JP2024516412A - 薬剤容器 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの側壁及び延長部を含む薬剤容器が提供される。延長部は、容器の容積を形成する側壁と比較して剛性であってもよい。延長部は、実質的に容器の容積内に容器の中央領域まで延びてもよい。容器は、側壁に構造的剛性を提供するために側壁に形成された1つ以上のリブを含んでもよい。

Description

開示される実施形態は、薬剤容器及び関連する使用方法に関する。
薬剤容器は、治療流体を保持するために使用される。そのような治療流体は、非経口送達(例えば、皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射)を介して、経腸送達(例えば、胃栄養チューブもしくは十二指腸栄養チューブによる)を介して、又は任意の他の好適な投与経路によって、患者に送達されてもよい。薬剤容器は、患者への送達のために治療流体を制御可能に放出するように構成されてもよい。医療提供者は、通常、患者に投与されるべき薬剤の処方量を指定する。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は、側壁と、側壁に結合された注ぎ口と、注ぎ口に結合された延長部とを備える。側壁は、薬剤容器の内部容積を少なくとも部分的に画定してもよい。注ぎ口は、薬剤容器の内部容積から薬剤が流出するように構成されてもよい。延長部は、薬剤容器の内部容積内に配置されてもよい。側壁は、薬剤容器が空のときに圧潰状態を有し、満杯のときに拡張状態を有するように、延長部よりも大きい可撓性を有してもよい。側壁は、薬剤が注ぎ口を通って薬剤容器の内部容積から流出するときに動くように構成されてもよい。注ぎ口の中心軸に沿って測定される延長部の高さは、薬剤容器が拡張状態にあるときに注ぎ口の中心軸に平行な寸法に沿って測定される側壁高さの少なくとも4分の1であってもよい。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は、側壁と、側壁に結合された注ぎ口と、注ぎ口に結合された延長部とを備える。側壁は、薬剤容器の内部容積を少なくとも部分的に画定してもよい。注ぎ口は、薬剤容器の内部容積から薬剤が流出するように構成されてもよい。延長部は、薬剤容器の内部容積内に配置されてもよい。側壁は、薬剤容器が空のときに圧潰状態を有し、満杯のときに拡張状態を有するように、延長部よりも大きい可撓性を有してもよい。側壁は、薬剤が注ぎ口を通って薬剤容器の内部容積から流出するときに動くように構成されてもよい。延長部は、第1の端部及び第2の端部を備えてもよく、第1の端部は、第2の端部よりも注ぎ口に近い。注ぎ口の中心軸に対して垂直に測定される延長部の断面積は、第2の端部よりも第1の端部において大きくてもよく、中心軸は、注ぎ口を通る流出方向に平行であってもよい。
前述の概念及び以下で検討される追加の概念は、任意の適切な組み合わせで構成され得ることが認められるべきである。なぜなら、本開示はこの点で限定されないからである。更に、本開示の他の利点及び新規の特徴は、添付の図面に関連して考慮されるとき、様々な非限定的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
添付の図面は、縮尺どおりに描かれていることは意図されていない。図面において、様々な図に図示される同一又はほぼ同一の各構成要素は、同様の番号で表され得る。明確にするために、全ての図面において全ての構成要素に符号が付けられているわけではないことがある。図面では、
薬剤容器の一実施形態の斜視上面図である。 図1の薬剤容器の正面図である。 薬剤容器の別の実施形態の正面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の斜視正面図である。 それぞれ、A-A、B-B、及びC-Cに沿って取られた図4の薬剤容器の一連の斜視断面図である。 それぞれ、A-A、B-B、及びC-Cに沿って取られた図4の薬剤容器の一連の斜視断面図である。 それぞれ、A-A、B-B、及びC-Cに沿って取られた図4の薬剤容器の一連の斜視断面図である。 図4の薬剤容器のD-Dに沿って取られた断面図である。 図4の薬剤容器の右側面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の斜視上面図である。 図7Aの薬剤容器の延長部の正面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の正面図である。 図8Aの薬剤容器の注ぎ口及び延長部の上面斜視図である。 図8Aの薬剤容器の注ぎ口及び延長部の右側面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の斜視上面図である。 F-Fに沿って取られた図9Aの薬剤容器の断面図である。 G-Gに沿って取られた図9Aの薬剤容器の断面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の斜視上面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の正面図である。 薬剤容器の更に別の実施形態の正面図である。
いくつかの例示的な実施形態及び図面を参照しながら、態様が本明細書で説明されることを理解されたい。本明細書で説明される例示的な実施形態は、必ずしも全ての態様を示すことを意図するものではなく、むしろいくつかの例示的な実施形態を説明するために使用される。したがって、態様は、例示的な実施形態を考慮して狭く解釈されることを意図していない。加えて、本明細書に開示される特定の特徴は、単独で、又は他の特徴との任意の好適な組み合わせで使用され得ることを理解されたい。
薬剤容器は、容器が流体を保持するように構成された拡張状態から、流体の少なくとも一部が容器から引き出された圧潰状態に移るように配置されてもよい。いくつかの実施形態では、2つの状態の間の移動は、容器の側壁の可撓性によって可能にされ得る。
可撓性側壁を有する従来の容器では、可撓性側壁(又は側壁の一部)は、時として、容器内の全ての流体を完全に引き出す前に潰れる場合がある。これらの従来の容器から流体を引き出す間に側壁が潰れると、流体が容器の潰れた部分の間又は後ろに閉じ込められる可能性があるので、容器から残りの量の流体を抽出することは困難な場合がある。側壁の時期尚早な又は望ましくない潰れの結果として、容器内に残っている薬剤又は流体の無駄が生じる可能性がある。したがって、本発明者らは、可撓性壁の容器を空にするのを助け、側壁が潰れた後に容器内に残留流体が残る可能性を低減する手法の必要性を認識した。
一態様によれば、薬剤容器は、薬剤容器の内部容積内に延びる延長部を備えることができる。いくつかの実施形態では、薬剤容器の側壁は、薬剤容器の内部容積を少なくとも部分的に画定してもよい。延長部は、薬剤容器の側壁(複数可)に構造的支持を提供して、時期尚早な潰れを防止するのに役立ち得る。一実施形態では、延長部は、容器内に4分の1を超えて、又は半分を超えて延びる実質的に平坦な本体である。延長部は、注ぎ口から延びてもよく、注ぎ口を通って流体が容器に流入及び/又は容器から流出してもよい。いくつかの実施形態では、注ぎ口及び延長部の両方が、容器の中及び/又は外への流れを方向付けるための同軸通路を含んでもよい。いくつかの実施形態では、延長部は、例えば、流体流れを通路に誘導するために、延長部の表面上に分散される溝を含んでもよい。いくつかの実施形態では、容器は、容器の時期尚早な潰れを防止し、圧潰状態において流体を注ぎ口に向けて方向付けるために、側壁から延びるリブを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は、拡張状態で流体薬剤又は任意の他の流体を収容するように構成及び配置されてもよい。医薬容器に含まれる例示的な流体薬剤は、インスリン、インスリンリスプロ又はインスリングラルギンなどのインスリン類似体、インスリン誘導体、デュラグルチド又はリラグルチドなどのGLP-1受容体アゴニスト、グルカゴン、グルカゴン類似体、グルカゴン誘導体、胃抑制ポリペプチド(GIP)、GIP類似体、GIP誘導体、チルゼパチドなどの組み合わされたGIP/GLP-1アゴニスト、オキシントモジュリン類似体、オキシントモジュリン誘導体、治療用抗体などの1つ以上の治療薬を含んでもよい。治療薬は、1つ以上の賦形剤を伴って製剤化されてもよい。本開示限定されないため、いくつかの実施形態では、容器は、ベビーフード又は菓子製品等の別の好適な流体又は軟質材料を含有してもよい。注ぎ口は、薬剤容器の容積と流体連通するように構成及び配置されてもよい。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は側壁及び注ぎ口を含む。側壁は、薬剤容器が空のときは圧潰状態を有し、満杯のときは拡張状態を有するように、延長部よりも大きい可撓性を有してもよい。
いくつかの実施形態では、側壁は、拡張状態で流体を収容することができる容器を形成するように折り畳まれた、又は他の方法で配置された単一の可撓性シートを含む。本開示は限定されないため、これらの実施形態では、折り畳まれた可撓性シートの周縁部は、熱封止、溶接、又は接着結合などの任意の好適な方法を使用して互いに接合されてもよい。
