限定されない。いくつかのネットワーク構造では、ネットワークデバイスは集中ユニット(centralized unit、CU)ノード及び分散ユニット(distributed unit、DU)ノードを含むことができ、集中ユニットと分散ユニットは地理的に分散して配置されてもよい。
ネットワークデバイスと端末装置との間は、それぞれ一本又は複数本のアンテナを介して多入力多出力(Multi Input Multi Output, MIMO)送信を行うことができ、MIMO送信はシングルユーザMIMO(Single User MIMO, SU-MIMO)又はマルチユーザMIMO(Multiple User MIMO, MU-MIMO)であってもよい。アンテナ組み合わせの形態と数によると、MIMO送信は2D-MIMO、3D-MIMO、FD-MIMO又はmassive-MIMOであってもよく、ダイバーシティ送信又はプリコーディング送信又はビームフォーミング送信などであってもよい。
当業者であれば分かるように、本願の実施例は、方法、システム、又はコンピュータプログラム製品として提供され得る。したがって、本願は完全にハードウェアである実施例、完全にソフトウェアである実施例、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせる実施例の形式を採用することができる。且つ、本願は、コンピュータに利用可能なプログラムコードが含まれる1つの又は複数のコンピュータに利用可能な記憶媒体(磁気ディスクメモリと光学メモリ等を含むが、これらに限定されない)において実施されるコンピュータプログラム製品の形式を採用することができる。
本願は、本願実施例の方法、デバイス(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図に合わせて説明されたものである。なお、コンピュータにより実行可能な命令によりフローチャート及び/又はブロック図における各フロー及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図におけるフロー及び/又はブロックの組み合わせを実現できることを理解されたい。これらのコンピュータにより実行可能な命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込み式プロセッサ又は他のプログラマブデータ処理デバイスのプロセッサに提供して1つの装置を生成することができ、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブデータ処理デバイスのプロセッサによって実行される命令は、フローチャート1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するための装置を生成する。
これらのプロセッサによって実行可能な命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理デバイスが特定の方式で動作するように案内するプロセッサ読み取り可能なメモリに記憶することもでき、これにより、該プロセッサ読み取り可能なメモリに記憶される命令は、命令装置を含む製造品を生成し、該命令装置は、フローチャートの1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現する。
これらのプロセッサによって実行可能な命令は、コンピュータ又は其他プログラマブデータ処理デバイスにロードすることもでき、これにより、コンピュータ又は他のプログラマブデバイスにおいて一連の操作ステップを実行することで、コンピュータにより実現可能な処理を生成し、したがってコンピュータ又は他のプログラマブデバイスにおいて実行される命令は、フローチャートの1つのフロー又は複数のフロー及び/又はブロック図の1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するステップを提供する。
なお、以上に示す様々な形式的フローを用いて、ステップを改めて並べ替え、追加又は削除することができる。例えば、本願の技術案の所望の結果を実現できる限り、本出願に記載された各ステップは、並列、順次、または異なる順序で実行可能であり、本明細書はここで限定しない。明らかに、本願の精神と範囲から逸脱しない限り、当業者は本願に対して様々な修正と変更を行うことができる。このように、本願のこれらの修正と変形が本願の請求項及び同等の技術的範囲内に含まれる場合、本願もこれらの修正と変形を含もうとしている。
190 通信装置
191 メモリ
192 送受信機
193 プロセッサ
194 ユーザインターフェース
200 通信装置
201 メモリ
202 送受信機
203 プロセッサ
210 通信装置
211 第1決定ユニット
212 第2決定ユニット
220 通信装置
221 送信ユニット
S11 ステップ
S12 ステップ
S21 ステップ
S22 ステップ
S23 ステップ
S41 ステップ
S42 ステップ
S43 ステップ
S44 ステップ
S45 ステップ
S61 ステップ
S62 ステップ
S63 ステップ
S64 ステップ
S65 ステップ
S81 ステップ
S82 ステップ
S83 ステップ
S84 ステップ
S101 ステップ
S102 ステップ
S103 ステップ
S104 ステップ
S121 ステップ
S122 ステップ
S123 ステップ
S141 ステップ
S142 ステップ
S143 ステップ
S161 ステップ
S162 ステップ
S163 ステップ
S171 ステップ
S181 ステップ
S182 ステップ
S183 ステップ
S184 ステップ
S185 ステップ
S186 ステップ

Claims (37)

  1. 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の監視方法であって、
    端末装置によって実行され、前記方法は、
    PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、
    前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を含む、
    ことを特徴とする物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の監視方法。
  2. 前記目標監視モードに基づいて、重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップは、
    第1制御リソースセットを決定し、前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1制御リソースセットを決定するステップは、
    検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、前記第1制御リソースセットとして決定するステップ、又は、
    すべての制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、前記第1制御リソースセットとして決定するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 優先的にパブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて前記第1制御リソースセットを検索し、前記パブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて前記第1制御リソースセットが検索されなかったことに応答して、ユーザ検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて前記第1制御リソースセットを検索するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記目標監視モードは、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、前記方法は、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第1目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、前記第1制御リソースセットと同じ前記第1目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定するステップであって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと前記第2制御リソースセットを含むステップ、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定するステップと、
    前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットを決定するステップと、
    同じ前記第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定するステップであって、前記すべての監視対象の制御リソースセットは、前記第3制御リソースセットと前記第4制御リソースセットを含むステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定するステップの後は、
    前記第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態から、第3目標TCI状態を決定するステップと、
    前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、前記第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定するステップであって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが前記第5制御リソースセットを含むステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記目標監視モードは、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、前記方法は、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第4目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定するステップと、
