JP2024513548A - 動的ユーザプレーン管理 - Google Patents

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Abstract

動的ユーザプレーン管理のための方法は、リモートUEとgNBとの間の同時ユーザプレーン直接及び間接接続をサポートするための新しいレイヤ2アーキテクチャを含んでもよい。トラフィックフローのQoS要件及びリモートUEの電力消費要件に基づいてUPプレーン接続を動的に管理するための方法を説明する。直接CP接続を介してリモートUEとリモートUEとの間のCP接続を動的に管理するための方法を説明する。間接CP接続を介してリモートUEとリモートUEとの間のCP接続を動的に管理するための方法を説明する。【選択図】図12

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年03月31日に出願され、「Methods And Apparatus For Dynamic User Plane Management」と題された米国特許仮出願第63/168,547号の利益を主張するものであり、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
3GPP TR 36.836 V2.0.0 Study on NR Sidelink Relay(リリース17)に記載されているように、リリース16においてV2X関連道路安全サービスをサポートすることのみに焦点を当てたNR Sidelinkの第1のバージョンが開発されている。この設計は、カバレッジ外シナリオとネットワーク内カバレッジシナリオの両方において、ブロードキャスト、グループキャスト、及びユニキャスト通信のためのサポートを提供することを目的とする。
本明細書では、動的ユーザプレーン管理のための方法、装置、及びシステムについて説明する。一態様では、リモートUEとgNBとの間の同時ユーザプレーン(User Plane、UP)直接及び間接接続をサポートするための新しいレイヤ2(Layer 2、L2)アーキテクチャを説明する。
別の態様では、トラフィックフローのQoS要件及びリモートUEの電力消費要件に基づくユーザプレーン接続を動的に管理するための方法を説明する。一例では、直接制御プレーン(Control Plane、CP)接続を介してリモートUEとgNBEとの間のUP接続を動的に管理するための方法を説明する。別の例では、間接CP接続を介してリモートUEとgNBとの間のUP接続を動的に管理するための方法を説明する。
本概要は、簡略化された形態で概念の選択を導入するために提供され、これは「発明を実施するための形態」において以下に更に説明される。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、また、特許請求される主題の範囲を限定するために使用されることを意図するものでもない。更に、請求する主題は、この開示のいずれかの部分に記載された、いずれか又は全ての欠点を解決する特徴に限定されるものではない。
以下の発明を実施するための形態は、添付の図面と併せて読むとよりよく理解される。図面において、
L2 UEネットワーク間リレーのためのユーザプレーンプロトコルスタックを示す。 L2 UEネットワーク間リレーのための制御プレーンプロトコルスタックを示す。 L2 UEネットワーク間リレーのための別のユーザプレーンプロトコルスタックを示す。 L2 UEネットワーク間リレーのための別の制御プレーンプロトコルスタックを示す。 例示的な使用事例を示す。 直接及び間接経路を介した同時ユーザプレーン接続の例を示す。 直接経路を介した制御プレーン及び間接経路を介したユーザプレーンの例を示す。 間接経路を介した制御プレーン及び直接経路を介したユーザプレーンの例を示す。 制御プレーンが直接経路上にあるときのユーザプレーン接続性管理の例を示す。 制御プレーンが間接経路上にあるときのユーザプレーン接続性管理の例を示す。 直接及び間接経路を介したPDCPレイヤにおける複数のユーザプレーン接続の例を示す。 直接及び間接経路を介したRLCレイヤにおける複数のユーザプレーン接続の例を示す。 直接CP接続を介してgNBとリモートUEとの間のUP接続を動的に管理するための例示的な方法を示す。 間接CP接続を介してgNBとリモートUEとの間のUP接続を動的に管理するための例示的な方法を示す。 例示的な通信システムを示す。 例示的無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)及びコアネットワークを示す。 例示的無線アクセスネットワーク(RAN)及びコアネットワークを示す。 例示的無線アクセスネットワーク(RAN)及びコアネットワークを示す。 別の例示的な通信システムを示す。 例示的な通信装置又はデバイスを示す。 例示的なコンピューティングシステムを示す。
3GPP TR 36.836 V2.0.0 Study on NR Sidelink Relay(リリース17)に記載されているように、リリース16においてV2X関連道路安全サービスをサポートすることのみに焦点を当てたNR Sidelinkの第1のバージョンが開発されている。この設計は、カバレッジ外シナリオとネットワーク内カバレッジシナリオの両方において、ブロードキャスト、グループキャスト、及びユニキャスト通信のためのサポートを提供することを目的とする。
サイドリンクベースの通信のためのカバレッジ拡張を更に探求するために、UEからネットワークへのカバレッジ拡張又はUEからUEへのカバレッジ拡張を検討してもよい。
UEネットワーク間カバレッジ拡張に関して、UEがPDNネットワーク内のサーバ又は近接エリア外の対応するUEに到達するために、Uuカバレッジ到達可能性が必要である。しかしながら、UEネットワーク間リレーに関するリリース13解決策はEUTRAベースの技術に限定され、NG-RAN及びNRベースのサイドリンク通信の両方について、NRベースのシステムには適用できない。
UE間カバレッジ拡張に関して、現在の近接到達可能性は、EUTRAベース又はNRベースのサイドリンク技術のいずれかを介した、サイドリンク通信のシングルホップに限定される。しかしながら、限定されたシングルホップサイドリンクカバレッジを考慮すると、Uuカバレッジ及びサテライトカバレッジが存在しないシナリオにおいては十分ではない。
全体として、サイドリンク接続性は、拡張されたQoS要件をサポートするために、NRフレームワークにおいて更に拡張され得る。
L2 UEネットワーク間リレーアーキテクチャのユーザプレーン及び制御プレーンのためのプロトコルスタックが、アダプテーションレイヤがPC5インターフェースにおいてサポートされない場合について図1及び図2に示され、アダプテーションレイヤがPC5インターフェースにおいてサポートされる場合について図3及び図4に示されている。
L2 UEネットワーク間リレーの場合、アダプテーションレイヤは、リレーUE202とgNB203との間のUuインターフェースにおいて制御プレーン(CP)とユーザプレーン(UP)両方のためのRLCサブレイヤの上に配置される。Uu SDAP/PDCP及びRRCは、リモートUE201とgNB203との間で終端され、RLC、MAC、及びPHYは各リンク(例えば、リモートUE201とUEネットワーク間リレーUE202との間のリンク、及びUEネットワーク間リレーUE202とgNB203との間のリンク)において終端される。アダプテーションレイヤがリモートUE201とリレーUE202との間のPC5インターフェースにおいてもサポートされるかどうかは、WIフェーズに委ねられる(詳細なPC5アダプテーションレイヤ機能に関して過度に検証する前にダウン選択を最初に仮定する)。
図5は、リモートUE201がリレーUE202と同じセルのカバレージ中にある例示的な使用事例を示す。
リリース17のサイドリンクリレー設計決定は、直接Uu接続又は単一のリレーUE201を介した接続を有し得るリモートUE202をサポートし得るが、これらの2つの接続は同時にアクティブであるべきではない。言い換えれば、この設計決定は、図6に示すように、リモートUE201が直接及び間接経路を介して同時にユーザプレーンを有することを制限する(例えば、防止する)。直接及び間接経路を介して同時接続することによって、リモートUE201に確実な通信を提供することができる。更に、リリース17のサイドリンクリレー設計はまた、制御プレーン接続及びユーザプレーン接続が同じ経路を使用することを制限する。異なる経路を介して制御プレーン接続及びユーザプレーン接続をすることによって、リモートUE201の電力消費を低減することができる。これは、例えば、制御プレーントラフィックを直接経路上に維持しながら、より近距離の送信のために近接したリレーノードを介してユーザプレーントラフィックをルーティングすることで節電できる可能性があるからである。このようなユーザプレーン及び制御プレーン分割によってまた、通常はより高いデータレートを有するユーザプレーントラフィックが、より近距離の送信及びより良好な無線状態を利用して近接したリレーノードを通してルーティングされ得るため、通常直接経路上でより低いデータレートを有する制御プレーントラフィックを保ちながら、再送信の可能性を排除することでデータパケットの全体的なレイテンシを短縮するため、レイテンシ短縮の柔軟性が得られる。例えば、図7に示すように、リモートUE201が直接経路を介して制御プレーン接続を有し、間接経路を介してユーザプレーン接続を有するシナリオでは、リモートUE201は、gNB203よりもリレーUE202に近いので、電力消費を低減することができる。別の例は、図8に示すようにリモートUE201が間接経路を介した制御プレーン接続と直接経路を介したユーザプレーン接続とを有するシナリオであり、リモートUE201はgNB203から1ホップ離れているので、間接経路上で低いデータレートを有する制御トラフィックに間接経路を使用しながら、ユーザプレーントラフィックに起こり得る送信レイテンシを短縮することができる。
考慮すべきは、現在の5Gアーキテクチャが、直接経路及び間接経路を介した同時ユーザプレーン接続をサポートしないことである。本明細書では、少なくとも直接ユーザプレーン接続又は間接ユーザプレーン接続を有するようにリモートUE201をサポートするアーキテクチャが開示される。リモートUE201は、通信の信頼性を高めるために、直接接続及び間接接続を利用して同一のトラフィックを送信し得る。リモートUE201はまた、QoS又は電力消費要件を満たすために、直接接続又は間接接続を利用して異なるトラフィックを送信することができる。
更に考慮すべきは、同時ユーザプレーン接続をサポートするために新しいユーザプレーン管理手順が必要となることである。図9に示されるように、制御プレーンが直接経路上にあるシナリオでは、リモートUE201は直接経路又は間接経路上の自身のユーザプレーン接続を動的に管理する必要がある。図10に示すように、制御プレーンが間接経路上にあるシナリオでは、リモートUEは直接経路又は間接経路上の自身のユーザプレーン接続を動的に管理する必要がある。例えば、ユーザプレーン管理手順のトリガイベントを検証する。トラフィックフローのQoS要件及びリモートUE201の能力要件を満たすための、ユーザプレーン経路の選択方法。トラフィックフローのQoS要件を満たすための、直接経路又は間接経路を介したリモートUE201及びリレーUE202の構成。
これらの点を考慮して、本明細書では、動的ユーザプレーン管理のための方法、装置、又はシステムについて説明する。
一態様では、リモートUE201とgNB203との間の同時ユーザプレーン直接及び間接接続をサポートするためのレイヤ2アーキテクチャを説明する。
別の態様では、トラフィックフローのQoS要件及びリモートUE201の電力消費要件に基づいてUPプレーン接続を動的に管理するための方法を説明する。一例では、直接CP接続を介してリモートUE201とgNB203との間のUP接続を動的に管理するための方法を説明する。別の例では、間接CP接続を介してリモートUE201とgNB203との間のUP接続を動的に管理するための方法を説明する。
以下では、UP接続という用語は、リモートUE201とユーザプレーン情報を搬送するgNB203との間の接続として理解されてもよく、リモートUE201とgNB203との間の1つ以上のデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer、DRB)(1つ以上のホップ間で通信可能に接続され得る)から構成され得る。以下、UP接続及びDRB接続という用語は、交換可能に使用されることがある。同様に、以下では、CP接続という用語はリモートUE201と制御プレーン情報を搬送するgNB203との間の接続として理解されてもよく、リモートUE201とgNB203との間の1つ以上のシグナリング無線ベアラ(Signaling Radio Bearer、SRB)(1つ以上のホップ間で通信可能に接続され得る)から構成され得る。以下では、CP接続及びSRB接続という用語は、交換可能に使用されることがある。また、本明細書ではgNB203に言及するが、任意の基地局が適用可能であり得る。
以下では、直接接続という用語は直接経路を使用する接続として理解される場合がある。例えば、gNB203とリモートUE201との間の通信は、Uuインターフェースを介して行われる。同様に、間接接続という用語は、間接経路を使用する接続として理解される場合がある。例えば、gNB203とリモートUE201との間の通信は、リレーUE202を介する。
動的ユーザプレーン接続をサポートするアーキテクチャ
以下、接続という用語は、UEアクセス層の様々なプロトコル層にも適用される。例えば、SDAP接続又はPDCP接続を参照する。この用語は、主にこれらのプロトコルのエンドポイント又は終端点を説明するために使用される。したがって、リモートUE201とgNB203との間のSDAP接続は、リモートUE及びgNB203がSDAPプロトコルの終端点であることを示唆する。
動的ユーザプレーン接続をサポートするための複数のアーキテクチャを説明する。図11に示される第1の開示されたアーキテクチャでは、リモートUE201及びgNB203は、1つの共通SDAPレイヤ接続を有する。しかし、PDCPレイヤ、RLC、MAC、又はPHYレイヤにおいて直接的なエンドツーエンド接続を有し、PDCPレイヤにおける間接的なエンドツーエンド接続では、アダプテーション、RLC、MAC、又はPHYレイヤにおいて間接的なホップバイホップ接続を有する。一例では、SDAPはUu-SDAPであり、PDCP1はUu-PDCPであり、RLC1はUu-RLCであり、MAC1はUu-MACであり、PHY1はUu-PHYである。PDCP2はUu-PDCPであり、RLC2はPC5-RLCであり、MAC2はPC5-MACであり、または、PHY2はPC5-PHYである。
図12に示される第2の開示されたアーキテクチャでは、リモートUE201及びgNB203は、1つの共通SDAP及びPDCPレイヤ接続を有する。しかし、RLC、MAC、又はPHYレイヤにおいて直接的なエンドツーエンド接続を有し、アダプテーション、RLC、MAC、又はPHYレイヤにおいて間接的なホップバイホップ接続も有する。この例では、RLC1はUu-RLCであり、MAC1はUu-MACであり、PHY1はUu-PHYである。RLC2はPC5-RLCであり、MAC2はPC5-MACであり、または、PHY2はPC5-PHYである。
ユーザプレーン管理
動的ユーザプレーン接続をサポートするための新しいユーザプレーン管理方法を、本明細書で説明する。
直接経路を介した動的UP接続管理
図9に示すように制御プレーンが直接経路上にあるシナリオでは、図13に示されるように、gNB203はリモートUE201間の自身のユーザプレーン接続を動的に管理し得る。
図13を参照して、リモートUE201及びgNB203は、UP接続を(再)確立または解放する以下のステップを実行してもよい。
ステップ210aにおいて、リモートUE201は直接経路を介してgNB203とのSRB接続を確立し、リモートUE201はまた、直接経路又は間接経路を介してgNB203とのUP接続を確立してもよい。