いくつかの実施形態では、側壁は、流体が注ぎ口を通して容器から抽出される間に、拡張状態から圧潰状態に再構成されることが可能な複数の可撓性フィルムを含む。いくつかの実施形態では、複数の可撓性フィルムは、流体が、例えば、注ぎ口を通して、又は別個の入口を通して容器内に挿入されている間に、圧潰状態から拡張状態に再構成されることが可能である。本開示は限定されないため、これらの実施形態では、複数の可撓性フィルム、例えば、2つの可撓性フィルムは、熱シール、溶接、又は接着結合などの任意の好適な方法を使用して容器の周縁で接合される。いくつかの実施形態では、側壁は、容器内の流体の唯一の出口が注ぎ口を通るように、注ぎ口に適切に結合される。言い換えれば、側壁は、側壁と注ぎ口との間の容器からの流体輸送を防止するために注ぎ口に取り付けられる。したがって、延長部は、側壁の周縁の継ぎ目を越えて容器内に延びる。いくつかの実施形態では、延長部は実質的に内部容積の内側にある。
いくつかの実施形態では、注ぎ口は、容器の内部容積と流体連通する通路を含む。いくつかの実施形態では、通路は、注ぎ口の一部を通って延びる円筒形開口部であり、通路は、延長部を通過する部分的に又は完全に囲まれた内部側壁を有する。しかしながら、本開示は限定されないため、他の実施形態では、通路は、容器の内部容積と流体連通するための任意の好適な幾何学形状であってもよい。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は、注ぎ口に結合された延長部を更に含む。延長部は、容器の内部容積内に配置される。いくつかの実施形態では、延長部は、容器から流体が完全に排出される前に側壁が時期尚早に潰れるのを防止するように構成される。これらの実施形態では、延長部は、圧潰状態又は真空下の容器の対向面に剛性支持を提供して、側壁を物理的に分離した状態に保つ。いくつかの実施形態では、空にする間の側壁の物理的分離は、容器の残留流体が流出することを可能にする。いくつかの実施形態では、延長部は、製造プロセス中に注ぎ口の一部として、又は注ぎ口と一体に形成される。他の実施形態では、本開示は限定されないため、延長部は、熱封止、溶接、接着結合、又は機械的手段を含む任意の好適なプロセスを使用して注ぎ口に結合される。
いくつかの実施形態では、延長部は、側壁と延長部との間に流体流れが存在し得るように、側壁から適切に分離されている。いくつかの実施形態では、延長部は、容器が注ぎ口に封止される点を越えて、容器の内部容積内に延びる。いくつかの実施形態では、延長部は、容器の拡張状態で注ぎ口を介して側壁に接続されるだけである。
いくつかの実施形態では、延長部は、実質的に容器内に延びる。いくつかの実施形態では、通路の中心軸に沿って測定される延長部高さは、通路の中心軸に沿って測定される側壁高さの4分の1よりも大きい。いくつかの実施形態では、延長部高さは、側壁高さの半分よりも大きい。いくつかの実施形態では、本開示は限定されないため、延長部高さは、側壁高さの4分の1以下であるか、又は任意の他の好適な高さである。
いくつかの実施形態では、延長部の本体の形状は、1つ以上の利点を提供する。例えば、いくつかの実施形態では、延長部は、容器の内側で延長部によって占められる容積を最小限に抑えながら、真空下での側壁の時期尚早な潰れを防止するのに役立つように成形され、これは、流体に利用可能な全容積を低減し得る。いくつかの実施形態では、延長部は、傾斜した縁部及び滑らかな角部を含むことができる。いくつかの実施形態では、滑らかな角部は、延長部が側壁と接触するときの側壁への損傷の可能性を低減する。しかしながら、この態様は限定されないため、延長部の形状によって提供される他の利点が可能であり、上記で特定された利点が必ずしも適用されなくてもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、延長部は、注ぎ口における第1の端部と、注ぎ口から遠位の容器の内部容積の内側に位置する第2の端部とを含む。いくつかの実施形態では、通路の中心軸に対して垂直に取られた第1の端部における延長部の断面積は、通路の中心軸に対して垂直に取られた第2の端部における延長部の断面積よりも大きくてよい。いくつかの実施形態では、延長部は、通路の中心軸に沿った延長部の断面積が連続的に減少するように、連続的に先細状である。他の実施形態では、延長部はいくつかの部分を含み、通路の中心軸に沿った各部分の断面積は、部分に基づいて変化する。例えば、一実施形態では、延長部は、第1の端部を含む第1の部分と、第2の端部を含む第2の部分とを含む。この実施形態では、第1の部分の断面積は中心軸に沿って一定であるのに対して、第2の部分の断面積は、中心軸に沿って注ぎ口から遠位に離れるにつれて減少する。本開示は限定されないため、他の実施形態では、延長部の任意の部分の断面積の任意の好適な段階的変化が使用されてもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、延長部の断面形状は、容器が真空下にあるときに側壁が延長部に有意に適合することを可能にするように構成される。いくつかの実施形態では、延長部は、滑らかで角度の付いた縁部を含む。いくつかの実施形態では、延長部の断面形状は通路の中心軸に沿って変化しないが、他の実施形態では、延長部の断面形状は通路の中心軸に沿って変化する。一実施形態では、延長部の断面形状は、第1の端部において六角形であり、一対の対向面が側壁に平行になるように構成される。残りの4つの面は、容器が真空下にあるときに側壁が延長部に適合することを可能にするように十分に角度が付けられる。いくつかの実施形態では、延長部は、著しく平坦であり、側壁に平行である。例えば、第1の端部における断面形状が六角形である実施形態では、側壁に平行な一対の対向面は、六角形の最も長い辺である。他の実施形態では、断面形状は楕円形であり、楕円の短軸は、容器が圧潰状態にあるときに側壁に垂直になるように配置される。本開示は限定されないため、延長部は、多角形又はレンズ形状を含むがそれらに限定されない、任意の好適な断面形状を有してもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、延長部の断面形状は、延長部の異なる部分で変化する。例えば、一実施形態では、延長部は、第1の端部を含む第1の部分と、第2の端部を含む第2の部分とを含む。この例では、第1の部分の断面形状は六角形であり、第2部分の断面形状は楕円形である。別の例では、第1の部分の断面形状は六角形であり、第2の部分の断面形状はレンズ形状、例えば先のとがった楕円形である。第2の端部において、延長部は、縁部に向かって先細になっていてもよい。第1の端部及び第2の端部における断面形状が異なる実施形態では、延長部の断面形状は、第1の端部における形状から第2の端部における形状に徐々に変形してもよい。本開示は限定されないため、中心軸に沿った延長部の断面形状の変化は、線形もしくは非線形、又は2つの組み合わせであってもよい。延長部の任意の部分は、断面形状又は面積のいずれかの急激な変化を含んでもよいが、いくつかの実施形態では、延長部幾何学形状の変化は、平滑に生じてもよい。
いくつかの実施形態では、延長部は、通路の中心軸に沿って容器内に延びる。本開示は限定されないため、他の実施形態では、延長部は、通路の中心軸に対して様々な角度で延びる複数の本体である。いくつかの実施形態では、通路は、延長部を複数の部分に分割する。いくつかの場合において、これは、注ぎ口からの流体のより大きな流出を可能にする。いくつかの実施形態では、延長部の通路は、注ぎ口における通路と比較して、注ぎ口における通路の中心軸に垂直な断面積がより大きい。本開示は限定されないため、延長部は、任意の適切な形状又は複数の形状であってもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、通路は、注ぎ口から延長部の第2の端部まで直接延びる。いくつかの実施形態では、通路は、注ぎ口から延び、延長部において複数の通路又はチャネルに分割される。複数の通路は、注ぎ口内の通路の中心軸に対して様々な角度で配置されてもよい。延長部における複数の通路の分布は、延長部の縁部において捕捉された流体を注ぎ口と流体的に接続することができ、注ぎ口からの流体のより多くの流出を可能にする。
いくつかの実施形態では、延長部は立体である。他の実施形態では、延長部は内部アーキテクチャを含む。これらの実施形態では、延長部は、特に容器が圧潰状態にあるとき、延長部の全体積占有面積を低減しながら、依然として構造的剛性を保持することができる。いくつかの実施形態では、延長部は、延長部の表面上に1つ以上の溝を含む。いくつかの実施形態では、1つ以上の溝は、通路の中心軸に対して角度が付けられる。延長部が溝を含む任意の実施形態では、溝は、注ぎ口において通路と流体連通していてもよい。いくつかの実施形態では、溝は、延長部の複数の通路として機能する。本開示は限定されないため、いくつかの実施形態では、1つ以上の溝は、通路の中心軸に対して0~90°の任意の角度、例えば、0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°の角度が付けられる。