    前記第6制御リソースセットから、前記2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が前記第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定するステップであって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含むステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  9. 前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第5目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、残りのQCL-typeDのTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定するステップと、
    前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は前記第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定するステップであって、前記すべての監視対象の制御リソースセットは、前記第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含むステップと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、前記2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定するステップであって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと前記第9制御リソースセットを含むステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記PDCCHの目標監視モードを決定するステップは、
    ネットワークデバイスから送信された単一周波数ネットワークSFN伝送の伝送設定情報を受信し、前記伝送設定情報には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれ、前記第1RRC設定パラメータに基づいて前記目標監視モードを決定するステップ、又は、
    前記端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信し、前記ネットワークデバイスから送信された、監視疑似コロケーションタイプD QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを受信し、前記第2RRC設定パラメータに基づいて前記目標監視モードを決定するステップであって、前記TCI状態監視能力は、前記端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用されるステップ、又は、
    前記端末装置の前記TCI状態監視能力を決定し、且つ前記監視能力に基づいて前記目標監視モードを決定するステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記PDCCHの目標監視モードを決定するステップは、
    RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、前記PDCCHの伝送モードを決定するステップと、
    前記PDCCHの伝送モードが単一周波数ネットワークSFN伝送であり且つ前記RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、前記目標監視モードとして決定するステップと、又は、
    前記PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、前記目標監視モードとして決定するステップと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の方法。
  13. PDCCHの監視方法であって、
    ネットワークデバイスによって実行され、前記方法は、
    端末装置に指示情報を送信ステップであって、前記指示情報が、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードが、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用されるステップ、を含む、
    ことを特徴とするPDCCHの監視方法
  14. 前記端末装置に指示情報を送信するステップは、
    単一周波数ネットワークSFNから送信された伝送設定情報を前記端末装置に送信するステップであって、前記伝送設定情報には、前記目標監視モードを決定するための第1RRC設定パラメータが含まれるステップ、又は、
    前記端末装置から送信された複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を受信するステップであって、前記TCI状態監視能力は、前記端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用されるステップ、
    監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを前記端末装置に送信する、前記第2RRC設定パラメータが、前記目標監視モードを決定するために使用されるステップ、を含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記目標監視モードは、
    1つのQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、
    2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、のうちの1つである、
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の方法。
  16. RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、前記PDCCHの伝送モードを前記端末装置に指示するステップをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  17. 通信装置であって、
    メモリ、送受信機、プロセッサを含み、
    メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、送受信機は、プロセッサの制御下でデータを送受信するために使用され、プロセッサは、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    PDCCHの目標監視モードを決定する操作、
    前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定する操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする通信装置。
  18. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    第1制御リソースセットを決定し、前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定に基づいて、前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定する操作、又は、
    検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、前記第1制御リソースセットとして決定する操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    すべての制御リソースセットから、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる制御リソースセットを、前記第1制御リソースセットとして決定する操作を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    優先的にパブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて前記第1制御リソースセットを検索し、前記パブリック検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて前記第1制御リソースセットが検索されなかったことに応答して、ユーザ検索空間セットの最も近いインデックス値に基づいて前記第1制御リソースセットを検索する操作を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記目標監視モードは、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第1目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、前記第1制御リソースセットと同じ前記第1目標TCI状態を有する第2制御リソースセットを決定する操作であって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと前記第2制御リソースセットを含む操作を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  22. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定する操作、
    前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの第2目標TCI状態を含み、且つ検索空間セットの最も近いインデックス値に関連付けられる第3制御リソースセットを決定する操作、
    同じ前記第2目標TCI状態を有する第4制御リソースセットを決定する操作であって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第3制御リソースセットと前記第4制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    前記第1制御リソースセットを、監視対象の制御リソースセットとして使用不可であると決定するステップの後、前記第1制御リソースセットに含まれる2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態から、第3目標TCI状態を決定する操作、