ステップ210bにおいて、gNB203は、直接経路を介してUP経路選択コンテキスト情報を測定及び報告するリモートUE201を構成するために、リモートUE201にRRCメッセージを送信してもよい。gNB203は、周期的にまたは構成された閾値をコンテキスト情報の変化が超えたときに、情報を報告するようにリモートUE201を構成してもよい。
ステップ210cにおいて、リモートUE201は、直接経路を介してUP経路選択コンテキスト情報を報告するために、RRCメッセージをgNB203に送信してもよい。以下、このコンテキスト情報を経路選択コンテキスト情報と表記する場合がある。UP経路選択コンテキスト情報は、候補リレーUEのリストの情報を含んでもよい。この情報は、とりわけ、リレーUEとして動作するのに適したUEのリスト(例えば、リレーUEとして動作するための閾値メトリックなどを満たすUEのUE IDリスト)、リレーUE202のプリファランス(例えば、最大容量を有するリレーUE202)、最良の信号品質を有するリレーUE202、リモートUE201のバッテリ状態、リレーUE202のバッテリ状態、リモートUE201の省電力要件、又はリレーUE202の省電力要件などであり得る。
ステップ210dにおいて、gNB203は、UP経路選択コンテキスト情報を測定及び報告するようにリレーUE202を構成するために、リレーUE202にRRCメッセージを送信してもよい。
ステップ210eにおいて、リレーUE202は、UP経路選択コンテキスト情報を報告するために、gNB203にRRCメッセージを送信してもよい。UP経路選択コンテキスト情報は、そのトラフィック負荷(例えば、チャネルビジー比)、バッテリ状態、UEをリレーUE202として使用するリモートUE201の数を含んでもよい。
ステップ211において、gNB203は、リモートUE201とのUP接続を(再)確立または解放するようにトリガされる。UP接続(再)確立又は解放は、新しいQoSフローのためのAMFからのPDU SESSION RESOURCE MODIFY REQUESTメッセージ(又は別のメッセージ)又はAMFからのPDU SESSION RESOURCE SETUP REQUESTメッセージを受信したときにトリガされてもよい。UP接続確立は、gNB203がリモートUE201から新しいトラフィックフローを受信し、既存の接続がトラフィックフローのQoS要件(例えば、QoS閾値)を満たすことができないときにトリガされてもよい。UP接続再確立は、既存のUP接続が切断されたとき、またはQoS要件を満たすことができないときにトリガされてもよい。
ステップ212において、QoS要件に基づいて、gNB203はUP接続を(再)確立または解放するために経路を選択してもよい。一例では、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たし、リモートUE201が電力消費を最小限に抑えることを要求する場合、gNB203は間接経路上でUP接続を確立するためにリレーUE202を選択してもよい。リモートUE201は、リレーUE201を選択するために使用するメトリックをgNB203に示してもよい。一例では、メトリックは、リレーUE202における利用可能な容量であってもよい。gNB203は、最大の利用可能な容量を有するリレーUE202を選択してもよい。別の例では、メトリックは、リモートUE201とリレーUE202との間のチャネル負荷、又はリレーUE202とgNB203との間のチャネル負荷であってもよい。負荷はチャネルビジー比であってもよい。gNB203は、最低のチャネル負荷を有するリレーUE202を選択してもよい。別の例では、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たすことができない場合、gNB203は、UP接続を確立するために直接経路を選択してもよい。更に別の例では、直接経路と間接経路どちらの使用もフローの信頼性要件を満たすことができない場合、gNB203は、直接経路と間接経路の両方を選択し、信頼性要件を満たすために両方の経路上の複製パケットを送信してもよい。リモートUE201が直接経路と間接経路両方にUP接続を有するシナリオにおいて、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たすことができ、リモートUE201が電力消費を最小限に抑えることを要求する場合、gNB203は直接経路を解放してもよい。別の例では、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たすことができない場合、gNB203は間接経路上のUP接続を解放してもよい。
ステップ213において、間接経路を介してUP接続を確立または解放するために、gNB203は、選択されたリレーUE202にユーザプレーン接続構成情報を送信してもよい。送信は、選択されたリレーUE202へのRRC再構成メッセージを介して実行されてもよい。UP接続の確立のために、RRC再構成メッセージは、ベアラID、リモートUE ID、及び新しい接続に関連付けられたRLCチャネルマッピング構成を含んでもよい。RRC再構成メッセージは、トラフィックフローのQoS要件も含んでもよい。UP接続の解放の場合、RRC再構成メッセージは、ベアラID、リモートUE ID、又は解放されるべき接続に関連付けられたRLCチャネルマッピング構成を含んでもよい。ユーザプレーン接続構成情報は、ベアラ識別子(Identifier、ID)、デバイス(例えば、リモートUE又はリレーUE)のUE ID、新しいサイドリンク接続に関連する無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)チャネルマッピング構成、又はトラフィックフローのサービス品質(Quality of Service、QoS)要件を含んでもよい。
ステップ214において、リレーUE202は、RRC再構成メッセージに基づいて自身のアダプテーションレイヤを構成してもよい。リレーUE202は、UP接続のための構成を確認するために、gNB203にRRC再構成完了メッセージを送信してもよい。
ステップ215において、gNB203は、ユーザプレーン接続構成情報をリモートUE201に送信してもよい。送信は、Uuインターフェースを介したリモートUE201へのRRC再構成メッセージを介して実行されてもよい。間接経路を介してUP接続を確立するために、RRC再構成メッセージは、間接経路構成指示、ベアラID(例えば、DRB ID)、選択されたリレーUE ID、及び新しい接続に関連付けられたRLCチャネルマッピング構成を含んでもよい。RRC再構成メッセージはまた、リモートUE201が選択されたリレーUE202とのPC5接続を確立するためのトラフィックフローのQoS要件を含んでもよい。直接経路を介してUP接続を確立するために、RRC再構成メッセージはレガシーUu UP構成を含んでもよい。
ステップ216において、ステップ215のRRC再構成メッセージから受信した情報に基づいて、リモートUE201又はリレーUE202は、サイドリンクUPを確立するか、または既存のサイドリンクUPが新しいトラフィックフローのQoS要件を満たすことができない場合、サイドリンクUPを解放してもよい。
ステップ217において、新しいUP接続が確立された後、リモートUE201はデータフローパケットを1つ以上のPDCPエンティティにマッピングしてもよく、1つはUu-PDCP又はPC5 PDCPであり得る。リモートUE201はまた、データフローパケットを同じPDCPエンティティにマッピングしてもよいが、1つ以上のRLCエンティティであり、1つはUu-RLC又はPC5 RLCであり得る。
ステップ218aにおいて、サイドリンクUPが正常に確立または解放された場合、リモートUE201はRRC再構成完了メッセージをgNB203に送信して、UPの構成を確認する。新しいUP接続が確立された後、gNB203は、データフローパケットを1つ以上のPDCPエンティティにマッピングしてもよく、1つはUu-PDCP又はPC5 PDCPであり得る。gNB203はまた、データフローパケットを同じPDCPエンティティにマッピングしてもよいが、1つ以上のRLCエンティティであり、1つはUu-RLC又はPC5 RLCであり得る。
ステップ218bにおいて、サイドリンクUPの確立又は解放が失敗した場合、リモートUE201は、失敗を通知するためにRRC再構成再確立メッセージをgNB203に送信する。gNB203は、ステップ212と同様、UP経路再選択を行う必要があり得る。
ステップ212において、gNB203が間接経路上ではなく直接経路上でUP接続をセットアップすると判定した場合、gNB203は直接CP接続を使用してリモートUE201にRRC再構成メッセージを送信してもよい。RRC再構成メッセージは、レガシーUu UP構成を含んでもよい。構成の後、リモートUE201はgNB203にRRC再構成完了メッセージを送信してもよい。
ステップ212において、gNB203が直接経路上及び間接経路上の両方にUP接続をセットアップすると判定した場合、gNB203はRRC再構成メッセージをリレーUE202に(ステップ213と同様)、並びにRRC再構成メッセージをリモートUE201に(ステップ215と同様)送信してもよい。しかしながら、後者のメッセージは直接経路及び間接経路の両方のための構成情報を含んでもよい。
図13はUP接続を確立、再確立、または解放するステップを示す。これは、コアネットワークからの入力又はgNB203への新しいフローの到着に基づいてもよい。これらの入力に加えて、UP接続を修正するためにgNB203においてトリガが発生し得る。例えば、UP接続を直接経路から間接経路に、間接経路から直接経路に、スループットのために単一経路上の送信から両方の経路上の送信に、信頼性のために単一経路上の送信から両方の経路上の送信に、または両方の経路上の送信から単一経路上の送信に変更する。
こうした第1のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からの測定報告に基づいてもよい。測定報告は、閾値を超える信号品質の指示を含んでもよい。この閾値は、モビリティの考慮に使用される閾値とは異なっていてもよい。測定報告は、閾値を超える信号負荷の指示を含んでもよい。測定報告は、閾値を超えるバッテリ状態の指示を含んでもよい。推測され得るように、トリガは、UP接続を修正するように基地局に通知する、基地局において起こり得るイベントでありってもよい。
こうした第2のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からの物理レイヤの指示であってもよい。こうした第3のトリガは、リモートUE201又はリレーUEからのMAC制御要素であってもよい。こうした第4のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からのRRCメッセージであってもよい。
こうした第5のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からのNASメッセージであってもよい。NASメッセージは、フローのレイテンシに関する指示を含んでもよい。例えば、フローの閾値レイテンシが満たされているか否かなどである。別の選択肢として、NASメッセージは、フローのスループットに関する指示を含んでもよい。例えば、閾値スループット要件が満たされているか否かなどである。
図13は、UP接続がRRC再構成手順を介して確立され得ることを示す。選択肢として、UP接続は、RRC接続確立手順を介して確立されてもよい。この場合、UP接続の構成は、gNB203 RRCセットアップメッセージに含まれてもよい。リモートUE201応答は、(例えば、正常な確立のための)RRCセットアップ完了メッセージ中に、又は(失敗した確立のための)RRC拒否メッセージ中に含まれてもよい。リレーUE202応答は、(例えば、正常な確立のための)RRCセットアップ完了メッセージ中に、又は(例えば、失敗した確立のための)RRC拒否メッセージ中に含まれてもよい。
間接経路を介した動的UP接続管理
図10に示すように制御プレーン(CP)が間接経路上にあるシナリオでは、gNB203は、図14に示すように、リモートUE201との間の自身のユーザプレーン(UP)接続を動的に管理してもよい。
図14を参照して、リモートUE201及びgNB203は、UP接続を(再)確立または解放するための以下のステップを実行してもよい。
ステップ220aにおいて、リモートUE201は、間接経路を介してgNB203とのSRB接続を確立してもよい。リモートUE201はまた、直接経路又は間接経路を介してgNB203とのUP接続を確立していてもよい。
ステップ220bにおいて、gNB203は、間接経路を介してUP経路選択コンテキスト情報を測定及び報告するようにリモートUE201を構成するために、リモートUE201にRRCメッセージを送信してもよい。gNB203は、周期的にまたは構成された閾値をコンテキスト情報の変化が超えたときに、情報を報告するようにリモートUE201を構成してもよい。
ステップ220cにおいて、リモートUE201は、間接経路を介してUP経路選択コンテキスト情報を報告するために、gNB203にRRCメッセージを送信してもよい。UP経路選択コンテキスト情報は、とりわけ、候補リレーUEの情報、リレーUE202のプリファランス(例えば、最大容量を有するリレーUE202)、最良の信号品質を有するリレーUE、リモートUE201のバッテリ状態、リレーUE202のバッテリ状態、リモートUE201の省電力要件、又はリレーUE202の省電力要件を含んでもよい。
ステップ220dにおいて、gNB203は、UP経路選択コンテキスト情報を測定及び報告するようにリレーUE202を構成するために、リレーUE202にRRCメッセージを送信してもよい。
ステップ220eにおいて、リレーUE202は、UP経路選択コンテキスト情報を報告するためにgNB203にRRCメッセージを送信してもよい。UP経路選択コンテキスト情報は、そのトラフィック負荷(例えば、チャネルビジー比)、そのバッテリ状態、UEをリレーUE202として使用するリモートUEの数などを含んでもよい。
ステップ221において、gNB203は、リモートUE201とのUP接続を(再)確立または解放するようにトリガされる。UP接続(再)確立又は解放は、新しいQoSフローのためのAMFからのPDU SESSION RESOURCE MODIFY REQUESTメッセージ(又は別のメッセージ)又はAMFからのPDU SESSION RESOURCE SETUP REQUESTメッセージを受信したときにトリガされてもよい。UP接続確立は、gNB203がリモートUE201から新しいトラフィックフローを受信し、既存の接続がトラフィックフローのQoS要件(例えば、QoS閾値)を満たすことができないときにトリガされてもよい。UP接続再確立は、既存のUP接続が切断されたとき、またはQoS要件を満たすことができないときにトリガされてもよい。
ステップ222において、QoS要件に基づいて、gNB203は、UP接続を(再)確立または解放するために経路を選択してもよい。一例では、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たし、リモートUE201が電力消費を最小限に抑えることを要求する場合、gNB203は、間接経路上でUP接続を確立するためにリレーUE202を選択してもよい。リモートUE201は、リレーUE201を選択するために使用するメトリックをgNB203に示してもよい。一例では、メトリックは、リレーUE202における利用可能な容量であってもよい。gNB203は、最大の利用可能な容量を有するリレーUE202を選択してもよい。別の例では、メトリックは、リモートUE201とリレーUE202との間のチャネル負荷、又はリレーUE202とgNB203との間のチャネル負荷であってもよい。負荷はチャネルビジー比であってもよい。gNB203は、最低のチャネル負荷を有するリレーUE202を選択してもよい。別の例では、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たすことができない場合、gNB203は、UP接続を確立するために直接経路を選択してもよい。更に別の例では、直接経路と間接経路どちらの使用もフローの信頼性要件を満たすことができない場合、gNB203は、直接経路と間接経路の両方を選択し、信頼性要件を満たすために両方の経路上の複製パケットを送信してもよい。リモートUE201が直接経路と間接経路両方にUP接続を有するシナリオにおいて、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たすことができ、リモートUE201が電力消費を最小限に抑えることを要求する場合、gNB203は直接経路を解放してもよい。別の例では、間接経路を使用することがフローのレイテンシ要件を満たすことができない場合、gNB203は間接経路上のUP接続を解放してもよい。