いくつかの実施形態では、溝の幾何学形状は、側壁が溝内で圧潰することを防止するように構成される。例えば、溝は、通路への及び通路からの流体の流れを可能にするのに十分な大きさであってもよいが、側壁が溝にはまり込んで流体の流れを妨げることを防止するのに十分な小ささであってもよい。本開示は限定されないため、溝は、容器と通路との間の流体の流れを可能にする任意の適切な形状であってもよく、多角形又は楕円形を含むがこれらに限定されない。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は、容器から流体が完全に排出される前に側壁が時期尚早に潰れるのを防止するために側壁上に形成された1つ以上のリブを含む。いくつかの実施形態では、リブは、容器の内部容積内に内向きに突出する。他の実施形態では、リブは、容器の内部容積から外向きに突出する。いくつかの実施形態では、内部容積の中へ内向きに突出するリブと、容器の内部容積から外向きに突出するリブとの組み合わせが提供される。
いくつかの実施形態では、リブは側壁の1つの面に形成されるが、他の実施形態では、リブは側壁の2つ以上の面に形成される。
いくつかの実施形態では、リブ及び側壁は、単一の構成要素として一体的に形成され、したがって、単一の構成要素は、例えば、熱エンボス加工又は成形を用いて同時に1つの部品として形成されるが、任意の好適な技法がリブを形成するために使用されてもよい。
他の実施形態では、リブ及び側壁は別々に形成され、その後互いに取り付けられる。いくつかの実施形態では、リブは、リブが容器の内部容積の内部にあるように、側壁の内面に取り付けられる。いくつかの実施形態では、リブは、リブが容器の内部容積の外部にあるように、側壁の外面に取り付けられる。
本明細書で論じられるように、いくつかの実施形態では、リブは、容器の内部容積から外向きに突出する。いくつかの実施形態では、リブは、容器が圧潰状態にあるとき、側壁の平面から突出する。いくつかの実施形態では、リブは、リブの厚さが側壁の厚さより大きくてもよいように立体である。いくつかの実施形態では、外向きに突出するリブは、流体がリブの内側を流れ得るように、下に空の空隙を伴う突出形状を有する。例えば、突出リブは中空であってもよく、又は突出形状の下に充填材料を有さなくてもよい。例示的な一実施形態では、リブの断面はアーチ形状を有し、アーチの下に充填材料がないので、リブの外面は凸状であり、リブの内面は凹状である。いくつかの実施形態では、容器を空にする間、側壁は、外向きに突出するリブが潰れる前に潰れる。これらの実施形態では、リブは、それらの空の空隙を通る流体の流れを容易にする。いくつかの実施形態では、空の空隙は、側壁の遠位端から注ぎ口まで延びる。いくつかの実施形態では、空の空隙は、容器の内部容積を増加させる役割を果たす。
本明細書で論じられるように、いくつかの実施形態では、リブは、容器の内部容積内に内向きに突出する。いくつかの実施形態では、内向きに突出するリブは、リブの厚さが側壁の厚さより大きくてもよいように立体である。いくつかの実施形態では、内向きに突出するリブは、空の空隙(例えば、中空である)を含む。いくつかの実施形態では、容器を空にする間、側壁は、内向きに突出するリブが潰れる前に潰れる。これらの実施形態では、内向きに突出するリブは、側壁の遠位端から注ぎ口への内向きに突出するリブ間の流体の流れを可能にするように、側壁が圧潰することを防止する。
いくつかの実施形態では、リブは、容器側壁よりも大きい剛性を有する。容器側壁と比較したリブの剛性は、空にする間にリブが側壁のための構造的支持を提供することを可能にする。いくつかの実施形態では、リブは、厚さが大きいために、容器側壁よりも大きい剛性を有する。一例として、いくつかの実施形態では、リブは、側壁の法線方向において側壁よりも厚い。いくつかの実施形態では、リブは、幾何学形状のために、容器側壁よりも大きい剛性を有する。例えば、リブは、側壁の表面上に波形形状として形成され、側壁よりも高い真空で潰れる可能性があり、圧潰状態においてある程度の圧力では側壁よりも剛性を維持する。いくつかの実施形態では、リブは、材料特性のために、容器側壁よりも大きい剛性を有する。例えば、リブは、側壁の材料よりも高い剛性を有する材料から形成される。リブは、流体及び容器の用途に適合する好適な機械的特性を有する任意の材料又は材料の組み合わせから形成されてもよい。いくつかの実施形態では、リブは、上記の要因の任意の組み合わせのために、容器側壁よりも大きい剛性を有する。
いくつかの実施形態では、側壁は、側壁の中心に位置する第1のリブ又は主リブを含む。主リブは、上述したように、最長寸法が容器高さに及ぶように細長くてもよい。主リブは、注ぎ口における通路の中心軸に対して0~90°の間の任意の角度、例えば0°、15°、30°、45°、60°、75°、90°で配置されてもよいが、いくつかの実施形態では、主リブの最長寸法は、注ぎ口における通路の中心軸と位置合わせされる。
いくつかの実施形態では、容器は、主リブに対して0°~90°の任意の角度、例えば0°、15°、30°、45°、60°、75°、90°の方向に延びる補助リブ又は第2のリブを含む。いくつかの実施形態では、補助リブは主リブよりも小さい。いくつかの実施形態では、容器は、複数の補助リブ及び1つの主リブを含む。例示的な実施形態では、複数の短い補助リブが、主リブの周りに半径方向に分散されて、流体の流れを主リブに沿って、続いて通路に沿って方向転換する。別の例示的な実施形態では、複数の短い補助リブは、互いに平行に、かつ側壁上に分配された複数の主リブに対して垂直に配置されている。もちろん、本開示は限定されないため、補助リブ及び主リブの任意の適切な組み合わせが使用されてもよい。
任意のリブは、多角形又は湾曲を含むがこれらに限定されない、任意の好適な形状を有してもよいが、いくつかの実施形態では、リブは、実質的に湾曲及び平滑であってもよい。湾曲は、容器の不完全な排出につながり得る、リブに隣接する流体貯留を防止するのに役立ち得る。いくつかの実施形態では、リブは、リブの長手方向軸に沿って取った部分的に楕円形の断面を有する。もちろん、本開示は限定されないため、リブは、圧潰状態で流体の流れを方向付けるために任意の適切な断面形状を有してもよい。
いくつかの実施形態では、側壁は、1つ以上の部分を含み、少なくとも第1の部分は注ぎ口を含み、第2の部分は、注ぎ口に対する側壁の最遠位縁部を含む。これらの実施形態では、1つ以上のリブは、第1の部分と第2の部分との間に及ぶ。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法は、側壁高さの4分の1よりも大きい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法は、側壁高さの3分の1よりも大きい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法は、側壁高さの半分よりも大きい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法は、側壁高さの4分の3よりも大きい。本開示は限定されないため、1つ以上のリブの最長寸法は、任意の好適なサイズであってもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、容器は、延長部及び1つ以上のリブの両方を含む。これらの実施形態では、1つ以上のリブは、注ぎ口における通路の中心軸からオフセットされた側壁上に分布する。一例では、容器は、通路の中心軸に沿って延びる延長部と、延長部の両側に位置する一対のリブとを有する。別の例では、容器は、通路の中心軸に沿って延びる延長部と、通路の中心軸に垂直に配置された一対のリブとを有する。もちろん、本開示は限定されないため、リブの位置又は形状の任意の適切な組み合わせが、延長部の任意の適切な形状と組み合わされてもよい。
本明細書に説明されるように、いくつかの実施形態では、側壁は、流体が注ぎ口を通して容器から抽出される間、容器が拡張状態から圧潰状態に再構成されることを可能にし、流体が注ぎ口を通して容器に挿入される間、圧潰状態から拡張状態に再構成されることを可能にする材料から構成される。本開示は限定されないため、いくつかの実施形態では、側壁は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、エチレンビニルアルコール(EVOH)、ポリアミド(PA)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、環状オレフィンコポリマー(COC)、ポリカーボネート(PC)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、熱可塑性エラストマー(TPE)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、又は任意の他の好適なポリマーを含むがこれらに限定されない、ポリマーの1つ以上の層から構成される。