    前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、前記第3目標TCI状態を有する第5制御リソースセットを決定する操作であって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが前記第5制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記目標監視モードは、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードであり、前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第4目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態を含む第6制御リソースセットを決定する操作、
    前記第6制御リソースセットから、前記2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が前記第4目標TCI状態の第7制御リソースセットを含むと決定する操作であって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと第7制御リソースセットを含む操作、実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  25. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定にはQCL-typeDの第5目標TCI状態が1つのみ含まれることに応答して、残りのQCL-typeDのTCI状態から少なくとも1つのTCI状態を監視TCI状態として決定する操作、
    前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、監視TCI状態及び/又は前記第5目標TCI状態を含む第8制御リソースセットを決定する操作であって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと第8制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    前記第1制御リソースセットのTCI状態設定又はQCL設定には2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が含まれることに応答して、前記第1制御リソースセットを除く残りの制御リソースセットから、前記検索空間セットのインデックス値の順序に基づいて、前記2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態のうちの少なくとも一部のTCI状態を含む第9制御リソースセットを決定する操作であって、前記すべての監視対象の制御リソースセットが、前記第1制御リソースセットと前記第9制御リソースセットを含む操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  27. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    ネットワークデバイスから送信された単一周波数ネットワークSFN伝送の伝送設定情報を受信し、前記伝送設定情報には第1無線リソース制御RRC設定パラメータが含まれ、前記第1RRC設定パラメータに基づいて前記目標監視モードを決定する操作、又は、
    前記端末装置の複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力をネットワークデバイスに送信し、前記ネットワークデバイスから送信された、QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを受信し、前記第2RRC設定パラメータに基づいて前記目標監視モードを決定する操作であって、前記TCI状態監視能力は、前記端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用される操作、又は、
    前記端末装置の前記TCI状態監視能力を決定し、且つ前記監視能力に基づいて前記目標監視モードを決定するための操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項17~26のいずれかに記載の装置。
  28. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    RRCシグナリング及び/又はMAC CEアクティベーション情報により、前記PDCCHの伝送モードを決定する操作、
    前記PDCCHの伝送モードが単一周波数ネットワークSFN伝送であり且つ前記RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングには2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態が設定されていることに応答して、2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、前記目標監視モードとして決定する操作、又は、
    前記PDCCHの伝送モードがシングルポイント伝送であることに応答して、1つのQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモードを、前記目標監視モードとして決定する操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項17~26のいずれかに記載の装置。
  29. 通信装置であって、
    メモリ、送受信機、プロセッサを含み、
    メモリは、コンピュータプログラムを記憶するために使用され、送受信機は、プロセッサの制御下でデータを送受信するために使用され、プロセッサは、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ以下の操作を実行するために使用され、
    端末装置に指示情報を送信し、前記指示情報は、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードは、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される、
    ことを特徴とする通信装置。
  30. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    単一周波数ネットワークSFNから送信された伝送設定情報を前記端末装置に送信する操作であって、前記伝送設定情報には、前記目標監視モードを決定するための第1RRC設定パラメータが含まれる操作、又は、
    前記端末装置から送信された複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内の複数のTCI状態監視能力を受信する操作であって、其中、前記TCI状態監視能力は、前記端末装置が、複数のQCL-typeD TCI状態を含む制御リソースセットを監視する能力を有するか否かを指示するために使用される操作、
    監視QCL-typeDを指示するための第2RRC設定パラメータを前記端末装置に送信する操作であって、前記第2RRC設定パラメータが、前記目標監視モードを決定するために使用される操作、を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 前記目標監視モードは、
    1つのQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、
    2つ又は複数のQCL-typeDのTCI状態に対応する前記すべての監視対象の制御リソースセットを決定するためのモード、のうちの1つである、
    ことを特徴とする請求項29又は30に記載の装置。
  32. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリにおけるコンピュータプログラムを読み取り、且つ、
    RRCシグナリング及び/又はMAC CEシグナリングにより、前記PDCCHの伝送モードを前記端末装置に指示する操作を実行するために使用される、
    ことを特徴とする請求項29に記載の装置。
  33. 通信装置であって、
    PDCCHの目標監視モードを決定するための第1決定ユニットと、
    前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するための第2決定ユニットと、含む、
    ことを特徴とする通信装置。
  34. 通信装置であって、
    端末装置に指示情報を送信するための送信ユニットを含み、前記指示情報が、PDCCHに対応する目標監視モードを前記端末装置に指示するために使用され、前記目標監視モードが、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するために使用される、
    ことを特徴とする通信装置。
  35. 通信デバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を含み、
    前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されており、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、
    前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする通信デバイス。
  36. プロセッサ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記プロセッサ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサに、
    PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、
    前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を実行させるために使用される、
    ことを特徴とするプロセッサ読み取り可能な記憶媒体。
  37. 命令が含まれるコンピュータプログラム製品であって、
    前記命令は、電子デバイスのプロセッサによって実行される時、前記電子デバイスは、
    PDCCHの目標監視モードを決定するステップと、
    前記目標監視モードに基づいて、複数の監視タイミングに対応する重複時間領域内のすべての監視対象の制御リソースセットを決定するステップと、を実行する、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム製品。
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