ステップ223において、gNB203は、ユーザプレーン接続構成情報をリモートUE201に送信してもよい。送信は、リレーUE202を介したリモートUE201へのRRC再構成メッセージを介して実行されてもよい。間接経路を介してUP接続を確立するために、RRC再構成メッセージは、間接経路構成指示、ベアラID、選択されたリレーUE ID、及び新しい接続に関連付けられたRLCチャネルマッピング構成を含んでもよい。RRC再構成メッセージはまた、リモートUE201が選択されたリレーUE202とのPC5接続を確立するためのトラフィックフローのQoS要件を含んでもよい。直接経路を介してUP接続を確立するために、RRC再構成メッセージはレガシーUu UP構成を含んでもよい。
ステップ224において、間接経路を介してUP接続を確立または解放するために、gNB203は、選択されたリレーUE202にユーザプレーン接続構成情報を送信してもよい。送信は、選択されたリレーUE202へのRRC再構成メッセージを介して実行されてもよい。UP接続の確立のために、RRC再構成メッセージは、ベアラID、リモートUE201ID、及び新しい接続に関連付けられたRLCチャネルマッピング構成を含んでもよい。RRC再構成メッセージは、トラフィックフローのQoS要件も含んでもよい。UP接続の解放の場合、RRC再構成メッセージは、ベアラID(例えば、DRB ID)、リモートUE ID、又は解放されるべき接続に関連付けられたRLCチャネルマッピング構成を含んでもよい。
ステップ225において、リレーUE202は、RRC再構成メッセージに基づいて自身のアダプテーションレイヤを構成してもよい。リレーUE202は、UP接続のための構成を確認するために、gNB203にRRC再構成完了メッセージを送信してもよい。
ステップ226において、リモートUE201又はリレーUE202は、新しいトラフィックフローのQoS要件を満たすことができない場合、ステップ225のRRC再構成メッセージから受信した情報に基づいて既存のサイドリンクUPを修正または解放してもよい。
ステップ227において、新しいUP接続が確立された後、リモートUE201はデータフローパケットを1つ以上のPDCPエンティティにマッピングしてもよく、1つはUu-PDCP又はPC5 PDCPであり得る。リモートUE201はまた、データフローパケットを同じPDCPエンティティにマッピングしてもよいが、1つ以上のRLCエンティティであり、1つはUu-RLC又はPC5 RLCであり得る。
ステップ228aにおいて、サイドリンクUPが正常に確立または解放された場合、リモートUE201はRRC再構成完了メッセージをgNB203に送信して、UPの構成をリレーUE202を介して確認する。新しいUP接続が確立された後、gNB203は、データフローパケットを1つ以上のPDCPエンティティにマッピングしてもよく、1つはUu-PDCP又はPC5 PDCPであり得る。gNB203はまた、データフローパケットを同じPDCPエンティティにマッピングしてもよいが、1つ以上のRLCエンティティであり、1つはUu-RLC又はPC5 RLCであり得る。
ステップ228bにおいて、サイドリンクUPの確立又は解放が失敗した場合、リモートUE201は、失敗を通知するためにRRC再構成再確立メッセージをgNB203に送信する。gNB203は、ステップ222のようにUP経路再選択を行う必要がある。
ステップ222において、gNB203が間接経路上ではなく直接経路上でUP接続をセットアップすると判定した場合、gNB203は間接CP接続を使用してリモートUE201にRRC再構成メッセージを送信してもよい。RRC再構成メッセージは、レガシーUu UP構成を含んでもよい。構成の後、リモートUE201はgNB203にRRC再構成完了メッセージを送信してもよい。
ステップ222において、gNB203が直接経路上及び間接経路上の両方にUP接続をセットアップすると判定した場合、gNB203はRRC再構成メッセージをリレーUE202に(ステップ224と同様)、並びにRRC再構成メッセージをリモートUE201に(ステップ223と同様)送信してもよい。しかしながら、後者のメッセージは、直接経路及び間接経路の両方のための構成情報を含んでもよい。
ステップ223及びステップ224の代替として、gNB203は単一のRRC再構成メッセージを送信してもよい。このメッセージは、リレーUE202とリモートUE201の両方のための構成を含んでもよい。リモートUE201の構成は、単一のRRC再構成メッセージのコンテナ内に含まれてもよい。リレーUE202は、PC5 RRCシグナリングを使用して構成情報をリモートUE201に転送してもよい。
図14はUP接続を確立、再確立、または解放するステップを示す。これは、コアネットワークからの入力又はgNB203への新しいフローの到着に基づく。これらの入力に加えて、UP接続を修正するためにgNB203においてトリガが発生し得る。例えば、UP接続を直接経路から間接経路に、間接経路から直接経路に、スループットのために単一経路上の送信から両方の経路上の送信に、信頼性のために単一経路上の送信から両方の経路上の送信に、または両方の経路上の送信から単一経路上の送信に変更する。
こうした第1のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からの測定報告に基づいてもよい。測定報告は、閾値を超える信号品質の指示を含んでもよい。この閾値は、モビリティの考慮に使用される閾値とは異なっていてもよい。測定報告は、閾値を超える信号負荷の指示を含んでもよい。測定報告は、閾値を超えるバッテリ状態の指示を含んでもよい。
こうした第2のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からの物理レイヤの指示であってもよい。こうした第3のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からのMAC制御要素であってもよい。こうした第4のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からのRRCメッセージであってもよい。
こうした第5のトリガは、リモートUE201又はリレーUE202からのNASメッセージであってもよい。NASメッセージは、フローのレイテンシに関する指示を含んでもよい。例えば、フローの閾値レイテンシが満たされているか否かなどである。別の選択肢として、NASメッセージは、フローのスループットに関する指示を含んでもよい。例えば、閾値スループット要件が満たされているか否かなどである。
図14は、UP接続がRRC再構成手順を介して確立され得ることを示す。選択肢として、UP接続は、RRC接続確立手順を介して確立されてもよい。この場合、UP接続の構成は、gNB203 RRCセットアップメッセージに含まれてもよい。リモートUE201応答は、(例えば、正常な確立のための)RRCセットアップ完了メッセージ中に、又は(例えば、失敗した確立のための)RRC拒否メッセージ中に含まれてもよい。リレーUE202応答は、(例えば、正常な確立のための)RRCセットアップ完了メッセージ中に、又は(例えば、失敗した確立のための)RRC拒否メッセージ中に含まれてもよい。
開示される主題は、WTRU(例えば、UE)における論理であってもよく、WTRUを、1)経路選択情報を決定して経路1上のgNBに送信し、2)UPトラフィックを経路2上のgNBに送信する方法に関して詳細に通信経路1上で構成することができる。UEのための制御プレーン情報及びユーザプレーン情報は、異なる経路上にあってもよい。(1つは直接、1つは間接)。
表1は、以下の説明に記載される可能性がある頭字語のリストである。別段の指定がない限り、本明細書で使用される頭字語は、下記に列挙される対応する用語を指す。
本明細書に示されるステップを実行するエンティティは、論理エンティティであり得ることが理解される。これらのステップは、図15F又は図15Gに示されるものなどのデバイス、サーバ、又はコンピュータシステムのメモリ内に記憶され、そのプロセッサ上で実行されてもよい。本明細書で開示される例示的な方法(例えば、図13~図14)の間でステップをスキップすること、ステップを組み合わせること、又はステップを追加することが考えられる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)は、コーデック、セキュリティ、及びサービスの品質の作業を含む、無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、及びサービス能力を含むセルラ電気通信ネットワーク技術の技術標準を開発する。最近の無線アクセス技術(Radio Access Technology、RAT)標準には、WCDMA(一般に3Gと称される)、LTE(一般に4Gと称される)、LTE-Advanced標準、及び「5G」とも称されるNew Radio(NR)が含まれる。3GPP NR標準開発は、次世代無線アクセス技術(新しいRAT)の定義を継続及び含むと予想され、これは、7GHz未満の新しいフレキシブル無線アクセスの提供、及び7GHzを超える新しいウルトラモバイルブロードバンド無線アクセスの提供を含むと予想される。フレキシブル無線アクセスは、6GHz未満の新しいスペクトルにおける新しい非後方互換性無線アクセスからなると予想され、同じスペクトルで一緒に多重化されて、分岐要件を有する一連の広範な3GPP NR使用事例に対処することができる異なる動作モードを含むことが予想される。ウルトラモバイルブロードバンドは、例えば、屋内用途及びホットスポットのためのウルトラモバイルブロードバンドアクセスの機会を提供するcmWave及びmmWaveスペクトルを含むと予想される。特に、ウルトラモバイルブロードバンドは、センチメートル波及びミリ波固有のデザイン最適化を用いて、7GHz未満のフレキシブル無線アクセスと共通のデザインフレームワークを共有することが予想される。
3GPPは、NRがサポートすることが予想される様々な使用事例を識別し、データ転送速度、待ち時間、及びモビリティのための多種多様なユーザ経験要件をもたらす。使用事例として挙げられる一般的なカテゴリは、強化されたモバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)、超高信頼度短待ち時間通信(Ultra-Reliable Low-Latency Communication、URLLC)、地球外ネットワーク(Non-Terrestrial Networks、NTN)、大量機械型通信(massive Machine Type Communications、mMTC)、ネットワーク動作(例えば、ネットワークスライシング、ルーティング、マイグレーション及びインターワーキング、エネルギー節約)、並びに車車間通信(Vehicle-to-Vehicle Communication、V2V)、車両対インフラストラクチャ通信(Vehicle-to-Infrastructure、V2I)、車両対ネットワーク通信(Vehicle-to-Network Communication、V2N)、車両対歩行者通信(Vehicle-to-Pedestrian Communication、V2P)、及び他のエンティティとの車両通信のうちのいずれかを含み得る、強化された車車間及び路車間(enhanced Vehicle-to-Everything、eV2X)通信である。これらのカテゴリにおける特定のサービス及び用途には、数例を挙げると、例えば、監視及びセンサネットワーク、デバイスリモート制御、双方向リモート制御、パーソナルクラウドコンピューティング、ビデオストリーミング、ワイヤレスクラウドベースのオフィス、第1対応者の接続性、自動車用eコール、災害警報、リアルタイムのゲーム、多人数テレビ電話、自律走行、拡張現実、触覚インターネット、仮想現実、ホームオートメーション、ロボット、及び空中ドローンが含まれる。これらの使用事例などは全て、本明細書で考察される。
図15Aは、本明細書で説明及び特許請求される図11~図14に示されるシステム及び方法など、動的ユーザプレーン管理の方法及び装置が使用され得る、例示的な通信システム100を示している。通信システム100は、ワイヤレス伝送/受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)102a、102b、102c、102d、102e、102f、又は102gを含んでもよい(一般的又は集合的にWTRU102又は複数のWTRU102と称してもよい)。通信システム100は、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105/103b/104b/105b、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、PSTN)108、インターネット110、他のネットワーク112、及びネットワークサービス113を含んでもよい。ネットワークサービス113は、例えば、V2Xサーバ、V2X機能、ProSeサーバ、ProSe機能、IoTサービス、ビデオストリーミング、又はエッジコンピューティングなどを含んでもよい。
本明細書に開示される概念は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、又はネットワーク要素とともに使用され得ることが理解される。WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、又は102gの各々は、ワイヤレス環境において動作又は通信するように構成された任意のタイプの装置又はデバイスであってもよい。WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、102gはそれぞれ、手持ち式ワイヤレス通信装置として図15A、図15B、図15C、図15D、図15E、又は図15Fの通り図示し得るが、5Gワイヤレス通信について検討される多様な使用事例では、各WTRUは例として、ユーザ機器(User Equipment、UE)、移動局、固定又はモバイル加入者ユニット、ページャー、セルラ電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、PDA)、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、ネットブック、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電子機器、スマートウォッチ又はスマート衣類などのウェアラブルデバイス、医療若しくはeヘルスデバイス、ロボット、産業機器、ドローン、車、バス、トラック、列車、又は飛行機などの車両などを含む、ワイヤレス信号を送信又は受信するように構成された任意のタイプの装置又はデバイスを備えるか、又はその中で具現化され得ると理解される。