本明細書で説明されるように、いくつかの実施形態では、注ぎ口又は延長部は、側壁よりも可撓性が低い材料から構成され、それにより、注ぎ口を通して容器から流体が抽出されるか、又は容器に流体が挿入される間に、注ぎ口及び延長部は動かないか、又は別様に再構成されない。本開示は限定されないため、いくつかの実施形態では、注ぎ口は、ポリプロピレン(PP)、環状オレフィンコポリマー(COC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、コポリエステル(PCTG)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、高密度ポリエチレン(HDPE)、又は任意の他の好適なポリマーを含むがこれらに限定されない、1つ以上のポリマーから構成される。いくつかの実施形態では、注ぎ口は複合材料から構成される。
図面を参照すると、特定の非限定的な実施形態が更に詳細に説明されている。本開示は本明細書に説明された特定の実施形態のみに限定されないため、これらの実施形態に関して説明される様々なシステム、構成要素、特徴、及び方法は、個別に及び/又は任意の所望の組み合わせで使用され得ることを理解されたい。例えば、本明細書に記載される全ての実施形態は薬剤容器に言及しているが、本開示は限定されないため、容器は飲料などの任意の適切な流体を収容するように構成されてもよい。
図1の例示的な実施形態では、薬剤容器100は、側壁110及び注ぎ口120を含む。側壁110は、薬剤容器が拡張状態にあるときに薬剤又は任意の他の流体を収容するように構成された内部容積Vを少なくとも部分的に画定する。注ぎ口120は、薬剤容器100の内部容積と流体連通している。
図1の例示的な実施形態では、側壁110は、継ぎ目112によって周縁で互いに接合された2つの可撓性シートから構成される。他の実施形態では、側壁は、拡張状態で流体を収容することができる容器を形成するように折り畳まれた、又は他の方法で配置された単一の可撓性シート、又は3つ以上の可撓性シート、又は任意の他の好適な構成で作製されてもよい。
本開示は限定されないため、側壁の周縁は、熱封止、溶接、又は接着結合などの任意の好適な方法を使用して継ぎ目112において互いに接合されてもよい。いくつかの実施形態では、側壁は、側壁と注ぎ口との間の容器からの流体輸送を防止するために注ぎ口に更に接合される。本開示は限定されないため、側壁は、熱封止、溶接、又は接着結合などの任意の好適な方法を使用して注ぎ口に接合されてもよい。
注ぎ口120は、例示的に、薬剤容器100の内部容積に流体接続された通路140を含む。図1に示される例示的な実施形態では、通路140は、注ぎ口の側壁の完全に囲まれた部分を通って延びる円筒形開口部である。
薬剤容器100は、注ぎ口120に接続された延長部130を更に含む。延長部130は、容器100内で側壁110又は複数の側壁の間に配置される。本明細書に記載されるように、いくつかの実施形態では、延長部130は、容器100が拡張状態にあるときに側壁110と延長部130との間に流体が存在して流れることができるように、側壁110から分離している。図1に示すように、延長部130は、注ぎ口120の周りの継ぎ目112を越えて容器100内に延びている。いくつかの実施形態では、延長部130は、実質的に内部容積Vの内側にある。図1の図示された実施形態では、延長部130は、その遠位端が容器100の幅及び高さに沿って中心に位置するように、容器100の容積の中心領域まで延びている。いくつかの実施形態では、延長部130は、容器100から流体が完全に排出される前に側壁110が時期尚早に潰れるのを防止するように構成される。これらの実施形態では、延長部130は、圧潰状態又は真空下の容器100の対向面に剛性支持を提供して、側壁110を物理的に分離した状態に保つ。いくつかの実施形態では、空にする間の側壁110の物理的分離は、容器100内の残留流体が流出することを可能にする。図1に示すように、いくつかの実施形態では、延長部130は、製造プロセス中に注ぎ口120の一部として形成される。本開示は限定されないため、他の実施形態では、延長部130は、熱封止、溶接、接着結合、又は機械的手段を含む任意の好適なプロセスを使用して注ぎ口に結合される。
図2及び図3に示すように、延長部130は、容器100の内部容積V内に延びている。いくつかの実施形態では、通路140の中心軸AXに沿って測定される延長部高さH1(図2参照)は、通路の中心軸AXに沿って測定される側壁高さH2の少なくとも4分の1である。例示的な実施形態では、図2に示すように、延長部高さH1は、側壁高さH2の約半分である。いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、側壁高さH2の半分よりも大きい。例示的な実施形態では、図3に示すように、延長部高さH1は側壁高さH2の約3分の2である。いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、側壁高さH2の10分の1、9分の1、8分の1、7分の1、6分の1、5分の1、4分の1、5分の2、3分の1、2分の1、5分の3、4分の3、又は5分の4以下である。本開示は限定されないため、いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、側壁高さH2の少なくとも10分の1、9分の1、8分の1、7分の1、6分の1、5分の1、4分の1、5分の2、3分の1、2分の1、5分の3、4分の3、又は5分の4、もしくは任意の他の好適な高さである。いくつかの実施形態では、延長部高さH1は側壁高さH2にほぼ等しい。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、側壁高さH2の10分の1、~5分の4、10分の1~2分の1、8分の1~4分の3、5分の1~5分の4、3分の1~3分の2、又は2分の1~5分の4である。本開示は限定されないため、延張部高さH1は、側壁高さH2に対して任意の適切な高さであってもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、延長部130は、図3に示すように、滑らかな角部130Cを含む。そのような特徴部は、側壁が延長部130に接触するときの容器側壁への実質的な損傷を防止するのに役立ち得る。
図4に示すように、延長部130は、注ぎ口120における第1の端部130Aと、注ぎ口120から遠位の容器100の内部容積Vの内側に位置する第2の端部130Bとを含む。図5A~図5Bに示すように、通路140の中心軸AXに対して垂直に取った延長部の第1の部分132の第1の断面積135A(図2参照)は、通路140の中心軸AXに対して垂直に取った延長部の第2の部分133の第2の断面積135C(図2参照)よりも大きい。いくつかの実施形態では、延長部は、通路の中心軸に沿った延長部の断面積が連続的に減少するように、連続的に先細状である。例えば、図4~図5Cに示す実施形態では、中間断面積135B(図5B)は、第1の断面積135A(図5A)と第2の断面積135C(図5C)との間に位置し、中間断面積135Bは、第1の断面積135Aよりも小さく、第2の断面積135Cよりも大きい。他の実施形態では、延長部は、いくつかの一体化された部分又は領域を含み、通路140の中心軸AXに沿った各部分の断面積は、領域ごとに変化する。例えば、図6Aに示す実施形態では、延長部は、第1の端部130Aを含む第1の部分132と、第2の端部130Bを含む第2の部分133とを含む。この実施形態では、第1の部分132の断面積は、中心軸AXに沿って一定であるのに対して、第2の部分133の断面積は、中心軸AXに沿って注ぎ口120から遠位に離れるにつれて減少する。本開示は限定されないため、延長部130の任意の部分の断面積の任意の好適な段階的変化が使用されてもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、通路140は、延長部130を通過する完全に囲まれた内部側壁130Eによって形成される。これらの実施形態では、通路140は、通路140の入口端部及び出口端部における開口部を除いて、完全に囲まれている。図5A及び図5Bに示すように、延長部130の内部側壁130Eは、通路140を完全に取り囲んでいる。内部側壁130Eは、内部容積Vの内外への流体輸送のために、内部容積Vと注ぎ口120との間の流体流れを可能にする。
図4~図5Cの例示的な実施形態では、内部側壁130Eは、少なくとも第1の端部130Aから第2の端部130Bに及ぶ。内部側壁130Eは、内部容積Vから注ぎ口120への流体輸送を可能にするために、延長部130を通る任意の好適な経路を横断してもよいことを理解されたい。いくつかの実施形態では、第1の端部130Aにおける通路140は、流体輸送中に延長部130と注ぎ口120との間に実質的な圧力が蓄積する可能性を低減するために、注ぎ口120を通って延びる通路の部分と同様の幾何学的特性(例えば、断面形状)を示す。
いくつかの実施形態では、通路140の端部は、図4に示すように、延長部130内に刻み込まれるか又は切り込まれた開口部130Fを有する。図4の通路140は、例示的に、第2の端部130Bが2つの部分に分岐されるように、V字形で延長部130内に刻み込まれた開口部130Fを含む。分岐形状により、内部側壁130Eは、図4及び図5Cに示すように、第2の端部130Bにおいて部分的にのみ囲まれている。開口部130Fは、遠位端130Bから注ぎ口120に向かって任意の好適な距離だけ延びていてもよい。本開示は限定されないため、内部側壁130Eによる通路140の任意の程度の包囲が使用され得ることを理解されたい。切り込まれた開口部130Fを有する通路140の開口部は、内部容積Vから通路140内へ、及び注ぎ口120へのより多くの流体流れを可能にし得る。本開示は限定されないため、通路140の開口部130Fのための任意の形状が使用され得ることを理解されたい。
図6Aを参照すると、延長部130は、通路140から離間した縁部131A、131Bを含む。縁部は、第1の縁部131Aが中心軸AXの一方の側に位置し、第2の縁部131Bが中心軸の反対側に位置するように、中心軸AXの両側に位置する。例示的に、縁部131A、131Bの一部は、中心軸AXに対して角度が付けられており、縁部131A、131Bの一部は、中心軸AXに平行である。特に、図6Aに示すように、第1の部分132の縁部131A、131Bは中心軸AXに平行であり、第2の部分133の縁部131A、131Bは、第2の部分133が先細幅W1を有するように、中心軸AXに対して角度が付けられている。いくつかの実施形態では、第2の部分133の先細幅W1により、第2の部分133の断面積は、中心軸AXに沿って変化する。他の実施形態では、延長部の縁部は、延長部の全長にわたって中心軸AXに平行である。本開示は限定されないため、中心軸AXに対する縁部131A、131Bの例えば、0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°を含む0°~90°の間の任意の角度が使用され得ることを理解されたい。いくつかの実施形態では、縁部131A、131Bは、中心軸AXに沿って鏡面であってもよく(例えば、延長部は、中心軸AXに対して対称であってもよい)、一方、他の実施形態では、縁部131A、131Bは、中心軸AXに対して非対称であってもよい。
いくつかの実施形態では、図1~図6Bに示すように、延長部130は、側壁幅W2に対して中央に配置されてもよい。言い換えれば、容器の中心軸AXは、延長部の長さを通って、例示的には延長部の中心を通って延びることができる。
図1~図6Bに示すように、延長部130は、中心軸AXに沿って中心に配置される。図6Aに示すように、中心軸AXが側壁幅W2の半分に位置する実施形態では、第2の端部130Bも側壁幅W2に沿ってほぼ半分に位置してもよく、したがって軸AXに沿って位置合わせされてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、側壁110、注ぎ口120、及び延長部130を含む容器100は、中心軸AXに対して鏡面であってもよい。延長部130が側壁幅W2に沿って中間に位置するとき、縁部131A、131Bは、側壁110の周縁から等距離にある。本開示は限定されないため、いくつかの実施形態では、延長部130は側壁幅W2にわたって中心に位置するが、延長部130は、側壁幅W2に沿った任意の位置に位置してもよく、又は軸AXからオフセットされてもよい。
図6Aにおいて、第1の端部130Aにおける延長部幅W1は、側壁幅W2よりも小さい。例示的に、延長部幅W1は側壁幅W2の約3分の1である。他の実施形態では、延長部幅W1は側壁幅W2の約半分である。他の実施形態では、延長部幅W1は、側壁幅W2の少なくとも5分の1、4分の1、3分の1、5分の2、2分の1、5分の3、3分の2、又は4分の3である。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は、側壁幅W2の5分の1未満であってもよい。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、延長部幅W1は、側壁幅W2の5分の1~4分の3、4分の1~3分の2、3分の1~3分の2、3分の1~2分の1、又は5分の1~5分の3であってもよい。本開示は限定されないため、延長部幅W1は、側壁幅W2に対して任意の幅であってもよいことを理解されたい。
図6Aの例示的な実施形態では、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3よりも小さい。いくつかの実施形態では、第1の端部130Aにおける延長部幅W1は、注ぎ口幅W3の少なくとも3分の2である。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3の少なくとも5分の1、4分の1、3分の1、5分の2、2分の1、5分の3、3分の2、又は4分の3である。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3の4分の3、3分の2、5分の3、2分の1、5分の2、3分の1、4分の1、又は5分の1未満である。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3の5分の1~4分の3、4分の1~3分の2、3分の1~3分の2、3分の1~2分の1、又は5分の1~5分の3であってもよい。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3にほぼ等しい。本開示は限定されないため、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3に対して任意の幅であってもよいことを理解されたい。
他の実施形態では、延長部幅W1は、注ぎ口幅W3より大きくてもよい。例えば、注ぎ口幅W3は、延長部幅W1の少なくとも5分の1、4分の1、3分の1、5分の2、2分の1、5分の3、3分の2、又は4分の3であってもよい。いくつかの実施形態では、注ぎ口幅W3は、延長部幅W1の5分の1、4分の1、3分の1、5分の2、2分の1、5分の3、3分の2、又は4分の3未満であってもよい。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、注ぎ口幅W3は、延長部幅W1の5分の1~4分の3、4分の1~3分の2、3分の1~3分の2、3分の1~2分の1、又は5分の1~5分の3であってもよい。本開示は限定されないため、注ぎ口幅W3は、延長部幅W1に対して任意の幅であってもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態では、中心軸AXに沿った延長部130の断面積の変化は、全体的又は部分的に、図6Bに示すように、側壁110に垂直な方向Tにおける延長部130の厚さの減少に起因し得る。図示の実施形態では、第1の端部130Aの厚さは、注ぎ口120の厚さにほぼ等しく、延長部130の第1の部分132の厚さは、第2の部分133の厚さよりも大きい。図6Bにおいて、第1の部分132の厚さは、中心軸AXに沿って一定である。しかしながら、他の実施形態では、第1の部分132の厚さは、中心軸AXに沿って注ぎ口120の遠位方向に減少してもよい。図示の実施形態では、第2の部分133の厚さは、中心軸AXに沿って変化し、具体的には、例示的に、中心軸AXに沿って注ぎ口120の遠位方向に減少する。本開示は限定されないため、延長部130の厚さプロファイルは、任意の適切な形状であってもよいことを理解されたい。
延長部130の断面積の変化は、図6A及び図6Bに示すように、先細幅W1及び先細厚さTの任意の組み合わせによるものであってもよいことを理解されたい。
図示の実施形態では、延長部130の断面形状は、容器100が圧潰又は真空下にあるときに、側壁110が延長部130に有意に適合することを可能にするように構成される。いくつかの実施形態では、延長部130の断面形状は、通路の中心軸AXに沿って変化しなくてもよいが、他の実施形態では、延長部130の断面形状は、通路の中心軸AXに沿って変化してもよい。図5A~図5Cに示す一実施形態では、延長部130の第1の部分132の断面形状135Aは六角形であり、一対の対向面が側壁110に平行になるように構成されている。第1の部分132は、中心軸AXに平行な一対の面130D(図5Cでは1つの面のみが見える)を含んでもよい。残りの4つの面は、容器100が真空下にあるときに側壁110が延長部に適合することを可能にするように、平行面130Dに対して十分に角度が付けられてもよい。いくつかの実施形態では、延長部130は、実質的に平坦で、側壁110に平行であってもよい。例えば、図5Aに示すように、第1の部分132の断面形状135Aが六角形である実施形態では、側壁に平行な一対の面130Dは、六角形の最も長い辺である。他の実施形態では、断面形状は楕円形であってもよく、楕円の短軸は、容器が圧潰状態にあるときに側壁に対して垂直になるように配置される。本開示は限定されないため、延長部の任意の断面形状は、多角形又はレンズ形状を含むがそれらに限定されない任意の好適な形状を有してもよい。