通信システム100はまた、基地局114a、及び基地局114bを含み得る。図15Aの例では、各基地局114a及び114bは、単一の要素として図示されている。実際には、基地局114a及び114bは、任意の数の相互接続された基地局又はネットワーク要素を含んでもよい。基地局114aは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、ネットワークサービス113、又は他のネットワーク112などのうち1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、及び102cのうちの少なくとも1つとワイヤレスに接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。同様に、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、他のネットワーク112、又はネットワークサーバ113などのうち1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、リモート無線ヘッド(Remote Radio Head、RRH)118a、118b、伝送及び受信点(Transmission and Reception Point、TRP)119a、119b、又は路側ユニット(Roadside Unit、RSU)120a及び120bのうちの少なくとも1つと有線で又はワイヤレスで接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。RRH118a、118bは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、ネットワークサービス113、又は他のネットワーク112などのうち1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102のうちの少なくとも1つ、例えば、WTRU102cとワイヤレスで接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。
TRP119a、119bは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、ネットワークサービス113、又は他のネットワーク112などのうち1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスで接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。RSU120a及び120bは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、他のネットワーク112、又はネットワークサービス113などのうち1つ以上の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102e又は102fのうちの少なくとも1つとワイヤレスで接続するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例として、基地局114a、114bは、基地トランシーバ局(Base Transceiver Station、BTS)、ノードB、eNode B、ホームノードB、ホームeNode B、次世代ノードB(Next Generation Node-B、gNode B)、衛星、サイトコントローラ、アクセスポイント(Access Point、AP)、ワイヤレスルータなどであってもよい。
基地局114aは、基地局コントローラ(Base Station Controller、BSC)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller、RNC)、リレーノードなどの他の基地局又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN103/104/105の一部であってもよい。同様に、基地局114bは、BSC、RNC、中継ノードなどの他の基地局又はネットワーク要素(図示せず)も含み得る、RAN103b/104b/105bの一部であり得る。基地局114aは、セル(図示せず)と称され得る、特定の地理的領域内でワイヤレス信号を伝送又は受信するように構成されてもよい。同様に、基地局114bは、本明細書で開示されるように、動的ユーザプレーン管理の方法、システム、及びデバイスのためのセル(図示せず)と称され得る、特定の地理的領域内で有線又はワイヤレス信号を伝送又は受信するように構成されてもよい。同様に、基地局114bは、セル(図示せず)と称され得る、特定の地理的領域内で有線又はワイヤレス信号を伝送又は受信するように構成されてもよい。セルは、更にセルセクタに分割されてもよい。例えば、基地局114aと関連付けられたセルは、3つのセクタに分割されてもよい。したがって、一例では、基地局114aは3つのトランシーバ、例えば、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含んでもよい。一例では、基地局114aは、多重入力多重出力(Multiple-Input Multiple Output、MIMO)技術を用いてもよく、したがって、セルの各セクタに複数のトランシーバを利用してもよい。
基地局114aは、エアインターフェース115/116/117を介してWTRU102a、102b、102c、及び102gのうちの1つ以上と通信してもよく、これらインターフェースは、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(Radio Frequency、RF)、マイクロ波、赤外線(Infrared、IR)、紫外線(Ultraviolet、UV)、可視光、センチメートル波、ミリ波、など)であってもよい。エアインターフェース115/116/117は、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてもよい。
基地局114bは、有線又はエアインターフェース115b/116b/117bを介してRRH118a、118b、TRP119a、119b、又はRSU120a、120bのうちの1つ以上と通信してもよく、任意の好適な有線(例えば、ケーブル、光ファイバなど)又はワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチメートル波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115b/116b/117bは、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてもよい。
RRH118a、118b、TRP119a、119b、又はRSU120a、120bは、エアインターフェース115c/116c/117cを介してWTRU102c、102d、102e、102fのうちの1つ以上と通信してもよく、これらインターフェースは、任意の好適なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチメートル波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115c/116c/117cは、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてもよい。
WTRU102a、102b、102c、102d、102e、又は102fは、エアインターフェース115d/116d/117d(サイドリンク通信など)を通じて互いに通信してもよく、これらインターフェースは、任意の好適なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチメートル波、ミリ波など)であってもよい。エアインターフェース115d/116d/117dは、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立されてもよい。
通信システム100は、多重アクセスシステムであってもよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなど、1つ以上のチャネルアクセス方式を採用してもよい。例えば、RAN103/104/105における基地局114a、及びWTRU102a、102b、102c、又はRAN103b/104b/105bにおけるRRH118a、118b、TRP119a、119b、及びRSU120a、120b、並びにWTRU102c、102d、102e、102fは、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)、地上無線アクセス(Terrestrial Radio Access、UTRA)などの無線技術を実行してもよく、これは、広帯域CDMA(Wideband CDMA、WCDMA)を使用してそれぞれエアインターフェース115/116/117又は115c/116c/117cを確立してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access、HSPA)又は進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含んでもよい。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access、HSDPA)又は高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed Uplink Packet Access、HSUPA)を含んでもよい。
一実施例では、基地局114a及びWTRU102a、102b、102c、又はRAN103b/104b/105bにおけるRRH118a、118b、TRP119a、119b、又はRSU120a、120b、並びにWTRU102c、102dは、進化型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access、E-UTRA)などの無線技術を実行してもよく、これは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)又はLTE-Advanced(LTE-A)をそれぞれ使用して、エアインターフェース115/116/117又は115c/116c/117cを確立してもよい。将来的には、エアインターフェース115/116/117又は115c/116c/117cは3GPP NR技術を実行してもよい。LTE及びLTE-A技術には、LTE D2D及びV2X技術及びインターフェース(サイドリンク通信など)が含まれてもよい。同様に、3GPP NR技術は、NR V2X技術及びインターフェース(サイドリンク通信など)を含む。
RAN103/104/105における基地局114aと、WTRU102a、102b、102c、及び102g、又はRAN103b/104b/105bにおけるRRH118a、118b、TRP119a、119b、若しくはRSU120a、120bと、WTRU102c、102d、102e、102fは、IEEE802.16(例えば、(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定標準2000(IS-2000)、暫定標準95(IS-95)、暫定標準856(IS-856)、世界移動電話規格(Global System for Mobile communications、GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution、EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などのような無線技術を実行してもよい。
本明細書で開示されるように、動的ユーザプレーン管理の方法、システム、及びデバイスを実現するために、図15Aの基地局114cは、例えば、ワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeNode B、又はアクセスポイントであってもよく、事業所、家庭、車両、列車、空中、衛星、工場、キャンパスなどの局所的エリアにおけるワイヤレス接続性を容易にするための任意の好適なRATを使用してもよい。実施例では、基地局114c及びWTRU102、例えば、WTRU102eは、IEEE802.11などの無線技術を実行してワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)を確立してもよい。同様に、基地局114c及びWTRU102dは、IEEE802.15などの無線技術を実行してワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(Wireless Personal Area Network、WPAN)を確立してもよい。更に別の例では、基地局114c及びWTRU102、例えば、WTRU102eは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、NRなど)を利用して、ピコセル又はフェムトセルを確立してもよい。図15Aに示すように、基地局114cは、インターネット110に直接接続してもよい。したがって、基地局114cは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN103/104/105又はRAN103b/104b/105bは、コアネットワーク106/107/109と通信してもよく、これは、音声、データ、メッセージング、認証認可、アプリケーション、又はボイスオーバインターネットプロトコル(Voice Over Internet Protocol、VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つ以上に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであってもよい。例えば、コアネットワーク106/107/109は、コール制御、請求サービス、移動***置ベースのサービス、プリペイド発呼、インターネット接続性、パケットデータネットワーク接続性、イーサネット接続性、ビデオ配信などを提供してもよく、又はユーザ認証などの、高レベルセキュリティ機能を実行してもよい。
図15Aには示されていないが、RAN103/104/105又はRAN103b/104b/105b又はコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105又はRAN103b/104b/105bと同じRAT、又は異なるRATを採用する他のRANと直接又は間接的に通信し得ることが理解される。例えば、E-UTRA無線技術を利用し得るRAN103/104/105又はRAN103b/104b/105bに接続されることに加えて、コアネットワーク106/107/109はまた、GSM又はNR無線技術を用いて別のRAN(図示せず)とも通信してもよい。
コアネットワーク106/107/109はまた、PSTN108、インターネット110、又は他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102d、102eのためのゲートウェイとして機能してもよい。PSTN108は、従来型電話サービス(Plain Old Telephone Service、POTS)を提供する回線交換電話網を含んでもよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおける伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol、UDP)、及びインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)などの共通通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワーク及びデバイスのグローバルシステムを含んでもよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有又は操作される、有線又はワイヤレス通信ネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105又はRAN103b/104b/105bと同じRAT、又は異なるRATを採用し得る、1つ以上のRANに接続された任意のタイプのパケットデータネットワーク(例えば、IEEE802.3イーサネットネットワーク)又は別のコアネットワークを含んでもよい。