いくつかの実施形態では、延長部の断面形状は、延長部130の異なる部分で変化してもよい。例えば、図4~図6Bに示す一実施形態では、延長部130は、第1の端部130Aを含む第1の部分132と、第2の端部130Bを含む第2の部分133とを含む。この例では、第1の部分132の断面形状135Aは、図5Aに示すように六角形であり、第2の部分133の断面形状135Cは、図5Cに示すようにレンズ形状、例えば先のとがった楕円形である。別の例では、第1の部分132の断面形状は六角形であり、第2の部分133の断面形状は楕円形である。図4に示すように、延長部は、第2の端部130Bの縁部に向かって先細になっていてもよい。第1の端部130A及び第2の端部130Bにおける断面形状が異なる実施形態では、延長部130の断面形状は、図5A~図5Cに示すように、第1の端部における形状から第2の端部における形状に徐々に移行してもよい。本開示は限定されないため、中心軸AXに沿った延長部130の断面形状の変化は、線形、非線形、又は2つの組み合わせであってもよい。延長部130は、断面積の段階的及び/又は漸進的な変化を含んでもよい。
図7A及び図7Bは、注ぎ口220及び延長部230を有する容器200の別の例示的な実施形態を示す。図7A及び図7Bに示すように、延長部230は、通路240の中心軸AXに沿って容器200の内部容積V内に延びる。通路240は、延長部230を複数の部分に分割してもよい。図7Aに示す実施形態の延長部230は、中心軸AXの一方の側に位置付けられる第1の半分と、中心軸の反対側に位置付けられる第2の半分とを含み、各半分は、注ぎ口220から容器の中へ遠位に延びる。例示的に、通路240は、延長部230の高さに沿って完全には囲まれていない。むしろ、延長部230の内部側壁230Eは、通路240を部分的にのみ囲み、通路240は、延長部230の高さに沿って容器の容積内に開口する(図7A)。したがって、通路240は、延長部230の高さに沿ったいくつかの点において内部容積Vと流体連通している。いくつかの実施形態では、開口通路240は、注ぎ口220を通した内部からの流体のより多くの流出を可能にする役割を果たす。これらの実施形態では、延長部230の通路240は、通路240の部分的な包囲に起因して、注ぎ口220を通る通路よりも大きい断面積(中心軸AXに垂直)を有し得る。本開示は限定されないため、通路240は、任意の適切な形状又は複数の形状であってもよいことを理解されたい。
図7A及び図7Bの実施形態では、延長部230は、延長部230の高さに沿って形成された複数の溝245A、245Bを含む。この実施形態では、延長部230は、依然として、圧潰時に容器側壁(複数可)110に構造的支持を提供する一方で、延長部230の総体積占有面積を低減する。延長部230の表面には、溝245A、245Bが形成されている。いくつかの実施形態では、溝245A、245Bは、通路240と流体連通している。溝245A、245Bは、各々が主通路240に流れ込む延長部230の複数の追加の通路として機能してもよい。本開示は限定されないため、いくつかの実施形態では、1つ以上の溝245A、245Bは、通路240の中心軸AXに対して0~90°の任意の角度、例えば、0°、15°、30°、45°(図7Bの溝245Aと同様に)、60°、75°、又は90°(図7Bの溝245Bと同様に)を含む角度であってもよい。
いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、側壁高さの半分未満であってもよい。例えば、薬剤容器300、注ぎ口320、及び延長部330の代替実施形態が図8A~図8Cに示されており、延長部は高さが低くなっており、それによって、流体収容のための薬剤容器300の内部容積V内の利用可能な空間が増加する。高さが低くなった延長部は、延長部の他の実施形態について前述したように、圧潰状態又は真空下にあるときに容器の対向面のための剛性支持を提供する。
図8A~図8Cの延長部の高さは、側壁高さH2の4分の1未満である。特に、図8Aの延長部高さH1は、側壁高さH2の約10分の1である。他の実施形態では、延長部高さH1は、側壁高さH2の5分の2、3分の1、4分の1、5分の1、6分の1、7分の1、8分の1、9分の1、又は10分の1未満であってもよい。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、延長部高さH1は、側壁高さH2の10分の1~4分の3、8分の1~3分の2、3分の1~3分の2、3分の1~2分の1、又は5分の1~5分の3であってもよい。本開示は限定されないため、延張部高さH1は、側壁高さH2に対して任意の幅であってもよいことを理解されたい。
図8Aに示すように、いくつかの実施形態では、延長部高さH1は延長部幅W1よりも小さくてもよい。いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、延長部幅W1の少なくとも10分の1、9分の1、8分の1、7分の1、6分の1、5分の1、4分の1、3分の1、5分の2、2分の1、5分の3、3分の2、又は4分の3であってもよい。いくつかの実施形態では、延長部高さH1は、延長部幅W1の4分の3、3分の2、5分の3、2分の1、5分の2、3分の1、4分の1、5分の1、6分の1、7分の1、8分の1、9分の1、又は10分の1未満であってもよい。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、延長部高さH1は、延長部幅W1の10分の1~4分の3、8分の1~3分の2、3分の1~3分の2、3分の1~2分の1、又は5分の1~5分の3であってもよい。本開示は限定されないため、延張部高さH1は、延長部幅W1に対して任意の幅であってもよいことを理解されたい。
他の実施形態では、延長部高さH1は、延長部幅W1にほぼ等しくてもよい。更に他の実施形態では、図1~図7Bに示すように、延長部高さH1は延長部幅W1よりも大きくてもよい。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は、延長部高さH1の少なくとも10分の1、9分の1、8分の1、7分の1、6分の1、5分の1、4分の1、3分の1、5分の2、2分の1、5分の3、3分の2、又は4分の3であってもよい。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は、延長部高さH1の4分の3、3分の2、5分の3、2分の1、5分の2、3分の1、4分の1、5分の1、6分の1、7分の1、8分の1、9分の1、又は10分の1未満であってもよい。上記範囲の組み合わせも可能である。例えば、延長部幅W1は、延長部幅H1の10分の1~4分の3、8分の1~3分の2、3分の1~3分の2、3分の1~2分の1、又は5分の1~5分の3であってもよい。いくつかの実施形態では、延長部幅W1は延長部高さH1の3分の1である。本開示は限定されないため、拡張部高さH1は、延長部幅W1に対して任意の幅であってもよいことを理解されたい。
図8A~図8Cを参照すると、延長部330は、通路340から離間した縁部331A、331Bを含む。縁部は、第1の縁部331Aが中心軸AXの一方の側に位置し、第2の縁部331Bが中心軸の反対側に位置するように、中心軸AXの両側に位置する。いくつかの実施形態では、縁部331A、331Bの実質的な部分は、図8Aに示すように、中心軸AXに対して角度が付けられていてもよい。他の実施形態では、前述したように、縁部331A、331Bの部分は、中心軸AXに対して角度が付けられていてもよく、縁部331A、331Bの部分は、中心軸AXに対して平行であってもよいし、異なる角度であってもよい。縁部331A、331Bの任意の角度付き部分は、延長部330が先細幅W1を有するように、中心軸AXに対して角度が付けられていてもよい。本開示は限定されないため、中心軸AXに対する縁部331A、331Bの例えば、0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°を含む0°~90°の間の任意の角度が使用され得ることを理解されたい。いくつかの実施形態では、縁部331A、331Bは、中心軸AXにわたって鏡面であってもよく(例えば、延長部は、中心軸AXに関して対称であってもよい)、一方、他の実施形態では、縁部331A、331Bは、中心軸AXにわたって鏡面でなくてもよい(例えば、延長部は、中心軸AXに関して非対称であってもよい)。
図8Bに示すように、延長部330は、注ぎ口320から延びる一対の対向する湾曲面336を含む。図8Bに示す実施形態では、延長部330の湾曲面336は、注ぎ口320の形状に概ね適合するように、第1の端部330Aに凹面を含む。延長部330は、通路340を形成する略円筒形の内部側壁330Eを含む。
延長部330はまた、図8B及び8Cに示すように、一対の対向する平坦面337を含む。いくつかの実施形態では、平坦面337は、延長部330の第1の端部330Aから第2の端部330Bに及んでもよく、他の実施形態では、平坦面337は、第1の端部330Aと第2の端部330Bとの間に部分的にのみ及んでもよい。
いくつかの実施形態では、図8Cの側面図に示すように、延長部330は、中心軸AXに沿って注ぎ口320から離れる方向に減少する厚さTを有してもよい。いくつかの実施形態では、第1の端部330Aの厚さは、注ぎ口320の厚さにほぼ等しくてもよい。いくつかの実施形態では、第2の端部330Bの厚さは、第1の端部330Aの厚さ以下であってもよい。いくつかの実施形態では、延長部330の部分の厚さTは、中心軸AXに沿って直線的に減少してもよく、先細状端部を形成してもよい。一例として、いくつかの実施形態では、延長部330は、上述したような平坦面337を含んでもよく、平坦面337は、直線的に減少する厚さを形成するように中心軸AXに対して角度が付けられる。例えば、平坦面337は、図8Cに示すように、中心軸AXに対して角度EAで角度が付けられていてもよく、角度EAは、例えば、0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°を含む0°~90°の間の任意の角度であってもよい。
他の実施形態では、延長部330の部分の厚さTは、中心軸AXに沿って非線形的に減少してもよい。更に他の実施形態では、延長部330の厚さTは、延長部330全体にわたって一定のままであってもよい。例えば、平面337は、中心軸AXと平行であってもよく、互いに平行であってもよい。
いくつかの実施形態では、延長部330の厚さTは、中心軸AXに沿って線形的及び非線形的の両方で変化してもよい。いくつかの実施形態では、延長部330の厚さは、図8Cに示すように、第2の端部330Bが縁部であるように、中心軸AXに沿って減少してもよい。これらの実施形態では、側壁310の対向面は、容器300を空にしている間に第2の端部330Bの近くで互いに接触することができる。
いくつかの実施形態では、平坦面337又は湾曲面336の任意の組み合わせは、延長部330が側壁310と接触するときの側壁310への損傷を防止するために、半径方向の、面取りされた、又は任意の他の滑らかな角部を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、延長部330は、中心軸AXに関して対称であってもよい。他の実施形態では、延長部330は、中心軸AXに関して非対称であってもよい。延長部330が中心軸AXに関して非対称である実施形態では、中心軸AXと延長部330の対向面との間の角度を画定する2つの別個の延長角度が存在してもよい。本開示は限定されないため、これらの実施形態では、中心軸AXに対する延長部330の任意の面は、例えば、0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°を含む0~90°の間の任意の角度を付けられ得ることを理解されたい。図8Cに示すように、第2の端部330Bは、製造又は動作目的のために滑らかであってもよい。
図8A及び図8Bを再び参照すると、通路340は、延長部330内に刻み込まれるか又は切り込まれた開口部330Fを有してもよい。例えば、開口部330Fは、逆U字形状であってもよい。開口部330Fによる通路340の拡張は、前述のように、内部容積Vから注ぎ口120へのより多くの流体流れを可能にし得る。本開示は限定されないため、通路340の開口部330F又は内部側壁330Eのための任意の形状が使用され得ることを理解されたい。本開示は限定されないため、延長部330による通路340の任意の程度の包囲が使用され得ることを理解されたい。
いくつかの実施形態では、薬剤容器は、容器が空になる前に容器側壁が時期尚早に潰れる可能性を低減する1つ以上のリブを含む。リブは、圧潰状態又は真空下の容器100の対向面に剛性支持を提供して、容器が空になるまで側壁を物理的に分離した状態に保つことができる。いくつかの実施形態では、空にする間の側壁とリブとの物理的分離は、容器の残留流体が流出することを可能にし得る。いくつかの実施形態では、リブは、容器の周囲の種々の場所に分散されてもよい。いくつかの実施形態では、リブは、残留流体の流出前の容器の時期尚早の潰れが低減されるように、注ぎ口の遠位に位置してもよい。いくつかの実施形態では、リブは、残留流体流れを内部容積V内の遠位位置から注ぎ口に向けるように形成されてもよい。
例えば、図9Aに示す例示的な実施形態では、薬剤容器400は、側壁410上に形成された1つ以上の主リブ415Aを含む。いくつかの実施形態では、主リブ415Aは、容器400の内部容積内に突出する。他の実施形態では、主リブ415Aは容器400から突出する。いくつかの実施形態では、容器の内外に突出する主リブ415Aの組み合わせが使用されてもよい。いくつかの実施形態では、主リブ415Aは、側壁410の1つの面上に形成されてもよい。主リブ415Aは、例えば、熱エンボス加工又は成形手段を用いて、側壁410の一部として、又はそれと一体的に形成されてもよいが、主リブ415Aを形成するために任意の適切な技術が使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、側壁410は、側壁415Aの中心に位置する少なくとも主リブ410を含むことができる。主リブ415Aは、上述したように、また図9Aに示すように、最長寸法が容器高さにわたるように細長くてもよい。主リブ415Aは、注ぎ口420における通路の中心軸AXに対して、0~90°の間の任意の角度、例えば、0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°などで配置されてもよいが、いくつかの実施形態では、主リブ415Aの最長寸法は、注ぎ口420における通路の中心軸AXと位置合わせされてもよい。
いくつかの実施形態では、容器400は、主リブ415Aに対して0~90°の角度、例えば0°、15°、30°、45°、60°、75°、又は90°(図10に示すように)で配置された少なくとも1つの補助又は第2のリブ415Bを含んでもよい。いくつかの実施形態では、補助リブ415Bは、主リブ415Aよりも小さい。いくつかの実施形態では、容器400は、複数の補助リブ415B及び複数の主リブ415Aを含んでもよい。図10に示す例示的な実施形態では、複数の短い補助リブ415Bが、互いに平行に、かつ側壁410上に分散配置された複数の主リブ415Aに対して垂直に配置されている。もちろん、本開示は限定されないため、補助リブ415B及び主リブ415Aの任意の適切な組み合わせが使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、主リブ415A又は補助リブ415Bは、容器400の内部容積の中又は外のいずれかに突出してもよい。本明細書に記載されるように、いくつかの実施形態では、主リブ415A又は補助リブ415Bは、容器400から突出するリブがリブ415A、415Bを通る流体の流れを可能にするように、中空であってもよい。
リブは、多角形又は湾曲を含むがこれらに限定されない、任意の好適な形状を有してもよいが、いくつかの実施形態では、リブは、実質的に湾曲及び平滑である。いくつかの実施形態では、主リブ415A又は補助リブ415Bは、図9Bに見られるように、その長手方向軸(例えば、その最長寸法)に沿って部分的に楕円形の断面を有してもよい。いくつかの実施形態では、リブは、図9Cに見られるように、その横方向寸法に沿って半円形断面を有してもよい。もちろん、本開示は限定されないため、リブ415A、415Bは、圧潰状態で流体の流れを方向付けるために任意の適切な断面形状を有してもよい。
いくつかの実施形態では、容器400は、少なくとも、注ぎ口420を含む第1の部分450と、注ぎ口420から離れた側壁410の最遠位縁部を含む第2の部分460とを含む、1つ以上の部分又は領域を含んでもよい。これらの実施形態では、1つ以上のリブ415Aは、第1の部分と第2の部分との間に及んでもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法H3は、側壁高さH2の4分の1より大きくてもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法H3は、側壁高さH2の3分の1より大きくてもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法H3は、側壁高さH2の半分よりも大きくてもよい。いくつかの実施形態では、1つ以上のリブの最長寸法H3は、側壁高さH2の4分の3より大きくてもよい。本開示は限定されないため、任意の実施形態では、1つ以上のリブH3の最長寸法は、任意の好適なサイズであってもよい。
図11に示すように、いくつかの実施形態では、容器500は、延長部530及び1つ以上の主リブ515Aの両方を含んでもよい。これらの実施形態では、1つ以上の主リブ515Aは、注ぎ口520における通路の中心軸AXからオフセットされた側壁510上に位置付けられてもよい。一例では、容器500は、中心軸AXに沿った方向に延びる延長部530と、延長部530の両側に位置する一対の主リブ515Aとを有し、主リブ515Aは中心軸AXに平行な方向に延びる。別の例では、図12に示すように、容器500は、中心軸AXに沿った方向に延びる延長部530と、通路の中心軸AXに垂直な方向に延びる一対の補助リブ515Bとを有する。別の例では、リブは、流体の流れを通路に向けるために、延長部530の通路の入口に向かって角度を付けられていてもよい。もちろん、本開示は限定されないため、リブの位置又は形状の任意の適切な組み合わせが、延長部の任意の適切な形状と組み合わされてもよい。