本明細書で開示されるように、動的ユーザプレーン管理の方法、システム、及びデバイスを実現するために、通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102d、102e、及び102fのいくつか又は全ては、マルチモード機能を含んでもよく、例えば、WTRU102a、102b、102c、102d、102e、及び102fは、異なるワイヤレスリンクを通じて、異なるワイヤレスネットワークと通信するための複数のトランシーバを含んでもよい。例えば、図15Aに示されるWTRU102gは、セルラベースの無線技術を用い得る基地局114a、及びIEEE802無線技術を用い得る基地局114cと通信するように構成されてもよい。
図15Aには示されていないが、ユーザ機器がゲートウェイへに有線接続される場合があることが理解される。ゲートウェイは、レジデンシャルゲートウェイ(Residential Gateway、RG)であってもよい。RGは、コアネットワーク106/107/109への接続性を提供してもよい。本明細書に含まれる主題の多くは、ネットワークに接続するために有線接続を使用するWTRU及びUEであるUEに等しく適用し得ることが理解される。例えば、ワイヤレスインターフェース115、116、117、及び115c/116c/117cに適用される主題は、有線接続に等しく適用されてもよい。
図15Bは、本明細書で開示されるように動的ユーザプレーン管理の方法、システム、及びデバイスを実行し得る例示的なRAN103及びコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN103は、UTRA無線技術を用いてエアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、及び102cと通信してもよい。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信してもよい。図15Bに示すように、RAN103はNode-B140a、140b、及び140cを含んでもよく、これらは各々エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、及び102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。Node-B140a、140b、及び140cは各々、RAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けられてもよい。RAN103はまた、RNC142a、142bを含んでもよい。RAN103は、任意の数のノードB及び無線ネットワークコントローラ(RNC)を含み得ることが理解される。
図15Bに示すように、Node-B140a、140bは、RNC142aと通信してもよい。更に、Node-B140cはRNC142bと通信してもよい。Node-B140a、140b、及び140cは、Iubインターフェースを介して、それぞれのRNC142a及び142bと通信してもよい。RNC142a及び142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信してもよい。RNC142a及び142bの各々は、それが接続されるそれぞれのNode-B140a、140b、及び140cを制御するように構成されてもよい。加えて、RNC142a及び142bの各々は、外部ループ電力制御、負荷制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などの他の機能を実行又はサポートするように構成されてもよい。
図15Bに示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(media gateway、MGW)144、モバイルスイッチングセンタ(Mobile Switching Center、MSC)146、サービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node、SGSN)148、又はゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node、GGSN)150を含んでもよい。前述の各要素は、コアネットワーク106の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解される。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106内のMSC146に接続されてもよい。MSC146は、MGW144に接続されてもよい。MSC146及びMGW144は、WTRU102a、102b、及び102cと従来の地上回線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供してもよい。
RAN103内のRNC142aはまた、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106内のSGSN148に接続されてもよい。SGSN148は、GGSN150に接続されてもよい。SGSN148及びGGSN150は、WTRU102a、102b、及び102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供してもよい。
コアネットワーク106はまた、他のサービスプロバイダによって所有又は操作される他の有線又はワイヤレスネットワークを含み得る他のネットワーク112に接続されてもよい。
図15Cは、本明細書で開示されるように動的ユーザプレーン管理の方法、システム、及びデバイスを実行し得る例示的なRAN104及びコアネットワーク107のシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を用いて、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、及び102cと通信してもよい。RAN104はまた、コアネットワーク107と通信してもよい。
RAN104は、eNode-B160a、160b、及び160cを含んでもよいが、RAN104が、任意の数のeNode-Bを含み得ることが理解される。eNode-B160a、160b、及び160cは各々、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、及び102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。例えば、eNode-B160a、160b、及び160cは、MIMO技術を実行してもよい。したがって、eノード-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用してWTRU102aにワイヤレス信号を伝送しWTRU102aからワイヤレス信号を受信してもよい。
eNode-B160a、160b及び160cの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよく、アップリンク又はダウンリンクにおいて無線リソース管理判断、ハンドオーバ判断、ユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されてもよい。図15Cに示すように、eNode-B160a、160b、及び160cは、X2インターフェースを通じて互いに通信してもよい。
図15Cに示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(Mobility Management Gateway、MME)162、サービングゲートウェイ164、及びパケットデータネットワーク(Packet Data Network、PDN)ゲートウェイ166を含んでもよい。前述の要素の各々は、コアネットワーク107の一部として図示されているが、これらの要素のいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有及び/又は操作され得ることが理解される。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノード-B160a、160b及び160cの各々に接続されてもよく、制御ノードとして機能してもよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、及び102c、ベアラアクティブ化/非アクティブ化のユーザを認証し、WTRU102a、102b、及び102cの初期アタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択するなどの役割を果たしてもよい。MME162はまた、RAN104と、GSM又はWCDMAなどの他の無線技術を用いる他のRAN(図示せず)との間の交換のための制御プレーン機能を提供してもよい。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介してRAN104におけるeNode-B160a、160b、及び160cの各々に接続されてもよい。サービングゲートウェイ164は一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、及び102cに/WTRU102a、102b、及び102cからルーティング及び転送してもよい。サービングゲートウェイ164はまた、eNode B間ハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、及び102cに利用可能であるときにページングをトリガすること、WTRU102a、102b、及び102cのコンテキストを管理及び記憶することなど、他の機能を実行してもよい。
サービングゲートウェイ164はまた、PDNゲートウェイ166に接続されてもよく、PDNゲートウェイ166は、インターネット110などパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にしてもよい。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にしてもよい。例えば、コアネットワーク107は、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供して、WTRU102a、102b、及び102cと従来の固定電話回線通信デバイスとの間の通信を容易にしてもよい。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem、IMS)サーバ)を含むか、又はこのIPゲートウェイと通信してもよい。加えて、コアネットワーク107は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供してもよく、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有又は操作される他の有線又はワイヤレスネットワークを含んでもよい。
図15Dは、本明細書で開示されるように動的ユーザプレーン管理の方法、システム、及びデバイスを実行し得る例示的なRAN105及びコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、NR無線技術を用いてエアインターフェース117を介してWTRU102a及び102bと通信してもよい。RAN105はまた、コアネットワーク109と通信してもよい。非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Interworking Function、N3IWF)199は、非3GPP無線技術を用いてエアインターフェース198を介してWTRU102cと通信してもよい。N3IWF199はまた、コアネットワーク109と通信してもよい。
RAN105は、gNode-B180a及び180bを含んでもよい。RAN105は、任意の数のgNode-Bを含み得ることが理解される。gNode-B180a及び180bは各々、エアインターフェース117を介してWTRU102a及び102bと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。統合アクセス及びバックホール接続が使用されるとき、同じエアインターフェースがWTRUとgNode-Bとの間で使用されてもよく、このエアインターフェースは、1つ又は複数のgNBを介したコアネットワーク109であってもよい。gNode-B180a及び180bは、MIMO、MU-MIMO、又はデジタルビームフォーミング技術を実行してもよい。したがって、gNode-B180aは、例えば、複数のアンテナを使用してWTRU102aにワイヤレス信号を伝送しWTRU102aからワイヤレス信号を受信してもよい。RAN105は、eNode-Bなど他のタイプの基地局を用い得ることを理解すべきである。RAN105は、2つ以上のタイプの基地局を採用し得ることも理解される。例えば、RANは、eNode-B及びgNode-Bを用いてもよい。
N3IWF199は、非3GPPアクセスポイント180cを含んでもよい。N3IWF199は、任意の数の非3GPPアクセスポイントを含み得ることが理解される。非3GPPアクセスポイント180cは、エアインターフェース198を介してWTRU102cと通信するための1つ以上のトランシーバを含んでもよい。非3GPPアクセスポイント180cは、802.11プロトコルを使用してエアインターフェース198を介してWTRU102cと通信してもよい。
gNode-B180a及び180bの各々は、特定のセル(図示せず)と関連付けられてもよく、アップリンク又はダウンリンクにおいて無線リソース管理判断、ハンドオーバ判断、ユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されてもよい。図15Dに示すように、gNode-B180a及び180bは、例えばXnインターフェースを通じて互いに通信してもよい。
図15Dに示されるコアネットワーク109は、5Gコアネットワーク(5G core network、5GC)であってもよい。コアネットワーク109は、無線アクセスネットワークによって相互接続されている顧客に多数の通信サービスを提供してもよい。コアネットワーク109は、コアネットワークの機能性を実行する多数のエンティティを含む。本明細書で使用されるとき、「コアネットワークエンティティ」又は「ネットワーク機能」という用語は、コアネットワークの1つ以上の機能を実行する任意のエンティティを指す。そのようなコアネットワークエンティティは、ワイヤレス又はネットワーク通信のために構成された装置、又は図15Gに示されるシステム90などのコンピュータシステムのメモリに記憶された、及びこれらのプロセッサで実行されるコンピュータ実行可能命令(ソフトウェア)の形態で実装される論理エンティティであり得ることが理解される。
図15Dの例では、5Gコアネットワーク109は、アクセス及びモビリティ管理機能(access and mobility management function、AMF)172、セッション管理機能(Session Management Function、SMF)174、ユーザプレーン機能(User Plane Functions、UPFs)176a及び176b、ユーザデータ管理機能(User Data Management Function、UDM)197、認証サーバ機能(Authentication Server Function、AUSF)190、ネットワーク露出機能(Network Exposure Function、NEF)196、ポリシー制御機能(Policy Control Function、PCF)184、非3GPPインターワーキング機能(N3IWF)199、ユーザデータリポジトリ(User Data Repository、UDR)178を含んでもよい。前述の要素の各々は5Gコアネットワーク109の一部として図示されているが、これらの要素のいずれもコアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有又は操作され得ることが理解される。また、5Gコアネットワークはこれらの要素の全てからなるとは限らず追加の要素からなる場合があり、これらの要素各々の複数の実例からなる場合があることも理解される。図15Dは、ネットワーク機能が互いに直接接続することを示しているが、これらネットワーク機能が直径ルーティングエージェント又はメッセージバスなどのルーティングエージェントを介して通信し得ることを理解すべきである。
図15Dの例では、ネットワーク機能間の接続性は一組のインターフェース又は基準ポイントを介して達成される。ネットワーク機能は、他のネットワーク機能又はサービスによって呼び出されるか又はコールされる一組のサービスとしてモデル化されるか、記載されるか、又は実装され得ることが理解される。ネットワーク機能サービスの呼び出しは、ネットワーク機能間の直接接続、メッセージバス上のメッセージングの交換、ソフトウェア機能の発呼などを介して達成されてもよい。
AMF172は、N2インターフェースを介してRAN105に接続されてもよく、制御ノードとして機能してもよい。例えば、AMF172は登録管理、接続管理、到達可能性管理、アクセス認証、アクセス認可の役割を果たしてもよい。AMFは、ユーザプレーントンネル構成情報をN2インターフェースを介してRAN105に転送する役割を果たしてもよい。AMF172は、ユーザプレーントンネル構成情報をN11インターフェースを介してSMFから受信してもよい。AMF172は一般に、NASパケットをN1インターフェースを介してWTRU102a、102b、及び102cに/からルーティングし転送してもよい。N1インターフェースは、図15Dに示されていない。
SMF174は、N11インターフェースを介してAMF172に接続されてもよい。同様に、SMFは、N7インターフェースを介してPCF184に、かつN4インターフェースを介してUPF176a及び176bに接続されてもよい。SMF174は制御ノードとして機能してもよい。例えば、SMF174は、セッション管理、WTRU102a、102b、及び102cのIPアドレス割り当て、UPF176a及びUPF176bにおけるトラフィックステアリングルールの管理及び構成、並びにAMF172へのダウンリンクデータ通知の生成の役割を果たしてもよい。
UPF176a及びUPF176bは、WTRU102a、102b、及び102cと他のデバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケットデータネットワーク(PDN)へのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供してもよい。UPF176a及びUPF176bはまた、他のタイプのパケットデータネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供してもよい。例えば、他のネットワーク112は、イーサネットネットワーク、又はデータのパケットを交換する任意のタイプのネットワークであってもよい。UPF176a及びUPF176bは、N4インターフェースを介してSMF174からトラフィックステアリングルールを受信してもよい。UPF176a及びUPF176bは、パケットデータネットワークをN6インターフェースと接続することによって、又はN9インターフェースを介して互いに又は他のUPFに接続することによって、パケットデータネットワークへのアクセスを提供してもよい。パケットデータネットワークへのアクセスを提供することに加えて、UPF176は、パケットルーティング及び転送、ポリシールールの施行、ユーザプレーントラフィックのサービス処理品質、ダウンリンクパケットバッファリングの役割を果たしてもよい。
AMF172はまたN3IWF199に、例えばN2インターフェースを介して接続されてもよい。N3IWFは、例えば3GPPによって定義されていない無線インターフェース技術を介して、WTRU102cと5Gコアネットワーク170との間の接続を容易にする。AMFは、RAN105と相互作用するのと同じ又は同様の様式で、N3IWF199と相互作用してもよい。
PCF184は、N7インターフェースを介してSMF174に接続され、N15インターフェースを介してAMF172に接続され、N5インターフェースを介してアプリケーション機能(Application Function、AF)188に接続されてもよい。N15及びN5インターフェースは、図15Dには示されていない。PCF184は、AMF172及びSMF174などの制御プレーンノードにポリシールールを提供してもよく、制御プレーンノードがこれらのルールを施行することを可能になる。PCF184は、WTRU102a、102b、及び102cのためにAMF172にポリシーを送信してもよく、AMFは、N1インターフェースを介してWTRU102a、102b、及び102cにポリシーを送達してもよい。次いで、ポリシーはWTRU102a、102b、及び102cにおいて施行又は適用されてもよい。
UDR178は、認証証明書及び加入情報のためのリポジトリとして機能してもよい。UDRは、ネットワーク機能に接続してもよくて、ネットワーク機能は、リポジトリ内にあるデータを追加し、このデータを読み取り、かつこのデータを変更し得る。例えば、UDR178はN36インターフェースを介してPCF184に接続してもよい。同様に、UDR178はN37インターフェースを介してNEF196に接続してもよく、UDR178はN35インターフェースを介してUDM197に接続してもよい。
UDM197は、UDR178と他のネットワーク機能との間のインターフェースとして機能してもよい。UDM197は、UDR178のアクセスに対するネットワーク機能を認可してもよい。例えば、UDM197は、N8インターフェースを介してAMF172に接続してもよく、UDM197は、N10インターフェースを介してSMF174に接続してもよい。同様に、UDM197はN13インターフェースを介してAUSF190に接続してもよい。UDR178とUDM197は、緊密に統合されてもよい。
AUSF190は、認証関連動作を実行し、N13インターフェースを介してUDM178と、及びN12インターフェースを介してAMF172に接続する。
NEF196は、5Gコアネットワーク109における能力及びサービスをアプリケーション機能(AF)188に露出する。露出は、N33 APIインターフェースで発生する場合がある。NEFは、N33インターフェースを介してAF188に接続してもよく、5Gコアネットワーク109の能力及びサービスを露出させるために、他のネットワーク機能に接続してもよい。
アプリケーション機能188は、5Gコアネットワーク109内のネットワーク機能と相互作用してもよい。アプリケーション機能188とネットワーク機能との間の相互作用は、直接インターフェースを介してもよいし、又はNEF196を介して発生する可能性がある。アプリケーション機能188は、5Gコアネットワーク109の一部とみなされてもよいし、又は5Gコアネットワーク109の外部にあり、モバイルネットワークオペレータと取引関係を有する企業によって展開されてもよい。
ネットワークスライシングは、モバイルネットワークオペレータに使用されて、オペレータのエアインターフェースの後ろの、1つ以上の「仮想」コアネットワークをサポートするメカニズムである。これは、コアネットワークを1つ以上の仮想ネットワークに「スライス」して、単一のRAN全体で実行される、異なるRAN又は異なるサービスタイプをサポートすることを含む。ネットワークスライシングにより、オペレータは、例えば、機能性、性能、及び分離の領域において、多様な要件を必要とする異なる市場シナリオのために最適化された解決策を提供するようにカスタマイズされた、ネットワークを作成できる。
3GPPは、ネットワークスライシングをサポートするために5Gコアネットワークを設計している。ネットワークスライシングは、ネットワークオペレータが、非常に多様で極端な要件を必要とすることもある5Gの多様な使用事例の組(例えば、大規模なIoT、重要な通信、V2X、及び強化されたモバイルブロードバンド)をサポートするために使用できる良好なツールである。ネットワークスライシング技術を使用しなければ、各使用事例がその特定の組の性能、スケーラビリティ、及び可用性要件を有する際、より広範囲の使用事例のニーズを効率的にサポートするのに十分な柔軟性及び拡張性がネットワークアーキテクチャにない可能性が高い。更に、新しいネットワークサービスの導入をより効率的にするべきである。
再び図15Dを参照すると、ネットワークスライシングシナリオにおいて、WTRU102a、102b、又は102cは、N1インターフェースを介してAMF172に接続してもよい。AMFは、論理的に1つ以上のスライスの一部であってもよい。AMFは、WTRU102a、102b、又は102cの、1つ以上のUPF176a及び176b、SMF174、並びに他のネットワーク機能との接続又は通信を調整してもよい。UPF176a及び176b、SMF174、並びに他のネットワーク機能はそれぞれ、同じスライス又は異なるスライスの一部であってもよい。それらが異なるスライスの一部であるとき、異なるコンピューティングリソース、セキュリティ証明書などを利用し得るという観点から互いに分離されてもよい。
コアネットワーク109は、他のネットワークとの通信を容易にしてもよい。例えば、コアネットワーク109は、5Gコアネットワーク109とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバなどのIPゲートウェイを含むか、又はこれと通信してもよい。例えば、コアネットワーク109は、ショートメッセージサービスを介して通信を容易にするショートメッセージサービス(short message service、SMS)サービスセンタを含むか、又はこれと通信してもよい。例えば、5Gコアネットワーク109は、WTRU 102a、102b、及び102cとサーバ又はアプリケーション機能188との間の非IPデータパケットの交換を容易にしてもよい。加えて、コアネットワーク170は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、及び102cに提供してもよく、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有又は操作される他の有線又はワイヤレスネットワークを含んでもよい。
本明細書に記載され、図15A、図15C、図15D、又は図15Eに示されるコアネットワークエンティティは、特定の既存の3GPP仕様においてそれらのエンティティに与えられる名前によって識別されるが、将来のそれらのエンティティ及び機能は、他の名前によって識別されてもよく、将来の3GPP NR仕様を含む、3GPPによって公開された将来の仕様において、特定のエンティティ又は機能が組み合わされ得ることが理解される。したがって、図15A、図15B、図15C、図15D、又は図15Eに記載及び示される特定のネットワークエンティティ及び機能は、単に一例として提供されており、本明細書に開示及び特許請求される主題は、現在定義されているか又は将来定義されているかにかかわらず、任意の同様の通信システムで具体化又は実装され得ることが理解される。
図15Eは、本明細書で記載される、動的ユーザプレーン管理を実行するシステム、方法、装置が使用され得る例示的な通信システム111を示す。通信システム111は、ワイヤレス伝送/受信ユニット(WTRU)A、B、C、D、E、F、基地局gNB121、V2Xサーバ124、及び路側ユニット(RSU)123a及び123bを含んでもよい。実際には、本明細書に提示される概念は、任意の数のWTRU、基地局gNB、V2Xネットワーク、又は他のネットワーク要素に適用されてもよい。1つ又は複数の、又は全てのWTRU A、B、C、D、E、及びFは、アクセスネットワークのカバレッジ131の範囲外であってもよい。WTRU A、B、及びCはV2Xグループを形成し、このグループではWTRU Aがグループリードであり、WTRU B及びCがグループメンバーである。
WTRU A、B、C、D、E、及びFは、それらがアクセスネットワークのカバレッジ131内にある場合、gNB121を介してUuインターフェース129を越えて互いに通信してもよい。図15Eの例では、WTRU B及びFはアクセスネットワークのカバレッジ131内に示される。WTRU A、B、C、D、E、及びFは、それらがアクセスネットワークのカバレッジ131下に、又はアクセスネットワークのカバレッジ131の外側にあるかどうかにかかわらず、インターフェース125a、125b、又は128などのサイドリンクインターフェース(例えば、PC5又はNR PC5)を介して互いに直接通信してもよい。例えば、図15Eの例では、アクセスネットワークのカバレッジ131の外側にあるWRTU Dは、カバレッジ131内にあるWTRU Fと通信する。
WTRU A、B、C、D、E、及びFは、車両対ネットワーク通信(V2N)133又はサイドリンクインターフェース125bを介してRSU123a又は123bと通信してもよい。WTRU A、B、C、D、E、及びFは、車両対インフラストラクチャ通信(V2I)インターフェース127を介してV2Xサーバ124と通信してもよい。WTRU A、B、C、D、E、及びFは、車両対人間通信(V2P)インターフェース128を介して別のUEに通信してもよい。
図15Fは、図15A、図15B、図15C、図15D、若しくは図15E又は図11~図14のWTRU102(例えば、リモートUE201、リレーUE202、又はgNB203)など、本明細書で記載される、動的ユーザプレーン管理を実行するシステム、方法、及び装置によるワイヤレス通信及び動作のために構成され得る例示的な装置又はデバイスWTRU102のブロック図である。図15Fに示すように、例示的なWTRU102は、プロセッサ78、トランシーバ120、伝送/受信要素122、スピーカ/マイクロフォン74、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ77、非リムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(global positioning system、GPS)チップセット136、及び他の周辺機器138を含んでもよい。WTRU102は、前述の要素の任意の部分組み合わせを含み得ることが理解される。また、基地局114a及び114b、又は基地局114a及び114bが表すノードは限定されないが、とりわけトランシーバ局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、進化型ホームノード-B(evolved home node-B、eNodeB)、ホーム進化型ノード-B(home evolved node-B、HeNB)、ホーム進化型ノード-Bゲートウェイ、次世代ノードB(gNode-B)、及びプロキシノードなどは、図15Fに図示される要素のうちのいくつか又は全てを含んでもよく、本明細書で記載される動的ユーザプレーン管理のための開示されたシステム及び方法を実行する例示的な実装形態であってもよい。
プロセッサ78は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits、ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ78は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、又はWTRU102をワイヤレス環境で動作可能にする任意の他の機能を実行してもよい。プロセッサ78は、送信/受信要素122に結合され得るトランシーバ120に結合されてもよい。図15Fは、プロセッサ78及びトランシーバ120を別個のコンポーネントとして示すが、プロセッサ78及びトランシーバ120は、電子パッケージ又はチップにおいて統合され得ることが理解される。