本開示の様々な態様は、単独で、組み合わせて、又は前述の実施形態で具体的に説明されていない様々な配列で使用され得、したがって、その適用において、前述の説明に示された又は図面に図示された構成要素の詳細及び配列に限定されない。例えば、一実施形態に記載の態様は、他の実施形態に記載の態様と任意の方法で組み合わされ得る。
本教示を様々な実施形態及び例と併せて説明してきたが、本教示がそのような実施形態又は実施例に限定されることを意図するものではない。それどころか、本発明の教示は、当技術分野の技術者によって理解されるように、様々な代替案、修正、及び同等物を包含する。したがって、本開示の発明は、任意の特定の特徴を有する任意の特定の実施形態に限定されないため、1つ以上の実施形態の一部として本明細書に記載される特徴は、他の実施形態と組み合わせられてもよく、又は他の実施形態から除去されてもよいことも理解されるべきである。したがって、前述の記載及び図面は、例としてのみのものである。

Claims (27)

  1. 薬剤容器であって、
    前記薬剤容器の内部容積を少なくとも部分的に画定する側壁と、
    前記薬剤容器の前記内部容積から薬剤を流出させるための注ぎ口であって、前記側壁に結合されている、注ぎ口と、
    前記注ぎ口に結合された延長部であって、前記延長部は、前記薬剤容器の前記内部容積の内側に配置され、前記側壁は、前記薬剤容器が空のときは圧潰状態を有し、満杯のときは拡張状態を有するように、前記延長部よりも大きい可撓性を有する、延長部と、を備え、
    前記側壁は、薬剤が前記注ぎ口を通って前記薬剤容器の前記内部容積から流出するときに動くように構成され、
    前記注ぎ口の中心軸に沿って測定される前記延長部の高さは、側壁高さの少なくとも4分の1であり、前記側壁高さは、前記薬剤容器が前記拡張状態にあるときに前記注ぎ口の前記中心軸に平行な寸法に沿って測定される、薬剤容器。
  2. 前記延長部は、前記注ぎ口の前記中心軸に沿って中心に延びる、請求項1に記載の薬剤容器。
  3. 前記延長部の前記高さは、前記側壁高さの少なくとも半分である、請求項1又は2のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  4. 前記延長部を通って延びる通路を更に備え、前記通路は、前記薬剤容器の前記内部容積及び前記注ぎ口と流体連通している、請求項1~3のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  5. 前記延長部は、第1の端部と第2の端部とを備え、前記第1の端部は、前記第2の端部よりも前記注ぎ口に近く、前記通路は、前記第2の端部から前記第1の端部まで延びる、請求項4に記載の薬剤容器。
  6. 前記通路は、完全に囲まれた内部側壁を有する、請求項4又は5のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  7. 前記内部側壁は、前記延長部の前記第1の端部と前記第2の端部との間に配置された少なくとも1つの開口部を含み、前記内部側壁は、前記少なくとも1つの開口部を通して前記容器の前記内部容積と流体連通している、請求項4又は5のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  8. 前記延長部は、前記通路と流体連通する複数の溝を更に備える、請求項4~7のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  9. 前記側壁は、前記薬剤容器の前記内部容積内に突出する第1のリブを備える、請求項1~8のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  10. 前記側壁は、前記薬剤容器から突出する第1のリブを備える、請求項1~8のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  11. 前記第1のリブは、前記注ぎ口を通る流出方向に平行に延びる、請求項9又は10のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  12. 第2のリブを更に備え、前記第2のリブは、前記第1のリブの延在方向に対して0度~90度の角度の方向に延びる、請求項9又は10のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  13. 前記第1のリブの長手方向軸に沿って取った前記第1のリブの断面は楕円形である、請求項9又は10のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  14. 薬剤容器であって、
    前記薬剤容器の内部容積を少なくとも部分的に画定する側壁と、
    前記薬剤容器の前記内部容積から薬剤を流出させるための注ぎ口であって、前記側壁に結合されている、注ぎ口と、
    前記注ぎ口に結合された延長部であって、前記延長部は、前記薬剤容器の前記内部容積の内側に配置され、前記側壁は、前記薬剤容器が空のときは圧潰状態を有し、満杯のときは拡張状態を有するように、前記延長部よりも大きい可撓性を有する、延長部と、を備え、
    前記側壁は、薬剤が前記注ぎ口を通って前記薬剤容器の前記内部容積から流出するときに動くように構成され、
    前記延長部は、第1の端部及び第2の端部を備え、前記第1の端部は、前記第2の端部よりも前記注ぎ口に近く、
    前記注ぎ口の中心軸に対して垂直に測定される前記延長部の断面積は、前記第2の端部よりも前記第1の端部において大きく、前記中心軸は、前記注ぎ口を通る流出方向に平行である、薬剤容器。
  15. 前記注ぎ口の前記中心軸に沿って測定される前記延長部の高さは、側壁高さの少なくとも4分の1であり、前記側壁高さは、前記薬剤容器が前記拡張状態にあるときに前記注ぎ口の前記中心軸に平行な寸法に沿って測定される、請求項14に記載の薬剤容器。
  16. 前記延長部は、前記注ぎ口の前記中心軸に沿って中心に延びる、請求項14又は15のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  17. 前記延長部の部分の前記断面積は連続的に減少し、前記延長部の前記部分は前記延長部の前記第2の端部を含む、請求項14~16のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  18. 前記延長部の部分の断面積は一定であり、前記延長部の前記部分は前記延長部の前記第1の端部を含む、請求項14~16のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  19. 前記注ぎ口の前記中心軸に垂直な前記延長部の断面は、前記第1の端部において六角形である、請求項14~18のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  20. 前記注ぎ口の前記中心軸に垂直な前記延長部の断面は、前記第2の端部に隣接してレンズ形状である、請求項14~18のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  21. 前記延長部は、第1の縁部及び第2の縁部を更に備え、前記第1の縁部は、前記注ぎ口の一方の側に配置され、前記第2の縁部は、前記注ぎ口の反対側に配置され、前記延長部の部分の前記第1の縁部及び前記第2の縁部は、前記注ぎ口の前記中心軸に平行であり、前記延長部の前記部分は、前記延長部の前記第1の端部を含む、請求項14~20のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  22. 前記延長部は、第1の縁部及び第2の縁部を更に備え、前記第1の縁部は、前記注ぎ口の一方の側に配置され、前記第2の縁部は、前記注ぎ口の反対側に配置され、前記延長部の部分の前記第1の縁部及び前記第2の縁部は、前記注ぎ口の前記中心軸に対して0~90°の角度を付けられ、前記延長部の前記部分は、前記延長部の前記第2の端部を含む、請求項14~20のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  23. 前記側壁は、前記薬剤容器の前記内部容積内に突出する第1のリブを備える、請求項14~22いずれか一項に記載の薬剤容器。
  24. 前記側壁は、前記薬剤容器からの第1のリブを備える、請求項14~22のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  25. 前記第1のリブは、前記注ぎ口を通る流出方向に平行に延びる、請求項23又は24のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  26. 第2のリブを更に備え、前記第2のリブは、前記第1のリブの延在方向に対して0度~90度の角度の方向に延びる、請求項23又は24のいずれか一項に記載の薬剤容器。
  27. 前記第1のリブの長手方向軸に沿って取った前記第1のリブの断面は楕円形である、請求項23又は24のいずれか一項に記載の薬剤容器。
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