UEの伝送/受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して基地局(例えば、図15Aの基地局114a)に信号を伝送するか又は基地局から信号を受信するか、又はエアインターフェース115d/116d/117dを介して別のUEに信号を伝送するか又はUEから信号を受信するように構成されてもよい。例えば、伝送/受信要素122は、RF信号を伝送又は受信するように構成されたアンテナであってもよい。伝送/受信要素122は、例えば、IR、UV、Radar、LIDAR、又は可視光信号を伝送又は受信するように構成されたエミッタ/検出器であってもよい。伝送/受信要素122は、RF信号及び光信号の両方を伝送及び受信するように構成されてもよい。伝送/受信要素122は、ワイヤレス又は有線信号の任意の組み合わせを伝送又は受信するように構成され得ることが理解される。
加えて、伝送/受信要素122は、単一の要素として図15Fに図示されているが、WTRU102は、任意の数の伝送/受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102はMIMO技術を用いてもよい。したがって、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を介してワイヤレス信号を伝送及び受信するための2つ以上の伝送/受信要素122(例えば、多重アンテナ)を含んでもよい。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって伝送される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されてもよい。上記のように、WTRU102はマルチモード機能を有してもよい。したがって、トランシーバ120は、WTRU102が複数のRAT、例えば、NR及びIEEE802.11又はNR及びE-UTRAを介して通信すること、又は異なるRRH、TRP、RSU、又はノードへの複数のビームを介して同じRATと通信することを可能にする、複数のトランシーバを含んでもよい。
WTRU102のプロセッサ78は、スピーカ/マイクロフォン74、キーパッド126、又はディスプレイ/タッチパッド/インジケータ77(例えば、液晶表示(Liquid Crystal display、LCD)ディスプレイユニット若しくは有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode、OLED)ディスプレイユニット)に結合されてもよく、それらからユーザ入力データを受信してもよい。プロセッサ78はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロフォン74、キーパッド126、又はディスプレイ/タッチパッド/インジケータ77に出力してもよい。更に、プロセッサ78は、非リムーバブルメモリ130又はリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そのメモリにデータを記憶してもよい。非リムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory、RAM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ハードディスク、又は他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含んでもよい。リムーバブルメモリ132は、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module、SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(Secure Digital、SD)メモリカードなどを含んでもよい。プロセッサ78は、クラウド又はエッジコンピューティングプラットフォーム又はホームコンピュータ(図示せず)でホストされるサーバ上など、WTRU102上に物理的に位置していないメモリから情報にアクセスし、そのメモリにデータを記憶してもよい。プロセッサ78は、本明細書で記載される実施例のいくつかでセットアップが成功したか不成功であったかに応じて、ディスプレイ又はインジケータ77上の照明パターン、画像、又は色を制御するように、又は関連付けられた構成要素を含む動的ユーザプレーン管理のステータスを別様に示すように構成されてもよい。ディスプレイ又はインジケータ77上の制御照明パターン、画像、又は色は、本明細書で示される又は考察される図(例えば、図11~図14など)における方法フロー又は構成要素のうちのいずれかのステータスを反映してもよい。本明細書では、動的ユーザプレーン管理のメッセージ及び手順が開示される。メッセージ及び手順を拡張して、ユーザが入力ソース(例えば、スピーカ/マイクロフォン74、キーパッド126、又はディスプレイ/タッチパッド/インジケータ77)を介して、リソースを要求し、ディスプレイ77上に表示され得る他のものの中で動的ユーザプレーン管理関連情報を要求、構成、又はクエリするための、インターフェース/APIを提供してもよい。
プロセッサ78は、電源134から電力を受け取り、WTRU102内の他の構成要素に配電し又はその電力を制御するように構成されてもよい。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスであってもよい。例えば、電源134は、1つ以上の乾式セル電池、太陽電池、燃料電池などを含んでもよい。
プロセッサ78はまた、GPSチップセット136に結合されてもよく、GPSチップセット136はWTRU102の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度及び緯度)を提供するように構成されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて又はその代わりに、WTRU102は基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介して位置情報を受信し、又は2つ以上の近くの基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その場所を判定してもよい。WTRU102は、任意の好適な位置判定方法によって位置情報を取得し得ることが理解される。
プロセッサ78は、他の周辺機器138に更に結合されてもよく、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能、又は有線若しくはワイヤレス接続を提供する1つ以上のソフトウェアモジュール又はハードウェアモジュールを含んでもよい。例えば、周辺機器138は、加速度計、生体認証(例えば、指紋認証)センサ、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真又はビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Vus、USB)ポート又は他の相互接続インターフェースなど様々なセンサ、振動デバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(Frequency Modulated、FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含んでもよい。
WTRU102は、センサ、家庭用電子製品、スマートウォッチ又はスマートクロージングなどのウェアラブルデバイス、医療又はeヘルスデバイス、ロボット、産業機器、ドローン、自動車、トラック、列車、飛行機などの車両など、他の装置又はデバイスに含まれてもよい。WTRU102は、周辺機器138のうちの1つを含み得る相互接続インターフェースなど、1つ以上の相互接続インターフェースを介してこうした装置又はデバイスの他の構成要素、モジュール、又はシステムに接続してもよい。
図15Gは、RAN103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、他のネットワーク112、又はネットワークサービス113内の特定のノード又は機能エンティティなど、本明細書で記載され、特許請求される図11~図14に示すシステム及び方法など、図15A、図15C、図15D、及び図15Eに示す通信ネットワークの1つ以上の装置、並びに動的ユーザプレーン管理が具現化され得る、例示的なコンピューティングシステム90のブロック図である。コンピューティングシステム90はコンピュータ又はサーバを含んでもよく、主にコンピュータ可読命令によって制御されてもよい。コンピュータ可読命令はソフトウェアの形態で、任意の場所で、又はこのようなソフトウェアが記憶又はアクセスされるあらゆる手段によるものであってよい。このようなコンピュータ可読命令をプロセッサ91内で実行して、コンピューティングシステム90に作業をさせてもよい。プロセッサ91は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連付けられた1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ91は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、又はコンピューティングシステム90を通信ネットワークで動作させることを可能にする、任意の他の機能を実行してもよい。コプロセッサ81は、メインプロセッサ91とは異なる任意のプロセッサであり、追加の機能を実施するか又はプロセッサ91を支援してもよい。プロセッサ91又はコプロセッサ81は、制御プレーンまたはユーザプレーンを介してメッセージを受信することなど、動的ユーザプレーン管理のための本明細書で開示される方法及び装置に関連するデータを受信、生成、及び処理してもよい。
動作中、プロセッサ91は、命令をフェッチ、復号、及び実行し、コンピューティングシステムのメインデータ転送経路、システムバス80を介して、他のリソースに及び他のリソースから情報を転送する。そのようなシステムバスは、コンピューティングシステム90内の構成要素を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータライン、アドレスを送信するためのアドレスライン、及び割り込みを送信しシステムバスを動作させるための制御ラインを含む。このようなシステムバス80の例は、周辺構成要素相互接続(Peripheral Component Interconnect、PCI)バスである。
システムバス80に結合されたメモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82及び読み取り専用メモリ(ROM)93を含む。このようなメモリには、情報の格納及び取り出しを可能にする回路が含まれる。ROM93は概して、容易に修正することができない記憶されたデータを含む。RAM82に記憶されたデータは、プロセッサ91又は他のハードウェアデバイスによって読み取られるか又は変更されてもよい。RAM82又はROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御されてもよい。メモリコントローラ92は、命令が実行されると仮想アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変換機能を提供してもよい。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを分離しシステムプロセスをユーザプロセスから分離するメモリ保護機能を提供してもよい。したがって、第1のモードで実行されるプログラムは、そのプロセス仮想アドレス空間によってマッピングされたメモリのみにアクセスしてもよく、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別プロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスできない。
更に、コンピューティングシステム90は、プリンタ94、キーボード84、マウス95、及びディスクドライブ85などの周辺機器にプロセッサ91から命令を通信する役割を果たす、周辺機器コントローラ83を含んでもよい。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピューティングシステム90によって生成された視覚的出力を表示するために使用される。このような視覚的出力は、テキスト、グラフィック、アニメーショングラフィック、及び動画を含んでもよい。視覚的出力は、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface、GUI)の形式で提供されてもよい。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、又はタッチパネルで実装されてもよい。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要な電子部品を含む。
更に、コンピューティングシステム90は、コンピューティングシステム90を、図15A、図15B、図15C、図15D、又は図15EのRAN103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、WTRU102、又は他のネットワーク112などの外部通信ネットワーク若しくはデバイスに接続するために使用され得る、例えば、ワイヤレス又は有線ネットワークアダプタ97などの通信回路を含んでもよく、コンピューティングシステム90が、それらのネットワークの他のノード又は機能的エンティティと通信することを可能にする。通信回路は、単独で又はプロセッサ91と組み合わせて、本明細書に記載の特定の装置、ノード、又は機能エンティティの伝送及び受信ステップを実行するために使用されてもよい。
本明細書に記載の装置、システム、方法、及びプロセスのいずれか又は全ては、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令(例えば、プログラムコード)の形態で具体化されてもよく、その命令は、プロセッサ78又は91などのプロセッサによって実行されるときに、プロセッサに、本明細書に記載のシステム、方法、及びプロセスを実行又は実装させることが理解される。具体的には、本明細書に記載のステップ、動作、又は機能のいずれかは、ワイヤレス又は有線ネットワーク通信のために構成された装置又はコンピューティングシステムのプロセッサ上で実行される、このようなコンピュータ実行可能命令の形態で実装されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、任意の非一時的な(例えば、有形又は物理的)方法又は情報を記憶するための技術において実装される、揮発性及び不揮発性、リムーバブル及び非リムーバブルな媒体を含むが、このようなコンピュータ可読記憶媒体は信号を含まない。コンピュータ可読記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、又は他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disks、DVDs)又は他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶デバイス、又は所望の情報を記憶するために使用され、コンピューティングシステムによってアクセスされ得る他の任意の有形又は物理的媒体が含まれる。
本開示の主題である動的ユーザプレーン管理の好適な方法、システム、又は装置の説明において、図示されるように、分かりやすくするために特定の用語が用いられる。しかしながら、特許請求される主題は、そのように選択された特定の用語に限定されることを意図していない。
本明細書に記載の様々な技術は、ハードウェア、ファームウェアソフトウェア、又は、適宜、それらの組み合わせに関連して実装されてもよい。このようなハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアは、通信ネットワークの様々なノードに位置する装置内に存在してもよい。装置は、本明細書で記載される方法を実現するために、単独で又は互いに組み合わせて動作してもよい。本明細書で使用される場合、「装置」、「ネットワーク装置」、「ノード」、「デバイス」、「ネットワークノード」などの用語は、互換的に使用されてもよい。加えて、「又は」という語の使用は、本明細書において別段の定めがない限り、一般に包括的に使用される。
記載された説明では、最良の形態を含む、開示された主題のための例を使用し、また、任意のデバイス又はシステムを作製及び使用すること、並びに任意の組み込まれた方法を実行することを含む、開示された主題を当業者が実践することを可能にする。開示された主題は、当業者が想到する他の例(例えば、本明細書に開示される例示的な方法の間でステップをスキップすること、ステップを組み合わせること、又はステップを追加すること)を含んでもよい。
とりわけ、本明細書で説明する方法、システム、及び装置は動的ユーザプレーン管理を提供し得る。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、又は装置は、QoS要件を有する第2のデバイスからのまたは第2のデバイスへのデータトラフィックフローを管理するための要求を受信することと、第2のデバイスから経路選択コンテキスト情報を取得することと、第3のデバイスから経路選択コンテキスト情報を取得することと、取得された経路選択コンテキスト情報及びトラフィックフローのQoS要件に基づいて、トラフィックフローのためのユーザプレーン接続を確立するために1つ以上の経路を選択することと、ユーザプレーン接続を確立するように第2のデバイス及び第3のデバイスを構成することと、データフロートラフィックを1つ以上のUP接続にマッピングすることと、を備える。第1のデバイスは基地局(例えば、eNB又はgNB)を含んでもよく、第2のデバイスは、リモートUEを含んでもよく、第3のデバイスは、リレーUEを含んでもよい。第1のデバイスは、第4のデバイス又は第2のデバイスから要求を受信してもよい。第4のデバイスは、AMFを含んでもよい。第2のデバイスから取得される経路選択コンテキスト情報は、電力消費要件、チャネルビジー比、第2のデバイスの候補のリスト、又は第2のデバイスのプリファランスを含んでもよい。第3のデバイスから取得される経路選択コンテキスト情報は、チャネルビジー比又はバッテリ状態を含む。第1のデバイスは、第2のデバイスの電力消費を最小限にするために、第3のデバイスを選択してデータトラフィックフローを第2のデバイスに転送してもよい。第1のデバイスは、データトラフィックフローのレイテンシ要件を満たすために、データトラフィックフローを第2のデバイスに直接転送することを選択してもよい。第1のデバイスは、データトラフィックフローの信頼性要件を満たすために、第3のデバイスを選択してデータトラフィックフローを間接的に第2のデバイスへ又は第2のデバイスから転送するか、または同時にデータトラフィックフローを第2のデバイスへ直接転送してもよい。第1のデバイスは、データトラフィックフローのQoSに基づいて第2のデバイスへまたは第2のデバイスからデータトラフィックを転送するように、第3のデバイスを構成してもよい。この段落又は次の段落における全ての組み合わせ(ステップの除去又は追加を含む)は、詳細な説明の他の部分と一致するように考察される。
第1のデバイスは、データトラフィックフローのQoSに基づいて、指定されたデータトラフィックフローについて第3のデバイスに送信するかまたは第3のデバイスから受信するように、第2のデバイスを構成してもよい。第2又は第3のデバイスは、第1のデバイスから受信された構成情報に基づいて接続を確立してもよい。第2又は第3のデバイスは、第1のデバイスから受信した構成情報に基づいて接続を解放する。第1のデバイスは、第2のデバイスを直接構成する。第1のデバイスは、現在のユーザプレーン接続がトラフィックフローのQoS要件を満たすことができない場合、トラフィックフローのためのユーザプレーン接続を確立するために1つ以上の経路を再選択してもよい。UP接続は、直接接続であってもよく、第3のデバイスを介した1つ以上の間接接続であってもよい。第1のデバイスは、データフローパケットを1つ以上のPDCPエンティティにマッピングする。第1のデバイスは、データフローパケットを、同じPDCPエンティティであるが1つ以上のRLCエンティティにマッピングする。この段落又は次の段落における全ての組み合わせ(ステップの除去又は追加を含む)は、詳細な説明の他の部分と一致するように考察される。
方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、又は装置は、第1のデバイスによって、第2のデバイスから第1のパスを介してパス選択コンテキスト構成情報を受信することと、受信された「経路選択コンテキスト」構成情報に基づいて、第1の経路を介して、経路選択コンテキスト情報を第2のデバイスに送信することと、第2デバイスから第1経路を介して「ユーザプレーン接続」構成情報を受信することと、受信された「ユーザプレーン接続」構成情報に基づいて、第2の経路を介して第2のデバイスに通信するように第1のデバイスを構成することと、第1の経路を介して第2のデバイスに応答して、受信されたユーザプレーン接続構成を受け入れることを備える。第1の経路は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の直接経路であってもよく、第2の経路は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の間接経路であってもよい。第1の経路は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の間接経路であってもよく、第2の経路は、第1のデバイスと第2のデバイスとの間の直接経路であってもよい。第1のデバイスは、リレーUE又はリモートUEを含む。経路選択コンテキスト情報は、バッテリ状態、負荷状態、電力消費要件、チャネルビジー比、好ましいリレーUEの候補のリスト、又はアタッチされたリモートUEの数を含んでもよい。第1のデバイスは、リモートUE又はリレーUEであってもよい。ユーザプレーン接続構成情報は、ベアラID、第1のデバイスのUE ID、第3のデバイスのUE ID、リモートUE ID、リレーUE ID、新しいサイドリンク接続に関連付けられた無線リンク制御(RLC)チャネルマッピング構成、またはトラフィックフローのサービス品質(QoS)要件のうちの1つ以上を含んでもよい。第2のデバイスに通信するように第1のデバイスを構成することは、第1のデバイスが第3のデバイスへのサイドリンク接続を確立することを更に伴ってもよい。第1の経路は、間接接続上にあってもよく、ユーザプレーン接続構成情報は、第3のデバイスからのPC5無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージ内で移送されてもよい。経路選択コンテキスト情報は、測定報告、物理レイヤ指示、メディアアクセス制御(Media Access Control、MAC)制御要素(Control Element、CE)、RRCメッセージ、又はNASメッセージを介して送信されてもよい。経路選択コンテキスト情報は、第2のデバイスからの要求に基づいて、周期的に、または何らかのトリガされたイベントに基づいて送信されてもよい。この段落における全ての組み合わせ(ステップの除去又は追加を含む)は、詳細な説明の他の部分と一致するように考察される。

Claims (19)

  1. ワイヤレス通信を介して通信する第1のデバイスであって、前記第1のデバイスは、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、を備え、前記メモリが、前記メモリに記憶された実行可能命令を含み、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに実行させる操作は、
    第2のデバイスから第1の経路を介して経路選択コンテキスト構成情報を受信することと、
    前記経路選択コンテキスト構成情報に基づいて、前記第1の経路を介して前記第2のデバイスに経路選択コンテキスト情報を送信することと、
    前記第2のデバイスから前記第1の経路を介してユーザプレーン接続構成情報を受信することと、
    前記ユーザプレーン接続構成情報に基づいて、第2の経路を介して前記第2のデバイスに通信するように前記第1のデバイスを構成することと、
    前記第1の経路を介して前記第2のデバイスに応答を送信することと、を含み、前記応答は、前記ユーザプレーン接続構成の受け入れを示すことを含む、第1のデバイス。
  2. 前記第1経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の直接ワイヤレス通信経路であり、前記第2の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の間接ワイヤレス通信経路である、請求項1に記載の第1のデバイス。
  3. 前記第1の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の間接ワイヤレス通信経路であり、前記第2の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の直接ワイヤレス通信経路である、請求項1に記載の第1デバイス。
  4. 前記第1のデバイスは、リレーワイヤレス送信/受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)又はリモートWTRUを含む、請求項1に記載の第1のデバイス。
  5. 前記経路選択コンテキスト情報は、パラメータのうちの1つ以上を含み、前記パラメータは、バッテリ-状態、負荷状態、電力消費要件、チャネルビジー比、好ましいリレーUEの候補のリスト、または前記リレーUEを使用するリモートUEの数である、請求項1に記載の第1のデバイス。
  6. 前記ユーザプレーン接続構成情報は、ベアラ識別子(ID)、前記第1のデバイスのワイヤレス送信/受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)ID、第3のデバイスのWTRU ID、リモートWTRU ID、リレーWTRU ID、サイドリンク接続に関連付けられた無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)チャネルマッピング構成、又はトラフィックフローのサービス品質(Quality of Service、QoS)要件を含む、請求項1に記載の第1のデバイス。
  7. 前記第2のデバイスに通信するように前記第1のデバイスを構成することは、前記第1のデバイスによって、サイドリンク接続を介して第3のデバイスに接続することを更に含む、請求項1に記載の第1のデバイス。
  8. 前記第1の経路は、間接ワイヤレス通信経路上にあり、前記ユーザプレーン接続構成情報は、第3のデバイスからのPC5無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)メッセージ内で移送される、請求項1に記載の第1のデバイス。
  9. 前記経路選択コンテキスト情報が、測定報告、物理レイヤ指示、媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)制御要素(Control Element、CE)、RRCメッセージ、又はNASメッセージのうちの少なくとも1つを介して送信される、請求項1に記載の第1のデバイス。
  10. 前記経路選択コンテキスト情報は、トリガされたイベントに基づいて、前記第2のデバイスからの要求に基づいて送信される、請求項1に記載の第1のデバイス。
  11. 前記第1のデバイスはリモートユーザ機器又はリレーユーザ機器を備え、前記第2のデバイスは基地局を備える、請求項1に記載の第1のデバイス。
  12. 方法であって、
    第1のデバイスによって、第2のデバイスから第1の経路を介して経路選択コンテキスト構成情報を受信することと、
    前記経路選択コンテキスト構成情報に基づいて、前記第1の経路を介して前記第2のデバイスに経路選択コンテキスト情報を送信することと、
    前記第2のデバイスから前記第1の経路を介してユーザプレーン接続構成情報を受信することと、
    前記ユーザプレーン接続構成情報に基づいて、第2の経路を介して前記第2のデバイスに通信するように前記第1のデバイスを構成することと、
    前記第1の経路を介して前記第2のデバイスに応答を送信することと、を含み、前記応答は、前記ユーザプレーン接続構成の受け入れを示すことと、を含む、方法。
  13. 前記第1の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の直接ワイヤレス通信経路であり、前記第2の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の間接ワイヤレス通信経路である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の間接ワイヤレス通信経路であり、前記第2の経路は、前記第1のデバイスと前記第2のデバイスとの間の直接ワイヤレス通信経路である、請求項2に記載の方法。
  15. 前記第1のデバイスは、リレーワイヤレス送信/受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)又はリモートWTRUを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記経路選択コンテキスト情報は、パラメータのうちの1つ以上を含み、前記パラメータは、バッテリ-状態、負荷状態、電力消費要件、チャネルビジー比、好ましいリレーUEの候補のリスト、又は前記リレーUEを使用するリモートUEの数である、請求項12に記載の方法。
  17. 前記ユーザプレーン接続構成情報は、ベアラ識別子(ID)、前記第1のデバイスのワイヤレス送信/受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit、WTRU)ID、第3のデバイスのWTRU ID、リモートWTRU ID、リレーWTRU ID、サイドリンク接続に関連付けられた無線リンク制御(Radio Link Control、RLC)チャネルマッピング構成、又はトラフィックフローのサービス品質(Quality of Service、QoS)要件を含む、請求項12に記載の方法。
  18. 前記第2のデバイスに通信するように前記第1のデバイスを構成することは、前記第1のデバイスによって、サイドリンク接続を介して第3のデバイスに接続することを更に含む、請求項12に記載の方法。
  19. コンピュータ実行可能命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能命令は、コンピューティングデバイスによって実行されると、前記コンピューティングデバイスに実行させる操作は、
    第1のデバイスによって、第2のデバイスから第1の経路を介して経路選択コンテキスト構成情報を受信することと、
    前記経路選択コンテキスト構成情報に基づいて、前記第1の経路を介して前記第2のデバイスに経路選択コンテキスト情報を送信することと、
    前記第2のデバイスから前記第1の経路を介してユーザプレーン接続構成情報を受信することと、
    前記ユーザプレーン接続構成情報に基づいて、第2の経路を介して前記第2のデバイスに通信するように前記第1のデバイスを構成することと、
    前記第1の経路を介して前記第2のデバイスに応答を送信することと、を含み、前記応答は、前記ユーザプレーン接続構成の受け入れを示すことを含む、コンピュータ可読記憶媒体。
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